JP2009014246A - 電気/ガス式混在空調制御システム - Google Patents

電気/ガス式混在空調制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、GHPを含む空気調和装置の運転制御で、動力源であるエンジンのメンテナンス頻度の低減およびエンジンの寿命を延ばす運転制御を行うことにある。
【解決手段】本発明に係る電気/ガス式混在空調制御システム1は、目標運転時間算出手段31aと、スケジュール作成手段31bと、運転制御手段36とを備える。第1空気調和装置は、電動機を動力源とする。第2空気調和装置は、ガスエンジンを動力源とする。目標運転時間算出手段は、ガスエンジンの運転寿命とガスエンジンの目標運転年数とに基づいて、第2空気調和装置の目標運転時間を算出する。スケジュール作成手段は、目標運転時間と空間を空調する時間帯である空調時間帯とに基づいて、第1空気調和装置と第2空気調和装置との運転スケジュールを作成する。運転制御手段は、運転スケジュールに基づいて、第1空気調和装置と第2空気調和装置とを運転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、それぞれ別系統で同一空間を空調するガス式空気調和装置と電気式空気調和装置とを制御する空調制御システムに関する。
従来、エンジンによって駆動される圧縮機と電動モータによって駆動される圧縮機を並列に組み込んだヒートポンプ式空気調和装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−10291号公報
ところで、電力のデマンド対策およびエネルギーコスト対策の観点から、電気式空気調和装置(EHP)とガス式空気調和装置(GHP)とを組み合わせて空気調和を行う方が、それぞれ単独の場合よりも有利な場合がある。このため、EHPとGHPとを組み合わせて空気調和を行うことが検討されている。
しかしながら、GHPの圧縮機の動力源として利用されているエンジンは、EHPの圧縮機の動力源として利用されている電動機に比べて寿命が短ため、GHPの運転時間が長くなるとメンテナンスを行う頻度が多くなったり、エンジンの交換時期が早まったりする恐れある。
本発明の課題は、GHPを含む空気調和装置の運転制御において、動力源であるエンジンのメンテナンス頻度の低減およびエンジンの寿命を延ばす運転制御を行うことにある。
第1発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、同一の空間を空調する、第1空気調和装置と第2空気調和装置とを、運転制御する。ガス/電気式混在空調制御システムは、目標運転時間算出手段と、スケジュール作成手段と、運転制御手段とを備える。第1空気調和装置は、電動機を動力源とする第1空調系統に属する。第2空気調和装置は、ガスエンジンを動力源とする第2空調系統に属する。目標運転時間算出手段は、ガスエンジンの運転寿命とガスエンジンの目標運転年数とに基づいて、第2空気調和装置の目標運転時間を算出する。スケジュール作成手段は、目標運転時間と空間を空調する時間帯である空調時間帯とに基づいて、第1空気調和装置と第2空気調和装置との運転スケジュールを作成する。運転制御手段は、運転スケジュールに基づいて、第1空気調和装置と第2空気調和装置とを運転させる。
本発明では、ガスエンジンの運転寿命に基づいて第2空気調和装置の目標運転時間を算出し、算出された目標運転時間に基づいて第1空気調和装置と第2空気調和装置との運転スケジュールを作成している。そして、作成された運転スケジュールに基づいて第1空気調和装置と第2空気調和装置とを制御している。
このように、本発明では、第2空気調和装置の運転時間を制限することができるため、ガスエンジンの寿命を延ばすことができる。このため、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。これにより、ユーザは、ガスエンジンのメンテナンスにかかる手間を削減でき、ユーザに係る負担を軽減することができる。
第2発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第1発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、運転時間取得手段と運転時間蓄積手段と空調時間帯導出手段とをさらに備える。運転時間取得手段は、第1空気調和装置と第2空気調和装置との運転時間を運転時間データとして取得する。運転時間蓄積手段は、運転時間取得手段が取得した運転時間データを所定期間蓄積する。空調時間帯導出手段は、運転時間データに基づいて、空調時間帯を導出する。
本発明では、第1空気調和装置と第2空気調和装置との運転時間を計測して、所定期間(例えば1年間)蓄積する。そして、蓄積した運転時間データに基づいて空調時間帯(すなわち、空調が必要な時間帯)を算出する。
したがって、本発明では、このシステムを運用してから所定期間後に、所定期間中に蓄積された運転時間データに基づいて空調時間帯データを導くことができる。このため、ユーザの第1空気調和装置および第2空気調和装置の利用時間帯に対応した運転スケジュールを作成することができる。
第3発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第1発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、空調時間帯は、ユーザが予め設定した時間帯である。
本発明では、例えば、運転時間データなどが無い初期段階の場合(第2発明との併用時)や空調負荷が必要な時間帯が大幅に変更になった場合などに、ユーザが空調時間帯を設定することができる。このため、このような場合にも、第2空気調和装置(GHP)の運転時間を制限しつつ、空調負荷に対する不足がないように適切な時間帯に各空気調和装置を運転することができる。
第4発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第1発明から第3発明のいずれかに係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、目標運転年数は、ユーザが設定変更可能である。
本発明では、例えば、ユーザがキーボードやマウスなどの入力装置を利用するなどして目標運転年数を変更することができる。したがって、ユーザの運転方針に基づいて、運転スケジュールを作成し各空気調和装置を運転させることができる。
第5発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第1発明から第4発明のいずれかに係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、目標運転時間算出手段は、第2空気調和装置の1日ごとの運転時間の目標値である日別目標運転時間を、目標運転時間として算出する。
本発明では、目標運転時間算出手段がガスエンジンの寿命と目標運転年数とから第2空気調和装置の1日ごとの日別目標運転時間を算出している。したがって、ガスエンジンの寿命から導出された日別目標運転時間を超えて第2空気調和装置を運転させることを抑えることができる。このため、ガスエンジンの運転寿命を短縮させることを抑えることができ、また、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
第6発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第5発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、日別目標運転時間は、第2空気調和装置の月ごとの運転時間の目標値である月別目標運転時間に基づいて、目標運転時間算出手段により算出される。
本発明では、例えば、季節が異なる場合には、月別に異なる空調負荷となるため、各空気調和装置(特に第2空気調和装置)の運転時間も異なる。したがって、月別に最適な運転時間を導出した上で、その月ごとに日別目標運転時間を算出させることができる。このため、より無駄のない第1空気調和装置の運転時間を算出することができる。
第7発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第6発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、月別目標運転時間は、第2空気調和装置の1年間の運転時間の目標値である年間目標運転時間と気象情報とに基づいて、目標運転時間算出手段により算出される。
本発明では、月別目標運転時間を、第2空気調和装置の年間目標運転時間と気象情報とに基づいて算出している。ところで、気象条件(例えば気温など)は、月ごとに異なっており、異なる気象条件が空調負荷にも影響する。したがって、年間目標運転時間と気象情報とに基づくことで、月ごとのより最適な第2空気調和装置の運転時間を算出することができる。
第8発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第1発明から第7発明のいずれかに係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、スケジュール作成手段は、ガスエンジンの発停回数が所定回数以下になるように運転スケジュールを作成する。
ガスエンジンの運転寿命やメンテナンスの頻度は、その発停回数にも影響を受ける。本発明では、ガスエンジンの発低回数が所定回数よりも少なくなるように運転スケジュールを作成している。なお、この所定回数は、ガスエンジンの寿命に基づいて決定される。
このように、本発明では、ガスエンジンの発低回数を抑えることができるため、メンテナンス頻度を抑えることができ、ガスエンジンの寿命を延ばすことができる。
第9発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第5発明から第8発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、運転制御手段は、そのときの空間の空調負荷が第2空気調和装置の空調能力を超えている場合に、第2空気調和装置の運転時間が日別目標運転時間を超えても、第2空気調和装置の運転を継続して行わせる。
本発明では、例えば、日別目標運転時間を優先させて第2空気調和装置を停止させると、第1空気調和装置の空調能力をその空間の空調負荷が超える場合には、その空間はユーザにとって不快になる恐れがある。このような場合があるため、第2空気調和装置の運転時間が、その日の日別目標運転時間を超えている場合であっても、空調負荷が第1空気調和装置の空調能力を超えている場合に、第2空気調和装置を停止せずに運転させている。このため、本発明では、ユーザの快適性を優先させて、空間を快適に空調することができる。
第10発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムは、第9発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムであって、目標運転時間算出手段は、前日に第2空気調和装置が日別目標運転時間を超えて運転した場合に、当月の月別目標運転時間と、当日までの当月の第2空気調和装置の運転時間の合計とに基づいて日別目標運転時間を改めて算出する。
第9発明では、第2空気調和装置がその日の日別目標運転時間を超えており、さらにその空間の空調負荷が第1空気調和装置の空調能力を超える場合には、その日の日別目標運転時間を無視して第2空気調和装置を運転させている。本発明では、この次の日の日別目標運転時間を、その月の月別目標運転時間と、その月のその日までの第2空気調和装置の運転時間の合計とに基づいて、日別目標運転時間を改めて算出する。
したがって、その月の月別目標運転時間を上回らないように、極力その月の月別目標運転時間以内の運転時間で第2空気調和装置を運転させることができる。このため、ガスエンジンの運転寿命が短縮することを防ぐことができ、第2空気調和装置のメンテナンス頻度を少なくすることができる。
第1発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、第2空気調和装置の運転時間を制限することができるため、ガスエンジンの寿命を延ばすことができる。このため、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。これにより、ユーザは、ガスエンジンのメンテナンスにかかる手間を削減でき、ユーザに係る負担を軽減することができる。
第2発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、このシステムを運用してから所定期間後に、所定期間中に蓄積された運転時間データに基づいて空調時間帯データを導くことができる。このため、ユーザの第1空気調和装置および第2空気調和装置の利用時間帯に対応した運転スケジュールを作成することができる。
第3発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、例えば、運転時間データなどが無い初期段階の場合(第2発明との併用時)や空調負荷が必要な時間帯が大幅に変更になった場合などに、ユーザが空調時間帯を設定することができる。このため、このような場合にも、第2空気調和装置(GHP)の運転時間を制限しつつ、空調負荷に対する不足がないように適切な時間帯に各空気調和装置を運転することができる。
第4発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、例えば、ユーザがキーボードやマウスなどの入力装置を利用するなどして目標運転年数を変更することができる。したがって、ユーザの運転方針に基づいて、運転スケジュールを作成し各空気調和装置を運転させることができる。
第5発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、ガスエンジンの寿命から導出された日別目標運転時間を超えて第2空気調和装置を運転させることを抑えることができる。このため、ガスエンジンの運転寿命を短縮させることを抑えることができ、また、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
第6発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、月別に最適な運転時間を導出した上で、その月ごとに日別目標運転時間を算出させることができる。このため、より無駄のない第1空気調和装置の運転時間を算出することができる。
第7発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、年間目標運転時間と気象情報とに基づくことで、月ごとのより最適な第2空気調和装置の運転時間を算出することができる。
第8発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、ガスエンジンの発低回数を抑えることができるため、メンテナンス頻度を抑えることができ、ガスエンジンの寿命を延ばすことができる。
第9発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、ユーザの快適性を優先させて、空間を快適に空調することができる。
第10発明に係る電気/ガス式混在空調制御システムでは、その月の月別目標運転時間を上回らないように、極力その月の月別目標運転時間以内の運転時間で第2空気調和装置を運転させることができる。このため、ガスエンジンの運転寿命が短縮することを防ぐことができ、第2空気調和装置のメンテナンス頻度を少なくすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和装置制御システムの実施形態について説明する。
<空気調和装置制御システム>
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置制御システム1の概略構成図である。空気調和装置制御システム1は、電動機(図示せず)を動力源とする電気式空気調和装置4(以下EHP4)と、ガスエンジン(図示せず)を動力源とするガス式空気調和装置5(以下GHP5)との運転制御を行う。なお、この空気調和装置制御システム1に制御されるEHP4とGHP5とは、同一の空間を混在して空調している。ここで、EHP4は、EHP室外機41と、それに接続される複数のEHP室内機42により構成される。また、GHP5は、GHP室外機51と、それに接続される複数のGHP室内機52により接続される。空気調和装置制御システム1は、主に、監視装置2、集中コントローラ3、EHP4、およびGHP5から構成される。
なお、この空気調和装置制御システム1において、EHP4とGHP5とは、集中コントローラ3を介して空調ネットワーク10により監視装置2と接続されている。EHP4とGHP5とは、それぞれ監視装置2または集中コントローラ3によって監視される。
(1)集中コントローラの概略構成
図2に、集中コントローラ3の概略構成図を示す。集中コントローラ3は、データ処理部31と、メモリ32と、表示部(出力部)33と、通信インターフェイス等の通信部34と、入力装置35、制御部36等によって構成されている。
データ処理部31は、メモリ32に記憶される演算プログラムに従って、メモリ32や通信部34から得られる運転データ処理、表示処理等の各種情報を演算処理して規定の情報を導出し、その情報をメモリ32、表示部33、および通信部34に送信する。また、データ処理部31は、目標運転時間算出手段31aとスケジュール作成手段31bと運転時間取得手段31cと空調時間帯導出手段31dとを備えている。ここで、目標運転時間算出手段31aは、後述する年間目標運転時間、月別目標運転時間、および日別目標運転時間を算出する。スケジュール作成手段31bは、月別のEHP4の運転時間帯およびGHP5の運転時間帯を算出する。運転時間取得手段31cは、EHP4とGHP5との運転時間を運転時間データとして取得する。空調時間帯導出手段31dは、運転時間データから空調時間帯を算出する。
メモリ32には、EHP4およびGHP5を制御するために必要な各種制御テーブルT1〜T6(後述参照)、EHP4およびGHP5などとの通信に必要な位置データ、グルーピングデータなどの各空気調和装置4,5に関する情報や各種演算プログラムなどが記憶されている。
表示部33は、メモリ32に記録されているデータに基づいて、データ処理部31からの処理に応じて出力する。
通信部34は、EHP4を制御するEHP制御部43およびGHP5を制御するGHP制御部53と接続されており、EHP4およびGHP5から各種運転データを受信したり、EHP4およびGHP5に各種制御信号を送信したりしている。ここで、EHP制御部43は、EHP室外機41内部に設けられ、EHP4の各種運転制御を行う装置である。また、GHP制御部53は、GHP室外機51内部に設けられ、GHPの各種運転制御を行う装置である。
入力装置35は、ユーザが集中コントローラ3に情報を入力可能な装置であり、各空気調和装置4,5に対して各種設定やその変更などを行うことができる。
制御部36は、メモリ32に記録されている演算プログラムなどにしたがってEHP制御部43またはGHP制御部53を通じて各空気調和装置4,5の制御を行っている。
(2)各種制御テーブル
メモリ32に記憶されている各種制御テーブルT1〜T6には、地域外気温テーブルT1、建物使用業態テーブルT2、第1目標運転時間導出テーブルT3、第1時間帯別負荷率導出テーブルT4、第2目標運転時間導出テーブルT5、および第2時間帯別負荷率導出テーブルT6がある。
以下、各制御テーブルT1〜T6について詳述する。
(地域外気温テーブル)
地域外気温テーブルT1には、図3および図4に示されるように、地域区分と各時間帯別の温度、湿度、およびエンタルピとを関連付けたものと、地域区分と月ごとの平均気温、最高気温、および最低気温とを関連付けたものとの2種類のテーブルがあり、前者を時刻外気温テーブルT1a(図3参照)とし、後者を月間外気温テーブルT1b(図4参照)とする。ここで、時刻外気温テーブルT1aは、さらに夏期(7月〜9月の期間)と冬期(1月〜3月の期間)とに分かれている。なお、ここにいう「地域区分」とは、(日本における)地域を外気温別にレベル1からレベル6までの6段階の外気温レベルに区分けしたもので、最も寒い地域をレベル1とし、最も暖かい地域をレベル6としている。この地域区分は、市区町村単位でレベル分けされている。ここで、外気温レベルを6段階にしているがこれに限るものではない。さらに、地域を外気温レベルに区分けせずにそれぞれの地域ごとの外気温データを利用しても構わない。
(建物使用業態テーブル)
建物使用業態テーブルT2は、図5に示されるように、建物の使用業態にかかる部屋の種類と、冷房および暖房の際のそれぞれの熱負荷を関連付けたものである。なお、ここにいう「建物の使用業態」とは、建物の使用用途をその業態別に分類したものであり、例えば、事務所、銀行、デパート、スーパーマーケット、ホテル、飲食店、公民館、図書館、病院、劇場などに分類される。そして、部屋の種類は、事務所がペリメータ、インテリアなどに分類でき、銀行が営業客室、応接室、ロッカー室などに分類でき、デパートが1階売場、特売場、売場などに分類でき、スーパーマーケットが食料品売場、衣料品売場などに分類でき、ホテルが宴会場、客室(各方角別)などに分類でき、飲食店が客室、厨房などに分類でき、公民館がホール、研修室などに分類でき、図書館が閲覧室、司書室などに分類でき、病院が病室(各方角別)、診療室などに分類でき、劇場が客席、ロビーなどに分類できる。
(第1目標運転時間導出テーブル)
第1目標運転時間導出テーブルT3は、顧客情報入力欄(後述参照)にキーボードまたはマウスなどの入力装置35により入力される顧客情報(後述参照)に基づいて、地域外気温テーブルT1と建物使用業態テーブルT2とから、地域外気温抽出工程、月別空調負荷予測工程、第1重み係数導出工程、第1月別目標運転時間導出工程、および第1日別目標運転時間導出工程を経て作成される。なお、この第1目標運転時間導出テーブルT3には、図6に示されるように、あらかじめ、月フィールド、外気温フィールド、予測負荷フィールド、第1重み係数フィールド、第1月別目標運転時間フィールド、および第1日別目標運転時間フィールドが設けられている。ここで、「月フィールド」には、1から12までの数字があらかじめ挿入されており、それぞれ1月から12月までの月を表している。
地域外気温抽出工程では、入力装置35により入力された空間情報(後述参照)に基づいて、地域外気温テーブルT1から、その地域の熱負荷レベルに基づいた月ごとの外気温データ(月別平均外気温)が抽出され外気温フィールドに挿入される。
月別空調負荷予測工程では、入力装置35により入力された顧客情報(後述参照)と、地域外気温抽出工程により抽出された月別平均外気温とに基づいて、月ごとの予測空調負荷(月別予測空調負荷)が算出される。月別空調負荷予測工程では、建物使用業態テーブルT2から部屋の種類における最大熱負荷と外気温フィールドに挿入された外気温データとに基づいてその時間帯における単位床面積当たりの空調負荷を算出する。そして、単位床面積当たりの空調負荷パターンと空間の床面積とに基づいてその部屋の月別予測空調負荷を算出している。そして、ここで算出された月別予測空調負荷は、予測負荷フィールドに挿入される。
第1重み係数導出工程では、月別空調負荷予測工程で算出された月別予測空調負荷に基づいて全ての(1月から12月までの)月別予測空調負荷の合計である年間予測空調負荷に対する月別予測空調負荷の割合が第1重み係数として算出され第1重み係数フィールドに挿入される。
第1月別目標運転時間導出工程では、入力装置35により入力された目標運転年数(後述参照)とガスエンジン寿命とに基づいて算出される年間目標運転時間に第1重み係数導出工程で算出された第1重み係数を乗ずることで月ごとのGHP5の目標運転時間である第1月別目標運転時間が算出され第1月別目標運転時間フィールドに挿入される。
第1日別目標運転時間導出工程では、入力装置35により入力された月間運転日数(後述参照)と第1月別目標運転時間導出工程で算出された第1月別目標運転時間とに基づいて算出され第1日別目標運転時間フィールドに挿入される。具体的には、第1月別目標運転時間を月間運転日数で除した値の小数点以下を切り捨てて算出される。
(第1時間帯別負荷率導出テーブル)
第1時間帯別負荷率導出テーブルT4は、入力装置35により入力された顧客情報(後述参照)と地域外気温テーブルT1と第1目標運転時間導出テーブルT3とに基づいて、予想気温導出工程、時間帯別予測負荷導出工程、時間帯別負荷率導出工程、および負荷順位導出工程を経て作成される。なお、この第1時間帯別負荷率導出テーブルT4には、図7に示されるように、あらかじめ、空調時間帯フィールド、予想気温フィールド、予測負荷フィールド、負荷率フィールド、および順位フィールドが設けられている。ここで、「空調時間帯フィールド」には、運転時間データに基づく1時間ごとの時間帯が挿入される。例えば、運転時間データで運転時間が8時から20時となっている場合には、8時から20時までの1時間ごとの時間帯が挿入される(図7参照)。
予想気温導出工程では、空調時間帯フィールドに挿入されている時間帯に基づいて、地域外気温テーブルT1からその月の外気温データが抽出され予想気温フィールドに挿入される。
時間帯別予測負荷導出工程では、第1目標運転時間導出テーブルT3の月別予測空調負荷と予想気温導出工程で導出された予想気温とに基づいて空調時間帯ごとの空調負荷(時間帯予測空調負荷)が算出され予測負荷フィールドに挿入される。時間帯予測空調負荷は、第1目標運転時間導出テーブルT3における月別予測空調負荷を月間運転日数で除して得られる1日当たりの予測空調負荷(日別予測空調負荷)を、時間帯別の予想気温に基づいて(重み付けして)算出した時間帯別の空調負荷(時間帯別予測負荷)である。
時間帯別負荷率導出工程では、時間帯別予測負荷導出工程で算出された時間帯別予測負荷に基づいて空調時間帯ごとの負荷率が算出され負荷率フィールドに挿入される。この負荷率は、時間帯予測空調負荷を日別予測空調負荷で乗じたものである。
負荷順位導出工程では、負荷率が高い時間帯の順に順位をつけてその順位が順位フィールドに挿入される。順位は、各時間帯の数だけ付けられ、例えば空調時間帯が8時から20時までの12時間である場合には、各時間帯が1時間単位であるので1から12までの番号が順に振られることになる。
(第2目標運転時間導出テーブル)
第2目標運転時間導出テーブルT5は、GHP5を所定期間(例えば1年間)運用した後にその期間に蓄積された運転データ(ここでは、月ごとの総仕事量)に基づいて、第2重み係数導出工程、第2月別目標運転時間導出工程、および第2日別目標運転時間導出工程を経て作成される。なお、第2目標運転時間導出テーブルT5には、図8に示されるように、あらかじめ、月フィールド、総仕事量フィールド、第2重み係数フィールド、第2月別目標運転時間フィールド、および第2日別目標運転時間フィールドが設けられている。ここで、「月フィールド」には、1から12までの数字があらかじめ挿入されており、それぞれの数字は1月から12月までの月を表している(例えば、月フィールドの4は4月を示す)。また、「総仕事量フィールド」には、過去1年間運用したGHP5の各月における総仕事量(月別総仕事量)が挿入されている。
第2重み係数導出工程では、月別総仕事量に基づいて1月から12月までの月別総仕事量の総和である年間総仕事量に対する各月の月別総仕事量の割合が第2重み係数として算出され第2重み係数フィールドに挿入される。
第2月別目標運転時間導出工程では、入力装置35により入力された目標運転年数(後述参照)とガスエンジン寿命とに基づいて算出される年間目標運転時間に第2重み係数導出工程で算出された第2重み係数を乗ずることで月ごとのGHP5の目標運転時間である第2月別目標運転時間が算出され第2月別目標運転時間フィールドに挿入される。
第2日別目標運転時間導出工程では、入力装置35により入力された月間運転日数(後述参照)と第2月別目標運転時間導出工程で算出された第2月別目標運転時間とに基づいて算出され第2日別目標運転時間フィールドに挿入される。具体的には、第2月別目標運転時間を月間運転日数で除した値の小数点以下を切り捨てて算出される。
(第2時間帯別負荷率導出テーブル)
第2時間帯別負荷率導出テーブルT6は、第2目標運転時間導出テーブルT5と同様にGHP5を所定期間(本実施形態では1年間)運用した後にその期間に蓄積された運転データ(ここでは、空調時間帯ごとの仕事量)に基づいて、時間帯別負荷率導出工程および負荷順位導出工程を経て作成される。なお、第2時間帯別負荷率導出テーブルT6には、図9に示されるように、あらかじめ、空調時間帯フィールド、仕事量フィールド、負荷率フィールド、および順位フィールドが設けられている。ここで、「空調時間帯フィールド」には、所定期間運用時に蓄積された空調時間帯ごとの仕事量に基づいて、そのときの空調時間帯が挿入される。例えば、運転時間データで運転時間が8時から20時となっている場合には、8時から20時までの1時間ごとの時間帯が挿入される(図9参照)。
時間帯別負荷率導出工程では、空調時間帯ごとの仕事量(時間帯別仕事量)に基づいて空調時間帯ごとの負荷率が算出され負荷率フィールドに挿入される。この負荷率は、時間帯別仕事量を1日当たりの仕事量である日別仕事量で乗じたものである。
負荷順位導出工程では、負荷率が高い時間帯の順に順位をつけてその順位が順位フィールドに挿入される。順位は、各時間帯の数だけ付けられ、例えば空調時間帯が8時から20時までの12時間である場合には、各時間帯が1時間単位であるので1から12までの番号が順に振られることになる。
<運転スケジュールの導出>
空気調和装置制御システム1は、運転スケジュールとしてのEHP運転時間帯とGHP運転時間帯とを導出している。EHP運転時間帯は、EHP4の運転が行われる時間帯である。GHP運転時間帯は、GHP5の運転が行われる時間帯であり、各月ごとに算出される。
(1)EHP運転時間帯導出
EHP運転時間帯は、顧客情報入力画面SC1により入力される空調時間帯である。つまり、EHP4は、空調時間帯であって空調負荷がある場合に常に運転することになる。
(2)GHP運転時間帯導出
GHP運転時間帯は、顧客情報入力画面SC1に顧客情報である地域情報、業態情報、空調時間帯、月間運転日数、およびGHP目標運転年数を入力することで、これらの数値と上述した各種制御テーブルT1〜T6とに基づいて算出される。表示される画面には、顧客情報入力画面SC1と、算出されたGHP運転時間帯が表示されるGHP運転時間帯表示画面SC2とがある。以下、図10,図11に基づいて各画面について説明する。
(顧客情報入力画面)
図10は、顧客情報入力画面SC1を表す図である。まず、顧客情報入力画面SC1において、顧客情報である地域情報、業態情報、空調時間帯、月間運転日数、およびGHP目標運転年数を入力する。地域情報は、最上段のプルダウンボタンPD1により、空調設備を導入する空間が属する建物の地域情報を地域入力欄EB1に入力できる。なお、ここで地域情報を都道府県単位で入力できるが、これに限るものではなく、例えば郵便番号を入力するなどして市区町村単位で選択できるようにしても構わない。業態情報は、2段目のプルダウンボタンPD2により、建物の使用業態を業態入力欄EB2に入力できる。空調時間帯情報は、空調開始時間と空調終了時間とをそれぞれプルダウンボタンPD3,PD4により、空調時間帯入力欄EB3に入力できる。なお、空調開始時間および空調終了時間は、10分単位の時間を選択できる。月間運転日数は、テキスト入力欄である月間運転日数入力欄EB4に入力できる。ここでは、1ヶ月間に空調設備を運転させる日数を入力する。なお、月間運転日数は上限が30日であり、30日をこえる数値を入力するとエラー表示される。目標運転年数は、テキスト入力欄である目標運転年数入力欄EB5に入力できる。ここで、目標運転年数は初期状態では15年となっている。なお、目標運転年数は上限が20年であり、20年を超える数値を入力するとエラー表示される。最後に、地域情報と部屋数と業態情報とを入力し終えたら、顧客情報入力画面SC1右下のOKボタンB11を選択する。これにより、次画面のGHP運転時間帯表示画面SC2に遷移することになる。ところで、OKボタンB11の右側にクリアボタンB12があるが、このクリアボタンB12を選択すると入力した地域情報、業態情報、空調時間帯、月間運転日数、およびGHP目標運転年数をクリアできる。
(GHP運転時間帯表示画面)
図11は、GHP運転時間帯表示画面SC2を表す図である。GHP運転時間帯表示画面SC2では、月ごとに、1月ボタンSB1、2月ボタンSB2、3月ボタンSB3、4月ボタンSB4、5月ボタンSB5、6月ボタンSB6、7月ボタンSB7、8月ボタンSB8、9月ボタンSB9、10月ボタンSB10、11月ボタンSB11、および12月ボタンSB12を選択することで、選択したボタンに対応する月のGHP運転時間帯を表示させることができる。例えば、7月ボタンSB7を選択すると、7月ボタンSB7が選択表示(白抜きの2重円の内側の円が黒塗り表示)され、7月のGHP運転時間帯である12:00〜18:00が表示されることになる。ここで、GHP運転時間帯は、日別目標運転時間と順位とから決定されており、日別目標運転時間の数値以下の順位となっている時間帯が選択されている。例えば、7月の場合には、日別目標運転時間が6となっているため、順位が6以下の時間帯が選択される。このため、12:00〜18:00が7月のGHP運転時間帯となる。
<GHP運転時間制御>
上述のように導出された各種制御テーブルT1〜T6と顧客情報入力画面SC1により入力される顧客情報とから、GHP運転時間制御が行われる。GHP運転時間制御は、本発明に係るEHP4とGHP5とを同一空間で空調させる際に、EHP4の動力源である電動機の寿命よりも、GHP5の動力源であるガスエンジン寿命が短いために、GHP5のメンテナンス頻度を抑制するためにガスエンジン寿命と目標運転年数とに基づいて運転時間を制限する制御である。そして、GHP運転時間制御には、初期状態から所定期間(本実施形態では1年間)行われる初期GHP運転時間制御と、所定期間後から行われるデータ利用GHP運転時間制御とがある。
初期GHP運転時間制御は、本発明に係る電気/ガス式混在空調制御システム導入時から1年間行われる制御である。初期GHP運転時間制御では、GHP運転時間帯は、顧客情報入力画面SC1により入力された顧客情報、地域外気温テーブルT1、建物使用業態テーブルT2、第1目標運転時間導出テーブルT3、および第1時間帯別負荷率導出テーブルT4から導出される。
データ利用GHP運転時間制御は、本発明に係る電気/ガス式混在空調制御システム導入時の1年後から行われる制御である。データ利用GHP運転時間制御では、GHP運転時間帯は、顧客情報入力画面SC1により入力された顧客情報、第2目標運転時間導出テーブルT5、および第2時間帯別負荷率導出テーブルT6から導出される。
すなわち、初期GHP運転時間制御では、地域外気温テーブルT1および建物使用業態テーブルT2から各月、各時間帯の空調負荷を予測してGHP運転時間帯を導出しており、データ利用GHP運転時間制御では、初期GHP運転時間制御中の1年間に空調負荷などの運転データを蓄積し、蓄積された運転データに基づいてGHP運転時間帯を導出している。
<特徴>
(1)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、ガスエンジン寿命に基づいてGHP5の目標運転時間を算出し、算出された目標運転時間に基づいてEHP4とGHP5との運転スケジュール(EHP運転時間帯およびGHP運転時間帯)を作成している。そして、作成された運転スケジュールに基づいてEHP4とGHP5とを制御している。
このように、本発明ではGHP5の運転時間を制限することができるため、ガスエンジン寿命を延ばすことができる。このため、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。これにより、ユーザは、ガスエンジンのメンテナンスにかかる手間を削減でき、ユーザに係る負担を軽減することができる。
(2)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1は、EHP4とGHP5との運転時間(時間帯別の運転の有無)を計測して、所定期間(本実施形態では1年間)メモリ32に蓄積する。具体的には、第2目標運転時間導出テーブルT5および第2時間帯別負荷率導出テーブルT6を作成している。そして、第2目標運転時間導出テーブルT5および第2時間帯別負荷率導出テーブルT6に基づいて空調時間帯(すなわち、空調が必要な時間帯)を算出する。
したがって、空気調和装置制御システム1では、このシステムを運用してから1年後に、システムを運用開始から1年間に蓄積された運転データ(第2目標運転時間導出テーブルT5および第2時間帯別負荷率導出テーブルT6)に基づいて空調時間帯データを導くことができる。このため、ユーザのEHP4およびGHP5の利用時間帯に対応した運転スケジュールを作成することができる。
(3)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、例えば、運転データなどが無い初期段階の場合や空調負荷が必要な時間帯が大幅に変更になった場合などに、ユーザが空調時間帯を設定することができる。このため、このような場合にも、GHP5の運転時間を制限しつつ、空調負荷に対する不足がないように適切な時間帯に各空気調和装置4,5を運転することができる。
(4)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、例えば、ユーザがキーボードやマウスなどの入力装置35を利用するなどして目標運転年数を変更することができる。したがって、ユーザは、ユーザのニーズにあった運転方針に基づいて、運転スケジュールを作成し各空気調和装置4,5を運転させることができる。
(5)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、目標運転時間算出手段31aがガスエンジン寿命と目標運転年数とに基づいて、GHP5の1日ごとの日別目標運転時間を算出している。
したがって、ガスエンジン寿命から導出された日別目標運転時間を超えてGHP5を運転させることを抑えることができる。このため、無駄にGHP5を運転することでガスエンジン寿命を短縮させることを抑えることができ、また、ガスエンジンのメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
(6)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、例えば、季節などの時期が異なる場合には、最高気温や最低気温などの気温が変化するため月別に異なる空調負荷となる。このため、各空気調和装置4,5(特にGHP5)の運転時間も異なることになる。本実施形態では、予測した月別の空調負荷や1年間蓄積した月別の空調負荷に応じて、月ごとに重み付けして月別の目標運転時間を算出している。
したがって、月別に最適な目標運転時間(月別目標運転時間)を導出した上で、その月ごとに日別目標運転時間を算出させることができる。このため、より無駄のないGHP5の運転時間を算出することができる。
(7)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、月別目標運転時間を、GHP5の年間目標運転時間と地域外気温テーブルT1とに基づいて算出している。ところで、気象条件(例えば気温など)は、月ごとに異なっており、異なる気象条件が空調負荷にも影響する。したがって、年間目標運転時間と気象情報とに基づくことで、月ごとのより最適なGHP5の運転時間を算出することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、初期GHP運転時間制御において、あらかじめメモリ32に記録されている地域外気温テーブルT1を利用して空調負荷を予測しているが、ネットワークを通じて地域外気温テーブルT1に相当する気象情報を外部から取得しても構わない。
また、ネットワークを通じて気象情報を取得できる場合、その日の気象情報に応じて当日のGHP運転時間帯を決定しても構わない。この場合は、当日の気象情報からその日の負荷率を算出して、順位を決定することで、GHP運転時間帯を導出することになる。これにより、その日の気温の上昇の仕方などに応じてGHP運転時間帯を決定することができるため、より効率良くGHP5を利用することができる。
(2)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、日別目標運転時間を優先させてGHP5を制御しているため、EHP4の空調能力をその空間の空調負荷が超えている状態であっても、GHP運転時間帯をすぎるとGHP5を停止させることになるが、これに限らない。GHP運転時間帯以外の時間帯であっても、EHP4の空調能力をその空間の空調負荷が超える場合には、GHP5を運転させても構わない。これにより、本発明では、ユーザの快適性を優先させて、空間を快適に空調することができる。
また、GHP運転時間帯以外の時間帯にGHP5を運転させる場合には、この次の日以降の日別目標運転時間を、その月の月別目標運転時間と、その月のその日までのGHP5の運転時間の累積合計とに基づいて、日別目標運転時間を改めて算出させる。
具体的には、7月の日別目標運転時間は、6時間であり、7月1日から7月5日まで各空気調和装置4,5を運転しており、7月5日に9時間運転したとし、7月1日から7月5日までのGHP5の累積運転時間が32時間であったとする。ここで、7月の月別目標運転時間が120時間であったとすると、月別目標運転時間の120時間から累積運転時間32時間を減じて残目標運転時間は88時間となる。この残目標運転時間の88時間を残りの運転日数の15日間(月間運転日数が20日の場合で算出)で除して、新日別目標運転時間として5時間(小数点以下を切り捨てるため)となる。
このため、その月の月別目標運転時間を上回らないように、極力その月の月別目標運転時間以内の運転時間でGHP5を運転させることができる。このため、ガスエンジン寿命が短縮することを防ぐことができ、GHP5のメンテナンス頻度を少なくすることができる。
(3)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、GHP5のガスエンジン寿命を延ばす制御としてGHP運転時間を制御しているが、これに限らず、ガスエンジンの発停回数を制限するように制御しても構わない。この場合は、EHP4をベースにGHP5の出力を空調負荷に応じて変化させるのではなくて、GHP5の運転状態の場合にはGHP5をベースにしてEHP4の出力を空調負荷に応じて変化させて空調負荷に対応する空調を行うことになる。
ガスエンジン寿命やガスエンジンのメンテナンスの頻度は、その発停回数にも影響を受ける。本実施形態の係る空気調和装置制御システム1では、ガスエンジンの発低回数が所定回数よりも少なくなるように運転スケジュールを作成している。なお、この所定回数は、ガスエンジン寿命に基づいて決定される。このように本発明ではガスエンジンの発低回数を抑えることができるため、メンテナンス頻度を抑えることができ、ガスエンジン寿命を延ばすことができる。
(4)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、日別目標運転時間の導出方法で、小数点以下を切り捨てて1時間単位の時間にしているがこれに限らず、30分単位、20分単位、10分単位で導出しても構わない。
(5)
本実施形態に係る空気調和装置制御システム1では、集中コントローラ3において、運転スケジュールの導出や、運転スケジュールに基づくEHP4およびGHP5の運転制御が行われているが、これに限らず、監視装置2によって行われていても構わない。
本発明に係る空気調和装置制御システムは、ガスエンジンのメンテナンスにかかる手間を削減でき、ユーザに係る負担を軽減することができ、それぞれ別系統で同一空間を空調するGHPとEHPとを制御する空調制御システム等として有用である。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置制御システムの概略構成図。 集中コントローラの概略構成図。 時刻外気温テーブルを示す図。 月間外気温テーブルを示す図。 建物使用業態テーブルを示す図。 第1目標運転時間導出テーブルを示す図。 第1時間帯別負荷率導出テーブルを示す図。 第2目標運転時間導出テーブルを示す図。 第2時間帯別負荷率導出テーブルを示す図。 顧客情報入力画面を表す図。 GHP運転時間帯表示画面を表す図。
符号の説明
1 空気調和装置制御システム(電気/ガス式混在空調制御システム)
31a 目標運転時間導出手段
31b スケジュール作成手段
31c 運転時間取得手段
31d 空調時間帯導出手段
32 メモリ(運転時間蓄積手段)
36 制御部(運転制御手段)

Claims (10)

  1. 同一の空間を空調する、電動機を動力源とする第1空調系統に属する第1空気調和装置と、ガスエンジンを動力源とする第2空調系統に属する第2空気調和装置とを、運転制御する電気/ガス式混在空調制御システムであって、
    前記ガスエンジンの運転寿命と前記ガスエンジンの目標運転年数とに基づいて、前記第2空気調和装置の目標運転時間を算出する目標運転時間算出手段(31a)と、
    前記目標運転時間と前記空間を空調する時間帯である空調時間帯とに基づいて、前記第1空気調和装置と前記第2空気調和装置との運転スケジュールを作成するスケジュール作成手段(31b)と、
    前記運転スケジュールに基づいて、前記第1空気調和装置と前記第2空気調和装置とを運転させる運転制御手段(36)と、
    を備える、
    電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  2. 前記第1空気調和装置と前記第2空気調和装置との運転時間を運転時間データとして取得する運転時間取得手段(31c)と、
    前記運転時間取得手段が取得した前記運転時間データを所定期間蓄積する運転時間蓄積手段(32)と、
    前記運転時間データに基づいて、前記空調時間帯を導出する空調時間帯導出手段(31d)と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  3. 前記空調時間帯は、ユーザが予め設定した時間帯である、
    請求項1に記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  4. 前記目標運転年数は、ユーザが設定変更可能である、
    請求項1から3のいずれかに記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  5. 前記目標運転時間算出手段は、前記第2空気調和装置の1日ごとの運転時間の目標値である日別目標運転時間を、前記目標運転時間として算出する、
    請求項1から4のいずれかに記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  6. 前記日別目標運転時間は、前記第2空気調和装置の月別の運転時間の目標値である月別目標運転時間に基づいて、前記目標運転時間算出手段により算出される、
    請求項5に記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  7. 前記月別目標運転時間は、前記第2空気調和装置の1年間の運転時間の目標値である年間目標運転時間と気象情報とに基づいて、前記目標運転時間算出手段により算出される、
    請求項6に記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  8. 前記スケジュール作成手段は、前記ガスエンジンの発停回数が所定回数以下になるように前記運転スケジュールを作成する、
    請求項1から7のいずれかに記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  9. 前記運転制御手段は、そのときの前記空間の空調負荷が前記第2空気調和装置の空調能力を超えている場合に、前記第2空気調和装置の運転時間が前記日別目標運転時間を超えても、前記第2空気調和装置の運転を継続して行わせる、
    請求項5から8のいずれかに記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
  10. 前記目標運転時間算出手段は、前日に前記第2空気調和装置が前記日別目標運転時間を超えて運転した場合に、当月の月別目標運転時間と、当日までの当月の前記第2空気調和装置の運転時間の合計とに基づいて日別目標運転時間を改めて算出する、
    請求項9に記載の電気/ガス式混在空調制御システム(1)。
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