JPWO2013133344A1 - 化粧料塗布具 - Google Patents

化粧料塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013133344A1
JPWO2013133344A1 JP2014503526A JP2014503526A JPWO2013133344A1 JP WO2013133344 A1 JPWO2013133344 A1 JP WO2013133344A1 JP 2014503526 A JP2014503526 A JP 2014503526A JP 2014503526 A JP2014503526 A JP 2014503526A JP WO2013133344 A1 JPWO2013133344 A1 JP WO2013133344A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic
cosmetic applicator
amount
applicator
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014503526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6508815B2 (ja
Inventor
宗十 西村
宗十 西村
裕子 中西
裕子 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiki Corp Ltd
Original Assignee
Taiki Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiki Corp Ltd filed Critical Taiki Corp Ltd
Publication of JPWO2013133344A1 publication Critical patent/JPWO2013133344A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6508815B2 publication Critical patent/JP6508815B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D33/00Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
    • A45D33/34Powder-puffs, e.g. with installed container
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D34/00Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
    • A45D34/04Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
    • A45D34/042Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball using a brush or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/26Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/10Details of applicators
    • A45D2200/1009Applicators comprising a pad, tissue, sponge, or the like
    • A45D2200/1018Applicators comprising a pad, tissue, sponge, or the like comprising a pad, i.e. a cushion-like mass of soft material, with or without gripping means

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

化粧料塗布具の塗布部表面の粗さを検討して、塗布部表面に化粧料が堆積する量をさらに削減させること、そのために塗布部表面に付着させた化粧料をさらに確実に皮膚表面に転着させるため、塗布部表面の算術平均粗さRaが10μm以下である化粧料塗布具とした。

Description

本発明は、チップやスポンジ等の化粧料塗布具に関する。
化粧料塗布具としてチップやスポンジ等、粉末状や液状の化粧料を塗布するための用具が従来広く使用されている。
このような塗布具においては、使用を継続するうちに塗布面に化粧料が付着し、さらに堆積していくことにより塗布部表面が汚れた外観を呈することになる。加えて、そのように化粧料が塗布面に堆積することにより、化粧時において化粧料を塗布面に付着させることができる量が低下すると共に、皮膚表面に化粧料を転着させる量も低下してしまう。
このため、化粧を行う際に新品の塗布具と比較して、転着させる操作をより多く行う必要が生じている。
衛生面等を考慮しても、特に液状化粧料を塗布する場合には、その化粧料が塗布具内部にまで浸透してしまうので、塗布具内部に雑菌が繁殖しやすくなってしまう。
特にクリームアイシャドウのようにクリーム状化粧料の場合には、通常のチップのように表面にエンボスや多孔性の凹凸を有していると、その凹部に化粧料が入り込んでしまい、化粧時に皮膚表面へのリリースが良好ではない。
また、一度使用すると化粧料塗布具内部に化粧料が浸透するので、1つの化粧料塗布具を異なる種類や色等の化粧料に使用すると、浸透していたこれらの化粧料が化粧料塗布具表面に浮き出てきて、別の化粧料と混合されて皮膚表面に転着される可能性があり、目的とした化粧をすることが困難になりかねない。
そのため、色を含めた化粧料の種類毎に化粧料塗布具を用意することが必要になり、特に携帯用化粧セットとした場合に嵩張る等の不具合も発生する。
このような公知の化粧料塗布具としては、例えば、特許文献1に記載された、表面に90%以上が0.2〜2mmの孔径の気泡が形成された化粧用パフがあり、これによると適度なファンデーション保持力を有するものとすることができる。さらに、特許文献2には、液状化粧料塗布具として、ラテックスフォームからなるものが記載されているが、化粧料の保持、リリース性にまで言及するものではない。
特許文献3には、特定の撥水撥油剤が混練された原料より得られたミクロポーラスウレタン樹脂材料からなる化粧用スポンジパフが記載されており、このパフによると液状化粧料がパフ内部に吸収されることを防止できることが記載されている。
特許文献4には、その上に複数回分の化粧料を担持した樹脂フィルムからなる化粧料担持層が中心線平均粗さ3.5〜10μmの表面粗さを有するものとすることにより、使用時に化粧料の脱落を防止し、かつ化粧料の掻き取り残りが目立たないようにすることが可能となることが記載されているが、そもそも、この文献に記載の物品は試供品用のコンパクトそのものである。
特開平4−144505号公報 特開2003−192826号公報 特開平6−284924号公報 特開2006−198217号公報
上記の特許文献1及び2に記載されたような化粧料塗布具は、その内部に化粧料が浸透することを防止したり、皮膚表面に対するリリース性を考慮したりするものではなく、単に表面の凹凸によって化粧料を担持し、皮膚表面にリリースさせるものに過ぎない。
そのような化粧料塗布具は、上記のように、使用を継続することにより、塗布部表面に化粧料が付着しさらに堆積して塗布部表面が汚れた外観を呈することになる。加えて、そのように化粧料が塗布部表面に堆積することにより、化粧時において化粧料を塗布部表面に付着させることができる量が低下すると共に、皮膚表面に化粧料を転着させる量も低下してしまう。
これに対して、特許文献3に記載の発明のように、撥水撥油剤が混練された原料から得られた材料から化粧用スポンジパフを形成させることにより、スポンジパフ表面に化粧料が残ることなく化粧を継続できるようにする手段もあるが、そのようなスポンジパフ表面は依然として従来通りの凹凸形状であり、使用後にスポンジパフ表面の凹部に残存する化粧料は比較的多い状態であった。
本発明は、そのような状況に鑑みて、化粧料塗布具表面の粗さを検討して、化粧料塗布具表面に化粧料が堆積する量をさらに削減させること、そのために化粧料塗布具表面に付着した化粧料をさらに確実に皮膚表面に転着させること、また、異なる種類の化粧料を1つの化粧料塗布具で確実に化粧できるようにすることを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決して、化粧料を十分に担持でき、かつ可能な限り化粧料塗布具表面に化粧料を堆積させることが無く塗布することができる化粧料塗布具に係る以下の発明である。
1.表面の算術平均粗さRaが10μm以下である化粧料塗布具。
2.表面の最大高さRzが100μm以下である化粧料塗布具。
3.表面の最大高さRzが80μm以下である1記載の化粧料塗布具。
4.前記化粧料塗布具は、弾性体の基体で化粧料塗布部が構成されている1〜3のいずれかに記載の化粧料塗布具。
5.前記弾性体がスポンジ或いはポリウレタンフォームで構成されている1〜4のいずれかに記載の化粧料塗布具。
6.前記弾性体の基体表面にシートが張り合わされている4又は5に記載の化粧料塗布具。
7.前記シートが厚さ15μm以下のポリウレタンフィルムである6に記載の化粧料塗布具。
8.化粧料塗布具表面に付着した化粧料の量で、リリース量は化粧料塗布具表面に付着した化粧料が肌に塗布されて、化粧料塗布具から肌表面に移された量を除いた値であるリリース比が、85.0%以上である1〜7のいずれかに記載の化粧料塗布具。
9.チップ、パフ、或いは、指先を挿入可能な袋状の形状である1〜8のいずれかに記載の化粧料塗布具。
本発明によると、液状化粧料及び粉末状化粧料、あるいはクリーム状化粧料を問わず、化粧料塗布具表面に十分な量の化粧料を担持し、かつ皮膚表面に塗布した後には、その化粧料塗布具に残存する化粧料の量を可能な限り少なくすることにより、ひいては使用を継続するにつれて化粧料塗布具表面に堆積する化粧料の量を削減し、かつその残存する化粧料に雑菌が繁殖すること等を防止する効果を奏する。
そのため、化粧料をムラなく皮膚表面にきれいに伸ばすことができ、使用後に化粧料が付着して汚れた場合には、ティッシュペーパー等によって簡単に拭き取ることにより元のきれいな表面とすることができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について具体的に説明する。
(化粧料塗布具)
本発明における化粧料塗布具としては、まぶた、唇、睫毛、眉などメーキャップ・スキンケア等に使用するためのチップ、ファンデーション等を塗布するためのスポンジ、パフ等のこれまで多孔性等表面に凹凸を設けてなる素材により形成されている化粧料塗布具、さらに、指先に嵌めることによって化粧料塗布部を指先に固定して使用する袋状の化粧料塗布具、さらには、チークやアイシャドウ等を塗布するための化粧料塗布具等であって、必要により手指にて支持される、支持具にて支持された基体自体、あるいは該基体表面を被覆してなる化粧料塗布部表面層を備えた化粧料塗布具である。
特に該袋状の化粧料塗布具は指紋がつかず素早く簡単に塗布可能であり、指先を挿入して使用するのでより指先に固定できる。
また使用される化粧料としては、粉末状、液状、クリーム状等、形状を問わず、皮膚表面に化粧料を付着させた後に塗り拡げるように使用しても良いが、特に多孔性の化粧料塗布具に浸透しやすい液状やクリーム状の化粧料の塗布に使用することが望ましい。
本発明の化粧料塗布具の塗布部表面に化粧料を付着させた後に、該化粧料を皮膚表面や毛に付けながら塗り拡げることもできる。
本発明の化粧料塗布具の塗布部表面の粗さに関しては、その表面の算術平均粗さRaが10μm以下であることが必要であり、好ましくは7.0μm以下、さらに好ましくは5.0μm以下である。又はその表面の最大高さRzが100μm以下、好ましくは80μm以下、さらに好ましくは65μm以下である。
塗布部表面の算術平均粗さRaが10μmを超える場合、又は表面の最大高さRzが100μmを超える場合には、十分な量の粉末状や液状の化粧料を担持させることは可能であるが、担持させた量の化粧料を確実に皮膚表面に拡げて転着させることが困難であり、化粧料塗布具の塗布部表面には皮膚表面に転着できない化粧料が多く残存することになる。そして、この化粧料塗布具を使用するにつれて化粧料が堆積し、さらに塗布部表面から内面に化粧料が蓄積されることになる。
(所定のRa及びRzとする手段)
該基体表面自体を化粧料塗布具の塗布部表面とする場合には、該基体表面の算術平均粗さRa又は最大高さRzを本発明にて規定する範囲内とすることが必要である。化粧料塗布具の基体として従来から使用されている公知のスポンジ等を選択する場合には、そのスポンジ等の表面は本発明が意図する化粧料塗布具の塗布部表面よりも粗いので、その表面の粗さを加工により小さくして本発明にて規定するRaやRzの範囲内とする。
そのために、スポンジ等の表面にコーティング材料を充填するなどして、元来存在していた表面凹部を埋めることにより、表面の粗さを本発明中のRaやRzの範囲とする手段、スポンジ表面を熱処理する等して軟化させ、軟化された状態において、スポンジ等の表面に押圧を与えることにより凸部を低くして表面の粗さを本発明中のRaやRzの範囲とする手段、あるいは極めて微細な気泡を有するスポンジ等を用意し、このスポンジ等の表面を平滑に切断することにより、切断面に生じる微細な凹凸表面の粗さを本発明中のRaやRzの範囲とする手段を採用できる。
また、本発明の算術平均粗さRaや最大高さRzを備えた化粧料塗布具とするために、上記のようにスポンジ等を加工して得る手段に代えて、化粧料塗布具の塗布部表面を樹脂により金型にて成形する際に、その金型の内面を本発明中のRaやRzの範囲を満たすようにしておくこともできる。また、表面が本発明中のRaやRzの範囲を満たす平面に樹脂溶液を流延し、乾燥や硬化させることにより固化・成形させてなるシート状物を製造することにより得ることもできる。
これらの方法により得られた塗布部の表面やシート状物の表面は、金型の内面や平面の凹凸を転写したような表面となるので、成形工程のみにより所望のRaやRzを満たす化粧料塗布具の塗布部表面を得ることができる。
そしてこれらの手段により得られた成形体やシート状物は、基体とその表面に塗布部表面を備えたものである。
そして、得られた成形体やシート状物等の表面自体によって化粧料塗布具とすることも可能であるが、該表面を有するシート状物等を、支持体の表面に接着などの手段により被覆させることによって化粧料塗布具とし、その表面を塗布部表面とする場合には、該支持体としてスポンジ等の従来化粧料塗布具に使用されてきた支持体用材料を採用することができる。特にパフのようにある程度の厚みを要する化粧料塗布具の場合には、スポンジや無孔質の弾性体等の基体用材料の表面にシート状物(フィルム状物)等の塗布部表面層を貼り合わせる等することにより製造する。
また、化粧用チップのように比較的薄い化粧料塗布具の場合には、例えば、ポリウレタン樹脂等の柔軟性を示すスポンジや無孔質の弾性体の片面に、ホットメルト接着剤等によりシート状物を貼り合わせることにより得ることができる。
また、厚さが15μm以下、好ましくは13μm以下、さらに好ましくは11μm以下の極薄のシート状物等の塗布部表面層を、柔軟性を示すスポンジや弾性体等に、接着や熱圧着により積層させてなる積層体を2つ用意し、これらの積層体の該柔軟性を示すスポンジや弾性体同士を直接又は支持体を介して貼りあわせることにより外面に化粧料の塗布部表面が設けられた化粧料塗布具を得ることができる。もちろん必要に応じて該支持体として指で摘むための棒状等の把持部を採用することもできる。
なお、上記の特にパフのようにある程度の厚みを要する化粧料塗布具や、化粧用チップのように比較的薄い化粧料塗布具のいずれの場合においても、基体用材料表面が凹凸を有する場合には、その表面に基体を含む積層体を貼り合わせることにより、その基体表面の凹凸とシート状物の凹凸が複合して本発明の特定のRaやRzとするものである。また、基体表面が平滑である場合には、その上に張り合わされる極薄のシート状物表面の凹凸によって特定のRaとRzが形成されるようにすることもできる。
なお、スポンジ等の表面にコーティング材料を充填するなどして、元来存在していた表面凹部を埋めることにより、表面の粗さを本発明中のRaやRzの範囲とする手段は、塗布部表面層を形成させる目的で基体を被覆するために、該表面凹部を有する基体の表面に極薄のシート状物等の原料となる塗布液を塗布し、この塗布液が基体の該表面凹部を埋めるように固化させることによって、得られた化粧料塗布具の塗布部表面の粗さを小さくして、結果的に本発明にて規定する程度のRaやRzとする手段を採用できる。
このように基体の表面に極薄のシート状物等を被覆することによって、塗布部表面が本発明中の表面の粗さに関する規定を備えた化粧料塗布具を得ることができる。そのときには、該シート状物等自体が本発明中の表面粗さの範囲を備えることが必要である。
本発明の化粧料塗布具の塗布部表面を構成する材料、及び極薄のシート状物等の塗布部表面を構成する材料自体としては特に限定されず、成形してなるポリウレタン樹脂からなる極薄のシート状物等、流延してなる樹脂シートを使用することができる。もちろん表面凹部にコーティング材料を充填する等して平滑化させることを前提にしてフォーム状物を採用することもできる。
本発明の化粧料塗布具は、その表面に化粧料を一旦付着(キャッチ)させ、これを肌に移す(リリース)ことによって化粧を行う用具であり、一旦付着した化粧料のうち多くの化粧料を肌に移すことができるものである。このとき可能な限り多くの化粧料を肌表面に移すことが必要であり、使用者は肌表面に移される化粧料を正確に見込みながら、化粧料を化粧料塗布具表面に付着させることができる。
この多くの化粧料を肌に移す指標としては、化粧料塗布具表面に付着した化粧料の重量で、リリース量は化粧料塗布具表面に付着した化粧料が肌に塗布されて化粧料塗布具から肌表面に移された重量を除した値であるリリース比で示すことができる。本発明においては、そのリリース比として85.0%以上が好ましく、さらに好ましくは88%以上、より好ましくは90%以上である。
そして、使用後の化粧料塗布具表面に残る化粧料の量が少ないほど、言い換えれば、リリース比が高く、より多くの化粧料を肌表面に移すことができるほど、塗布具表面をきれいな状態としながら、次回の使用時まで化粧料塗布具を保管することができ、その表面の菌の繁殖や、落ちにくい汚れの堆積を防止することができる。
特に本発明の化粧料塗布具は、使用後に洗浄しなくても、例えばティシュペーパーにより拭き取るのみでも十分にきれいな状態とすることができる。
(実施例1及び比較例1〜6)
表1に示す各表面素材からなるチップを用意し、それぞれのチップの表面の算術平均粗さRaと最大高さRzを求めた。この算術平均粗さRaと最大高さRzは、KEYENCEカラー3Dレーザ顕微鏡VK−8700を測定装置として採用して求めた。
次いで、各チップの表面にクリーム状化粧料「マキアージュ アイカラーN」(株式会社資生堂)を2mgとなるようにのせ、つまり、各チップ表面には同じ量のクリーム状化粧料をのせて、これを皮膚表面に転着させた。使用後のチップの重量を測定することによって、皮膚表面に転着した化粧料の量を求めた。この測定を5回行ってその平均値を求めた。
ウレタンフィルム1:通常の化粧料塗布具に用いられている乾式ポリウレタンフォーム(厚さ3mm)の表面にフラットなフィルムである「ウレタンフィルム(厚さ9〜10μm、株式会社ダイニチ)」をホットメルトで接着させ、常法により作成したチップ。下記表2に示すようにウレタンフィルム1表面の任意の10点のRaとRzを測定して、平均でRaが4.67μm、Rzが60.70μmであることを確認した。
また、比較例1〜6にて使用した表面素材についても同様にしてRa及びRzの値を求めた。
シリコン1:市販のシリコンチップ(Ra 10.13μm、Rz 339.91μm)
シリコン2:市販のシリコンチップ(Ra 11.58μm、Rz 254.39μm)
ウレタンフィルム2:通常の化粧料塗布具に用いられている乾式ポリウレタンフォーム(厚さ3mm)の表面に凹凸のあるウレタンフィルム(厚さ16μm)をホットメルトで接着させ、常法により作成したチップ。(Ra 20.39μm、Rz 210.08μm)
ウレタンフィルム3:通常の化粧料塗布具に用いられている乾式ポリウレタンフォーム(厚さ3mm)の表面に凹凸のあるウレタンフィルム(厚さ18μm)をホットメルトで接着させ、常法により作成したチップ。(Ra 25.14μm、Rz 384.58μm)
ウレタンフォーム:塗布部表面が凹凸な乾式ポリウレタンフォームであるチップ。(Ra 58.93μm、Rz 650.05μm)
ウレタンシート:塗布部表面が凹凸な湿式ポリウレタンシートであるチップ。(タフタ生地により離型されて製造された表層面を持つため他の比較例よりも表面粗さが小さい。)(Ra 17.95μm、Rz 238.48μm)
上記の例によると、各チップにクリーム状化粧料を同一の量付着させた場合には、本発明に沿った実施例1はリリース比=リリース量/キャッチ量(キャッチ量は化粧料塗布具表面に付着した化粧料の量、リリース量は化粧料塗布具表面に付着した化粧料が肌に塗布されて、化粧料塗布具から肌表面に移された量)が91.0%と極めて高く、比較例1〜6の結果の中でも最も優れた比較例2の72.0%と比較しても明らかに優れたリリース比を示している。実施例1にて使用した材料とウレタン系で共通する比較例3〜6の結果と比べてもリリース比が高い。このことから、本発明による効果はチップ表面の樹脂の種類ではなく、チップ表面の粗さに関する性質によるものであることが解る。
実施例2及び比較例7〜9においては、上記の実施例及び比較例とは異なり、実際に行う化粧条件により近い条件下にて実験を行った。使用者が手に化粧料塗布具を持ち、クリーム状化粧料を化粧料塗布具の塗布部表面にキャッチし、そのクリーム状化粧料のキャッチ量を化粧料塗布具の前後の重量差により求めた。
キャッチ量はクリーム状化粧料を化粧料塗布具に付着させる際の指の力の入れ加減によって異なるので同じ材料であっても回によって異なる値となる。
キャッチ量及びリリース量の測定は、クリーム状化粧料を化粧料塗布具の塗布部表面にキャッチし、これを皮膚表面に塗布することを連続して5回繰り返すことにより行った。
(実施例2)
実施例1と同じチップ形状の化粧料塗布具を用い、クリーム状化粧料「マキアージュ アイカラーN」(株式会社資生堂)を塗布部表面につけ(キャッチ)、このキャッチした化粧料を皮膚表面に転着(リリース)させた。そして、キャッチ前後及びリリース後の化粧料塗布具の重量を測定することによって、塗布部表面に付着したクリーム状化粧料の量とその後皮膚表面にリリースしたクリーム状化粧料の量を求めた。
このような測定を1つの化粧料塗布具に対して連続して5回行い、各回のキャッチ量及びリリース量を求めた。以下キャッチ量及びリリース量の単位はmg、リリース比の単位は%である。
その結果を表3に示す。
(比較例7〜9)
実施例2の化粧料塗布具を、比較例7ではウレタンフォームに、比較例8ではウレタンシートに、比較例9ではシリコン1に替え、他は同様にしてキャッチ量及びリリース量を測定した。
その結果を表4〜6に示す。
これらの実施例2及び比較例7〜9の結果によれば、本発明のRa及びRzの値の範囲を満足する実施例2の化粧料塗布具は、比較例7〜9の化粧料塗布具を使用した場合に比べて、特に多くの化粧料をキャッチできる、又は少しの化粧料のみしかキャッチできないのではなく、キャッチ量自体は継続して変わらない。
しかしながら、実施例2によれば、キャッチ量の平均が3.08mgでありリリース量の平均が2.82mgであった。この結果、リリース量をキャッチ量にて除して得られたリリース比の平均は91.56%と極めて高い値であった。このためにリリース量をみると、本発明によれば、他の多量にキャッチ可能な化粧料塗布具を使用した場合と同程度のリリース量を示すものであり、皮膚表面に化粧料を塗布する場合には、従来の化粧料塗布具と同様の使用方法により使用可能であることがわかる。
これに対して、本発明のRa及びRzの値を満たさない比較例7は、キャッチ量が4.94mg、リリース量が1.74mg、リリース比が35.22%と、明らかにリリース比が低かった。
同様に、比較例8は、キャッチ量が6.58mg、リリース量が3.72mg、リリース比が56.53%、比較例9は、キャッチ量が2.60mg、リリース量が1.50mgでリリース比が57.69%といずれも低い値を示した。
このような結果は、上記の実施例1及び比較例1〜6の例のように、同量の化粧料を各種化粧料塗布具の塗布部表面に付着させた場合による結果と同様の結果であり、実際の化粧料塗布具の使用状況によっても本発明は顕著な効果を示すこことがわかる。
本発明の化粧料塗布具によれば、平滑な塗布部表面により化粧料を高いリリース比により皮膚表面に塗布できるので、化粧料塗布具の塗布部表面及びその内部に化粧料を堆積させる量を削減することができる。継続して使用する場合には、堆積した化粧料等から発する臭気も緩和させることも可能である。使用後にはティッシュペーパー等により塗布部表面をきれいに拭き取ることができ、使用前のようなきれいな表面とすることができる。

Claims (9)

  1. 表面の算術平均粗さRaが10μm以下である化粧料塗布具。
  2. 表面の最大高さRzが100μm以下である化粧料塗布具。
  3. 表面の最大高さRzが80μm以下である請求項1記載の化粧料塗布具。
  4. 前記化粧料塗布具は、弾性体の基体で化粧料塗布部が構成されている請求項1〜3のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  5. 前記弾性体がスポンジ或いはポリウレタンフォームで構成されている請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  6. 前記弾性体の基体表面にシートが張り合わされている請求項4又は5に記載の化粧料塗布具。
  7. 前記シートが厚さ15μm以下のポリウレタンフィルムである請求項6に記載の化粧料塗布具。
  8. 化粧料塗布具表面に付着した化粧料の量で、リリース量は化粧料塗布具表面に付着した化粧料が肌に塗布されて、化粧料塗布具から肌表面に移された量を除いた値であるリリース比が、85.0%以上である請求項1〜7のいずれかに記載の化粧料塗布具。
  9. チップ、パフ、或いは、指先を挿入可能な袋状の形状である請求項1〜8のいずれかに記載の化粧料塗布具。
JP2014503526A 2012-03-06 2013-03-06 化粧料塗布具 Active JP6508815B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012049539 2012-03-06
JP2012049539 2012-03-06
PCT/JP2013/056190 WO2013133344A1 (ja) 2012-03-06 2013-03-06 化粧料塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013133344A1 true JPWO2013133344A1 (ja) 2015-07-30
JP6508815B2 JP6508815B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=49116817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014503526A Active JP6508815B2 (ja) 2012-03-06 2013-03-06 化粧料塗布具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9498043B2 (ja)
EP (1) EP2823727B1 (ja)
JP (1) JP6508815B2 (ja)
CN (1) CN104349695B (ja)
WO (1) WO2013133344A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD827925S1 (en) 2014-04-02 2018-09-04 Paolo Marchica Set of peel away eyeliner stencils
USD811655S1 (en) 2014-04-02 2018-02-27 Paolo Marchica Set of peel away eyeliner stencils
USD787116S1 (en) 2014-04-02 2017-05-16 Paolo Marchica Set of peel away eyeliner stencils
USD814697S1 (en) 2014-04-02 2018-04-03 Paolo Marchica Eyeliner stencil
USD814698S1 (en) 2014-04-02 2018-04-03 Paolo Marchica Eyeliner stencil
USD809199S1 (en) 2014-04-02 2018-01-30 Paolo Marchica Set of peel away eyeliner stencils
USD800963S1 (en) 2014-04-02 2017-10-24 Paolo Marchica Set of peel away eyeliner stencils
KR200484247Y1 (ko) * 2015-01-15 2017-08-31 코스맥스 주식회사 스펀지를 구비한 에어 푸시 바운스 화장품 용기
US20180234320A1 (en) * 2015-03-10 2018-08-16 Aruba Networks, Inc. Capacity comparisons
KR102323103B1 (ko) * 2015-04-30 2021-11-10 (주)아모레퍼시픽 내용물 전달력이 개선된 도포구
KR102208742B1 (ko) * 2016-07-07 2021-01-28 가부시키가이샤 타이키 화장품
US20190335878A1 (en) * 2016-11-14 2019-11-07 Covestro Deutschland Ag Foam of polyurethane for use in cosmetic applications
TWI756292B (zh) 2016-11-14 2022-03-01 德商麥克專利有限公司 具有受體基團與供體基團之化合物
WO2018186305A1 (ja) * 2017-04-03 2018-10-11 株式会社タイキ 液状ファンデーション化粧料塗布具、及びその化粧料塗布具の製造方法
FR3087118B1 (fr) * 2018-10-15 2021-02-12 Oreal Article cosmetique
CN109330162A (zh) * 2018-11-13 2019-02-15 广州市玫迎蓉化妆品有限公司 一种防渗透干湿多功能粉扑

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928909A (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 中村 憲司 化粧用塗布具及びその製造方法
JPS62284606A (ja) * 1986-05-31 1987-12-10 中村 憲司 化粧用塗布具およびその製造方法
JPH0655170U (ja) * 1993-01-05 1994-07-26 鐘紡株式会社 化粧料の色調選択用シート
JPH08164019A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Kenji Nakamura 化粧用塗布具
JP2000354515A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Kao Corp 化粧料塗布用具
JP2001292829A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Pentel Corp 化粧用具
JP2005111170A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Inoac Corp 化粧用スポンジの設計方法
JP2005118433A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Shiseido Co Ltd 化粧用パフ
WO2006018907A1 (ja) * 2004-08-17 2006-02-23 Shiseido Co., Ltd. 粘性化粧品
JP2010131055A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kenji Nakamura ファンデーション塗布用シート

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2618285B2 (ja) 1990-10-05 1997-06-11 西川ゴム工業株式会社 化粧用パフ
JPH07114726B2 (ja) 1993-03-31 1995-12-13 日本パフ株式会社 化粧用スポンジパフ
FR2713060B1 (fr) * 1993-11-29 1996-02-02 Oreal Dispositif applicateur pour liquide.
FR2745479B1 (fr) * 1996-03-01 1998-04-30 Oreal Applicateur de produit et ensemble de conditionnement comprenant un tel applicateur
US6006761A (en) * 1999-04-08 1999-12-28 Victoria Vogue, Inc. Two-sided preparation and finishing applicator
EP1337398A4 (en) * 2000-11-29 2005-09-14 Polymer Group Inc BIFUNCTIONAL NON-WOVEN CLEANING PAD
DE60234581D1 (de) * 2001-03-16 2010-01-14 Kao Corp Verfahren zur herstellung einer mit kosmetika imprägnierten folie
JP2003192826A (ja) 2001-12-26 2003-07-09 Inoac Corp ラテックスフォームおよびその製造方法
US6734220B2 (en) * 2002-08-27 2004-05-11 Foamex L.P. Fine cell, high density viscoelastic polyurethane foams
US20050066463A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Brunner Michael S. Substrates and devices for applying a lip care formulation
ITCE20030011U1 (it) 2003-12-02 2005-06-03 Enrico Milani Applicatore universale monouso per paste, pomate, unguenti, gel, creme , polveri, disinfettanti, liquidi ed altre sostanze suscettibili di ap plicazione manuale.
JP4017613B2 (ja) * 2004-04-15 2007-12-05 憲司 中村 抗菌性の化粧用ブラシとその製造方法
WO2005112688A1 (en) * 2004-05-22 2005-12-01 Ball Burnishing Machine Tools Ltd. Multi-function surface treatment tool
EP1645204A1 (de) * 2004-10-08 2006-04-12 Geka Brush Gmbh Progressiv biege-elastischer Lippenapplikator
JP4753587B2 (ja) 2005-01-21 2011-08-24 日本製紙パピリア株式会社 化粧料担持体の製造方法及び化粧料担持体を備えた化粧コンパクト
WO2007049462A1 (ja) * 2005-10-25 2007-05-03 Nitto Denko Corporation クリーニングシート、クリーニング機能付搬送部材および基板処理装置のクリーニング方法
US8132575B2 (en) * 2006-03-03 2012-03-13 Kao Corporation Hair holder
EP2268486A2 (en) * 2008-03-25 2011-01-05 3M Innovative Properties Company Multilayer articles and methods of making and using the same
JP5181774B2 (ja) * 2008-03-28 2013-04-10 ぺんてる株式会社 筆穂
JP5388535B2 (ja) * 2008-10-17 2014-01-15 ユニ・チャーム株式会社 化粧パフ
JP4505652B1 (ja) * 2009-08-28 2010-07-21 憲司 中村 化粧用塗布具
KR100960949B1 (ko) * 2009-12-21 2010-06-03 윤재술 피부 터치용 스폰지 브러쉬
CN107594854A (zh) * 2010-01-06 2018-01-19 欧莱雅 包括涂抹器构件的包装和涂抹器装置
US9949897B2 (en) * 2012-04-11 2018-04-24 L'oreal Self-standing cosmetic sheet
US20130274762A1 (en) * 2012-04-12 2013-10-17 The Procter & Gamble Company Skin exfoliation devices and kits
US9339452B2 (en) * 2012-06-22 2016-05-17 Mitsubishi Pencil Company, Limited High internal water phase water-in-oil emulsified cosmetic and cosmetic liquid applicator

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928909A (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 中村 憲司 化粧用塗布具及びその製造方法
JPS62284606A (ja) * 1986-05-31 1987-12-10 中村 憲司 化粧用塗布具およびその製造方法
JPH0655170U (ja) * 1993-01-05 1994-07-26 鐘紡株式会社 化粧料の色調選択用シート
JPH08164019A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Kenji Nakamura 化粧用塗布具
JP2000354515A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Kao Corp 化粧料塗布用具
JP2001292829A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Pentel Corp 化粧用具
JP2005111170A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Inoac Corp 化粧用スポンジの設計方法
JP2005118433A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Shiseido Co Ltd 化粧用パフ
WO2006018907A1 (ja) * 2004-08-17 2006-02-23 Shiseido Co., Ltd. 粘性化粧品
JP2010131055A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kenji Nakamura ファンデーション塗布用シート

Also Published As

Publication number Publication date
CN104349695B (zh) 2017-05-03
EP2823727A4 (en) 2015-11-11
US9498043B2 (en) 2016-11-22
JP6508815B2 (ja) 2019-05-08
US20150020844A1 (en) 2015-01-22
EP2823727B1 (en) 2017-06-07
EP2823727A1 (en) 2015-01-14
CN104349695A (zh) 2015-02-11
WO2013133344A1 (ja) 2013-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6508815B2 (ja) 化粧料塗布具
JP4377812B2 (ja) 化粧パッド及びその製造方法
CN102481044A (zh) 化妆用涂抹器具
WO2013058176A1 (ja) 化粧料塗布具
JP2008220880A (ja) 化粧料塗布具及び該化粧料塗布具の製造方法
US11076674B2 (en) Cosmetic applicator
JP6043570B2 (ja) シート状化粧料およびその製法
WO2011087124A1 (ja) 化粧用チップ
JP2012081164A (ja) 化粧用柔軟シートおよびその製法
JP6043571B2 (ja) 凹凸模様付シート状化粧料およびその製法
CN117159391A (zh) 包括具有层结构的一体型海绵的化妆品组合物载体
ES2408231T3 (es) Procedimiento de fabricación de un artículo de limpieza y/o cuidado.
CN210276284U (zh) 一种干湿两用粉扑
JP4931321B2 (ja) 化粧物質アプリケータ
KR20170026464A (ko) 박리 안감을 가진 일시적 제모용 스트립
US20120255572A1 (en) Disposable Cosmetic Makeup Palette
KR102229405B1 (ko) 화장용 퍼프
KR102192132B1 (ko) 일부 표면에 필름이 부착된 입체퍼프 및 그의 제조방법
JPH068825Y2 (ja) 化粧用パフ
CN220293213U (zh) 一种具有防水结构的粉扑
JPWO2018056261A1 (ja) ディスポーザブル塗布具
US11986078B1 (en) Cosmetics applicator
JP2006298836A (ja) クリーム塗布シート
TWM493301U (zh) 化妝棉
KR101873376B1 (ko) 탈부착 가능한 화장용 퍼프

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180131

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180208

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6508815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250