JP2010131055A - ファンデーション塗布用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧料容器からのファンデーションのピックアップ性が向上し、むらなくファンデーションを皮膚に塗布可能で、衛生面での問題もない経済性の高いファンデーション塗布用シートの提供。
【解決手段】ベース層と塗布層とからなり、該ベース層の少なくとも片面にファンデーションを皮膚に塗布するための塗布層が形成されており、予め繊維シート重量の0.5倍〜2.0倍の水を含浸せしめたファンデーション塗布用シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェットタイプのファンデーション塗布用シートに関する。
また、本発明は、スポンジのようなバルキーな弾性体を素材とするのでなく、繊維シートを基材とするファンデーション塗布用シートに関する。
さらに詳しくは、本発明は、殊にパウダーファンデーションやケーキファンデーションのような粉末固形ファンデーションの塗布に適したウェットタイプのファンデーション塗布用シートに関する。
従来、ファンデーションの塗布に用いる化粧用塗布具(以下、「化粧用塗布具」という)の素材は、天然・合成の化粧用スポンジや発泡体(以下、化粧用スポンジという)が多用されている。これら化粧用スポンジとしては、NBR等の素材によるゴムやポリウレタン等の弾性発泡体が多用されているが、塗布する対象のパウダーファンデーションやリキッドファンデーション等の化粧料の粘度や成分等の種類により、要求される特性が異なるので、これら化粧液の特性に適切に対応する各種の化粧用スポンジが使い分けされ、その開発技術も数多く発表されている。
例えば、パウダーファンデーションでは、化粧料を含ませるために連続気泡構造の弾性発泡体からなる化粧用スポンジを用いることが知られている(特許文献1)。ここでは、化粧仕上がりの向上を目指して、パウダーファンデーションに用いる有機・無機原料の一層の微細化に対応するために、これを塗布する化粧用スポンジとして均一、微細な連続気泡発泡体の必要なことから、NBRスポンジの改良が示されている。
また、リキッドファンデーションの場合は、連続気泡構造の弾性発泡体からなる化粧用のスポンジでは、化粧料が液状又はペースト状であると化粧用スポンジ内部に浸み込むので、これを防ぐためポリウレタン軟質発泡体をコア材とし、これをミクロポーラスな湿式ポリウレタンの外皮により被覆した化粧用スポンジ化粧具が開示されている(特許文献2)。
また、使用時に水のような水性液(以下、特に断りのない限り、単に「水」という)を含ませておいて、容器からファンデーションをピックアップし、皮膚面に塗布する、いわゆる“水ありタイプ”の化粧用塗布具が使用されている。例えば、使用時に天然海綿の塗布具に水を含ませて、ファンデーションを塗布することが古くから行われているが、天然海綿は、安定供給に限界があるので、ポリビニルアルコールやポリビニルアセタールの発泡素材のような親水性の合成素材が多用されている(特許文献3)。
従来、“水ありタイプ”の化粧用塗布具の問題は、使用時に水を多く含ませると、容器内のファンデーションに水分が垂れ落ちやすく、また、ファンデーションを皮膚面へ伸ばすときにも水が垂れやすく、使用性が良くなかった。
一方、過剰の水分含有を避けて化粧用塗布具に水を含ませた後に強く絞ると、水分量が必要以上に減って、ファンデーションのピックアップ性が悪く、塗布に際しても、つっかかり感が発生して使用性が悪かった。ファンデーションのピックアップ性や塗布時のつっかかり感の改善を両立すべく水分量を適正範囲に調節するには使用者自体の熟練を要する必要があった。
また、使用者は、化粧用塗布具の経済効率を考えて、洗浄して再使用するのが汎用されているが、塗布具の長期間を使用した場合、カビ、菌の繁殖の問題が存在していた。
化粧用塗布具でも、上述するような発泡素材から形成されたものは、バルキーな製品であるために小鼻の周りのように凹凸の大きい部位にファンデーションをムラなく伸ばすことは難しかった。
そこでコットンのような薄いシート材を用いてファンデーションの塗布用に使用することも考えられるが、含ませる水分量を適正に調整して使用する点が難しいのと、ファンデーション塗布に用いようとするとキャッチ・アンド・リリースも十分でなく実用化には至っていない。
不織布のような繊維シートを化粧用具、特にクレンジングシートの基材として使用することは公知であり、例えば、親水性不織布に特定の界面活性剤とアルコール類とからなる洗浄剤を含浸せしめた皮膚洗浄シート(特許文献4)、セルロース分が70重量%以上の不織布に特定の水中油型乳化組成物を含浸させることによって化粧料の除去性を高めたクレンジングシート(特許文献5)、単繊維直径の異なるナノファイバーを組み合わせた複層積層体不織布を用いたメーク落としシート基材(特許文献6)は公知であるが、不織布を基材とするファンデーション塗布用シートは知られていなかった。
このようなクレンジングシートの場合は、皮膚面上に塗布されていた化粧料成分を、非イオン性、アニオン性、両性等の界面活性剤を含有する水性のクレンジング液で再乳化して均一化せしめると同時に、強制的に繊維基材上にこそげ取り、不可逆的に基材内に吸収せしめることを目的とした構造であり、一旦、基材上又は基材内に化学的・物理的に強固に吸着された化粧料を再度、皮膚面に転写せしめるという発想はなく、実際にテストしても皮膚面に塗布することは全く不可能であった。
このように、“水ありタイプ”の化粧用塗布具において、使用者の経験の深浅にかかわらず、容器内のファンデーションを適量ピックアップでき、水のたれ落ちもなく、ファンデーションの塗布時には効率よく皮膚面に塗布できるものは存在していなかった。
特開2004−305715号公報 特開昭56−95012号公報 特開平1−314507号公報 特開平11−21211号公報 特開2005−145872号公報 特開2007−68986号公報
本発明者らは、上記状況に鑑み鋭意研究した結果、特定の積層構造の繊維シートを基材として、この基材に予め特定の水分量を含浸して調整しておくことにより、ファンデーション容器からのピックアップがスムースにでき、しかも、そのまま皮膚面に塗布しやすいという、キャッチ・アンド・リリース機能に優れた化粧用塗布具、特にファンデーション塗布用シートを提供することを課題とする。
また、ファンデーション塗布用シートとして比較的薄い繊維シート基材を使用することで、ファンデーション塗布時に鼻の周り等の顔面の凹凸の大きい部位であっても、確実に、きめの細かい塗布が簡単で、かつハンドリング性、皮膚感触等の使用感もよいファンデーション塗布用シートを提供するものである。
さらには、本発明のファンデーション塗布用シートは、経済的な製品とすることによって、使い捨てもでき、携帯の利便を図ったファンデーション塗布用シートを提供するものである。
また、本発明のファンデーション塗布用シートは、自体は簡便な構造であって、特別の製造設備を使用することなく既存のウェットシートの製造ラインで量産が可能とするものである。
上記課題を解決すべく、本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、本発明に至った。
すなわち、第1の発明は、親水性繊維が60重量%以上配合されたベース層と、疎水性繊維が55重量%以上配合された塗布層とを備えた積層構造を有する繊維シートに、繊維重量の0.5倍〜2.0倍量の水又は水性液が含浸されていることを特徴とするファンデーション塗布用シートである。
第2の発明は、上記塗布層が、ベース層より高密度であることを特徴とする請求項1に記載のファンデーション塗布用シートである。
第3の発明は、上記水又は水性液が、さらに抗菌成分及び/又は保湿剤を含有することを特徴とする上記発明1又は2に記載のファンデーション塗布用シートである。
第4の発明は、上記水性液が、非乳化の水性液であることを特徴とする上記第1〜3の発明のいずれかに記載のファンデーション塗布用シートである。
第5の発明は、上記塗布層が、極細繊維を含有することを特徴とする上記第1〜4の発明のいずれかに記載のファンデーション塗布用シートである。
第6の発明は、上記繊維シートが不織布であることを特徴とする上記発明1〜5の発明のいずれかに記載のファンデーション塗布用シートである。
第7の発明は、上記塗布用シートが、粉末固形ファンデーションの塗布用であることを特徴とする上記発明1〜6の発明のいずれかに記載のファンデーション塗布用シートである。
本発明のファンデーション塗布用シートは、化粧料容器に収容されているファンデーションのピックアップ性が向上し、かつ、シート面に付着したファンデーションをむらなく皮膚面に広げて塗布することができるという、いわゆる、キャッチ・アンド・リリース性が優れている。
また、適正な含水率となるように調整されているので、熟練を要することなく、誰でも液ダレの発生を懸念することなく、優れた塗布感を享受することができる。
さらには、繊維シート材を基材として使用しているので、柔軟で、きめ細かな塗布作業が可能となり、従来のスポンジ素材の化粧用塗布具では塗布の難しかった小鼻周り、目元等への塗布も簡単にできる。
本発明のファンデーション塗布用シートは、簡便な構造で、既存のウェットシート製造ラインにより経済性がよく製造できるので、得られたファンデーション塗布用シートは、使い捨てが可能で、使用済み品を洗浄するような煩雑さもなく、衛生面でも有利である。
また、得られた製品は、パウチ包装や、ピロー包装のような包装形態に収納することができるコンパクトな製品であるので携行性にも優れる。
本発明のファンデーション塗布用シートは、予め繊維シート重量の0.5倍〜2.0倍の水を繊維間隙内に含浸させておき、繊維シートの片側又は両側に設けた塗布層でファンデーションを塗布するものである。
本発明において、繊維シートに水を含浸する手段は、特段制限されるものではないが、例えば繊維シートに水を噴霧して湿潤状態にしたり、繊維シートをパウチ袋内に封入した後、水を注入含浸したりする手段を好ましく使用できる。
本発明のファンデーション塗布用シートは、使用者の利便性を考えて、パウチ袋、ガゼット袋、ピロー包装等の形態に包装することが好ましい。
繊維シートの繊維間隙内に含浸させる水は、水自体に限らず、非乳化の水性液、例えばファンデーションの吸収に影響を与えない水性液であればよいが、界面活性剤は、後述するようにファンデーションとの関連性の上で好ましくない。
水は、ファンデーションを化粧料容器からピックアップするときには、潤滑剤的な作用を果たし、塗布層表面への移行を促進する。
一方、これを皮膚面に塗布する際には、繊維間隙内、主にベース層内に含浸された水が表層のファンデーションを押し出す作用を与え皮膚面への移行を促進する。また、同時に水の潤滑剤的作用によりファンデーションは皮膚面上へ広く伸ばされやすくなる。
ファンデーションは、顔面の皮膚面上に分泌される皮脂との馴染みを良くするのに、油性成分、又は表面が油性に加工された粉末成分等を主剤として多用されるが、基材との親和性を良くする目的からみると、ファンデーション塗布用シートの塗布層には疎水性繊維を55重量%以上含有するようにする。この含有量範囲であると、塗布層は全体として疎水性となり、ファンデーションのキャッチ・アンド・リリース性に適する。塗布層に含有される疎水性繊維は、好ましくは60重量%以上、さらに好ましくは70重量%以上であることが適当である。
このようにすると、ファンデーションのピックアップ性と、塗布層表面への転着性が高まる。このとき、基材シートは湿潤状態であるので、水が潤滑剤として作用し塗布層表面に広く伸ばすことができる。
容器よりぬぐい取ったファンデーションを皮膚面へ塗布するときには、押圧力が作用するために、水がベース層側から塗布層側へと移動するので、ファンデーションは皮膚面へリリースされやすくなる。さらに皮膚面上では潤滑剤として作用するので、ファンデーションを伸びやすくする。
かかるキャッチ・アンド・リリースの過程でファンデーションがシートの内部深くまで浸透しないように、塗布層はベース層に比べ高密度であることが好ましい。これとは逆に、ベース層は水を保持しやすいように親水性繊維を60重量%以上含有するようにする。このとき、水を蓄えやすくするように空隙を有していることが好ましい。塗布層が高密度、すなわち、粉末固形ファンデーションの構成粒子が表面付近に留まりやすい程度に目の詰まった状態であれば、ファンデーションの粉末は、ベース層側までは浸透し難くなる。
本発明のファンデーション塗布用シートは、塗布層(皮膚面に接触する側)が疎水性主体で、ベース層(裏側又は中心側)が親水性主体である積層体構造とする。この積層構造によって、水はベース層側に多く存在するので、特に粉末固形ファンデーションを塗布する場合、キャッチ・アンド・リリースがスムースに行われる。
このように、塗布用シートは、キャッチ時にはファンデーション、塗布時には皮膚に接触する最外層が疎水性繊維55重量%以上、内側(ベース層)が親水性60重量%以上の積層構造を有することが必要である。積層構造とすることによって、ファンデーションを効率良くキャッチ・アンド・リリースを行うためと、ファンデーションを皮膚面上で伸ばしやすくなるが、通常の単層の繊維シートではこのような機能が発揮し難い。
該水は、水を主成分とする液体であれば特段限定されるものではないが、ファンデーションの再乳化を防止し、キャッチ・アンド・リリース機能を高める上で、界面活性剤を含有しないものであることが必要である。
化粧料容器に貯蔵されているファンデーションに菌汚染を防ぎ、さらには包装製品内で菌増殖を防ぐ意味で、公知の種々の抗菌成分を水に配合することが好ましい。
また、ファンデーションの塗布に際して、しっとり感を与えるように、適宜の保湿剤を配合することもできる。
抗菌剤の例としては、パラベン類、フェノキシエタノール、サリチル酸等のフェノール系化合物、保湿剤の例としては、プロピレングリコール(PG)、ブチレングリコール(BG)、ジプロピレングリコール(DPG)、グリセリン等の多価アルコール類等を配合することも好ましい。例えば、精製水にプロピレングリコール(PG)のような保湿剤、エチルパラベン等の抗菌成分、及びその他の成分等を加えた水性液の場合は、さっぱりとした仕上がり感が得られる。
また、精製水にブチレングリコール、グリセリンのような保湿剤、エチルパラベン等の抗菌成分、さらには目的に応じた他の成分等を加えた水の場合には、しっとりとした仕上がり感が得られる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、化粧品分野で使用される種々の配合成分を原料に添加することもできる。
繊維シートに含浸させる水の量は、繊維シート重量の0.5倍〜2.0倍であり、好ましくは1.0倍〜2.0倍である。
含浸させる水の量が、上記程度の範囲であれば、化粧料容器からファンデーションをピックアップしやすく、塗布時には皮膚面への塗布性と伸び性も向上するという効果を奏する。また、使用時に余分の水分が垂れ落ちる虞も少ない。
水を含浸させない場合は、ファンデーションを化粧料容器からぬぐい取るときに、つっかかりやすくピックアップ性が悪い。また、ファンデーションを無理やりに塗布用シートの塗布層表面にすくいとったとしても、ファンデーションを著しく皮膚上に伸ばし難い。
この意味で、予め水を所定量含浸させておくことが必要である。しかし、水の含浸量が多すぎても使用時に液ダレが発生しやすくなり、また水も浪費するので、ある程度の範囲内の含浸量とすることが好ましい。
本発明のファンデーション塗布用シートの好ましい使用対象のファンデーションは次の通りである。
ファンデーションとしては、油性ファンデーション、乳化型ファンデーション(水溶性、油性)、ケーキファンデーション、パウダーファンデーションであるが、これらの中でも、とりわけケーキファンデーションやパウダーファンデーションの粉末固形ファンデーションの塗布用として好適である。
上記油性ファンデーションは、流動パラフィン(ミネラルオイル)やいろいろな固形ワックス等の油性基剤に色素顔料を練りこんだタイプのものであり、クリーム状や、スティック状の製品として市販されている。
また、油性乳化型ファンデーションは、色素顔料の周りを油性成分で被覆したようなタイプのもので、代表的にはリキッドファンデーション、クリーム状のファンデーションとして市販製品がある。
このタイプのファンデーションは、水性乳化タイプのものより、油性成分が多く配合されているため、使用感は水性乳化型のものと比べると、比較的重たくなるが、油性ファンデーションほどでなく、肌への付着性、延びは良い。
さらに、水性乳化型ファンデーションは、色素顔料の周りを水性成分で被覆したようなタイプのもので、油性乳化型ファンデーションと同様にリキッド状、クリーム状のファンデーションとして同様に市販されている。このタイプのファンデーションは、使用感も軽く、脂っぽさもなく、肌への付着性と、伸び性ともに良いので、広く普及している。
また、ケーキファンデーションや、パウダーファンデーションは粉末固形ファンデーションの代表的なものである。
前者のケーキファンデーションは、粉体に油分、界面活性剤等を加えたものをプレス成形した固形パウダー状のもので、”水ありタイプ”のパフで塗布される。皮膚への密着性が高く、化粧もちがよい特長を有する。
後者のパウダーファンデーションは、粉体に油分等を加えたものをプレス成形した固形パウダー状のもので、「水なし」で使用するものと、「水あり」でも使用できるものがある。
本発明では、”水ありタイプ”でも使用できるタイプのファンデーションを使用することが好ましい。
本発明のファンデーション塗布用シートでは、どのタイプのファンデーションでも、皮膚に塗布できるが、パウダーファンデーション、ケーキファンデーションに代表される粉末固形ファンデーションの塗布用として優れる。特に”水ありタイプ”として使用される粉末固形ファンデーションの塗布用として優れた特徴を発揮する。
本発明のファンデーション塗布用シートに用いる繊維シートは、積層構造を有して、ベース層側は水の吸収性がよい繊維が、塗布層側はファンデーションをキャッチ・アンド・リリースしやすい構造のものであることが好ましい。
上記繊維シートは、織物、編物、不織布等から形成されるのが好適であるが、汎用性とコスト面で特に不織布が好ましく、例えば、親水性繊維又は疎水性繊維で構成されていてもよく、また、双方の繊維が混合されたもので構成されていてもよい。また、繊維シートを組み合わせて積層したものを基材として使用することもできる。
繊維シートとして不織布を使用する場合は、スパンボンド法、スパンレース法、メルトブロー法等の各種公知の製法によって製造されたものを用いる。
本発明で好ましく使用可能な疎水性繊維は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル系、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610等のポリアミド系、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリフッ化ビニリデン等の熱可塑性合成樹脂の繊維が好ましいが、2種以上の繊維の混繊を用いることもできる。
本発明で使用する親水性繊維は、特に限定されるものではないが、例えばセルロース系繊維である、パルプ、綿、コットン、キュプラ、ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨン等の再生セルロース系繊維等が好ましく、特にレーヨンがより好ましい。また、2種以上の繊維の混繊を用いることもできる。その他、合成繊維の表面を親水化処理した繊維を使用することもできる。親水性繊維の繊度は特に限定されないが、汎用製品を使用できる。
本発明では、繊維シートとして疎水性又は親水性のいずれの繊維を使用した場合でも、繊維シートの目付量は、50g/m〜500g/mであることが好ましく、100g/m〜400g/mであることがより好ましい。この範囲であると、ハンドリングと塗布操作がしやすく、適度の柔軟性を有する。
なお、「目付」とは、積層構造を構成する繊維シートの目付量を全て加えたものをいう。目付量が、範囲内であれば、化粧料を塗布する際の繊維の強度も十分であり、塗布感も良好である。
本発明のファンデーション塗布用シートの基材は、ベース層と、ベース層の少なくとも片面に設けた、ファンデーションを一時的に保持させるための塗布層とで構成されている。
上記ベース層は、水を保持する貯蔵部として作用するとともに、クッション層としても役割を持ち、塗布時のハンドリング感に影響を与える。
また、本発明のファンデーション塗布用シートは、ベース層の上に配置する塗布層は疎水性繊維が主体となるよう構成されているが、塗布層が二層以上の複数の層から構成される場合には、最外層が疎水性繊維で構成されていればよい。この場合には、各層間がスパンレース法等で絡合させたものが好ましい。最外層の風合いが向上し、塗布感が良好となるためである。
また、上記のほか、塗布層は、疎水性繊維が100重量%、ベース層が親水性繊維が100重量%をそれぞれ占めるようにすることもできる。
さらに、皮膚へのソフト感を与える目的で、疎水性繊維が極細繊維で構成されていることが好ましい。かかる繊維の素材は、上述の疎水性素材ものを用いることができる。極細繊維の単糸繊度は、0.001〜0.5デシテックス程度のものを用いることが好ましい。該極細繊維は、分割タイプの繊維から割繊して得られた繊維、海島タイプの繊維から島成分を分離して得られた繊維等を好ましく使用できる。
本発明では、ベース層の上に配置する塗布層に極細繊維を用いた場合、表面が一層高密度となるために、ファンデーションがシート内部深くまで吸収されて浪費されることが抑制され、キャッチ・アンド・リリース性が一層向上する。
近年、肌面での伸びやすさの点と、毛穴へも入り込めるようにしてキメの細かさを強調するために、ファンデーションの粒子成分が微細化する傾向にあるが、極細繊維層を塗布層に使用することで、微細粒子であっても本発明において見出したファンデーションの塗布に求められるキャッチ・アンド・リリース性を良好な状態に保つことができる。
本発明のファンデーション塗布用シートは、繊維シートの重量に対して先に規定された倍率の水が含浸されているために、ベース層に親水性繊維を用いると水の保持性が向上するから、ベース層は親水性繊維主体で構成されていることが好ましい。
親水性繊維は、上述に記載したものを適宜用いることができる。ベース層を親水性とすると、疎水性の場合より水をより安定に蓄えることができるので、使用時に液ダレが起こりにくく使用性が向上する。
ベース層の厚みは、適宜調整できるものであるが、0.3〜10mmの範囲が好ましく、この範囲内であれば、ファンデーション塗布時のクッション性が増し、塗布する際の肌当たり感触が向上する。
以下、本発明のファンデーション塗布用シートについて図面を用いて説明するが、図面の説明に限定されるものではない。
図1は、本発明のファンデーション塗布用シートの概略断面図、図2は別例の概略断面図を示す。
繊維シート1は、図1に示すようにベース層10の少なくとも片面に塗布層20が設けられている。
図1に示されるベース層10は、天然パルプと、合成繊維、例えばポリエチレン繊維とポリプロピレン繊維とが混合された合成繊維とが混合されてなる親水性シートから構成されるのが好ましく、目付量が140g/m程度である。
一方、図1の塗布層20は、コットン(40重量%)とポリエチレンテレフタレート繊維(60重量%)とからなる疎水性シートである。また、塗布層20は、目付量が50g/m程度である。ベース層10と塗布層20とは、周縁部で熱溶着又は熱接着等の適宜の手段で接合されている。
繊維シート1には、精製水等の水性液が所定量含浸されているが、繊維シート1の目付量(合計)が240g/m (140g/m2+50g/m2+50g/m2)であるから、水性液の含浸量は該目付量に対して、0.5倍〜2倍の水(120g/m〜480g/m)程度である。
水性液の含浸量がこの範囲であれば、化粧料容器からファンデーションをピックアップしやすく、塗布時には皮膚にスムースに斑なく塗布でき、伸びもよいという効果を奏する。
含浸させる水には、精製水だけでもよいが、適宜、多価アルコール、抗菌剤、その他の化粧料配合成分等を配合したものでもよい。
本発明の繊維シート1では、水がベース層10に含浸されることで、ベース層10から塗布層20の方にも水が浸透していき、塗布層表面がファンデーションのピックアップ性及びファンデーションの伸びやすが最適になるよう塗布層表面の水量を調整する必要があるが、このためには塗布層20に疎水性繊維が少なくとも50%以上含まれていることが好ましい。
本発明では、ベース層10の片面に塗布層20を設けた構造のものを示したが、これは一例であり、ベース層10の両面側に塗布層20を設けても、ベース層10の片面に塗布層20を設けても、さらには他面側に化粧前に皮膚の拭き取り等を行うすくい取り部30(図示せず)を設けてもよい。
すくい取り部30は、例えば、コットンに分割繊維(ナイロン繊維/ポリエチレンテレフタレート繊維)が適宜混合されたものを用いることができる。すくい取り部30にも水が含浸されることで、ファンデーションすくい取り効果が一段と向上する。
また、図2に示すように、塗布層21は、3層構造からなり、レーヨンと極細ポリエチレンテレフタレート繊維の混合繊維からなる中間層30と、中間層30の表面層40及び裏面層50の両面側に極細ポリエチレンテレフタレート繊維からなる繊維が接合されたものが用いられている。従って、塗布層の最外層は疎水性である。
塗布層21を構成する繊維の目付量は、60g/mである。図2の繊維シート1は、目付量の合計が260g/m、すなわち、 (140g/m2+60g/m2+60g/m2)であるため、繊維シート1に目付量の合計に対して0.5倍〜2倍の水(130g/m〜520g/m)が含浸されている。極細繊維を有する塗布層21を用いることで、ファンデーションは内部までは浸透せず、表層に保持されるので、キャッチ・アンド・リリース性が一層高められる。また、皮膚へ塗布するときには、ソフトな感触が得られる。
本発明を実施例でより具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
ファンデーション塗布用シートとして、以下に示す構成のベース層の片面に塗布層を形成した積層シートを用いて、精製水の含浸倍率を変更して、ファンデーション塗布時の肌あたり、化粧料の取れ具合、化粧料の肌への付具合を官能評価した。
ファンデーション塗布用シートのベース層には、天然パルプ(70重量%)と、ポリエチレン繊維及びポリプロピレン繊維(重量比1:1)からなる合成繊維(30重量%)とで構成された不織布(目付量:140g/m)[王子キノクロス(株)製、商品番号「S−PUFF」]を用いた。
また、塗布層には、コットン(40重量%)とポリエチレンテレフタレート(PET)繊維(60重量%)から構成された不織布(目付量:50g/m)[日清紡(株)製、商品番号「4ATEP2050」]を用いた。
上記ベース層と塗布層は、ポリエチレンパウダーを用いて熱融着により接合した。
積層した不織布シートの目付量(140g/m2+50g/m2=190g/m2)で、この積層体に対して0.3倍(対照)、0.5倍(本発明)、1.0倍(本発明)、2.0倍(本発明)、2.5倍(対照)と変量して精製水を含浸させて、得られたファンデーション塗布用シートの官能評価を行った。
その結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1で用いたベース層を用い、塗布層として、レーヨン繊維と極細ポリエチレンテレフタレート繊維(重量比で2:1)とで構成された中間層、その両側層を極細ポリエチレンテレフタレート繊維単独で構成された不織布(目付量:60g/m)[三和製紙(株)製、商品番号「NMF91060」]を用いて、実施例1と同様の操作を行い、官能評価を行った。
その結果を表1に示す。
(実施例3)
ベース層としてレーヨン繊維(100重量%)からなる不織布、塗布層として綿(10重量%)とナイロン66(90重量%)とで構成された不織布を積層し交絡一体化した繊維シートを用いた以外、実施例1と同様の操作を行い、官能評価を行った。
その結果を表1に示す。
(実施例4)
ベース層として、コットン(80重量%)とポリプロピレン(20重量%)とが混合された不織布を用い、塗布層としてレーヨン(10重量%)とPET繊維(90重量%)で構成された不織布を用い、積層し交絡一体化した繊維シートを用いた以外、実施例1と同様の操作を行い、官能評価を行った。
その結果を表1に示す。
Figure 2010131055
表中における評価基準は、以下の通りである。
(*1):不織布シートの重量に対して何倍の水を含浸させたかの値である。
なお、不織布シートが複数層の不織布を用いている場合には、用いた不織布シートの目付量を全て加えた目付量を基準に算出する。
(*2):肌当たり:塗布層で実際に化粧料を塗布した際の肌感触を5段階評価したもの である。
5:肌当たりが非常によい。
4:肌当たりがよい。
3:肌当たりが普通。
2:肌当たりがやや悪い。
1:肌当たりが悪い。
(*3):化粧料の取れ具合(ピックアップ性):ファンデーション塗布用シートを用いて実際に粉末固形ファンデーション製品(水あり、水なし両用型)((株)資生堂製:商品名:「マキアージュ・クライマックス ラスティング パウダリーUV」)からファンデーションをピックアップしたときの塗布層へのファンデーションの付着具合(キャッチ性)を5段階評価したものである。
5:化粧料がしっかりと付着する。
4:化粧料がややしっかりと付着する。
3:化粧料が普通に付着する。
2:化粧料の付着がやや悪い。
1:化粧料の付着が悪い。
(*4):化粧料の肌への付き具合:ファンデーションを塗布層にピックアップしたシートを用いて皮膚面へファンデーションを塗布した場合の化粧料の肌への付き具合(リリース性)を5段階評価したものである。
5:化粧料が非常に綺麗に肌に付く。
4:化粧料が綺麗に肌に付く。
3:化粧料が普通に肌に付く。
2:化粧料の肌への付きがやや悪い。
1:化粧料の肌への付きが悪い。
なお、ここで、評価5は、被験者の90%以上が良いと判断したもの、4は、被験者の70%以上90%未満が良いと判断したもの、3は被験者の50%以上70%未満が良いと判断したもの、2は被験者の30%以上50%未満が良いと判断したもの、1は30%未満が良いと判断したものである。
<実施例の総括>
実施例1〜実施例4に示すように、ベース層には天然パルプ、コットン、レーヨン主体の親水性繊維を使用するが、塗布層には疎水性繊維である合成繊維が主体の積層体シートを使用して、水の含浸倍率を積層体シート重量の0.3倍〜3.0倍の範囲で使用性(ファンデーションの取れ具合、使用時の液だれ)及びファンデーションの塗布性(肌当たり、化粧料の肌への付き具合)等に関する官能テストを実施した結果は、水の含浸倍率が、本発明の範囲とする0.5〜2.0倍の範囲においてキャッチ・アンド・リリース性と肌触りの点で良好であり、かつ使用時に液ダレも生じず使用性が良好であることが判明した。
本発明のファンデーション塗布用シートの概略断面図 本発明のファンデーション塗布用シートの概略断面図(他例)
符号の説明
1 繊維シート
10 ベース層
20 塗布層
21 塗布層
30 塗布層の中間層
40 塗布層の表面層
50 塗布層の裏面層

Claims (7)

  1. 親水性繊維が60重量%以上配合されたベース層と、疎水性繊維が55重量%以上配合された塗布層とを備えた積層構造を有する繊維シートに、繊維重量の0.5倍〜2.0倍量の水又は水性液が含浸されていることを特徴とするファンデーション塗布用シート。
  2. 上記塗布層が、ベース層より高密度であることを特徴とする請求項1に記載のファンデーション塗布用シート。
  3. 上記水又は水性液が、さらに抗菌成分及び/又は保湿剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のファンデーション塗布用シート。
  4. 上記水性液が、非乳化の水性液であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のファンデーション塗布用シート。
  5. 上記塗布層が、極細繊維を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のファンデーション塗布用シート。
  6. 上記繊維シートが不織布であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のファンデーション塗布用シート。
  7. 上記塗布用シートが、粉末固形ファンデーションの塗布用であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のファンデーション塗布用シート。
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