JPS62284606A - 化粧用塗布具およびその製造方法 - Google Patents

化粧用塗布具およびその製造方法

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JPS62284606A
JPS62284606A JP12625686A JP12625686A JPS62284606A JP S62284606 A JPS62284606 A JP S62284606A JP 12625686 A JP12625686 A JP 12625686A JP 12625686 A JP12625686 A JP 12625686A JP S62284606 A JPS62284606 A JP S62284606A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、化粧用塗15貝、例えば、パフや柄付ぎのチ
ップ等のようにメイクアップ化粧料の塗布に適した塗布
具、および、その製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、化粧用塗布具の塗布部に用いる素材として、
発泡ポリウレタンや発泡ゴム等の各種発泡体が多用され
てきている。
従来1発泡体から化粧用塗布具を製造する場合、大きな
発泡体ブロックやシートを化粧用塗布具の大きざに応じ
た適宜の大きさに切断または打扱き、更に、この小さく
した発泡体の表面を切削や研磨処理して、所望の化粧用
塗布具の形状に仕上げている。
また、一般に、発泡ポリウレタンや発泡ゴムなどの各種
発泡体をブロック状またはシート状に成形した場合、金
型あるいは枠面に接していた部分には、面膜と称して発
泡していない無孔の比較的硬い平滑膜が生じる。一方、
化粧用塗布具は化粧料を含ませて、これを軽く押えなが
ら肌に化粧料を塗布するものである。しかし、前記平滑
な面膜には化粧料を含ませることができず、しかも、硬
いので、この面構が邪魔である。従って、この面摸があ
る場合は必ずを刃物や研磨により面躾を除去して、内部
の多孔質層を表出させなければならない。
このように、発泡表面の研磨処理は塗布具形状の仕上げ
または面膜の除去のために、発泡体加工においては、不
可欠である。
以上のように、大きな発泡体ブロックやシートから小ざ
な化粧用塗布具を仕上げるまでの加工により、発泡体を
形成する発泡骨格は切断され、研磨される。そのため、
塗布具表面(すなわち塗布部)における発泡骨格の切断
端は鋭く尖った部分が生じる。このようにして形成され
た塗布具表面の尖った部分が化粧料の塗布時にチクチク
感やゴワゴワ感などの皮膚刺激を与える原因となってい
る。
前述のような皮膚面への刺激を少なくして、使用感の良
好な化粧用塗布具を1qるため、本願出願人は既に実公
昭57−29687号公報において、発泡体の骨格部表
面を柔軟な合成用脂で被覆することを提案した。
前述したように発泡体の骨格部表面を柔軟な合成…脂で
被覆することにより化粧料塗布時に感じるチクチク感や
ゴワゴワ感などの皮膚刺激はかなり少なくなる。
また、発泡体表面を加熱処理して、発泡体を構成してい
る骨格の切断端の角を丸めることも種々検討されている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、発泡体の骨格部表面を柔軟な合成樹脂で
被覆しても、敏感肌の人は未だ刺激を感じることがあり
、また、普通肌の人でも目の周囲のように皮膚の敏感な
部分に対しては刺激を感じることがあり、より一層刺激
の少ない、使用感の良い化粧用塗布具が求められている
また、発泡体の骨格部表面を柔軟な合成樹脂で被覆する
場合、塗布具表面の発泡体骨格の鋭角に尖った部分を被
Illにより丸みを付けるには、被NFaの厚さが厚い
方が良いが、被覆層が厚過ぎると、発泡体の穴を封孔し
てしまったり、塗布具がゴワゴワした感じになり、使用
感が低下する。逆に、被覆、苦のiみが1すぎる場合は
、鋭角に尖った部分に丸みが付かず、そのため、塗布具
の皮膚への刺激が減少しない。更に、このように発泡体
に合成樹脂の被覆層を形成するに際しては、合成樹脂の
粘度、付IIM等を微妙に調整することが必要である。
また、加熱処理によって切断端に丸みを付けようとする
場合、発泡素材の融点近くで加熱処理するため、発泡素
材の劣化現叢が生じたりする問題があり、実用化されて
いない。
更に、発泡体を研磨加工することは、極めて生産効率が
悪い。すなわち、研磨した小ざな研磨粉粒屑が発泡体内
部に入り込み、そのため後工程において、研磨粉粒屑を
除去するために吸引処理や洗浄処理等が必要であり、こ
の吸引処理や洗浄処理等に極めて手間を要する。
また、化粧用塗布具においては、発泡倍率が5〜7(H
8程度の発泡体が一般的に使用されているが、発泡体の
発泡倍率がもっと小さい方が発泡体のキメが細かくなり
、皮膚への感触が良い。しかし、発泡倍率を小さくする
と、塗布具全体が硬くなり過ぎ、しかもコストが高くな
るという問題がある。
このように、従来の発泡体塗布具にあっては、その品質
及び製造工程の両面について種々の問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、これらの背景に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、前述のような従来の問題点を解決する
ことであり、生産が容易で、且つ出来上がった製品の使
用性、即ち皮膚へのタッチが無刺激でソフトであり、感
触が良く、品質的にも優れた化粧用塗布具を提供するこ
とおよび、その製造方法を4供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、発泡体からなる塗布具本体と、該本体
の表面に塗布され且つ本体よりも発泡倍率の小さい発泡
層とからなり、前記発泡層はその外表面に引裂きにより
生じた微細な毛羽状起毛を有しており、該毛羽状起毛を
有する外表面が化粧料塗布面となっていることを特徴と
する化粧用塗布具により、前述の問題点を解決した。
また、前記塗布具の製造方法については、発泡原料液を
Ij1機的に発泡させるか、発泡剤の混入または化学反
応により発泡し得る状態とし、該発泡原料液の発泡倍率
よりも大きな発泡倍率を有する発泡体からなるシート状
発泡体と剥離用シートとを前記発泡原料液により貼り合
せ、前記発泡原料液を発泡状態として少なくともほぼ固
化して発泡層を形成し、その後、前記発′f&層を引裂
きながら前記剥離用シートを剥がし、前記シート状発泡
体が塗布具本体となり且つ前記シート状発泡体表面に形
成された発泡層が化粧料塗布面となるように構成するこ
とを特徴とする化粧用塗布具の製造方法により、前述の
問題点を解決した。
〔作 用〕
本発明によれば、塗布具本体の表面に形成された発泡層
の外表面が化粧n塗布面であり、この外表面に引裂きに
より生じた黴IIBな毛羽状起毛を有しているため、陽
めてソフトタッチで、肌をIll ffiしない化粧用
!t?布兵となる。
また、塗布具本体表面の発泡骨格に、加工処理により生
じた鋭角な切断端がある場合でも、これらの切断端は発
泡層に覆われるので、塗布時に肌を刺激しない。
本発明の方法によれば、発泡原料液を機械的に発泡させ
るか、発泡剤の混入または化学反応により発泡しくqる
状態とし、該発泡原料液の発泡倍率よりも大きな発泡倍
率を有する発泡体からなるシート状本体と剥離用シート
とを前記発泡原料液により貼り合せ、前記発泡原料液を
発泡状態として少なくともほぼ固化して発泡層を形成し
ているので、発!’a層は片面ではシート状本体に固着
し、他面では剥離用シートに固着している。従って、そ
の後、剥離用シートを剥がす際に、発泡層はその厚み方
向においてシート状本体と剥離用シートの両者から反対
方向に引張られ、2つに引裂かれる。
引裂れるときには、発泡層の発泡骨格が伸び切った状態
となり、すなわち、延伸現象が生じ、超極細な毛羽状と
なって起毛状態で切れる。この毛羽状起毛面が化粧用塗
布具の化粧料塗布面とするので、化粧料の塗布時に肌に
毛羽状起毛が接触し、無刺激で且つソフトタッチな品質
の化粧用塗布具が得られる。
なお、前記発泡体の延伸現象は化粧用塗布具表面の発泡
層にのみに生じるものであるため、塗布具本体の発泡体
そのものの強度や腰等に影響を及ぼすことがなく、塗布
具自体の強度や反発弾性等の性能に支障が士しることは
ない。
また、単に、O布置本体の表面を完全に覆うように発泡
倍率の小さい発泡体を塗布した場合は、その塗布表面に
無発泡の表面膜が形成されてしまう。しかし、本発明に
よれば、発泡層の無発泡の表面膜は剥離用シートを剥離
するときに、同時に剥離されるため、従来のように刃物
や研磨により面構を除去する必要がなく、従って、面躾
除去時に生じる研磨屑を処理する工程は不要であり、生
産工程が簡単となる。
〔実施例〕
以下図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
第1図は本発明の化粧用塗布具の一実施例を示す断面図
である。
この実施例の化粧用塗布具は天蓋付きパフであり、後述
する本発明の方法により製造される塗布具素材1を円形
絞り様に掛けて、中芯7を入れた状態で絞り加工して塗
布部を形成し、その上に天M5を接着剤6により貼着し
て、塗布具としたものである。
前記塗布具索材1は、発泡体からなる塗布具本体2と、
この本体2の表面に塗布され且つこの本体2よりも発泡
倍率が小さく、表面に機種な毛羽状起毛31を有する発
泡層3とからなるものであり、前記発泡層3の毛羽状起
毛31を有する表面が塗布部の外表面となるようにして
絞り加工される。
第2図は本発明の化粧用塗布具の別の実施例を示す断面
図である。
この実施例の化粧用塗布具は柄付き塗布具であり、毛羽
状起毛31を有する発泡層3が塗布部の外表面となるよ
うにして塗布具素材1で中芯体9を被覆して塗布部を形
成し、中芯体9の基部および塗布具素材1の裾部を柄8
の孔に嵌合して、塗布具としたものである。
第3図および第4図はそれぞれ更に別の実施例を示す斜
視図である。
これらの実施例のパフは塗布具素材1を打広き、打法い
たものの側面を研磨して仕上げたものである。第3図の
パフは塗布具本体2の片面のみに毛羽状起毛31を有す
る発′f&層3を設けたものである。第4図のパフは塗
布具本体2の両面に毛羽状起毛31を有する発泡層3を
設けたものである。
なお、毛羽状起毛31を有する発泡層3の外表面が化粧
料塗布面となり、パフの側面は化粧料塗布面とならない
ので、パフの側面を研磨加工しても問題は生じない。
第5図A−Eは本発明の化粧用塗布具に使用する塗布具
素材1を製造する工程を説明するための各工程における
塗布具素材の断面図である。
まず、第5図Aに示すように、塗布具本体2となるシー
ト状発泡体12を準備する。このシート状発泡体12は
化粧用塗布具として従来から一般的に使用されているも
のでよく、発泡倍率が7〜60培程度のものが好都合で
ある。
例えば、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ポリプロピレン等の合成樹脂類の発
泡体や、NBR(アクリロニトリルブタジェンゴム)、
5BR(スチレンブタジェンゴム)、NR(天然ゴム)
、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム発泡体の、シー
ト状物を用いることができ、塗布すべき化粧料の11類
、塗布具の用途、形状等に応じて、発泡体を適宜選定す
ればよい。
次に、発泡原料液をlJ械的に発泡させるが、発泡剤の
混入または化学反応により発泡し得る状態とする。この
場合、発泡原料液の発泡倍率は前記シート状発泡体12
の発泡倍率よりも小さいものとし、好ましくは3〜15
@程度である。
本発明における発泡原料液とは、発泡体を形成すること
ができ、しかも塗布するのに適当な粘度を有するものを
いう。例えば、粘度としては、1.0OOCPS〜4,
0OOCPS位に1[されたものが塗工にR適である。
発泡原料液の主原料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエ
ステル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン
等の合成樹脂類、NBR(アクリロニトリルブタジェン
ゴム)、5BR(スチレンブタジェンゴム>、NR(天
然ゴム)、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いること
ができる。
より具体的には、これら発泡原料液として例えば次のち
のを用いることができる。
* 合成樹脂の場合ニ スーパーフレックス(ポリウレタン) 第一工業製薬(株) ポンティック(ポリウレタン) 大日本インキ化学工業(株) ディクナル(アクリル) 大日本インキ化学工業(株) ブライマール(アクリル) ロームアンドハース(株) これらものは乳化状の液であり、これらの)41に架橋
剤、例えば、メラミンフォルマリン樹脂、ポリアミド系
架橋剤、エボオキシ系架橋剤、ブロックイソシアネート
系架橋剤等を併用することができる。
* ゴムの発泡体の場合− 二ボール4850 (スチレンゴム) 日本ゼオン(株) 二ボールLX−531(アクリロニトリルゴム)日本ゼ
オン(株) JSR(0560)(スチレンゴム) 日本合成ゴム(株) これらは乳化状液であり、これらの液に、従来から知ら
れている加硫剤や、加硫促進剤を添加する。
また、ポリウレタンの場合は、ポリオールまたはポリエ
ステルとイソシアネート化合物(例えば、トリジイソシ
アネート、ナフタレンジイソシアネート等)とを発泡原
料液として用いて、これらを化学反応させて発泡体とし
てもよい。
発泡原料については、化粧料の種類および目的により適
宜選定すればよい。
また、前記発泡原料液には、塗布適性を向上させるため
増粘剤を添加してもよい。合成樹脂発泡体の原料液には
、増粘剤として、メチルセルロース、ポリアクリル酸ソ
ーダ、アルギン酸ソーダを用いる。ゴム発泡体の場合に
は、カゼインアンモニア溶液等を用いる。
このようにして発泡原料液の粘度を1.000cps〜
4,00ocps位に調整すると、塗工に最適である。
必要に応じて各種添加剤を配合した後、発泡原料液を、
オークス型ミキサー、泡立て曙等で2〜10倍、好まし
くは3〜7倍程度に機械的に発泡させて最終的な塗布液
とする。
発泡原料液を機械的に発泡させる代りに、発泡剤を原料
液に混入して塗布液とし、後工程において加熱すること
により発泡させてもよい。
また、ポリウレタンのように、ポリオールまたはポリエ
ステルとイソシアネート化合物とを混合して塗布液とし
、これらを化学反応させて発泡(本としでもよい。
前述のように、発泡原料液を機械的に発泡させるか、発
泡剤の混入または化学反応により発泡し得る状態とした
塗布液をシート状発泡体12に塗布して、前記シート状
発泡体12の表面に一定厚みの塗布WI113を形成す
る(第5図B参照)。
塗布液を塗布する場合、ナイフオーバーロールコート法
やリバースロールコート法等のロールコート法、スプレ
ーコート法、浸漬方法等適宜の方法で行えばよい。いず
れの方法においても、均質な発泡層を得るために、塗布
液を均一な厚みでシート状発泡体12の表面に塗布する
ことが好ましい。また、塗布層13の厚みは0.21I
ll〜3Illll程度とするが、シート状発泡体12
の種類、発泡倍率、表面状態等、塗布層13の種類、粘
度、発泡倍率等、そして化粧用塗布具の種類、塗布対象
となる化粧料の種類等を考慮して適当な厚みとする。
一般に0 、3 mm 〜1 、5 ++un程度が好
ましい。
塗布層13の厚みのコンI−ロールは従来行なわれてい
るようにすればよい。例えば、リバースロールコート法
では、計jロールと塗布口ニルの間隙や、塗布ロールと
パツキングロールの速度比等を調節する。また、ナイフ
ロール法では、ナイフとシート状発泡体12の間隙、シ
ート状発泡体12の走行速度、塗布液の粘度等を調節す
る。
次いで、第5図Cに示すように、塗布層13の表面に剥
離用シート4を貼り合せる。
剥離用シート4としては、織布、不織布、編物、紙、フ
ィルム表面に植毛加工を施したシート、発泡体からなる
シート等を用いることができる。特に、剥離用シート4
はその表面が起毛状態のちのや凹凸を有するものが望ま
しい。
このように、剥離用シート4の表面に起毛や凹凸が存在
すると、その起毛部や凹凸部が塗布層13の中に入り込
み、その後、塗布1113が発泡状態で固化して発泡層
13′となったときに、起毛部や凹凸部が発泡層13′
にしっかりと食込んで固着する。すなわち、起毛部や凹
凸部は発泡層13′に対する投wA機能を有する。
剥離用シート4を塗布層13に密着させるために、剥離
用シート4の起毛部または凸部が塗布層13に埋没する
程度に加圧処理することが好ましい。なお、剥離用シー
ト4が完全密着さ、れていない塗布層13の部分は、後
の工程で剥離用シート4を剥離する場合に剥離用シート
4から容易に剥がれて、引裂かれない状態でシート状発
泡体12側に残り、従って、その部分の発泡面膜がシー
ト状発泡体120表面に残り、できあがり製品の品質が
低下する。
なお、前述した第5図BおよびCにおいては、塗布液を
シート状発泡体12に塗布してから剥離用シート4を貼
り合せているが、逆に、剥離用シート4に発泡原料液を
塗布してから、これにシート状発泡体12を貼り合せて
もよい。
次いで、第5図りに示すように、この状態のままで塗布
層13を固化する。
乳化状の合成樹脂液を機械的に発泡させた場合、120
’C〜150℃で10分間〜20分間程度で反応固化す
る。
また、乳化状のゴム液を機(成約に発泡させた場合も、
通常、110℃、15分間程度の加硫処理により、発泡
固化させることができる。
このようにして、シート状発泡体12と剥離用シート4
は中間に存在する発111113’ を介して貼り合わ
され、そして、剥離用シート4の表面の起毛部や凹凸部
は発泡層13′にしっかりと食込んだ状態となっている
次に、第5図Eに示すように、剥離用シート4をシー1
へ状発泡体12から剥離する。中間の発泡1113’ 
は片面ではシート状発泡体12に固着し、他面では剥離
用シート4に固着しているので、剥離用シート4を剥が
す際に、発泡層13′はその厚み方向においてシート状
発泡体12と剥離用シート4の両者から反対方向に引張
られることになり、2つに引裂かれる。発泡M13′が
引裂れるときには、発泡1113’ の発泡骨格が伸び
切った状態となり、すなわち、延伸現象が生じ、超極細
な毛羽状となって起毛状態で切れる。
剥離用シート4を剥離する場合、発泡層13′の表面膜
が完全に剥離用シート4に貼着したまま、すなわち発泡
層13′の表面膜が完全に剥離用シート4に残留(残存
)した状態で行なわれるようにする。
略的に示した断面図である。このように、シート状発泡
体12上の発泡層3の表面には微細な毛羽状起毛31が
形成されている。
次に、このようにして製造した塗布具素材1を所望の化
粧用塗布具の大きざに応じた適宜の大きざに切断または
打抜き、そして、毛羽状起毛31を有する表面が化粧料
塗布面となるようにして、所望の化粧用塗布具の形状に
仕上げる。例えば、円形絞り機に掛けて第1図に示した
ような化粧用塗布具としたり、第2回に示したような柄
付き塗布具としたり、第3図に示したようなパフに仕上
げる。
前述した実施例は毛羽状起毛31を有する発泡!113
’ をシート状発泡体12の片面にのみ設けたものであ
るが、シート状発泡体120両面に発泡層13および剥
離用シート4を設け、そして剥離用シート4を剥離する
と、毛羽状起毛31を有する発泡層13′をシート状発
泡体12の両面に形成することができる。このようにす
ると、第7図に示したような塗布具素材1を得るこ°と
ができる。この塗布具素材1を打抜いて、第4図に示し
たようなパフとすることができ、このパフは両面を塗布
面として使用できるので便利である。
第8図は、本発明の塗布具素材1の別の実施例を゛示す
断面図である。この実施例では、塗布具本体2と発泡[
13の間にアンカーコート1110設けたものである。
このアンカーコートWJ10は、塗布具本体2と発泡層
3の密着強度を上げることを目的としたものであり、ア
クリル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系
、ビニール系、ポリオレフィン系等の合成樹脂液、ある
いはNBRlSBR等の合成ゴム液または天然ゴム液を
用い、スプレーコート、O−ルコート、ナイフコート等
の適宜の方法で塗布具本体2表面に塗布して形成する。
アンカーコート層10をフィルム状としてもよい。例え
ば、アンカーコート液を離型紙上に塗布して乾燥し、フ
ィルム状として、これを塗布具本体2の表面に接着剤に
より貼着する。あるいは、離型紙上に塗布したアンカー
コート液が半乾燥状態のときに接着剤なしで直接塗布具
本体2の表面に貼着し、完全に乾燥したら離型紙を剥が
して、フィルム状に形成する。
この場合、不透液性のフィルムを使用すると、液状化粧
料のように粘度の低い化粧料に対しても塗布具内部への
浸透が防止できる。従って、化粧料の無効消費を防止で
きるので、経済的な化粧用塗布具である。
更に、別の実施例として、使用時の柔軟さくII)等を
調整するために、シート状発泡体12の表面に一度毛羽
状起毛31を有する発泡層13′を成形した後、更にそ
の発泡1!113’ の表面に塗布液を塗布し、剥離用
シート4を貼り合せ、そして剥離用シート4を剥離する
ことにより、毛羽状起毛31を有する発泡層13′を二
段または多段に成形するようにしてもよい。
このように、使用時の柔軟さ、風合等を調整するように
、第5図A−Fについて説明した実施例に基いて種々の
変態様とすることにより、所望の化粧用塗布具を得るこ
とができる。
(例1) シート状発泡体12として、ポリウレタンSDフオーム
〔ブリデストンタイヤ■〕の7IllIIl厚さのフオ
ームシート(発泡倍率:40倍)を用いた。
発泡原料液として下記成分を使用した。
*主剤 ポリウレタンエマルジョン〔スーパーフレックス200
 :第一工業製薬14 )     100部:*泡安
定剤 ステアリン酸アンモ230%水溶液  12部*架橋剤 スミテックス−M3(住友化学工業■)  2BISス
ミテツクスアクセレーターACX 〔住友化学工業(掬〕        0.2部前記成
分からなる発泡原料液8混合した後、泡立て機にで2.
5倍の倍率になるように発泡し、これを塗布液とした。
この塗布液を前記シート状発泡体12の表面に150g
/m2にナイフオーバーロールコータ−で塗布した後、
直ちにポリエステル不織布:アクスタ−B−504−1
0P C東し+tl )を密着貼合セテ、80°Cで2
0分乾燥後、140℃で10分間加熱処理し、塗布液の
成分を架橋させて発泡状態で固化させた。
次いで、このようにして得られたシートが冷えてから、
密着させた不織布を剥離し、ポリウレタンシー(−12
の表面に微細な毛羽状起毛31を有する発泡113′を
設けた塗布具素材1を得た。
この塗布具素材1を打扱き等で仕上げて、パウダリーフ
アンプ−ジョン用パフを製造した。
この実施例のパフは、毛羽状起毛31が塗布面に存在す
るので、感触が極めて良好であり、しかも、粉末化粧料
等の塗布において、粉の含みが従来のこの種のものに比
べ、極めて良好であることも確認できた。
第9図は、本発明における塗布具素材1の更に別の実施
例を示す断面図であり、この実施例では、発m層13′
の中に球状ビーズ32が混入されている点で前述した実
施例と異なっており、この球状ビーズ32は発泡層13
′の骨格内部に入っているとともに発泡層13′の骨格
表面にも析出している。なお、第9図では発alti1
3’の発泡骨格の寸法的に比較して球状ビーズ32を拡
大して表している。
この実施例の塗布具素材1を製造するには、第5図に関
して説明した発泡原料液の中に球状ビーズ32を混合し
、その侵の処理は同嫌にすればよい。すなわち、球状ビ
ーズ32入りの発泡原料液を機械的に発泡させるか、発
泡剤の混入または化学反応により発泡し得る状態として
塗布液とする。
この球状ビーズ32入り塗布液をシート状発泡体12に
塗布して、前記シート状発泡体12の表面に一定厚みに
球状ビーズ32入り塗布層13を形成し、この表面に剥
離用シートを貼り合せ、この状態のままで球状ビーズ3
2人りvti布113を固化させ、そして、剥離用シー
トをシート状発泡体12から剥離する。このようにする
と、第9図に示した塗布具素材1が得られる。
発泡原料液中に配合する球状ビーズ32について説明す
る。
球状ビーズ自体は、最近開発、製品化されたもので、は
ぼ完全に球状の微小な粉粒体であり、現在、その用途と
して充填材、粉体潤滑材、吸着剤、精密濾過材などが提
案されている。
また、球状ビーズ32は中実のものばかりではなく、多
孔質のものやマイクロカプセルのように中空のものもあ
る。
本発明に使用する球状ビーズ32の材質は特に限定され
ず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレ
タン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、
シリコーン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリスチレンエポキシB(脂、ビニル樹脂、ベ
ンゾグアナミン樹脂等の合成樹脂:セルロース化合物:
デンブン化合物;コラーゲン等のタンパク質化合物;カ
ルシウム化合物;セラミック、ガラス等の無機化合物:
金属:ゴム等を使用することができる。
球状ビーズ32の材質は塗布目的とする化粧料によって
適宜選定すればよい。例えば、撥水性を有するパラフィ
ン、ポリエチレン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等はク
リームファンデーション等に適している。撥油性を有す
るフッ素樹脂を用いた場合は塗布具に付着した化粧料を
簡単に洗い落せる。
吸水性を有するセルロース類、コラーゲン、カゼイン等
の蛋白質等は水を使用する夏用ファンデーションに適し
ている。また、セラミック、ガラス、フェノール樹脂、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポ
リアミド等を用いると、塗布具のrfl擦抵抗抵抗さく
なるので、化粧料を肌に塗り延ばし易く、またマツサー
ジを行うのにも適している。
市販の球状ビーズとしては、例えば、下記のようなもの
がある。
*商品名:ファインバール、材質:ポリスチレン、メー
カー:住友化学工業(株) 二社商品名:ファインパール、材質ニアクリル樹脂、メ
ーカー:住友化学工業(株) *商品名:テクマーMB−2、 材質:ポリメチリメタアクリレート、 メーカー二種水化成品工業(株) *商品名二東しナイロン5P−500、材質:ナイロン
、メーカー:東しく株);ド商品名二フロービーズLE
−1080、材質:ポリエチレン、 メーカー:製鉄化学工業(株) *商品8二球形多孔質シリカ、材質:無水珪酸、メーカ
ー:静水油脂工業(株) *商品名ニガラスビーズ、材質ニガラス、メーカー二臼
本電気ガラス(株)(滋買県)本発明に使用する球状ビ
ーズ32は、はぼ完全に球状のもので、その粒径は0.
1〜1000ミクロン程度のものが利用でき、好ましく
は平均粒径が5〜20ミクロン程度のものが適している
また、多孔質球状ビーズを用いた場合は、細孔があるの
で、吸水性および保水性が浸れたものとなる。球状ビー
ズの発泡原料中への配合量は、球状ビーズの大きざ、球
状ビーズの材質、化粧料の種類(粘度、性質等)、塗布
具の使用目的(化粧料の塗布用、マツサージ用等)、化
粧料の含み具合等を考慮して、良好な肌ざわりが得られ
るように決定する。
球状ピースの配合量が多くなると発泡し難くなる場合が
ある。このような場合には、発泡原料および発泡条件に
よりコントロールする。通常の場合には、球状ビーズは
発泡原料の固型分に対して重量で約5〜70%位まで配
合することが可能である。しかし、得られた発泡体の強
度を考慮すると、望ましくは発泡原料の1liffiに
対して約50%位とすると良好である。
(例2) シート状発泡体12として、ポリウレタンSDフオーム
〔ブリデストンタイヤ■〕の7IllI11厚さのフオ
ームシート(発泡倍率: 401B )を用いた。
VAlと同様にポリウレタンエマルジョンに泡安定則、
増粘剤および架橋剤を添加し、更に平均粒径10μのナ
イロン球状ビーズをポリウレタン固型分100重邑部に
対し50重同品の割合で添加した樹脂液を用意し、この
樹脂液に空気を吹込んで4倍に′R泡し、これを塗布液
とした。
この塗布液を舶記シート状発泡体12の表面にナイフオ
ーバーロールコータ−で0.8mll1の厚さに塗布し
た侵、例1と同愼に直ちにポリエステル不織布製剥離用
シートを密着貼合せて、80℃で20分乾燥後、140
℃で10分間加熱処理し、塗布液の成分を架橋させて発
泡状態で固化させ、次いで、このようにして得られたシ
ートが冷えてから、@看させた不織布を剥離し、ポリウ
レタンシート12の表面に微細な毛羽状起毛31および
球状ご−ズ32を有する発泡113’ を設けた塗布具
素材1を得た。この塗布具素材1を打扱き等で仕上げて
、パウダリーフアンプ−ジョン用パフを製造した。
この実施例のパフは、毛羽状起毛31が塗布面に存在す
るので、感触が良好であり、しかも、発泡Ii!13’
  (毛羽状起毛31も含む)の発泡骨格の表面に球状
ビーズ32が一部露出したしているので、刺激感がより
一層少なくなり、感触が極めて良好である。更に、粉末
化粧料等の塗布において、粉の含みが従来のこの曙のも
のに比べ、橿めて良好である。
更に、例2のように発泡原料液中に球状ビーズを配合す
るだけでなく、発泡原料液中に化粧料に対する性質や風
合(肌触り)を改良するための他の材料を併せて配合し
てもよい。
例えば、発泡体に吸湿性をや吸水性を与え夏用化粧料の
塗布具とする場合には、改質材として、カルボキシメチ
ルセルロースの架橋生成高分子体、アルカリ金属カルボ
キシレート塩、デンプン−アクリル俳合体、ビニロン、
レーヨン、アクリル系吸湿材、海綿粉末、コツトン粉末
、炭酸カルシウム、1iiII酸カルシユウム、ポリア
ミノ酸等の吸水保水性に優れた粉粒体やa!Iftを配
合することが可能である。
また、油性ファンデーション用となると親油性材として
、シリコーン樹脂、シリコンオイル、または、撥油性剤
としてフッ素樹脂等の添加により改質することができる
。粉粒状改質材の場合、その大きさが球状ビーズ32と
同じか、またはそれよりも小ざい方が好ましい。また、
球状ビーズ32との混合割合も改質材の分量が多くなり
過ぎると、球状ビーズ32の有している清らがな肌触り
を充分に生かすことができなくなる。特に、粉粒状改質
材の方が大きい場合は、その球な傾向があるので、改質
材の分量は球状ビーズ32と同程度までを限度とすると
よい。
また、球状ビーズを添加する際に、複数のご一層をその
大きざを変えて配合することも可能である。すなわち、
粒径や材質の異なった球状ビーズをメイクアップ化粧料
の粘度、性質等を考慮して組合せ発泡体に入れることに
より、化粧料の含み等がより一層良好な化粧用塗布具を
得ることができる。
(発明の効果〕 本発明の化粧用塗布具は、塗布具本体の表面に塗布具本
体よりも発泡倍率の小さい発泡層が設けられ、この発泡
層の外表面が化粧料塗布面となるので、16触がよい。
しかも、この化粧料塗布面はJlB微細な毛羽状起毛を
有するものであるから、本発明の化粧用塗布具によれば
、化粧料の塗布時に肌に毛羽状起毛が接触し、無刺激で
且つソフトタッチで、肌を刺激しない。
また、塗布具本体表面の光泡骨格に、研碧や切削等の加
工α理により生じた鋭角な切断端がある場合でも、これ
らの切断端は発泡層に覆われるので、塗布時に肌を刺激
しない。
従来の発泡体からなる塗布具においては化粧料塗布面を
研磨する工程が必要であったが、本発明によれば、発泡
体からなる塗布具本体の表面に微細な毛羽状起毛を有す
る発泡層が設けられているので、化粧料塗布面の研磨工
程が不要であり、生産効率が良好である。
また、単に、塗布具本体の表面を完全に覆うようにJl
!泡倍率の小さい発泡体を塗布した場合は、その塗布表
面に無発泡の表面模が形成されてしまう。しかし、本発
明によれば、発泡層を引裂きながら前記剥離用シートを
剥がすので、発a層の無発泡の表面膜は剥離用シートを
剥離するときに、同時に剥離されるため、従来のように
刃物や研磨により面積を除去する必要がなく、従って、
面構除去時に生じる研磨屑を処理する工程は不要であり
、簡単な生産工程となる。
本発明の化粧用塗布具において、発@府に球状ビーズを
いれた場合、球状ビーズが発泡層を形成する骨格表面に
析出しているので、塗布時に球状ピースが皮膚に接触す
る。球状ビーズは丸い表面を有しており、鋭角の部分が
なく、従って皮膚に接触してもチクチク感やゴワゴワ感
を与えず、皮膚l\の1i11激が極めて少ない。しか
も、化粧料の塗布時に、球状ビーズが皮膚と点接触状態
であるので、皮膚と発泡体骨格との接触面積は少なく、
従って化粧料の塗り延ばし時の摩擦抵抗が小さく、皮膚
への刺激が非常に小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化粧用塗布具の一実y&例を示す断面
図、第2図は本発明の化粧用塗布具の別の実施例を示す
断面図、第3図および第4図はそれぞれ更に別の実施例
を示す斜視図である。第5図A−Fは本発明の化粧用塗
布具に使用する塗布具素材を製造する工程を説明するた
めの各工程における塗布具素材の断面図である。第6図
は剥離用シートを剥離した後の、シート状発泡体上の発
泡層の表面を拡大して概略的に示した断面図である。 第7図は本発明の塗布具素材の別の実施例を示す断面口
、第8図は本発明の塗布具素材の更に別の実膓例を示す
断面図、第9図は本発明における塗布具素材の更に別の
実施例(球状ビーズ入り発泡層を有するもの)を示す断
面図である。 1・・・塗布具素材、  2・・・塗布具本体、3・・
・発泡層、    4・・・剥離用シート、5・・・天
蓋、     6・・・接着剤、7・・・中芯、   
  8・・・晒、9・・・中芯体、    10・・・
アンカーフ−1一層、12・・・シート状発泡体、 13・・・塗布層、   13′・・・発泡;3.31
・・・毛羽状起毛、 32・・・球状ビーズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡体からなる塗布具本体と、該本体の表面に塗布
    され且つ本体よりも発泡倍率の小さい発泡層とからなり
    、前記発砲層はその外表面に引裂きにより生じた微細な
    毛羽状起毛を有しており、該毛羽状起毛を有する外表面
    が化粧料塗布面となつていることを特徴とする化粧用塗
    布具。 2、発泡層に球状ビーズが混入されている特許請求の範
    囲第1項記載の化粧用塗布具。 3、発泡体からなる塗布具本体と、該本体表面に塗布さ
    れたアンカーコート層と、該アンカーコート層の表面に
    塗布され且つ本体よりも発泡倍率の小さい発泡層とから
    なり、前記発泡層はその外表面に引裂きにより生じた微
    細な毛羽状起毛を有しており、該毛羽状起毛を有する外
    表面が化粧料塗布面となつていることを特徴とする化粧
    用塗布具。 4、アンカーコート層が不透液性層である特許請求の範
    囲第3項記載の化粧用塗布具。 5、発泡原料液を機械的に発泡させるか、発泡剤の混入
    または化学反応により発泡し得る状態とし、該発泡原料
    液の発泡倍率よりも大きな発泡倍率を有する発泡体から
    なるシート状発泡体と剥離用シートとを前記発泡原料液
    により貼り合せ、前記発泡原料液を発泡状態として少な
    くともほぼ固化して発泡層を形成し、その後、前記発泡
    層を引裂きながら前記剥離用シートを剥がし、前記シー
    ト状発泡体が塗布具本体となり且つ前記シート状発泡体
    表面に形成された発泡層が化粧料塗布面となるように構
    成することを特徴とする化粧用塗布具の製造方法。
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