JPWO2013111687A1 - 振動計測装置及び振動計測方法 - Google Patents

振動計測装置及び振動計測方法 Download PDF

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Abstract

被測定物の測定面に振動センサを圧縮バネ等により押付けて振動を測定する振動計測装置は、圧縮バネ等の押付力が作用して正確に振動を測定できない。振動計測装置1は、振動センサ2と、振動センサ2を先端部に嵌合して上下動可能に取り付けたセンサホルダ3と、センサホルダ3を介して振動センサ2を被測定物の測定面に接離させるセンサ接離機構4と、を備えている。振動センサ2は、上面側にフランジ状の突起5および振動測定素子7を設けた測定子板9を備え、下面側に磁石10を備えている。センサホルダ3は、下端側に振動センサ2の下端の磁石10を突出させる開口17と、振動センサ2のフランジ状の突起5の下面に係合して開口17から振動センサ2が抜け落ちるのを防止する突起係合部16を備えている

Description

本発明は、モータやエンジン、自動変速機等の振動を伴う製品の振動を計測する振動計測装置及び振動計測方法に関する。
モータやエンジン、自動変速機等の振動を発する製品は、製造後、出荷前にその製品が発する振動を振動計測装置で計測し、製品に異常が無いことを確認した上で出荷される。
従来、図4に示す振動計測装置が知られている。この振動計測装置101は、振動センサ102と、振動センサ102を先端に取り付けたセンサホルダ103と、センサホルダ103を介して振動センサ102を被測定物104の測定面(以下、測定面と称する)104aに接離させるエアシリンダ105と、を備えている。
図5に示すように、振動センサ102は、センサホルダ103下部のセンサ保持部106に収納されている。センサ保持部106の下面には開口107が形成されていて、開口107の周囲に係止爪108を有している。
振動センサ102は、センサ本体102aの下面に上記開口107よりもやや小径の接触部102bを有し、上面にはウレタン等の弾性体109が接着されている。接触部102bは、センサ保持部106の開口107から少し突出しており、センサ本体102aと接触部102bの間の段部110が係止爪108によって遊動自在に保持されている。センサホルダ103内には圧縮バネ111によって付勢されたロッド112が収容されており、ロッド112の下端のヘッド部113が振動センサ102の上面に弾接している。
特開平8−201159号公報
ところで、上記従来の振動計測装置101は、振動センサ102をセンサ本体102aと接触部102bの間の段部110において係止爪108によって遊動自在に保持したので、振動センサ102の接触部102bの下面のセンシング面が被測定物104の測定面104aと平行でない場合でも、振動センサ102を測定面104aに押し当てると振動センサ102が傾き、振動センサ102のセンシング面と被測定物104の測定面104aとを密着させることができるという効果がある反面、次に述べるような課題があった。
(1)圧縮バネ111による拘束力が振動センサ102に作用し、振動の測定に悪影響を及ぼす。
(2)単一のエアシリンダ105で振動センサ102を上下動させて被測定物104の測定面104aに接離させているために、測定面104aに高低差の有る場合、例えば自動変速機試験装置において被測定物104として測定面104aの高さ位置の異なる自動変速機の振動を測定する場合に、高さの異なる測定面104aに振動センサ102を接離させるのが困難である。
本発明は上記従来の課題を解決し、圧縮バネ等による拘束力を排除して、より正確な振動の計測を可能にすると共に、測定面に高低差が有る場合でも容易に対応することのできる振動計測装置を提供することを目的に成されたものである。
請求項1の発明は、振動センサと、該振動センサを先端部に嵌合して上下動可能に取り付けたセンサホルダと、センサホルダを介して振動センサを被測定物の測定面に接離させるセンサ接離機構と、を備えた振動計測装置において、
上記振動センサは、上面側にフランジ状の突起および振動測定素子を設けた測定子板を備え、下面側に磁石を備え、
上記センサホルダは、下端側に上記振動センサの下端の磁石を突出させる開口と、嵌合した上記振動センサのフランジ状の突起の下面に係合する突起係合部を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の振動計測装置において、上記センサホルダは、複数に分割されていて、上端部が連結部で連結されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の振動計測装置において、上記振動センサのフランジ状の突起と上記センサホルダの突起係合部は、互いに嵌り合う位置決めピンとピン嵌合孔を備え、
上記位置決めピンは、振動計測時には上記ピン嵌合孔の下端部との接触が解除され、振動計測終了後、センサホルダ上昇時に、上記ピン嵌合孔の下端部と接触して上記振動センサを上記センサホルダの中心部に位置させる傾斜面を下端部に備えていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の振動計測装置において、上記センサ接離機構は、上記振動センサを待機位置から第1の測定位置に移動させる第1の昇降操作用エアシリンダと、上記振動センサを上記第1の測定位置からこれよりも低位の第2の測定位置に移動させる第2の昇降操作用エアシリンダと、を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の振動計測装置において、上記第2の昇降操作用エアシリンダは、上記第1の昇降操作用エアシリンダで上記振動センサを上記第1の測定位置に移動させた後に、上記第2の昇降操作用エアシリンダで上記第1の昇降操作用エアシリンダと共に上記振動センサを上記第2の測定位置に移動させることを特徴とする。
請求項6の発明は、振動センサと、該振動センサを先端部に嵌合して上下動可能に取り付けたセンサホルダと、センサホルダを介して振動センサを被測定物の測定面に接離させるセンサ接離機構と、を備え、
上記振動センサは、上面側にフランジ状の突起および振動測定素子を設けた測定子板を備え、下面側に磁石を備え、
上記センサホルダは、下端側に上記振動センサの下端の磁石を突出させる開口と、上記振動センサのフランジ状の突起の下面に係合する突起係合部を備えた振動計測装置を使用して被測定物の測定面の振動を測定する振動測定方法であって、
上記振動センサに設けたフランジ状の突起がセンサホルダに設けた突起係合部に係合して、振動センサがセンサホルダから抜け落ちるのを防止し、センサ接離機構でセンサホルダを被測定物の測定面に向けて移動させて、先ず上記磁石を測定面に吸着させて振動センサを測定面に取り付け、更にセンサ接離機構でセンサホルダを測定面側に移動させて、センサホルダのみを下降させて、センサホルダに設けたフランジ状の突起とセンサホルダに設けた突起係合部を非係合状態にして振動の測定を行なうことを特徴とする。
(1)請求項1の発明によれば、振動センサは、センサホルダ内に軸方向に移動可能に収容されていて、振動センサに設けたフランジ状の突起がセンサホルダに設けた突起係合部に係合して、振動センサがセンサホルダから抜け落ちるのが防止される。そして、センサ接離機構でセンサホルダを被測定物の測定面に向けて移動させると、先ず磁石が測定面に吸着されて振動センサが測定面に取り付けられた状態になる。更にセンサ接離機構でセンサホルダを測定側に移動させると、センサホルダのみが下降し、センサホルダに設けたフランジ状の突起と、センサホルダに設けた突起係合部が非係合(非接触)になり、振動センサは、センサホルダからの拘束を解かれた状態での振動の測定が可能になる。
(2)請求項2の発明によれば、上記センサホルダを複数に分割したので、振動センサを中心にして、その外周に分割したセンサホルダを配置して、これら分割したセンサホルダの上端部を連結部で連結することにより、センサホルダ内への振動センサの組付けを容易に行うことができる。
(3)請求項3の発明によれば、振動計測時には上記ピン嵌合孔の下端部との接触が解除されるので、センサホルダの拘束を解かれた状態で振動計測が可能になる。また、終了後、センサホルダ上昇時に、位置決めピンの下端部に設けた傾斜面が上記ピン嵌合孔の下端部と接触して、上記振動センサを上記センサホルダの中心部に戻すので、振動計測時において発生した振動センサの位置ずれを補正して、次の振動計測に備えることができる。
(4)請求項4の発明によれば、被測定物の機種等により測定面に高低差が有る場合でも、対応することが可能になる。
(5)請求項5の発明によれば、第1の昇降操作用エアシリンダで上記振動センサを第1の測定位置に移動させた後に、第2の昇降操作用エアシリンダで第1の昇降操作用エアシリンダと共に振動センサを上記第2の測定位置に移動させるので、単一の昇降操作用エアシリンダで、振動センサを上記第2の測定位置に移動させる場合に較べて、シリンダロッドのストローク量の少ないエアシリンダを使用して、振動センサを上記第2の測定位置に移動させることができる。
(6)請求項6の発明によれば、振動センサをセンサホルダの拘束から解除して振動の測定を行なうので、より正確な振動の測定が可能になる。
振動計測装置の正面図。 振動計測装置の側面図。 図3Aは振動センサ及びセンサホルダ部分の断面図、図3Bは側面図、図3Cは図3AのC−C断面図。 従来例の振動計測装置の説明図。 従来例の振動計測装置の振動センサ及びセンサホルダ部分の断面図。
以下、本発明の実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1及び図2に示すように、振動計測装置1は、振動センサ2と、該振動センサ2を先端に取り付けたセンサホルダ3と、センサホルダ3を介して振動センサ2を被測定物の測定面104aに接離させるセンサ接離機構4と、を備えている。
図3Aに示すように、振動センサ2は、上部にフランジ状の突起5を備えたセンサ本体部6と、センサ本体部6の上面側に取り付けられていて複数の振動測定素子7およびコネクタ8を有する測定子板9と、センサ本体部6の下面側に取り付けられた磁石10を備えている。8aは、コネクタ8に接続されたハーネスである。
上記磁石10は、センサ本体部6の下面に設けた凹部に嵌合した状態で取り付けられていて、磁石10の下端はセンサ本体部6の下面から僅かに突出している。
フランジ状の突起5は、後記するセンサホルダ3の突起係合部16上に重なり合ってセンサホルダ3からの脱落を阻止する。フランジ状の突起5には、上記突起係合部16上に設けた位置決めピン18が挿入されるピン嵌合孔11が形成されている。
センサホルダ3は、上述したように振動センサ2のフランジ状の突起5が係合して振動センサ2の抜け落ちを防止した状態で振動センサ2を上下動可能に支持するものであり、左右一対のホルダ本体部12,13と、これら左右一対のホルダ本体部12,13の上端部をネジ結合した連結部14と、で構成されている。
左右一対のホルダ本体部12,13は、内周面に凹溝15を有し、該凹溝15の下部に上記振動センサ2のフランジ状の突起5が重なり合う突起係合部16が形成されている。左右一対のホルダ本体部12,13の突起係合部16間には、振動センサ2のセンサ本体部6の下端部を突出させる開口17が形成されている。
突起係合部16には、振動センサ2のフランジ状の突起5を重ね合わせたときに、該フランジ状の突起5に設けたピン嵌合孔11に嵌合する位置決めピン18が設けられている。位置決めピン18は、ピン嵌合孔11への挿入を容易にするために、先端に行くに従って小径となるように形成されているとともに、下端部には、略円錐形の傾斜面18aが設けられている。
上記傾斜面18aは、図3Aに示すように、振動計測時には、ピン嵌合孔11の下端部との係合が解除され、センサホルダ3からの拘束を解かれた状態で振動の計測が可能になる。また、振動計測終了後、センサホルダ3を上昇させる際に、上記傾斜面18aがピン嵌合孔11の下端部と接触して,振動センサ2をセンサホルダ3の中心部に戻して、振動計測時において生じる振動センサ2の位置ずれを補正して、次の振動計測に備えることができる。
上記振動センサ2のセンサホルダ3への組み付けは、例えば以下のようにして行なわれる。先ず、センサ本体部6に測定子板9と磁石10を取り付けて振動センサ2を構成する。次に、振動センサ2のフランジ状の突起5に設けたピン嵌合孔11に、該ピン嵌合孔11の下方から位置決めピン18を挿入して、振動センサ2の対向位置に左右一対のホルダ本体部12,13を組み付けた状態にする。しかる後に、左右一対のホルダ本体部12,13の上端側を連結部14で連結することにより、振動センサ2は、センサホルダ3へ組み付けられる。
次に、センサ接離機構4について説明する。図2に示すように、センサ接離機構4は、振動センサ2を被測定物の測定面104aの真上に移動させる水平方向移動操作用エアシリンダ21と、上記測定面104aの真上の待機位置(以下、待機高さと称する)に在る振動センサ2を待機高さから第1の測定位置(以下、第1の測定高さAと称する)又は第1の測定高さよりも低位の第2の測定位置(以下、第2の測定高さBと称する)に移動させる第1,第2の昇降操作用エアシリンダ22,23(以下、第1の昇降操作用エアシリンダ22をXストロークシリンダ、第2の昇降操作用エアシリンダ23をYストロークシリンダと称する)を備えている。上記水平方向移動操作用エアシリンダ21,Xストロークシリンダ22,Yストロークシリンダ23は、スピードコントローラを備えている。
図1に示すように、上記水平方向移動用エアシリンダ21は、第1ブラケット24を介して固定面25に取り付けられている。
図2に示すように、Xストロークシリンダ22は、第2ブラケット26に取り付けられている。第2ブラケット26は、レール部27を介して水平方向移動用エアシリンダ21側に取り付けられていて、該水平方向移動用エアシリンダ21によりレール部27に沿って水平方向に移動するとともに、Yストロークシリンダ23を上下動させる。
Yストロークシリンダ23は、第3ブラケット28に取り付けられている。第3ブラケット28は、Xストロークシリンダ22のロッド22aの下端に取り付けられていて、該ロッド22aの動きに追従する。
Yストロークシリンダ23のロッド23aの下部には上下動板29が取り付けられていると共に、更にその下部のロッド23aの先端には上記センサホルダ3と振動センサ2が取り付けられている。上記第3ブラケット28には、ハイドロスピードコントローラ(以下、ハイドロスピコンと称する)30が取り付けられている。また、上記上下動板29には、ハイドロスピコン30を操作するスコピンドグ31が設けられている。
図2に示すように、Yストロークシリンダ23のストローク量Yは、待機位置から第1の測定高さAまでの距離に相当する長さになっているとともに、Xストロークシリンダ22のストローク量Xは、第1の測定高さAから第2の測定高さBまでの距離に相当する長さになっている。
次に、振動計測装置1の作用について説明する。振動計測前において振動センサ2は、待機位置にセットされている。そして、振動を計測する際には、先ず水平方向移動用エアシリンダ21で振動センサ2を測定面104aの真上に位置させる。
次に、測定面104aが第1の測定高さAの場合には、Yストロークシリンダ23を使用して、振動センサ2を第1の測定高さAに移動させる。
振動センサ2が待機高さから第1の測定高Aさに移動する過程においては、先ず、磁石10が被測定物の測定面104aに吸着固定される。更に、Yストロークシリンダ23のロッド23aが下降すると、上記磁石10により被測定物104の測定面104aに吸着固定された振動センサ2に対して、センサホルダ3のみが下降して、振動センサ2のフランジ状の突起5と、センサホルダ3の突起係合部16が非接触状態になると共に、位置決めピン18の略円錐形の傾斜面18aとピン嵌合孔11が非接触状態となり、振動センサ2は、センサホルダ3からの拘束を解かれた状態で振動の計測が可能になる。
また、測定面104aが第2の測定高さBの場合には、更にXストロークシリンダ22を使用して、振動センサ2を第2の測定高さBに移動させる。
この場合も、上記振動センサ2を待機高さから第1の測定高さAに移動させる場合と同様に、振動センサ2が第1の測定高さAから第2の測定高さBに移動する過程においては、先ず、磁石5が被測定物の測定面104aに吸着固定され、更にXストロークシリンダ22のロッド22aが下降すると、上記磁石10により被測定物104の測定面104aに吸着固定された振動センサ2に対して、センサホルダ3のみが下降して、振動センサ2のフランジ状の突起5と、センサホルダ3の突起係合部16が非接触状態になり、振動センサ2は、センサホルダ3からの拘束を解かれた状態で振動の計測が可能になる。そして、振動計測終了後センサホルダ3を待機位置に上昇させる際に、上記傾斜面18aがピン嵌合孔11の下端部と接触して,振動センサ2をセンサホルダ3の中心部に戻して、振動計測時において生じる振動センサ2の位置ずれを補正して、次回の振動計測に備える。なお、実施例では、位置決めピン18の下端部に、傾斜面18aを設けた場合を示したが、ピン嵌合孔11の下端部を傾斜面にして実施例と同様の効果を得てもよい。
1…振動計測装置
2…振動センサ
3…センサホルダ
4…センサ接離装置
5…フランジ状の突起
6…センサ本体部
7…振動測定素子
8…コネクタ
8a…コネクタに接続されたハーネス
9…測定子板
10…磁石
11…ピン嵌合孔
12,13…一対のホルダ本体部
14…連結部
15…凹溝
16…突起係合部
17…開口
18…位置決めピン
21…水平方向移動操作用エアシリンダ
22…第1の昇降操作用エアシリンダ(Xストロークエアシリンダ)
23…第2の昇降操作用エアシリンダ(Yストロークエアシリンダ)
(1)請求項1の発明によれば、振動センサは、センサホルダ内に軸方向に移動可能に収容されていて、振動センサに設けたフランジ状の突起がセンサホルダに設けた突起係合部に係合して、振動センサがセンサホルダから抜け落ちるのが防止される。そして、センサ接離機構でセンサホルダを被測定物の測定面に向けて移動させると、先ず磁石が測定面に吸着されて振動センサが測定面に取り付けられた状態になる。更にセンサ接離機構でセンサホルダを測定側に移動させると、センサホルダのみが下降し、振動センサに設けたフランジ状の突起と、センサホルダに設けた突起係合部が非係合(非接触)になり、振動センサは、センサホルダからの拘束を解かれた状態での振動の測定が可能になる。
この場合も、上記振動センサ2を待機高さから第1の測定高さAに移動させる場合と同様に、振動センサ2が第1の測定高さAから第2の測定高さBに移動する過程においては、先ず、磁石10が被測定物の測定面104aに吸着固定され、更にXストロークシリンダ22のロッド22aが下降すると、上記磁石10により被測定物104の測定面104aに吸着固定された振動センサ2に対して、センサホルダ3のみが下降して、振動センサ2のフランジ状の突起5と、センサホルダ3の突起係合部16が非接触状態になり、振動センサ2は、センサホルダ3からの拘束を解かれた状態で振動の計測が可能になる。そして、振動計測終了後センサホルダ3を待機位置に上昇させる際に、上記傾斜面18aがピン嵌合孔11の下端部と接触して,振動センサ2をセンサホルダ3の中心部に戻して、振動計測時において生じる振動センサ2の位置ずれを補正して、次回の振動計測に備える。なお、実施例では、位置決めピン18の下端部に、傾斜面18aを設けた場合を示したが、ピン嵌合孔11の下端部を傾斜面にして実施例と同様の効果を得てもよい。

Claims (6)

  1. 振動センサと、該振動センサを先端部に嵌合して上下動可能に取り付けたセンサホルダと、センサホルダを介して振動センサを被測定物の測定面に接離させるセンサ接離機構と、を備え、
    上記振動センサは、上面側にフランジ状の突起および振動測定素子を設けた測定子板を備え、下面側に磁石を備え、
    上記センサホルダは、下端側に上記振動センサの下端の磁石を突出させる開口と、上記振動センサのフランジ状の突起の下面に係合する突起係合部を備えていることを特徴とする振動計測装置。
  2. 上記センサホルダは、複数に分割されていて、上端部が連結部で連結されていることを特徴とする請求項1に記載の振動計測装置。
  3. 上記振動センサのフランジ状の突起と上記センサホルダの突起係合部は、互いに嵌り合う位置決めピンとピン嵌合孔を備え、
    上記位置決めピンは、振動計測時には上記ピン嵌合孔の下端部との接触が解除され、振動計測終了後、センサホルダ上昇時に、上記ピン嵌合孔の下端部と接触して上記振動センサを上記センサホルダの中心部に位置させる傾斜面を下端部に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の振動計測装置。
  4. 上記センサ接離機構は、上記振動センサを待機位置から第1の測定位置に移動させる第1の昇降操作用エアシリンダと、上記振動センサを上記第1の測定位置よりも低位の第2の測定位置に移動させる第2の昇降操作用エアシリンダと、を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の振動計測装置。
  5. 上記第2の昇降操作用エアシリンダは、上記第1の昇降操作用エアシリンダで上記振動センサを上記第1の測定位置に移動させた後に、上記第1の昇降操作用エアシリンダと共に上記振動センサを上記第2の測定位置に移動させることを特徴とする請求項4に記載の振動計測装置。
  6. 振動センサと、該振動センサを先端部に嵌合して上下動可能に取り付けたセンサホルダと、センサホルダを介して振動センサを被測定物の測定面に接離させるセンサ接離機構と、を備え、
    上記振動センサは、上面側にフランジ状の突起および振動測定素子を設けた測定子板を備え、下面側に磁石を備え、
    上記センサホルダは、下端側に上記振動センサの下端の磁石を突出させる開口と、上記振動センサのフランジ状の突起の下面に係合する突起係合部を備えた振動計測装置を使用して被測定物の測定面の振動を測定する振動測定方法であって、
    上記振動センサに設けたフランジ状の突起がセンサホルダに設けた突起係合部に係合して、振動センサがセンサホルダから抜け落ちるのを防止し、センサ接離機構でセンサホルダを被測定物の測定面に向けて移動させて、先ず上記磁石を測定面に吸着させて振動センサを測定面に取り付け、更にセンサ接離機構でセンサホルダを測定面側に移動させて、センサホルダのみを下降させて、センサホルダに設けたフランジ状の突起とセンサホルダに設けた突起係合部を非係合状態にして振動の測定を行なうことを特徴とする振動計測方法。
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