JPH0686034U - ロボットによる振動測定に用いる振動検出器保持装置 - Google Patents

ロボットによる振動測定に用いる振動検出器保持装置

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JPH0686034U
JPH0686034U JP3321493U JP3321493U JPH0686034U JP H0686034 U JPH0686034 U JP H0686034U JP 3321493 U JP3321493 U JP 3321493U JP 3321493 U JP3321493 U JP 3321493U JP H0686034 U JPH0686034 U JP H0686034U
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JP
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vibration detector
vibration
robot
holding device
detector
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JP3321493U
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洋二 中村
清一 丸元
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はロボットアームを用いた振動物体の
接触式振動測定において、ロボットの干渉による振動測
定への影響を無くし、あるいは極わずかにする振動検出
器の保持装置を提供する。 【構成】 振動検出器保持装置に電磁石4を設置し、ま
た振動検出器6に磁石5を設置する事により、電源のO
N/OFFによる振動検出器の振動物体への取り付け、
取り外しを行う。この時振動検出器保持装置及び振動検
出器にテーパ状の部品3を設置する事により、二つの軸
心が一致したときに振動検出器の取り付け、取り外しが
簡単に行える。また、ロボット移動時には先に述べた電
磁石により振動検出器が振動検出器保持装置に固定さ
れ、振動検出器に加わる振動や衝撃を無くし、振動検出
器の破損を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、種々の特殊環境に置かれた振動物体、例えばモータやギアボックス 、ファン等の振動をロボットにより接触式振動測定する際に用いる接触式振動検 出器の保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、接触式振動測定では、一般に人間が手作業で振動物体に振動検出器を取 り付け、そこから検出される電気的信号を処理することにより振動測定を行い、 移動の際には振動検出器を取り外しそれを手で持ち運んでいた。 また、ロボットを用いた振動検出方法(特願平4−343238号)ではロボ ットに位置−力制御が必要でありロボットを構成するシステムが大きくなる欠点 があり、システムとして小さい走行機能及び位置制御機能を有する一軸から多軸 ロボットによる安価にそして簡単に振動測定を行える方法が求められていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の方法では人間が直接振動測定を行うため、危険雰囲気等の特殊環境下で の作業が行えなかった。また、いわゆるロボットハンドの様な汎用的な保持装置 ではその操作性が悪く、振動検出器の取り付け、取り外しが簡単に行えなかった 。そこで本考案では上記の様に簡単にロボットで振動検出を可能とするような振 動検出器を保持する装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、ロボットにより接触型振動検出器を用い て振動測定する際にロボットアームの先端に取り付けて用いる振動検出器の保持 装置に於いて、ロボットの移動に伴い生じる衝撃力による振動検出器が破損を防 止するために振動検出器をロックする接触型振動検出器保持手段と、被測定物に 前記ロボットアームで接触型振動検出器を押し付ける際に、前記振動検出器保持 手段による前記接触型振動検出器の保持が解除されて、前記被測定物に前記接触 型振動検出器が接触したまま、前記振動検出器保持装置のロックから開放された 状態を実現する手段とを有する事を特徴とするものである。
【0005】
【作用】
振動検出器保持装置における接触型振動検出器保持手段として、エア流やメカ バネといった弾性体、または電磁力等の非接触力による振動検出器保持プレート への押し付けを行い、振動検出器保持プレートに振動検出器をロックする。 この振動検出器のロックはロボットアームによる被測定物へ接触式振動検出器 の押し付けや、スイッチの入、切で、保持プレートから振動検出器が離れる構造 となっている。またこの時、振動検出器と保持装置とが接触する部分に互いが一 致するようなテーパを設ける事により振動検出器と保持装置の軸心ずれが無くな り、振動検出器が保持装置から離れた際、振動検出器と保持装置の接触が無く振 動検出器は浮遊した状態となり、ロボットアーム及び振動検出器保持治具の振動 測定器への接触による振動測定への影響が無くなる。 また、ロボットアームにより被測定物に振動検出器を押し付けた後、振動検出 器がロックから開放されて、浮遊支持状態になった時の振動検出器の振動物体へ の接着手段として、振動検出器に磁石を設ける。
【0006】 すなわち、本考案は、ロボットにより接触型振動検出器を用いて振動測定する 際にロボットアームの先端に取り付けて用いる振動検出器の保持装置に於いて、 ロボットの移動に伴って生じる衝撃力により振動検出器が破損するのを防止する ために振動検出器をロックする接触型振動検出器保持手段と、被測定物に前記ロ ボットアームで接触型振動検出器を押し付ける際に、前記振動検出器保持手段に よる前記接触型振動検出器の保持が解除されて、前記被測定物に前記接触型振動 検出器が接触したまま、前記振動検出器保持装置のロックから開放された状態を 実現する手段とを有するロボットによる振動測定に用いる振動検出器保持装置で ある。
【0007】
【実施例】
図1に本考案の基本的な装置構成を示す。 治具1(1)下部、上向きに電磁石(4)を取り付け、その取り付け部の横に テーパを付ける。また、このテーパと一致するようなテーパを持つ部品2(3) を振動検出器(6)上部に設置し、部品2(3)の上部には鉄製の部品1(2) を設置する。ロボット自身、または遠隔装置を介し人間が電源の入、切を行う。 また、治具1(1)の下端部および部品(2)に、互いが一致するようにテーパ を設けておき、部品(2)のテーパ部の上には鉄製の部品(1)を設置する。ま た、振動検出器(6)の下部に磁石(5)を設置する。
【0008】 この構造によりロボットが振動検出器を持って移動する際、ロボット自身、ま たは遠隔操作装置を介して人間が電磁石(4)の電源を入、切する事により電磁 石(4)が作動し、治具1(1)に部品1(2)つまり振動検出器(6)がロッ クされロボットの移動に伴い生じる振動や衝撃等による振動検出器の破損を防ぐ 。また、ロックと同時に部品2(3)及び治具1(1)に設けたテーパの一致に より治具1(1)と振動検出器(6)の軸心が一致する。
【0009】 振動測定時は磁石(5)を振動物体に接触させ、ロボットにより治具1(1) を治具1(1)と部品1(2)および部品2(3)が接触しない量だけ押し付け 、部品1(2)と電磁石(4)を離し、電磁石(4)の電源を切る事によって振 動検出器(6)は磁石(5)により振動物体に治具1(1)からは浮遊した状態 で設置される。
【0010】 この時振動検出器(6)は部品2(3)と治具1(1)に設けたテーパにより 半径方向の隙間は保たれているため、ロボットによる治具1(1)の押し付けは 振動検出器(6)の軸方向のみで良く操作が簡単になる。 なお、振動検出器(6)を振動物体からはずす時には、電磁石(4)の電源を 入れて電磁石(4)を作動させ、治具1(1)に振動検出器(6)をロックして 引っ張れば容易にはずれる。
【0011】 図2は図1の装置の治具1(1)と部品1(2)の間にバネ(7)を設けた構 造であり、このバネ(7)は図の位置で伸びが無くなる長さとする。 このバネ(7)の設置により振動検出器(6)の取り付け、取り外しの際の治 具1(1)からの衝撃が緩和され、更に振動測定時のバネ(7)の影響が最小と なる。
【0012】 図3は図1の治具1(1)と部品2(3)の形状を逆にした物であり、治具1 (1)を治具2(8)、部品1(2)および部品2(3)を部品3(9)に換え る事によって図1の装置に比べ、より小型化できる。
【0013】 図4は図3の装置の治具2(8)と、部品3(9)の間にバネ(7)を設けた 構造であり、このバネ(7)は図の位置で伸びが無くなる長さとする。 このバネ(7)の設置により振動検出器(6)の取り付け、取り外しの際の治 具2(8)からの衝撃が緩和され、更に振動測定時のバネ(7)の影響が最小と なる。
【0014】 図5(a)及び(b)は治具3(10)内面に振動検出器(6)のロック機構 を設けたものである。このロック機構(13)はスライド溝、弁及び振動検出器 (6)に取り付けたガイドピン(12)から成り、振動検出器(6)のロック時 の押し付け力用として、バネ系(7,11)を設ける事によって一工程で振動検 出器(6)のロック及び解除が行える構造となっている。
【0015】 また、バネ系台座の部品4(11)を振動検出器(6)の上端の部品3(9) に互いが一致するようなテーパを設ける事によって治具3(10)と振動検出器 (6)の軸心を一致させる働きを持たせる。
【0016】
【考案の効果】
以上の様に本考案による振動検出器保持装置を用いる事により、電源ON/O FFの簡単な操作のみで振動検出器の設置及び取り外しが可能となり、これをロ ボットに用いる事で、人手を要さずにロボットによる振動測定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側面図である。
【図2】本考案の他の実施例の側面図である。
【図3】本考案の他の実施例の側面図である。
【図4】本考案の他の実施例の側面図である。
【図5】(a)は本考案の他の実施例の側面図で、
(b)は(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 治具1 2 部品1 3 部品2 4 電磁石 5 磁石 6 振動検出器 7 バネ 8 治具2 9 部品3 10 治具3 11 部品4 12 ガイドピン 13 ロック機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットにより接触型振動検出器を用い
    て振動測定する際にロボットアームの先端に取り付けて
    用いる振動検出器の保持装置に於いて、ロボットの移動
    に伴って生じる衝撃力により振動検出器が破損するのを
    防止するために振動検出器をロックする接触型振動検出
    器保持手段と、被測定物に前記ロボットアームで接触型
    振動検出器を押し付ける際に、前記振動検出器保持手段
    による前記接触型振動検出器の保持が解除されて、前記
    被測定物に前記接触型振動検出器が接触したまま、前記
    振動検出器保持装置のロックから開放された状態を実現
    する手段とを有する事を特徴とする、ロボットによる振
    動測定に用いる振動検出器保持装置。
JP3321493U 1993-05-27 1993-05-27 ロボットによる振動測定に用いる振動検出器保持装置 Withdrawn JPH0686034U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013111687A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 株式会社明電舎 振動計測装置及び振動計測方法
JP2019136809A (ja) * 2018-02-08 2019-08-22 Ntn株式会社 ロボットハンド用接続部材およびロボット

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Effective date: 19971106