JP3709504B2 - 測定装置用の再構成することができる支持取付け装置とそれを構成配置する方法 - Google Patents

測定装置用の再構成することができる支持取付け装置とそれを構成配置する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は測定装置の支持および位置決め取り付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、測定装置において部品を測定するには、測定部品を支持取付け装置によって測定装置のベッドに位置付けて固定する。通常、こうした装置は、それぞれの目的に応じた形式のものである。たとえば自動車の車体の構成部品のように、それ自体の重量によって変形する部品の場合には、その測定部品を実際に作動する状態に再現させることは比較的面倒であって、費用のかかることである。
【0003】
通常の特別目的の取付け装置の代わりに、各種の部品を測定するために工具を交換する費用を軽減するために、再構成することのできる取付け装置が、この出願人のイタリア特許第1,206,886号に一例として開示してある。
【0004】
この取付け装置を簡単に説明すると、多数の柱状の支持要素から成っている。この支持要素は基準面の所定の位置に、たとえば磁気ストッパによって、固定される支持要素と、基準面に対して垂直の軸線に沿った高さを調節するようにした棒部材とから成っている。この棒部材の位置を決めて、その高さを調節するのは、測定装置それ自体によって自動的に行うもので、測定装置の頭部には柱状要素と協働する固定装置が備えてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記周知の再構成することができる取付け装置は、有効に作動するものであるけれども、なお多くの不利益な点がある。とくに重要な課題は、非常に高額となることで、これは取付け装置を完全に自動化するために柱状要素と固定装置との機械設計と回路構成とがきわめて複雑になるということによるのである。
【0006】
第二の課題としては、ベースが基準面に空気静力学的に支持されているのに、磁気的に任意の位置に固定されるので、装置の基準面を通常の装置に設けてあるような孔の全くない強磁性体製としなければならないことである。したがって、この形式の取付け装置は、あらゆる形式の通常の装置に使用することができない。
【0007】
この発明の目的は、周知の取付け装置に付随する前述の諸問題を解決することができる、特に測定装置用の再編成することができる支持取付け装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、測定装置に測定部品を位置付けて支持する再構成することのできる取付け装置は、基準面と可動測定ユニットとから成り、この取付け装置は前記基準面に位置付けすることができる第一の部分を具備する少なくとも1個の再構成することができる支持要素と、前記第一の部分に関連して前記基準面に対して垂直の方向に位置付けすることができる第二の部分とを具備するものであって、この取付け装置は、前記可動測定ユニットによって所定の位置に移動することができる基準工具を備え、相互に係合する位置において前記支持要素の前記第二の部分と協働する三次元基準装置と、前記相互に係合する位置において作動して前記第一の部分に関連して前記基準面と前記第二の部分とに前記第一の部分を固定する固定装置とから成ることを特徴とする。
【0009】
この発明は、また、特に基準面と可動測定ユニットとからなる測定装置に測定部品を位置付けして支持する取付け装置であって、この取付け装置は前記基準面に位置付けすることができる第一の位置を示す少なくとも1個の再構成することができる支持要素と、前記第一の部分に関連して前記基準面に対して垂直の方向に位置付けすることができる第二の部分とを具備する取付け装置を構成配置する方法に関するものであって、この方法は、基準工具を前記可動測定ユニットによって所定の位置に位置付けする第一の工程と、前記支持要素を前記基準面に手動によって移動し、前記支持要素の前記第二の部分を前記第一の部分に関連して手動で移動し、前記支持要素の前記第二の部分を前記基準工具の三次元基準装置と係合する第二の工程と、前記第一の部分を前記基準表面に固定し、前記第二の部分を前記係合位置において前記第一の部分に関連して固定する第三の工程とから成ることを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
図1において符号1は周知の測定装置を示すもので、その測定装置1はベッド2と、工具の主軸5とを備える測定ヘッド4を具備する、たとえば発射台型の可動測定ユニット3とから成っていてる。工具の主軸5は可動測定ユニット3によって座標軸X,Y,Zについて移動することができる。より詳細に述べると、軸Xと軸Yとは水平で、互いに直角に交差しており、X,Y基準面はベッド2の平坦な頂面2aを形成するものであり、Z軸は縦軸、すなわち、X,Y基準面に対して垂直をなすものである。
【0011】
測定装置1はさらに可動測定ユニット3に接続したプロセス制御ユニット6を備えている。このプロセス制御ユニット6はプログラムされた作動サイクルによって、可動測定ユニット3の可動部材の移動をX,Y,Z軸について移動するように制御する。プロセス制御ユニット6は便宜上データ入力キーボード8bと後述するオペレータに情報を提供するビデオ端子8aとで示してある。
【0012】
測定装置1には、そのベッド2の側部に工具収納部Pを備えてあり、この工具収納部Pから各測定サイクル毎に必要とする工具(図に示してない)を可動測定ユニット3によって取り出すのである。
【0013】
ベッド2は非強磁性体で構成してあって、その頂面2aには等しい間隔をとって多数の孔9(図には数個のみが示してある)が規則正しく配列してある。孔9は頂面2aについて相互に隣接する多数の正二等辺三角形Tの頂点を形成するものである。従って、外側の列を除くそれぞれの孔9は、4個の孔によって形成される4角形の中央にある。
【0014】
ベッド2をたとえば花崗岩製等の非金属製のものとした場合には、ベッド2内に金属製の管(図に示してない)を挿入して孔9とする。
【0015】
この発明によれば、測定装置1には測定する部品を支持する取付け装置10が設けてある。
【0016】
取付け装置10は多数の柱状の支持要素11(以下、単に「柱」という)と、多数の位置決め工具13とを具備している。これらの柱11はその高さを調節することができ、ベッド2の適当な位置に固定される。支持工具12は測定する部品を支持し、これを固定するために各柱11に取り付けてある。位置決め工具13は、後に詳述するように柱11を配置する位置を決めるために測定ヘッド4の主軸5に取り付けてある。
【0017】
図3と6とは柱11の内の一本を示すもので、次にこの柱について説明するが、この柱と明らかに同一の柱についてもこの説明をそのまま適用する。
【0018】
柱11はベッド2と協働するベース15を備えた中空の円筒体14と、ベッド2に円筒体14を固定する装置16と、柱11の高さを調節するために軸線方向に滑動する一部が円筒体14内に収容されていて、しかもこの円筒体に支持されている垂直の棒部材17と、所定の軸線方向の位置に棒部材17を固定する装置18とを具備する。
【0019】
ベース15は比較的厚い円形の板体19で、その底面部19aには長方形の溝20が形成してある(図9)。
【0020】
溝20の両側において、板体19の底面部19aは、多数のネジ部材22で環状の弓形部分を構成する2枚の板体21に取付けてある。これらの板体21は両者で等しい角度で間隔をとった3つの突出する周縁部23(図2)を形成し、ベッド2にベース15を支持する。
【0021】
板体19には溝20の両側に対称的に2対の円筒形のシート26が配置してある(図2と図9)。各シート26にはブッシュ28と、ブッシュ28内で自由に回転するように収容したボール29とから成るボール支持部材27が滑動するように収容してあり、ボール29の一部は下方に突出している。ブッシュ28は板体19に形成した肩部34とリングナット35との間に軸線方向に緩く取り付けた管状のフランジ30とを備え、リングナット35は板体21とシート26に形成した孔36内に収容してある。
【0022】
ボール支持部材27はシート26内に収容され、柱11の重量に耐える弾力を有するバネ37で下方に押し下げられていて、円筒体14の固定装置16が解除されると、柱11はボール29とボール支持部材27だけでベッド2に支持され、殆ど摩擦を受けることなくベッド2上を移動することができる。
【0023】
円筒体14の固定装置16(図6および図9乃至図11)は、ベース15の内部に滑動するように収容された腕40から成っている。この腕40はベース15の溝20内を滑動するように取付けてあり、ベッド2に取付けた固定要素41にはめ込んである。より詳細に述べると、固定要素41は頭部44と軸部42とからなる茸型で、この軸部のネジ付きの端部43がベッド2の孔9にねじ込んである。
【0024】
腕40の一方の端部から全長の半分の長さまではT字形断面の溝48(図11)にしてあって、この溝48の表面部49は固定要素41の軸部42が滑動するように嵌合し、その内側の部分50は表面部49より広くしてあって、表面部49とともに肩部51を形成して、固定要素41の頭部44を受け入れるようにしてある。溝48の表面部49と内側の部分50とは、腕40の中央部において、それぞれ長手方向に伸長する半円筒形の停止面49a、50aを形成している。
【0025】
腕40にはまた、横方向の溝53が設けてある。この溝の端部は開口54を介して溝48の内側の部分50と連絡してある。溝53の底部には開口54の方向に突出するバネ55が取付けてある。このバネ55は波形の端部56で終わっていて、溝48に対して凸面をなした波形の端部56が固定要素41の頭部44に係合する(図11)。
【0026】
円筒体14の固定装置16は、さらに、柱11の内側の円筒体14に収容された垂直の棒部材57を具備する。その詳細は後述する。図6に示すように、棒部材57は円筒体14の頂壁60に取付けたコップ状の部材59の底壁58を介して取付けてあり、頂端のヘッド64がコップ状の部材59の内側において滑動するようにしてある。多数の座金装置65がヘッド64と底壁58との間に挿入してあり、棒部材57はその底端ヘッド66で腕40に固定してある。
【0027】
腕40はその全長に亘って伸長する頂部溝67(図9、10)を備えており、この頂部溝67は表面部68と底面部69とを備え、底面部69は表面部より広くしてあって、肩部70を形成して逆T字形の溝になっている。棒部材57のT形断面のヘッド66は溝67の内側に収容され、座金装置65によって加わる負荷によって肩部70と軸線方向に協働する。溝67の両端は腕40に取付けた1対の板71で閉塞してあって、棒部材57のヘッドが66が溝67から脱出しないようにしてある。
【0028】
円筒体14の頂壁60にはコップ状の部材59の頂部を閉塞するカバー75(図6)が取付けてあり、円筒体14の固定装置16を釈放するためのレバー78の端部77は水平方向に伸長するピン76によってカバーに枢着してある。レバーの端部77はカム面79が形成してあって、棒部材57のヘッド64の球状の頂面80と協働するようにしてある。
【0029】
図6に拡大して示すように、カム面79はレバー78を下げたときに、棒部材57のヘッド64に接し、棒部材57を座金装置65によって持ち上げて腕40と軸線的に協働するようにした平坦面部79aと、レバー78を(点線で示すように)持ち上げたときに、棒部材57を座金装置65に逆らって押し下げて、ヘッド66を肩部70から離脱して腕40を開放するようにヘッド64と協働するようにした最も突出した偏心部79bとから形成してある。
【0030】
柱11の棒部材17は垂直の管状部材85と、この管状部材85の頂端に取付けた支持および位置決め要素86とを具備する。管状部材85は円筒体14の頂壁60に設けた孔88に取付けた管状スリーブ87によって頂壁60に取付けてあり、滑動軸受89によって管状スリーブ87の内部を自由に放射方向および軸方向に移動するように支持してある。
【0031】
棒部材17を所定の軸位置に固定する装置18は、スリーブ87の頂端と管状部材85との間に挿入した円筒部90から成り、非圧縮性流体を収容する環状凹所91を構成する1対の同軸の弾性的に変形することができる壁部を形成する周知の放射方向に伸長するブッシュから成っている。この棒部材を固定する装置18は、また放射方向に伸長する端部フランジ94を備え、このフランジ94にはノブ95がねじ込んであって、環状凹所91と連絡する室96内のピストン(図に示してない)の移動を制御するようにしてある。
【0032】
ベース15に下端を取り付けたネジ棒97は管状部材85と同軸に、管状部材の内部を円筒体14の内部を滑動軸受け89の内部に至るまで伸長し、このネジ棒97には管状部材85と軸線方向に協働する周知のリング・ナット98が取付けてあって、軸方向の安全止め装置にしてある。
【0033】
円筒体14(図3)にはネジ棒97に面して、リング・ナット98に触れるための開口99が円筒体14の殆ど全長に亘って伸長するように形成してあり、さらに円筒体14の側面部104には1対の対向する開口99と100とが形成してあって、柱11を容易に移動するハンドル部にしてある。
【0034】
棒部材17の支持および位置決め要素86は殆ど円筒形であって、管状部材85の頂端の内部にしっかりと取り付けた小直径の底部105(図6)を備えている。棒部材17の支持および位置決め要素86は、対向して放射方向に伸長する1対の突出部材106を備え、この突出部材106はボール107とともに支持および位置決め要素86の頂端に一体に取付けてある。
【0035】
棒部材17の支持および位置決め要素86には、さらに、支持工具12を迅速に取付けるために相互に直交する2個の孔108(図4、図5)が設けてある。支持工具12とこれを棒部材17に取り付ける方法については、この出願人のイタリア特許第1206886号に記載してある。
【0036】
ベッド2についての柱11の位置と、棒部材17の軸位置とは可動測定ユニット3の主軸5(図4、5)に取付けてある位置決め工具13で決められる。
【0037】
位置決め工具13は測定装置1の測定工具に関連して変更することができ、工具収納部Pから自動的に取り出し、また戻すことができる。
【0038】
位置決め工具13は主軸5に接続するシヤンク110を備え、このシャンク110から突出する2本の分岐腕111でV字形のシート111aを形成し、相互に平行で、工具の軸線に対しても平行なフォーク状端部112で終わっている。フォーク状端部112には端部に長手方向に伸長するスロット113を備え、このスロット113に棒部材17の支持および位置決め要素86の突出部材106を滑動して嵌合させて、棒部材17の各位置を決定し、また突出部材106の軸線に対して交叉する水平方向の柱11の拘束力を決定する。分岐腕111は棒部材17のボール107と協働して、棒部材17の垂直方向の位置と突出部材106の軸線に対して平行する水平方向の位置とを定める。
【0039】
これによって、位置決め工具13の棒部材17についての三次元の位置が決まる。
【0040】
分岐腕111には電気コンタクト114が設けてあって、通常は開回路になっている信号回路(図に示してない)に接続してある。この信号回路は、たとえば音響若しくは発光性表示器から成り、位置決め工具13がボール107に正しく取付けられると、回路が閉塞する。
【0041】
位置決め工具13の分岐腕111の間には光源115が設けてあって、位置決め工具13の軸線に沿って光線Lを放射する。
【0042】
取付け装置10の作動は、次の通りである。
【0043】
使用していないときには、柱11はベッド2の側部に配置してある貯蔵部2aに収容されていて、孔9に固定されていない。
【0044】
取付け装置10を作動状態にするには、所定数の柱11をX−Y面に位置させ、それぞれの棒部材17の高さを調節する。
【0045】
測定すべき各部品について、作動順序をプロセス制御ユニット6に記憶しておく。これは所定の命令で各柱11を位置決めする多数の基準位置に位置決め工具13を連続的に設定するように可動するものである。またプロセス制御ユニット6には、オペレータにビデオ端子8aを経由して、例えば柱11を固定する孔9の位置についての作動情報を伝達するようにプログラムされている。
【0046】
各柱11は次のようにセットされる。
【0047】
プロセス制御ユニット6は可動測定ユニット3を作動して位置決め工具13を柱についての的確な基準位置にセットする。この時点において、光源115が作動されて、X,Y座標による棒部材16の軸線を配置する位置を表示する光線を頂面2aに指向する。
【0048】
そこで、オペレータは固定要素41を、光線によって示された位置に最も近い孔9か、あるいはビデオ端子8aに示された孔9に取り付けて、他の柱11との干渉を阻止する。
【0049】
柱11の固定装置16が自由な状態にされていない場合には、レバー78を持ち上げて、柱11の固定装置16を自由にし、垂直の棒部材57を押し下げて、腕40の頂部の溝67の肩部からヘッド66を引き離し、腕40を溝20に沿って長手方向に滑動できるようにする。
【0050】
これによって、柱11は貯蔵位置2bから手で取り出せる。握り部104をボール支持部材27の表面2a上で回動すれば、柱11が移動して、腕40が固定要素41と係合し、腕40が移動して、固定要素41は溝48に沿って、その末端位置(図6、図11)へと滑動し、バネ55が固定要素41に係合し、腕40が固定要素を中心として自由に回転する。
【0051】
固定要素41の周囲の円形の領域においては、さらに柱11を続けて移動することができ、極座標のシステムにより、腕40は固定要素41に関して回転し、柱11は腕40に沿って滑動する。
【0052】
光線によって、オペレータは柱11をX、Y位置に移動し、棒部材17をノブ95を用いて釈放し、位置決め工具13の方に持ち上げて回転させて、突出部分106を位置決め工具13のフォーク112の溝113と係合し、さらに持ち上げてボール107を位置決め工具13の腕111、とくにコンタクト114と協働させる。指示器回路がオペレータに音響もしくは映像で、棒部材17が正しく位置づけられたことを知らせる。そこで、オペレータはレバー78を下げて柱11をベッドに固定し、棒部材17を位置決め工具13に接触させ、ブッシュ28のノブ95を使用して柱11の円筒体14に関連して棒部材17を固定する。前述の固定順序は逆にすることもできる。
【0053】
レバー78を下げると、腕40の肩部70と接触する棒部材57の底端ヘッド66によって柱11がベッドに固定され、腕40が固定要素41によってベッド2に固着される。棒部材57のヘッド64は座金装置65の固定頂部支持部材を構成し、座金装置65の弾性負荷はコップ状の部材59によって円筒体14に伝達され、円筒体14はボール支持部材27のバネ37の弾性反作用に逆らって下降し、支持位置においてベッド2の表面2aと協働する。
【0054】
ブッシュ28によって棒部材17を固定するだけでなく、安全を図るために、リングナット98を棒部材17の底部にほとんど接する固定位置に素早く滑動し、棒部材17にねじ込まれる。
【0055】
柱11が位置づけられて固定されると、オペレータの意志によって、プロセス及び可動測定ユニット3が次の柱11を位置決めするように作用する。
【0056】
柱11のすべてが上述のように位置決めされ、それぞれの測定部品支持工具12に取付けられると、取付け装置10の構成が完了し、測定部品の測定が開始される。
【0057】
前述したところからこの発明の取付け装置10の利点は明瞭であるが、第一に、位置決め工具13と柱11とはその設計が比較的に明確で経済的であるとともに、周知の自動再構成式取付け装置と同一の正確さで位置決めを行うことができる。また、第二に、取付け装置10は、たとえば非磁性体ベッドでも通常の固定用の孔を備えるものであれば、どのような測定装置にも使用することができる。最後に、柱11はベッド2に積極的に取付けられるので、正確な位置に支障を及ぼすことなく比較的激しい衝撃及びストレスに耐えることができる。
【0058】
この発明の取付け装置10は、以上に説明した技術内容において、種々の変更を行うことができるものである。
【0059】
特に、 図7と図8とは固定装置16の釈放装置の変更態様を示すものである。図7の変更態様においては、レバー78の代わりに、圧力ネジ118が垂直の棒部材57のヘッド64に作用するようにしてある。この圧力ネジ118はカバー75にねじ込まれており、ネジの頂部には作動用のノブ119が設けてある。
【0060】
図8の変更態様においては、レバー78の代わりに、円筒体14内に収容した空気作動装置120を用いるもので、レバー124が円筒体14に枢着してあり、このレバー124を制御する空気アクチュエータ125を具備する。
【0061】
図12は柱11の支持工具12の構造の変更態様である。この態様においては、柱11はボール支持部材27の代わりに空気パッド126を備え、棒部材を固定する装置18は空気式アクチュエータ127から成っている。これらの空気装置はすべて柱11を移動するために単独のカップリング128に接続されており、ベッド2から柱11を釈放するために、圧縮空気供給用の導管129がカップリング128に簡単に接続されていて、単一の作動で、柱11を空気的に支持し、棒部材17を釈放する。柱11と棒部材17とが正しく位置されると、空気の供給を遮断するだけで固定することができる。
【0062】
図13と図14とは棒部材17を固定する装置18の変更態様を示す。この固定装置18は管状スリーブ87の放射状のシート131に収容され垂直のピン132によって管状スリーブ87に一端を蝶番付けしたジョー要素130から成っている。
【0063】
ジョー要素130は凹所133を具備し、垂直のピン132によって管状スリーブ87に一端を蝶番付けした放射シート131に収容してある。 固定装置18はさらに、管状スリーブ87から接線方向に突出する植え込みボルト135を具備し、このボルトはジョー要素130のピン132と反対側の端部に設けた孔136に嵌合している。最後に、固定装置18はボルト135の端部にねじ込んでありジョー要素130と軸線方向に協働する管状の端部137を構成するトルクレバー134を具備し、ジョー要素130と軸線方向に協働して棒85を維持する。
【0064】
位置決め工具13については、光源115をシート111aの多数の光源とすることができ、また可動測定ユニット3のヘッド4の2個以上の光源とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の再構成取付け装置を具備する測定装置の頂面図である。
【図2】この発明の取付け装置の支持要素の頂面図である。
【図3】測定装置の作業面に固定した支持要素の正面図である。
【図4】支持要素と測定装置の位置決め要素の頂端の部分前面図である。
【図5】 支持要素と測定装置の位置決め要素の頂端の部分側面図である。
【図6】 図3の線VI−VIについての断面図である。
【図7】 図6の変更態様を示す詳細図である。
【図8】 図6の別の変更態様を示す詳細図である。
【図9】 図3のベースと、測定装置の作業面に支持要素を固定する装置とを示す部分断面図である。
【図10】図9の固定装置の詳細を示す側面図である。
【図11】図10の線XI− XIについての断面図である。
【図12】 図2の支持要素の変更態様を縮小して示す略図である。
【図13】図2の支持要素の更に別の変更態様を示す部分平断面図である。
【図14】 図13の支持要素の一部の部分断面図である。
【符号の説明】
1 測定装置
2 ベッド
3 可動測定ユニット
4 測定ヘッド
5 測定ヘッドの主軸
6 プロセス制御ユニット
9 孔
10 取付け装置
11 (支持要素)柱
12 支持工具
13 位置決め工具
14 円筒体
15 ベース
16 円筒体を固定する装置
17 棒部材
18 棒部材を固定する装置
19 板体
20 溝
21 板体
22 ネジ部材
26 (円筒形の)シート
27 ボール支持部材
28 ブッシュ
29 ボール
30 フランジ
35 リングナット
37 バネ
40 腕
41 固定要素
42 固定要素41の軸部
44 固定要素41の頭部
48 溝
49 溝48の表面部
50 溝48の内側の部分
53 腕40の溝
54 開口
55 バネ
56 バネ55の波形の端部
57 (垂直の)棒部材
59 コップ状の部材
60 円筒体14の頂壁
65 座金装置
66 底端ヘッド
67 頂部の溝
69 溝の底面
70 肩部
71 板
76 ピン
78 レバー
79 カム面
80 球状の頂面
85 管状部材
86 棒部材17の支持及び位置決め要素
87 管状スリーブ
88 孔
89 滑動軸受
90 円筒部
91 環状凹所
94 フランジ
95 ノブ
96 室
97 ネジ棒
98 リング・ナット
107 ボール
111 分岐腕

Claims (18)

  1. 基準面(2a)と可動測定ユニット(3)とから成る測定装置(1)に測定する部品を位置決めして支持する再構成することができる取り付装置(10)を、前記基準面(2a)に位置付けすることができる円筒体(14)と前記円筒体(14)に関連して前記基準面(2a)に対して垂直方向(Z)に位置付けすることができる棒部材(17)を具備する少なくとも1個の再構成することができる支持要素(11)から成るものとし、前記取付け装置(10)を前記可動測定ユニット(3)によって前記支持要素(11)の前記棒部材(17)と協働して三次元基準装置(111、112)によって所定の位置に移動することができる位置決め工具(13)と、前記基準面(2a)に前記円筒体(14)を、そして前記円筒体(14)に関して前記棒部材(17)をそれぞれ固定するように作動する固定装置(16、18)とから成るものとした測定装置用の再構成することができる支持取付け装置。
  2. 前記取付け装置を前記支持要素(11)を前記基準面(2a)に固定する少なくとも1個の固定要素(41)を具備するものとし、前記支持要素(11)に腕(40)を取付け、前記腕を前記支持要素(11)について調節して前記基準面(2)に関する前記支持要素(11)の前記円筒体(14)の位置を調節するようにした請求項1に記載の取付け装置。
  3. 前記腕(40)に前記固定要素(41)と協働するバネ(55)を設け、前記腕(40)を前記支持要素(11)の前記円筒体(14)に滑動するように取り付けて成る請求項2に記載の取付け装置。
  4. 前記固定要素(41)に茸状の頭部(44)を設け、前記腕(40)に前記固定要素(41)の前記頭部(44)と係合する溝(48)を設け、前記溝(48)の所定の位置に前記頭部(44)を前記バネ(55)によって保持するようにした請求項3に記載の取付け装置。
  5. 前記基準面(2a)に前記円筒体(14)を固定する前記固定装置(16)を前記円筒体(14)および前記腕(40)と接続することのできる垂直の棒部材(57)とし、前記基準面(2a)と摩擦的に協働する固定力を前記円筒体(14)に伝達するようにした請求項3または請求項4に記載の取付け装置。
  6. 前記基準面(2a)に前記円筒体(14)を固定する前記固定装置(16)に固定する力を発生するために、前記棒部材(57)と前記円筒体(14)との間に座金装置(65)を挿入した請求項5に記載の取付け装置。
  7. 前記支持要素(11)に前記基準面(2a)に前記円筒体(14)を固定する前記固定装置(16)を釈放する釈放装置(78;119;120)を設けた請求項6に記載の取付け装置。
  8. 前記釈放装置に前記座金装置(65)に逆らって前記棒部材(57)に作用する制御要素(78;119;124)を設け、前記腕(40)から前記棒部材(57)を取り外すようにした請求項7に記載の取付け装置。
  9. 前記支持要素(11)を前記円筒体(14)と前記基準面(2a)との間にボール支持部材(27)を設けて成る前記請求項1乃至8のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  10. 前記支持要素(11)の前記円筒体(14)に前記基準面(2a)に支持要素を支持する少なくとも1個の周縁部(23)を設け、第二のバネ(37)を前記支持要素(11)の前記円筒体(14)と前記ボール支持部材との間に設け、前記支持要素(11)の自己の重量により前記基準面(2a)について前記周縁部(23)を持ち上げるのに十分な支持力であるが、前記座金装置(65)によって生ずる前記固定する力よりも弱い支持力を発生するようにした請求項6に記載の取付け装置。
  11. 前記支持要素(11)の前記円筒体(14)を前記支持要素(11)の前記円筒体(14)に取付けた支持装置(87,89)の内部に長手方向に滑動するように収容した棒部材(17)とし、前記円筒体(14)に関して前記棒部材(17)を固定する前記固定装置(18)を水圧膨張ブッシュとした前記請求項1乃至10のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  12. 前記支持要素(11)を空気支持装置(126)と、前記基準面(2a)に前記円筒体(14)を固定する前記固定装置(16)を釈放する第一の空気装置(120)と、前記円筒体(14)に関して前記棒部材(17)を釈放する第二の空気装置(127)と、前記空気支持装置(126)と前記第一および第二の空気装置(120,127)を圧縮空気供給導管(129)に接続する単独のカップリング(128)とから成るものとしたことを特徴とする前記請求項1乃至11のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  13. 前記支持要素(11)の前記棒部材(17)がその頂端に設けたボール(107)と、一対の対向して放射方向に伸長する突出部(106)とを具備するものとし、前記位置決め工具(13)の三次元基準装置を前記ボール停止部材(107)と協働して前記突出部(106)に対してその垂直方向と平行な方向とを決定し、前記突出部(106)と協働して一対の分岐部(112)を構成し、前記突出部に対して垂直方向の前記棒部材(17)の位置を限定するV字形のシート(111a)を具備する前記請求項1乃至12のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  14. 前記位置決め工具(13)に前記位置決め工具(13)と前記支持要素(11)の前記棒部材(17)との相互に係合する前記位置を示すセンサ装置(114)を設けた前記請求項1乃至13のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  15. 前記位置決め工具(13)を前記支持要素(11)の位置決めを補助するために少なくとも1本の光線(L)を発生する装置(115)から成るものとした前記請求項1乃至14のいずれかの一項に記載の取付け装置。
  16. 基準面(2a)と可動測定ユニット(3)とから成る測定装置(1)に測定する部品を位置決めして支持する再構成することができる取付け装置(10)を、前記基準面(2a)に位置付けすることができる円筒体(14)と前記円筒体(14)に関連して前記基準面(2a)に対して垂直方向(Z)に位置付けすることができる棒部材(17)を具備する少なくとも1個の再構成することができる支持要素(11)から成るものとする取付け装置(10)を構成する方法であって、前記方法を位置決め工具(13)を前記可動測定ユニット(3)によって所定の位置に移動する第一の段階と、前記支持要素(11)の前記円筒体(14)を前記基準面に手で移動し、前記支持要素(11)の前記棒部材(17)を前記円筒体(14)に関して手で移動して、前記支持要素(11)の前記棒部材(17)を前記位置決め工具(13)の三次元基準装置(111、112)と係合する第二の段階と、前記円筒体(14)を前記基準面(2a)に固定し、前記棒部材(17)を前記係合位置において前記円筒体(14)に関して固定する第三の段階とから成る測定装置用の再構成することができる支持取付け装置を構成配置する方法。
  17. 前記第一の段階において、前記固定要素(41)を前記基準面(2a)における多数の孔(9)の中から選択した所定の位置に固定する操作と、前記第二の段階が前記支持要素(11)の前記円筒体(14)を前記固定要素(41)に接続する操作と、前記支持要素(11)を前記固定要素(41)を囲繞する前記基準面(2a)の位置に位置づける操作とからなる請求項16に記載の方法。
  18. 前記第二の段階を前記支持要素(11)の位置決めを補助するために少なくとも1本の光線(L)を発生する操作から成るものとする請求項16または請求項17に記載の方法。
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