JPH05389U - パレツト用ハンド - Google Patents
パレツト用ハンドInfo
- Publication number
- JPH05389U JPH05389U JP5670391U JP5670391U JPH05389U JP H05389 U JPH05389 U JP H05389U JP 5670391 U JP5670391 U JP 5670391U JP 5670391 U JP5670391 U JP 5670391U JP H05389 U JPH05389 U JP H05389U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- claw
- pair
- claws
- chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パレットを安定した状態で把持できるハンド
を実現する。 【構成】 一対の爪1上に各々位置決めバー2,3及び
ズレ防止ピン4を具備し、パレット5側には、これに倣
う形状のテーパ状凹部5aと穴5bを有する。閉動作に
て位置決めバー2,3でパレット5を強固に把持すると
共に、ズレ量を制限する。
を実現する。 【構成】 一対の爪1上に各々位置決めバー2,3及び
ズレ防止ピン4を具備し、パレット5側には、これに倣
う形状のテーパ状凹部5aと穴5bを有する。閉動作に
て位置決めバー2,3でパレット5を強固に把持すると
共に、ズレ量を制限する。
Description
【0001】
本考案は、産業用ロボットの把持機構に関し、特にロボットハンドに関する。
【0002】
従来のロボットハンドでは、一対の爪にて挾むだけで行っていた。
【0003】
この従来のロボットハンドでは、モーメント外力に対して影響を受けやすく、
把持が不安定で、特にパレット端で振動によるブレが大きくなり、又、スベリに
よる位置ズレが出る等の問題があった。
【0004】
本考案の目的は前記課題を解決したパレット用ハンドを提供することにある。
【0005】
前記目的を達成するため、本考案に係るパレット用ハンドにおいては、ロボッ
トアームとチャックと、一対の爪,位置決めバーとを有するパレット用ハンドで
あって、
前記ロボットアームは、チャックを保持するものであり、
前記チャックは、一対の爪を被把持物に対して開閉させるものであり、
前記一対の爪は、被把持物を挟持するものであり、
前記位置決めバーは、各爪に設けられ、爪に対する被把持物の位置規制を行う
ものである。
【0006】
また、前記位置決めバーは、前記爪に複数設けられているものである。
【0007】
また、前記爪は、被把持物に係合しズレを防止するズレ防止ピンを有するもの
である。
【0008】
本考案では、位置決めバーで被把持物の位置規制を行い、ズレ防止ピンでズレ
を防止することにより被把持物を安定した状態で把持するようにしたものである
。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
【0010】
図1は、本考案の一実施例を示す図である。図において、本実施例では、ロボ
ットハンド7の下端に、開閉機能を有するチャック6が取付けられ、チャック6
に一対の爪1,1が向き合せに開閉可能に支持されてある。
【0011】
さらに、一対の爪1,1の対向面には、位置決めバー2,3が設けられている
。ここに、位置決めバー2,3は爪1の長さ方向に沿って設けられている。位置
決めバー2,3は内側に向けて突出して設けられている。
【0012】
位置決めバー2,3は先端に向けてテーパ状に形成され、一方、パレット5の
端縁には位置決めバー2,3が差込まれるテーパ状の凹部5aを有している。
【0013】
また、爪1には、ズレ防止ピン4が内側に向けて突出して設けられ、一方、パ
レット5の端縁には、ズレ防止ピン4が差込まれる穴5bを有している。
【0014】
実施例において、パレット5を一対の爪1,1でパレット5の対向端縁を挟持
する。
【0015】
この挟持状態において、位置決めバー2で主にパレット5の位置決め把持を行
い、位置決めバー3で主にパレット5のモーメント負荷に対応する。又、紙面垂
直方向(パレットの板厚方向)はズレ防止ピン4にて限度以上出ないように収め
る。
【0016】
以上説明したように本考案は、1つの爪上に位置決めバーを2重に設けること
により、モーメント外力に強く安定した把持が実現でき、振動・ブレ等を軽減し
、パレット重量による端部での垂れを減少することができる。
【0017】
又、パレットの板厚方向のズレに対しては、ズレ防止ピンにより限界以上出な
いようにする効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例であり、パレットをロボット
ハンドで把持した状態を示す図である。
ハンドで把持した状態を示す図である。
1 爪
2,3 位置決めバー
4 ズレ防止ピン
5 パレット
5a パレットの凹部
5b パレットの穴
6 チャック
7 ロボットアーム
Claims (3)
- 【請求項1】 ロボットアームとチャックと、一対の
爪,位置決めバーとを有するパレット用ハンドであっ
て、前記ロボットアームは、チャックを保持するもので
あり、前記チャックは、一対の爪を被把持物に対して開
閉させるものであり、前記一対の爪は、被把持物を挟持
するものであり、前記位置決めバーは、各爪に設けら
れ、爪に対する被把持物の位置規制を行うものであるこ
とを特徴とするパレット用ハンド。 - 【請求項2】 前記位置決めバーは、前記爪に複数設け
られていることを特徴とする請求項1に記載のパレット
用ハンド。 - 【請求項3】 前記爪は、被把持物に係合しズレを防止
するズレ防止ピンを有することを特徴とする請求項1,
2に記載のパレット用ハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5670391U JPH05389U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パレツト用ハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5670391U JPH05389U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パレツト用ハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05389U true JPH05389U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13034833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5670391U Pending JPH05389U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パレツト用ハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05389U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291869A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボット、ロボットハンドおよびアタッチメント |
WO2013111687A1 (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-01 | 株式会社明電舎 | 振動計測装置及び振動計測方法 |
WO2016189822A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 川崎重工業株式会社 | ワーク搬送システム |
WO2024048641A1 (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-07 | ダイキン工業株式会社 | ロボット、およびロボットシステム |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP5670391U patent/JPH05389U/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009291869A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボット、ロボットハンドおよびアタッチメント |
WO2013111687A1 (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-01 | 株式会社明電舎 | 振動計測装置及び振動計測方法 |
CN104067095A (zh) * | 2012-01-24 | 2014-09-24 | 株式会社明电舍 | 振动测量装置和振动测量方法 |
JPWO2013111687A1 (ja) * | 2012-01-24 | 2015-05-11 | 株式会社明電舎 | 振動計測装置及び振動計測方法 |
CN104067095B (zh) * | 2012-01-24 | 2016-12-07 | 株式会社明电舍 | 振动测量装置和振动测量方法 |
WO2016189822A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 川崎重工業株式会社 | ワーク搬送システム |
TWI613053B (zh) * | 2015-05-22 | 2018-02-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 工件搬送系統 |
WO2024048641A1 (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-07 | ダイキン工業株式会社 | ロボット、およびロボットシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6973859B2 (en) | Clamping or expanding pliers | |
WO2000001510A3 (en) | Self-adjusting and/or self-locking pliers | |
JPH05389U (ja) | パレツト用ハンド | |
JP4010902B2 (ja) | コンクリート型枠用締結具 | |
US5752419A (en) | Pliers with an integral pivot | |
CN207841360U (zh) | 一种来料全自动夹式机械手 | |
JP3011801U (ja) | 一つの工具としてまとめた、各サイズのスパナ | |
JPH0324486Y2 (ja) | ||
US2928692A (en) | Clamping hook | |
JPS6127532U (ja) | トランスフア−ユニツトにおけるワ−ク把持装置 | |
CN212574361U (zh) | 一种拉头及具有该拉头的拉链 | |
JPH0529672U (ja) | 着脱式リレーの取外し工具 | |
JPH077815U (ja) | 収納式ロング・リーチ・カッター | |
JPS6016627Y2 (ja) | 吊上げ用フツク | |
JPH089167Y2 (ja) | 被表面処理材料の吊下具 | |
JPH0222234Y2 (ja) | ||
JPH0617890U (ja) | ハンドリングロボット | |
JPH01121685U (ja) | ||
JPH0629525Y2 (ja) | 樹脂製クリップ | |
JPS6343032Y2 (ja) | ||
JPS6019100Y2 (ja) | ビ−ムクランプ | |
JPH0336786U (ja) | ||
JPH0556360U (ja) | グリップに穴を開けたネジ回し | |
JPH04106190U (ja) | トグル式揺動形チヤツク | |
JPS58106373U (ja) | リンク式吊荷装置 |