JPWO2013051074A1 - 電子機器の組立構造 - Google Patents
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Abstract
Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における電子機器の全体構成の一例を示す分解斜視図である。図1に示すように、この電子機器では、ボトムシャーシ1側にデッキメカ2を設置し、デッキメカ上にプリント基板3を配置するレイアウトを実現させるため、プリント基板3をカバーシャーシ4に取り付けた後、そのプリント基板3付きカバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける構造となっている。
その後、正面にはフロントシャーシ5やフロントパネル6などを取り付け、背面(後面)にはリアシャーシ7を取り付ける。
このように、カバーシャーシ4の一辺をボトムシャーシ1に係合させ、その係合させた辺を回転支軸としてカバーシャーシ4を回転させて取り付けるようにしたことにより、シャーシ組付け時の位置決めが容易で、カバーシャーシ4に取り付けたプリント基板3上の部品の破損を防止することができる。
このように凸部17,18を設けることにより、この凸部17,18がボトムシャーシ1の側壁内面と当接し、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1のお互いのシャーシ同士にテンションがかかるため、締結部品を用いることなくカバーシャーシ4の回転支軸側を固定してガタをなくすとともに、振動時の異音発生も防止することができる。
このように高さ方向位置決め用曲げ部19を設けることにより、カバーシャーシ4の回転支軸側の高さ方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
このように、カバーシャーシ4に前後方向位置決め用曲げ部20を設け、ボトムシャーシ1にその前後方向位置決め用曲げ部20が挿入可能なスリット21を設けることにより、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1を組み付ける際の前後方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
図16および図17に示すように、カバーシャーシ4を回転させて組み付ける際に、カバーシャーシ4の回転支軸とは対向する辺において、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に嵌合させる。すなわち、カバーシャーシ4に設けられた嵌合爪22,23を、ボトムシャーシ1に設けられた嵌合用凹み24,25に嵌合させる。このとき、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23の先端と、ボトムシャーシ1の端面が当接して、組付性が悪くなることが懸念されるため、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23の先端に誘い部22a,23aを設ける。
このように、誘い部22a,23aを先端に設けたことにより、この誘い部22a,23aがガイドになって、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23がスムーズにボトムシャーシ1の嵌合用凹み24,25に嵌まるので(図18および図19参照)、カバーシャーシ4の組付け時の作業性を改善できるとともに、シャーシの変形を防止することができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸となる箇所(辺)に係合爪11,12を備え、ボトムシャーシ1において、カバーシャーシ4の係合爪11,12と対応する位置に係合穴13,14を備えるとともに、そのカバーシャーシ4の係合爪11,12をボトムシャーシ1の係合穴13,14に係合させた際に、ボトムシャーシ1の側壁面に当接するストッパー15,16をカバーシャーシ4の係合爪11,12の近傍に備えるようにしたので、常に一定の回転軌道でカバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付けることができ、より確実に部品の破損を防止することができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸側に、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける際の高さ方向位置決め用曲げ部19を設けたことにより、カバーシャーシ4の回転支軸側の高さ方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸側に、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける際の前後方向位置決め用曲げ部20を設け、ボトムシャーシ1において、前後方向位置決め用曲げ部20に対応する位置に、その前後方向位置決め用曲げ部20を挿入可能なスリット21を設けたことにより、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1の前後方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
この発明の実施の形態2における電子機器の全体構成図については、図1に示す実施の形態1の全体構成図と同じであるので、図示および説明を省略する。また、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2では、実施の形態1と比べると、実施の形態1におけるカバーシャーシ4の係合爪11,12が凸部17,18を備える代わりに、カバーシャーシ4の係合爪31,32の先端に曲げ嵌合部31a,32aを備え、さらに、ボトムシャーシ1の係合穴33,34の近傍(下方)に、係合爪31,32先端の曲げ嵌合部31a,32aが嵌合する嵌合穴33a,34aを備えている。
また、この実施の形態では、カバーシャーシ4に係合爪を設け、ボトムシャーシ1に係合穴を設けるものとして説明したが、カバーシャーシ4に係合穴を設け、ボトムシャーシ1に係合爪を設けるものとしてもよいことは、言うまでもない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における電子機器の全体構成の一例を示す分解斜視図である。図1に示すように、この電子機器では、ボトムシャーシ1側にデッキメカ2を設置し、デッキメカ上にプリント基板3を配置するレイアウトを実現させるため、プリント基板3をカバーシャーシ4に取り付けた後、そのプリント基板3付きカバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける構造となっている。
その後、正面にはフロントシャーシ5やフロントパネル6などを取り付け、背面(後面)にはリアシャーシ7を取り付ける。
このように、カバーシャーシ4の一辺をボトムシャーシ1に係合させ、その係合させた辺を回転支軸としてカバーシャーシ4を回転させて取り付けるようにしたことにより、シャーシ組付け時の位置決めが容易で、カバーシャーシ4に取り付けたプリント基板3上の部品の破損を防止することができる。
このように凸部17,18を設けることにより、この凸部17,18がボトムシャーシ1の側壁内面と当接し、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1のお互いのシャーシ同士にテンションがかかるため、締結部品を用いることなくカバーシャーシ4の回転支軸側を固定してガタをなくすとともに、振動時の異音発生も防止することができる。
このように高さ方向位置決め用曲げ部19を設けることにより、カバーシャーシ4の回転支軸側の高さ方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
このように、カバーシャーシ4に前後方向位置決め用曲げ部20を設け、ボトムシャーシ1にその前後方向位置決め用曲げ部20が挿入可能なスリット21を設けることにより、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1を組み付ける際の前後方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
図16および図17に示すように、カバーシャーシ4を回転させて組み付ける際に、カバーシャーシ4の回転支軸とは対向する辺において、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に嵌合させる。すなわち、カバーシャーシ4に設けられた嵌合爪22,23を、ボトムシャーシ1に設けられた嵌合用凹み24,25に嵌合させる。このとき、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23の先端と、ボトムシャーシ1の端面が当接して、組付性が悪くなることが懸念されるため、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23の先端に誘い部22a,23aを設ける。
このように、誘い部22a,23aを先端に設けたことにより、この誘い部22a,23aがガイドになって、カバーシャーシ4の嵌合爪22,23がスムーズにボトムシャーシ1の嵌合用凹み24,25に嵌まるので(図18および図19参照)、カバーシャーシ4の組付け時の作業性を改善できるとともに、シャーシの変形を防止することができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸となる箇所(辺)に係合爪11,12を備え、ボトムシャーシ1において、カバーシャーシ4の係合爪11,12と対応する位置に係合穴13,14を備えるとともに、そのカバーシャーシ4の係合爪11,12をボトムシャーシ1の係合穴13,14に係合させた際に、ボトムシャーシ1の側壁面に当接するストッパー15,16をカバーシャーシ4の係合爪11,12の近傍に備えるようにしたので、常に一定の回転軌道でカバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付けることができ、より確実に部品の破損を防止することができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸側に、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける際の高さ方向位置決め用曲げ部19を設けたことにより、カバーシャーシ4の回転支軸側の高さ方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
また、カバーシャーシ4の回転支軸側に、カバーシャーシ4をボトムシャーシ1に取り付ける際の前後方向位置決め用曲げ部20を設け、ボトムシャーシ1において、前後方向位置決め用曲げ部20に対応する位置に、その前後方向位置決め用曲げ部20を挿入可能なスリット21を設けたことにより、カバーシャーシ4とボトムシャーシ1の前後方向の位置決めを、より容易に行うことができる。
この発明の実施の形態2における電子機器の全体構成図については、図1に示す実施の形態1の全体構成図と同じであるので、図示および説明を省略する。また、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2では、実施の形態1と比べると、実施の形態1におけるカバーシャーシ4の係合爪11,12が凸部17,18を備える代わりに、カバーシャーシ4の係合爪31,32の先端に曲げ嵌合部31a,32aを備え、さらに、ボトムシャーシ1の係合穴33,34の近傍(下方)に、係合爪31,32先端の曲げ嵌合部31a,32aが嵌合する嵌合穴33a,34aを備えている。
また、この実施の形態では、カバーシャーシ4に係合爪を設け、ボトムシャーシ1に係合穴を設けるものとして説明したが、カバーシャーシ4に係合穴を設け、ボトムシャーシ1に係合爪を設けるものとしてもよいことは、言うまでもない。
Claims (8)
- カバーシャーシとボトムシャーシとプリント基板とを備え、内部にプリント基板を配置し、ボトムシャーシにカバーシャーシを取り付ける電子機器の組立構造において、
前記カバーシャーシの一辺と前記ボトムシャーシの一辺のいずれか一方に係合爪を、他方に係合穴を備え、
前記係合爪を前記係合穴に係合させて、当該係合させた辺を回転支軸として前記カバーシャーシを回転させて取り付ける
ことを特徴とする電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの回転支軸となる辺に係合爪を備え、
前記ボトムシャーシの前記カバーシャーシの係合爪と対応する位置に係合穴を備え、
前記係合爪を前記係合穴に係合させて、当該係合させた辺を回転支軸として前記カバーシャーシを回転させて取り付ける
ことを特徴とする請求項1記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの係合爪を前記ボトムシャーシの係合穴に係合させた際に、前記ボトムシャーシの側壁面に当接するストッパーを前記カバーシャーシの係合爪の近傍に備える
ことを特徴とする請求項2記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシを前記ボトムシャーシに取付け完了した状態で、前記ボトムシャーシの側壁内面と当接する凸部を前記係合爪に備える
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの係合爪の先端に曲げ嵌合部を備え、
前記カバーシャーシを前記ボトムシャーシに取付け完了した状態で、前記カバーシャーシの係合爪の先端に備えられた曲げ嵌合部が嵌合する嵌合穴を前記ボトムシャーシの前記係合穴の近傍に備える
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの回転支軸側に、前記カバーシャーシを前記ボトムシャーシに取り付ける際の高さ方向位置決め用曲げ部を備える
ことを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1項記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの回転支軸側に、前記カバーシャーシを前記ボトムシャーシに取り付ける際の前後方向位置決め用曲げ部を備え、
前記ボトムシャーシの前記前後方向位置決め用曲げ部に対応する位置に、前記前後方向位置決め用曲げ部を挿入可能なスリットを備える
ことを特徴とする請求項2から請求項6のうちのいずれか1項記載の電子機器の組立構造。 - 前記カバーシャーシの回転支軸となる辺と対向する辺に、前記カバーシャーシを前記ボトムシャーシに取り付ける嵌合爪を備え、
前記ボトムシャーシの前記カバーシャーシの嵌合爪に対応する位置に、前記嵌合爪と嵌合する嵌合用凹みを備え、
前記カバーシャーシの嵌合爪の先端に、前記ボトムシャーシの嵌合用凹みと嵌合する際の誘い部を有する
ことを特徴とする請求項2から請求項7のうちのいずれか1項記載の電子機器の組立構造。
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