JP5240917B2 - 電気配線用フローティング接続構造、遊技機用電装機器及び遊技機 - Google Patents

電気配線用フローティング接続構造、遊技機用電装機器及び遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、電気配線用フローティング接続構造に関する。また、本発明は、その接続構造を備えた遊技機用電装機器、及びその電装機器が装着された遊技機に関する。
例えばパチンコ機(遊技機)の機枠には、遊技盤、発射ハンドル、払出装置等で例示されるように、電気配線を含む機器(電装機器)が多数装着されている。これらの電装機器は、電源や制御信号の入出力を行うために、接続端子(雄型コネクタと雌型コネクタ)を介して、主制御基板、発射制御基板、払出制御基板等の配線基板とそれぞれ電気的に接続されている。このような接続端子は精密部品であるが、電装機器に組み込む際の組付誤差は避けられず、また各パーツには寸法公差も存在する。具体的には、雌型コネクタの接続ピンと雄型コネクタのピン孔とにわずかの位置ずれが生じていても、コネクタ組付時に接続不良(接続ピンの折損や接続ピンとピン孔との接触不良)を招きやすいため、組付作業の自動化は困難であり、人手によって行われるのが通常である。その場合でも、組付作業者の熟練度合い等によって接続不良による不良品の発生率が左右され、製品の歩留まりを悪化させ、ひいてはパチンコ機全体の製造コストを上昇させる要因ともなっていた。
最近の遊技機においては、いわゆるフローティングコネクタとしての接続構造の採用が検討されている(特許文献1参照)。フローティングコネクタは、「移動しないように(例えば固定状態に)保持された被挿入側接続端子(例えば雌型コネクタ)に対して挿入側接続端子(例えば雄型コネクタ)が所定方向から挿入されるときに、その挿入側接続端子が挿入方向に対して交差(例えば直交)する方向に所定範囲内で浮動(すなわちフローティング移動)可能な接続構造を有する接続端子」である。したがって、特許文献1において、プラグ(被挿入側接続端子)に対してソケット(挿入側接続端子)をフローティング移動可能状態で接続できるので、組付時の接続不良による不良品の発生率を低減することができる。しかし、特許文献1でフローティング移動できる範囲(調整可能範囲)は比較的小さいため、上記した組付誤差や寸法公差が大きかったり、組付時に衝撃(振動)が加わったりすると、接続不良が発生しやすくなる。また、組付後の衝撃(振動)等には十分に対応(吸収)できない。
一方、調整可能範囲を拡大するためにダブルフローティング機構を備えた接続構造も提案されている(特許文献2参照)。特許文献2では、フローティングプレート(中間部材)がシェルフ(本体部)に対してフローティング移動可能であり、かつシェルフ側コネクタ(挿入側接続端子)がフローティングプレートに対してフローティング移動可能である。特許文献2に示すダブルフローティング機構では、コネクタ組付前においては確かにフローティング移動範囲は拡大されている。しかし、シェルフ側コネクタがユニット側コネクタ(被挿入側接続端子)に挿入される前に、フローティングプレートから一体に突出するピンがユニットの丸孔に嵌合するため、フローティングプレートのフローティング移動が阻止(禁止)されてしまう。したがって、コネクタ組付時にはシェルフ側コネクタのフローティング移動範囲内でのみ位置調整することになるので、組付時の移動範囲(調整可能範囲)が特許文献1よりも拡大するとは必ずしもいえない。また、組付後の衝撃(振動)等に十分に対応(吸収)できないことも、特許文献1と同様である。
特開2008−34250号公報 特許第3055616号公報
本発明の課題は、組付時における二段階のフローティング移動を可能とすることによってフローティング移動範囲の拡大を図り、組付誤差や寸法公差を広範囲に吸収でき、組付時の振動・衝撃等にも対応できる電気配線用フローティング接続構造、遊技機用電装機器及び遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の電気配線用フローティング接続構造は、
配線基板に実装され固定保持された被挿入側接続端子に対して挿入可能に突出形成されるとともに、挿入方向に対して交差(例えば直交)する方向にフローティング移動可能な挿入側接続端子と、
その挿入側接続端子に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第一受止部を有し、その第一受止部により前記挿入側接続端子を受け止め保持するとともに、前記挿入側接続端子の移動方向を含む面と平行な面内でフローティング移動可能な中間部材と、
その中間部材に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第二受止部を有し、その第二受止部により前記中間部材を受け止め保持するベース部材と、を備え、
前記挿入側接続端子は、前記挿入方向から見て周方向に複数配置された第一フローティング機構を介し、前記第一受止部での浮動状態を維持する一方、
前記中間部材は、前記第一フローティング機構よりも外側において、前記挿入方向から見て周方向に複数配置された第二フローティング機構を介し、前記第二受止部での浮動状態を維持し、
前記挿入方向において、前記挿入側接続端子の先端は前記中間部材の先端よりも突出して位置することにより、
前記挿入側接続端子の先端部が前記被挿入側接続端子に挿入される際に、前記挿入側接続端子が前記中間部材に対して移動する第一のフローティング移動と、前記中間部材が前記ベース部材に対して移動する第二のフローティング移動とが可能であることを特徴とする。
この電気配線用フローティング接続構造においては、挿入側接続端子(例えば雄型コネクタ)の先端が少なくとも中間部材の先端よりも突出して位置することによって、挿入側接続端子の先端部が被挿入側接続端子(例えば雌型コネクタ)に挿入される際に、挿入側接続端子が中間部材に対して移動する第一のフローティング移動と、中間部材がベース部材に対して移動する第二のフローティング移動とが可能となる。このように、組付時(接触開始時及び挿入時)における二段階(第一及び第二)のフローティング移動を可能とすることによって、フローティング移動範囲(すなわち調整可能範囲)の拡大を図ることができる。そして、二段階のフローティング移動により、両接続端子を電装機器に組み込む際の組付誤差や各パーツに存在する寸法公差を広範囲に吸収でき、組付時の振動・衝撃等にも対応(吸収)できるようになるので、組付作業者の熟練度合いにかかわらず接続不良による不良品の発生率を低減することができる。なお、第一のフローティング移動→第二のフローティング移動の順に発生するのが一般的であるが、第二→第一の順に発生する場合、ほぼ同時に発生する場合、さらには第一又は第二のみ発生する場合もあり得る。
また、被挿入側接続端子が配線基板に実装され固定保持されるので、被挿入側接続端子を雌型コネクタ、挿入側接続端子を雄型コネクタで各々構成し、かつベース部材が電気配線を含む機器(電装機器)の本体部を構成することにより、配線基板に実装された雌型コネクタに対して、本体部上にて中間部材と雄型コネクタとを各々フローティング移動可能に配置することができる。その際、雄型コネクタの先端は、必ずしもベース部材の先端よりも挿入方向に突出していなくてもよい(ベース部材の先端の方が突出していてもよい)。
さらに、これらの電気配線用フローティング接続構造において、挿入側接続端子の先端部が被挿入側接続端子への挿入を終了したとき、中間部材は被挿入側接続端子から離間して非接触状態を維持し、第二のフローティング移動が可能であることが望ましい。
この場合、組付終了時(挿入終了時)においても中間部材は被挿入側接続端子から離間している(非接触状態)ため、組付後においても第二のフローティング移動が可能となる。これによって、組付後に受ける振動・衝撃等にも対応(吸収)できるので、電装機器として輸送・保管する流通段階や各種応用装置・製品へ組み込む搭載段階においても、不良品の発生率を低減することができる。
挿入側接続端子と中間部材とは各々複数のフローティング機構を介して浮動状態を維持しているので、第一及び第二のフローティング移動がいずれも円滑に行える。しかも、第二フローティング機構を第一フローティング機構の外側に配置するので、両フローティング機構を干渉し合うことなく扁平状に配置でき、占有スペースを縮小して小型かつコンパクトな構造を実現できる。また、第二フローティング機構(例えば3ヶ所)を第一フローティング機構(例えば2ヶ所)の外側に配置することによって、組付後における第二のフローティング移動の範囲(すなわち組付後に受ける振動・衝撃等に対する調整可能範囲)を相対的に大きく確保することができる。
具体的には、第一フローティング機構(又は第二フローティング機構)は、挿入方向の隙間を形成して挿入側接続端子(又は中間部材)の浮動状態の維持を可能とする浮動隙間形成部と、移動方向のスペースを形成して挿入側接続端子(又は中間部材)のフローティング移動を可能とする移動スペース形成部とを有する。例えば、第一フローティング機構において、挿入側接続端子と中間部材との間、及び挿入側接続端子を中間部材に取り付けるためのビスと挿入側接続端子との間にそれぞれ介装された一対の座金が第一浮動隙間形成部となり、ビスとそのねじ外径よりも大径にて挿入側接続端子に貫通形成された貫通孔とが第一移動スペース形成部となる場合がある。一方、第二フローティング機構において、ベース部材に載置・保持された中間部材をベース部材に取り付けるためのビスに一体化されて、ビスと中間部材との間に介装された座金が第二浮動隙間形成部となり、中間部材とベース部材とが第二移動スペース形成部となる場合がある。
なお、第一フローティング機構(又は第二フローティング機構)の浮動隙間形成部や移動スペース形成部には、挿入方向の隙間や移動方向のスペースに沿って円滑にフローティング移動できるように、金属ばね(板ばね、コイルばね等)、非金属ばね(高分子材料製のゴム等)、流体ばね(空気ばね、オイルばね等)等の弾性部材を補助的に用いてもよい。
ところで、第一フローティング機構と第二フローティング機構とは、それぞれ対応するフローティング移動について、互いに独立した形で、かつ挿入方向から見たとき周方向及び半径方向のうち少なくともいずれか一方に沿って許容することができる。
このように、第一のフローティング移動と第二のフローティング移動とは互いに独立しているので、挿入側接続端子の移動範囲(調整可能範囲)を拡大することができる。また、挿入側接続端子と中間部材とは挿入方向から見て交差する方向に同時に移動することができるようになる。
被挿入側接続端子には、その被挿入側接続端子に対して挿入方向とは反対側において、第一のフローティング移動を伴いつつ、挿入側接続端子の先端部が被挿入側接続端子に挿入されるように誘導案内するための誘導案内部が配置されていることが望ましい。
このように、挿入側接続端子の先端部が誘導案内部で誘導案内されて被挿入側接続端子に挿入されるときに第一のフローティング移動が可能であるから、両接続端子の組付誤差や寸法公差(位置ずれ)を第一のフローティング移動によって速やかに吸収することができる。具体的には、誘導案内部は、挿入方向の先端側(下手側)に向かうほど間隔が狭まるような平面状又は曲面状の傾き(例えばテーパ状平面)を有する誘導壁にて構成することができる。また、誘導案内部は、被挿入側接続端子とは別体に形成される場合と、被挿入側接続端子と一体に形成(例えば一体成形)される場合とがある。
次に、上記課題を解決するために、本発明の遊技機用電装機器は、
上記した電気配線用フローティング接続構造を備え、パチンコ機等の遊技機に装着されてその遊技機での遊技の実行に関与するとともに、
ベース部材が遊技機(の機枠)に装着するための本体部を構成することを特徴とする。
このように、上記した電気配線用フローティング接続構造を介して遊技機用電装機器を遊技機(の機枠)に装着する際、組付時(両接続端子の接続時)における二段階(第一及び第二)のフローティング移動を可能とすることによって、フローティング移動範囲(すなわち調整可能範囲)の拡大を図ることができる。そして、二段階のフローティング移動により、両接続端子を電装機器に組み込む際の組付誤差や各パーツに存在する寸法公差を広範囲に吸収でき、組付時の振動・衝撃等にも対応(吸収)できるようになるので、組付作業者の熟練度合いにかかわらず接続不良による不良品の発生率を低減することができる。
そしてさらに、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような遊技機用電装機器が本体部を介して機枠に装着されていることを特徴とする。
このように、組付終了時(両接続端子の接続終了時)においても中間部材は被挿入側接続端子から離間している(非接触状態)ため、組付後においても第二のフローティング移動が可能となる。これによって、組付後に受ける振動・衝撃等にも対応(吸収)できるので、遊技機を輸送・保管する流通段階や遊技機を遊技店に設置する設置段階においても、不良品の発生率を低減することができる。
さらに、このような遊技機において、
被挿入側接続端子と挿入側接続端子とを接続する際に、(遊技機の機枠と遊技機用電装機器の本体部とのうち、)機枠に被挿入側接続端子を固定支持する一方、その機枠に対して直線的移動又は回動によって装着可能な(遊技機用電装機器の)本体部に中間部材及び挿入側接続端子をフローティング移動可能にそれぞれ支持することができる。
このように、機枠に固定支持された被挿入側接続端子に対して挿入側接続端子をフローティング移動させながら接続(挿入)することができるので、組付作業者は挿入側接続端子のフローティング移動を自身の手で感じながら微調整を加えることができ、組付作業の迅速化を図ることができる。
具体的には、次のような場合を例示することができる。
(1)遊技機の機枠としてのパチンコ機の前面枠に対して、遊技機用電装機器としての発射ハンドルが直線的移動によって装着される場合;
(2)遊技機の機枠としてのパチンコ機の内枠に対して、遊技機用電装機器としての払出装置が直線的移動又は回動によって装着される場合;
(3)遊技機の機枠としてのパチンコ機の内枠に対して、遊技機用電装機器としての遊技盤が回動によって装着される場合。
なお、電気配線用フローティング接続構造として、
移動しないように静止保持された被挿入側接続端子に対して挿入可能に突出形成されるとともに、挿入方向に対して交差(例えば直交)する方向にフローティング移動可能な挿入側接続端子と、
その挿入側接続端子に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第一受止部を有し、その第一受止部により前記挿入側接続端子を受け止め保持するとともに、前記挿入側接続端子の移動方向を含む面と平行な面内でフローティング移動可能な中間部材と、
その中間部材に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第二受止部を有し、その第二受止部により前記中間部材を受け止め保持するベース部材と、を備え、
前記挿入方向において、前記挿入側接続端子の先端は前記中間部材及びベース部材のいずれの先端よりも突出して位置することにより、
前記挿入側接続端子の先端が前記被挿入側接続端子に挿入される際に、前記挿入側接続端子が前記中間部材に対して移動する第一のフローティング移動と、前記中間部材が前記ベース部材に対して移動する第二のフローティング移動とが可能となる場合がある。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機用発射ハンドル(以下、単に発射ハンドルともいう)が装着されたパチンコ機を例示する正面図、図2はその背面図である。図1に示すように、パチンコ機1(遊技機)の遊技盤2(遊技機用電装機器)の盤面(前面)には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール2bによって区画され、全体として円形の遊技領域2aが形成されている。遊技領域2aの中央には液晶表示部3が搭載され、液晶表示部3の下方(遊技領域2aの中央下部)に大入賞口4(アタッカー)が配置されている。また、液晶表示部3と大入賞口4との間には、電動チューリップ(電チュー)にて構成される始動口5が配置されている。
なお、本明細書において、上下方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で遊技球が流下する方向(例えば、鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で上下方向と交差する方向(例えば、水平方向)を意味し、遊技者側からみて左側、右側をいう。さらに、前後方向とは遊技盤2と交差(例えば、直交)する方向を意味し、遊技者に対面する側(手前側)が前面側(前方側)であり、その反対側(奥側)が後面側(後方側)となる。
遊技盤2(遊技領域2a内の諸装置3,4,5を含む)は、内枠6(機枠)に固定される(図2参照)とともに、その前面側に位置するガラス板(図示せず)で覆われている。なお、ガラス板は前面枠7(機枠)に固定され、前面枠7は一端部側(例えば左端部側)に位置するヒンジ7aにより内枠6に対して回動開閉可能に支持されている。また、前面枠7の右側下部には、電動モータ等の駆動手段(図示せず)により打球槌(発射装置;図示せず)を作動させて遊技球を発射するために、遊技者によって操作される発射ハンドル8(遊技機用電装機器)が取り付けられている。さらに図2に示すように、パチンコ機1の背面側には、一端部側(図2では右端部側となる)の上下方向ほぼ中間部に遊技機用払出装置(以下、単に払出装置ともいう)9(遊技機用電装機器)が配置されている。
図3は本発明に係るフローティング接続構造を備えた発射ハンドルの一例を背面から見た斜視図、図4はその発射ハンドルを分解して示す背面斜視図、図5は図3の背面図である。図3及び図4に示すように、発射ハンドル8は、後方側に位置して前方側に開口するグリップ本体8aと、前方側に位置して後方側に開口するキャップ8bとが合掌状に向き合うように組み合わされ、グリップ本体8aとキャップ8bとの間に回動レバー8c(回動操作部材)が配置されている。この発射ハンドル8は、グリップ本体8aの円筒状の本体部130(ベース部材)がビス等の締結部材131を介してパチンコ機1の前面枠7に形成された取付凹部7’に固定(装着)され(図9(b)参照)、キャップ8bは本体部130に固定されている。また、発射ハンドル8(本体部130)に保持された矩形状の雄型コネクタ110(挿入側接続端子)[のピン孔110a]が、発射ハンドル用中継基板B1(配線基板)に実装(固定保持)された矩形状の雌型コネクタ100(被挿入側接続端子)[の接続ピン100a]に挿入[接続]されている(図7〜図9参照)。なお、発射ハンドル用中継基板B1を介して発射ハンドル8と発射制御基板(図示せず)との間で制御信号や電源の入出力が行われる。
発射ハンドル8の本体部130において、その後端開口部には擬似円盤状の蓋体120(中間部材)が設けられ、上記した雄型コネクタ110はその蓋体120からさらに後方側(雌型コネクタ100への挿入方向)へ突出している。
具体的には、図4に示すように、雄型コネクタ110は、左右方向に延び、後述する第一フローティング機構10を介して蓋体120に浮動状態に維持される台座111と、その台座111の中央部から後方側(挿入方向)へ突出する差込部112とを有し、挿入方向(突出方向)に対して交差(例えば直交)する方向にフローティング移動可能である。一方、蓋体120は、雄型コネクタ110の前方側(挿入方向とは反対側)に位置する複数(例えば2ヶ所)の着座部120a(第一受止部)を有し、その着座部120aにより雄型コネクタ110を受け止め保持するとともに、後述する第二フローティング機構20を介して雄型コネクタ110(台座111)の移動方向を含む面と平行な面内でフローティング移動可能である。また、本体部130は、蓋体120の前方側(挿入方向とは反対側)に位置して内側に突出する複数(例えば4ヶ所)のリブ壁130b(第二受止部)を有し、そのリブ壁130bにより蓋体120を受け止め保持する。
図5は図3の背面図、図6はそのA−A断面図及び部分拡大断面図並びにB−B断面図である。図5において、第一フローティング機構10は、雄型コネクタ110の台座111の長手方向(左右方向)の両端部(周方向で見ると対角線上)に各々配置され、雄型コネクタ110の周方向や半径方向への移動(第一のフローティング移動)を可能にする。一方、第二フローティング機構20は、第一フローティング機構10の外側において、周方向に複数(例えば120°間隔で3ヶ所)配置され、蓋体120の周方向や半径方向への移動(第二のフローティング移動)を可能にする。
具体的には,図6(a)に示すように、第一フローティング機構10は、雄型コネクタ110の台座111と蓋体120の着座部120aとの間、及び台座111を着座部120aへ浮動可能に取り付けるためのビス11(取付部材)と台座111との間にそれぞれ介装された一対の座金12が第一浮動隙間形成部となり、挿入方向の隙間を形成して雄型コネクタ110の浮動状態の維持を可能とする。また、ビス11とそのねじ外径d1よりも大径d2にて台座111に貫通形成された貫通孔111aとが第一移動スペース形成部となり、移動方向の第一スペースS1を形成して雄型コネクタ110のフローティング移動を可能とする。なお、第一浮動隙間形成部として一対の座金12を個別に用いたが、一対の座金12を貫通孔111aの内周面に沿って一体連結したスリーブ付き座金(又は鍔付きスリーブ)、段付きのビス等を用いると、蓋体120の厚み方向(挿入方向)の隙間を調整しやすくなる。さらに、図12に示すように、蓋体120の着座部120aが貫通孔111aの内側を通り台座111の表面(後面)よりも後方側に延長し、ビス11及び座金12を支持することにより、第一浮動隙間形成部を構成することができる。
一方、図6(b)に示すように,第二フローティング機構20は、本体部130のリブ壁130bに受け止め保持された蓋体120を、本体部130の内側に膨出した複数(例えば3ヶ所)のボス部130a(膨出部;図5参照)に取り付けるためのビス21に一体化されて、ビス21と蓋体120との間に介装された座金21aが第二浮動隙間形成部となり、挿入方向の隙間を形成して蓋体120の浮動状態の維持を可能とする。また、本体部130のボス部130aと、そのボス部130aを取り囲む形で蓋体120の外周面に形成された複数(例えば3ヶ所)の周縁切欠部120bとが第二移動スペース形成部となり、移動方向の第二スペースS2を形成して蓋体120のフローティング移動を可能とする。
図6(a)の拡大図に示すように、雄型コネクタ110の移動スペースS1(第一スペース)は、S1=(d2−d1)/2で表され、蓋体120の移動スペースS2(第二スペース)よりも小さい(S1<S2)。また、雄型コネクタ110の差込部112の先端は、挿入方向(突出方向)において蓋体120及び本体部130のいずれの先端よりも突出して位置している。
次に、図7は発射ハンドルを前面枠に装着する状態を概念的に示す斜視図、図8はその内部構造を示す側面断面図、図9はそれに続いてコネクタの接続過程を示す側面断面図である。
図8に示すように、雌型コネクタ100は、前面枠7に固定されて発射ハンドル用中継基板B1を保持する保持板7b(機枠)と一体形成されている。保持板7bには、雌型コネクタ100及び発射ハンドル用中継基板B1の前方側において、上記した第一のフローティング移動を伴いつつ、雄型コネクタ110の差込部112の先端部が雌型コネクタ100に挿入されるように誘導案内するための誘導壁7c(誘導案内部)が一体形成されている。具体的には図7に示すように、この誘導壁7cは、挿入方向の先端側(下手側;後方側)に向かうほど間隔が狭まるような一対のテーパ状平面を有する形態で、雄型コネクタ110の移動方向に沿って複数対(例えば3対)並設されている。なお、誘導壁7cの基部側(挿入方向の先端側)には、テーパ状平面に続いて挿入方向に平行な平面が雌型コネクタ100に向かって形成されているので、雄型コネクタ110の差込部112は、その姿勢が一対の平行状平面によって挿入方向に整えられて保持される(図9参照)。
このように構成された発射ハンドル8を前面枠7へ装着するために、雄型コネクタ110を雌型コネクタ100へ挿入(接続)する手順について、図8及び図9により説明する。図8において、発射ハンドル8の本体部130を前面枠7の取付凹部7’内で後方側に押し込む。雄型コネクタ110の差込部112の先端が誘導壁7cと接触すると、雄型コネクタ110は、第一のフローティング移動(例えば左方向への移動)を伴いながら、誘導壁7cのテーパ状平面に沿って挿入方向へ誘導案内される(図9(a))。これによって、雄型コネクタ110と雌型コネクタ100との位置ずれを矯正できる。
さらに、雄型コネクタ110の差込部112の先端部が雌型コネクタ100へ挿入されると、雄型コネクタ110の第一のフローティング移動に加えて、蓋体120が第二フローティング機構20を介し、本体部130に対して第二のフローティング移動可能となる。これによって、雄型コネクタ110と雌型コネクタ100との位置ずれをさらに矯正しつつ限度まで挿入し、組付(接続)作業を終了する(図9(b))。ただし、組付時において、実際には第一及び第二のフローティング移動はほぼ同時に発生することが多い。なお、組付時に発射ハンドル8や前面枠7が振動・衝撃を受けても、第二のフローティング移動によってそれらを吸収できる。
また、雄型コネクタ110の差込部112の先端部が雌型コネクタ100への挿入を終了したときに、蓋体120及び本体部130は雌型コネクタ100から離間して非接触状態を維持している(図9(b))。したがって、組付後に発射ハンドル8や前面枠7が振動・衝撃を受けても、第二のフローティング移動によってそれらを吸収できる。
このように、組付時(接触開始時及び挿入時)における二段階(第一及び第二)のフローティング移動を可能とすることによって、フローティング移動範囲(すなわち調整可能範囲)の拡大を図ることができる。そして、二段階のフローティング移動により、両コネクタ100,110を前面枠7や発射ハンドル8に組み込む際の組付誤差や各パーツに存在する寸法公差(位置ずれ)を広範囲に吸収でき、組付時の振動・衝撃等にも対応(吸収)できるようになるので、組付作業者の熟練度合いにかかわらず接続不良による不良品の発生率を低減することができる。
また、第一のフローティング移動と第二のフローティング移動とは互いに独立しているので、雄型コネクタ110の移動範囲(調整可能範囲)を拡大することができる。また、雄型コネクタ110と蓋体120とは挿入方向から見て交差する方向に同時に移動することができるようになり、ねじれを伴うような複雑な位置ずれをも吸収できるようになる。
さらに、雌型コネクタ100側に誘導壁7cを設けることによって、第一フローティング機構10を円滑に作動させることができる。その結果、両コネクタ100,110の組付誤差や寸法公差(位置ずれ)を第一のフローティング移動によって速やかに吸収することができる。
(実施例2)
次に、図10は本発明に係るフローティング接続構造を備えた払出装置の一例を示す正面図及びC−C断面図である。払出装置9の内部には払出通路9aが形成され、払出通路9aには羽根車9b(回転払出部材)が臨ませてある。この払出装置9は、箱状の本体部130(ベース部材)から突出形成された係合突起130c(係合部)をパチンコ機1(遊技機)の内枠6に形成された係合孔6a(係合部)に係合し、その係合部130c,6aを支点として矢印方向に回動することにより内枠6に固定(装着)されている。また、払出装置9(本体部130)に保持された矩形状の雄型コネクタ110(挿入側接続端子)が、払出装置用中継基板B2(配線基板)に実装(固定保持)された矩形状の雌型コネクタ100(被挿入側接続端子)に挿入されている(図7〜図9参照)。なお、払出装置用中継基板B2を介して払出装置9と払出制御基板(図示せず)との間で制御信号や電源の入出力が行われる。
払出装置9の本体部130において、その前端開口部には矩形板状の蓋体120(中間部材)が設けられ、雄型コネクタ110はその蓋体120からさらに前方側(雌型コネクタ100への挿入方向)へ突出している。したがって、第二フローティング機構20は、第一フローティング機構10の外側において、周方向に複数(例えば、矩形の四隅に設けることにより、90°間隔で4ヶ所)配置され、蓋体120の周方向や半径方向への移動(第二のフローティング移動)を可能にする。
(実施例3)
次に、図11は本発明に係るフローティング接続構造を備えた遊技盤の一例を示すX−X断面図である。遊技盤2の後面側には、左側端部に溝部2dが形成された内枠6が配置されている。この遊技盤2は、左側端部を溝部2dに嵌め込み、その溝部2dを支点として矢印方向に回動することにより内枠6に固定(装着)されている。また、遊技盤2の後面には板状の本体部130(ベース部材)が固着され、本体部130から後方側に突出するボス部130a(第二移動スペース形成部)に保持された矩形状の雄型コネクタ110(挿入側接続端子)が、遊技盤用中継基板B3(配線基板)に実装(固定保持)された矩形状の雌型コネクタ100(被挿入側接続端子)に挿入されている(図7〜図9参照)。なお、遊技盤用中継基板B3を介して遊技盤2と主制御基板(図示せず)との間で制御信号や電源の入出力が行われる。符号6’は、ヒンジ6b(図2参照)を介して内枠6(機枠)を回動可能に支持する外枠を表している。
実施例2(図10)及び実施例3(図11)において、実施例1(図1〜図9)と共通する機能を有する部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。
なお、本発明に係る遊技機用電装機器は、パチンコ機以外の遊技機(例えば、スロットマシン、アレンジボール、アレンジパチンコ(アレパチ)、雀球遊技機等)に装着される電装機器に適用してもよい。その際、少なくともアレパチにおいては、実施例1〜3に示す電装機器をそのまま適用することができる。また、本発明に係る電気配線用フローティング接続構造は、遊技機用電装機器以外の電装機器に備えられる接続構造に適用してもよい。さらに、図7から見てとれるように、被挿入側接続端子が移動しないように静止保持される(配線基板に実装されない)状態にあり、ベース部材が中間部材に対して挿入方向とは反対側に配置される態様の電気配線用フローティング接続構造にも適用できる場合がある。
本発明に係る発射ハンドルが装着されたパチンコ機を例示する正面図。 図1の背面図。 本発明に係るフローティング接続構造を備えた発射ハンドルの一例を背面から見た斜視図。 図3の発射ハンドルを分解して示す背面斜視図。 図3の背面図。 図5のA−A断面図及び部分拡大断面図並びにB−B断面図。 図3の発射ハンドルを前面枠に装着する状態を概念的に示す斜視図。 図7の内部構造を示す側面断面図。 図8に続いてコネクタの接続過程を示す側面断面図。 本発明に係るフローティング接続構造を備えた払出装置の一例を示す正面図及びC−C断面図。 本発明に係るフローティング接続構造を備えた遊技盤の一例を示すX−X断面図。 第一浮動隙間形成部の変形例を示す説明図。
符号の説明
1 パチンコ機(遊技機)
2 遊技盤(遊技機用電装機器)
2d 溝部
6 内枠(機枠)
6’ 外枠
6a 係合孔(係合部)
6b ヒンジ
7 前面枠(機枠)
7’ 取付凹部
7a ヒンジ
7b 保持板(機枠)
7c 誘導壁(誘導案内部)
8 発射ハンドル(遊技機用発射ハンドル;遊技機用電装機器)
9 払出装置(遊技機用払出装置;遊技機用電装機器)
9a 払出通路
9b 羽根車(回転払出部材)
10 第一フローティング機構
11 ビス(取付部材;第一移動スペース形成部)
12 座金(第一浮動隙間形成部)
20 第二フローティング機構
21 ビス(取付部材)
21a 座金(第二浮動隙間形成部)
100 雌型コネクタ(被挿入側接続端子)
100a 接続ピン
110 雄型コネクタ(挿入側接続端子)
110a ピン孔
111 台座
111a 貫通孔(第一移動スペース形成部)
112 差込部
120 蓋体(中間部材;第二移動スペース形成部)
120a 着座部(第一受止部)
120b 周縁切欠部
130 本体部(ベース部材)
130a ボス部(膨出部;第二移動スペース形成部)
130b リブ壁(第二受止部)
130c 係合突起(係合部)
B1 発射ハンドル用中継基板(配線基板)
B2 払出装置用中継基板(配線基板)
B3 遊技盤用中継基板(配線基板)
S1 第一スペース
S2 第二スペース

Claims (7)

  1. 配線基板に実装され固定保持された被挿入側接続端子に対して挿入可能に突出形成されるとともに、挿入方向に対して交差する方向にフローティング移動可能な挿入側接続端子と、
    その挿入側接続端子に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第一受止部を有し、その第一受止部により前記挿入側接続端子を受け止め保持するとともに、前記挿入側接続端子の移動方向を含む面と平行な面内でフローティング移動可能な中間部材と、
    その中間部材に対して前記挿入方向とは反対側に位置する第二受止部を有し、その第二受止部により前記中間部材を受け止め保持するベース部材と、を備え、
    前記挿入側接続端子は、前記挿入方向から見て周方向に複数配置された第一フローティング機構を介し、前記第一受止部での浮動状態を維持する一方、
    前記中間部材は、前記第一フローティング機構よりも外側において、前記挿入方向から見て周方向に複数配置された第二フローティング機構を介し、前記第二受止部での浮動状態を維持し、
    前記挿入方向において、前記挿入側接続端子の先端は前記中間部材の先端よりも突出して位置することにより、
    前記挿入側接続端子の先端部が前記被挿入側接続端子に挿入される際に、前記挿入側接続端子が前記中間部材に対して移動する第一のフローティング移動と、前記中間部材が前記ベース部材に対して移動する第二のフローティング移動とが可能であることを特徴とする電気配線用フローティング接続構造。
  2. 前記挿入側接続端子の先端部が前記被挿入側接続端子への挿入を終了したとき、前記中間部材は前記被挿入側接続端子から離間して非接触状態を維持し、前記第二のフローティング移動が可能である請求項1に記載の電気配線用フローティング接続構造。
  3. 前記第一フローティング機構と第二フローティング機構とは、それぞれ対応するフローティング移動について、互いに独立した形で、かつ前記挿入方向から見たとき周方向及び半径方向のうち少なくともいずれか一方に沿って許容する請求項1又は2に記載の電気配線用フローティング接続構造。
  4. 前記被挿入側接続端子には、その被挿入側接続端子に対して前記挿入方向とは反対側において、前記第一のフローティング移動を伴いつつ、前記挿入側接続端子の先端部が前記被挿入側接続端子に挿入されるように誘導案内するための誘導案内部が配置されている請求項1ないしのいずれか1項に記載の電気配線用フローティング接続構造。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の電気配線用フローティング接続構造を備え、パチンコ機等の遊技機に装着されてその遊技機での遊技の実行に関与するとともに、
    前記ベース部材が前記遊技機に装着するための本体部を構成することを特徴とする遊技機用電装機器。
  6. 請求項に記載の遊技機用電装機器が前記本体部を介して機枠に装着されていることを特徴とする遊技機。
  7. 前記被挿入側接続端子と挿入側接続端子とを接続する際に、前記機枠に前記被挿入側接続端子が固定支持される一方、その機枠に対して直線的移動又は回動によって装着可能な前記本体部に前記中間部材及び挿入側接続端子がフローティング移動可能にそれぞれ支持されている請求項に記載の遊技機。
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