JP2009259442A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーが嵌合完了位置においてロックされることによって回動不能となるとともに、不必要にロックが解除されることがなく、衝撃、振動等の外力を受けても相手側コネクタとの嵌合が解除されることがなく、ロック部をロック位置及びロック解除位置からスライドさせる際にクリック感を感じることができるのでロック部の誤操作を防止することができ、操作性が高く、確実性が高くなるようにする。
【解決手段】ロック部は、レバーの本体部にスライド可能に取付けられ、レバーをロックするロック位置とロックを解除するロック解除位置との間をスライドし、レバーは、ロック部をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め用係止部を備え、位置決め用係止部は、係止凹部と、弾性的に変位して係止凹部と係合及び係合解除する係止凸部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
従来、各種機器の制御装置等の電子機器を収納する筐(きょう)体の側壁に配設された相手側コネクタと嵌(かん)合するコネクタにおいては、係合溝を備えた係合レバーを有し、相手側コネクタのハウジングに配設された係合突起に前記係合溝を係合させた状態で係合レバーを回転させることによって、嵌合力を増大させてコネクタ同士を確実に嵌合するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
図28は従来のコネクタ及び相手方コネクタを示す斜視図である。
図において、801は、図示されない導電ケーブルの終端に接続される従来のコネクタとしてのソケット側コネクタであり、相手側コネクタとしてのプラグ側コネクタ901と嵌合する。該プラグ側コネクタ901は、プラグコンタクト961を収容するプラグボディ912と、該プラグボディ912が挿入される枠体911とを有する。そして、該枠体911の対向する2側面の内側には、2本ずつ、合計4本の係合突起918が内方へ突出するように接続されている。
また、前記ソケット側コネクタ801は、ソケットコンタクト861を収容するソケットボディ811と、該ソケットボディ811を覆うソケット側ケーシング821とを有する。そして、該ソケット側ケーシング821には、導電ケーブルが通過する開口部828a及び828bが形成されている。また、ソケット側ケーシング821の対向する側壁824には、プラグ側コネクタ901の係合突起918を収容するための係合溝883が2本ずつ、合計4本形成されている。さらに、コネクタを嵌合させるための係合レバー881の端部が、前記側壁824の2本の係合溝883の間に形成された摺(しゅう)動溝815内で摺動するように、係合して取付けられている。
ソケット側コネクタ801とプラグ側コネクタ901とを嵌合させた状態で係合レバー881を回動させて初期位置から嵌合完了位置にまで移動させると、前記係合レバー881の端部に接続された図示されない係合プレートの係合凹部が、係合溝883内に収容されたプラグ側コネクタ901の係合突起918と係合する。そして、該係合突起918が係合凹部の側壁に沿って相対的に移動し、係合凹部のカム溝としての機能によってプラグ側コネクタ901がソケット側コネクタ801に引寄せられて強固に嵌合する。また、係合突起918が係合溝883が抜出ることが防止され、その結果、ソケット側コネクタ801とプラグ側コネクタ901との嵌合が確実なものとなる。
なお、図28に示される状態において、係合レバー881は、初期位置に位置し、側壁824に形成された初期位置用当接突部834bに当接している。また、係合レバー881は、嵌合完了位置に到達すると、側壁824に形成された嵌合完了位置用当接突部834aに当接する。
特開2006−114357号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、係合レバー881が嵌合完了位置でロックされていないので、衝撃、振動等の外力を受けたときに、係合レバー881が初期位置に復帰してしまい、その結果、プラグ側コネクタ901との嵌合が維持されなくなってしまうことがある。特に、コネクタを電車等の鉄道用車両やトラック、乗用車等の道路走行用車両に装着した場合には、コネクタが車両の走行に伴って発生する振動を絶え間なく受けることになるので、係合レバー881が初期位置に復帰する可能性が高い。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、回転して相手側コネクタの係合部材と係合するレバーに、該レバーの本体部に対してスライドするロック部を配設するとともに、該ロック部が本体部に対してロック位置及びロック解除位置で係止される係止部を形成するようにして、前記レバーが嵌合完了位置においてロックされることによって回動不能となるとともに、ロック部がロック位置からスライドしないので不必要にロックが解除されることがなく、その結果、衝撃、振動等の外力を受けても相手側コネクタとの嵌合が解除されることがなく、オペレータがロック部をロック位置及びロック解除位置からスライドさせる際にクリック感を感じることができるのでロック部の誤操作を防止することができ、操作性が高く、確実性の高いコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のコネクタにおいては、端子を収容するハウジングと、該ハウジングに回転可能に取付けられ、相手側コネクタとの嵌合の初期における第1位置と、相手側コネクタとの嵌合が完了した第2位置との間を回転するレバーと、該レバーを第2位置においてロックするロック部とを有するコネクタであって、前記ロック部は、前記レバーの本体部にスライド可能に取付けられ、前記レバーをロックするロック位置とロックを解除するロック解除位置との間をスライドし、前記レバーは、前記ロック部をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め用係止部を備え、該位置決め用係止部は、係止凹部と、弾性的に変位して前記係止凹部と係合及び係合解除する係止凸部とを備える。
本発明の他のコネクタにおいては、さらに、前記レバーは、第2位置において相手側コネクタとの嵌合方向に対して直交する方向に延在する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記係止凸部は、基端が前記本体部に接続された弾性を備えるカンチレバー状の位置決め腕部の自由端に形成され、前記係止凹部は、前記ロック部に形成され、前記係止凸部と係合して前記ロック部をロック位置で係止する第1位置決め用係止凹部、及び、前記係止凸部と係合して前記ロック部をロック解除位置で係止する第2位置決め用係止凹部を含む。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記ロック部は、前記レバーの後端に位置し、前記レバーの回転軸から離間する方向に延出する操作部を備え、該操作部から前記回転軸までの距離は、前記ロック部がロック解除位置にあるときはロック位置にあるときよりも長くなる。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記ロック部は、前記レバーの後端に位置し、前記レバーの回転軸に接近する方向に延出する係止部を備え、該係止部から前記回転軸までの距離は、前記ロック部がロック位置にあるときはロック解除位置にあるときよりも短くなり、前記レバーが第2位置において前記ロック部がロック位置になると、前記係止部は、ハウジングの外周に形成されたレバー係止凹部に進入して係止される。
本発明によれば、コネクタは、回転して相手側コネクタの係合部材と係合するレバーを有し、該レバーの本体部に対してスライドするロック部が配設されるとともに、該ロック部が本体部に対してロック位置及びロック解除位置で係止される係止部が形成されている。これにより、前記レバーが嵌合完了位置においてロックされることによって回動不能となるとともに、ロック部がロック位置からスライドしないので不必要にロックが解除されることがない。したがって、衝撃、振動等の外力を受けても相手側コネクタとの嵌合が解除されることがない。さらに、オペレータがロック部をロック位置及びロック解除位置からスライドさせる際にクリック感を感じることができるのでロック部の誤操作を防止することができ、操作性を高くし、確実性を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの斜視図であり基板側コネクタと嵌合した状態を示す図、図2は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの斜視図であり基板側コネクタと嵌合する前の状態を示す図、図3は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタ及び基板側コネクタの分解図、図4は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの三面図、図5は本発明の実施の形態における基板側コネクタの三面図である。なお、図4において、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)のX−X矢視断面図であり、図5において、(a)は下面図、(b)は正面図、(c)は(b)のY−Y矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態におけるコネクタとしてのケーブル側コネクタであり、相手側コネクタとしての基板側コネクタ101と嵌合する。該基板側コネクタ101は、例えば、電気機器、電子機器等を収納する筐体の側壁であるパネル部材141に取付けられ、前記筐体の内側に配設された電気機器、電子機器等のプリント回路基板等の基板191に接続される。前記電気機器、電子機器等は、例えば、電車等の鉄道用車両、トラック、乗用車等の道路用車両等の制御装置等に使用されるものであるが、いかなる用途に使用されるものであってもよいし、いかなる種類のものであってもよい。なお、図において、前記パネル部材141及び基板191は、それらの一部のみが示されている。
また、本実施の形態において、ケーブル側コネクタ1及び基板側コネクタ101の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、前記ケーブル側コネクタ1及び基板側コネクタ101の各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
前記基板側コネクタ101は、図3及び5に詳細に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジングとしてのプラグハウジング111と、該プラグハウジング111に装填(てん)された相手側端子としてのプラグ端子161と、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって一体的に形成され、前記プラグハウジング111の周囲を覆う保護部材である外側ハウジングとしてのエンクロージャ121とを有する。なお、該エンクロージャ121は、プラグハウジング111に結合され、基板側コネクタ101のハウジングの一部として機能する。
前記プラグハウジング111は、上端が開放された細長い直方体の箱状部材であり、長方形の厚板状の底板部112と、該底板部112の4辺に垂直に接続された4枚の板状部材から成る側壁部114と、前記長方形の底板部112における一対の短辺に対応する側壁部114の一対の板状部材の外側に延出するフランジ部115とを備える。なお、113は、前記底板部112と側壁部114とによって周囲を画定され、上面が開放された嵌合凹部であり、該嵌合凹部113内に、ケーブル側コネクタ1のレセプタクルハウジング11が嵌入される。
そして、前記プラグ端子161は、金属等の導電性材料から成る棒状又はピン状の部材であり、複数本が格子状に配列されてプラグハウジング111に装填される。なお、前記プラグ端子161の本数及び配列態様は、図に示される例に限定されるものではなく、適宜設定することができる。そして、各プラグ端子161は、前記基板191に形成されたスルーホール192に挿入されて基板191に形成された図示されない導電トレースに接続されるテール部162と、プラグハウジング111の底板部112に保持される本体部163と、ケーブル側コネクタ1のレセプタクル端子61と接触する接触部164とを備える。ここで、前記テール部162は、前記底板部112の下面から下方に延出する。また、前記本体部163は、前記底板部112に形成された図示されない貫通孔(こう)に圧入されて保持される。さらに、前記接触部164は、前記底板部112の上面から上方に延出し、前記嵌合凹部113内に配列される。
また、前記エンクロージャ121は、上下に貫通する断面が長方形のハウジング収容孔123を備える細長い直方体の筒状部材であり、前記ハウジング収容孔123の4面を画定する4枚の板状部材から成る外壁部124と、前記長方形のハウジング収容孔123の断面における一対の短辺に対応する外壁部124の一対の板状部材の外側に延出するフランジ部122と、前記一対の板状部材の内側に延出するフランジ支持部125とを備える。
さらに、前記長方形のハウジング収容孔123の断面における一対の長辺に対応する外壁部124の一対の板状部材には、係合部材としてのロックピン181が1つずつ取付けられている。該ロックピン181は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって形成されたリベット状の部材であり、その円柱状の胴部181aの周囲には、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって形成された円筒状のスリーブ182が回転可能に取付けられている。
そして、前記エンクロージャ121のハウジング収容孔123内にプラグハウジング111が収容される。この場合、図3に示されるように、エンクロージャ121の上方からプラグハウジング111がハウジング収容孔123内に挿入され、プラグハウジング111のフランジ部115がフランジ支持部125によって下方から支持される。そして、コネクタガイド部材としてのガイドピン71及びガイドブッシュ72によって前記フランジ部115とフランジ支持部125とが結合される。
前記ガイドピン71及びガイドブッシュ72は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって形成された部材であり、図3に示されるように、下方に突出する円柱状の挿入部71b及び72bを各々備える。そして、前記挿入部71b及び72bを、フランジ部115に形成された貫通孔115aを通して、フランジ支持部125に形成された挿入孔125aに挿入(この場合、「挿入」は「圧入」又は「螺(ら)入」であってもよい。)することによって、前記フランジ部115とフランジ支持部125とが結合される。なお、前記ガイドピン71の上部は円柱状のガイド部71aとなっており、ガイドブッシュ72の円筒状の上部に形成されたガイド孔72a内に挿入可能となっている。これにより、図5に示されるように、プラグハウジング111の周囲がエンクロージャ121によって取囲まれた基板側コネクタ101を得ることができる。
そして、前記エンクロージャ121がパネル部材141に固定され、プラグ端子161のテール部162が基板191のスルーホール192に挿入される。この場合、プラグハウジング111においてエンクロージャ121の下端から下方に突出する部分は、パネル部材141に形成されコネクタ受容孔142内に挿入される。なお、前記テール部162は、はんだ、導電性接着剤等の導電性接合剤によってスルーホール192に接合されることが望ましい。また、エンクロージャ121は、フランジ部122をねじ部材であるスクリュー173によってパネル部材141に螺着することによって固定される。前記フランジ部122には、貫通孔122aが形成され、パネル部材141にはねじ孔(あな)143が形成されている。そのため、前記貫通孔122aを通してスクリュー173をねじ孔143に螺入することができる。なお、前記スクリュー173の頭部とフランジ部122との間には、ワッシャ174を介在させることが望ましい。
本実施の形態において、ケーブル側コネクタ1は、複数本の導電線67から成る導電ケーブルの終端に接続されるコネクタであるが、導電ケーブルの図示は省略され、導電線67も図4(c)にその終端部分の一部が図に示されるのみであって、その他の部分の図示は省略されている。
前記ケーブル側コネクタ1は、図3及び4に詳細に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されたハウジングとしてのレセプタクルハウジング11と、該レセプタクルハウジング11に装填された端子としてのレセプタクル端子61と、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって一体的に形成され、前記レセプタクルハウジング11の上側を覆う保護部材である上側ハウジングとしてのフード21とを有する。なお、該フード21は、レセプタクルハウジング11に結合され、ケーブル側コネクタ1のハウジングの一部として機能する。
前記レセプタクルハウジング11は、細長い直方体の箱状部材であり、上下方向に延在する細長い複数の端子収容孔13と、上下方向に延在する4つの側壁部14と、箱状部材の断面の長方形における一対の短辺に対応する側壁部14の一対の板状部材の外側に延出するフランジ部15とを備える。
そして、前記レセプタクル端子61は、金属等の導電性材料から成る細長い部材であり、各端子収容孔13の内部に1本ずつ装填される。なお、前記レセプタクル端子61の本数及び配列態様は、基板側コネクタ101のプラグ端子161の本数及び配列態様に対応するように設定される。したがって、端子収容孔13の数及び配列態様は、基板側コネクタ101のプラグ端子161の本数及び配列態様に対応するように設定される。図に示される例においては、プラグ端子161が格子状に配列されているので、端子収容孔13も格子状又はハニカム状に配列され、レセプタクルハウジング11を細分化する。なお、必ずしもすべての端子収容孔13内にレセプタクル端子61が装填される必要はない。
さらに、各レセプタクル端子61は、各導電線67の終端に接続されるテール部62と、基板側コネクタ101のプラグ端子161と接触する接触部64とを備える。ここで、前記テール部62が端子収容孔13内に位置するので、各導電線67は、その終端が上方から端子収容孔13内に進入してテール部62に接続される。また、前記接触部64が端子収容孔13内に位置するので、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とが嵌合されると、プラグ端子161の接触部164は、その上端が下方から端子収容孔13内に進入して接触部64と接触する。
前記フード21は、レセプタクルハウジング11の上端を収容する略長方形の開口を備える底部22と、該底部22の上端に接続され、図4(a)に示されるように、正面形状が中心角90度の扇形のような形状のドーム部23と、前記底部22の上端に接続され、図4(a)に示されるように、正面形状が斜めに傾斜した長方形のような形状のケーブル引出部25とを備える。そして、レセプタクルハウジング11の内部は空洞であり、該空洞は下面に開放する底部22の開口に連通するとともに、図1及び2に示されるように、斜め上に開放するケーブル引出部25のケーブル引出口28に連通する。図示されないケーブルの終端は、斜め上方からケーブル引出口28を通ってレセプタクルハウジング11内の空洞に挿入される。そして、ケーブルの終端から露出する導電線67の終端が、図4(c)に示されるように、レセプタクル端子61のテール部62に接続されて端子収容孔13内に挿入される。
なお、図に示される例において、前記ケーブル引出部25は、フード21の他の部分と一体的に形成された一体化部25aと、該一体化部25aに対して着脱可能に取付けられた別体化部25bとを備える。この場合、該別体化部25bは、ねじ部材であるスクリュー73によって一体化部25aに螺着することにより取付けられる。前記別体化部25bには貫通孔25dが形成され、一体化部25aにはねじ孔25cが形成されている。そのため、前記貫通孔25dを通してスクリュー73をねじ孔25cに螺入することができる。なお、前記スクリュー73の頭部と別体化部25bとの間には、ワッシャ74を介在させることが望ましい。
そして、前記フード21の正面及び背面における外壁部24には、レバー81の回転軸としてのレバーロックピン75が1つずつ取付けられている。該レバーロックピン75は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって形成されたリベット状の部材であり、その円柱状の胴部75aの周囲には、レバー81が回転可能に取付けられている。なお、外壁部24においてレバーロックピン75が取付けられた部位は、底部22の長手方向(図4(a)における横方向)に関するほぼ中心であり、かつ、底部22とドーム部23との境界部分である。また、前記ドーム部23の正面形状である扇形の中心点は、レバーロックピン75が取付けられた部位と一致せず、該部位から図4(a)における右方にずれた位置にある。
ここで、前記レバー81は、本体部82と、該本体部82に対してスライド可能に取付けられたロック部91とを備える。前記本体部82は、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって一体的に形成された板を折曲げたような形状の部材であり、図4(b)に示されるように、下方又は上方から観て、U字又はアーチのような形状を備える。そして、該アーチの頂部に対応する部分が接続部87であり、該接続部87の両端(図4(b)における上下端)には、レバーロックピン75の方向に延出する脚部84が接続されている。なお、前記本体部82の形状は、ケーブル側コネクタ1の下面の長手方向(図4(b)における横方向)に延在する中心軸に関して線対称である。すなわち、本体部82は、図4(b)に示されるように、正面から観ても、また、背面から観ても、同一の形状を備える。そして、前記本体部82は、ドーム部23の外側に跨(またが)るようにしてフード21に回転可能に取付けられている。
同様に、前記ロック部91も、合成樹脂等の絶縁性材料又は金属等の剛性の高い材料によって一体的に形成された板を折曲げたような形状の部材であり、図4(b)に示されるように、下方又は上方から観て、U字又はアーチのような形状を備える。そして、該アーチの頂部に対応する部分が接続部97であり、該接続部97の両端(図4(b)における上下端)には、レバーロックピン75の方向に延出する脚部94が接続されている。なお、前記ロック部91の形状も、ケーブル側コネクタ1の下面の長手方向に延在する中心軸に関して線対称である。すなわち、ロック部91は、図4(b)に示されるように、正面から観ても、また、背面から観ても、同一の形状を備える。そして、ロック部91は、本体部82の外側に重なるようにして、該本体部82に取付けられている。
前記本体部82の脚部84の先端近傍には、後述されるピン挿通孔84aが形成され、該ピン挿通孔84aにレバーロックピン75の胴部75aが挿入されている。したがって、レバー81は、レバーロックピン75を中心にして回転する。また、前記脚部84におけるピン挿通孔84aより下方には、基板側コネクタ101のロックピン181と係合する係合腕部83及び係合凹部83aが形成されている。図1に示されるように、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とが嵌合した状態で、レバー81を嵌合完了位置にすると、ロックピン181が係合凹部83a内に進入して係合される。
なお、前記レバー81は、図1に示されるように、嵌合完了位置にあるとき、付勢部材としてのレバースプリング76によって上方に付勢される。該レバースプリング76は、金属等の弾性を備える材料によって形成された曲線状に曲げられた棒部材であり、一端がレバーロックピン75の胴部75aに回転可能に取付けられ、他端が脚部84に係合している。
ここで、前記ドーム部23は、円筒の側面と同様の曲面である背面部23aを備える。該背面部23aの曲率中心は、ドーム部23の正面形状である扇形の中心点であって、外壁部24においてレバーロックピン75が取付けられた部位から、図4(a)における右方にずれた位置にある。そして、背面部23aの各部からレバーロックピン75までの距離は、レバー81の本体部82の接続部87の回転半径、すなわち、前記接続部87からレバーロックピン75までの距離よりも短い。したがって、前記本体部82は、背面部23aと干渉することなく回転することができる。なお、該背面部23aには、突起状の初期位置係止部31が形成されているが、前記本体部82は初期位置係止部31とも干渉することがない。また、前記背面部23aと底部22との境界部分には、レバーロックピン75の方向に凹入する溝状のレバー係止凹部としての嵌合完了位置係止部33が形成されているが、前記本体部82は嵌合完了位置係止部33とも干渉することがない。
なお、前記フード21の背面における外壁部24のドーム部23とケーブル引出部25との境界部分には、後方に突出する初期位置用当接突部34が形成されている。そして、フード21の背面側に位置する本体部82の脚部84が初期位置用当接突部34に当接することによってレバー81の第1位置としての初期位置が規定される。すなわち、レバー81が回転して、図2及び3に示されるような初期位置に到達すると、フード21の背面側に位置する本体部82の脚部84が初期位置用当接突部34に当接するので、それ以上、図2における反時計回り方向に回転することができない。なお、フード21の背面側に位置するロック部91の脚部94も、本体部82の脚部84とともに、初期位置用当接突部34に当接する。
また、底部22は、その長手方向両端において幅方向に延出している、すなわち、フード21の前方及び後方に突出している。そのため、本体部82の脚部84が底部22に当接することによってレバー81の第2位置としての嵌合完了位置が規定される。すなわち、レバー81が回転して、図1及び4に示されるような嵌合完了位置に到達すると、本体部82の脚部84が底部22の上面に当接するので、それ以上、図1及び4における時計回り方向に回転することができない。なお、ロック部91の脚部94も、本体部82の脚部84とともに、底部22の上面に当接する。
前記ロック部91は、接続部97の上端に接続された操作部92及び接続部97の下端に接続された係止部93を備える。前記操作部92は、レバー81の後端に位置し、接続部97に対してほぼ直角に、かつ、脚部94と反対の方向、すなわち、レバーロックピン75から離間する方向に延出する板状の部分であり、レバー81を回転させるためにオペレータが手指等で操作する部分である。
また、前記係止部93は、接続部97に対してほぼ直角に、かつ、脚部94と同一の方向、すなわち、レバーロックピン75の方向に延出する板状の部分である。そして、ロック部91が本体部82に対して後述されるロック解除位置にあるときは、係止部93からレバーロックピン75までの距離が長くなり、レバー81が回転しても、係止部93を含むロック部91は、ドーム部23の背面部23aと干渉することがない。一方、ロック部91が、図1〜4に示されるように、本体部82に対してロック位置にあるときは、係止部93からレバーロックピン75までの距離が短くなる。したがって、レバー81が図2及び3に示されるような初期位置にあるときに、ロック部91を本体部82に対してスライドさせてロック位置にすると、図3に示されるように、係止部93が突起状の初期位置係止部31の上面と干渉して係止される。これにより、レバー81は、初期位置でフード21にロックされ、回転不能となる。また、レバー81が図1及び4に示されるような嵌合完了位置にあるときに、ロック部91を本体部82に対してスライドさせてロック位置にすると、係止部93が溝状の嵌合完了位置係止部33内に進入して係止される。これにより、レバー81は、嵌合完了位置でフード21にロックされ、回転不能となる。
さらに、レバー81が嵌合完了位置にあるときは、前記レバー81及び操作部92が基板側コネクタ101との嵌合方向(図1及び2における上下方向)に対して直交する方向に延在する状態となる。そのため、オペレータは、力を発揮しやすく、レバー81を容易に操作することができる。
そして、前記フード21は、レセプタクルハウジング11の上端に取付けられる。この場合、フランジ部15を含むレセプタクルハウジング11の上端が、フード21の底部22の開口内に下方から挿入されて収容される。そして、ガイドピン71及びガイドブッシュ72によって前記フランジ部15と底部22とが結合される。具体的には、ガイドピン71及びガイドブッシュ72の挿入部71b及び72bを、フランジ部15に形成された貫通孔15aを通して、底部22に形成された図示されない挿入孔に挿入することによって、前記フランジ部15と底部22とが結合される。これにより、図4に示されるように、レセプタクルハウジング11の上側がフード21によって覆われたケーブル側コネクタ1を得ることができる。
前記レセプタクルハウジング11は、フード21の下面から下方に突出し、図1に示されるようにケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とが嵌合された状態では、該基板側コネクタ101のプラグハウジング111の嵌合凹部113内に嵌入される。
次に、前記レバー81のフード21への取付構造及びロックピン181のエンクロージャ121への取付構造について詳細に説明する。
図6は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの分解図、図7は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの斜視図でありレバーが嵌合完了位置にある状態を示す図、図8は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの正面図でありレバーが初期位置にある状態を示す図、図9は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの背面図でありレバーが初期位置にある状態を示す図、図10は本発明の実施の形態における基板側コネクタのエンクロージャの分解図、図11は本発明の実施の形態における基板側コネクタのエンクロージャの斜視図である。
図6〜8においては、説明のためにケーブル引出部25の別体化部25bが除去された状態が示されている。そして、フード21の正面及び背面における外壁部24には、図6に示されるように、レバーロックピン75を取付けるためのピン取付用貫通孔24aが1つずつ外壁部24を貫通するように形成されている。なお、該外壁部24においてピン取付用貫通孔24aの部位は、底部22の長手方向(図8における横方向)に関するほぼ中心であり、かつ、底部22とドーム部23との境界部分である。また、前記ドーム部23の正面形状である扇形の中心点は、ピン取付用貫通孔24aの部位と一致せず、該部位から図8における右方にずれた位置にある。
また、レバー81の本体部82の正面側及び背面側における脚部84の先端近傍には、図6に示されるように、レバーロックピン75が挿通されるピン挿通孔84aが1つずつ脚部84を貫通するように形成されている。本実施の形態において、ピン挿通孔84aの開口形状は、完全な円形ではなく、縦方向が横方向よりもわずかに長い長円又は楕(だ)円形となっている。これにより、レバー81は、嵌合完了位置にあるときに、レバーロックピン75に対して上下方向に変位可能となる。
さらに、レバー81の本体部82の正面側及び背面側における脚部84には、外方、すなわち、フード21の外壁部24から離間する方向に膨出する膨出部88が形成され、かつ、該膨出部88を貫通するようにスプリング係合孔88aが形成されている。
前記レバースプリング76は、金属等の弾性を備える材料によって形成され、略U字状に曲げられた棒部材である。そして、レバースプリング76の上端は、フード21の外壁部24に向けてほぼ直角に曲げられ、前記スプリング係合孔88aに挿入されて係合される係合軸76aが形成されている。一方、レバースプリング76の下端は、輪を描くように曲げられ、レバーロックピン75の胴部75aが回転可能に挿通されるピン用開口76bが形成されている。
また、レバーロックピン75は、例えば、セミチューブラリベットのような形状を備える部材であり、傘状の頭部から延出する円柱状の胴部75aの先端に、円筒状のかしめ部75bが形成されている。
そして、レバー81をフード21へ取付ける際には、レバーロックピン75の胴部75aを、レバースプリング76のピン用開口76bと脚部84のピン挿通孔84aとに挿入し、さらに、胴部75aの先端のかしめ部75bを外壁部24のピン取付用貫通孔24aに挿入させる。なお、レバースプリング76の係合軸76aは、脚部84のスプリング係合孔88aに係合させておく。そして、図7に示されるように、フード21の外側から外壁部24のピン取付用貫通孔24aに挿入されたかしめ部75bに、フード21の内側からかしめ加工を施し、前記かしめ部75bを塑性変形させて拡径し、外壁部24に固定する。これにより、レバー81が回転可能にフード21に取付けられる。
なお、図7に示される状態では、レバー81が嵌合完了位置にあり、かつ、ロック部91がロック位置にある。したがって、ロック部91の係止部93が溝状の嵌合完了位置係止部33内に進入して係止されているので、レバー81は、嵌合完了位置でフード21にロックされ、回転不能となっている。また、レバースプリング76は、係合軸76aとピン用開口76bとの間隔が初期状態より縮められた状態となっている。そのため、レバースプリング76は、圧縮ばねとして機能し、ピン挿通孔84aとレバーロックピン75との距離を広げるような付勢力を発揮してレバー81をレバーロックピン75に対して上方に付勢する。
また、図8及び9に示される状態では、レバー81が初期位置にあり、かつ、ロック部91がロック位置にある。したがって、ロック部91の係止部93が突起状の初期位置係止部31に係止されているので、レバー81は、初期位置でフード21にロックされ、回転不能となっている。
一方、エンクロージャ121の正面及び背面における外壁部124には、図10に示されるように、ロックピン181を取付けるためのピン取付用貫通孔124aが1つずつ外壁部124を貫通するように形成されている。なお、該外壁部124においてピン取付用貫通孔124aの部位は、エンクロージャ121の長手方向に関するほぼ中心である。
また、ロックピン181は、例えば、セミチューブラリベットのような形状を備える部材であり、傘状の頭部から延出する円柱状の胴部181aの先端に、円筒状のかしめ部181bが形成されている。
そして、ロックピン181をエンクロージャ121へ取付ける際には、ロックピン181の胴部181aを、スリーブ182に挿入し、さらに、胴部181aの先端のかしめ部181bを外壁部124のピン取付用貫通孔124aに挿入させる。さらに、図11に示されるように、エンクロージャ121の外側から外壁部124のピン取付用貫通孔124aに挿入されたかしめ部181bに、エンクロージャ121の内側からかしめ加工を施し、前記かしめ部181bを塑性変形させて拡径し、外壁部124に固定する。これにより、ロックピン181がエンクロージャ121に取付けられる。
次に、前記レバー81のロック部91の本体部82への取付構造について詳細に説明する。
図12は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの分解図、図13は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの斜視図でありロック位置にある状態を示す図、図14は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの斜視図でありロック解除位置にある状態を示す図、図15は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの断面図でありロック位置にある状態を示す図、図16は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの断面図でありロック解除位置にある状態を示す図、図17は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック位置にある状態を示す第1の図、図18は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック位置にある状態を示す第2の図、図19は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック解除位置にある状態を示す第1の図、図20は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック解除位置にある状態を示す第2の図である。なお、図15において(a)は正面図、(b)は(a)のP−P矢視断面図、(c)は(b)のQ部拡大図、(d)は(a)のR−R矢視断面図、(e)は(d)のS部拡大図であり、図16において(a)は正面図、(b)は(a)のT−T矢視断面図、(c)は(b)のU部拡大図、(d)は(a)のV−V矢視断面図、(e)は(d)のW部拡大図であり、図17及び19において(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図であり、図18及び20において(a)は下面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。
レバー81の本体部82の正面側及び背面側における脚部84には、前述のように、ピン挿通孔84a及び膨出部88が1つずつ形成され、更に、ロック部91をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め部としての位置決め腕部85が1つずつ形成されている。該位置決め腕部85は、基端が脚部84に接続された弾性を備えるカンチレバー状の部材であり、自由端が脚部84の板厚方向に弾性的に変位する。そして、位置決め腕部85の自由端には、外方、すなわち、フード21の外壁部24から離間する方向に膨出するように形成された位置決め用係止部である係止凸部としての位置決め用係止凸部85aが形成されている。
さらに、各脚部84には、本体部82に対してスライドするロック部91をガイドするためのスライドガイド部としてのガイド孔86が2つずつ形成されている。該ガイド孔86は、ロック部91のスライド方向、すなわち、ピン挿通孔84aと接続部87とを結ぶ線に沿った方向に延在する長孔であり、脚部84を貫通して形成され、かつ、2つ並んで配設されている。そして、各ガイド孔86には、スライドピン77の胴部77aがスライド可能に挿通される。
また、ロック部91の正面側及び背面側における脚部94には、ロック部91をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め用係止部である係止凹部としての第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bが1つずつ形成されている。なお、第1位置決め用係止凹部95aは、第2位置決め用係止凹部95bよりも接続部97寄りの位置に形成されている。そして、前記本体部82の位置決め用係止凸部85aと第1位置決め用係止凹部95aとが係合することによって、ロック部91は、本体部82に対してロック位置で係止される。また、前記本体部82の位置決め用係止凸部85aと第2位置決め用係止凹部95bとが係合することによって、ロック部91は、本体部82に対してロック解除位置で係止される。この場合、位置決め用係止凸部85aが弾性的に変位して第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bと係合及び係合解除するので、ロック部91を手指等によって操作するオペレータは、手指等にクリック感を得ることができる。
さらに、各脚部94には、スライド部としてスライドピン77が挿入されて固定されるピン取付孔94aが2つずつ形成されている。また、スライドピン77は、例えば、セミチューブラリベット又はチューブラリベットのような形状を備える部材であり、傘状の頭部から延出する円柱状の胴部77aの先端に、円筒状のかしめ部77bが形成されている。前記胴部77aは、その直径がガイド孔86の幅よりも小さな寸法であり、ガイド孔86に挿通された状態で、該ガイド孔86に沿ってスライド可能である。
そして、レバー81の本体部82にロック部91を取付ける際には、スライドピン77の胴部77aを、本体部82の脚部84の内側から該脚部84のガイド孔86に挿入し、さらに、胴部77aの先端のかしめ部77bをロック部91の脚部94の内側から該脚部94のピン取付孔94aに挿入させる。なお、本体部82の脚部84の位置決め用係止凸部85aを、ロック部91の脚部94の第1位置決め用係止凹部95a又は第2位置決め用係止凹部95bに係合させておく。そして、図15(a)及び16(a)に示されるように、脚部94のピン取付孔94aに挿入されたかしめ部77bにかしめ加工を施し、前記かしめ部77bを塑性変形させて拡径し、脚部94に固定する。これにより、本体部82にロック部91がスライド可能にフード21に取付けられる。
なお、図13及び15に示される状態では、レバー81の本体部82に対して、ロック部91がロック位置にある。この場合、本体部82の位置決め用係止凸部85aが接続部97寄りの第1位置決め用係止凹部95aと係合することによって、ロック部91は、本体部82に対してロック位置で係止される。ロック位置では、ロック部91が本体部82のピン挿通孔84a寄りに位置し、係止部93が本体部82の接続部87よりも内方、すなわち、ピン挿通孔84aの方向に突出した状態となる。また、該ピン挿通孔84a寄りのスライドピン77は、ガイド孔86におけるピン挿通孔84a側の端部に当接する。
一方、図14及び16に示される状態では、レバー81の本体部82に対して、ロック部91がロック解除位置にある。この場合、本体部82の位置決め用係止凸部85aが接続部97と反対方向寄りの第2位置決め用係止凹部95bと係合することによって、ロック部91は、本体部82に対してロック解除位置で係止される。ロック解除位置では、ロック部91が本体部82のピン挿通孔84aと反対方向寄りに位置し、係止部93が本体部82の接続部87よりもピン挿通孔84aの方向に突出していない状態となる。また、該ピン挿通孔84aと反対方向寄りのスライドピン77は、ガイド孔86におけるピン挿通孔84a側の端部に当接する。
次に、前記構成のケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とを嵌合させる動作について説明する。
図21は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第1の図、図22は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第2の図、図23は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第3の図、図24は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第4の図、図25は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第5の図、図26は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとの嵌合が完了した状態を示す部分断面図、図27は本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとの嵌合が完了した状態の要部を示す図であり図26の要部拡大図である。
ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とを嵌合させる場合、オペレータは、手指等によって、ケーブル側コネクタ1を保持し、図21に示されるように、ケーブル側コネクタ1の嵌合面(図21における下面)が基板側コネクタ101の嵌合面(図21における上面)に対向するような姿勢とする。なお、あらかじめ、レバー81を初期位置とし、かつ、ロック部91をロック位置としておく。これにより、フード21の背面側に位置する本体部82の脚部84及びロック部91の脚部94が初期位置用当接突部34に当接するので、レバー81は、図21における反時計回り方向に回転することがない。また、ロック部91の係止部93が初期位置係止部31に係止されるので、レバー81は、図21における時計回り方向に回転することがない。つまり、レバー81を初期位置とし、かつ、ロック部91をロック位置としておくことによって、レバー81は両方向に回転不能となって停止しているので、ケーブル側コネクタ1の取扱いが容易になる。
続いて、オペレータは、ケーブル側コネクタ1を基板側コネクタ101に対して相対的に接近させ、ケーブル側コネクタ1のレセプタクルハウジング11を基板側コネクタ101のプラグハウジング111の嵌合凹部113内に挿入させる。それとともに、ケーブル側コネクタ1が備えるガイドピン71のガイド部71aを基板側コネクタ101が備えるガイドブッシュ72のガイド孔72a内に挿入し、ケーブル側コネクタ1が備えるガイドブッシュ72のガイド孔72a内に基板側コネクタ101が備えるガイドピン71のガイド部71aを挿入させる。
ここで、ガイドピン71及びガイドブッシュ72は、図3に示されるように、非対称に配設されている。図3に示される例において、ケーブル側コネクタ1では、ガイドピン71は2本とも背面側に配設され、ガイドブッシュ72は2本とも正面側に配設されているとともに、基板側コネクタ101では、ガイドピン71は2本とも正面側に配設され、ガイドブッシュ72は2本とも背面側に配設されている。このように、ガイドピン71及びガイドブッシュ72が非対称に配設されているので、ケーブル側コネクタ1は所定の向きでないと基板側コネクタ101に嵌合することができない。すなわち、図21に示される例において、ケーブル側コネクタ1をケーブル引出部25が右側に位置するような向きとした場合には、ケーブル側コネクタ1が備えるガイドピン71と基板側コネクタ101が備えるガイドピン71とが対向することとなるので、ケーブル側コネクタ1を基板側コネクタ101に嵌合することができない。つまり、ガイドピン71及びガイドブッシュ72を非対称に配設することによって、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合方向に極性が与えられている。したがって、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とを嵌合すると、ケーブル側コネクタ1の各レセプタクル端子61と基板側コネクタ101の各プラグ端子161との対応関係は、確実に維持される。
そして、ケーブル側コネクタ1のレセプタクルハウジング11が基板側コネクタ101のプラグハウジング111の嵌合凹部113内に完全に挿入され、各ガイドピン71のガイド部71aが対応するガイドブッシュ72のガイド孔72a内に完全に挿入されると、図22に示されるような状態となる。この状態において、基板側コネクタ101の各プラグ端子161は、ケーブル側コネクタ1のレセプタクルハウジング11における対応する端子収容孔13内に進入し、対応するレセプタクル端子61と接触して導通している。
続いて、オペレータは、手指等によってレバー81のロック部91を本体部82に対してスライドさせ、図22に示されるようなロック位置から、図23に示されるようなロック解除位置にまで変位させる。これにより、レバーロックピン75から係止部93までの距離が長くなり、係止部93と初期位置係止部31との係合が解除されるので、レバー81を図21における時計回り方向に回転することが可能となる。
この際、図15(e)に示されるような本体部82の位置決め用係止凸部85aと第1位置決め用係止凹部95aとの係合が解除され、図16(e)に示されるように、位置決め用係止凸部85aと第2位置決め用係止凹部95bとが係合するので、オペレータは、手指等にクリック感を得ることができる。したがって、オペレータは、ロック部91の本体部82に対する位置を目視によって確認しなくても、ロック部91が本体部82に対してロック解除位置で係止されたことを認識することができる。そのため、オペレータは、レバー81が回転可能な状態となったか否かについてためらうことなく、安心して、レバー81を図23における時計回り方向に回転させることができる。
そして、レバー81を図23における時計回り方向に回転させると、基板側コネクタ101のエンクロージャ121に取付けられたロックピン181は、レバー81に対して相対的に変位し、レバー81の係合凹部83a内に進入して係合される。また、レバー81は、図24に示されるような嵌合完了位置に到達すると、本体部82の脚部84及びロック部91の脚部94がフード21の底部22に当接することによって回転不能となり、停止する。なお、嵌合完了位置に到達するまでは、ロック部91がロック解除位置にあるので、係止部93がフード21の背面部23aのいずれの部分とも干渉せず、レバー81をスムーズに回転させることができる。また、レバー81が嵌合完了位置に到達すると、ロックピン181は、係合凹部83aの最奥部に到達する。したがって、ロックピン181と係合凹部83aとの係合状態が確実で解除不能なものとなるので、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合状態も解除不能なものとなる。
続いて、オペレータは、手指等によってレバー81のロック部91を本体部82に対してスライドさせ、図24に示されるようなロック解除位置から、図25に示されるようなロック位置にまで変位させる。これにより、レバーロックピン75から係止部93までの距離が短くなり、図26及び27に詳細に示されるように、係止部93がフード21の背面部23aと底部22との境界部分に形成された溝状の嵌合完了位置係止部33内に進入して係止される。そのため、レバー81は、嵌合完了位置でフード21にロックされ、回転不能となる。
この際、図16(e)に示されるような本体部82の位置決め用係止凸部85aと第2位置決め用係止凹部95bとの係合が解除され、図15(e)に示されるように、位置決め用係止凸部85aと第1位置決め用係止凹部95aとが係合するので、オペレータは、手指等にクリック感を得ることができる。したがって、オペレータは、ロック部91の本体部82に対する位置を目視によって確認しなくても、ロック部91が本体部82に対してロック位置で係止されたことを認識することができる。
また、レバー81が、初期位置を除き、嵌合完了位置以外の位置にあるときには、係止部93がフード21の背面部23aと干渉するので、ロック部91をロック位置にまで変位させることができない。そのため、オペレータは、位置決め用係止凸部85aと第1位置決め用係止凹部95aとが係合した際のクリック感に基づいてロック部91が本体部82に対してロック位置で係止されたことを認識することによって、レバー81が嵌合完了位置でロックされたことを把握することができる。したがって、オペレータは、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合が、不完全でなく、完全に行われたことを認識することができる。
そして、位置決め用係止凸部85aと第1位置決め用係止凹部95aとが係合してロック部91が本体部82に対してロック位置で係止されるので、ケーブル側コネクタ1又は基板側コネクタ101に衝撃、振動等の外力が伝達されても、ロック部91がロック位置から変位することがなく、そのため、係止部93が嵌合完了位置係止部33に係止された状態が維持されるので、レバー81が嵌合完了位置でフード21にロックされて回転不能な状態が維持される。したがって、不必要にレバー81のロックが解除されることがなく、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合状態が確実に維持される。
なお、図24〜27に示されるように、レバー81が嵌合完了位置にあるときには、前述のように、レバースプリング76がピン挿通孔84aとレバーロックピン75との距離を広げるような付勢力を発揮し、かつ、脚部84のピン挿通孔84aの開口形状が縦方向に長い長円又は楕円形となっているので、レバー81は、レバーロックピン75に対して上方に付勢される。したがって、係合腕部83によってロックピン181が上方に付勢されるので、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合状態がより確実なものとなる。
また、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合を解除させる場合には、前述のケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101とを嵌合させる動作と逆の動作を行うことによって、ケーブル側コネクタ1と基板側コネクタ101との嵌合を解除してケーブル側コネクタ1を基板側コネクタ101から離脱させることができる。なお、基板側コネクタ101から離脱したケーブル側コネクタ1においては、レバー81が初期位置にあって、かつ、ロック部91がロック位置にあるので、レバー81は両方向に回転不能となっている。そのため、ケーブル側コネクタ1の取扱いが容易になる。
このように、本実施の形態において、ケーブル側コネクタ1は、レセプタクル端子61を収容するレセプタクルハウジング11及びフード21と、該フード21に回転可能に取付けられ、基板側コネクタ101との嵌合の初期における初期位置と、基板側コネクタ101との嵌合が完了した嵌合完了位置との間を回転するレバー81と、該レバー81を第2位置においてロックするロック部91とを有し、該ロック部91は、レバー81の本体部82にスライド可能に取付けられ、レバー81をロックするロック位置とロックを解除するロック解除位置との間をスライドし、レバー81は、ロック部91をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め用係止凸部85a、第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bを備え、位置決め用係止凸部85aは弾性的に変位して第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bと係合及び係合解除する。
これにより、レバー81が嵌合完了位置においてロックされることによって回動不能となるとともに、ロック部91がロック位置からスライドしないので不必要にロックが解除されることがない。したがって、衝撃、振動等の外力を受けても基板側コネクタ101との嵌合が解除されることがない。また、オペレータがロック部91をロック位置及びロック解除位置からスライドさせる際にクリック感を感じることができるので、ロック部91の誤操作を防止することができ、操作性を高くして、確実性を高くすることができる。
また、レバー81は、嵌合完了位置において基板側コネクタ101との嵌合方向に対して直交する方向に延在する。これにより、オペレータは、レバー81を操作する手指等に力を込めやすくなるので、レバー81を容易に操作することができる。また、該レバー81を操作することによってケーブル側コネクタ1を基板側コネクタ101に対してより強く嵌合させることができる。
さらに、位置決め用係止凸部85aは基端が本体部82に接続された弾性を備えるカンチレバー状の位置決め腕部85の自由端に形成され、第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bはロック部91に形成され、第1位置決め用係止凹部95aは位置決め用係止凸部85aと係合してロック部91をロック位置で係止し、第2位置決め用係止凹部95bは位置決め用係止凸部85aと係合してロック部91をロック解除位置で係止する。これにより、位置決め用係止凸部85aが弾性的に変位して第1位置決め用係止凹部95a及び第2位置決め用係止凹部95bと係合及び係合解除するので、ロック部91を手指等によって操作するオペレータは、手指等にクリック感を得ることができる。
さらに、ロック部91は、レバー81の後端に位置し、ロックピン181から離間する方向に延出する操作部92を備え、該操作部92からロックピン181までの距離は、ロック部91がロック解除位置にあるときはロック位置にあるときよりも長くなる。これにより、ロック部91をロック解除位置にしてレバー81を回転させる際に、オペレータが手指等によって操作する操作部92の回転半径が長くなるので、小さな力を操作部92に加えても大きな回転トルクを発揮させることができ、レバー81の操作を容易に行うことができる。また、レバー81を回転させないときには、操作部92の突出量が小さくなるので、ケーブル側コネクタ1全体の外形寸法を小さくすることができる。
さらに、ロック部91は、レバー81の後端に位置し、ロックピン181に接近する方向に延出する係止部93を備え、該係止部93からロックピン181までの距離は、ロック部91がロック位置にあるときはロック解除位置にあるときよりも短くなり、レバー81が第2位置においてロック部91がロック位置になると、係止部93は、嵌合完了位置係止部33内に進入して係止される。これにより、ロック部91をロック解除位置にしてレバー81を回転させる際に、係止部93がレセプタクルハウジング11及びフード21と干渉するこがない。また、ロック部91をスライドさせるだけで、レバー81を確実に嵌合完了位置でロックさせることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの斜視図であり基板側コネクタと嵌合した状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの斜視図であり基板側コネクタと嵌合する前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタ及び基板側コネクタの分解図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタの三面図であって、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)のX−X矢視断面図である。 本発明の実施の形態における基板側コネクタの三面図であって、(a)は下面図、(b)は正面図、(c)は(b)のY−Y矢視断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの分解図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの斜視図でありレバーが嵌合完了位置にある状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの正面図でありレバーが初期位置にある状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのフードの背面図でありレバーが初期位置にある状態を示す図である。 本発明の実施の形態における基板側コネクタのエンクロージャの分解図である。 本発明の実施の形態における基板側コネクタのエンクロージャの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの分解図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの斜視図でありロック位置にある状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの斜視図でありロック解除位置にある状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの断面図でありロック位置にある状態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のP−P矢視断面図、(c)は(b)のQ部拡大図、(d)は(a)のR−R矢視断面図、(e)は(d)のS部拡大図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの断面図でありロック解除位置にある状態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のT−T矢視断面図、(c)は(b)のU部拡大図、(d)は(a)のV−V矢視断面図、(e)は(d)のW部拡大図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック位置にある状態を示す第1の図であって、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック位置にある状態を示す第2の図であって、(a)は下面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック解除位置にある状態を示す第1の図であって、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタのレバーの六面図の一部でありロック解除位置にある状態を示す第2の図であって、(a)は下面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第1の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第2の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第3の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第4の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとを嵌合させる動作を示す第5の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとの嵌合が完了した状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態におけるケーブル側コネクタと相手側コネクタとの嵌合が完了した状態の要部を示す図であり図26の要部拡大図である。 従来のコネクタ及び相手方コネクタを示す斜視図である。
符号の説明
1 ケーブル側コネクタ
11 レセプタクルハウジング
13 端子収容孔
14、114 側壁部
15、115、122 フランジ部
15a、25d、115a、122a 貫通孔
21 フード
22 底部
23 ドーム部
23a 背面部
24、124 外壁部
24a、124a ピン取付用貫通孔
25 ケーブル引出部
25a 一体化部
25b 別体化部
25c、143 ねじ孔
28 ケーブル引出口
31 初期位置係止部
33 嵌合完了位置係止部
34、834b 初期位置用当接突部
61 レセプタクル端子
62、162 テール部
64、164 接触部
67 導電線
71 ガイドピン
71a ガイド部
71b、72b 挿入部
72 ガイドブッシュ
72a、86 ガイド孔
73、173 スクリュー
74、174 ワッシャ
75 レバーロックピン
75a、77a、181a 胴部
75b、77b、181b かしめ部
76 レバースプリング
76a 係合軸
76b ピン用開口
77 スライドピン
81 レバー
82、163 本体部
83 係合腕部
83a 係合凹部
84、94 脚部
84a ピン挿通孔
85 位置決め腕部
85a 位置決め用係止凸部
87、97 接続部
88 膨出部
88a スプリング係合孔
91 ロック部
92 操作部
93 係止部
94a ピン取付孔
95a 第1位置決め用係止凹部
95b 第2位置決め用係止凹部
101 基板側コネクタ
111 プラグハウジング
112 底板部
113 嵌合凹部
121 エンクロージャ
123 ハウジング収容孔
125 フランジ支持部
125a 挿入孔
141 パネル部材
142 コネクタ受容孔
161 プラグ端子
181 ロックピン
182 スリーブ
191 基板
192 スルーホール
801 ソケット側コネクタ
811 ソケットボディ
815 摺動溝
821 ソケット側ケーシング
824 側壁
828a、828b 開口部
834a 嵌合完了位置用当接突部
861 ソケットコンタクト
881 係合レバー
883 係合溝
901 プラグ側コネクタ
911 枠体
912 プラグボディ
918 係合突起
961 プラグコンタクト

Claims (5)

  1. (a)端子(61)を収容するハウジング(11、21)と、
    (b)該ハウジング(11、21)に回転可能に取付けられ、相手側コネクタ(101)との嵌合の初期における第1位置と、相手側コネクタ(101)との嵌合が完了した第2位置との間を回転するレバー(81)と、
    (c)該レバー(81)を第2位置においてロックするロック部(91)とを有するコネクタ(1)であって、
    (d)前記ロック部(91)は、前記レバー(81)の本体部(82)にスライド可能に取付けられ、前記レバー(81)をロックするロック位置とロックを解除するロック解除位置との間をスライドし、
    (e)前記レバー(81)は、前記ロック部(91)をロック位置及びロック解除位置で係止するための位置決め用係止部(85a、95a、95b)を備え、
    (f)該位置決め用係止部(85a、95a、95b)は、係止凹部(95a、95b)と、弾性的に変位して前記係止凹部(95a、95b)と係合及び係合解除する係止凸部(85a)とを備えることを特徴とするコネクタ(1)。
  2. 前記レバー(81)は、第2位置において相手側コネクタ(101)との嵌合方向に対して直交する方向に延在する請求項1に記載のコネクタ(1)。
  3. 前記係止凸部(85a)は、基端が前記本体部(82)に接続された弾性を備えるカンチレバー状の位置決め腕部(85)の自由端に形成され、
    前記係止凹部(95a、95b)は、前記ロック部(91)に形成され、前記係止凸部(85a)と係合して前記ロック部(91)をロック位置で係止する第1位置決め用係止凹部(95a)、及び、前記係止凸部(85a)と係合して前記ロック部(91)をロック解除位置で係止する第2位置決め用係止凹部(95b)を含む請求項1に記載のコネクタ(1)。
  4. 前記ロック部(91)は、前記レバー(81)の後端に位置し、前記レバー(81)の回転軸(75)から離間する方向に延出する操作部(92)を備え、
    該操作部(92)から前記回転軸(75)までの距離は、前記ロック部(91)がロック解除位置にあるときはロック位置にあるときよりも長くなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ(1)。
  5. 前記ロック部(91)は、前記レバー(81)の後端に位置し、前記レバー(81)の回転軸(75)に接近する方向に延出する係止部(93)を備え、
    該係止部(93)から前記回転軸(75)までの距離は、前記ロック部(91)がロック位置にあるときはロック解除位置にあるときよりも短くなり、
    前記レバー(81)が第2位置において前記ロック部(91)がロック位置になると、前記係止部(93)は、ハウジング(11、21)の外周に形成されたレバー係止凹部(33)に進入して係止される請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ(1)。
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