JP4916845B2 - コネクタ組立体及びコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ組立体に関し、特に、嵌合時に接続を検知することができるコネクタ組立体に関する。
特許文献1には、雌コネクタと雄コネクタとを勘合するときに、雌コネクタ内で接触している雌端子と短絡端子との間に雄コネクタに設けた絶縁部材を挿入することにより、雌コネクタと雄コネクタとの嵌合を検知するコネクタ組立体が開示されている。また、特許文献1では、絶縁部材に設けた被誘導部材で短絡端子を押し下げることにより、短絡端子を雌端子から離間させている。
特開平9−50859号公報
特許文献1では、雌端子と短絡端子との間に絶縁部材が挿入されて、雌端子と短絡端子とが絶縁されるため、雌端子と短絡端子との接触部分に絶縁部材が付着する。また、誘導部材が短絡端子を押し下げた後で、絶縁部材が短絡端子と雌端子との間に挿入されて短絡端子の上方が物理的に遮蔽されるため、短絡が解除されてから実際に嵌合するまでの嵌合量が大きくなる。また、絶縁部材に加えて誘導部材を必要とするため、構造が複雑である。
本発明は、簡易な構造で雌端子と短絡端子との接触部分に絶縁材料が付着することなく、コネクタの接続を検知することができるコネクタ組立体を提供することを目的とする。
第1のコネクタ組立体は、第1のコネクタと第2のコネクタとを所定の嵌合方向に沿って嵌合させることによって組み立てられる。第1のコネクタは、第1の端子と、第1の端子に向けて付勢された第2の端子であって第1の端子と接離する接触部と接触部と共に揺動する押圧部とをもつ第2の端子とを有する。一方、第2のコネクタは、解除部を有している。第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合するときには、解除部が押圧部を押圧して接触部が第1の端子から離間する。
このような第1のコネクタ組立体によれば、簡易な構造で雌端子と短絡端子との接触部分に絶縁材料が付着することなく、コネクタの接続を検知することができる
第2のコネクタ組立体は、第1のコネクタ組立体の接触部と押圧部とが、所定の嵌合方向に沿って同じ深さに配置されているため、接触部が第1の端子から解離するタイミングと、解除部が押圧部を押圧するタイミングを一致させやすい。
第3のコネクタ組立体は、第1又は第2のコネクタ組立体において、接触部と第1の端子との距離が、押圧部と第1の端子との距離と同じとなっているため、押圧部の動きをダイレクトに接触部に伝達することができる。
第4のコネクタ組立体は、第1から第3のいずれかのコネクタ組立体において、第1の端子が、第1のコネクタと第2のコネクタとが嵌合した後に信号伝達に用いられるため、嵌合完了後に第1の端子を有効に利用することができる。すなわち、第1の端子が信号伝達に用いる端子を流用したものであっても良い。
第5のコネクタ組立体は、第1から第4のいずれかのコネクタ組立体において、第2のコネクタが、レバーとレバーを軸支するレバー収容部をもつハウジングとを有し、仮嵌合位置で相手方コネクタに係合したレバーを本嵌合位置まで回動操作することにより相手方コネクタと嵌合するレバー式コネクタであって、レバー収容部が、第1の係止面と第2の係止面とをもつ係止爪を有し、レバーが、係止突起をもち弾性的に撓み変形可能なアームを有し、レバーが仮嵌合位置から本嵌合位置まで回動するときに係止爪が係止突起を押圧して乗り越えて第1の係止面が係止突起に係止された後、第2の係止面で係止爪が係止突起に係止されることにより、仮嵌合位置へ向かうレバーの回動を規制するように構成されている。第5のコネクタ組立体によれば端子の接続状態を細かく検知することができる。
第6のコネクタ組立体は、第5のコネクタ組立体において、第1の係止面が係止突起に係止されているときに接触部は第1の端子に接触しており、第2の係止面が係止突起に係止されているときに接触部は第1の端子から離間しているため、端子の接続状態を細かく検知することができる。
第7のコネクタ組立体は、第1から第6のいずれかのコネクタ組立体において、所定の嵌合方向に加わる嵌合力に抵抗する第1の嵌合抵抗を発生する嵌合抵抗発生手段を更に備える。更に、第1のコネクタが第3の端子を有し、第2のコネクタが第3の端子に接続される第4の端子を有し、第3の端子と第4の端子とが接続されるときに第2の嵌合抵抗が発生する。また更に第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合するときには、第1の嵌合抵抗が最大となった後に第2の嵌合抵抗が最大となり、第1の嵌合抵抗の最大値は、第2の嵌合抵抗の最大値より大きくなるように構成されている。第7のコネクタ組立体によれば、慣性力で第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合しやすくなる。
第8のコネクタ組立体は、第7のコネクタ組立体において、第2のコネクタは付勢されて第4の端子に接触している第5の端子を有し、第1のコネクタが第4の端子と第5の端子とを離間させる短絡解除リブを有し、短絡解除リブが第4の端子と第5の端子とを離間させるときに第3の嵌合抵抗が発生し、第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合するとき第1の嵌合抵抗が最大となると同時に第3の嵌合抵抗が最大となるように構成されている。第8のコネクタ組立体によれば、第1の嵌合抵抗が最大となるタイミングと第3の嵌合抵抗が最大となるタイミングをずらす場合に比較して、第1の嵌合抵抗の最大値を小さくすることができる。
第9のコネクタ組立体は、第7又は第8のコネクタ組立体において、レバーを回転平面に沿って回転させる嵌合操作力が加えられると、ロック側係止突起がハウジング側係止突起を押圧することにより第1のコネクタを第2のコネクタから離間しようとする嵌合抵抗が働き、嵌合抵抗に逆らって嵌合操作力を加え続けることにより嵌合抵抗が弱まり、第1のコネクタを第2のコネクタに近づけようとする嵌合力が働くように構成されている。
第1のコネクタは、解除部を有する他方のコネクタと所定の嵌合方向に嵌合するコネクタであって、第1の端子と、第1の端子に向けて付勢された第2の端子であって第1の端子と接離する接触部と接触部と共に揺動する押圧部とをもつ第2の端子と、を有し、押圧部は、他方のコネクタと嵌合するときに解除部に押圧されて接触部を第1の端子から離間させる。このような第1のコネクタによれば、簡易な構造で雌端子と短絡端子との接触部分に絶縁材料が付着することなく、コネクタ間の接続を検知することができる
第2のコネクタは、第1の端子と、第1の端子に向けて付勢された第2の端子であって第1の端子と接離する接触部と接触部と共に揺動する押圧部とをもつ第2の端子とを有する他方のコネクタに対し、所定の嵌合方向に嵌合するコネクタであって、他方のコネクタと嵌合するときに押圧部を押圧して接触部を第1の端子から離間する解除部を備える。このような第2のコネクタ組立体によれば、簡易な構造で雌端子と短絡端子との接触部分に絶縁材料が付着することなく、コネクタの接続を検知することができる
本実施形態のコネクタ組立体1は、図1の正面図に示すように雄コネクタ2と雌コネクタ3とを嵌合させることによって構成されている。図2は、図1に示すコネクタ組立体1のII−II断面における断面図である。本実施形態の雄コネクタ2は、図1に示すように幅方向4に2つの雌コネクタ3を並べて嵌合することができるが、雌コネクタ3の数は1つであっても3つ以上であってもよい。
雄コネクタ2は、図3の斜視図に示すように雄ハウジング10と複数の雄端子11と2つの第1の接続検知端子12と第2の接続検知端子13とを有している。図4は、雄コネクタ2の部分正面図であり、図5は図4のV−V断面における雄コネクタ2の断面図である。
雄ハウジング10は、図3に示す2つの嵌合穴20と、各嵌合穴20内に設けられたカム突起21と突条部22と10個の短絡解除リブ23と第1の隆設部24と、図2に示す第2の隆設部25と、図4に示す固定穴26とを有している。
図3に示すように2つの嵌合穴20は、幅方向4に並んで設けられており、各嵌合穴20は幅方向4に直交する嵌合方向6の手前に向かって開口し、開口側からみた幅方向4の左右両側と、幅方向4に直交した高さ方向5の上下両側と、開口側からみた嵌合方向6の奥側にそれぞれ内面を有している。2つの嵌合穴20は同様の構成を有しているため1つの嵌合穴20についてのみ説明する。
カム突起21は、嵌合穴20の上側内面から下方に向けて柱状に突設されている。
図3に示すように突条部22は、嵌合穴20の上側内面から下方に向けて突設されており、図2に示すように嵌合方向6奥側から嵌合穴20内に収まるように直線状に延設されている。
各短絡解除リブ23は、図5に示すように嵌合穴20の奥側内面から嵌合方向6に沿って突設された角柱状の胴体部30を有し、図4に示すように胴体部30の下端から幅方向4の左右両側に均一幅で板状に延設された翼部31を有しており、嵌合方向6に直交する逆T字状の断面をもつ。図3の斜視図に示すように短絡解除リブ23は、幅方向4に5列、高さ方向5に2列並んでいる。
図2に示すように第1の隆設部24は、嵌合穴20の開口側からみた左側内面に突設されており、幅方向4に最も突出して高さ方向5に直線的に形成された第1の稜線部32をもつ。第1の隆設部24は、第1の稜線部32の嵌合方向6両側でなだらかに傾斜している。
図2に示すように第2の隆設部25は、嵌合穴20の開口側からみた右側内面に突設されており、幅方向4に最も突出して高さ方向5に直線的に形成された第2の稜線部33をもつ。第2の隆設部25は、第2の稜線部33の嵌合方向6両側でなだらかに傾斜している。
図4に示すように固定孔26は、短絡解除リブ23の下方で雄ハウジング10の奥側内面に凹設されている。
図5に示すように信号を伝達するための雄端子11は、それぞれ嵌合穴20の嵌合方向6奥側で雄ハウジング10を貫通し、雄ハウジング10の内側で嵌合方向6に直線的に突出し、雄ハウジング10の外側で回路基盤などの支持部材に接続されている。図3に示すように、本実施形態では雄端子11を幅方向4に複数並べた列が高さ方向5に3つ並び、最上列及び中間の列はそれぞれ14本の雄端子11で構成され、最下列は12本の雄端子11で構成されている。最上列及び中間の列の中央の10個の雄端子11は、短絡解除リブ23の各翼部31の下方に離間して配設されている。
図3に示すように2つの第1の接続検知端子12は、最下列の雄端子11の中央に位置し、図5に示すように嵌合穴20の嵌合方向6奥側で雄ハウジング10を貫通し、雄ハウジング10の内側で嵌合方向6に直線的に突出し、雄ハウジング10の外側で回路基盤などの支持部材に接続されている。第1の接続検知端子12は、本実施形態のように雄端子11と同じ形状をもつものであってもよいし、複数の雄端子11の一部を利用したものであってもよく、雄端子11と異なる構成をもつものであってもよい。
図6の斜視図に示すように第2の接続検知端子13は、単一の金属板を打ち抜いて形成された基板部40と2つの可撓部41とを有する。基板部40は、幅方向4及び嵌合方向6に平板状に延在する。可撓部41は、基板部40の嵌合方向6の奥側から高さ方向5上方に折り返すように延設されている。2つの可撓部41は幅方向4に並設されている。可撓部41は、基端部42と先端部43と接触稜線部44とをもち、U字状の基端部42を通じて基板部40から延設され、先端部43を上下に遥動させるように弾性的に撓み変形する。接触稜線部44は、基端部42と先端部43との間で高さ方向5に最も突き出た位置に設けられ、接触部45と接触部45の幅方向4両側に配設された押圧部46とにより構成されている。図5に示すように基板部40は、基端部42を嵌合方向6奥側に配設するように固定孔26内に固定されている。図4に示すように第2の接続検知端子13は、接触部45で第1の接続検知端子12の下側に接触している。可撓部41は下方に撓んで接触稜線部44を上方に弾性的に付勢している。
図7は雌コネクタ3の斜視図であり、図8は雌コネクタ3の部分正面図であり、図9は図8のIX−IX断面における雌コネクタ3の部分断面図である。雌コネクタ3は、図7に示す雌ハウジング50と、図9に示す複数の雌端子51と複数の配線52と複数の短絡端子53と、図7に示すレバー54とを有する。
図7に示すように雌ハウジング50は、端子収容部60と接触検知端子受入部61とレバー収容部62と第1の両持ちバネ部63と第2の両持ちバネ部64とを有する。
図7に示すように端子収容部60は、反嵌合面70と嵌合面71と複数の端子収容孔72と複数の短絡端子収容穴73とを有している。
図9に示すように各端子収容孔72は、嵌合方向6手前の反嵌合面70から嵌合方向6奥側の嵌合面71まで嵌合方向6に沿って貫通している。本実施形態では図7に示すように複数の端子収容孔72を幅方向4に並べた列が高さ方向5に3つ並んでいる。端子収容孔72の最上列及び中間の列は、それぞれ14個の端子収容孔72で構成され、最下列は12個の端子収容孔72で構成されている。
図9に示すように端子収容孔72内には雌端子51が配設されており、図5の雄端子11を図9の嵌合面71側から受入可能に構成されている。配線52は、端子収容孔72内で雌端子51に接続されて、反嵌合面70側から端子収容孔72の外部に延びている。
図7に示すように各短絡端子収容穴73は嵌合面71に凹設されており、最上列及び中間の列の中央各10個の端子収容孔72の上方に配設されている。2つの端子収容孔72に対して1つの短絡端子収容穴73の割合で設けられており、図9に示すように各短絡端子収容穴73は端子収容部60内部で下方の2つの端子収容孔72と連通されている。
図9に示すように短絡端子収容穴73内には、短絡端子53が配設されている。各短絡端子53は、2つの雌端子51側に上方から弾性的に付勢されて雌端子51に接触している。全ての短絡端子53は電気的に接続されており、短絡端子53を通じて隣接する2つの雌端子51が電気的に短絡されている。図5の翼部31が短絡端子53と雌端子51との間に挿入されて、短絡端子53を上方に押し上げることにより、全ての短絡端子53と隣接する2つの雌端子51とが離間され、雌端子51の短絡が解除されるように構成されている。
図9に示すように接触検知端子受入部61は、受入溝80と解除部81とを有している。受入溝80は、嵌合面71の下端中央から嵌合方向6に沿って雌ハウジング50の内部に凹設されており、嵌合方向6奥側及び高さ方向5下方に開口されている。解除部81は、図9に示すように受入溝80内の上壁部に端子受入穴82を設けることにより形成される部位であり、下面が平坦になっている。図8に示すように解除部81には2つの端子受入穴82が設けられている。2つの端子受入穴82は、図8に示すように幅方向4に並設されており、図9に示すように解除部81の嵌合方向6奥側表面から雌ハウジング50内部に向けて細長く凹設されている。
レバー収容部62は、図2に示す支持板部90と案内溝91と支軸92と、図7に示す上板部93と、図2に示す係止爪94とストッパー95とを有する。
図2に示す支持板部90は、端子収容部60とレバー収容部62とを仕切る位置に設けられており、上面が平坦となっている。案内溝91は支持板部90の反嵌合面70側端部において支持板部90の上面から下方に凹設されており、幅方向4に延在している。支軸92は、支持板部90の上面から上方に突設されている。
図7に示すように、上板部93は、支持板部90の上方に離間して配設されている。上板部93には、嵌合面71側から嵌合方向6に沿って切り欠いた第1の切り欠き部100と第2の切り欠き部101とが設けられている。第1の切り欠き部100は、反嵌合面70側からみたときに支軸92より幅方向4左側に配設され、第2の切り欠き部101は支軸92より幅方向4右側に配設されている。
図2に示す係止爪94は、反嵌合面70がわからみたときに支軸92の幅方向4右側において上板部93から下方に突設されており、嵌合方向6に狭く幅方向4に長い線形状を有する。係止爪94には嵌合方向6奥側を向いて嵌合方向6に直交する第1の係止面102と第2の係止面103とが設けられている。第1の係止面102は、第2の係止面103よりも反嵌合面70側及び支軸92に近く配設され、第2の係止面103よりも幅方向4に長く形成されている。
ストッパー95は、ストッパー基端部104とストッパー先端部105とをもち可撓性のある棒状の弾性部材であり、反嵌合面70側のストッパー基端部104から嵌合方向6に沿って雌ハウジング50内部のストッパー先端部105まで延設されている。ストッパー95は、ストッパー先端部105を幅方向4に遥動可能とするように、ストッパー基端部104で支持板部90及び上板部93に片持ち支持されている。ストッパー先端部105は、ストッパー突部106とストッパー溝部107とを有している。ストッパー突部106は、ストッパー先端部105において支軸92側に突設されている。ストッパー溝部107は、ストッパー突部106の下方で支軸92側に凹設されている。
第1の両持ちバネ部63は、反嵌合面70側からみたときに雌ハウジング50の左側に配設されて嵌合方向6の奥側及び手前で両持ち支持された板状部材であり、幅方向4に弾性的に撓み変形可能なように形成されている。第1の両持ちバネ部63は、幅方向4の外側に向けて突設された第3の隆設部110を有している。第3の隆設部110は、幅方向4に最も突出して高さ方向5に直線的に形成された第3の稜線部111をもつ。
第2の両持ちバネ部64は、反嵌合面70側からみたときに雌ハウジング50の左側に配設されて嵌合方向6の奥側及び手前で両持ち支持された板状部材であり、幅方向4に弾性的に撓み変形可能なように形成されている。第2の両持ちバネ部64は、幅方向4の外側に向けて突設された第4の隆設部112を有している。第4の隆設部112は、幅方向4に最も突出して高さ方向5に直線的に形成された第4の稜線部113をもつ。
雄コネクタ2の第1の隆設部24及び第2の隆設部25と、雌コネクタ3の第1の両持ちバネ部63及び第2の両持ちバネ部64とが、嵌合方向6に沿って加えられる嵌合力に対して逆方向の嵌合抵抗力を発生させる嵌合抵抗発生手段として機能する。
図10の斜視図に示すようにレバー54は、単一部材で形成された主板部120とアーム121とハンドル部122と案内片123とを有している。
主板部120は、レバー収容部62の支持板部90の上面に沿って延在する板状部材であり、軸受孔130とカム溝131とストッパー係止片132とを有する。
軸受孔130は、主板部120を高さ方向5に貫通している。レバー54は、軸受孔130に嵌め合わされた支軸92により回動可能に軸支されており、レバー収容部62の支持板部90の上面はレバー54が回動する回動面を規定している。レバー54は、図2に示す本嵌合位置と図11に示す仮嵌合位置との間で回動可能である。レバー54が本嵌合位置にあるときには、雄コネクタ2と雌コネクタ3とが完全に嵌合しており、レバー54が仮嵌合位置にあるときには、雄コネクタ2と雌コネクタ3とを嵌合方向6に沿って離間することができる。
図2に示すようにカム溝131は、主板部120の縁部の一部を上面から窪ませた形状をもち、レバー54が本嵌合位置にあるときに反嵌合面70側からみて軸受孔130の左側に位置するように配設されている。レバー54が図11の仮嵌合位置から図2の本嵌合位置に回動操作されると、カム溝131は雄コネクタにおける嵌合方向6の奥側から手前に移動する。カム溝131は、高さ方向5に沿った当接面133及び押圧面134をもつ。当接面133は、図11に示すようにレバー54が仮嵌合位置にあるときに雄コネクタの嵌合方向6奥側に露出されている。押圧面134は、当接面133よりも雄コネクタにおける嵌合方向6奥側に位置して当接面133に対して傾斜するように対向している。
ストッパー係止片132は、主板部120の縁部の一部を回動半径外側方向に突出させるように形成されており、図11に示すようにレバー54が仮嵌合位置にあるときにストッパー溝部107に係止される位置に配設されている。
図10に示すようにアーム121は、主軸135と係止突起136とを有する。
主軸135は、基端部137と先端部138とを有し、基端部137から先端部138まで回動面に沿って帯状に延設されている。主軸135は、基端部137で主板部120に支持され、先端部138を高さ方向5に遥動させるように弾性的に撓み変形する。図2に示すようにレバー54が本嵌合位置にあるときに基端部137が雄コネクタの嵌合方向6奥側に位置し、先端部138が手前に位置する。
係止突起136は、主軸135の上面から突設されており、回動面に直交した第1の被係止面140と回動面に直交した第2の被係止面141とをもつ。図2に示すようにレバー54が本嵌合位置にあるとき、第1の被係止面140及び第2の被係止面141は嵌合方向6手前を向いて幅方向4に対して若干傾斜するように配設されていると共に、第1の被係止面140が第2の被係止面141よりも雄コネクタにおける嵌合方向6手前に位置し、第1の被係止面140が第2の被係止面141よりも支軸92に近い位置にくるように配設されている。
ハンドル部122は、主板部120の一部を厚く形成した構造をもち、図2に示すようにレバー54が本嵌合位置にあるときに嵌合方向6手前で反嵌合面70側からみて幅方向4の右側に位置し、手を添えやすくなっている。
案内片123は、主板部120の縁部から下方に延設されており、レバー54が回動する際に案内溝91内を移動してレバー54を案内する。
レバー54は、ハンドル部122と軸受孔130の距離を、押圧面134と軸受孔130との距離よりも長く形成したいわゆる倍力構造をもち、ハンドル部122に加えた嵌合方向6の嵌合力よりも大きな力により押圧面134でカム突起21を押圧することができる。
レバー54を回動操作して雄コネクタ2と雌コネクタ3とを嵌合するときの動作について説明する。図11〜図14は、嵌合過程における図2と同じ高さのコネクタ組立体1の断面図である。なお、レバー54については全体像を示している。
図11は、レバー54が仮嵌合位置にあるときに、雄コネクタ2に雌コネクタ3を内嵌めし、カム突起21をストッパー先端部105に当接させた状態を示す図である。レバー54が仮嵌合位置にあるとき、ストッパー係止片132がストッパー溝部107に係止されておりレバー54を回動操作することができない。レバー54が仮嵌合位置にあるときには、係止突起136が係止爪94から離間しており、ハンドル部122が反嵌合面70側から突出している。
次に、図12に示すように、雄コネクタ2に雌コネクタ3をさらに深く嵌合させると、カム突起21がカム溝131の当接面133に当接すると共に、第3の隆設部110が第1の隆設部24に当接し、第4の隆設部112が第2の隆設部25に当接する。カム突起21が当接面133に当接するときストッパー突部106が支軸から離れる方向に押圧してストッパー溝部107がストッパー係止片132から離間し、レバー54を本嵌合位置に向けて回動操作することが可能となる。
次に、図13に示すように、レバー54を仮嵌合位置から本嵌合位置に向けて回動操作すると、カム突起21がカム溝131の押圧面134に押されて、雄コネクタ2と雌コネクタ3とがさらに深く嵌合する。また、レバー54を回動操作するときに、第1の隆設部24及び第2の隆設部25が第3の隆設部110及び第4の隆設部112を押圧して、第1の両持ちバネ部63及び第2の両持ちバネ部64を撓み変形させる。同時に、レバー54の係止突起136がレバー収容部62の係止爪94に当接し、アーム121を撓み変形させる。
図13に示すような第3の稜線部111が第1の稜線部32に到達し、第4の稜線部113が第2の稜線部33に到達するまで、嵌合力と逆方向に加わる嵌合抵抗が徐々に増加する。第3の稜線部111が第1の稜線部32に到達し、第4の稜線部113が第2の稜線部33に到達するまでにハンドル部122に加える力を解放すると、第1の隆設部24及び第2の隆設部25が第3の隆設部110及び第4の隆設部113を押し戻し、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合が浅くなる。
次に、アーム121を撓ませながらレバー54を仮嵌合位置から本嵌合位置に向けてさらに回動操作すると、まず、図14に示すように第1の係止面102に第1の被係止面140が係止され、その後に、図2に示すように第2の係止面103に第2の被係止面141が係止され、レバー54が本嵌合位置に係止される。
図15及び図16は、図4に示すV−V断面と同じ断面における雄コネクタ2及び雌コネクタ3の嵌合過程における断面図である。図14に示すように第1の係止面102が第1の被係止面140に係止されているとき、図15に示すように第2の接続検知端子13が第1の接続検知端子12に接触したままである。図2に示すように第2の係止面103に第2の被係止面141が係止されているとき、図16に示すように第2の接続検知端子13が第1の接続検知端子12から離間している。従って、第1の係止面102が第1の被係止面140に係止されているときには、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合が検知されず、第2の係止面103に第2の被係止面141が係止されることにより、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合が検知されることとなる。
図17は、図16に示すXVII−XVII断面における雄コネクタ2及び雌コネクタ3の部分断面図である。レバー54が本嵌合位置にあるときには、解除部81が第2の接続検知端子13の押圧部46を上方から押圧することにより、接触部45を第1の接続検知端子12から離間させている。解除部81が接触部45に触れないため、解除部81と接触部45との間に樹脂等の異物の付着を防止することができる。
図18は、嵌合方向6における雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合量xと、嵌合方向6に沿って嵌合力に抵抗する嵌合抵抗力Fとの関係を示す図である。嵌合抵抗力Fは、嵌合力発生手段により生じる嵌合抵抗faと、短絡解除リブ23を短絡端子53と雌端子51との間に挿入するときに生じる嵌合抵抗fbと、雄端子11を雌端子51に挿入するときに生じる嵌合抵抗fcとを含む複数種類の嵌合抵抗の和である。
図18に示すように嵌合量xが増加するにつれて、まず嵌合抵抗faが最大となり、その後に嵌合抵抗fbが最大となり、さらにその後に嵌合抵抗fcが最大となる。嵌合抵抗fbの最大値Fbが最も小さくなるように構成され、嵌合抵抗faの最大値Faが嵌合抵抗fcの最大値Fcよりも大きくなるように構成されている。なお、倍力構造を用いることにより、倍力構造を用いない場合に比較して嵌合抵抗fa、嵌合抵抗fb及び嵌合抵抗fcが小さくなる。
具体的には、図13に示すように第3の稜線部111が第1の稜線部32に到達し、第4の稜線部113が第2の稜線部33に到達したときに嵌合抵抗faが最大値Faとなる。最大値Faを最大値Fb及び最大値Fcよりも大きく構成することにより、第3の稜線部111が第1の稜線部32を越え、第4の稜線部113が第2の稜線部33を越えてからは、レバー54の慣性力により最大値Fb及び最大値Fcを越える嵌合力が容易に加えられることとなり、雄コネクタ2と雌コネクタ3との嵌合が一気に深くなる。嵌合を一気に深めることにより、図14に示すように第1の係止面102で第1の被係止面140が係止された状態でレバー54が停止することなく、図2に示すように第2の係止面103で第2の被係止面141が係止される状態までレバー54を一気に回動させやすくなる。嵌合抵抗fcが最大となる前に嵌合抵抗faを発生させることによりレバー54に勢いがつくため嵌合不良を低減することができる。
図2に示すように、レバー54が本嵌合位置にあるときには、第1の隆設部24と第3の隆設部110とが実質的に密着していると共に、第2の隆設部25と第4の隆設部112とが実質的に密着しているため、雌コネクタ3が雄コネクタ2内で嵌合方向6に移動できないため、雌コネクタ3が雄コネクタ2から抜けにくくなっている。
なお、図19に示すように、嵌合抵抗faが最大値Faとなる嵌合量と、嵌合抵抗fbが最大値Fbとなる嵌合量とを実質的に一致させることが好ましく、これにより、嵌合抵抗faが小さくても全体の嵌合抵抗Fが大きくなるため、嵌合抵抗発生手段の大きさを小さくすることができる。具体的には、短絡解除リブ23の嵌合方向6の長さを調整するとよい。
図20は、第2の実施形態の雌コネクタ150の斜視図である。本実施形態の雌コネクタ150は、雌ハウジング151とレバー152とを備える。
雌ハウジング151は、第1の実施形態の雌ハウジング50において、第1の実施形態と同様の端子収容部153及びレバー収容部154を備えていると共に、さらに、支持部収容穴155を有する。端子収容部153は、レバー収容部154と支持部収容穴155との間に配設されている。支持部収容穴155は、反嵌合面70側において幅方向4に長く開口しており、内部にはレバー収容部154内の支軸と高さ方向5において重なる位置に図示しない補助支軸が設けられている。
レバー152は、第1の実施形態と同様の構成をもつ主板部156とアーム157と案内片158とハンドル部159とを有し、さらに、支持部160と縦梁部161とを有する。支持部160は、支持部収容穴155内の補助支軸により回動面に平行に回動可能となるように軸支されている。縦梁部161は、端子収容部153を跨いでハンドル部159と支持部160とを高さ方向5に沿って一体的に接続している。
縦梁部161を、反嵌合面70側に最も突き出すように引くことにより、レバー152を仮嵌合位置に回動操作することができる。縦梁部161を、雌ハウジング151に押し込むように押圧することにより、レバー152を本嵌合位置に回動操作することができる。レバー152が本嵌合位置に位置しているときに、縦梁部161が端子収容部153の幅方向4外側に位置するように形成されており、レバー152が本嵌合位置にあるときには雌ハウジング151の反嵌合面70側からレバー152が突出しない構造となっている。
支持部160及び縦梁部161を設けることによりレバー152を回動面に沿って回動しやすくなる。
コネクタ組立体の正面図である。 図1のコネクタ組立体の断面図である。 図1の雄コネクタの斜視図である。 図3の雄コネクタの部分正面図である。 図4の雄コネクタの部分断面図である。 図5の第2の接触検知端子の斜視図である。 図1の雌コネクタの斜視図である。 図7の雌コネクタの部分正面図である。 図8の雌コネクタの部分断面図である。 図1のレバーの斜視図である。 雄コネクタと雌コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 雄コネクタと雌コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 雄コネクタと雌コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 雄コネクタと雌コネクタの嵌合過程を示す断面図である。 図14の嵌合過程における雄コネクタと雌コネクタの断面図である。 図2の嵌合過程における雄コネクタと雌コネクタの断面図である。 図16の嵌合過程における雄コネクタと雌コネクタの断面図である。 嵌合量と嵌合抵抗との関係を示す図である。 嵌合量と嵌合抵抗との他の関係を示す図である。 他の雌コネクタの斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ組立体
2 雄コネクタ
3 雌コネクタ
4 幅方向
5 高さ方向
6 嵌合方向
10 雄ハウジング
11 雄端子
12 第1の接続検知端子
13 第2の接続検知端子
20 嵌合穴
21 カム突起
22 突条部
23 短絡解除リブ
24 第1の隆設部
25 第2の隆設部
26 固定孔
30 胴体部
31 翼部
32 第1の稜線部
33 第2の稜線部
40 基板部
41 可撓部
42 基端部
43 先端部
44 接触稜線部
45 接触部
46 押圧部
50 雌ハウジング
51 雌端子
52 配線
53 短絡端子
54 レバー
60 端子収容部
61 接続検知リブ収容部
62 レバー収容部
63 第1の両持ちバネ部
64 第2の両持ちバネ部
70 反嵌合面
71 嵌合面
72 端子収容孔
73 短絡端子収容穴
80 受入溝
81 解除部
82 端子受入穴
90 支持板部
91 案内溝
92 支軸
93 上板部
94 係止爪
95 ストッパー
100 第1の切り欠き部
101 第2の切り欠き部
102 第1の係止面
103 第2の係止面
104 ストッパー基端部
105 ストッパー先端部
106 ストッパー突部
107 ストッパー溝部
110 第3の隆設部
111 第3の稜線部
112 第4の隆設部
113 第4の稜線部
120 主板部
121 アーム
122 ハンドル部
123 案内片
130 軸受孔
131 カム溝
132 ストッパー係止片
133 当接面
134 押圧面
135 主軸
136 係止突起
137 基端部
138 先端部
140 第1の被係止面
141 第2の被係止面
150 雌コネクタ
151 雌ハウジング
152 レバー
153 端子収容部
154 レバー収容部
155 支持部収容穴
156 主板部
157 アーム
158 案内片
159 ハンドル部
160 支持部
161 縦梁部

Claims (8)

  1. 第1のコネクタと第2のコネクタとを所定の嵌合方向に沿って嵌合させることによって組み立てられるコネクタ組立体であって、
    前記第1のコネクタは、第1の端子と、前記第1の端子に向けて付勢された第2の端子であって前記第1の端子と接離する接触部と前記接触部と共に揺動する押圧部とをもつ第2の端子と、を有し、
    前記第2のコネクタは、解除部を有し、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを嵌合するときに、前記解除部が前記押圧部を押圧して前記接触部が前記第1の端子から離間し、
    前記第2のコネクタは、レバーとレバーを軸支するレバー収容部をもつハウジングとを有し、仮嵌合位置で相手方コネクタに係合した前記レバーを本嵌合位置まで回動操作することにより前記相手方コネクタと嵌合するレバー式コネクタであって、
    前記レバー収容部は、第1の係止面と第2の係止面とをもつ係止爪を有し、
    前記レバーは、係止突起をもち弾性的に撓み変形可能なアームを有し、
    前記レバーが前記仮嵌合位置から前記本嵌合位置まで回動するときに前記係止爪が前記係止突起を押圧して乗り越えて第1の係止面が係止突起に係止された後、前記第2の係止面で前記係止爪が前記係止突起に係止されることにより、前記仮嵌合位置へ向かうレバーの回動を規制する、
    コネクタ組立体。
  2. 前記接触部と前記押圧部とは、前記所定の嵌合方向に沿って同じ深さに配置されている、請求項1のコネクタ組立体。
  3. 前記接触部と前記第1の端子との距離は、前記押圧部と前記第1の端子との距離と同じである、請求項1又は請求項2のコネクタ組立体。
  4. 前記第1の端子は、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとが嵌合した後に信号伝達に用いられる、
    請求項1から請求項3のいずれかのコネクタ組立体。
  5. 前記第1の係止面が前記係止突起に係止されているときに前記接触部は前記第1の端子に接触しており、前記第2の係止面が前記係止突起に係止されているときに前記接触部は前記第1の端子から離間している、請求項1乃至請求項4のいずれかのコネクタ組立体。
  6. 前記所定の嵌合方向に加わる嵌合力に抵抗する第1の嵌合抵抗を発生する嵌合抵抗発生手段を更に備え、
    前記第1のコネクタは、第3の端子を有し、
    前記第2のコネクタは、前記第3の端子に接続される第4の端子を有し、
    前記第3の端子と前記第4の端子とが接続されるときに第2の嵌合抵抗が発生し、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを嵌合するとき前記第1の嵌合抵抗が最大となった後に前記第2の嵌合抵抗が最大となり、
    前記第1の嵌合抵抗の最大値は、前記第2の嵌合抵抗の最大値より大きい、
    請求項1から請求項のいずれかのコネクタ組立体。
  7. 前記第2のコネクタは、付勢されて前記第4の端子に接触している第5の端子を有し、
    前記第1のコネクタは、前記第4の端子と前記第5の端子とを離間させる短絡解除リブを有し、
    前記短絡解除リブが前記第4の端子と前記第5の端子を離間させるときに第3の嵌合抵抗が発生し、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを嵌合するとき前記第1の嵌合抵抗が最大となると同時に前記第3の嵌合抵抗が最大となる、
    請求項のコネクタ組立体。
  8. 前記レバーを前記回転平面に沿って回転させる嵌合操作力が加えられると、前記ロック側係止突起が前記ハウジング側係止突起を押圧することにより前記第1のコネクタを前記第2のコネクタから離間しようとする嵌合抵抗が働き、前記嵌合抵抗に逆らって嵌合操作力を加え続けることにより前記嵌合抵抗が弱まり、前記第1のコネクタを前記第2のコネクタに近づけようとする嵌合力が働く、
    請求項又は請求項のコネクタ組立体。
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