JP2019083100A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】支点からの距離を伸縮可能なレバーを伸ばすことによってレバーの回動操作にかける力を低減することができ、しかも、レバーの回動操作に必要な作業スペースを小さく抑えることができるレバー式コネクタを提供すること。【解決手段】相手コネクタ100に嵌合される嵌合部20の一部をなし、嵌合部20の大部分を構成するコネクタフレーム10に形成された支点23を中心として回動されることによって梃の作用を利用して相手コネクタ100との嵌合にかかる力を補助し、かつ、操作部分となる先端部に支点23との距離を伸縮可能にスライド移動される摘み部50が設けられたレバー30を有し、コネクタフレーム10は、相手コネクタ100と嵌合完了されるレバー操作完了位置で摘み部50が支点23との距離を縮めた位置にスライド移動された場合、摘み部50の一部が嵌め合わされることによってレバー30がレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部24を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、相手コネクタとの嵌合にかかる力を補助するためのレバーを備えたレバー式コネクタに関する。
従来、コネクタの極数が増加する等、相手コネクタとの嵌合にかかる力が増大する場合、相手コネクタとの嵌合にかかる力を補助するためのレバーを備えたレバー式コネクタが用いられる。
例えば、特許文献1には、相手コネクタとの嵌合が完了されるレバー操作完了位置で、回転中心軸から最も遠い待機位置から回転中心軸に最も近い検知位置に移動させることができる検知部材が設けられたレバーを有するレバー式コネクタが記載されている。
特開2010−146950号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたレバー式コネクタは、嵌合部の嵌合口とは逆側の開口に組み付けられるカバーに、レバーの検知部材の一部が嵌めこまれる溝が形成され、かつ、嵌合部の近傍にレバーの支点が設らけれているため、嵌合部の近傍からカバーにかかる領域までレバーが回動されることとなり、レバーの回動操作のための作業スペースを広く領域で確保しなければならず、しかも、検知部材を回転中心軸から最も遠い待機位置にするとさらに作業スペースが必要になってしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、支点からの距離を伸縮可能なレバーを伸ばすことによってレバーの回動操作にかける力を低減することができ、しかも、レバーの回動操作に必要な作業スペースを小さく抑えることができるレバー式コネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るレバー式コネクタは、相手コネクタに嵌合される嵌合部の一部をなし、前記嵌合部の大部分を構成するコネクタフレームに形成された支点を中心として回動されることによって梃の作用を利用して前記相手コネクタとの嵌合にかかる力を補助し、かつ、操作部分となる先端部に前記支点との距離を伸縮可能にスライド移動される摘み部が設けられたレバーを有し、前記コネクタフレームは、前記相手コネクタと嵌合完了されるレバー操作完了位置で前記摘み部が前記支点との距離を縮めた位置にスライド移動された場合、前記摘み部の一部が嵌め合わされることによって前記レバーがレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るレバー式コネクタは、上記の発明において、前記レバーがレバー操作完了位置に配置された場合、前記摘み部が設けられた前記レバーの先端部が前記嵌合部の一部をなすように配置され、前記摘み部が前記嵌合部の一部となって収容されるように前記レバー操作完了検知用嵌め合い部に嵌め合わされることを特徴とする。
本発明に係るレバー式コネクタは、前記相手コネクタと嵌合完了されるレバー操作完了位置で前記摘み部が前記支点との距離を縮めた位置にスライド移動された場合、前記摘み部の一部が嵌め合わされることによって前記レバーがレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部が前記嵌合部を構成するコネクタフレームに設けられているため、前記レバーの支点が設けられた前記嵌合部の周辺領域に前記レバーの回動領域を集約し易くなっている。
しかも、本発明に係るレバー式コネクタは、前記レバーが前記コネクタフレームの前記嵌合部の一部をなしているため、前記レバーの操作部分となる先端部を前記嵌合部の近傍に位置させることができるので、支点からの距離を伸縮可能なレバーを伸ばすことによってレバーの回動操作にかける力を低減することができ、しかも、レバーの回動操作に必要な作業スペースを小さく抑えることができる。
図1は、(a)が本発明の実施例に係るレバー式コネクタの摘み部をレバー操作完了検知用嵌め合い部から引き出して支点から力点までの距離を伸ばした状態の側面図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタの上面図であり、(c)が(b)に示したレバー式コネクタのA−A線断面図である。 図2は、(a)が図1(b)に示したレバー式コネクタを矢印V方向から視た図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタのA−A線断面図である。 図3は、(a)が本発明の実施例に係るレバー式コネクタの摘み部をレバー操作完了検知用嵌め合い部に嵌め合わせた状態の側面図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタの上面図である。 図4は、(a)が図3(b)に示したレバー式コネクタを矢印V方向から視た図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタのA−A線断面図である。 図5は、(a)がコネクタ嵌合されたレバー式コネクタおよび相手コネクタの側面図であり、(b)が(a)に示したコネクタ嵌合されたレバー式コネクタおよび相手コネクタの上面図であり、(c)が(b)に示したコネクタ嵌合されたレバー式コネクタおよび相手コネクタのA−A線断面図である。 図6は、レバー本体の斜視図である。 図7は、(a)がレバーの上面図であり、(b)がレバーの側面図であり、(c)がレバーを操作部分となる先端側から視た図である。 図8は、摘み部の斜視図である。 図9は、(a)が摘まみ部の上面図であり、(b)が摘まみ部の側面図である。 図10は、(a)がコネクタフレームの上面図であり、(b)がコネクタフレームの側面図であり、(c)がコネクタフレームを端部壁とは逆側の端部から視た図である。 図11は、レバー式コネクタを相手コネクタに嵌合する手順を説明するための図であり、(a1)がレバーが相手コネクタとの嵌合前の待機位置にある状態のレバー式コネクタおよび相手コネクタの側面図であり、(b1)が(a1)に示した図の上面図であり、(c1)が(b1)に示した図のA−A線断面図であり、(a2)がレバーの回動操作が開始された状態のレバー式コネクタおよび相手コネクタの側面図であり、(b2)が(a2)に示した図の上面図であり、(c2)が(b2)に示した図のA−A線断面図である。 図12は、レバー式コネクタを相手コネクタに嵌合する手順を説明するための図であり、(a3)が、レバーが操作完了位置に配置された状態のレバー式コネクタおよび相手コネクタの側面図であり、(b3)が(a3)に示した図の上面図であり、(c3)が(b3)に示した図のA−A線断面図であり、(a4)が摘まみ部をレバーの先端に引き込んだ状態のレバー式コネクタおよび相手コネクタの側面図であり、(b4)が(a4)に示した図の上面図であり、(c4)が(b4)に示した図のA−A線断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るレバー式コネクタの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、(a)が本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1の摘み部50をレバー操作完了検知用嵌め合い部から引き出して支点から力点までの距離を伸ばした状態の側面図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタ1の上面図であり、(c)が(b)に示したレバー式コネクタのA−A線断面図である。なお、図1(b)は、内部に収容された端子の図示を省略している。
図2は、(a)が図1(b)に示したレバー式コネクタ1を矢印V方向から視た図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタ1のA−A線断面図である。図3は、(a)が本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1の摘み部50をレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わせた状態の側面図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタ1の上面図である。図4は、(a)が図3(b)に示したレバー式コネクタ1を矢印V方向から視た図であり、(b)が(a)に示したレバー式コネクタ1のA−A線断面図である。図5は、(a)がコネクタ嵌合されたレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の側面図であり、(b)が(a)に示したコネクタ嵌合されたレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の上面図であり、(c)が(b)に示したコネクタ嵌合されたレバー式コネクタ1および相手コネクタ100のA−A線断面図である。図6は、レバー本体40の斜視図である。図7は、(a)がレバー30の上面図であり、(b)がレバー30の側面図であり、(c)がレバー30を操作部分となる先端側から視た図である。図8は、摘み部50の斜視図である。図9は、(a)が摘まみ部50の上面図であり、(b)が摘まみ部50の側面図である。図10は、(a)がコネクタフレーム10の上面図であり、(b)がコネクタフレーム10の側面図であり、(c)がコネクタフレーム10を端部壁22とは逆側の端部から視た図である。
本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1は、コネクタフレーム10に形成された支点23を中心として回動されることによって梃の作用を利用して相手コネクタ100との嵌合にかかる力を補助し、かつ、操作部分となる先端部に支点23との距離を伸縮可能にスライド移動される摘み部50が設けられたレバー30を有する。
まず、コネクタフレーム10について説明する。
コネクタフレーム10は、絶縁樹脂材からなり、相手コネクタ100との嵌合方向に直交する断面がU字状の嵌合部20と、嵌合部20の嵌合口20aとは逆側の開口側端部に設けられたフランジ部25と、を有する。
嵌合部20は、レバー30を間に配置可能に間隔を空けて対向配置された一対の対向壁21、21と、一対の対向壁21、21の一端側を閉じる端部壁22と、を有する。
また、嵌合部20は、コネクタフレーム10によって大部分が構成され、一部がレバー30によって構成されるようになっている。
各対向壁21は、端部壁22によって閉じられた一端側周辺の嵌合口側端面20bが嵌合方向で最も突出されるように嵌合方向の幅が設定された幅大壁部21aと、幅大壁部21aに比して嵌合方向の幅が小さく設定された幅小壁部21bと、を有する。
このように対向壁21の嵌合方向での幅が調整されることによって、幅大壁部21aが嵌合部20の篏合口側端面20bとして設定され、幅小壁部21bの領域では、一対の対向壁21、21の間に配置されたレバー30によって嵌合部20の篏合口側端面20bが構成されるようになっている。
また、対向壁21は、レバー30の支点となる軸受孔23と、レバー30がレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部24と、を有する。
軸受孔23は、レバー30の後述する回動軸突起43を軸支する孔であり、幅小壁部21bに貫通形成されている。
レバー操作完了検知用嵌め合い部24は、一対の対向壁21、21の開口側端部の端面から内方に切り込まれたスリットである。
このレバー操作完了検知用嵌め合い部24は、摘み部50の後述する嵌め合い羽部51aが嵌め込まれるように、嵌め合い羽部51aの厚さよりも僅かに大きいスリット幅に設定されている。
次に、レバー30について説明する。
レバー30は、絶縁樹脂材からなり、本体部分となるレバー本体40と、レバー30の操作部分となる先端部に支点23、43との距離を伸縮可能にスライド移動されるように設けられた摘み部50と、を有する。
レバー本体40は、対向配置された一対のアーム部41、41と、操作部分となる先端部で一対のアーム部41、41を連結する連結部42と、を有する。
各アーム部41は、レバー30がコネクタフレーム10の一対の対向壁21、21の間のレバー操作完了位置に配置された状態で対向壁21の幅小壁部21bから露出された部分が嵌合部20の嵌合口側端面20bを形成するようになっている。
より具体的には、アーム部41は、相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にて嵌合部20の嵌合口側端面20bを形成する第一端面41aと、相手コネクタ100と嵌合完了されるレバー操作完了位置で嵌合部20の嵌合口側端面20bを形成する第二端面41bと、を有する。
第一端面41aは、レバー30がレバー操作完了位置に配置された状態で、コネクタフレーム10の幅大壁部21aの近傍、かつ、幅大壁部21aの嵌合口側端面20bと略面一になるように形成された面である。
第二端面41bは、レバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置に配置された状態で、コネクタフレーム10の幅大壁部21aとは嵌合方向に直交する方向で逆側の嵌合部20の端部周辺の嵌合口側端面20bを形成する。
このような第一端面41aと第二端面41bとは、レバー30の操作完了位置および待機位置でそれぞれが開口端面となるように角度を付けて連接されている。
また、アーム部41は、第一端面41aと第二端面41bが形成された領域の縁面に沿って幅方向にコネクタフレーム10の対向壁21の厚みに略等しい厚みの肉厚部41cを設けている。
この肉厚部41cは、レバー30がレバー操作完了位置に配置された状態で、対向壁21の端面に対峙する側の端面が対向壁21の端面に沿った形状になっている。
このため、レバー30がレバー操作完了位置に配置された状態で、コネクタフレーム10とレバー30とを合わせて構成される嵌合部20の外面が略面一になっている。
また、アーム部41は、レバー30の回動軸でありコネクタフレーム10の軸受孔23に嵌め込まれる回動軸突起43と、相手コネクタ100のカム突起110をガイドするカム溝44と、摘み部50のスライド移動をガイドする摘みスライドガイド溝45、を有する。
カム溝44は、レバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にある状態で、相手コネクタ100のカム突起110が篏合方向から導入されるように、開口44aが嵌合方向に向くようになっている。
連結部42は、摘み部50が設けられたレバー30の先端部であり、レバー30がレバー操作完了位置に配置された場合、嵌合部20の一部をなすように配置される部分である。
より具体的には、連結部42は、レバー30がレバー操作完了位置に配置された場合、コネクタフレーム10の一対の対向壁21、21の端部壁22によって閉じられた一端側とは逆側の開口側の端部を閉じる壁として、一対の対向壁21、21の開口側の端部の間に配置されるようになっている。
すなわち、レバー30がレバー操作完了位置に配置された状態で、コネクタフレーム10とレバー30とを合わせて構成される嵌合部20が筒状体を形成するようになっている。
摘みスライドガイド溝45は、連結部42が設けられたアーム部41の先端から内方に向けて形成された溝であり、摘み部50の後述する係止突起51bが係止される係止凹部45aが溝底面の2カ所に形成されている。
摘みスライドガイド溝45に形成された2カ所の係止凹部45aは、摘み部50をアーム部41の先端から引き出した位置、および、アーム部41の先端に引き込んだ位置に係止するために設けられている。
次に、摘み部50について説明する。
摘み部50は、図8および図9に示すように、一対のガイド支持片部51、51と、一対のガイド支持片部51、51の端部を連結するとともに摘まんで操作する部分となる摘み操作部52と、を有する。
各ガイド支持片部51、51は、外面にコネクタフレーム10のレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合う部分となる嵌め合い羽部51aが設けられ、内面にレバー30の摘みスライドガイド溝45に形成された2カ所の係止凹部45aに嵌め込まれる係止突起51bが設けられている。
嵌め合い羽部51aは、ガイド支持片部51の外面に直交する方向に板状に突設されている。
係止突起51bは、ガイド支持片部51の摘み操作部52によって連結される側とは逆側の端部周辺に設けられている。
摘み操作部52は、レバー30がレバー操作完了位置に配置された状態で、係止突起51bが摘みスライドガイド溝45に嵌め込まれ、かつ、レバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め込まれてアーム部41の先端から内方に引き込まれた状態で、嵌合部20の一部をなす連結部42の外面に略面一となって収納されるように、外面が連結部42の外面に対応した形状になっている。
なお、摘み操作部52は、アーム部41の先端から引き出す際に摘まむことができるように、両端部に連結部42の外面から一部が露出されるように迫り出した摘み角部52aが設けられている。
このような摘み部50は、レバー30が相手コネクタ100と嵌合される前の待機位置にある場合、アーム部41の先端から引き出された状態で係止することができるため、摘み操作部52をレバー30の支点からより離れた位置に配置することができる。
このため、レバー式コネクタ1は、相手コネクタ100との嵌合のためにレバー30を回動操作する際にかかる力を低減することができるようになっている。
また、レバー30が操作完了位置に配置された状態で、摘み操作部50をアーム部41の先端に引き込むことによって、摘み操作部52がアーム部41の先端にコンパクトに収納される。
なお、レバー30が操作完了位置に配置されていない状態、すなわち、相手コネクタ100との嵌合が完了されていない状態で、摘み操作部52をアーム部41の先端に引き込もうとすると、嵌め合い羽部51aをレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わせることができず、引き込むことができないようになっている。
これにより、レバー30がレバー操作完了位置に位置されていないことを検知することができ、結果的に、コネクタ嵌合が正しくなされたか否かを検知することができるようになっている。
このようなレバー式コネクタ1は、レバー操作完了検知用嵌め合い部24が嵌合部20を構成するコネクタフレーム10に設けられているため、レバー30の支点が設けられた嵌合部20の周辺領域にレバー30の回動領域を集約し易くなっている。
しかも、レバー式コネクタ1は、レバー30がコネクタフレーム10の嵌合部20の一部をなしているため、レバー30の操作部分となる先端部を嵌合部20の近傍に位置させることができるようになっている。
次に、図11および図12を用いてレバー式コネクタ1と相手コネクタ100とを嵌合する手順と、各部の動作について説明する。
図11は、レバー式コネクタ1を相手コネクタ100に嵌合する手順を説明するための図であり、(a1)がレバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にある状態のレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の側面図であり、(b1)が(a1)に示した図の上面図であり、(c1)が(b1)に示した図のA−A線断面図であり、(a2)がレバー30の回動操作が開始された状態のレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の側面図であり、(b2)が(a2)に示した図の上面図であり、(c2)が(b2)に示した図のA−A線断面図である。図12は、レバー式コネクタ1を相手コネクタ100に嵌合する手順を説明するための図であり、(a3)が、レバー30が操作完了位置に配置された状態のレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の側面図であり、(b3)が(a3)に示した図の上面図であり、(c3)が(b3)に示した図のA−A線断面図であり、(a4)が摘まみ部50をレバー30の先端に引き込んだ状態のレバー式コネクタ1および相手コネクタ100の側面図であり、(b4)が(a4)に示した図の上面図であり、(c4)が(b4)に示した図のA−A線断面図である。
まず、作業者は、レバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にある状態のレバー式コネクタ1の嵌合部20に相手コネクタ100を嵌合開始する(図11(a1)、(b1)、(c1)参照)。
レバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にある状態では、摘み部50がアーム部41の先端から引き出された状態になっている。
レバー30が相手コネクタ100との嵌合前の待機位置にあると、カム溝44の開口44aが嵌合方向に向けられ、このカム溝44の開口44aから相手コネクタ100のカム突起110がカム溝44内に導入開始される。
その後、作業者は、レバー30の回動操作を開始する(図11(a2)、(b2)、(c2)参照)。
レバー30の回動操作が行われると、コネクタフレーム10のカム溝44と相手コネクタ100のカム突起110とのカム作用によって、相手コネクタ100が嵌合方向に移動される。
なお、作業者は、アーム部41の先端から引き出した状態の摘み部50を摘まんでレバー30の回動操作を行っているので、レバー30の支点23、43から力点までの距離を伸ばし、レバー30の操作力を低減した状態で回動操作を行うことができる。
その後、作業者は、レバー30をレバー操作完了位置に配置する(図12(a3)、(b3)、(c3)参照)。
このようにしてレバー30がレバー操作完了位置に配置されると、相手コネクタ100とレバー式コネクタ1とが嵌合完了される。
最後に、作業者は、摘まみ部50をアーム部41の先端に引き込んでレバー式コネクタ1と相手コネクタ100とを嵌合する作業を完了する(図12(a4)、(b4)、(c4)参照)。
レバー30がレバー操作完了位置に配置されている場合、摘み部50の嵌め合い羽部51aをレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わせることができる。
このようにして、摘み部50がアーム部41の先端に引き込まれると、摘み部50は嵌合部20の一部をなすレバー30の連結部42の外面に略面一となって収納される。
また、嵌め合い羽部51aがレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わされることによって、レバー30がレバー操作完了位置にロックされ、結果的に、コネクタ嵌合がロックされる。
一方、レバー30がレバー操作完了位置に配置されていない場合、嵌め合い羽部51aをレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わせることができず、摘み部50をアーム部41の先端に引き込むことができないため、作業者は、コネクタ嵌合が完了されていないと判断することができる。
本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1は、相手コネクタ100と嵌合完了されるレバー操作完了位置で摘み部50が支点23との距離を縮めた位置にスライド移動された場合、摘み部50の一部が嵌め合わされることによってレバー30がレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部24が嵌合部20を構成するコネクタフレーム10に設けられているため、レバー30の支点23が設けられた嵌合部20の周辺領域にレバー30の回動領域を集約し易くなっている。
しかも、本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1は、レバー30がコネクタフレーム10の嵌合部20の一部をなしているため、レバー30の操作部分となる先端部を嵌合部20の近傍に位置させることができるので、支点23からの距離を伸縮可能なレバー30を伸ばすことによってレバー30の回動操作にかける力を低減することができ、しかも、レバー30の回動操作に必要な作業スペースを小さく抑えることができる。
また、本発明の実施例に係るレバー式コネクタ1は、レバー30がレバー操作完了位置に配置された場合、摘み部50が設けられたレバー30の先端部が嵌合部20の一部をなすように配置され、摘み部50が嵌合部20の一部となって収容されるようにレバー操作完了検知用嵌め合い部24に嵌め合わされるので、摘まみ部50を篏合部20の一部としてコンパクトに収容することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 レバー式コネクタ
10 コネクタフレーム
20 篏合部
20a 篏合口
20b 篏合口側端面
21 対向壁
21a 幅大壁部
21b 幅小壁部
22 端部壁
23 軸受孔(支点)
24 レバー操作完了検知用嵌め合い部
25 フランジ部
30 レバー
40 レバー本体
41 アーム部
41a 第一端面
41b 第二端面
41c 肉厚部
42 連結部
43 回動軸突起
44 カム溝
44a 開口
45 摘まみスライドガイド溝
45a 係止凹部
50 摘まみ部
51 ガイド支持片部
51a 嵌め合い羽部
51b 係止突起
52 摘まみ操作部
52a 摘まみ角部
100 相手コネクタ
110 カム突起

Claims (2)

  1. 相手コネクタに嵌合される嵌合部の一部をなし、前記嵌合部の大部分を構成するコネクタフレームに形成された支点を中心として回動されることによって梃の作用を利用して前記相手コネクタとの嵌合にかかる力を補助し、かつ、操作部分となる先端部に前記支点との距離を伸縮可能にスライド移動される摘み部が設けられたレバーを有し、
    前記コネクタフレームは、
    前記相手コネクタと嵌合完了されるレバー操作完了位置で前記摘み部が前記支点との距離を縮めた位置にスライド移動された場合、前記摘み部の一部が嵌め合わされることによって前記レバーがレバー操作完了位置にあることを検知するレバー操作完了検知用嵌め合い部
    を有する
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーがレバー操作完了位置に配置された場合、前記摘み部が設けられた前記レバーの先端部が前記嵌合部の一部をなすように配置され、前記摘み部が前記嵌合部の一部となって収容されるように前記レバー操作完了検知用嵌め合い部に嵌め合わされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
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