JP2012064875A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子制御装置において、電子回路基板のケースに対する誤組を防止する。
【解決手段】ケース3に設けられる嵌合ピン3dが、電子回路基板2をケースに組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。また、これに応じて、電子回路基板において嵌合ピンと嵌合される嵌合穴2cも、嵌合ピンと同様に回転非対称に配置されている。これにより、ケースに対する電子回路基板の姿勢が正しくない限り、嵌合ピンが電子回路基板と干渉して電子回路基板をケースに対して組み付けることができない。
【選択図】図1
【解決手段】ケース3に設けられる嵌合ピン3dが、電子回路基板2をケースに組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。また、これに応じて、電子回路基板において嵌合ピンと嵌合される嵌合穴2cも、嵌合ピンと同様に回転非対称に配置されている。これにより、ケースに対する電子回路基板の姿勢が正しくない限り、嵌合ピンが電子回路基板と干渉して電子回路基板をケースに対して組み付けることができない。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子制御装置に関するものである。
例えば、車両等に設置されるECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置は、電子回路基板と、当該電子回路基板を収容するケースとを有しており、ケースが車両に対して固定されて車両等に搭載されている。
そして、電子回路基板は、複数の嵌合穴を有しており、これらの嵌合穴がケースに設けられた嵌合ピンに嵌合されることによって、ケース内部に固定されている。
そして、電子回路基板は、複数の嵌合穴を有しており、これらの嵌合穴がケースに設けられた嵌合ピンに嵌合されることによって、ケース内部に固定されている。
特許文献1及び特許文献2に示すように、これらの嵌合穴は、一般的に、矩形状の電子回路基板の4隅近傍に設けられている。一方、ケースには、これら4つの嵌合穴に対応して4つの嵌合ピンが設けられている。
そして、電子制御装置を組み立てる際には、作業者が、ケースに設けられた嵌合ピンを電子回路基板の嵌合穴に挿し込むことで電子回路基板がケースに対して位置決めされることとなる。
そして、電子制御装置を組み立てる際には、作業者が、ケースに設けられた嵌合ピンを電子回路基板の嵌合穴に挿し込むことで電子回路基板がケースに対して位置決めされることとなる。
しかしながら、電子制御装置においては、嵌合穴が矩形状の電子回路基板の4隅近傍に設けられている。このため、電子回路基板を組み付け方向から見て180度回転させた場合には、嵌合穴の位置と嵌合ピンとの位置が合致してしまい、電子回路基板の姿勢が正しい姿勢でないにも関わらず、ケースに対して組み付け可能となってしまう。
このため、従来の電子制御装置においては、ケースに対して電子回路基板を誤組してしまう場合があり、車両の組立ての際にECUを取り付けられない事態が生じる。
このため、従来の電子制御装置においては、ケースに対して電子回路基板を誤組してしまう場合があり、車両の組立ての際にECUを取り付けられない事態が生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電子制御装置において、電子回路基板のケースに対する誤組を防止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、嵌合ピンを備えるケースと、上記嵌合ピンに嵌合される嵌合穴を備える電子回路基板とを備える電子制御装置であって、上記嵌合ピン及び上記嵌合穴は、上記ケースに上記電子回路基板を組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されているという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ケースが上記嵌合ピンを有する第1パーツと、当該第1パーツに嵌合される第2パーツとを有し、上記第2パーツが、上記第1パーツと上記第2パーツとを嵌合する際に、上記嵌合穴を貫通した上記嵌合ピンを案内する案内壁を有するという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記嵌合ピンの周面及び上記案内壁の壁面の少なくとも一方が、上記嵌合ピンの挿入方向に対して窄むテーパ面とされているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第2または第3の発明において、上記第2パーツが、上記第1パーツと嵌合された際に上記電子回路基板に当接して上記電子回路基板を押さえる基板押さえ壁を有するという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記基板押さえ壁が、上記案内壁と一体的に形成されているという構成を採用する。
第1の発明は、嵌合ピンを備えるケースと、上記嵌合ピンに嵌合される嵌合穴を備える電子回路基板とを備える電子制御装置であって、上記嵌合ピン及び上記嵌合穴は、上記ケースに上記電子回路基板を組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されているという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ケースが上記嵌合ピンを有する第1パーツと、当該第1パーツに嵌合される第2パーツとを有し、上記第2パーツが、上記第1パーツと上記第2パーツとを嵌合する際に、上記嵌合穴を貫通した上記嵌合ピンを案内する案内壁を有するという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記嵌合ピンの周面及び上記案内壁の壁面の少なくとも一方が、上記嵌合ピンの挿入方向に対して窄むテーパ面とされているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第2または第3の発明において、上記第2パーツが、上記第1パーツと嵌合された際に上記電子回路基板に当接して上記電子回路基板を押さえる基板押さえ壁を有するという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記基板押さえ壁が、上記案内壁と一体的に形成されているという構成を採用する。
本発明によれば、ケースに設けられる嵌合ピンが、電子回路基板をケースに組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。また、これに応じて、電子回路基板において嵌合ピンと嵌合される嵌合穴も、嵌合ピンと同様に回転非対称に配置されている。
なお、ここで言う回転非対称とは、上記組み付け方向に延びる任意の回転軸を中心として、ケースあるいは電子回路基板を回転させた場合に、360°回転する間に、パターン(すなわち嵌合ピンの配置パターン及び嵌合穴の配置パターン)が一致しないことを意味している。
このような本発明によれば、ケースに対する電子回路基板の姿勢が正しくない限り、嵌合ピンが電子回路基板と干渉して電子回路基板をケースに対して組み付けるこができない。
したがって、本発明によれば、電子制御装置において、電子回路基板のケースに対する誤組を防止することが可能となる。
なお、ここで言う回転非対称とは、上記組み付け方向に延びる任意の回転軸を中心として、ケースあるいは電子回路基板を回転させた場合に、360°回転する間に、パターン(すなわち嵌合ピンの配置パターン及び嵌合穴の配置パターン)が一致しないことを意味している。
このような本発明によれば、ケースに対する電子回路基板の姿勢が正しくない限り、嵌合ピンが電子回路基板と干渉して電子回路基板をケースに対して組み付けるこができない。
したがって、本発明によれば、電子制御装置において、電子回路基板のケースに対する誤組を防止することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子制御装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態の電子制御装置を組み付け方向に分解した分解斜視図である。本実施形態の電子制御装置1は、例えば車両に搭載されるECUであり、図1に示すように、電子回路基板2と、ケース3とを備えている。
電子回路基板2は、コネクタ2aや半導体素子等の不図示の電子素子が複数実装されたプリント基板であり、矩形状に形状設定されている。そして、本実施形態の電子制御装置1においては、電子回路基板2は、4つの隅部2bのうち、3つの隅部2bに対して嵌合穴2cが設けられている。
これらの嵌合穴2cは、電子制御装置1の組立てにてケース3に電子回路基板2を組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。
具体的には、嵌合穴2cは、上記組み付け方向から見て、直角三角形の頂点の各々に配置されており、本実施形態の電子制御装置1においては、3つ設けられている。
具体的には、嵌合穴2cは、上記組み付け方向から見て、直角三角形の頂点の各々に配置されており、本実施形態の電子制御装置1においては、3つ設けられている。
ケース3は、電子回路基板2を収容して保護するためのものであり、下側ケース3a(第1パーツ)と、上側ケース3b(第2パーツ)との2つの分割パーツを有し、上側ケース3bが下側ケース3aに対して嵌合されることによって構成されている。
そして、下側ケース3aに対しては、電子回路基板2の嵌合穴2cに対して嵌合する嵌合ピン3dが嵌合穴2cと同数設けられている。すなわち、ケース3は、電子回路基板2の嵌合穴2cに嵌合可能な嵌合ピン3dを備えている。
嵌合ピン3dは、下側ケース3aの底部に対して先端を上側に向けて突設されており、電子回路基板2が正しい姿勢である場合に嵌合穴2cと嵌合可能となるように、嵌合穴2cと同様に、組み付け方向から見て直角三角形の頂点の各々に配置されている。
具体的には、嵌合ピン3dは、組み付け方向から見て略矩形状とされた下側ケース3aが有する4つの隅部3a1のうち、3つの隅部3a1に設けられる。
このように配置された3つの嵌合ピン3dは、嵌合穴2cと同様に、組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。
具体的には、嵌合ピン3dは、組み付け方向から見て略矩形状とされた下側ケース3aが有する4つの隅部3a1のうち、3つの隅部3a1に設けられる。
このように配置された3つの嵌合ピン3dは、嵌合穴2cと同様に、組み付け方向から見て回転非対称に配置されている。
また、嵌合ピン3dの先端部の周面は、後述する上側ケース3bに設けられる案内壁5による案内が滑らかに移動するように、嵌合ピン3dの挿入方向に対して窄むテーパ面3d1とされている。
また、本実施形態の電子制御装置1は、図2及び図3に示すように、下側ケース3aに対して、嵌合ピン3d周りに基板押さえ壁4が設けられている。また、上側ケース3bに対して、嵌合ピン3dが挿入される位置に、案内壁5及び基板押さえ壁6が設けられている。
下側ケース3aに対して設けられる基板押さえ壁4は、嵌合ピン3d周りに配設されており、嵌合穴2cが嵌合ピン3dに嵌合された電子回路基板2に対して下側ケース3a側から当接する。
なお、下側ケース3aに設けられる基板押さえ壁4は、上側ケース3bに設けられる基板押さえ壁6と共に電子回路基板2を狭持することによってケース3内において電子回路基板2が移動しないように押さえている。
なお、下側ケース3aに設けられる基板押さえ壁4は、上側ケース3bに設けられる基板押さえ壁6と共に電子回路基板2を狭持することによってケース3内において電子回路基板2が移動しないように押さえている。
案内壁5は、電子回路基板2が正しい姿勢で組みつけられた下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合する際に、嵌合ピン3dを案内してスムーズに下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合するためのものである。
そして、案内壁5は、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合した際に、嵌合ピン3dの先端が位置する周囲に配設されている。
そして、案内壁5は、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合した際に、嵌合ピン3dの先端が位置する周囲に配設されている。
上側ケース3bに対して設けられる基板押さえ壁6は、案内壁5よりも下方に延在し、嵌合穴2cが嵌合ピン3dに嵌合された電子回路基板2に対して上側ケース3b側から当接する。
そして、本実施形態において、上側ケース3bに対して設けられる基板押さえ壁6は、案内壁5と一体的に形成されている。
そして、本実施形態において、上側ケース3bに対して設けられる基板押さえ壁6は、案内壁5と一体的に形成されている。
なお、基板押さえ壁4及び基板押さえ壁6は、電子回路基板2をバランス良く押さえるために、下側ケース3aの4つの隅部3a1のうち、嵌合ピン3dが設けられていない隅部3a1及び当該隅部3a1に対向する上側ケース3bの隅部に対しても設けられている。
そして、このような構成を有する本実施形態の電子制御装置1を組み立てる場合には、まず、下側ケース3aの3つの嵌合ピン3dに全ての嵌合穴2cが嵌合するように電子回路基板2を組み付け、その後下側ケース3aに対して上側ケース3bを取り付ける。
ここで、本実施形態の電子制御装置1においては、嵌合ピン3d及び嵌合穴2cが、ケース3に電子回路基板2を組み付ける際の組み付け方向(嵌合ピン3dの嵌合穴2cに対する差込方向)から見て回転非対称に配置されている。
このような本実施形態の電子制御装置1によれば、ケース3に対する電子回路基板2の姿勢が正しくない限り、嵌合ピン3dが電子回路基板2と干渉して電子回路基板2をケース3に対して組み付けることができない。
したがって、本実施形態の電子制御装置1によれば、電子回路基板2のケース3に対する誤組を防止することが可能となる。
このような本実施形態の電子制御装置1によれば、ケース3に対する電子回路基板2の姿勢が正しくない限り、嵌合ピン3dが電子回路基板2と干渉して電子回路基板2をケース3に対して組み付けることができない。
したがって、本実施形態の電子制御装置1によれば、電子回路基板2のケース3に対する誤組を防止することが可能となる。
また、本実施形態の電子制御装置1においては、従来よりも少ない嵌合ピン3dによってケース3内部における電子回路基板2の位置決めを行っている。
このため、従来の電子制御装置よりも電子回路基板2の水平方向(基板面と平行な方向)における移動の自由度が向上する。この結果、電子回路基板2がケース3に対して相対移動することによって外部からの振動が電子回路基板2に伝達され難くなり、電子回路基板に荷重が作用することを抑制することが可能となる。
このため、従来の電子制御装置よりも電子回路基板2の水平方向(基板面と平行な方向)における移動の自由度が向上する。この結果、電子回路基板2がケース3に対して相対移動することによって外部からの振動が電子回路基板2に伝達され難くなり、電子回路基板に荷重が作用することを抑制することが可能となる。
また、本実施形態の電子制御装置1においては、ケース3が下側ケース3aと上側ケース3bとの2つの分割パーツに構成されており、上側ケース3bが、当該上側ケース3bと下側ケース3aとが嵌合する際に、嵌合穴2cを貫通した嵌合ピン3dを案内する案内壁5を有している。
このため、本実施形態の電子制御装置1によれば、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合する際に、嵌合ピン3dが案内壁5に案内され、精度高く下側ケース3aと上側ケース3bとの相対的な位置決めをすることができ、下側ケース3aと上側ケース3bとをスムーズに嵌合することが可能となる。
このため、本実施形態の電子制御装置1によれば、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合する際に、嵌合ピン3dが案内壁5に案内され、精度高く下側ケース3aと上側ケース3bとの相対的な位置決めをすることができ、下側ケース3aと上側ケース3bとをスムーズに嵌合することが可能となる。
また、本実施形態の電子制御装置1においては、嵌合ピン3dの周面が、嵌合ピン3dの挿入方向に対して窄むテーパ面とされている。
このため、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合する際に、嵌合ピン3dを案内壁5に対して当接させることが容易となり、下側ケース3aと上側ケース3bとの嵌合作業を容易化することが可能となる。
このため、下側ケース3aと上側ケース3bとを嵌合する際に、嵌合ピン3dを案内壁5に対して当接させることが容易となり、下側ケース3aと上側ケース3bとの嵌合作業を容易化することが可能となる。
また、本実施形態の電子制御装置1においては、電子回路基板2をケース3内で押さえる基板押さえ壁4,6を有している。
このため、電子回路基板2がケース3内で大きく移動することを防止することが可能となる。
このため、電子回路基板2がケース3内で大きく移動することを防止することが可能となる。
また、本実施形態の電子制御装置1においては、上側ケース3bにて、基板押さえ壁6が案内壁5と一体的に形成されている。
このため、基板押さえ壁6と案内壁5とが互いに支えあうことにより基板押さえ壁6と案内壁5との強度を向上させることができる。
したがって、例えば、本実施形態の電子制御装置1を組み立てる際に、電子回路基板2が基板押さえ壁6に対して強く接触した場合であっても、基板押さえ壁6及び案内壁5が変形することを防止することができる。
このため、基板押さえ壁6と案内壁5とが互いに支えあうことにより基板押さえ壁6と案内壁5との強度を向上させることができる。
したがって、例えば、本実施形態の電子制御装置1を組み立てる際に、電子回路基板2が基板押さえ壁6に対して強く接触した場合であっても、基板押さえ壁6及び案内壁5が変形することを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、直角三角形の頂点に嵌合穴2c及び嵌合ピン3dを配置することにより、嵌合穴2c及び嵌合ピン3dを回転非対称に配置した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、他の配置パターンにて嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することも可能である。
例えば、嵌合穴及び嵌合ピンを長方形の頂点の各々に加えて当該長方形の辺の途中に1つ配置することによっても嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することができる。
また、例えば、電子回路基板2の中心から大きく外した位置に単一の嵌合穴及び嵌合ピンを設けることによっても嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することができる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、他の配置パターンにて嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することも可能である。
例えば、嵌合穴及び嵌合ピンを長方形の頂点の各々に加えて当該長方形の辺の途中に1つ配置することによっても嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することができる。
また、例えば、電子回路基板2の中心から大きく外した位置に単一の嵌合穴及び嵌合ピンを設けることによっても嵌合穴及び嵌合ピンを回転非対称に配置することができる。
また、上記実施形態においては、嵌合ピン3dの周面をテーパ面とする構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、嵌合ピン3dの周面と当該嵌合ピン3dと当接する案内壁5の壁面との少なくとも一方がテーパ面となっていれば良い。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、嵌合ピン3dの周面と当該嵌合ピン3dと当接する案内壁5の壁面との少なくとも一方がテーパ面となっていれば良い。
1……電子制御装置、2……電子回路基板、2c……嵌合穴、3……ケース、3a……下側ケース(第1パーツ)、3b……上側ケース(第2パーツ)、3d……嵌合ピン、4……押さえ壁、5……案内壁、6……押さえ壁
Claims (5)
- 嵌合ピンを備えるケースと、前記嵌合ピンに嵌合される嵌合穴を備える電子回路基板とを備える電子制御装置であって、
前記嵌合ピン及び前記嵌合穴は、前記ケースに前記電子回路基板を組み付ける際の組み付け方向から見て回転非対称に配置されていることを特徴とする電子制御装置。 - 前記ケースが前記嵌合ピンを有する第1パーツと、当該第1パーツに嵌合される第2パーツとを有し、
前記第2パーツは、前記第1パーツと前記第2パーツとを嵌合する際に、前記嵌合穴を貫通した前記嵌合ピンを案内する案内壁を有する
ことを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。 - 前記嵌合ピンの周面及び前記案内壁の壁面の少なくとも一方が、前記嵌合ピンの挿入方向に対して窄むテーパ面とされていることを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
- 前記第2パーツは、前記第1パーツと嵌合された際に前記電子回路基板に当接して前記電子回路基板を押さえる基板押さえ壁を有することを特徴とする請求項2または3記載の電子制御装置。
- 前記基板押さえ壁は、前記案内壁と一体的に形成されていることを特徴とする請求項4記載の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010209631A JP2012064875A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | 電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=46060248
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JP2010209631A Withdrawn JP2012064875A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | 電子制御装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102016103338A1 (de) | 2015-03-31 | 2016-10-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Struktur zum Erhalten der Orientierung eines Trägers bezüglich eines Gehäuses |
-
2010
- 2010-09-17 JP JP2010209631A patent/JP2012064875A/ja not_active Withdrawn
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