JPWO2012053167A1 - 光合波装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

本発明は、光学系の大型化を抑制し、且つ、光源ユニットの数を容易に調整することが可能な光合波装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。本発明の光合波装置は、平行光(CB1、CB2)を出射する複数の光源ユニットを含む光源部(110)と、互いに異なる入射角で入射した前記平行光を収束し、複数の収束位置(P1、P2)を規定する第1レンズ部(120)と、前記複数の収束位置それぞれに焦点を有する第2レンズ部(130)とを備え、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部は、縮小光学系を形成し、前記複数の収束位置のうち1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸は、前記複数の収束位置のうち他のもう1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸に沿うことを特徴とする。

Description

本発明は、複数の光源ユニットからの光を合成する光合波装置及び光合波装置を備えるプロジェクタに関する。
高出力の下、高輝度の光を出射するための様々な光合波装置及びプロジェクタが提案されている。例えば、特許文献1は、複数の光源ユニットを有する照明装置を開示する。照明装置は、複数の光源ユニットが出射する収束光が異なる入射角度で入射されるフライアレイレンズを備える。照明装置は、フライアレイレンズを用いて、光を合成する。
特許文献2は、高輝度の光を投射する表示装置を開示する。表示装置は、複数の光源ユニットを備える。光源ユニットからの光は、コリメートされた後、1つのフライアレイレンズに入射する。尚、フライアレイレンズへの入射光線は互いに平行である。表示装置は、フライアレイレンズを用いて、光を合成する。
特許文献3は、2つの光源を有する画像表示装置を開示する。光源から出射される光線の偏光面は、互いに直交する。画像表示装置は、偏光プリズムを用いて、光を合成する。
特許文献4は、平行光を出射する複数のレーザ光源を有する照明装置を開示する。照明装置は、コリメート光の光軸ピッチを縮小するように形成された特殊なプリズムを備える。照明装置は、プリズムの斜面を利用し、光を合成する。
特許文献1の開示技術によれば、フライアレイレンズによって合成された光は、その後、発散光になる。したがって、光源ユニットの数の増大は、発散角の増加に帰結する。かくして、特許文献1の照明装置は、合成後の光を処理するために、大きな光学系を備える必要がある。
特許文献2の開示技術によれば、光源ユニットの増大は、互いに平行なコリメート光の増大を意味する。したがって、特許文献1の照明装置と同様に、特許文献2の表示装置は、合成後の光を処理するために、大きな光学系を備える必要がある。
特許文献3の画像表示装置は、直交する偏光面と偏光プリズムとを利用し、光を合成する。したがって、特許文献3の開示技術の下で利用可能な光源ユニットの数は、2つに制限される。したがって、特許文献3の開示技術は、光源ユニットの数の増大には不向きである。
特許文献4の開示技術によれば、特許文献2の表示装置と同様に、光源ユニットの数の増大は、互いに平行なコリメート光の増大を意味する。特許文献4の照明装置は、特殊なプリズムを用いて、コリメート光の光軸ピッチを縮小するけれども、合成後の光を処理するために、大きな光学系を備える必要がある。
特開平5−045605号公報 特開平10−293545号公報 特開2000−180795号公報 特開2003−31872号公報
本発明は、光学系の大型化を抑制し、且つ、光源ユニットの数を容易に調整することが可能な光合波装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る光合波装置は、複数の光源ユニットを用いて、平行光を出射する光源部と、互いに異なる入射角で入射した前記平行光を収束し、複数の収束位置を規定する第1レンズ部と、前記複数の収束位置それぞれに焦点を有する第2レンズ部と、を備え、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部は、縮小光学系を形成し、前記複数の収束位置のうち1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸は、前記複数の収束位置のうち他のもう1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸に沿うことを特徴とする。
本発明の他の局面に係るプロジェクタは、映像を表示するためのビデオ信号を処理し、制御信号を生成する信号処理装置と、上述の光合波装置と、該光合波装置からの光を前記制御信号に基づいて変調し、映像光を生成する空間光変調素子と、前記映像光を結像する光学系と、を備えることを特徴とする。
上述の光合波装置及びプロジェクタは、光学系の大型化を抑制することができる。また、光合波装置及びプロジェクタの光源ユニットの数は、容易に調整される。加えて、光合波装置及びプロジェクタは、高輝度の光を出射することができる。
本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
第1実施形態に係る光合波装置の概略図である。 図1に示される光合波装置の光学的設計の概念図である。 第2実施形態に係る光合波装置の概略図である。 第3実施形態に係る光合波装置の概略図である。 第4実施形態に係る光合波装置の概略図である。 図5に示される光合波装置の第1レンズ部の概略的な斜視図である。 図5に示される光合波装置の第2レンズ部の概略的な斜視図である。 第5実施形態に係る光合波装置の概略図である。 図8に示される光合波装置の基板の概略的な斜視図である。 第6実施形態に係る光合波装置の概略図である。 図10に示される光合波装置の第1レンズ部の概略的な斜視図である。 図10に示される光合波装置の第2レンズ部の概略的な斜視図である。 第7実施形態に係る光合波装置の概略図である。 図13に示される光合波装置中の光学的経路の概略図である。 第8実施形態に係るプロジェクタの概略図である。
以下、様々な実施形態にしたがう光合波装置及びプロジェクタが図面を参照して説明される。尚、以下に説明される実施形態において、同様の構成要素に対して同様の符号が付されている。また、説明の明瞭化のため、必要に応じて、重複する説明は省略される。図面に示される構成、配置或いは形状並びに図面に関連する記載は、単に、光合波装置及びプロジェクタの原理を容易に理解させることを目的とするものであり、光合波装置及びプロジェクタの原理は、これらに何ら限定されるものではない。
<第1実施形態>
(光合波装置の構造)
図1は、第1実施形態に係る光合波装置100の概略図である。図1を用いて、光合波装置100が説明される。
図1に示される光合波装置100は、平行光束CB1,CB2を出射する光源部110を備える。光源部110は、光源ユニット111,112を含む。光源ユニット111,112として、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプや半導体レーザといったレーザ光源が例示される。図1には、2つの光源ユニット111,112が示されている。しかしながら、光源部が備える光源ユニットの数は、複数であればよく、「2つ」に限定されるものではない。例えば、光源部は、「2」を超える数の光源ユニットを備えてもよい。
光源部110は、コリメートレンズ113,114を更に備える。コリメートレンズ113は、光源ユニット111からの光を受光し、平行光束CB1を作り出す。コリメートレンズ114は、光源ユニット112からの光を受光し、平行光束CB2を作り出す。本実施形態において、光源部110は、光源ユニット111,112と、コリメートレンズ113,114とを用いて平行光束CB1,CB2を出射する。代替的に、平行光束が出射されるならば、複数の光源ユニットを用いた他の光学的構造が光源部として用いられてもよい。本実施形態において、平行光束CB1,CB2は、平行光として例示される。
光合波装置100は、光源部110から出射された平行光束CB1,CB2を受ける第1レンズ部120を更に備える。第1レンズ部120は、光源部110に対向する凸状のレンズ面121と、レンズ面121とは反対側の平坦な出射端面122と、を含む。平行光束CB1,CB2は、互いに異なる角度で、レンズ面121に入射する。本実施形態において、平行光束CB1は、レンズ面121に対して、「+θ」の角度で入射する。平行光束CB2は、レンズ面121に対して、「−θ」の角度で入射する。また、平行光束CB1,CB2のレンズ面121への入射位置は、第1レンズ部120の光軸OA1に対して、対称である。即ち、光源ユニット111,112(及びコリメートレンズ113,114)は、第1レンズ部120の光軸OA1に対して、軸対称に配置される。
レンズ面121は、平行光束CB1,CB2それぞれの収束位置を規定するように設計される。図1には、平行光束CB1の収束位置として、点P1が示されている。また、平行光束CB2の収束位置として、点P2が示されている。第1レンズ部120は、平行光束CB1を点P1に収束し、平行光束CB2を点P2に収束する。
光合波装置100は、第1レンズ部120を通過した光を受ける第2レンズ部130を更に備える。第2レンズ部130は、第1レンズ部120に対向する平坦な入射端面131と、入射端面131とは反対側の凸状のレンズ面132とを含む。第1レンズ部120を通過した光は、入射端面131に入射し、その後、レンズ面132から出射される。
第2レンズ部130は、光源ユニット111から出射された光を受けるレンズ片133と、光源ユニット112から出射された光を受けるレンズ片134と、を含む。レンズ片133の焦点は、点P1に一致する。また、レンズ片134の焦点は、点P2に一致する。レンズ片133,134は、共通の前側焦平面FFPを規定する。第1レンズ部120は、前側焦平面FFP上に複数の収束位置を規定する。第2レンズ部130は、前側焦平面FFP上の複数の収束位置それぞれに合致する焦点を有する。
図1には、点P1に対応するレンズ片133の焦点を通過する光軸OA2と、点P2に対応するレンズ片134の焦点を通過する光軸OA3が示されている。光軸OA2は、光軸OA3に沿って延びる(即ち、光軸OA2は、光軸OA3に対して略平行に延びる)。光軸OA2は、好ましくは、光軸OA3に対して平行である。
第1レンズ部120及び第2レンズ部130は、縮小光学系を形成する。第1レンズ部120と第2レンズ部130との間の焦点距離の比率に応じて、平行光束CB1,CB2の光束径が縮小される。尚、「縮小光学系」との用語は、光源ユニット111,112によって描かれた像を縮小する機能を有する任意の光学的構造を意味する。したがって、本実施形態の原理は、図1に示される光学的な構造に限定されるものではない。
図2は、図1に示される光合波装置100の光学的設計の概念図である。図1及び図2を用いて、光合波装置100が更に説明される。
上述の如く、光源部110は、平行光束CB1,CB2を出射する。平行光束CB1は、第1レンズ部120に対して、「+θ」の入射角で入射する。平行光束CB2は、第1レンズ部120に対して、「−θ」の入射角で入射する。即ち、第1レンズ部120及び第2レンズ部130によって形成される縮小光学系への入射光束(平行光束CB1,CB2)の入射角度が互いに相違する。縮小光学系の出射部として用いられる第2レンズ部130は、互いに略平行な光軸OA2,OA3を有する。この結果、複数の平行光束CB1,CB2の光束径が縮小された後、互いに平行な光軸OA2,OA3に沿って伝搬する平行光束PCB1,PCB2が作り出される。平行光束PCB1,PCB2は、1つの光束として一体的に第2レンズ部130から出射されるので、縮小光学系から出射された光を処理するための光学系は小型であってもよい。したがって、本実施形態の原理によれば、複数の光源ユニット111,112からの平行光束PCB1,PCB2が合成されても、合成後の光を処理するための大型の光学系は必要とされない。
本実施形態の原理によれば、光源ユニットの数は、必要とされる輝度に応じて適切に定められる。第1レンズ部への入射角は、光源ユニットの数だけ異なるように設定されればよい。したがって、本実施形態の原理にしたがって、光源ユニットは、必要に応じて、追加されてもよい。
図2には、第1レンズ部120の焦点距離「f」(第1レンズ部120から前側焦平面FFPまでの距離)が示されている。また、平行光束CB1,CB2の第1レンズ部120への入射角の絶対値はともに、「θ」である。このような光学的な条件の下、第1レンズ部120の光軸OA1からのレンズ片133,134の光軸OA2,OA3のずれ量Dが、以下の数式で示される関係を満たすように、第2レンズ部130は設計される。
(数1)
D=fsinθ
上述の数式の関係が満たされるならば、平行光束PCB1,PCB2は、1つの光束として一体的に第2レンズ部130から好適に出射される。
本実施形態において、光源ユニット111,112は、発散光を出射する。代替的に、光源ユニットは、平行光を出射してもよい。平行光を出射する光源ユニットとして、ガスレーザ、半導体レーザ励起固体レーザや第2高調波発生素子と基本波レーザとを備えるSHGレーザが例示される。光源ユニットが平行光を出射するならば、コリメートレンズは必要とされない。
本実施形態において、第2レンズ部130のレンズ片133,134は隣接している。この結果、小型の光学系を用いて、第1レンズ部120と第2レンズ部130とによって形成される縮小光学系から出射された光が処理される。尚、必要に応じて、第2レンズ部に用いられるレンズ片は離間されてもよい。
第1レンズ部120と第2レンズ部130とを用いて形成される縮小光学系の縮小倍率は、好ましくは、光源部110が有する光源ユニット111,112の数の逆数よりも小さく設定される。本実施形態の光源部110は、2つの光源ユニット111,112を備える。したがって、本実施形態において、第1レンズ部120と第2レンズ部130とを用いて形成される縮小光学系の縮小倍率は、好ましくは、「1/2」よりも小さく設定される。この結果、第2レンズ部130の配置が容易になる。また、縮小光学系から出射される平行光束(平行光束PCB1,PCB2が一体化された光束)の径は、平行光束CB1又は平行光束CB2の光束径よりも小さくなる。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態に係る光合波装置100Aの概略図である。図1及び図3を用いて、光合波装置100Aが説明される。尚、第1実施形態に関連して説明された光合波装置100と同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100と同様の要素に対して、第1実施形態の説明が援用される。
第1実施形態に関連して説明された光合波装置100と同様に、光合波装置100Aは、光源部110及び第1レンズ部120を備える。光合波装置100Aは、第2レンズ部130Aを更に備える。
第1実施形態に関連して説明された第2レンズ部130とは異なり、第2レンズ部130Aは、凹レンズとして機能する。第2レンズ部130Aは、レンズ片133A,134Aを備える。
第1実施形態に関連して説明された第2レンズ部130とは異なり、第2レンズ部130Aは、後側焦平面RFPと第1レンズ部120との間に配設される。尚、第1実施形態に関連して説明されたレンズ片133と同様に、第2レンズ部130Aのレンズ片133Aは、点P1(平行光束CB1の収束位置)に合致する焦点を有する。また、第1実施形態に関連して説明されたレンズ片134と同様に、第2レンズ部130Aのレンズ片134Aは、点P2(平行光束CB2の収束位置)に合致する焦点を有する。この結果、第1レンズ部120及び第2レンズ部130Aは、縮小光学系を形成する。尚、本実施形態において、第1レンズ部120は、後側焦平面RFP上に平行光束CB1,CB2の収束位置を規定する。また、第2レンズ部130Aのレンズ片133A,134Aは、共通の後側焦平面RFPを規定する。
第2レンズ部130Aが凹レンズとして機能するので、第1レンズ部120と第2レンズ部130Aとの間の距離は、第1実施形態に関連して説明された第1レンズ部120と第2レンズ部130との間の距離よりも短くなる。したがって、第2実施形態の光合波装置100Aは、第1実施形態の光合波装置100よりも小型に形成されてもよい。
第1実施形態及び第2実施形態において、第1レンズ部120の光軸OA1に対して、第2レンズ部130,130Aの光軸OA2,OA3は、略平行である。代替的に、第1レンズ部120の光軸OA1に対して、第2レンズ部130,130Aの光軸OA2,OA3が傾斜するように、第1レンズ部120と第2レンズ部130,130Aの光学的設計が定められてもよい。
<第3実施形態>
図4は、第3実施形態に係る光合波装置100Bの概略図である。図4を用いて、光合波装置100Bが説明される。尚、第1実施形態に関連して説明された光合波装置100と同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100と同様の要素に対して、第1実施形態の説明が援用される。
光合波装置100Bは、第1実施形態に関連して説明された第1レンズ部120に加えて、光源部110B及び第2レンズ部130Bを備える。
光源部110Bは、第1実施形態に関連して説明された光源部110と同様に、光源ユニット111,112及びコリメートレンズ113,114を備える。光源部110Bは、光源ユニット115及び光源ユニット115からの光を受けるコリメートレンズ116を更に備える。光源ユニット115は、光源ユニット111,112と同様に、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプや半導体レーザといったレーザ光源であってもよい。コリメートレンズ116は、光源ユニット115からの光を受光し、平行光束CB3を作り出す。
第1レンズ部120は、光源ユニット111及びコリメートレンズ113によって作り出された平行光束CB1を点P1に収束させる。また、第1レンズ部120は、光源ユニット112及びコリメートレンズ114によって作り出された平行光束CB2を点P2に収束させる。更に、第1レンズ部120は、光源ユニット115及びコリメートレンズ116によって作り出された平行光束CB3を点P3に収束させる。点P1、点P2及び点P3は、第2レンズ部130Bによって規定される前側焦平面FFP上に整列する。また、点P1と点P2との間に規定された点P3は、第1レンズ部120の光軸OA1上に位置する。
第2レンズ部130Bは、光源ユニット111から出射された光を受けるレンズ片133Bと、光源ユニット112から出射された光を受けるレンズ片134Bと、光源ユニット115から出射された光を受けるレンズ片135Bと、を含む。レンズ片133Bの焦点は、点P1に一致する。レンズ片134Bの焦点は、点P2に一致する。レンズ片133B,134Bの間のレンズ片135Bの焦点は、点P3に一致する。
図4には、点P1に対応するレンズ片133Bの焦点を通過する光軸OA2と、点P2に対応するレンズ片134Bの焦点を通過する光軸OA3が示されている。レンズ片135Bの光軸は、第1レンズ部120の光軸OA1に一致する。同様に、光源ユニット115及びコリメートレンズ116の光軸も、第1レンズ部120の光軸OA1に一致する。したがって、光源ユニット115及びコリメートレンズ116によって作り出された平行光束CB3は、第1レンズ部120の光軸に沿って伝搬する。本実施形態において、光源ユニット115は、第1光源ユニットとして例示される。一方、第1実施形態に関連して説明された如く、光源ユニット111,112及びコリメートレンズ113,114によって作り出された平行光束CB1,CB2は、光軸OA1に対して傾斜した方向に伝搬する。したがって、光源ユニット111,112及びコリメートレンズ113,114は、第2光源ユニットとして例示される。
第1実施形態に関連して説明された如く、光源ユニット111,112及びコリメートレンズ113,114は、光軸OA1に対して軸対称に配設される。光源ユニット111からの光を受けるレンズ片133B及び光源ユニット112からの光を受けるレンズ片134Bも、光軸OA1に対して軸対称に配設される。したがって、レンズ片133B,134Bは同一形状をなす。
上述の如く、光合波装置100Bの光源ユニット115、コリメートレンズ116、第1レンズ部120及びレンズ片135Bは、光軸OA1上に整列している。したがって、光合波装置100Bの様々な光学素子の軸合わせが容易になる。
例えば、光合波装置100Bの様々な光学素子が搭載される基板に、光軸OA1に基づき、溝部が形成されてもよい。溝部に、光学素子が嵌め込まれ、光合波装置100Bが形成されてもよい。
代替的に、光合波装置100Bの様々な光学素子が、一定の直径を有するように形成されて、これら光学素子が封入される筒部材が用意されてもよい。光合波装置100Bの様々な光学素子が筒部材に嵌め込まれるならば、光軸OA1を基準に、光合波装置100Bの光学素子が容易に整列する。
上述の如く、光源ユニット111,112及びコリメートレンズ113,114は、光軸OA1に対して軸対称に配設される。この結果、レンズ片133B,134Bは同一形状をなす。したがって、第2レンズ部130Bに用いられるレンズ片133B,134B,135Bの形状の種類が少なくなる。かくして、第2レンズ部130Bの製造コストが低減される。
<第4実施形態>
図5は、第4実施形態に係る光合波装置100Cの概略図である。図5を用いて、光合波装置100Cが説明される。尚、第1実施形態に関連して説明された光合波装置100と同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100と同様の要素に対して、第1実施形態の説明が援用される。
第1実施形態に関連して説明された光合波装置100と同様に、光合波装置100Cは、光源部110を備える。光源部110から平行光束CB1,CB2が出射される。
光合波装置100Cは、光源部110から出射された平行光束CB1,CB2を受ける第1レンズ部120Cと、第1レンズ部120Cを通過した光を受ける第2レンズ部130Cと、を更に備える。第1レンズ部120Cは、平行光束CB1,CB2を分割し、複数の分割光束DBを生成するシリンドリカルレンズアレイである。本実施形態において、分割光束DBは、分割光として例示される。
第2レンズ部130Cは、分割光束DBをそれぞれ平行光束DCB1,DCB2(後述される)にするシリンドリカルレンズアレイである。第2レンズ部130Cとして用いられるシリンドリカルレンズアレイは、共通の前側焦平面FFPを規定する。第1レンズ部120Cとして用いられるシリンドリカルレンズアレイのシリンドリカルレンズは、平行光束CB1,CB2を前側焦平面FFP上にそれぞれ収束させる。
図6は、第1レンズ部120Cの概略的な斜視図である。図7は、第2レンズ部130Cの概略的な斜視図である。図5乃至図7を用いて、光合波装置100Cが更に説明される。
第1レンズ部120Cは、光源部110に対向する凸状のレンズ面121Cと、レンズ面121Cとは反対側の出射端面122と、を含む。図6には、2次元状に整列された4つのシリンドリカルレンズ123,124,125,126を有するシリンドリカルレンズアレイが第1レンズ部120Cとして示されている。シリンドリカルレンズ123,124,125,126それぞれは、平行光束CB1,CB2それぞれを前側焦平面FFP上に収束する。したがって、前側焦平面FFP上には、8つの収束位置が規定される。尚、平行光束の収束位置の数は、光源部に用いられる光源ユニットの数と第1レンズ部として用いられるシリンドリカルレンズアレイのシリンドリカルレンズの数との乗算値に相当する。
第2レンズ部130Cは、第1レンズ部120Cに対向する平坦な入射端面131と、入射端面131とは反対側の凸状のレンズ面132Cとを含む。第1レンズ部120Cを通過した光は、入射端面131に入射し、その後、レンズ面132Cから出射される。図7には、2次元状に整列された4つのシリンドリカルレンズ141,142,143,144を有するシリンドリカルレンズアレイが第2レンズ部130Cとして示されている。シリンドリカルレンズ141,142,143,144それぞれは、第1レンズ片145と第2レンズ片146とを含む。第1レンズ片145及び第2レンズ片146は交互に整列される。
第1レンズ片145それぞれは、前側焦平面FFP上の平行光束CB1の収束位置に焦点を有する。したがって、第1レンズ片145それぞれは、光源ユニット111から出射された光を受け、平行光束DCB1を作り出す。
第2レンズ片146それぞれは、前側焦平面FFP上の平行光束CB2の収束位置に焦点を有する。したがって、第2レンズ片146それぞれは、光源ユニット112から出射された光を受け、平行光束DCB2を作り出す。
第1実施形態と同様に、第1レンズ部120C及び第2レンズ部130Cは、縮小光学系を形成する。
上述の如く、第1レンズ部120Cは、平行光束CB1,CB2をそれぞれ分割し、分割光束DBを作り出す。分割光束DBは、前側焦平面FFP上で収束する。分割された平行光束CB1,CB2(即ち、分割光束DB)の収束位置は、前側焦平面FFP上で交互に整列する。平行光束CB1,CB2から作り出された分割光束DBは、前側焦平面FFPの後、拡がりながら、第2レンズ部130Cの入射端面131に入射する。平行光束CB1に基づき作り出された分割光束DBは、第1レンズ片145に入射する。平行光束CB2に基づき作り出された分割光束DBは、第2レンズ片146に入射する。上述の如く、第1レンズ片145及び第2レンズ片146は交互に整列する。したがって、第1レンズ片145を介して出射された平行光束DCB1及び第2レンズ片146を介して出射された平行光束DCB2は交互に整列する。この結果、光源ユニット111及びコリメートレンズ113によって出射される平行光束CB1と光源ユニット112及びコリメートレンズ114によって出射される平行光束CB2との間に強度差が存在しても、第2レンズ部130Cから出射される光は、交互に整列した光束成分(平行光束DCB1,DCB2)からなるので、顕著な強度分布の変動は生じなくなる。
<第5実施形態>
図8は、第5実施形態に係る光合波装置100Dの概略図である。図8を用いて、光合波装置100Dが説明される。尚、第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100Cと同様の要素に対して、第4実施形態の説明が援用される。
第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと同様に、光合波装置100Dは、光源部110を備える。光源部110から平行光束CB1,CB2が出射される。
光合波装置100Dは、基板150を備える。基板150には、第4実施形態に関連して説明された第1レンズ部120C(シリンドリカルレンズアレイ)及び第2レンズ部130C(シリンドリカルレンズアレイ)が一体的に形成される。
図9は、基板150の概略的な斜視図である。図8及び図9を用いて、光合波装置100Dが更に説明される。
基板150は、光源部110に対向する第1面151と、第1面151とは反対側の第2面152と、を含む。第1面151は、第4実施形態に関連して説明された第1レンズ部120Cのレンズ面121Cに相当する。第2面152は、第4実施形態に関連して説明された第2レンズ部130Cのレンズ面132Cに相当する。
本実施形態において、第1レンズ部120C及び第2レンズ部130Cは、基板150に一体化されている。したがって、光合波装置100Dは、第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと比べて、少ない部品数で、交互に整列された平行光束DCB1,DCB2を出射することができる。また、第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと異なり、第1レンズ部120Cと第2レンズ部130Cとの間に位置合わせを要することなく、光合波装置100Dは組み立てられる。
図5を用いて、第4実施形態及び第5実施形態に関連して説明された光合波装置100C,100Dの変更形態が説明される。
第4実施形態及び第5実施形態において、第1レンズ部120Cが規定する分割光束DBの収束位置それぞれに第2レンズ部130Cの焦点位置が完全に一致する。代替的に、第2レンズ部の焦点位置は、第1レンズ部が規定する収束位置に対して光軸方向に僅かにずらされてもよい。この結果、第2レンズ部から出射される光は、平行光束DCB1,DCB2ではなく、弱発散光又は弱収束光となる。この場合、第2レンズ部の第1レンズ片及び第2レンズ片から出射される光束は僅かに重なり合う。したがって、平行光束CB1,CB2の間の強度差に起因する第2レンズ部からの出射光の強度斑が更に緩和される。
<第6実施形態>
図10は、第6実施形態に係る光合波装置100Eの概略図である。図10を用いて、光合波装置100Eが説明される。尚、第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100Cと同様の要素に対して、第4実施形態の説明が援用される。
第4実施形態に関連して説明された光合波装置100Cと同様に、光合波装置100Eは、光源部110を備える。光源部110から平行光束CB1,CB2が出射される。
光合波装置100Eは、光源部110から出射された平行光束CB1,CB2を受ける第1レンズ部120Eと、第1レンズ部120Eを通過した光を受ける第2レンズ部130Eと、を更に備える。第1レンズ部120Eは、平行光束CB1,CB2を分割し、複数の分割光束DBを生成するマイクロレンズアレイである。本実施形態において、分割光束DBは、分割光として例示される。
第2レンズ部130Eは、分割光束DBをそれぞれ平行光束DCB1,DCB2(後述される)にするマイクロレンズアレイである。第2レンズ部130Eとして用いられるマイクロレンズアレイは、共通の前側焦平面FFPを規定する。第1レンズ部120Eとして用いられるマイクロレンズアレイのマイクロレンズは、平行光束CB1,CB2を前側焦平面FFP上にそれぞれ収束させる。
図11は、第1レンズ部120Eの概略的な斜視図である。図12は、第2レンズ部130Eの概略的な斜視図である。図10乃至図12を用いて、光合波装置100Eが更に説明される。
第1レンズ部120Eは、光源部110に対向する凸状のレンズ面121Eと、レンズ面121Eとは反対側の出射端面122と、を含む。図11には、2次元状(マトリックス状)に整列されたマイクロレンズ260を有するマイクロレンズアレイが第1レンズ部120Eとして示されている。マイクロレンズ260それぞれは、平行光束CB1,CB2それぞれを前側焦平面FFP上に収束する。
第2レンズ部130Eは、第1レンズ部120Eに対向する平坦な入射端面131と、入射端面131とは反対側の凸状のレンズ面132Eとを含む。第1レンズ部120Eを通過した光は、入射端面131に入射し、その後、レンズ面132Eから出射される。図12には、2次元状に整列されたマイクロレンズ270を有するマイクロレンズアレイが第2レンズ部130Eとして示されている。マイクロレンズ270それぞれは、第1レンズ片245と第2レンズ片246とを含む。第1レンズ片245及び第2レンズ片246は交互に整列される(図12において、上下方向)。
第1レンズ片245それぞれは、前側焦平面FFP上の平行光束CB1の収束位置に焦点を有する。したがって、第1レンズ片245それぞれは、光源ユニット111から出射された光を受け、平行光束DCB1を作り出す。
第2レンズ片246それぞれは、前側焦平面FFP上の平行光束CB2の収束位置に焦点を有する。したがって、第2レンズ片246それぞれは、光源ユニット112から出射された光を受け、平行光束DCB2を作り出す。
第1実施形態と同様に、第1レンズ部120E及び第2レンズ部130Eは、縮小光学系を形成する。
上述の如く、第1レンズ部120Eは、平行光束CB1,CB2をそれぞれ分割し、分割光束DBを作り出す。分割光束DBは、前側焦平面FFP上で収束する。分割された平行光束CB1,CB2(即ち、分割光束DB)の収束位置は、前側焦平面FFP上で2次元状(マトリックス状)に整列する。平行光束CB1,CB2から作り出された分割光束DBは、前側焦平面FFPの後、拡がりながら、第2レンズ部130Eの入射端面131に入射する。平行光束CB1に基づき作り出された分割光束DBは、第1レンズ片245に入射する。平行光束CB2に基づき作り出された分割光束DBは、第2レンズ片246に入射する。上述の如く、第1レンズ片245及び第2レンズ片246は2次元状(マトリックス状)に整列する。したがって、第1レンズ片245を介して出射された平行光束DCB1及び第2レンズ片246を介して出射された平行光束DCB2は2次元状(マトリックス状)に整列する。この結果、光源ユニット111及びコリメートレンズ113によって出射される平行光束CB1と光源ユニット112及びコリメートレンズ114によって出射される平行光束CB2との間に強度差が存在しても、第2レンズ部130Eから出射される光は、2次元状(マトリックス状)に整列した光束成分(平行光束DCB1,DCB2)からなるので、顕著な強度分布の変動は生じなくなる。
本実施形態において、第1レンズ部120E及び第2レンズ部130Eは、別体に形成されている。代替的に、第5実施形態に関連して説明された原理にしたがって、第1レンズ部120E及び第2レンズ部130Eは、基板上に一体的に形成されてもよい。光源部に対向する基板の第1面に第1レンズ部120Eが形成され、第1面とは反対側の第2面に第2レンズ部130Eが形成されるならば、比較的、少ない部品数で、2次元状(マトリックス状)に整列された平行光束DCB1,DCB2を出射することができる。また、第1レンズ部120Eと第2レンズ部130Eとの間に位置合わせを要することなく、光合波装置は組み立てられる。
<第7実施形態>
図13は、第7実施形態に係る光合波装置100Fの概略図である。図13を用いて、光合波装置100Fが説明される。尚、第3実施形態及び第4実施形態に関連して説明された光合波装置100B,100Cと同様の要素に対して、同様の符号が割り当てられている。光合波装置100B,100Cと同様の要素に対して、第3実施形態及び第4実施形態の説明が援用される。
光合波装置100Fは、第4実施形態に関連して説明された第1レンズ部120Cに加えて、第1レンズ部120Cに光を照射する光源部110Fを備える。光源部110Fは、第3実施形態に関連して説明された光源ユニット115及びコリメートレンズ116を備える。また、光源部110Fは、第4実施形態に関連して説明された光源ユニット111及びコリメートレンズ113を更に備える。
光源ユニット115及びコリメートレンズ116は、第1レンズ部120Cのレンズ面121Cに正対する。図13には、光源ユニット115、コリメートレンズ116及び第1レンズ部120Cを結ぶ光軸BOA1が示されている。コリメートレンズ116を介して出射された平行光束CB3は、光軸BOA1に沿って伝搬する。
図13には、光源ユニット111、コリメートレンズ113及び第1レンズ部120Cの間で規定される光軸BOA2が示されている。光源ユニット111、コリメートレンズ113及び第1レンズ部120Cを結ぶ光軸BOA2は、光軸BOA1に対して傾斜している。コリメートレンズ113を介して出射された平行光束CB1は、光軸BOA2に沿って伝搬する。
光合波装置100Fは、第1レンズ部120Cを通過した光を受ける第2レンズ部130Fを更に備える。第2レンズ部130Fは、第4実施形態に関連して説明された第2レンズ部130Cと同様のシリンドリカルレンズアレイである。第2レンズ部130Fの形状やシリンドリカルレンズの配列は、第2レンズ部130Cと同様である。第4実施形態に関連して説明された第2レンズ部130Cの中心点は、第1レンズ部120Cの中心点と正対するのに対して、第2レンズ部130Fの中心点は、第1レンズ部120Cの中心点に対して、ずらされている。
図14は、光合波装置100F中の光学的経路の概略図である。図13及び図14を用いて、光合波装置100Fが更に説明される。
図14において、実線で示される光学的経路は、光源ユニット115からの光が辿る光路である。図14において、点線で示される光学的経路は、光源ユニット111からの光が辿る光路である。
図14には、第1レンズ部120Cとして、シリンドリカルレンズアレイの一部(上側シリンドリカルレンズ220U及び下側シリンドリカルレンズ220L)が示されている。尚、以下の説明で用いられる、「上」及び「下」との用語は、説明の明瞭化のために用いられ、本実施形態の原理を何ら限定するものではない。
平行光束CB3は、上側シリンドリカルレンズ220Uから出射される分割光束DBU3と、下側シリンドリカルレンズ220Lから出射される分割光束DBL3と、に分割される。平行光束CB1は、上側シリンドリカルレンズ220Uから出射される分割光束DBU1と、下側シリンドリカルレンズ220Lから出射される分割光束DBL1と、に分割される。
図14には、第2レンズ部130Fとして、シリンドリカルレンズアレイの一部(上側シリンドリカルレンズ230U及び下側シリンドリカルレンズ230L)が示されている。上側シリンドリカルレンズ230Uは、第1レンズ片145Uと、第1レンズ片145Uより上方に形成された第2レンズ片146Uと、を含む。下側シリンドリカルレンズ230Lは、第1レンズ片145Lと、第1レンズ片145Lより上方に形成された第2レンズ片146Lと、を含む。
第1レンズ部120Cの一部として用いられる上側シリンドリカルレンズ220Uと第2レンズ部130Fの一部として用いられる上側シリンドリカルレンズ230Uの第2レンズ片146Uとの間で規定される光軸BOA2は、上述の光軸BOA1に対して平行となるように第2レンズ部130Fの中心位置は下方にずらされる。この結果、第1レンズ部120Cの一部として用いられる下側シリンドリカルレンズ220Lと第2レンズ部130Fの一部として用いられる下側シリンドリカルレンズ230Lの第2レンズ片146Lとの間で規定される光軸BOA3も、上述の光軸BOA1に対して平行となる
第1レンズ部120Cの上側シリンドリカルレンズ220Uから出射された分割光束DBU3は、上述の光軸BOA2に沿って伝搬する。第1レンズ部120Cの下側シリンドリカルレンズ220Lから出射された分割光束DBL3は、上述の光軸BOA3に沿って伝搬する。
第2レンズ部130Fの第2レンズ片146U,146Lは、分割光束DBU3,DBL3に対して共通の前側焦平面FFPを規定する。第1レンズ部120Cの上側シリンドリカルレンズ220Uから出射された分割光束DBU3の収束位置は、前側焦平面FFP上の第2レンズ片146Uの前側焦点に一致する。同様に、第1レンズ部120Cの下側シリンドリカルレンズ220Lから出射された分割光束DBL3の収束位置は、前側焦平面FFP上の第2レンズ片146Lの前側焦点に一致する。
平行光束CB3より上方から出射された平行光束CB1は、第1レンズ部120Cに対して斜めに入射する。第1レンズ部120Cは、平行光束CB1を分割光束DBU1,DBL1に分割する。分割光束DBU1,DBL1は、前側焦平面FFP上で収束する。第2レンズ部130Fの第1レンズ片145U,145Lは、分割光束DBU1,DBL1に対する焦点を上述の前側焦平面FFP上に規定する。第1レンズ片145U,145Lによって分割光束DBU1,DBL1に対して規定された焦点は、分割光束DBU1,DBL1の収束位置に一致する。
上述の光学的設計の下、分割光束DBU3,DBL3は、第2レンズ部130Fの第2レンズ片146U,146Lにそれぞれ入射する。第2レンズ部130Fの第2レンズ片146U,146Lは、分割光束DBU3,DBL3に基づき、平行光束DCB3を作り出す。分割光束DBU1,DBL1は、第2レンズ部130Fの第1レンズ片145U,145Lにそれぞれ入射する。第2レンズ部130Fの第1レンズ片145U,145Lは、分割光束DBU1,DBL1に基づき、平行光束DCB1を作り出す。この結果、第2レンズ部130Fから、平行光束DCB1,DCB3が交互に整列した光が出射される。
<第8実施形態>
図15は、第8実施形態に係るプロジェクタ500の概略図である。図15を用いて、プロジェクタ500が説明される。
(プロジェクタの構造)
プロジェクタ500は、青色レーザ光線LBBを出射する青色レーザ光源510Bと、緑色レーザ光線LBGを出射する緑色レーザ光源510Gと、赤色レーザ光線LBRを出射する赤色レーザ光源510Rと、を備える。赤色レーザ光源510Rには、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光合波装置の原理が適用される。
赤色レーザ光源510Rは、複数の赤色半導体レーザ光源511を含む光源部512を備える。光源部512は、赤色半導体レーザ光源511に対応して設けられた複数のコリメートレンズ513を含む。光源部512は、コリメートレンズ513を用いて、複数の平行光束CBを出射する。赤色半導体レーザ光源511は、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光源ユニットに相当する。
赤色レーザ光源510Rは、光源部512から出射された複数の平行光束CBを受ける第1レンズ部514と、第1レンズ部514を通過した光を受ける第2レンズ部515と、を含む。第1レンズ部514及び第2レンズ部515は、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された原理に従って、複数の平行光束CBを合成し、赤色レーザ光線LBRを生成する。
プロジェクタ500は、ダイクロイックミラー520を更に備える。青色レーザ光源510B及び緑色レーザ光源510Gは、青色レーザ光線LBB及び緑色レーザ光線LBGをダイクロイックミラー520に向けて出射する。ダイクロイックミラー520は、青色レーザ光線LBBの透過を許容する一方で、緑色レーザ光線LBGを反射する。この結果、ダイクロイックミラー520から青色レーザ光線LBB及び緑色レーザ光線LBGが合波されたレーザ光線LGBが出射される。
プロジェクタ500は、ダイクロイックミラー525を更に備える。レーザ光線LGBは、ダイクロイックミラー520からダイクロイックミラー525に向かう。赤色レーザ光源510Rは、ダイクロイックミラー525に向けて赤色レーザ光線LBRを出射する。ダイクロイックミラー525は、レーザ光線LGBを反射する一方で、赤色レーザ光線LBRの透過を許容する。したがって、レーザ光線LGB及び赤色レーザ光線LBRは、ダイクロイックミラー525によって合波され、レーザ光線LBとして、出射される。
プロジェクタ500は、拡散板530を更に備える。上述のレーザ光線LBは、拡散板530に入射する。拡散板530は、レーザ光線LBを拡散する。
プロジェクタ500は、フィールドレンズ535を更に備える。フィールドレンズ535は、拡散板530によって拡散されたレーザ光線LBを集光する。
プロジェクタ500は、フィールドレンズ535からのレーザ光線LBを受ける偏光ビームスプリッタ540と、空間変調素子545と、を更に備える。空間変調素子545として、LCoSと称される反射型液晶パネルが例示される。
プロジェクタ500は、投射レンズ550を更に備える。偏光ビームスプリッタ540は、投射レンズ550と空間変調素子545との間に配設される。空間変調素子545によって変調されたレーザ光線LBは、偏光ビームスプリッタ540及び投射レンズ550を通じて、投射光PLとしてプロジェクタ500から出射される。
(プロジェクタの動作)
図15を用いて、プロジェクタ500の動作が説明される。
青色レーザ光源510Bは、ダイクロイックミラー520に向けて青色レーザ光線LBBを出射する。緑色レーザ光源510Gも、ダイクロイックミラー520に向けて緑色レーザ光線LBGを出射する。ダイクロイックミラー520は、青色レーザ光線LBBを透過させる一方で、緑色レーザ光線LBGをダイクロイックミラー525に向けて反射する。この結果、青色レーザ光線LBB及び緑色レーザ光線LBGが合成されたレーザ光線LGBがダイクロイックミラー525に向けて伝搬する。
赤色半導体レーザ光源511から出射された光は、コリメートレンズ513によって平行光束CBにされる。平行光束CBは、その後、第1レンズ部514に入射する。第1レンズ部514及び第2レンズ部515は、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された原理に従って合成され、平行光束の赤色レーザ光線LBRが生成される。
赤色レーザ光源510Rは、赤色レーザ光線LBRをダイクロイックミラー525に向けて出射する。ダイクロイックミラー525は、赤色レーザ光線LBRを透過する一方で、ダイクロイックミラー520によって生成されたレーザ光線LGBを拡散板530に向けて反射する。この結果、青色レーザ光線LBB、緑色レーザ光線LBG及び赤色レーザ光線LBRの成分を含むレーザ光線LBが生成される。
ダイクロイックミラー525による合成の結果、生成されたレーザ光線LBは、拡散板530に向かう。拡散板530は、レーザ光線LBを拡散する。その後、レーザ光線LBは、フィールドレンズ535及び偏光ビームスプリッタ540によって空間変調素子545に集光される。
プロジェクタ500は、空間変調素子545を制御する信号処理装置555を更に備える。映像を表示するためのビデオ信号は、信号処理装置555に入力される。信号処理装置555は、ビデオ信号を処理し、空間変調素子545を制御するための制御信号を生成する。
空間変調素子545は、信号処理装置555からの制御信号に基づき動作し、2次元像を形成する。即ち、空間変調素子545は、信号処理装置555からの制御信号に従って、赤、緑及び青の光を変調並びに反射する。本実施形態において、空間変調素子545によって反射された光は、映像光として例示される。
空間変調素子545によって反射された光は、偏光ビームスプリッタ540を透過し、最終的に、投射レンズ550を通じて、投射光PLとしてプロジェクタ500から出射される。この結果、投射レンズ550に対向して配置されたスクリーンSCに投射光PLが結像される。本実施形態において、投射レンズ550は、映像光を結像する光学系として例示される。
上述の如く、赤色レーザ光源510Rには、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光合波装置の原理が適用される。したがって、赤色レーザ光源510Rが出射した赤色レーザ光線LBR並びに赤色レーザ光線LBRの成分を含むレーザ光線LBを処理するための光学系(ダイクロイックミラー525,拡散板530、フィールドレンズ535、偏光ビームスプリッタ540、空間変調素子545及び投射レンズ550)は小型であってもよい。プロジェクタ500は、小型の光学系を用いて、赤色レーザ光線LBRを他のレーザ光線(青色レーザ光線LBB及び緑色レーザ光線LBG)と合成し、その後、合成されたレーザ光線LBを投射光PLに変換することができる。したがって、プロジェクタ500は、小型に形成され、且つ、高輝度の投射光PLを出射することができる。
一般的に、プロジェクタの用途に用いられる赤色半導体レーザ光源は、630nmから645nmの波長範囲の赤色レーザ光線を出射する。このような赤色半導体レーザ光源は、一般的に、温度特性が悪い。典型的には、赤色半導体レーザ光源の出力は、高温環境下で低下する。
本実施形態において、プロジェクタ500は、複数の赤色半導体レーザ光源511を用いて、赤色レーザ光線LBRを出射する。したがって、プロジェクタ500は、高温環境下においても、高い輝度を維持することができる。
本実施形態において、赤色レーザ光源510Rに第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光合波装置の原理が適用されている。追加的に、更に高い輝度の投射光を出射するために、青色レーザ光源及び/又は緑色レーザ光源に対して、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光合波装置の原理が適用されてもよい。青色レーザ光源及び緑色レーザ光源が複数の光源ユニットを備えるならば、青色レーザ光線及び緑色レーザ光線の輝度も高くすることができる。
本実施形態において、複数の光源ユニットは、同時に発光している。代替的に、複数の光源ユニットのうち一部は、光合波装置及びプロジェクタの使用期間の初期において、発光しなくともよい。他の光源ユニットの劣化が現れる期間において、未発光の光源ユニットが発光するならば、光合波装置及びプロジェクタの寿命が長くなる。
本実施形態において、光合波装置が組み込まれた装置として、プロジェクタ500が例示されている。代替的に、第1実施形態乃至第7実施形態に関連して説明された光合波装置の原理は、他の照明用途に好適に適用される。
本実施形態において、プロジェクタ500は、空間変調素子545として、反射型液晶パネルを備える。代替的に、反射型液晶パネルに代えて、透過型液晶パネルやDMD(R)が用いられてもよい。
本実施形態において、赤色レーザ光源510Rは、第2レンズ部515から平行光束の赤色レーザ光線LBRを出射する。代替的に、第2レンズ部515から収束光の赤色レーザ光線LBRが出射されてもよい。この結果、赤色レーザ光線並びに赤色レーザ光線の成分を含むレーザ光を処理するための光学系(ダイクロイックミラー,拡散板、フィールドレンズ、偏光ビームスプリッタ、空間変調素子及び投射レンズ)は更に小型化されてもよい。
上述の様々な実施形態は、単に例示的なものである。したがって、上述の実施形態の原理は、上記の詳細な説明や図面に記載の事項に限定されない。上述の実施形態の原理の範囲内で、当業者が様々な変形、組み合わせや省略を行うことができることは容易に理解される。
上述された実施形態は、以下の特徴を主に備える。
上述の実施形態の一の局面に係る光合波装置は、複数の光源ユニットを用いて、平行光を出射する光源部と、互いに異なる入射角で入射した前記平行光を収束し、複数の収束位置を規定する第1レンズ部と、前記複数の収束位置それぞれに焦点を有する第2レンズ部と、を備え、前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部は、縮小光学系を形成し、前記複数の収束位置のうち1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸は、前記複数の収束位置のうち他のもう1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸に沿うことを特徴とする。
上記構成によれば、光源部の複数の光源ユニットは、平行光を出射する平行光は、互いに異なる入射角で第1レンズ部に入射する。第1レンズ部は、平行光を収束し、複数の収束位置を規定する。第1レンズ部とともに縮小光学系を形成する第2レンズ部は、複数の収束位置それぞれに焦点を有する。複数の収束位置のうち1つに対応する焦点を通過する第2レンズ部の光軸は、複数の収束位置のうち他のもう1つに対応する焦点を通過する第2レンズ部の光軸に沿う。したがって、複数の光源を用いて、平行な合成光束が得られる。第1レンズ部及び第2レンズ部によって形成された縮小光学系は、合成光束の径を低減する。したがって、第2レンズ部以降において大型の光学系を要求することなく、明るい照明を行うことができる光学系が構築される。光源ユニットの数が増大されるならば、出射される光の輝度が増大される。光源ユニットの数の増大は、第1レンズ部への入射角の調整によって達成される。光源ユニットの数が容易に変更されるので、光合波装置は高い利用性を有することとなる。
上記構成において、前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に沿って伝搬する前記平行光を出射する第1光源ユニットを含むことが好ましい。
上記構成によれば、複数の光源ユニットは、第1レンズ部の光軸に沿って伝搬する平行光を出射する第1光源ユニットを含むので、光合波装置の光学系の光軸合わせが容易になる。
上記構成において、前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に対して軸対称に配置された光源ユニットを含むことが好ましい。
上記構成によれば、複数の光源ユニットは、第1レンズ部の光軸に対して軸対称に配置された光源ユニットを含むので、光合波装置は対称的な構造を有する。したがって、光合波装置の製造が容易となる。
上記構成において、前記第1レンズ部は、前記平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1シリンドリカルレンズアレイを含み、前記第2レンズ部は、前記分割光を平行光にする第2シリンドリカルレンズアレイを含むことが好ましい。
上記構成によれば、第1レンズ部は、平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1シリンドリカルレンズアレイを含み、第2レンズ部は、分割光を平行光にする第2シリンドリカルレンズアレイを含むので、合成された光の強度分布のばらつきが緩和される。
上記構成において、前記第1レンズ部は、前記平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1マイクロレンズアレイを含み、前記第2レンズ部は、前記分割光を平行光にする第2マイクロレンズアレイを含むことが好ましい。
上記構成によれば、第1レンズ部は、平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1マイクロレンズアレイを含み、第2レンズ部は、分割光を平行光にする第2マイクロレンズアレイを含むので、合成された光の強度分布のばらつきが緩和される。
上記構成において、前記縮小光学系の縮小倍率は、前記光源部が含む前記光源ユニットの数の逆数以下であることが好ましい。
上記構成によれば、縮小光学系の縮小倍率は、光源部が含む光源ユニットの数の逆数以下であるので、第2レンズ部の配置が容易になる。
上記構成において、前記第2レンズ部材は、凹レンズであることが好ましい。
上記構成によれば、第2レンズ部材は、凹レンズであるので、光合波装置の光学系が小型化される。
上記構成において、前記第1レンズ部が形成された基板に前記第2レンズ部が形成され、前記基板は、前記第1レンズ部が形成される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を含み、前記第2レンズ部は、前記第2面に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1レンズ部が形成された基板に第2レンズ部が形成される。基板は、第1レンズ部が形成される第1面と、第1面とは反対側の第2面と、を含む。第2レンズ部は、第2面に形成される。第1レンズ部及び第2レンズ部が一体化されるので、光合波装置の部品数が低減される。
上記構成において、前記第1レンズ部の光軸に対して、前記第2レンズ部の光軸がfsinθだけずらされていることが好ましい。
上記構成によれば、第1レンズ部の光軸に対して、第2レンズ部の光軸がfsinθだけずらされているので、複数の光源ユニットからの光が適切に合波される。
上記構成において、前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に対して傾斜した方向に伝搬する前記平行光を出射する第2光源ユニットを含むことが好ましい。
上記構成によれば、複数の光源ユニットは、第1レンズ部の光軸に対して傾斜した方向に伝搬する平行光を出射する第2光源ユニットを含むので、光源数の調整が容易になる。
上述の実施形態の一の局面に係るプロジェクタは、映像を表示するためのビデオ信号を処理し、制御信号を生成する信号処理装置と、上述の光合波装置と、該光合波装置からの光を前記制御信号に基づいて変調し、映像光を生成する空間光変調素子と、前記映像光を結像する光学系と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタの信号処理装置は、映像を表示するためのビデオ信号を処理し、制御信号を生成する。プロジェクタの空間光変調素子は、上述の光合波装置からの光を制御信号に基づいて変調し、映像光を生成する。プロジェクタの光学系は、映像光を結像する。プロジェクタは、上述の光合波装置を備えるので、プロジェクタの光学系は、小型化されてもよい。
上述の実施形態の原理は、小型の光学系の利用を可能にする。また、上述の実施形態の原理は、必要とされる輝度に応じた光源数の調整を可能にする。したがって、上述の実施形態の原理は、照明装置や光の合波を必要とする他の装置に好適に適用される。特に、上述の実施形態の原理は、プロジェクタといった映像投影装置にも好適に適用される。

Claims (11)

  1. 複数の光源ユニットを用いて、平行光を出射する光源部と、
    互いに異なる入射角で入射した前記平行光を収束し、複数の収束位置を規定する第1レンズ部と、
    前記複数の収束位置それぞれに焦点を有する第2レンズ部と、を備え、
    前記第1レンズ部及び前記第2レンズ部は、縮小光学系を形成し、
    前記複数の収束位置のうち1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸は、前記複数の収束位置のうち他のもう1つに対応する前記焦点を通過する前記第2レンズ部の光軸に沿うことを特徴とする光合波装置。
  2. 前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に沿って伝搬する前記平行光を出射する第1光源ユニットを含むことを特徴とする請求項1記載の光合波装置。
  3. 前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に対して軸対称に配置された光源ユニットを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の光合波装置。
  4. 前記第1レンズ部は、前記平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1シリンドリカルレンズアレイを含み、
    前記第2レンズ部は、前記分割光を平行光にする第2シリンドリカルレンズアレイを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光合波装置。
  5. 前記第1レンズ部は、前記平行光を分割して収束し、分割光を生成する第1マイクロレンズアレイを含み、
    前記第2レンズ部は、前記分割光を平行光にする第2マイクロレンズアレイを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光合波装置。
  6. 前記縮小光学系の縮小倍率は、前記光源部が含む前記光源ユニットの数の逆数以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光合波装置。
  7. 前記第2レンズ部は、凹レンズであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光合波装置。
  8. 前記第1レンズ部が形成された基板に前記第2レンズ部が形成され、
    前記基板は、前記第1レンズ部が形成される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を含み、
    前記第2レンズ部は、前記第2面に形成されることを特徴とする請求項1乃至5記載の光合波装置。
  9. 前記第1レンズ部の光軸に対して、前記第2レンズ部の光軸がfsinθだけずらされていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光合波装置。
  10. 前記複数の光源ユニットは、前記第1レンズ部の光軸に対して傾斜した方向に伝搬する前記平行光を出射する第2光源ユニットを含むことを特徴とする請求項2に記載の光合波装置。
  11. 映像を表示するためのビデオ信号を処理し、制御信号を生成する信号処理装置と、
    請求項1に記載の光合波装置と、
    該光合波装置からの光を前記制御信号に基づいて変調し、映像光を生成する空間光変調素子と、
    前記映像光を結像する光学系と、を備えることを特徴とするプロジェクタ。
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