JP2018109747A - 光源装置および画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光特性変換素子の変換効率の低下や素子自体の劣化を抑える。【解決手段】光源装置100は、それぞれ発光領域を有する複数の光源110と、該複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子140とを有する。また、複数の光源のそれぞれに対して設けられ、該光源からの入射光を複数の光特性変換素子上の照射領域に照射する第1の光学系130を有する。照射領域の形状は、発光領域の形状に対して非相似形状である。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投射装置(以下、プロジェクタという)等に用いられる光源装置に関する。
レーザーダイオード(LD)を光源とし、該LDからの光を蛍光体等の光特性変換素子に照射して、該変換素子からの出射光を照明光として液晶表示素子やデジタルマイクロミラーデバイス等の光変調素子に導くことで画像を投射するプロジェクタがある。特許文献1には、LDからの光により蛍光体を励起することで発生する蛍光を照明光として用いるプロジェクタが開示されている。
特開2014−209184号公報
上記のようなプロジェクタにおいて、LDの数や出力を増加させることで投射画像の明るさを増加させることができる。しかしながら、光特性変換素子には、入射光の光密度が高くなると、変換効率が低下したり素子自体が劣化したりするおそれがある。例えば、蛍光体は、入射光の光密度の増加によって輝度飽和と呼ばれる現象が生じて蛍光変換効率が低下する。さらに、蛍光体の温度上昇により蛍光体が劣化する。
本発明は、光特性変換素子の変換効率の低下や素子自体の劣化を抑えて、明るい光を生成可能な光源装置およびこれを用いたプロジェクタを提供する。また、本発明は、光の利用効率が高い光源装置およびこれを用いたプロジェクタを提供する。
本発明の一側面としての第1の光源装置は、それぞれ発光領域を有する複数の光源と、該複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する。複数の光源のそれぞれに対して設けられ、上記入射光を複数の光特性変換素子上の照射領域に照射する第1の光学系を有する。そして、照射領域の形状は、発光領域の形状に対して非相似形状であることを特徴とする。
本発明の他の一側面としての第2の光源装置は、複数の光源と、該複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する。複数の光特性変換素子における複数の光源からの入射光の照射領域のそれぞれに対して設けられ、出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有する。そして、複数の光特性変換素子と複数の第2の光学系とがそれらの間に空間を介在させることなく配置されていることを特徴とする。
本発明のさらに他の一側面としての第3の光源装置は、複数の光源と、該複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する。複数の光特性変換素子における複数の光源からの入射光の照射領域のそれぞれに対して設けられ、出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有する。そして、複数の第2の光学系がそれらの間に空間を介在させることなく隣接して配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の光源装置において光特性変換素子の変換効率の低下や素子自体の劣化を抑えて安定的に明るい光を生成することができる。また、第2の光源装置において光特性変換素子からの出射光の利用効率を高めて、明るい光を生成することができる。さらに、第3の光源装置において出射光の利用効率を高めることができる。そして、これらの光源装置を画像投射装置に用いることで、明るく良好な画像を投射することができる。
本発明の実施例1である光源装置の構成を示す図。 レーザーダイオードを示す図。 光源装置の集光光学系として回転対称凸レンズを用いた構成を示す図。 光源の発光領域と回転対称凸レンズにより形成される光源像(光スポット)を示す図。 実施例1の光源装置における集光光学系の具体例を示す図。 光源の発光領域と図5の集光光学系により形成される光源像(光スポット)を示す図。 実施例1の変形例を示す図。 実施例1の他の変形例を示す図。 実施例1のさらに別の変形例を示す図。 本発明の実施例2である光源装置の構成を示す図。 本発明の実施例3である光源装置の構成を示す図。 本発明の実施例4であるプロジェクタの構成を示す図。 本発明の実施例5であるプロジェクタの構成を示す図。 本発明の実施例6であるプロジェクタの構成を示す図。 実施例6における光源像と光変調素子との関係を示す図。 本発明の実施例7である光源装置の構成を示す図。 本発明の実施例8である光源装置の構成を示す図。 実施例8における光源像と光変調素子との関係を示す図。 本発明の実施例9である光源装置の構成を示す図。 ホログラム素子1300の構成を示す図。 微細構造面1302の概略を示す図。 実施例9における強度分布を示す図。 実施例9の変形例1の構成を示す図。 実施例9の変形例2の構成を示す図。 実施例9の変形例3の構成を示す図。 実施例9の変形例4の構成を示す図。 実施例9の変形例5の構成を示す図。 本発明の実施例10である光源装置の構成を示す図。 ガラス部材130の構成及び機能を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1(a),(b)は、本発明の実施例1である光源装置100の構成を示す。図において、左から右に向かう方向をZ方向とし、該Z方向に直交し、かつ互いに直交する2方向をX方向(第1の方向)およびY方向(第2の方向)とする。図1(a)は光源装置100のXZ断面を、図1(b)は光源装置100のYZ断面を示す。
光源装置100は、複数の光源110と、複数のコリメータレンズ120と、複数の集光光学系(第1の光学系)130と、複数の光特性変換素子140と、複数の取込み光学系(第2の光学系)150とを有する。XZ断面とYZ断面は、コリメータレンズ120、集光光学系130および取込み光学系150の光軸に対して平行であって互いに直交する2つの断面である。
光源110は固体光源であり、本実施例ではレーザーダイオード(LD)である。図2(a)〜(c)には、光源110として用いられる一般的なLDの構成を示している。図2(a)は、図1(a)と同じくXZ断面でのLDの内部構造を示している。LDは、そのパッケージの内部にダブルヘテロ構造を有する光学半導体を備えている。光学半導体は、クラッド層111が活性層112を挟む構造を有し、電界が加えられることにより原子が活性化されて誘導放射を行う。そして、活性層内で共振状態になったレーザー光は、ハーフミラーとなっている側のへき開面113から放射される。このへき開面113の形状がLDの発光領域の形状となる。
図2(b)はLDのYZ断面の内部構造を示している。図2(c)はLDをZ方向から見たときのXY断面を示す。図2(c)から分かるように、LDの発光領域は、Y方向に細長く伸びた形状を有する。
光源(LD)110から出射する光束(レーザー光)は発散光束であり、該光源110の直後に配置されたコリメータレンズ120によってコリメート(平行光束化)される。コリメータレンズ120は、1つの光源110に対して1つ設けられている。つまり、光源110の数とコリメータレンズ120の数は互いに等しい。
コリメータレンズ120を出射した光束は、Z方向に進行し、集光光学系130によって光特性変換素子140に向けて集光されつつ光特性変換素子140上に照射されて光スポット(照射領域)を形成する。
図3(a),(b)および図4を用いて、光源110の発光領域と集光光学系130′により光特性変換素子140上に形成される光スポットの形状との関係について説明する。図3(a),(b)は、集光光学系130′として回転対称な両凸レンズ(凸レンズであればよい)を用いた場合の光源装置100′を示している。光源110の発光領域と光特性変換素子140とは共役な位置関係になっているため、光特性変換素子140の上には両凸レンズの集光作用によって発光領域の像(光源像)が形成される。
なお、図3(b)では光源110と光特性変換素子140とが共役ではないように見えるが、この図は発光領域とその像の形状を模式的に表す図であり、必ずしも図3(b)に描かれている光線の光路は正確ではない。
このとき、図4に示すように、光特性変換素子140上には、光源110の発光領域の共役像(光源像)が結像されて光スポットを形成する。光スポットは、光源110の発光領域と同様に、Y方向に細長く伸びた形状を有する。つまり、光源110の発光領域と光特性変換素子140上の光スポットとが相似形状(もちろん拡大されていても縮小されていてもよい)を有する。
本実施例における光特性変換素子140は、波長を変換する蛍光体等の波長変換素子や、光線角度を変換する拡散材等の角度変換素子である。波長変換素子の代表例である蛍光体は、特定波長の励起光が入射すると、その入射光とは波長が異なる出射光を生成する、つまりは波長変換を行う素子である。この蛍光体には、その波長変換効率を低下させる原因として輝度飽和という現象がある。輝度飽和は、入射光が所定の変換効率を超えて入射したときに、波長変換がなされず、熱に変換されたり波長が変換されないままの光が出射したりする現象である。つまり、蛍光体に対する入射光の強度を強めても出射する蛍光光がそれに比例して強まらない。また、蛍光体を構成する粉体は無機材料であるが、その粉体を固定するために用いられるバインダは有機材料であり、熱や光によってバインダが劣化すると入射光の強度が高くなるにつれて耐久性の問題が避けられない。拡散材では輝度飽和は生じないが、バインダの耐久性の問題は生ずる。バインダを用いず蛍光体粉体のみで形成されるデバイスを用いた場合は耐久性の問題はクリアされるが、輝度飽和の問題は同じである。
図3(a),(b)に示した回転対称凸レンズを集光光学系130′として用いた場合は、図4に示した通り、光源110の発光領域の共役像がそのまま光特性変換素子140上に光スポットとして形成される。Y方向に細長い形状を有する光スポットの光密度は高い。さらに、LDは個体差による発光強度のばらつきがそもそも大きいので、これに蛍光体の輝度飽和現象が加わることで、光源装置100′としての明るさのばらつきが非常に大きくなる。
本実施例では、このような課題を解決するために、光特性変換素子140上に形成される光スポットの光密度を下げる。このため、以下に説明する構成を用いる。
図5(a),(b)は、図1(a),(b)に示した本実施例の光源装置100における集光光学系130の具体的な構成例を示している。コリメータレンズ120によってコリメートされた光束が入射する集光光学系130は、フライアイレンズ131と、コンデンサレンズ132とにより構成されている。フライアイレンズ131は、その入射側と出射側のそれぞれに小さい矩形形状のレンズセルを複数含むフライアイレンズ面(第1のフライアイ面)131Aとフライアイレンズ面(第2のフライアイ面)131Bを有し、入射光束を複数の光束に分割する。コンデンサレンズ132は、フライアイレンズ131により分割された複数の光束を光特性変換素子140上にて結像させるとともに互いに重ね合わせる。
このような集光光学系130を用いることで、図6に示すように、均一な照度分布で光密度が低い光スポットを光特性変換素子140上に形成することができる。光スポットの形状(第2の形状)は、光源110の発光領域の形状(第1の形状)に対して非相似形状である。さらに言えば、光スポットの形状は、光源110の発光領域の形状を互いに直交する2方向(XおよびY方向)のうち少なくとも一方(ここではX方向)に拡大した形状である。この結果、図4に示した光スポットが光特性変換素子140上に形成される場合に比べて、光特性変換素子140のより良好な変換特性(つまりは光利用効率)と耐久性を確保することができ、より明るく効率が良い光源装置を実現することができる。
光特性変換素子140に入射した光は、その特性が変換されて光特性変換素子140から発散光として出射する。この発散光(出射光)は、取込み光学系150によってコリメートされて光源装置100から出射する。複数の取込み光学系150は、それらの間に空間を介在させることなく互いに隣接して(さらに言えばそれぞれのレンズ面が互いに隣接するように)配置されている。本実施例では、複数の集光光学系130を一体の光学部材として形成している。
このような構成を採ることによって、複数の集光光学系130それぞれの間に隙間が介在しなくなり、蛍光体(光特性変換素子)から出射した発散光束が互いに入射角度が大きく異なる状態で界面に入射しなくなるため、むらの少ない光束となる。特に、正面から見て欠けたところのないムラの少ない光束となるため、後段の照明光学系を介して照明される被照明面上の照度むらを低減することができるという効果も得られる。
別の側面から考えると、蛍光体(光特性変換素子)の直後に配置する光学系(コリメータ)は、蛍光体との距離が、光学系の焦点距離とほぼ一致するように配置されることが望ましい。ここでのほぼ一致とは、両者の距離が、この光学系(コリメータ)の焦点距離の660%〜150%の範囲内、より好ましくは85%〜120%の範囲内であることを指す。この場合、蛍光体と光学系とを必ずしも一体的に構成しなくても、蛍光体からの発散光束を取り込みやすくなるため、光の利用効率を高くしやすくなる。
さらに言えば、蛍光体と光学系とを一体的に構成した方がむらを低減することができ、より取り込み角度も増加させやすくなるため、より好ましい。また、蛍光体と光学系との距離を定義する際に、それぞれの位置をきちんと定義する必要がある。ここでは、光学系の位置は面頂点の位置またはぞれぞれの蛍光体に対応する光学系(第1の光学系)の屈折面(曲面)のうち最も蛍光体から離れた位置である。また、蛍光体の位置は、蛍光体の出射側の面(または入射側の面、もしくは入射側の面から出射側の面までの任意の面)とすることが望ましい。
また、光特性変換素子140と取込み光学系150は、それらの間に空間を介在させることなく互いに接している。つまりは、光学的に密着している。これは、光特性変換素子140から特性変換後の光が広い角度範囲で出射する場合に光特性変換素子140と取込み光学系150とが光学的に離れていると、光特性変換素子140から出射しても取込み光学系150に入射せずに損失光となる光が多くなるためである。つまり、特性変換素子140と取込み光学系150とが光学的に密着することにより、広い角度範囲の出射光を効率良く取込むことが可能であり、より高い光利用効率を実現することができる。
なお、光特性変換素子140と取込み光学系150とが光学的に密着している(空間を介在させずに配置されている)とは、図示のように光特性変換素子140と取込み光学系150とが直接接していることに限られない。例えば、図5(c)に示すように、複数の光特性変換素子140をこれらを保持する透光性基板S上に形成し、該透光性基板Sにおける光特性変換素子側とは反対側の面と取込み光学系150とを直接接するように構成してもよい。この構成でも、光特性変換素子140から出射した発散光を効率良く取込み光学系150に取り込むことができる。
また、この取込み光学系150の焦点距離は、集光光学系130に含まれるコンデンサレンズ132の焦点距離よりも短いことが望ましい。このように構成することによって、更に光特性変換素子から出射した発散光を効率良く取り込むことができる。
なお、図7(a),(b)に示すように、集光光学系130のコンデンサレンズ132と取込み光学系150との間に光特性変換素子140を挟み込む構成にしてもよい。この構成によれば、光学境界面を減じて、より高い光利用効率を実現することができる。この構成において光特性変換素子140が蛍光体であるときには、コンデンサレンズ132の表面に、光源110からの特定波長の光(励起光)は透過するが、該特定波長とは異なる蛍光光(波長変換光)は反射するダイクロイック面(膜)Dを形成してもよい。これにより、蛍光体から光源側に進む蛍光光をダイクロイック面Dにより本来の出射方向に戻すことができ、より高い光利用効率を実現することができる。ダイクロイック面Dは、図示のようにコンデンサレンズ132の入射面に形成してもよいし、コンデンサレンズ132の射出面に形成してもよい。
本実施例では、光源110と光特性変換素子140の組み合せに応じて光源装置100からの出射光を選択することができる。表1にそれらの組み合わせと射出光の例を示す。
図8は、表1における例1と例3の具体例を示している。2群の光源110A,110Bはいずれも複数の青LDにより構成されている。光特性変換素子140は、蛍光体である。光源110AはZ方向に光を射出し、光源110BはY方向に光を射出する。一般にLDから発せられる光は直線偏光であるため、図8に示す例においては光源110Aと光源110Bとがそれぞれが射出する直線偏光の偏光方向が互いに直交するように配置されている。光源110Aと光源110Bのそれぞれに対して設けられたコリメータレンズ120と光源110A,110Bに共用されるように設けられた集光光学系130との間には、偏光反射素子160が配置されている。偏光反射素子160は、ワイヤーグリッド偏光板等により構成され、光源110Bからの直線偏光を反射して光源110Aからの直線偏光を透過する特性を有する。この構成により、光源110Aからの光と光源110Bからの光とが偏光反射素子160により合成され、その合成光が集光光学系130を介して光特性変換素子(蛍光体)140に照射される。この結果、小型でより明るい光を出射可能な光源装置を実現することができる。
図9は、表1における例2の具体例を示す。3群の光源110R,110G,110Bはそれぞれ、複数の赤LD、緑LDおよび青LDにより構成されている。これら光源110R,110G,110Bから出射した赤色光、緑色光および青色光は、クロス配置されたダイクロイックミラー170A,170Bにより合成されて白色光となり、集光光学系130を介して拡散材である光特性変換素子140に入射する。この構成によっても、小型でより明るい光を出射可能な光源装置を実現することができる。
なお、本実施例では、光源110ごとに光特性変換素子140を設ける場合について説明したが、複数の光源110に対して1つ(一体)の光特性変換素子140を設け、該光特性変換素子140における互いに異なる照射領域に複数の光源110からの光を照射するようにしてもよい。また、1つの光源110が、複数の光源(LD)を含むように構成されてもよい。これらのことは、後述する他の実施例でも同じである。
図10(a),(b)は、本実施例の実施例2である光源装置100Aの構成を示している。本実施例の基本的な構成は実施例1と同じである。ただし、集光光学系130Aは、XZ断面にのみ屈折力を有する(すなわち、XZ断面とYZ断面における屈折力が互いに異なる)シリンドリカル凹レンズ133と凸レンズ134を用いて構成されている。
本実施例では、光密度がYZ断面よりも高くなるXZ断面においてシリンドリカルレンズ133の効果によって焦点ずらしを行う。これにより、XZ断面での光密度を低減して、実施例1と同等の光特性変換素子140における変換効率や耐久性を確保することができる。
集光光学系130Aを、上記構成に代えて、XZ断面とYZ断面とで焦点距離(つまりは屈折力)が異なるトーリックレンズを用いて構成してもよい。また、シリンドリカル凹レンズ133の代わりにシリンドリカル凸レンズを用いて、光特性変換素子140の手前で焦点を結ばせてぼけ像としての光スポットを光特性変換素子140上に形成してもよい。すなわち、集光光学系130Aは、光特性変換素子140上に形成される光スポットの光密度を低減する効果が得られるようにXZ断面とYZ断面における屈折力が互いに異なればよい。
図11(a),(b)は、本実施例の実施例3である光源装置100Bの構成を示している。本実施例では、集光光学系130Bがガラスロッドインテグレータにより構成されている。
光源110から出射した光は、集光光学系130Bとしてのガラスロッドインテグレータに取り込まれ、その射出口までに均一な強度分布を有する光に変換されて光特性変換素子140に照射される。これにより、XZ断面における光密度を低減して、実施例1と同等の光特性変換素子140における変換効率や耐久性を確保することができる。
集光光学系130Bは、複数のミラーを貼り合せて作成されたライトトンネルと称される素子を用いて構成してもよい。また、ロッドインテグレータの入射側あるいは出射側にレンズを配置して集光光学系130Bを構成してもよい。
図12(a),(b)は、本発明の実施例4である画像投射装置(プロジェクタ)の構成を示している。プロジェクタは、実施例1の光源装置100を有する。光源装置100に代えて、実施例2,3の光源装置100A,100Bを用いてもよい。
光源装置100から出射した光は、フライアイレンズ200と偏光変換素子300を経てコンデンサレンズ400によって集光されて光変調素子500を照明する。フライアイレンズ200、偏光変換素子300およびコンデンサレンズ400により照明光学系が構成される。光変調素子500は、液晶表示素子やデジタルマイクロミラーデバイス等であり、照明光学系から入射した光を映像信号に応じて変調する。
本実施例では、光特性変換素子140上に形成される光スポットの像(2次光源像)が偏光変換素子300の近傍に形成される。偏光変換素子300は、所定領域を通過する光のみを正しく偏光変換する。これに対して、光源装置100は光特性変換素子140上に光スポットを形成するため、偏光変換素子300の上記所定領域に効率良く光源像を形成することができ、効率良く偏光変換を行わせることができる。
本実施例によれば、高効率で特定の偏光光を光変調素子500に入射させることができ、明るい画像を投射可能なプロジェクタを実現することができる。
図13は、本発明の実施例5であるプロジェクタの構成を示している。本実施例の基本的な構成は実施例4と同じである。ただし、本実施例では、光源装置100Cとして、実施例1で説明した2つの光源装置100−1,100−2を含む。光源装置100−1,100−2に代えて、実施例2,3の光源装置100A,100Bを用いてもよい。
光源装置100−1は、光源110として青色LDを用い、光特性変換素子140−1として青色光を励起光として用いて蛍光光として黄色光を発する黄色蛍光体を有する。一方、光源装置100−2は、光源110として青色LDを用い、光特性変換素子140−2として拡散材を用いており、拡散光である青色光を出射する。光源装置100−1からの黄色光と光源装置100−2からの青色光とが光合成素子としてのダイクロイックミラー600によって合成されて白色光として照明光学系(200,300,400)に導かれ、光変調素子500を照明する。
本実施例によれば、高効率で白色光を生成し、明るい画像を投射可能なプロジェクタを実現することができる。
図14(a),(b)は、本発明の実施例6であるプロジェクタの構成を示している。本実施例も実施例1の光源装置100を用いているが、実施例4,5と光源像の結像関係が異なる。実施例4,5では、光特性変換素子140上に形成される光スポットの像がフライアイレンズ200によって偏光変換素子300の近傍に結像される。
これに対して、本実施例では、光特性変換素子140上に形成される光スポットの像が、直接、光変調素子500上に結像する、いわゆるクリティカル照明が行われる。つまり、取込み光学系150とコンデンサレンズ700によって、光特性変換素子140と光変調素子500とが共役に関係付けられている。コンデンサレンズ700は、複数の光特性変換素子140のそれぞれからの光を収斂させるとともに、それらの光により形成される複数の光スポットの像(2次光源像)を光変調素子500上にて重ね合わせる作用も有する。
クリティカル照明では、光源のむらがそのまま被照明面に照度むらとして形成されるおそれがあるが、本実施例では多数の光源像を重ね合わせて均一化するため、照度むらを解消することができる。
図15は、本実施例における光源110の発光領域と、フライアイレンズ131の出射側フライアイレンズ面131Bにおける光源像と、光特性変換素子140上の光スポットと、光変調素子500に対する照明領域とを示している。光源110の発光領域は、Y方向に細長く伸びた形状を有する。
本実施例では、光特性変換素子140上の光スポットが光変調素子500と共役関係にあるため、照明領域は光変調素子500と同じアスペクト比の矩形であることが必要である。すなわち、光特性変換素子140と共役関係にある集光光学系130のフライアイレンズ131のフライアイレンズ面131A,131Bの各レンズセルも光変調素子500と同じアスペクト比を有する必要がある。
光源110の発光領域の像である光源像が出射側フライアイレンズ面131BのレンズセルLC上に形成されるため、該レンズセルLCのアスペクト比は、その長辺方向が光源110の発光領域の長手方向に一致するように設定されている。
この関係は、フライアイレンズ131に代えて、ロッドインテグレータを用いた場合にも適用することができる。
図16(a),(b)は、本発明の実施例7であるプロジェクタの構成を示している。本実施例の基本的な構成は実施例6と同じである。ただし、本実施例では、実施例6で用いているコンデンサレンズ700の代わりに、複数の光特性変換素子140のそれぞれからの光の収斂と重ね合わせの機能を、複数の取込み光学系150Aの少なくとも一部を偏心させることで実現している。
本実施例によれば、実施例6に比べて、使用する光学部材の数を減らすことができる。
図17(a),(b)は、本発明の実施例8であるプロジェクタのうち光源装置100Dの部分の構成を示している。光源装置100Dは、2つの光源装置100からの出射光を合成光学系としての合成プリズム900によって合成して不図示の照明光学系に導く。光源装置100に代えて、実施例2,3の光源装置100A,100Bを用いてもよい。
2つの光源装置100からそれぞれ出射した光は、凸レンズ800によって集光され、合成プリズム900上に焦点を結ぶ。合成プリズム900は2つの反射面を有し、一方の光源装置100からの出射光が一方の反射面上に光スポットを形成し、他方の光源装置100からの出射光が他方の反射面上に光スポットを形成する。合成プリズム900によって反射された2つの光源装置100からの出射光は合成されて照明光学系に導かれる。このような構成によれば、2つの光源装置100からの光の偏光方向や波長にかかわらずそれらを合成することができる。
そして本実施例でも、図18に示すように、光源110の発光領域とフライアイレンズ131の出射側フライアイレンズ面131B上に形成される光源像は、Y方向に細長い形状を有する。これに対して、合成プリズム900の反射面上に形成される光スポットは、上記発光領域および光源像をY方向およびX方向(X方向から見るとZ方向)に拡大した矩形形状を有する。ただし、合成プリズム900の反射面上の光スポットも、Y方向の長さがX方向(Z方向)での長さより長い。このような形状の関係を満たすことで、明るさの低下を伴わずに2つの光源装置100からの光を合成することができる。
合成プリズム900の2つの反射面上には、2つの光源装置100の光特性変換素子140上の光源像の像としての2つの光スポットが形成される。各光スポットの形状をY方向の長さがX方向(Z方向)の長さより長い形状とすることで、2つの光スポットが正方形に近い形状を有する合成光スポットを形成する。この結果、合成プリズム900からの合成光を照明光学系で損失を少なくして取り込むことができる。
また、光源110の発光領域とフライアイレンズ面131Bの光源像の形状に合わせて、フライアイレンズ131の入出射側フライアイレンズ面131A,131BのレンズセルLCも、Y方向での長さがX方向での長さよりも長い形状を有する。これにより、より高い光利用効率を得ることができる。
図19は、本実施例の実施例9である光源装置100の構成を示している。本実施例では、集光光学系(第1の光学系)130がホログラム素子1300を備えている。ホログラム素子1300は、図20に示すように基板1301の表面に微細構造面1302を有する素子である。
図21に微細構造面1302の概略図を示す。基盤1301は本実施例では石英の基板であり、その表面に微細構造面1302が形成されている。微細構造面1302はエッチングやナノインプリントなどの技術により形成することが可能であるが、本実施例では多重露光によるエッチングで形成している。露光回数を増やすほど複雑な形状を形成することができ、回折効率を上げることが可能である。本実施例では3回の露光により8位相の微細構造を形成している。
ホログラム素子1300に入射した光は、ホログラム素子1300の微細構造面1302で回折され、光特性変換素子140に所望の分布を作る。ホログラム素子1300の微細構造面1302の強度分布を図22(a)、光特性変換素子140の強度分布を図22(b)に示す。図22(b)に示すように、本実施例においても照射領域の形状を発光領域の形状に対して非相似形状とすることができる。
ホログラム素子1300を使うことで所望のサイズでフラットな強度分布を実現できるため光密度を低減しつつ、変換効率や耐久性を確保することができる。もちろん微細構造のパターンを変えることで矩形分布や円形分布など任意のパターンを形成することができる。ホログラム素子と光特性変換素子の間にレンズがあっても構成可能である。
(本実施例の変形例)
本実施例の変形例について図23〜図27を用いて説明する。
前述の図19に示す光源装置においては光特性変換素子として蛍光体を用いたが、図23に示す変形例においては光特性変換素子140として、入射した光を拡散させる、つまり入射した光の進行方向を変換する拡散版を用いている。また、図23に示す変形例においては、蛍光体を用いずに白色光を生成するために、赤色光用光源110R、緑色光用光源110G、青色光用光源110Bを設けている。各色光用光源は各色光を射出するレーザーダイオードあるいはLEDである。各色光用光源からの各色光は、コリメータレンズ120RGB、ホログラム素子1300RGBを介してダイクロイックミラー170ABで合成されて拡散版140を介して取り込み光学系150に入射する。
図24に示す変形例では、P偏光光の青色光を射出する光源110Pからの光とS偏光光の青色光を射出する光源110Sからの光を偏光ビームスプリッター160で合成して光特性変換素子140に導いている。本変形例において光特性変換素子140は黄色蛍光体である。各光源の進行方向にはコリメータレンズとホログラム素子1300PSが設けられている。ホログラム素子1300Sはホログラム素子1300Pを90度回転させて配置したものであってもよい。
図25に示す変形例では、蛍光体である光特性変換素子140をミラーMの上に設けている。図19に示した光源110、コリメータレンズ120、ホログラム素子1300からの青色光はダイクロイックミラー170を透過して取り込み光学系150によって光特性変換素子140に導かれる。そして、光特性変換素子140を透過してミラーMで反射されて再びダイクロイックミラー170に向かう蛍光光(黄色)はダイクロイックミラー170で反射されて後段の系に導かれる。図25には図示されていないが、光源110とは別にダイクロイックミラー170を透過して後段の系に光が導かれるように配置された青色光源を設けてもよい。
図19に示した光源装置100は、図26に示すケーラー照明を行う照明光学系用の光源装置として用いてもよいし、図27に示すクリティカル照明を行う照明光学系用の光源装置として用いてもよい。
図28及び図29を用いて本発明の実施例10としての光源装置100の構成について説明する。前述の実施例9と本実施例との違いは、図28に示すように、第1の光学系130としてホログラム素子ではなく四角錐形状のガラス部材(プリズム)を用いた点である。ガラス部材130は図28及び図29(a)に示すように光特性変換素子140側に頂点が向いた状態で配置されている。図29(b)に示すようにガラス部材130に入射した光は図29(c)及び(d)に示すように4つの光に分割されたあとに重畳されて略矩形の光分布を形成する。このような構成であっても、照射領域の形状を発光領域の形状に対して非相似形状とすることができる。
なお、図28に示すようにガラス部材130を複数設けた構成であってもよし、単一の透明基板上に複数のガラス部材130を並べて配置した構成などであってもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。例えば、第1の光学系130が複数設けられている構成ではなく、単一の基板に複数の微細構造面を持つ構成、つまり第1の光学系130が1つの構成などであってもよい。また、取り込み光学系150が複数設けられている構成ではなく、例えば径の大きいレンズを有するレンズ系で光を取り込む構成などであってもよい。
100 光源装置
110 光源
130 集光光学系
140 光特性変換素子
150 取込み光学系

Claims (22)

  1. それぞれ発光領域を有する複数の光源と、前記複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する光源装置であって、
    前記複数の光源のそれぞれに対して設けられ、前記入射光を前記複数の光特性変換素子上の照射領域に照射する第1の光学系を有し、
    前記照射領域の形状は、前記発光領域の形状に対して非相似形状であることを特徴とする光源装置。
  2. 前記照射領域の形状は、前記発光領域の形状を互いに直交する2方向のうち少なくとも一方に拡大した形状であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1の光学系は、前記光源側から順に 第1のフライアイ面と、第2のフライアイ面とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の光学系は、該第1の光学系の光軸に対して平行であって互いに直交する2つの断面における屈折力が互いに異なることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  5. 前記第1の光学系は、ロッドインテグレータを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  6. 前記複数の光源のそれぞれに対してコリメータレンズが設けられており、該コリメータレンズによりコリメートされた光が前記第1の光学系に入射することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記コリメータレンズと前記第1の光学系との間に光合成素子が配置されており、
    前記コリメータレンズからの前記光とは異なる光を前記光合成素子で合成して前記第1の光学系に入射させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 前記複数の光特性変換素子における複数の前記照射領域のそれぞれに対して設けられ、前記出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有し、
    前記複数の光特性変換素子と前記複数の第2の光学系とがそれらの間に空間を介在させることなく配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 前記複数の光特性変換素子における複数の前記照射領域のそれぞれに対して設けられ、前記出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有し、
    前記複数の第2の光学系がそれらの間に空間を介在させることなく隣接して配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置。
  10. 前記複数の光特性変換素子における複数の前記照射領域のそれぞれに対して設けられ、前記出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有し、
    前記複数の第2の光学系の焦点距離は、前記複数の第1の光学系の焦点距離よりも短いことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置。
  11. 複数の光源と、前記複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する光源装置であって、
    前記複数の光特性変換素子における前記複数の光源からの前記入射光の照射領域のそれぞれに対して設けられ、前記出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有し、前記複数の光特性変換素子と前記複数の第2の光学系とがそれらの間に空間を介在させることなく配置されていることを特徴とする光源装置。
  12. 前記複数の光特性変換素子と前記複数の第2の光学系との間に前記複数の光特性変換素子を保持する透光性基板が配置されていることを特徴とする請求項11に記載の光源装置。
  13. 複数の光源と、前記複数の光源からの入射光とは特性が異なる出射光を生成する複数の光特性変換素子とを有する光源装置であって、
    前記複数の光特性変換素子における前記複数の光源からの前記入射光の照射領域のそれぞれに対して設けられ、前記出射光としての発散光をコリメートする第2の光学系を複数有し、前記複数の第2の光学系がそれらの間に空間を介在させることなく隣接して配置されていることを特徴とする光源装置。
  14. 前記複数の第2の光学系は、それぞれのレンズ面が互いに隣接するように配置されていることを特徴とする請求項13に記載の光源装置。
  15. 前記複数の光特性変換素子は、前記入射光とは波長が異なる波長変換光としての前記出射光を生成する波長変換素子であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の光源装置。
  16. 前記複数の光特性変換素子よりも前記複数の光源側に、前記入射光を透過し、前記波長変換光を反射するダイクロイック面が設けられていることを特徴とする請求項15に記載の光源装置。
  17. 前記複数の光特性変換素子は、前記入射光の光線角度を変換して前記出射光を生成する角度変換素子であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の光源装置。
  18. 前記第1の光学系がホログラム素子を備えることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の光源装置。
  19. 前記第1の光学系が四角錐形状のプリズムを備えることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載の光源装置。
  20. 光変調素子により変調した光を用いて画像を投射する画像投射装置であって、
    請求項1から19のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記複数の光源からの前記入射光のそれぞれに対して前記複数の光特性変換素子から出射する複数の前記出射光を重ね合わせて前記光変調素子を照明する照明光学系とを有することを特徴とする画像投射装置。
  21. 複数の前記光源装置を有し、
    前記照明光学系は、前記複数の光源装置からの光を合成して前記光変調素子に入射させる合成光学系を含むことを特徴とする請求項20に記載の画像投射装置。
  22. 光変調素子により変調した光を用いて画像を投射する画像投射装置であって、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記複数の光源からの前記入射光のそれぞれに対して前記複数の光特性変換素子から出射する複数の前記出射光を重ね合わせて形成した照明領域で前記光変調素子を照明する照明光学系とを有し、
    前記発光領域、前記照射領域および前記照明領域の形状がいずれも、第1の方向での長さより該第1の方向に直交する第2の方向での長さが長い形状であることを特徴とする画像投射装置。
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