JP5910324B2 - 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 - Google Patents
照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5910324B2 JP5910324B2 JP2012127017A JP2012127017A JP5910324B2 JP 5910324 B2 JP5910324 B2 JP 5910324B2 JP 2012127017 A JP2012127017 A JP 2012127017A JP 2012127017 A JP2012127017 A JP 2012127017A JP 5910324 B2 JP5910324 B2 JP 5910324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- light emitting
- solid
- predetermined direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V5/00—Refractors for light sources
- F21V5/008—Combination of two or more successive refractors along an optical axis
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/20—Lamp housings
- G03B21/2006—Lamp housings characterised by the light source
- G03B21/2033—LED or laser light sources
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
1.実施の形態(凹レンズ,凸レンズからなる2つのシリンドリカルレンズを用いた例)
2.実施の形態の変形例
変形例1(シリンドリカルレンズとアナモルフィックレンズとを用いた例)
変形例2(凸レンズからなる2つのシリンドリカルレンズを用いた例)
変形例3(凸レンズからなる1つのシリンドリカルレンズを用いた例)
変形例4(照明光学系内に1つの光源のみを設けた例)
変形例5(空間変調素子として反射型の素子を用いた例)
3.その他の変形例(実施の形態および各変形例等の組み合わせ、リアプロジェクション表示装置への適用例等)
[プロジェクタ1の全体構成]
図1(A),(B)は、本開示の一実施の形態に係るプロジェクタ(プロジェクタ1)の概略構成を表すものである。なお、このプロジェクタ1が、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。図1(A)はプロジェクタ1を上から(y軸方向から)見たときの構成例を表し、図1(B)はプロジェクタ1を横から(x軸方向から)見たときの構成例を表す。また、図2(A),(B)は、図1のプロジェクタ1内の光路の一例を表すものである。図2(A)は、プロジェクタ1を上から(y軸方向から)見たときの光路の一例を表し、図2(B)はプロジェクタ1を横から(x軸方向から)見たときの光路の一例を表す。
照明光学系1Aは、空間変調素子60の照明範囲60A(被照射面)を照射する光束を供給するものである。なお、必要に応じて、照明光学系1Aの光が通過する領域上に、何らかの光学素子が設けられていてもよい。例えば、照明光学系1Aの光が通過する領域上に、照明光学系1Aからの光のうち可視光以外の光を減光するフィルタなどが設けられていてもよい。
光源10A,10B,10Cは、それぞれ、例えば、図3(A),(B)および図4(A),(B)に示したように、固体発光素子11と、この固体発光素子11を支持するパッケージ12(固体発光素子11を実装するための基材)とを有している。換言すると、ここでは、各光源10A,10B,10Cは、固体発光素子11を基材上に支持するパッケージとなっている。固体発光素子11は、単一もしくは複数の点状、または単一もしくは複数の非点状の発光スポットからなる光射出領域から光を発するようになっている。固体発光素子11は、例えば、図3(A),(B)に示したように、所定の波長帯の光を発する単一のチップ11Aからなっていてもよいし、例えば、図4(A),(B)に示したように、同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップ11Aからなっていてもよい。固体発光素子11が複数のチップ11Aからなる場合には、それらのチップ11Aは、例えば、図4(A),(B)に示したように、縦方向に一列に配置されていたり、あるいは、横方向に一列に配置されていたり、横方向および縦方向に格子状に配置されていたりする。固体発光素子11に含まれるチップ11Aの数は、光源10A,10B,10Cごとに異なっていてもよいし、全ての光源10A,10B,10Cで互いに等しくなっていてもよい。
ここで、図3(A),(B)〜図5(A),(B)では、チップ11Aが上面発光型の素子となっている場合を例示したが、チップ11Aは、以下説明するような端面発光型の素子であってもよい。その場合には、光源10A,10B,10Cは、それぞれ、例えば、図6(A),(B)〜図8(A),(B),(C)に示したように、ステム13とキャップ14とによって囲まれた内部空間に、1または複数の端面発光型のチップ11Aからなる固体発光素子11が収容されたキャンタイプの形態となっている。換言すると、ここでは、各光源10A,10B,10Cは、固体発光素子11を内蔵したパッケージとなっている。
カップリングレンズ20Aは、例えば、図2(A),(B)に示したように、光源10Aから発せられた光を略平行光化するものであり、光源10Aから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ20Aは、光源10Aから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。カップリングレンズ20Bは、例えば、図2(A),(B)に示したように、光源10Bから発せられた光を略平行光化するものであり、光源10Bから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ20Bは、光源10Bから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。カップリングレンズ20Cは、例えば、図2(A),(B)に示したように、光源10Cから発せられた光を略平行光化するものであり、光源10Cから発せられた光の指向角を、平行光の指向角と等しくなるように、またはそれに近づくように変換するものである。カップリングレンズ20Cは、光源10Cから発せられた光のうち指向角内の光が入射する位置に配置されている。つまり、カップリングレンズ20A,20B,20Cは、光源10A,10B,10Cごとに(パッケージごとに)1つずつ配置されている。なお、カップリングレンズ20A,20B,20Cは、それぞれ、単一のレンズによって構成されていてもよいし、複数のレンズによって構成されていてもよい。
次に、本実施の形態のプロジェクタ1の特徴部分について説明する。
次に、本実施の形態のプロジェクタ1の作用・効果について説明する。
更に、本実施の形態では、複数の発光スポット11Bを有する固体発光素子11から出射されたレーザ光が入射するカップリングレンズ20Aでは、レンズ作用が以下の機能を示すように構成されている。すなわち、例えば図2(A),(B)に示したように、上記した所定方向(複数の発光スポット11Bの配置方向;y軸方向)に沿ったレンズ作用が、固体発光素子11の光出射領域内におけるこの所定方向との直交方向(x軸方向)に沿ったレンズ作用よりも小さくなるように構成されている。このように、複数の発光スポット11Bの配置方向に沿ったレンズ作用が相対的に小さくて済む(ここではレンズ作用を生じさせる必要がない)ことから、光学部材(カップリングレンズ20A)の構造の簡素化(小型化)を図りつつ、光利用効率が向上する。
また、このとき本実施の形態では、例えば図10および図11に示したように、インテグレータ40(フライアイレンズ40A)における光入射面上に、カップリングレンズ20A側から入射する光束によって、以下のような形状の輝度分布領域が形成されている。すなわち、複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)に沿って、各発光スポット11Bに対応する複数の輝度分布領域Lindが、個別に形成されている。具体的には、ここでは上記したカップリングレンズ20Aにおけるレンズ作用の異方性に起因して、各輝度分布領域Lindは、複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)を短軸方向とすると共にこの配置方向との直交方向(x軸方向)を長軸方向とする異方性形状となっている。
φx≧φkx ……(1)
φy≧(φ1y/2)+(φny/2)+d ……(2)
但し、
φx:上記光入射面における複数の発光スポット11Bの配置方向との直交方向(x軸方向)に沿ったインテグレータ40の有効サイズ
φy:上記光入射面における複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)に沿ったインテグレータ40の有効サイズ
φk(k=1,2,…,n(n:2以上の整数)):複数の輝度分布領域Lindを形成する各光束
φkx:φkにおける複数の発光スポット11Bの配置方向との直交方向(x軸方向)に沿った光束サイズ
φ1y:φ1における複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)に沿った光束サイズ
φny:φnにおける複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)に沿った光束サイズ
d:複数の発光スポット11Bの配置方向(y軸方向)に沿ったφ1,φn同士の中心間距離
0.77φx>φkx ……(3)
0.77φy>(φ1y/2)+(φny/2)+d ……(4)
0.52φx>φkx ……(5)
0.52φy>(φ1y/2)+(φny/2)+d ……(6)
φkx>2.3p ……(7)
φkx>4.3p ……(8)
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1〜5)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図14(A),(B)は、変形例1に係るプロジェクタ(プロジェクタ3)の概略構成および光路の一例を表すものである。なお、このプロジェクタ3は、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。図14(A)はプロジェクタ3を上から(y軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表し、図14(B)はプロジェクタ3を横から(x軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表す。
図15(A),(B)は、変形例2に係るプロジェクタ(プロジェクタ4)の概略構成および光路の一例を表すものである。なお、このプロジェクタ4は、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。図15(A)はプロジェクタ4を上から(y軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表し、図15(B)はプロジェクタ4を横から(x軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表す。
図16(A),(B)は、変形例3に係るプロジェクタ(プロジェクタ5)の概略構成および光路の一例を表すものである。なお、このプロジェクタ5は、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。図16(A)はプロジェクタ5を上から(y軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表し、図16(B)はプロジェクタ5を横から(x軸方向から)見たときの構成例および光路の一例を表す。
図17(A),(B)は、変形例4に係るプロジェクタ(プロジェクタ6)の概略構成を表すものである。なお、このプロジェクタ6は、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。図17(A)はプロジェクタ6を上から(y軸方向から)見たときの構成例を表し、図17(B)はプロジェクタ6を横から(x軸方向から)見たときの構成例を表す。
図18(A),(B)は、変形例5に係るプロジェクタ(プロジェクタ7)の概略構成を表すものである。なお、このプロジェクタ7は、本開示の「投射型表示装置」の一具体例に相当する。ここで、図18(A)はプロジェクタ7を上から(y軸方向から)見たときの構成例を表し、図18(B)はプロジェクタ7を横から(x軸方向から)見たときの構成例を表す。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本開示の技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
(1)
所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズでは、前記所定方向に沿ったレンズ作用が、前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さい
照明装置。
(2)
前記第1カップリングレンズが、前記所定方向に沿ったレンズ作用が生じない1または複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
上記(1)に記載の照明装置。
(3)
前記第1カップリングレンズが、凹レンズからなる第1シリンドリカルレンズと、凸レンズからなる第2シリンドリカルレンズとを用いて構成されている
上記(2)に記載の照明装置。
(4)
前記第1シリンドリカルレンズは、入射したレーザ光の径を広げるものであり、
前記第2シリンドリカルレンズは、前記第1シリンドリカルレンズによって径が広げられたレーザ光を、前記所定方向との直交面内で略平行な光線として出射するものである
上記(3)に記載の照明装置。
(5)
前記第1カップリングレンズが、凹レンズからなるシリンドリカルレンズと、凸レンズからなるアナモルフィックレンズとを用いて構成されている
上記(2)に記載の照明装置。
(6)
前記第1カップリングレンズが、凸レンズからなる複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
上記(2)に記載の照明装置。
(7)
前記第1カップリングレンズは、入射したレーザ光が前記所定方向との直交面内で略平行な光線となって出射するように、前記指向角の変換を行う
上記(2)ないし(6)のいずれかに記載の照明装置。
(8)
前記第1カップリングレンズが、凸レンズからなる1つのシリンドリカルレンズを用いて構成されている
上記(2)に記載の照明装置。
(9)
前記光学部材が、
前記1または複数のカップリングレンズと、
前記カップリングレンズを通過した光が照明する所定の照明範囲における輝度分布を均一化するインテグレータと
を有する上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の照明装置。
(10)
前記インテグレータにおける光入射面上に、前記カップリングレンズ側から入射する光束によって、前記所定方向に沿って複数の輝度分布領域が個別に形成されている
上記(9)に記載の照明装置。
(11)
前記インテグレータにおいて、以下の[1]式および[2]式を満たす
上記(10)に記載の照明装置。
φx≧φkx ……[1]
φy≧(φ1y/2)+(φny/2)+d ……[2]
但し、
φx:前記光入射面における前記所定方向との直交方向に沿った前記インテグレータの有効サイズ
φy:前記光入射面における前記所定方向に沿った前記インテグレータの有効サイズ
φk(k=1,2,…,n(n:2以上の整数)):前記複数の輝度分布領域を形成する各光束
φkx:前記φkにおける前記所定方向との直交方向に沿った光束サイズ
φ1y:φ1における前記所定方向に沿った光束サイズ
φny:φnにおける前記所定方向に沿った光束サイズ
d:前記所定方向に沿ったφ1,φn同士の中心間距離
(12)
前記インテグレータが、前記光入射面上に複数の単位セルを有する1または複数のフライアイレンズを用いて構成されており、
以下の[3]式を満たす
上記(10)または(11)に記載の照明装置。
φkx>2.3p ……[3]
但し、
φk(k=1,2,…,n(n:2以上の整数)):前記複数の輝度分布領域を形成する各光束
φkx:前記φkにおける前記所定方向との直交方向に沿った光束サイズ
p:前記単位セルのピッチ
(13)
前記光源が、前記固体発光素子を内蔵したパッケージ、または前記固体発光素子を基材上に支持するパッケージとなっている
上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の照明装置。
(14)
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップが、前記レーザダイオードと光学結晶とを含むSHG(Second Harmonic Generation)レーザを用いて構成されている
上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の照明装置。
(15)
照明光学系と、
入力された映像信号に基づいて前記照明光学系からの光を変調することにより、画像光を生成する空間変調素子と、
前記空間変調素子で生成された画像光を投射する投影光学系と
を備え、
前記照明光学系は、
所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズでは、前記所定方向に沿ったレンズ作用が、前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さい
投射型表示装置。
(16)
照明光学系と、
入力された映像信号に基づいて前記照明光学系からの光を変調することにより、画像光を生成する空間変調素子と、
前記空間変調素子で生成された画像光を投射する投影光学系と、
前記投影光学系から投射された画像光を映し出す透過型スクリーンと
を備え、
前記照明光学系は、
所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズでは、前記所定方向に沿ったレンズ作用が、前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さい
直視型表示装置。
Claims (15)
- 所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズが、
前記所定方向に沿ったレンズ作用が前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さいと共に前記所定方向に沿ったレンズ作用が生じない、1または複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
照明装置。 - 前記第1カップリングレンズが、凹レンズからなる第1シリンドリカルレンズと、凸レンズからなる第2シリンドリカルレンズとを用いて構成されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記第1シリンドリカルレンズは、入射したレーザ光の径を広げるものであり、
前記第2シリンドリカルレンズは、前記第1シリンドリカルレンズによって径が広げられたレーザ光を、前記所定方向との直交面内で略平行な光線として出射するものである
請求項2に記載の照明装置。 - 前記第1カップリングレンズが、凹レンズからなるシリンドリカルレンズと、凸レンズからなるアナモルフィックレンズとを用いて構成されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記第1カップリングレンズが、凸レンズからなる複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記第1カップリングレンズは、入射したレーザ光が前記所定方向との直交面内で略平行な光線となって出射するように、前記指向角の変換を行う
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第1カップリングレンズが、凸レンズからなる1つのシリンドリカルレンズを用いて構成されている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記光学部材が、
前記1または複数のカップリングレンズと、
前記カップリングレンズを通過した光が照明する所定の照明範囲における輝度分布を均一化するインテグレータと
を有する
請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記インテグレータにおける光入射面上に、前記カップリングレンズ側から入射する光束によって、前記所定方向に沿って複数の輝度分布領域が個別に形成されている
請求項8に記載の照明装置。 - 前記インテグレータにおいて、以下の(1)式および(2)式を満たす
請求項9に記載の照明装置。
φx≧φkx ……(1)
φy≧(φ1y/2)+(φny/2)+d ……(2)
但し、
φx:前記光入射面における前記所定方向との直交方向に沿った前記インテグレータの有効サイズ
φy:前記光入射面における前記所定方向に沿った前記インテグレータの有効サイズ
φk(k=1,2,…,n(n:2以上の整数)):前記複数の輝度分布領域を形成する各光束
φkx:前記φkにおける前記所定方向との直交方向に沿った光束サイズ
φ1y:φ1における前記所定方向に沿った光束サイズ
φny:φnにおける前記所定方向に沿った光束サイズ
d:前記所定方向に沿ったφ1,φn同士の中心間距離 - 前記インテグレータが、前記光入射面上に複数の単位セルを有する1または複数のフライアイレンズを用いて構成されており、
以下の(3)式を満たす
請求項9または請求項10に記載の照明装置。
φkx>2.3p ……(3)
但し、
φk(k=1,2,…,n(n:2以上の整数)):前記複数の輝度分布領域を形成する各光束
φkx:前記φkにおける前記所定方向との直交方向に沿った光束サイズ
p:前記単位セルのピッチ - 前記光源が、前記固体発光素子を内蔵したパッケージ、または前記固体発光素子を基材上に支持するパッケージとなっている
請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップが、前記レーザダイオードと光学結晶とを含むSHG(Second Harmonic Generation)レーザを用いて構成されている
請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の照明装置。 - 照明光学系と、
入力された映像信号に基づいて前記照明光学系からの光を変調することにより、画像光を生成する空間変調素子と、
前記空間変調素子で生成された画像光を投射する投影光学系と
を備え、
前記照明光学系は、
所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズが、
前記所定方向に沿ったレンズ作用が前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さいと共に前記所定方向に沿ったレンズ作用が生じない、1または複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
投射型表示装置。 - 照明光学系と、
入力された映像信号に基づいて前記照明光学系からの光を変調することにより、画像光を生成する空間変調素子と、
前記空間変調素子で生成された画像光を投射する投影光学系と、
前記投影光学系から投射された画像光を映し出す透過型スクリーンと
を備え、
前記照明光学系は、
所定方向に沿って配置された複数の発光スポットからなる光射出領域から光を発する固体発光素子を含む1または複数の光源と、
前記固体発光素子側から入射した光が通過して出射する光学部材と
を備え、
前記光学部材は、前記固体発光素子側から入射した光の指向角を変換する1または複数のカップリングレンズを有し、
前記固体発光素子は、単一もしくは複数の波長帯の光を発する単一のチップ、または同一の波長帯もしくは互いに異なる波長帯の光を発する複数のチップからなり、
前記複数の発光スポットを有する固体発光素子では、前記チップがレーザダイオードを含んで構成され、
前記1または複数のカップリングレンズのうち、前記複数の発光スポットを有する固体発光素子から出射されたレーザ光が入射する第1カップリングレンズが、
前記所定方向に沿ったレンズ作用が前記光出射領域内における前記所定方向との直交方向に沿ったレンズ作用よりも小さいと共に前記所定方向に沿ったレンズ作用が生じない、1または複数のシリンドリカルレンズを用いて構成されている
直視型表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012127017A JP5910324B2 (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 |
US13/893,823 US9285096B2 (en) | 2012-06-04 | 2013-05-14 | Illumination unit, projection display unit, and direct-view display unit |
CN201310204300.7A CN103454845B (zh) | 2012-06-04 | 2013-05-28 | 照明单元、投影显示单元和直视型显示单元 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012127017A JP5910324B2 (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013251222A JP2013251222A (ja) | 2013-12-12 |
JP2013251222A5 JP2013251222A5 (ja) | 2015-03-05 |
JP5910324B2 true JP5910324B2 (ja) | 2016-04-27 |
Family
ID=49669869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012127017A Active JP5910324B2 (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9285096B2 (ja) |
JP (1) | JP5910324B2 (ja) |
CN (1) | CN103454845B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104808425A (zh) * | 2014-01-26 | 2015-07-29 | 中能激光显示技术(上海)有限公司 | 一种激光光源光束参数一致性的调整装置及其调整方法 |
CN203811978U (zh) * | 2014-05-15 | 2014-09-03 | 广景科技有限公司 | Dlp 微型投影机 |
CN105372816A (zh) * | 2014-08-11 | 2016-03-02 | 上海太阳能工程技术研究中心有限公司 | 光纤耦合式半导体激光器的匀光方法 |
JP6894235B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2021-06-30 | ソニーグループ株式会社 | 照明装置および表示装置 |
JP6515514B2 (ja) | 2014-12-11 | 2019-05-22 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、照明装置およびプロジェクター |
JP5866644B1 (ja) | 2014-12-26 | 2016-02-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヘッドアップディスプレイ及びヘッドアップディスプレイを備えた移動体 |
CN107209355B (zh) * | 2015-02-05 | 2020-09-11 | 昕诺飞控股有限公司 | 来自颜色随位置变化的光源的光的颜色校正准直 |
CN104765242B (zh) * | 2015-05-05 | 2017-04-12 | 湖北久之洋红外系统股份有限公司 | 多孔径拼接大孔径合成的高亮度三基色激光光源光学系统 |
CN107577108B (zh) * | 2016-07-04 | 2019-09-20 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种显示系统及方法 |
JP6611019B2 (ja) * | 2018-02-27 | 2019-11-27 | ウシオ電機株式会社 | 光源装置、プロジェクタ |
US11327328B2 (en) * | 2018-11-30 | 2022-05-10 | Texas Instruments Incorporated | Beam spreader |
CN114690521A (zh) * | 2020-12-29 | 2022-07-01 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 激光光源装置和投影设备 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53100841A (en) * | 1977-02-15 | 1978-09-02 | Canon Inc | Beam shaping optical system |
WO1999016040A1 (fr) * | 1997-09-22 | 1999-04-01 | Sony Corporation | Visualisateur d'image |
JP2001343706A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sony Corp | 映像表示装置 |
JP2002139696A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Sony Corp | ビーム強度分布変換光学系を備えた照明装置 |
JP2003066369A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Canon Inc | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、画像処理システム |
JP2003149594A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-21 | Ricoh Co Ltd | レーザ照明光学系及びそれを用いた露光装置、レーザ加工装置、投射装置 |
US6773142B2 (en) * | 2002-01-07 | 2004-08-10 | Coherent, Inc. | Apparatus for projecting a line of light from a diode-laser array |
US7016393B2 (en) * | 2003-09-22 | 2006-03-21 | Coherent, Inc. | Apparatus for projecting a line of light from a diode-laser array |
JP4616577B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2011-01-19 | 株式会社日立製作所 | 映像表示装置 |
JP2007180415A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Sharp Corp | 発光装置 |
JP2007316157A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Olympus Imaging Corp | 投光光学系及びそれを備えた投光装置 |
JP2007333856A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Ricoh Co Ltd | 照明装置、光変調装置、及び投射型表示装置 |
JP4901639B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2012-03-21 | 三洋電機株式会社 | 照明装置および投写型映像表示装置 |
JP5197227B2 (ja) | 2008-08-19 | 2013-05-15 | キヤノン株式会社 | 照明光学系及び画像投射装置 |
JP4741017B2 (ja) * | 2008-09-22 | 2011-08-03 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット、及び画像表示装置 |
JP2011164151A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sony Corp | 照明装置および投射型映像表示装置 |
JP5581958B2 (ja) * | 2010-10-12 | 2014-09-03 | ソニー株式会社 | 照明装置、投影型表示装置、直視型表示装置 |
CN102652281B (zh) * | 2010-10-19 | 2015-01-28 | 松下电器产业株式会社 | 光合波装置及投影仪 |
JP2011128634A (ja) | 2011-01-19 | 2011-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 照明光学系および画像表示装置 |
-
2012
- 2012-06-04 JP JP2012127017A patent/JP5910324B2/ja active Active
-
2013
- 2013-05-14 US US13/893,823 patent/US9285096B2/en active Active
- 2013-05-28 CN CN201310204300.7A patent/CN103454845B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103454845A (zh) | 2013-12-18 |
JP2013251222A (ja) | 2013-12-12 |
CN103454845B (zh) | 2016-11-23 |
US20130321780A1 (en) | 2013-12-05 |
US9285096B2 (en) | 2016-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5910324B2 (ja) | 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 | |
JP5633695B2 (ja) | 照明装置、投影型表示装置および直視型表示装置 | |
US10168019B2 (en) | Illumination unit, projection display unit, and direct-view display unit | |
JP5648556B2 (ja) | 照明装置、投射型表示装置および直視型表示装置 | |
US10162250B2 (en) | Illumination unit, projection display unit, and direct view display unit | |
JP5581958B2 (ja) | 照明装置、投影型表示装置、直視型表示装置 | |
US9743053B2 (en) | Light source apparatus and image display apparatus | |
JP5772143B2 (ja) | 照明装置、投射型表示装置および直視型表示装置 | |
JP2012073496A (ja) | 照明装置、投影型表示装置、直視型表示装置 | |
JP2015007774A (ja) | 照明装置、投影型表示装置、直視型表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160314 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5910324 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |