JP2997351B2 - 照明光学装置 - Google Patents

照明光学装置

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JP2997351B2
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哲也 阿部
良太 小川
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旭光学工業株式会社
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70008Production of exposure light, i.e. light sources
    • G03F7/7005Production of exposure light, i.e. light sources by multiple sources, e.g. light-emitting diodes [LED] or light source arrays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真製版、投影検査
機、ステッパ、映写機、プロジェクタなどの光学機器に
広く用いることのできる照明光学装置に関し、特にフラ
イアイレンズを用いた照明光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フライアイレンズ(蝿の目レンズ)は一
般に、入射する光線の角度情報を位置の情報に変換して
出射する光学素子として知られ、具体的には、光源の光
を拡散して、均一に被照明体に与えるための光拡散素子
として用いられている。例えば、写真製版システムに於
て、原稿を撮影した反射フィルムを照明して投影光学系
でPS板上に投影する場合、光源とコンデンサレンズと
の間にこのフライアイレンズを配設して光源の像を均一
に拡散し、この拡散した光によって、コンデンサレンズ
と投影光学系との間に置いた版下フィルムを照明する。
このフライアイレンズは、拡散板よりも光の拡散効果が
高く、より均一に被照明体を照明することができる。フ
ライアイレンズを構成する個々の微小レンズは、一般に
断面円柱状、四角柱状、六角柱状をなしていて、これを
束ねることによりフライアイレンズが構成される。
【0003】フライアイレンズによる照明エリアの形状
は、フライアイレンズを構成する個々の微小レンズの入
射側端面形状に相似形となることは特願昭63−141
340号明細書に記載されている。また、このような用
途に於いては被照明体が長方形である場合が多いため、
照明光のロスを少なくするためには照明エリアの形状を
被照明体の形状と相似である長方形とする必要がある。
【0004】一方、フライアイレンズを構成する個々の
微小レンズの射出瞳は射出面の位置に生じその形状は入
射光束の角度に比例する。即ち、放射状光束が入射すれ
ば射出瞳形状は丸くなり、入射光束の角度が大きいほど
射出瞳径は大きくなる。
【0005】従って、特願昭63−141340号明細
書に記載されているように個々の微小レンズの入射側断
面形状を長方形とした場合、射出瞳の大きさが射出側断
面よりも大きくなってケラれてしまい、照明光をロスし
てしまうか、射出瞳の大きさを小さくするために入射光
束の角度を小さくしなくてはならず、照明体の照度を充
分に高めることが困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、断面が長方形をな
すフライアイレンズを用いた照明光学装置に於て、照明
効率を高め、照明体の照度を高め得るようにした照明光
学装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、このよ
うな目的は、光源の像をフライアイレンズを介してコン
デンサレンズに入射させ、このコンデンサレンズと投影
光学系との間に、照明すべき透光性の被照明体を配置す
る照明光学装置に於て、前記フライアイレンズを構成す
る個々の微小レンズの入射側の断面形状を略長方形と
し、前記光源を、前記長方形の長辺方向に沿って設けら
れた複数の光源からなるものとしたことを特徴とする照
明光学装置を提供することにより達成される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に基づく照明光学装置を単純
化して示す光路図である。光源1の光は、断面形状が長
方形の微小レンズ4aを多数組み合わせてなる(図2)
フライアイレンズ4に入射され、該フライアイレンズの
射出面(図3)からの出射光はコンデンサレンズ5によ
って集光された後、長方形の照明エリア6(図4)に設
けられた被照明体を透過し、投影光学系7(図5)に入
射する。
【0009】この照明光学装置に於て、光源1は、フラ
イアイレンズ4に於ける微小レンズ4aの長辺の方向に
沿って設けられた3つの光源1a〜1cからなり、それ
ぞれ超高圧水銀ランプ2a〜2cと楕円反射ミラー3a
〜3cとを組み合わせてなるもので、しかもこれら光源
からの光は、フライアイレンズ4の入射面に集光される
ように各要素が配置されている。水銀ランプの配光は、
電極に垂直な方向に偏っているため、楕円ミラーを組み
合わせることにより効率良く照明光を取り込むことがで
きる。
【0010】ハロゲンランプを光源として用いることも
できるが、ハロゲンランプは放射方向にほぼ一定の配光
パターンを有しているため、NAの大きな集光レンズを
用い、反対側に球面鏡を配置して照明光を集光レンズに
向けて反射させることにより、効率良く照明光を取り込
むことができる。
【0011】フライアイレンズ4に於ては、微小レンズ
4aの入射面の入射光線像は照明エリア6に結像し、微
小レンズ4aの射出面からの出射光線像は、投影光学系
7に結像することから、光の利用効率が高い照明光学装
置が得られる。しかも、光源1a〜1cを、フライアイ
レンズ4の微小レンズ4aの長辺方向に沿って配置した
ことから、フライアイレンズの微小レンズ中に光源によ
って生じる瞳を比較的隙間無く並べることにより、効率
を高めしかも複数の光源を使用することができる。
【0011】
【発明の効果】フライアイレンズから投影面に至る光学
系は1組で済み、しかも均一な照明効果が得られる。ま
た、光源によって生じる瞳がケラれることがなく効率を
高めることができ、しかも複数の光源を使用できるた
め、照明エリアの照度を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく照明光学装置を単純化して示す
光路図である。
【図2】フライアイレンズの入射面を示す平面図であ
る。
【図3】フライアイレンズの射出面を示す平面図であ
る。
【図4】照明エリアを示す平面図である。
【図5】投影レンズに於ける入射瞳を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、1a〜1c 光源 2a〜2c 水銀ランプ 3a〜3c 楕円ミラー 4 フライアイレンズ 4a 微小レンズ 5 コンデンサレンズ 6 照明エリア 7 投影光学系
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/00 G03B 21/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の像をフライアイレンズを介して
    コンデンサレンズに入射させ、このコンデンサレンズと
    投影光学系との間に、照明すべき透光性の被照明体を配
    置する照明光学装置に於て、前記フライアイレンズを構
    成する個々の微小レンズの入射側の断面形状を略長方形
    とし、前記光源を、前記長方形の長辺方向に沿って設け
    られた複数の光源からなるものとしたことを特徴とする
    照明光学装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の光源が、それぞれ集光ミラ
    ーを備えており、且つ前記各集光ミラーの光軸が前記フ
    ライアイレンズの入射面にて一致することを特徴とする
    請求項1に記載の照明光学装置。
  3. 【請求項3】 前記集光ミラーが楕円ミラーからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明光学装置。
  4. 【請求項4】 前記光源が水銀ランプからなることを
    特徴とする請求項3に記載の照明光学装置。
  5. 【請求項5】 前記集光ミラーが球面ミラーからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明光学装置。
  6. 【請求項6】 前記光源がハロゲンランプからなるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の照明光学装置。
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