JP4765414B2 - 光照射装置 - Google Patents
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Description
近年、液晶表示基板の大面積化が要求されており、それに伴って上記の光照射装置においても紫外光を照射する面積の拡大のために光源の大型化が要求されている。しかしながら、光源としては主に例えば単一の25kWの超高圧水銀ランプより構成されたものが用いられており、さらに大型の超高圧水銀ランプを作製することは技術面およびコスト面において困難である、という問題がある。
光源ユニットの超高圧水銀ランプは、0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されたものであり、
前記第1の光源ユニットと前記第2の光源ユニットとの間に、先行して点灯される当該第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプから放射される紫外光が、追従して点灯される当該第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプに到達可能な紫外光通過部が形成されており、
前記第1の光源ユニットの反射ミラーに形成された紫外光通過用切欠きと、前記第2の光源ユニットの反射ミラーに形成された紫外光通過用切欠きとが互いに対向する状態とされることにより、前記紫外光通過部が形成されていることを特徴とする。
光源ユニットの超高圧水銀ランプは、0.08mg/mm 3 以上の水銀が封入されたものであり、
前記第1の光源ユニットと前記第2の光源ユニットとの間に、先行して点灯される当該第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプから放射される紫外光が、追従して点灯される当該第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプに到達可能な紫外光通過部が形成されており、
連続する光源ユニット形成体配置用面に沿って隣接して配置された、第1の光源ユニットの超高圧水銀ランプおよび反射ミラーよりなる第1の光源ユニット形成体、および第2の光源ユニットの超高圧水銀ランプおよび反射ミラーよりなる第2の光源ユニット形成体よりなる光源ユニット形成体群と、前記光源ユニット形成体配置用面と一定の離間距離で離間した前面ガラス配置用面に沿って配置された、第1の光源ユニットの前面ガラスおよび第2の光源ユニットの前面ガラスよりなる前面ガラス群との間の空間により、前記紫外光通過部が形成されていることを特徴とする。
以下、本発明について、超高圧水銀ランプを有する光源ユニットが複数配設されて構成された光照射装置を説明する。
以下において、光源ユニット10Aの構成について説明するが、他の光源ユニットも当該光源ユニット10Aと同様の構成を有するものであり、異なる光源ユニットの同じ構成部材について、便宜上、光源ユニット10Bに係る構成部材の場合は末尾のアルファベットをB、光源ユニット10Cに係る構成部材の場合は末尾のアルファベットをCとして示した。
また、水銀の封入量は、例えば0.08mg/mm3 以上であり、好ましくは0.08〜0.30mg/mm3 である。これにより、紫外光から可視光の例えば波長300〜700nmにラインスペクトルとブロードで連続的な発光スペクトルを有する光が得られる。
さらに、発光管部125A内に封入される希ガスとしては、例えばアルゴン、クリプトン、キセノンおよびこれらの混合物のガスを例示することができ、例えばアルゴンガスが10〜50kPaの封入圧で封入される。
具体的には、水銀ランプ12Aは、その一方の封止管部123Aが、反射ミラー14Aの後端の中央位置に形成された中央開口141Aに挿通されて外方へ突出しており、その外端部分が反射ミラー14Aの背面に装着されたホルダー142Aにより保持された状態で前方に伸びるよう配置されており、当該水銀ランプ12Aにおける管軸が、反射ミラー14Aの光軸と一致すると共に、陰極122Aおよび陽極121Aにおいて形成されるアークのアーク輝点が反射ミラー14Aの第1焦点に一致する状態とされている。
また、水銀ランプ12Aの陰極122Aに係る外部リード棒128Aには給電用ケーブル129Aが接続され、反射ミラー14Aに形成されたケーブル導出口(図示省略)を介して、点灯装置20Aに接続されている。
また、反射ミラー14Aからの光を投射する光投射口を形成する当該反射ミラー14Aの前方外縁部分の、紫外光通過用切欠き181A,182A,183A,184Aにより形成された部分を除く部分に接すると共に、その面が反射ミラー14Aの光軸と垂直に位置するよう、板状の矩形の前面ガラス16Aが設けられている。
前面ガラス16Aは、例えば石英ガラスなどよりなるものであり、前面ガラス16Aによって光投射口が実質的に塞がれた構成とされていることにより、水銀ランプ12Aが破裂した場合においても、破片の飛散が防止され、安全である。
そして、この光照射装置においては、当該光照射装置に具えられた複数の光源ユニットに係る点灯装置の各々に、共通に制御手段26が接続されている。
制御手段26としては、例えばリレー、シーケンサなどを使用することができる。
図3において、25は、交流の商用電源であり、24は、商用電源25からの交流電圧を直流電圧に変換して、点灯装置の各々に点灯用の電力を供給する直流電源である。
この時間の差が1秒間よりも短い場合は、先行して点灯される水銀ランプからの紫外光によるアシスト効果を、追従して点灯用動作が開始される水銀ランプにおいて十分に得られずに高い点灯確率が得られないおそれがあるため、好ましくなく、また、この時間の差が10秒間よりも長い場合は、すべての水銀ランプが点灯されるまでに必要な準備時間が長くなるため、好ましくない。
このとき、当該水銀ランプ12Aから反射ミラー14Aを介して放射された紫外光のうち、前面ガラス16Aを透過せずに当該前面ガラス16Aの内表面で表面反射された光が、当該光源ユニット10Aに隣接する光源ユニット10Bの水銀ランプ12Bに照射される。具体的には、紫外光が、光源ユニット10Aの水銀ランプ12Aの陽極121Aおよび陰極122Aの間に生じたアークの当該陰極122Aの近傍に形成されるアーク輝点から、陽極121Aの先端、反射ミラー14Aの端部、前面ガラス16A、紫外光通過部R1、光源ユニット10Bの反射ミラー14Bをこの順に介して光源ユニット10Bに係る水銀ランプ12Bに照射される。
例えば、すべての水銀ランプの点灯用動作を順次に1つずつ開始させることに限定されず、1つの水銀ランプが点灯された後に、他の複数の水銀ランプの点灯用動作を一斉に開始してもよく、また、1つの水銀ランプを先行して点灯させ、当該先行して点灯された水銀ランプに隣接する水銀ランプの1つまたは2つ以上の点灯用動作を追従して開始させて点灯させ、さらに、その時点で点灯用動作が開始された水銀ランプに隣接すると共に未だ点灯用動作が開始されていない水銀ランプの1つまたは2つ以上の点灯用動作を開始させる操作を、すべての水銀ランプが点灯されるまで繰り返して行い、これによりすべての水銀ランプを点灯させてもよい。
また例えば、先行して点灯されるべき水銀ランプは、特定の位置に配設されたものに限定されず、複数の水銀ランプからランダムに選択することができる。
図4は、本発明の光照射装置の他の例における構成を示す説明用正面図、図5は、図4の光照射装置のX−X線断面を示す説明用断面図である。
以下において、光源ユニット30Aの構成、および光源ユニット30A〜30Eからなる光源ユニット群40aの構成について説明するが、他の光源ユニット群40b〜40fも当該光源ユニット群40aと同様の構成を有するものであり、また、異なる光源ユニットの同じ構成部材については、便宜上、光源ユニット30B〜30Eに係る構成部材の場合に、末尾のアルファベットをそれぞれB〜Eとして示した。
また、光源ユニット30Aの光源ユニット形成体301Aにおいては、第1の実施の形態における水銀ランプ12Aおよび反射ミラー14Aと同様の構成によって、水銀ランプ32Aが例えば楕円球面状の反射面を有する反射ミラー34A内に組み込まれて配設されている。
さらに、図5において、343Aは、超高圧水銀ランプ32Aの陽極に係る封止管部と反射ミラー34Aのホルダー342Aとを固定する接着剤である。
また、矩形状の前面ガラス36A〜36Eが、水銀ランプ32A〜32Eから放射される光を投射するための当該水銀ランプ32A〜32Eに対応して形成された矩形状の開口35A〜35Eを有する、連続する前面ガラス配置用面に沿って伸びる前面ガラス保持部材38によって、当該前面ガラス配置用面に沿って並んで配置されると共に当該開口35A〜35Eを塞ぐ状態に、共通に保持されている。
このとき、当該水銀ランプ32Aから反射ミラー34Aを介して放射された紫外光のうち、前面ガラス36Aを透過せずに当該前面ガラス36Aの内表面で表面反射された光が、当該光源ユニット30Aに隣接する光源ユニット30Bの水銀ランプ32Bに照射される。具体的には、紫外光が、光源ユニット30Aの水銀ランプ32Aの陽極および陰極の間に生じたアークの陰極の近傍に形成されるアーク輝点から、陽極の先端、反射ミラー34Aの端部、前面ガラス36A、紫外光通過部R2、光源ユニット30Bの反射ミラー34Bをこの順に介して光源ユニット30Bに係る水銀ランプ32Bに照射される。
例えば、すべての水銀ランプの点灯用動作を1つずつ順次に開始させることに限定されず、1つの水銀ランプが点灯された後に、他の複数の水銀ランプの点灯用動作を一斉に開始してもよく、また、1つの水銀ランプを先行して点灯させ、当該先行して点灯された水銀ランプに隣接する水銀ランプの1つまたは2つ以上の点灯用動作を追従して開始させて点灯させ、さらに、その時点で点灯された水銀ランプに隣接すると共に未だ点灯用動作が開始されていない水銀ランプの1つまたは2つ以上の点灯用動作を開始させる操作を、すべての水銀ランプが点灯されるまで繰り返して行い、これによりすべての水銀ランプを点灯させてもよい。
また例えば、先行して点灯されるべき水銀ランプは、特定の位置に配設されたものに限定されず、複数の水銀ランプからランダムに選択することができる。
図1〜図3に示す構成と同様の構成を有する、2つの光源ユニットが配設された光照射装置を作製した。すなわち、各々起動回路および給電回路を有する点灯装置を具えた光源ユニットが横に2つ並ぶ状態に配設されると共に、直流電源、商用電源および制御手段が共通に1つ設けられたものである。光源ユニットに具えられた超高圧水銀ランプは、定格電力が200W、水銀が0.13mg/mm3 、臭素ガスが1×10-3μmol/mm3 の封入量で封入されていると共に、アルゴンガスが20kPaの封入圧で封入されており、電極間距離が1.4mmのものである。
水銀ランプの点灯用動作においては、制御手段からの起動信号の入力により光源ユニットの各々の点灯装置には370Vの始動用電圧が印加され、起動回路において点灯用動作の開始から10ms後に1回目、100ms後に2回目、以降100ms毎に15kV、500kHzの高圧パルスを発生させた。ただし、起動回路は、点灯用動作の開始から2秒後に停止させ、その時点で点灯装置において水銀ランプの安定な点灯時に感知されるランプ電圧およびランプ電流の検知を行い、当該水銀ランプが点灯していない場合には、不点灯のシグナルを出した。また、起動回路は、ランプ電圧およびランプ電流が感知された時点で停止させた。
この光照射装置を用いて、一方の光源ユニットの水銀ランプが安定に点灯している状態において、他方の光源ユニットの水銀ランプの点灯用動作を行う点灯実験を100回行い、各々の点灯するまでの時間を測定した。結果を図6のグラフに示す。
図6において、横軸は時間(ms)を示し、縦軸は点灯確率(%)を示す。ここに「点灯確率」とは、「ある時間における、すべての超高圧水銀ランプのうちの安定に点灯している超高圧水銀ランプの割合」を意味し、点灯確率が100%となる時間が短いほど、光照射装置として点灯性がよいと判断される。
実施例1に使用した光照射装置と同様の構成の光照射装置を用いて、一方の光源ユニットの水銀ランプを消灯させた状態としたことの他は実施例1と同様にして点灯実験を100回行い、各々の点灯するまでの時間を測定した。結果を図6のグラフに示す。
一方、比較例1の隣接する水銀ランプの紫外光によるアシスト効果が得られない水銀ランプによる光照射装置においては、点灯用動作の開始から100msの時点において約30%の点灯確率しか得られず、1000msの時点においても約80%の点灯確率しか得られなかった。
図4および図5に示す構成の光照射装置を作製した。すなわち、各々起動回路および給電回路を有する点灯装置を具えた光源ユニット(30A〜30Z,30α〜30δ)を、横に6つ、縦に5つ並ぶ状態に配設すると共に、直流電源、商用電源および制御回路を共通に1つ設けた。光源ユニット(30A〜30Z,30α〜30δ)に具えられた超高圧水銀ランプ(32A〜32Z,32α〜32δ)は、定格電力が200W、水銀が0.13mg/mm3 、臭素ガスが1×10-3μmol/mm3 の封入量で封入されていると共に、アルゴンガスが20kPaの封入圧で封入された、電極間距離が1.4mmのものである。
水銀ランプを点灯する際には、制御手段からの起動信号の入力により光源ユニットの各々の点灯装置には370Vの始動用電圧を印加し、起動回路において点灯用動作の開始から10ms後に1回目、以降100ms毎に15kV、500kHzの高圧パルスを発生させた。ただし、起動回路は、点灯用動作の開始から3秒後に一度停止させ、その時点で点灯装置においてランプ電圧およびランプ電流の検知を行い、当該水銀ランプが点灯していない場合には、再度点灯用動作を行い、この2度目の点灯用動作においても水銀ランプが点灯しなかった場合は、不点灯のシグナルを出した。また、起動回路は、ランプ電圧およびランプ電流が感知された時点で停止させた。
この光照射装置を用いて、図7のフローチャートに示されるように、先ず、上から3段目、左から3列目の光源ユニット(30M)の水銀ランプ(32M)を点灯させ、この水銀ランプ(32M)の安定な点灯が確認された5秒後に、一斉に残りの29の水銀ランプ(32A〜32L、32N〜32Z、32α〜32δ)の点灯用動作を開始させるよう制御手段によって各々の光源ユニット(30A〜30Z,30α〜30δ)に係る点灯装置を制御し、安定に点灯した水銀ランプの数を求める点灯数試験(1)を5回行った。結果を表1に示す。
実施例2に使用した光照射装置と同様の構成のものを用い、先ず、左上端の水銀ランプ(32A)を点灯させ、安定な点灯が確認された5秒後に、最上列の水銀ランプ(32F,32K,32P,32U,32Z)を左から右へ1秒ごとに順に点灯用動作を開始させ、次いで上から2段目の水銀ランプ(32B,32G,32L,32Q,32V,32α)を左から右へ1秒ごとに順に点灯用動作を開始させ、次いで3段目の水銀ランプ(32C,32H,32M,32R,32W, 32β)を左から右へ1秒ごとに順に点灯用動作を開始させ、次いで4段目の水銀ランプ(32D,32I,32N,32S,32X,32γ)を左から右へ1秒ごとに順に点灯用動作を開始させ、次いで5段目の水銀ランプ(32E,32J,32O,32T,32Y,32δ)を左から右へ1秒ごとに順に点灯用動作を開始させるよう制御手段によって各々の光源ユニット(30A〜30Z,30α〜30δ)に係る点灯装置を制御し、安定に点灯した水銀ランプの数を求める点灯数試験(2)を5回行った。結果を表1に示す。
各々の光源ユニット(30A〜30Z、30α〜30δ)の水銀ランプ(32A〜32Z、32α〜32δ)が個別に箱内にて遮光され、放射する紫外光が互いの水銀ランプに入射することがない状態とされたことの他は実施例2に使用した光照射装置と同様の構成のものを用い、一斉にすべての水銀ランプ(32A〜32Z、32α〜32δ)の点灯用動作を開始させるよう制御手段によって制御し、安定に点灯した水銀ランプの数を求める点灯数試験(3)を5回行った。結果を表1に示す。
実施例3に係る光照射装置においては、5回の点灯試験のいずれにおいても、すべての水銀ランプが点灯することが確認された。これは、点灯されるべき29の水銀ランプのすべてが、各々に隣接する水銀ランプの少なくとも1つが先行して点灯された状態において点灯用動作が開始されたために、紫外光によるアシスト効果が確実に得られたためと推察される。
このノイズの影響については、定かではないが、同じ商用電源から電力を供給された例えば2つの点灯装置の一方が安定に動作している状態、すなわち水銀ランプが安定に点灯している状態において、他方において点灯用動作が行われて起動回路に高圧パルスを発生させても、そのノイズが前記一方の点灯装置に与える影響は少ないが、両方においてそれぞれ点灯用動作が進行させて高圧パルスを発生させている状態では、片方もしくは両方の起動回路が強制的に停止される確率が高くなると考えられる。
12A,12B,12C 超高圧水銀ランプ
121A,121B 陽極
122A,122B 陰極
123A,123B,124A,124B 封止管部
125A,125B 発光管部
126A,126B バルブ
127A,127B,128A,128B 外部リード棒
129A,129B 給電用ケーブル
14A,14B 反射ミラー
141A,141B 中央開口
142A,142B ホルダー
16A,16B 前面ガラス
181A〜184A,181B〜184B 紫外光通過用切欠き
20A〜20C 点灯装置
21A〜21C 給電回路
22A〜22C 起動回路
24 直流電源
25 商用電源
26 制御手段
30A〜30Z、30α〜30δ 光源ユニット
301A〜301E 光源ユニット形成体
31A〜31E 点灯装置
32A〜32Z、32α〜32δ 超高圧水銀ランプ
34A〜34E 反射ミラー
341A〜341E 中央開口
342A〜342E ホルダー
343A〜343E 接着剤
35A〜35E 開口
36A〜36E 前面ガラス
37 光源ユニット形成体保持部材
37a 外縁突出部
38 前面ガラス保持部材
38a 外縁突出部
39 冷却風用開口
40a〜40f 光源ユニット群
50 光源ユニット
50A 超高圧水銀ランプ
50B 反射ミラー
51 折り返しミラー
53 インテグレーターレンズ
R1,R2 紫外光通過部
Claims (4)
- 超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプからの光を反射する反射ミラーと、反射ミラーの光出射方向に配置された前面ガラスとを具える光源ユニットの複数が、互いに同一方向に向かって光を放射する状態に並んで配設されると共に、少なくとも第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプおよび当該第1の光源ユニットに隣接して配設された第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプの点灯用動作がこの順に開始されるよう、前記第1の光源ユニットおよび前記第2の光源ユニットに係る点灯装置を制御する制御手段が具えられた光照射装置であって、
光源ユニットの超高圧水銀ランプは、0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されたものであり、
前記第1の光源ユニットと前記第2の光源ユニットとの間に、先行して点灯される当該第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプから放射される紫外光が、追従して点灯される当該第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプに到達可能な紫外光通過部が形成されており、
前記第1の光源ユニットの反射ミラーに形成された紫外光通過用切欠きと、前記第2の光源ユニットの反射ミラーに形成された紫外光通過用切欠きとが互いに対向する状態とされることにより、前記紫外光通過部が形成されていることを特徴とする光照射装置。 - 超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプからの光を反射する反射ミラーと、反射ミラーの光出射方向に配置された前面ガラスとを具える光源ユニットの複数が、互いに同一方向に向かって光を放射する状態に並んで配設されると共に、少なくとも第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプおよび当該第1の光源ユニットに隣接して配設された第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプの点灯用動作がこの順に開始されるよう、前記第1の光源ユニットおよび前記第2の光源ユニットに係る点灯装置を制御する制御手段が具えられた光照射装置であって、
光源ユニットの超高圧水銀ランプは、0.08mg/mm 3 以上の水銀が封入されたものであり、
前記第1の光源ユニットと前記第2の光源ユニットとの間に、先行して点灯される当該第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプから放射される紫外光が、追従して点灯される当該第2の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプに到達可能な紫外光通過部が形成されており、
連続する光源ユニット形成体配置用面に沿って隣接して配置された、第1の光源ユニットの超高圧水銀ランプおよび反射ミラーよりなる第1の光源ユニット形成体、および第2の光源ユニットの超高圧水銀ランプおよび反射ミラーよりなる第2の光源ユニット形成体よりなる光源ユニット形成体群と、前記光源ユニット形成体配置用面と一定の離間距離で離間した前面ガラス配置用面に沿って配置された、第1の光源ユニットの前面ガラスおよび第2の光源ユニットの前面ガラスよりなる前面ガラス群との間の空間により、前記紫外光通過部が形成されていることを特徴とする光照射装置。 - 前記制御手段は、第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプが点灯された後に、他の複数の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプの点灯用動作が順次に開始されるよう、前記第1の光源ユニットおよび前記他の複数の光源ユニットに係る点灯装置のそれぞれを制御するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光照射装置。
- 前記制御手段は、第1の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプが点灯された後に、1〜10秒間の間隔で他の複数の光源ユニットに係る超高圧水銀ランプの点灯用動作が順次に開始されるよう、前記第1の光源ユニットおよび前記他の複数の光源ユニットに係る点灯装置のそれぞれを制御するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光照射装置。
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