JP4391136B2 - 露光用照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶カラーフィルター基板やプラズマディスプレイ基板、プリント基板などのパターンニング露光工程に使われる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶カラーフィルター基板やプリント基板等の基板は大きくなりつつある。例えば、液晶カラーフィルター基板であるガラス基板は、730mm×920mmの大きさが現在主流である。このような現状に対して、近い将来においては、1100mm×1250mmのガラス基板を用いることが既に予定されている。現行の730mm×920mmのガラス基板を用いた場合には、1枚のガラス基板からは17型パネルを1度に6枚しか製造できないのに対し、1100mm×1250mmのガラス基板を用いた場合には、12枚製造することができる。このように、基板の生産性を高めることができるため、今後基板の大きさがさらに大きくなっていくことは十分に予想される。
【0003】
基板を大きくした場合には、基板の大きさに従って、基板製造に用いられる光源の出力を高める必要がある。光源は、基板製造工程においては、基板の表面を露光するために用いられる。基板の表面には、感光剤が塗布されおり、光源から発せられた光を基板表面の所望する領域に照射して、感光剤に照射光のエネルギーを与えることにより、基板表面を露光する。感光剤に与える照射光のエネルギーは、単位面積当りに対して変わらないようにする必要がある。このため、基板を大きくした場合には、光源の出力を高くする必要がある。
【0004】
光源の出力を高める方法として、2つの方法がある。1つ目は、光源自体の出力を高めるものである。2つ目は、複数の光源を用いて、全体の出力を高めるものである。
【0005】
しかしながら、光源自体の出力を高めようとする方法には、以下のような不都合が生ずる。
【0006】
現時点において製造可能な高出力の光源、例えば超高圧水銀ランプは、既に設計の限界で製造されてる。このため、現行のものよりも高出力の超高圧水銀ランプを製造することは、技術的に極めて困難である。
【0007】
また、仮に、高出力の光源を製造することができたとしても、光源の電極に大電流を供給する必要があるために、電極への負荷が大きくなる。このため、電極がタングステンで作られている場合には、光源のバルブ内で徐々にタングステンが蒸発して、バルブの内壁にタングステンの付着が進む。超高圧水銀ランプを長時間使用したときには、発光した光エネルギーはこの付着物に吸収されてしまい、所望の照度が得られなくなる。また、タングステンの蒸発によって電極同士の間隔が広がり、光源の基点が大きくなるために露光面で得られる照度も小さくなる。
【0008】
さらに、上述したように、現時点で製造可能な高出力の光源は、既に設計の限界で製造されているので、使用時に破裂等の故障が起こりやすくなっている。このため、一旦、故障が生じたときには、露光装置を普及させるための時間を要し、稼働率が低下するという不都合も生じる。
【0009】
さらにまた、光源自体の出力を高くするに従って光源全体が大きくなり、光源の取り扱いに注意を要したり煩雑になったりし、作業時の効率を低下させるという不都合も生じる。
【0010】
これに対して複数の光源を用いた装置は、上述した問題は生じない。しかしながら、以下のような問題がある。
【0011】
装置が全体として大きくならざるを得ないという問題が生ずる。例えば、複数の光源を用いた露光装置としては、特開2000−250223号公報に開示されている装置がある。この装置は、基板の形状に応じて光源の配置を変更し、効率よく基板を露光するものである。この装置に用いられている光源は、発光部から発せられた光を楕円鏡によって反射し、複合レンズに向かって進むに従って収束していく光を発する。さらに、複数の光源を用いた光源装置や照明装置としては、特開平7−248462号公報や特開平11−149061号公報に開示されている装置がある。これらの装置は、上述した従来の装置と同様に、発光部から発せられた光は、反射鏡によって反射した後、進むに従って収束していく。このように、これらの装置は、進むに従って収束していく光を発する光源を用いている。
【0012】
一般に、フィラメント等の発光部に対して反射鏡の大きさが十分に大きい場合には、反射鏡によって収束していく光を作り出すことができる。このことから、上述した従来の装置は、大きい反射鏡を用いた光源、即ち、光源全体が大きい光源を用いている。このように、大きい光源を用いた場合には、光源の取り扱いが不便であったり、光源を設置するための空間を必要としたりするために、装置の導入に際して設置環境を整えなければならないという不都合が生じた。
【0013】
また、光源を小さくするために、フィラメント等の発光部に対して反射鏡を小さくした場合には、反射鏡によって収束していく光を作り出すことができず、発散する光を発する光源となる。このため、上述した装置に小さくした光源を単に用いただけでは、十分な照度を得ることができず、これらの装置の特性を活かすことができない。
【0014】
このような事実があるにもかかわらず、発散光を発する光源を敢えて用いた装置も存在する。例えば、発散していく光を発する光源を複数用いた例としては、特開2002−107824号公報、特開2002−90888号公報、特開2002−90877号公報、特開2002−72083号公報、特開2000−194067号公報又は特開平11−149061号公報に開示されている装置がある。これらの装置は、投写型表示装置、いわゆる液晶プロジェクタ等の装置であり、その光源の反射鏡は小さく、光源の大きさも小さい。このような投写型表示装置では、小型化を図ることを目的としており、その意味では、目的を達成することができる装置ではある。
【0015】
【特許文献1】
特開2000−250223号公報
【特許文献2】
特開平7−248462号公報
【特許文献3】
特開平11−149061号公報
【特許文献4】
特開2002−107824号公報
【特許文献5】
特開2002−90888号公報
【特許文献6】
特開2002−90877号公報
【特許文献7】
特開2002−72083号公報
【特許文献8】
特開2000−194067号公報
【特許文献9】
特開平11−149061号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、投写型表示装置に用いられている光源から発せられる光は、発散光である。このため、このような装置においては、上述した公報からも明らかなように、発散光の全てを活用するものではなかった。即ち、発せられる光の一部の光のみをレンズやプリズムに入射させて用い、それ以外の光についてはなんら用いてはいなかった。このため、このような従来の装置は、装置の小型化を図ることはできても、光源から発せられた光を十分に活用することができなかった。
【0017】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、露光すべき基板等の被照射体の大きさが大きくなったときでも、十分な出力で的確に光を照射することができるとともに、光源から発せられた光を有効に活用して、基板の生産性を高く維持できる露光用照明装置を提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明においては、複数の光源部の各々から発せられた光の各々は、入射面に向かって進むに従って発散する発散光であり、かつ、発散光の全てを入射面に入射させることを特徴とする。
【0019】
より具体的には、本発明は以下の如き露光用照明装置を提供する。
(1) 発光部と前記発光部から発せられた光に指向性をもたせて出射する反射光学系とを含む複数の光源部と、前記光源部の各々から出射された光が入射される入射面と入射された光が導びかれて前記複数の発光部の各々の像が形成されるとともに導かれた光を出射する出射面とを含むインテグレーター光学素子と、を含む露光用照明装置であって、
前記複数の光源部の各々から出射された光の各々は、前記入射面に向かって進むに従って発散する発散光であり、かつ、
前記発散光の各々が前記入射面に入射する領域の大きさが、前記入射面よりも小さいことを特徴とする露光用照明装置。
上述した(1)の発明によれば、複数の光源部の各々から出射された光の各々は、入射面に向かって進むに従って発散する発散光であり、かつ、発散光が入射面に入射する領域の大きさが、入射面よりも小さいので、発散光の全てが入射面に入射され、露光すべき基板等の被照射体の大きさが大きくなったときでも、光源から発せられた光を有効に活用して露光に十分な出力で的確に光を照射することができる。また、複数の光源部の各々の出力を高める必要はないので、光源部の照度寿命を十分に長くすることができ、結果として、基板の生産効率を高めることができる。
【0020】
(2) 前記発散光の全てが、前記入射面において略同心状に入射される上記(1)記載の露光用照明装置。
上述した(2)の発明によれば、入射面において同心状に入射されるので、露光に要する照度の分布や角度の分布を小さくすることができる。例えば、複数の光源部のうちの一部の光源部から光が発せられなくなった場合でも、他の光源部から発せられる光は入射面に同心状に重畳して入射されるので、照度の変化を少なくすることができる。
【0021】
(3) 前記発光部をが所定の曲面に沿うように前記複数の光源部が並置され、かつ前記複数の光源部の発光部の各々から発せられた光の方向が前記曲面に対して略垂直となるように前記複数の光源部を支持する支持体を含む上記(1)記載の露光用照明装置。
上述した(3)の発明によれば、支持体上に複数の光源部を設けているので、光源部の取り扱いを容易にすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による露光用照明装置の概略を示す。
光源系100は、後述するように、複数の光源部110、例えば、超高圧水銀ランプからなる。光源系100は、その下方に設けられている基部(図示せず)上に載設された支持部材(図示せず)によって、所望する位置でかつ所望する方向に光が発せられるように支持されている。光源系100の複数の光源部110の各々からは、進行するに従って発散していく発散光が発せられる。これらの光は、フライアイブロック20に向けて発せられる。尚、図1に示した例では、複数の光源部110から発せられてフライアイブロック20まで至る光については、主光線のみ示し、発散する光のうちの最も外側を進行する光については省略して示した。
【0023】
光源系100から発せられた光の進行方向の前方には、フライアイブロック20が設けられている。フライアイブロック20は、入射面22とこの入射面22に略平行な出射面24とを有する。フライアイブロック20は、光源系100の複数の光源部110とフライアイブロック20の出射面24とが共役の関係になるように、フライアイブロック20の下方に設けられている基部(図示せず)上に載設された支持部材(図示せず)によって支持されている。フライアイブロック20は、後述するように、複数の同一のフライアイレンズ26からなる。フライアイレンズ26の各々は、略直方体形状を有する。フライアイレンズ26の各々も入射面27とこの入射面27に略平行な出射面28とを有する。フライアイブロック20は、全てのフライアイレンズ26の長手方向が同一の方向に向け互いに密着するように束ねられている。さらに、束ねられたときに、全ての入射面27が略同一平面になるようにかつ全ての出射面28が略同一平面になるように構成されている。全てのフライアイレンズ26の入射面27からなる面が、上述したフライアイブロック20の入射面22であり、全てのフライアイレンズ26の出射面28からなる面が、上述したフライアイブロック20の出射面24である。
【0024】
光源系100から発せられた光は、フライアイブロック20の入射面22の略中心に入射する。フライアイブロック20の入射面22に入射された光は、フライアイブロック20を構成するフライアイレンズ26の各々の中で進行し、フライアイレンズ26の出射面28まで導かれ、出射面28の各々から発せられる。これにより、フライアイブロック20の入射面22に入射した光は、フライアイブロック20の出射面24から発せられる。
【0025】
フライアイブロック20の出射面24から発せられる光の進行方向の前方には、コリメータ光学系である凹面鏡30が設けられている。凹面鏡30は、所望する位置でかつ所定の方向に光の進行方向を変え得るように、凹面鏡30の下方に設けられている基部(図示せず)上に載設された支持部材(図示せず)によって支持されている。出射面24から発せられた光は、凹面鏡30によってその進行方向が変えられる。その光の進行方向の前方には、液晶カラーフィルター基板やプラズマディスプレイ基板やプリント基板等の被照射体40が設置されている。被照射体40は、上述したフライアイブロック20の入射面22と被照射体40とが共役の関係になるように位置づけられる。出射面24から発せられた光は、凹面鏡30によってその進行方向が変えられるとともに平行光に変換され、被照射体40の照射面に略垂直方向に照射される。尚、被照射体40の表面には、感光剤が塗布されており、光源系100から発せられた光を被照射体40の所望する領域に照射することにより、被照射体40は露光される。
【0026】
上述した光源系100は、図2に示すように、複数の光源部110、例えば、35個の超高圧水銀ランプと、これらの光源部110を支持する支持体120とを含む。35個の超高圧水銀ランプは、図2(a)に示すように、水平方向に5個ずつ、鉛直方向に7個ずつ支持体120上に並置されている。
【0027】
支持体120は、金属等の熱伝導の高い材質からなる。支持体120は、図2(a)に示すように略矩形の板状体であるとともに、図2(b)及び(c)に示すように、所定の曲面、例えば球面に沿った湾曲した形状を有する。支持体120には、光源部110を取り付けるための貫通孔(図示せず)と、光源部110の先端部を支持体120に固定するための取付用ネジ穴(図示せず)と、が形成されている。後述するように、光源部110の各々は、発光部(図示せず)、例えば、発光管の陰極と陽極との中間点を含む。上述したように、支持体120は、所定の曲面、例えば球面に沿った形状を有しているので、支持体120に複数の光源部110を取り付けたときには、複数の光源部110の発光部の各々がその曲面に沿って配置するように光源部110を並置することができる。また、図1に示すように、複数の光源部110の発光部の各々から発せられた光の方向、例えば主光線の方向が、支持体120に対して垂直となるように、複数の光源部110は支持体120に取り付けられている。即ち、複数の光源部110の発光部の各々から発せられた光の主光線方向が、複数の光源部110の各々の位置における接線に対して垂直となるように、複数の光源部110の各々は支持体120に支持されている。
【0028】
また、図3に示すように、平坦な板状の形状を有する支持体122を用いてもよい。尚、図3においては、図2に示した要素と同様のものについては同一の符号を付して示した。図3に示した支持体122を用いる場合には、光源部110の各々の高さと光軸の向きとを調節するためのスペーサ124a〜124dを介して光源部110は支持体122に取り付けられる。尚、図3に符号を付したスペーサは、最も外側に配置された光源部110についてのみ示したもので、スペーサの種類は、124a〜124dの4種類には限られない。これらのスペーサの種類を適宜選択し、そのスペーサを介して光源部110を支持体122に取り付けることにより、光源部110の発光部が、図3(b)及び(c)の破線で示すような所定の曲面、例えば球面に沿うようにして、複数の、例えば35個の光源部110を支持体122に取り付ることができる。このような構成とした場合でも、複数の光源部110の発光部が曲面、例えば球面に沿うように複数の光源部110を並置することができ、複数の光源部110の発光部の各々から発せられた光の主光線の方向が、この曲面、例えば球面に対して略垂直となるように複数の光源部110を支持することができる。
【0029】
尚、図3に示した例は、支持体122の前面126の前側にスペーサを設けて光源部110を取り付ける場合を示したが、支持体122の前面126の後側ににスペーサを設けて光源部110を取り付けてもよい。即ち、複数の光源部110の各々から発せられた光の全てが、後述するフライアイブロック20の入射面22で入射面22の全面にわたって入射されるように、支持体122に光源部110が設けられていればよい。
【0030】
フライアイブロック20は、上述したように、複数の同一のフライアイレンズ26から構成されている。例えば、図5に示す例では、10個のフライアイレンズ26からなるフライアイブロック20を示す。尚、この図5は、フライアイブロック20の入射面22と、この入射面22を構成するフライアイレンズ26の入射面27とを示す。また、図7に示した実線の長方形の各々がフライアイレンズ26の入射面27を示す。
【0031】
フライアイレンズ26の各々は、長尺な略直方体の形状を有する。フライアイレンズ26の各々の入射面27は、図5に示すように略長方形である。フライアイブロック20は、フライアイレンズ26の長手方向に沿って互いに密着するように束ねられている。上述したように、束ねられたときに、全ての入射面27が略同一平面になるように、かつ全ての出射面28が略同一平面になるように配置されている。全ての入射面27からなる面が、上述したフライアイブロック20の入射面22であり、全ての出射面28からなる面が、上述したフライアイブロック20の出射面24である。また、フライアイブロック20のの入射面22の形状が、円形に近くなるように、複数のフライアイレンズ26を束ねて構成するのが好ましい。このように、光源部110の各々から発せられた光の全てが、フライアイブロック20の入射面22に入射する。特に、光源部110の各々から発せられた光の全てが、入射面22の略中心に略同心状になるように入射するのが好ましい。
【0032】
光源部110の各々は、例えば、超高圧水銀ランプであり、発光管と反射鏡とからなる。発光管の内部には、陰極及び陽極からなる2つの電極等が設けられている。発光管の内部は、所定の水銀蒸気圧、例えば8.1×10パスカル以上の水銀が封入されている。反射鏡は、放物面又は楕円面を有するガラスの成形体からなる。反射鏡の表面には反射コーティング膜が形成されており、この反射コーティング膜は、青から波長365nm近傍までの紫外光を反射させる波長帯を有する。陰極と陽極との中点が反射鏡の焦点に略位置するように、発光管は、反射鏡に対して固定されている。この陰極と陽極との中点が「発光部」を構成する。また、反射鏡が「反射光学系」を構成する。このような超高圧水銀ランプは、発光部に対して反射鏡の大きさが小さいために、以下で説明するように、反射鏡によって収束していく光を作り出すことができず、進行するに従って発散していく光が発せられる。
【0033】
以下では、反射鏡の1つの例として、反射鏡が放物面状に形成されている場合を示す。超高圧水銀ランプの陰極と陽極との間で放電を起こすことにより、陰極と陽極との間でプラズマ発光が生じる。反射鏡の焦点の近傍で発せられた光は、反射鏡で反射されて、図4(a)に示すように、光軸に対して略平行に進む。これは、放物面の他の焦点は無限遠に位置するからである。また、反射鏡の焦点位置から多少離れて反射鏡の軸心に近い箇所で発せられた光は、図4(b)に示すように、多少発散しながら進む。さらに、反射鏡の焦点位置から多少離れて反射鏡の軸心から遠い箇所で発せられた光は、図4(c)に示すように、多少収束しながら進む。このため、光源部110の各々から発せられる光は、図4(d)に示すように、これらの3種類の光の全てを重ね合わせた光であり、進行するに従って発散していく光となり、この発散光がフライアイブロック20の入射面22に入射される。尚、発散光が発せられる一つの例として反射鏡が放物面状に形成されている場合を示したが、反射鏡が楕円面状に形成されている場合であっても、発光部に対して反射鏡の大きさが小さいときには、光源部110から発せられる光は発散光となることにはかわりはない。
【0034】
図6に示すように、フライアイブロック20の入射面22に向かって光源部110の各々から発せられた光の全ては、この入射面22に入射される。尚、図6に示した例は、光源系100に並置された光源部110のうち、図2(a)又は図3(a)上で中央に配置されたもの110aと、図2(a)又は図3(a)上で最も右側に配置された光源部110bと、図2(a)又は図3(a)上で最も左側に配置された光源部110cと、のみを示す。また、図6では、光源部110aと110bと110cとから発せられた発散光のうち最も外側を進む光を実線で示した。即ち、光源部110aから発せられた発散光のうちの最も外側を進む光を実線60a及び60bで示し、光源部110bから発せられた発散光のうちの最も外側を進む光を実線62a及び62bで示し、光源部110cから発せられた発散光のうちの最も外側を進む光を実線64a及び64bで示した。
【0035】
図6に示すように、光源部110aから発せられた光の主光線60cは、入射面22に対して垂直に入射面22の略中央に入射する。また、光源部110aから発せられた光の最も外側を進む光60aは、入射面22の一の端部の近傍に入射し、光60bは、入射面22の他の端部の近傍に入射する。また、光源部110b又は110cから発せられた光の主光線62c及び64cは、入射面22に対してやや斜めに入射面22の略中央に入射する。光源部110b又は110cから発せられた光のうちの最も外側を進む光62a又は64aは、入射面22の一の端部の近傍に入射する。さらに、光源部110b又は110cから発せられた光のうちの最も外側を進む光62b又は64bは、入射面22の他の端部の近傍に入射する。
【0036】
このように、入射面22に入射した光の入射領域は、図5に示すように、光源部110aから発せられた光の場合には、略円形の入射領域70となり、光源部110b又は110cから発せられた光の場合には、左右方向に歪んだ円形72又は74となる。尚、図5においては、上述した、主光線60c、62c及び64c、最も外側を進む光60a及び60b、62a及び62b、並びに64a及び64bが入射面22上に照射される点も記した。また、光源系100に並置された光源部110のうち上側や下側に配置された光源部110から発せられた光の入射領域は、上下方向に歪んだ円形となる(図示せず)。このように光源系100に並置された光源部110の全てから発せられた光の全てを重ね合わせると、その入射領域の形状は全体として円形に近づく。このようなことから、上述したように、フライアイブロック20のの入射面22の形状が、円形に近くなるように、複数のフライアイレンズ26を束ねて構成するのが好ましい。
【0037】
上述したように、光源系100の複数の光源部110とフライアイブロック20の出射面24とが共役の関係になるように、フライアイブロック20は設けられている。このため、フライアイブロック20の出射面24では、図7に示すように、光源系100の複数の光源部110の像が形成される。尚、図7に示した実線の長方形の各々がフライアイレンズ26の出射面28を示す。フライアイブロック20を構成するフライアイレンズ26の出射面28の全てに光源系100の複数の光源部110が形成される。即ち、フライアイレンズ26の出射面28の全てに、図2(a)や図3(a)に示した水平方向に5個ずつ鉛直方向に7個ずつ合計で35個の光源部110の像が形成される。このようなことから、フライアイレンズ26の出射面28の形状が、光源系100に並置された複数の光源部110の配列の外形に近いことが好ましい。さらに、この出射面28の形状が被照射体40の露光すべき領域の形状に対応する。このため、被照射体40の露光すべき領域の形状に応じて、フライアイレンズ26の出射面28の形状と、複数の光源部110の配列の外形とを定めることができる。即ち、出射面28の形状が、被照射体40の露光すべき領域の形状の相似形となるようにフライアイレンズ26を選択するとともに、複数の光源部110の配列の外形が、被照射体40の露光すべき領域の形状の相似形となるように複数の光源部110の配置を定めることにより、複数の光源部110から発せられた光を効率よく被照射体40に照射することができる。
【0038】
尚、上述した図6に示した例では、入射面22の中心に略同心状に、光源部110の各々から発せられた光の全てを入射させる場合を示した。しかしながら、図8に示すように光源部110の各々から発せられた光を部分的に重複するように入射面22に入射させるようにしてもよい。このようにした場合には、光源系100やフライアイブロック20の位置調整や、光軸の調整を容易にすることができ、装置の取り扱いを簡素にすることができる。
【0039】
また、上述した実施例では、インテグレーター光学素子としてフライアイレンズからなるフライアイブロックである場合を示したが、インテグレーター光学素子としてロッドレンズを用いてもよい。
【0040】
また、光源系100の複数の光源部110を冷却するために、光源部110の各々の周囲に冷却水を供給や循環するための配管や、空冷用のファン等を支持体120を設けてもよい。
【0041】
更に、上述した複数の光源部110は、液晶プロジェクタに用いられる光源を用いるのが好ましい。光源を取り替えを容易にすることができ、予備品を速やかにかつ容易に準備したり、代替品への切替も容易にすることができる。特に、光源として紫外領域で露光するものが好ましい。
【0042】
また、複数の光源部110のうち、点灯すべき光源を選択するスイッチ等の選択手段を設けてもよい。このようにした場合には、光量を調節することができ、例えば、当初は、全ての光源部110を点灯せずに所定の数の光源部110のみを点灯するようにし、使用するにつれて照度が低下したようなときには、点灯すべき光源部110の数を増やすことができる。このようにすることで、使用当初であっても、使用時間が増えた場合であっても、被照射体の照射面への単位面積当りの照度を常に一定にすることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、露光すべき基板等の被照射体の大きさが大きくなったときでも、十分な出力で的確に光を照射することができるとともに、光源から発せられた光を有効に活用して、基板の生産性を高く維持できる露光用照明装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明装置を示す平面図である。
【図2】本発明による照明装置の光源系の第1の実施形態を示す正面図(a)と平面図(b)と側面図(c)とである。
【図3】本発明による照明装置の光源系の第2の実施形態を示す正面図(a)と平面図(b)と側面図(c)とである。
【図4】本発明による照明装置の光源部から発せられる光束の概略を示す概略図である。
【図5】本発明による照明装置のフライアイレンズ20の入射面22の概略を示す概略図である。
【図6】本発明による照明装置の光源部から発せられる発散光と、発散光が入射面22に入射する様子を示す概略図である。
【図7】本発明による照明装置のフライアイレンズ20の出射面24の概略を示す概略図である。
【図8】本発明による照明装置の光源部から発せられる発散光と、発散光が入射面22に入射する様子を示す概略図である。
【符号の説明】
10 照明装置
20 フライアイレンズ(インテグレーター光学素子)
22 入射面
24 出射面
100 光源系
110 光源部
120、120’、122 支持体

Claims (3)

  1. 発光部と前記発光部から発せられた光に指向性をもたせて出射する反射光学系とを含む複数の光源部と、前記光源部の各々から出射された光が入射される入射面と入射された光が導びかれて前記複数の発光部の各々の像が形成されるとともに導かれた光を出射する出射面とを含みインテグレーター光学素子と、を含む露光用照明装置であって、
    前記発光部は水銀ランプからなり、
    前記反射光学系は、前記発光部に対して収束していく光を作り出すのに十分な大きさよりも小さく放物面状又は楕円面状に形成される反射鏡を有し、前記反射鏡に対して前記水銀ランプの陰極と陽極との中点が前記反射鏡の焦点に略位置するように前記水銀ランプの発光管が固定され、
    前記複数の光源部の各々から出射された光の各々は、前記入射面に向かって進むに従って発散する発散光であり、かつ、
    前記発散光の各々が前記入射面に入射する領域の大きさが、前記発散光の全てを入射面に入射させるために前記入射面よりも小さいことを特徴とする露光用照明装置。
  2. 前記インテグレーター光学素子は、前記発散光の全てが、前記入射面において略同心状に入射され、前記複数の光源部と前記出射面とが共役の関係になり、前記入射面と被照射体とが共役の関係になるように位置づけられる請求項1記載の露光用照明装置。
  3. 前記発光部が所定の曲面に沿うように前記複数の光源部が並置され、かつ前記複数の光源部の発光部の各々から発せられた光の方向が前記曲面に対して略垂直となるように前記複数の光源部を支持し、熱伝導の高い材質からなる支持体を含む請求項1記載の露光用照明装置。
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