JP2002231184A - 光源装置およびこれを用いたプロジェクタ - Google Patents

光源装置およびこれを用いたプロジェクタ

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JP2002231184A
JP2002231184A JP2001027722A JP2001027722A JP2002231184A JP 2002231184 A JP2002231184 A JP 2002231184A JP 2001027722 A JP2001027722 A JP 2001027722A JP 2001027722 A JP2001027722 A JP 2001027722A JP 2002231184 A JP2002231184 A JP 2002231184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源装置に備えられた発光管の失透を低減さ
せることにより、光源装置の光出力の劣化を低減するこ
とのできる技術を提供する。 【解決手段】 光源装置110は、一対の電極を内側に
含む発光管120と、約5.0W/(m・K)以上の熱
伝導率を有する透光性材料で形成され、発光管の外側に
配置された透光性部材130と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置およびこ
れを用いて画像を投写表示するプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタでは、照明光学系から射出
された光が液晶ライトバルブなどによって画像情報(画
像信号)に応じて変調され、変調された光がスクリーン
上に投写されることにより画像が表示される。
【0003】照明光学系は、光源装置を含んでいる。光
源装置は、通常、一対の電極を内側に含む発光管と、発
光管から射出される光を反射するリフレクタと、を備え
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光源
装置においては、発光管の管壁温度が高くなりすぎると
発光管が白濁してしまい、光源装置の光出力が劣化して
しまうという問題があった。これは、発光管の失透に起
因する。ここで、失透とは、発光管の管壁を形成するガ
ラスが、再結晶化する現象である。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、光源装置に備え
られた発光管の失透を低減させることにより、光源装置
の光出力の劣化を低減することのできる技術を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の装置は、光源装置であって、一対の電極を内側に含
む発光管と、約5.0W/(m・K)以上の熱伝導率を
有する透光性材料で形成され、前記発光管の外側に配置
された透光性部材と、を備えることを特徴とする。
【0007】本発明の光源装置においては、発光管の外
側に熱伝導率の比較的高い透光性部材が配置されている
ので、発光管の発熱による管壁温度の上昇を低減させる
ことができる。したがって、発光管の失透を低減させる
ことができ、光源装置の光出力の劣化を低減することが
可能となる。
【0008】上記の装置において、前記透光性材料は、
サファイアであることが好ましい。
【0009】サファイアは熱伝導率が比較的高い。した
がって、透光性部材をサファイアで形成すれば、発光管
の管壁温度の上昇を効率よく低減させることができる。
【0010】上記の装置において、前記発光管は、前記
一対の電極間で、アーク放電を発生させるランプであっ
てもよいし、前記一対の電極間にフィラメントが形成さ
れたランプであってもよい。
【0011】上記の装置において、前記透光性部材は、
前記発光管の少なくとも一部を囲む筒状の形状を有して
いることが好ましい。
【0012】例えば、透光性部材は、前記発光管の全体
を囲む外管であってもよい。
【0013】このように、筒状の形状を有する透光性部
材を発光管の外側に配置する場合には、発光管の管壁の
温度上昇を低減させることができるとともに、透光性部
材に囲まれた部分の管壁温度をほぼ均一にすることが可
能となる。
【0014】さらに、上記の装置において、前記発光管
および前記外管を保持する保持部と、前記保持部に設け
られ、前記一対の電極と電気的に接続された一対の電力
供給用端子と、を備えていてもよい。
【0015】こうすれば、発光管と外管と保持部とで構
成される光源装置を一体化することができる。
【0016】上記の装置において、前記外管の2つの端
部のうち、一方の端部には、前記保持部が設けられてお
り、他方の端部には、透光性の板材が設けられていても
よい。
【0017】また、上記の装置において、前記透光性部
材は、前記発光管に接触していないことが好ましい。
【0018】発光管の管壁温度が低すぎる場合にも、光
源装置の光出力が劣化する場合がある。したがって、透
光性部材を、発光管に接触していない状態で配置すれ
ば、発光管の管壁温度を、所定の温度範囲内に保つこと
が比較的容易となる。
【0019】上記の装置において、前記発光管から射出
される光を反射するための凹面を有するリフレクタを備
えるようにしてもよい。
【0020】こうすれば、発光管から射出された光を所
定の方向に射出することができる。
【0021】さらに、上記の装置において、前記リフレ
クタの開口面に、透光性の板材を備えるようにしてもよ
い。
【0022】本発明の第2の装置は、画像を投写表示す
るプロジェクタであって、光源装置を含む照明光学系
と、前記照明光学系からの光を画像情報に応じて変調す
る電気光学装置と、前記電気光学装置で得られる変調光
を投写する投写光学系と、を備え、前記光源装置は、一
対の電極を内側に含む発光管と、約5.0W/(m・
K)以上の熱伝導率を有する透光性材料で形成され、前
記発光管の外側に配置された透光性部材と、前記発光管
から射出される光を反射するための凹面を有するリフレ
クタと、を備えることを特徴とする。
【0023】本発明のプロジェクタにおいては、本発明
の第1の装置である光源装置が用いられている。したが
って、発光管の失透を低減させることができ、この結
果、光源装置の光出力の劣化を低減することが可能とな
るとともに、プロジェクタによって投写表示される画像
の明るさの劣化を低減することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】A.光源装置: A−1.第1実施例:図1は、本発明を適用した第1実
施例としての光源装置110を示す説明図である。図1
は、光源装置110を、光源光軸110axを通り光源
光軸110axと平行なyz平面で切断したときの概略
断面図を示している。ここで、光源光軸110axと
は、光源装置110から射出される光の中心軸を意味し
ている。
【0025】光源装置110は、発光管120と、発光
管120の外側に設けられた外管130と、発光管12
0および外管130を保持する保持部140と、リフレ
クタ150とを備えている。
【0026】リフレクタ150は、光源光軸110ax
に軸対称な回転楕円面形状の凹面150Rを有してい
る。リフレクタ150は、耐熱性に優れる硬質ガラスで
形成されており、その凹面150Rには、反射膜が形成
されている。なお、反射膜としては、誘電体多層膜や、
アルミニウム膜や銀膜などの金属膜を用いることができ
る。発光管120の発光中心は、回転楕円面の第1焦点
付近に配置されており、発光管120から射出された光
は、外管130を透過してリフレクタ150で反射され
た後、回転楕円面の第2焦点に向かう。
【0027】なお、この光源装置110を、後述するプ
ロジェクタに適用する場合には、回転楕円面の第2焦点
に向かう光を光源光軸110axに略平行な光に変換す
るための平行化レンズが用いられる。
【0028】図2は、図1の発光管120と外管130
と保持部140とを拡大して示す説明図である。
【0029】発光管120は、高圧水銀ランプである。
発光管120は、その中央部分に略球状の発光部120
cを備えており、発光部120c内部には、ハロゲンガ
スが封入されている。発光管120の管壁は、耐熱性お
よび耐圧性に優れる石英で形成されている。
【0030】発光管120の内側には、一対の電極12
4e1,124e2が一定距離だけ離れた状態で配置さ
れている。各電極124e1,124e2は、タングス
テン製の電極芯棒の先端にタングステン製のコイルが設
けられたものである。一対の電極124e1,124e
2は、それぞれモリブデン泊124m1,124m2を
介して、ニッケル製のリード線124n1,124n2
と接続されている。そして、各リード線124n1,1
24n2は、発光管120の外部に引き出されて、保持
部140に設けられた電力供給用端子124s1,12
4s2と接続されている。すなわち、一対の電極124
e1,124e2は、一対の電力供給用端子124s
1,124s2と電気的に接続されている。そして、電
力供給用端子124s1,124s2を介して電極12
4e1,124e2の間に所定の電圧を印加すると、電
極間では、アーク放電が発生する。これにより、発光部
120cの中心付近を中心とする略放射状の光が射出さ
れる。
【0031】なお、一対の電極124e1,124e2
間でアーク放電が発生している間、発光管120の内部
では、ハロゲン再生サイクルが進行している。すなわ
ち、電極124e1,124e2を形成するタングステ
ンは、発光管120内で蒸発する。蒸発したタングステ
ンは、発光管120の管壁付近において、管内に封入さ
れているハロゲンガスと反応して、ハロゲン化タングス
テンが生成される。生成されたハロゲン化タングステン
は、濃度拡散や対流などによって、電極124e1,1
24e2に近付くと、ハロゲンガスとタングステンとに
分解される。分解されたタングステンは、電極124e
1,124e2の表面に析出する。一方、分解されたハ
ロゲンガスは蒸発したタングステンと管壁付近で再び反
応し、上記のハロゲン化タングステンが再度生成され
る。このようなハロゲン再生サイクルが進行することに
より、発光管120は、継続して光を射出することがで
きる。
【0032】外管130は、発光管120の外側近傍に
設けられた透光性部材であり、発光管120の全体を囲
む略円筒状の形状を有している。なお、外管130は、
発光管120に接触していない。外管130の2つの端
部のうち、一方の端部には、保持部140が設けられて
おり、他方の端部には、略円形状の透光性の板材132
が設けられている。このように、外管130の端部に保
持部140と透光性の板材132とを設けて発光管12
0を包み込むことにより、発光管120が破裂した場合
に、破片が外管130の外部に飛散することを防止する
ことができるので、破片の回収を容易に行うことができ
るという利点がある。なお、透光性の板材132の中央
には、小孔が設けられており、小孔を介して、第2のリ
ード線124n2が引き出されている。
【0033】保持部140は、略円柱状の外形形状を有
しており、絶縁材料で形成されている。保持部140の
一方の側には、略円形の凹部142が形成されている。
発光管120および外管130は、凹部142内で固定
されている。具体的には、セメントなどの耐熱性および
絶縁性に優れる接着剤144で、保持部140に固定さ
れている。また、保持部140の他方の側には、一対の
電力供給用端子124s1,124s2が設けられてい
るとともに、凹凸部146が形成されている。
【0034】図示するように、本実施例では、発光管1
20および外管130を保持する保持部140によっ
て、発光管120と外管130と保持部140とは、一
体化されている。こうすれば、光源装置110におい
て、発光管120が故障した場合などに、発光管120
と外管130と保持部140とで構成される発光管ユニ
ットを、容易に交換することができるという利点があ
る。
【0035】ところで、前述したように、発光管の管壁
温度が高くなりすぎると、発光管が失透して、光源装置
の光出力が劣化してしまう場合がある。ここで、失透と
は、発光管の管壁(本実施例では、石英)が再結晶化す
る現象である。この現象は、図1の光源装置110を用
いる際には、一対の電極124e1,124e2が地面
に対して水平に配置された場合に、発光部120cの上
側部分の管壁に発生し易い。これは、発光部120cの
上側部分の管壁に熱が集中するためである。上側部分の
管壁温度は、下側部分の管壁温度よりも、例えば約10
0K〜約200K高くなる場合もある。
【0036】本実施例では、発光管120の外側に設け
られた外管130は、熱伝導率の比較的高い透光性材料
で形成されている。外管130を形成する透光性材料と
しては、約5.0W/(m・K)以上の熱伝導率を有す
る材料が好ましく、約10W/(m・K)以上の熱伝導
率を有する材料が望ましい。約5.0W/(m・K)以
上の熱伝導率を有する透光性材料としては、例えば、水
晶(SiO2 の単結晶)やサファイアを用いることがで
きる。本実施例では、透光性材料として、約42W/
(m・K)の熱伝導率を有するサファイアが用いられて
いる。なお、サファイアは、ヤング率が比較的高いの
で、発光管120の破裂とともに外管130が破裂して
しまうことを防止することができるという利点もある。
【0037】このように、熱伝導率の比較的高い透光性
材料で形成された外管130を発光管120の外側に設
ければ、発光管120の管壁の温度上昇を効率よく低減
させることができるので、発光管120の管壁の失透を
低減させることが可能となる。
【0038】なお、外管130の端部に設けられた透光
性の板材132も、外管130と同様に、サファイアで
形成されている。
【0039】発光管の管壁温度が高くなりすぎると、上
記のように、発光管が失透して光源装置の光出力が劣化
するが、逆に、発光管の管壁温度が低くなりすぎても、
発光管が黒化して光源装置の光出力が劣化する。ここ
で、黒化とは、前述のハロゲン再生サイクルにおいて生
成されたハロゲン化タングステンが、発光管の管壁に付
着する現象である。この現象は、図1の光源装置110
を用いる際には、一対の電極124e1,124e2が
地面に対して水平に配置された場合に、発光部120c
の下側部分の管壁に発生し易い。これは、上記の説明か
ら分かるように、発光部120cの下側部分の管壁の熱
が、上側部分の管壁に移動するためである。
【0040】このため、本実施例では、発光管120の
外側には、発光管120の全体を囲む筒状の形状を有す
る外管130が配置されている。このような筒状の形状
を有する透光性部材を発光管の外側に配置すれば、発光
管120の発光部120cの上側部分の管壁の温度上昇
を低減させることができるとともに、外管130に囲ま
れた上側部分と下側部分との管壁温度をほぼ均一にする
ことができる。そして、本実施例においては、外管13
0は、発光管120と接触しない状態で配置されている
ので、接触した状態で配置される場合と比較して、発光
管120の管壁温度を、高すぎず、かつ、低すぎない所
定の温度範囲内に容易に保つことができる。このよう
に、発光管の管壁温度を所定の温度範囲内に設定するこ
とにより、発光管の失透と黒化とを同時に低減させるこ
とが可能となる。
【0041】また、本実施例では、発光管120および
外管130を保持する保持部140は、熱伝導率の比較
的高い絶縁材料である窒化アルミニウム(AlN)で形
成されている。また、保持部140に形成された凹凸部
146は、冷却フィンとして機能する。このようにすれ
ば、発光管120の熱を、外管130や保持部140を
介して、外部に放出することができる。したがって、発
光管120の管壁の温度上昇をさらに低減させることが
でき、この結果、発光管120の管壁の失透をさらに低
減させることが可能となっている。なお、発光管120
と外管130と保持部140とを固定する接着剤144
としても、保持部140と同様に、熱伝導率の比較的高
い材料を用いることが好ましい。
【0042】以上説明したように、本実施例の光源装置
110は、一対の電極124e1,124e2を内側に
含む発光管120と、約5.0W/(m・K)以上の熱
伝導率を有するサファイアで形成され、発光管の外側に
配置された外管130と、を備えている。このような光
源装置110を用いれば、発光管の発熱による管壁温度
の上昇を低減させることができる。したがって、発光管
の失透を低減させることができるとともに、光源装置の
光出力の劣化を低減することが可能となる。
【0043】なお、図1に示す光源装置110は、リフ
レクタ150を備えているが、リフレクタは省略可能で
ある。
【0044】A−2.第2実施例:図3は、本発明を適
用した第2実施例としての光源装置110Aを示す説明
図である。この光源装置110Aは、第1実施例の光源
装置110(図1,図2)とほぼ同じであるが、外管1
30の端部に設けられた透光性の板材132が省略さ
れ、これに代えて、リフレクタ150の開口面に透光性
の板材152が設けられている。
【0045】このように、リフレクタ150の開口面に
透光性の板材152を設けるようにしても、発光管12
0が破裂した場合に、破片がリフレクタ150の外部に
飛散することを防止することができるので、破片の回収
を容易に行うことができるという利点がある。
【0046】A−3.第3実施例:図4は、本発明を適
用した第3実施例としての光源装置110Bを示す説明
図である。この光源装置110Bは、第2実施例の光源
装置110A(図3)とほぼ同じであるが、保持部14
0が省略されている。そして、本実施例の光源装置11
0Bでは、発光管120と外管130とリフレクタ15
0’とが一体化されている。
【0047】すなわち、本実施例の光源装置110Bで
は、リフレクタ150’は、その底部に、略円筒状のネ
ック部154を有している。発光管120および外管1
30は、ネック部154の内側に挿入され、セメントな
どの耐熱性および絶縁性に優れる接着剤156で固定さ
れている。
【0048】さらに、図3の保持部140の省略に伴っ
て、一対の電力供給用端子124s1,124s2が省
略されている。そして、第1のリード線124n1は、
接着剤156を介して外部に引き出され、第2のリード
線124n2は、リフレクタ150’に設けられた小孔
を介して外部に引き出されている。
【0049】このように、保持部140を省略しても、
光源装置110Bを構成することが可能である。
【0050】A−4.第4実施例:図5は、本発明を適
用した第4実施例としての光源装置110Cを示す説明
図である。この光源装置110Cは、第3実施例の光源
装置110B(図4)とほぼ同じであるが、発光管12
0の外側に配置される透光性部材の形状が変更されてい
る。
【0051】すなわち、本実施例では、発光管120の
一部(具体的には、発光部120c)を囲む筒状の形状
を有する透光性部材130Cが用いられている。そし
て、透光性部材130Cは、発光管120に固定されて
いる。具体的には、透光性部材130Cは、発光部12
0cから離れた位置で、接着剤ADによって、発光管1
20に固定されている。なお、接着剤ADとしては、耐
熱性および透光性に優れるものが好ましい。
【0052】A−5.第5実施例:図6は、本発明を適
用した第5実施例としての光源装置110Dを示す説明
図である。この光源装置110Dも、第3実施例の光源
装置110B(図4)とほぼ同じであるが、発光管12
0の外側に配置される透光性部材の形状が変更されてい
る。
【0053】すなわち、本実施例では、発光管120の
外側には、略長方形の透光性板材130Dが配置されて
いる。なお、図6の光源装置110Dでは、一対の電極
124e1,124e2が地面に対して水平に配置され
ると仮定しているので、透光性板材130Dは、発光管
120の上側のみに、配置されている。このようにして
も、発光管120の発光部120cの上側部分の管壁の
温度上昇を低減させることができ、この結果、発光管1
20の管壁の失透を低減させることができる。
【0054】なお、透光性板材130Dは、発光管12
0の上方で、接着剤ADによってリフレクタ150’に
固定されている。
【0055】A−6.第6実施例:図7は、本発明を適
用した第6実施例としての光源装置110Eを示す説明
図である。この光源装置110Eも、第3実施例の光源
装置110B(図4)とほぼ同じであるが、発光管12
0の外側に配置される透光性部材は、発光管120と接
触する状態で配置されている。
【0056】このように、発光管120と透光性部材1
30Eとが接触する場合には、発光管120の管壁の温
度上昇を効率よく低下させることができる。しかしなが
ら、管壁温度が低くなりすぎると、前述のように、発光
管120の管壁が黒化してしまう。そこで、本実施例で
は、筒状の形状を有する透光性部材130Eの長さを小
さくしている。このようにしても、発光管120の管壁
温度を所定の温度範囲内に保つことができるので、発光
管120の管壁の温度上昇を低減させることができ、こ
の結果、発光管120の管壁の失透を低減させることが
できる。
【0057】なお、透光性部材130Eは、発光管12
0の発光部120c上で、接着剤ADによって発光管1
20の発光部120cに固定されている。図示するよう
に、接着剤ADは、発光部120cに付着しているの
で、接着剤ADとしては、耐熱性に優れるものを用いる
ことが好ましい。
【0058】以上説明したように、第2ないし第6実施
例の光源装置110A〜110Eも第1実施例の光源装
置110と同様に、一対の電極124e1,124e2
を内側に含む発光管120と、約5.0W/(m・K)
以上の熱伝導率を有するサファイアで形成され、発光管
の外側に配置された透光性部材130,130C,13
0D,130Eと、を備えている。したがって、発光管
の失透を低減させることができるとともに、光源装置の
光出力の劣化を低減することが可能である。
【0059】B.プロジェクタ:図8は、本発明を適用
したプロジェクタの一例を示す概略構成図である。プロ
ジェクタ1000は、照明光学系100と、色光分離光
学系200と、リレー光学系220と、3枚の液晶ライ
トバルブ300R,300G,300Bと、クロスダイ
クロイックプリズム320と、投写光学系340とを備
えている。
【0060】照明光学系100は、偏光発生光学系を備
えており、偏光方向の揃った1種類の直線偏光光を射出
する。照明光学系100から射出された光は、色光分離
光学系200において赤(R)、緑(G)、青(B)の
3色の色光に分離される。分離された各色光は、液晶ラ
イトバルブ300R,300G,300Bにおいて画像
情報に対応して変調される。ここで、液晶ライトバルブ
300R,300G,300Bは、本発明における電気
光学装置に相当する液晶パネルと、その光入射面側およ
び光射出面側に配置された偏光板とを備えている。液晶
ライトバルブ300R,300G,300Bにおいて画
像情報に応じて変調された変調光は、クロスダイクロイ
ックプリズム320で合成され、投写光学系340によ
ってスクリーンSC上に投写される。これにより、スク
リーンSC上に画像が表示されることとなる。なお、図
8に示すようなプロジェクタの各部の構成および機能に
ついては、例えば、本願出願人によって開示された特開
平10−325954号公報に詳述されているので、本
明細書において詳細な説明は省略する。
【0061】このプロジェクタ1000では、照明光学
系100の光源装置として、図1の光源装置110が用
いられている。なお、光源装置110は、前述したよう
に、回転楕円面形状の凹面150Rを有するリフレクタ
150を備えており、回転楕円面の第2焦点に向かう光
を射出する。このため、この光源装置110の光射出面
側には、回転楕円面の第2焦点に向かう光を光源光軸1
10axに略平行な光に変換するための平行化レンズ1
80が備えられている。
【0062】この光源装置110においては、発光管1
20の外側に熱伝導率の比較的高い透光性部材(外管)
130が配置されているので、発光管の発熱による管壁
温度の上昇を低減させることができる。したがって、発
光管の失透を低減させることができ、光源装置の光出力
の劣化を低減することが可能となる。
【0063】なお、プロジェクタ1000は、光源装置
110を冷却するための冷却ファン400を備えてい
る。したがって、発光管120の管壁温度の上昇をさら
に低減させることができ、この結果、光源装置110の
光出力の劣化をさらに低減することが可能となる。
【0064】このような光源装置110をプロジェクタ
1000に適用すれば、プロジェクタによって投写表示
される画像の明るさの劣化を低減することが可能とな
る。
【0065】なお、本発明は上記の実施例や実施形態に
限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の態様において実施することが可能であり、例
えば次のような変形も可能である。
【0066】(1)第1および第2実施例の光源装置1
10,110Aでは、外管130の2つの端部のうちの
一方の端部に、保持部140および一対の電力供給用端
子124s1,124s2が設けられているが、リフレ
クタ150を省略して光源装置を構成する場合などに
は、外管の両端部に、保持部と電力供給用端子とをそれ
ぞれ設けるようにしてもよい。
【0067】(2)上記実施例では、発光管120の管
壁は、石英で形成されているが、他のガラスで管壁が形
成された発光管を利用するようにしてもよい。
【0068】(3)上記実施例では、発光管120とし
て、高圧水銀ランプが利用されているが、発光管として
は、一対の電極間にアーク放電を発生させるランプ(放
電灯)を利用することができる。また、発光管として
は、ハロゲンランプなどの一対の電極間にフィラメント
が形成されたランプを利用してもよい。
【0069】(4)第1ないし第3実施例の光源装置1
10,110A,110Bでは、発光管120の全体を
囲む筒状の形状を有する透光性部材(外管)130が用
いられている。また、第4および第6実施例の光源装置
110C,110Eでは、発光管の一部を囲む筒状の形
状を有する透光性部材130C,130Eが用いられて
いる。
【0070】このように、一般には、透光性部材は、発
光管の少なくとも一部を囲む筒状の形状を有していれば
よい。
【0071】また、第5実施例の光源装置110Dで
は、発光管120の上側のみに配置される透光性板材1
30Dが用いられている。
【0072】このように、一般には、約5.0W/(m
・K)以上の熱伝導率を有する透光性材料で形成された
透光性部材は、発光管の外側に配置されていればよい。
【0073】(5)上記実施例では、リフレクタ150
は、硬質ガラスを用いて形成されているが、アルミニウ
ムを用いて形成するようにしてもよい。こうすれば、光
源装置およびこれを用いたプロジェクタを軽量化するこ
とができる。
【0074】また、上記実施例では、リフレクタ150
は、回転楕円面形状の凹面150Rを有しているが、回
転放物面形状の凹面を有するようにしてもよい。なお、
この場合には、リフレクタで反射された光は、光源光軸
110axとほぼ平行に射出されるので、プロジェクタ
1000の平行化レンズ180を省略することができ
る。
【0075】一般には、光源装置は、発光管から射出さ
れる光を反射するための凹面を有するリフレクタを備え
ていればよい。こうすれば、発光管から射出された光を
所定の方向に射出することができる。
【0076】(6)上記実施例では、透過型のプロジェ
クタに本発明を適用した場合を例に説明しているが、本
発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能で
ある。ここで、「透過型」とは、透過型液晶パネルのよ
うに光変調手段としての電気光学装置が光を透過するタ
イプであることを意味しており、「反射型」とは、反射
型液晶パネルのように光変調手段としての電気光学装置
が光を反射するタイプであることを意味している。
【0077】(7)上記実施例では、プロジェクタ10
00は、電気光学装置として液晶パネルを備えている
が、これに代えて、マイクロミラー型光変調装置を備え
るようにしてもよい。マイクロミラー型光変調装置とし
ては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイ
ス)(TI社の商標)を用いることができる。電気光学
装置としては、一般に、照明光学系からの光を画像情報
に応じて変調するものであればよい。
【0078】(8)上記実施例では、カラー画像を表示
するプロジェクタ1000を例に説明しているが、モノ
クロ画像を表示するプロジェクタにおいても同様であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例としての光源装置
110を示す説明図である。
【図2】図1の発光管120と外管130と保持部14
0とを拡大して示す説明図である。
【図3】本発明を適用した第2実施例としての光源装置
110Aを示す説明図である。
【図4】本発明を適用した第3実施例としての光源装置
110Bを示す説明図である。
【図5】本発明を適用した第4実施例としての光源装置
110Cを示す説明図である。
【図6】本発明を適用した第5実施例としての光源装置
110Dを示す説明図である。
【図7】本発明を適用した第6実施例としての光源装置
110Eを示す説明図である。
【図8】本発明を適用したプロジェクタの一例を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
100…照明光学系 1000…プロジェクタ 110,110A〜110E…光源装置 110ax…光源光軸 120…発光管 120c…発光部 124e1,124e2…電極 124m1,124m2…モリブデン泊 124n1,124n2…リード線 124s1,124s2…電力供給用端子 130…外管(透光性部材) 130C…透光性部材 130D…透光性板材 130E…透光性部材 132…透光性の板材 140…保持部 142…凹部 144…接着剤 146…凹凸部 150,150’…リフレクタ 150R…凹面 152…板材 154…ネック部 156…接着剤 180…平行化レンズ 200…色光分離光学系 220…リレー光学系 300R,300G,300B…液晶ライトバルブ 320…クロスダイクロイックプリズム 340…投写光学系 400…冷却ファン AD…接着剤 SC…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 61/52 H01J 61/52 B H01K 7/02 H01K 7/02 B H04N 5/74 H04N 5/74 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置であって、 一対の電極を内側に含む発光管と、 約5.0W/(m・K)以上の熱伝導率を有する透光性
    材料で形成され、前記発光管の外側に配置された透光性
    部材と、を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光源装置であって、 前記透光性材料は、サファイアである、光源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光源装置であって、 前記発光管は、前記一対の電極間で、アーク放電を発生
    させるランプである、光源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光源装置であって、 前記発光管は、前記一対の電極間にフィラメントが形成
    されたランプである、光源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光源装置であって、 前記透光性部材は、前記発光管の少なくとも一部を囲む
    筒状の形状を有している、光源装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光源装置であって、 前記透光性部材は、前記発光管の全体を囲む外管であ
    る、光源装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光源装置であって、さら
    に、 前記発光管および前記外管を保持する保持部と、 前記保持部に設けられ、前記一対の電極と電気的に接続
    された一対の電力供給用端子と、を備える、光源装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光源装置であって、 前記外管の2つの端部のうち、一方の端部には、前記保
    持部が設けられており、他方の端部には、透光性の板材
    が設けられている、光源装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光源装置であって、 前記透光性部材は、前記発光管に接触していない、光源
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の光源装置であって、さ
    らに、 前記発光管から射出される光を反射するための凹面を有
    するリフレクタを備える、光源装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光源装置であって、
    さらに、 前記リフレクタの開口面に、透光性の板材を備える、光
    源装置。
  12. 【請求項12】 画像を投写表示するプロジェクタであ
    って、 光源装置を含む照明光学系と、 前記照明光学系からの光を画像情報に応じて変調する電
    気光学装置と、 前記電気光学装置で得られる変調光を投写する投写光学
    系と、を備え、 前記光源装置は、 一対の電極を内側に含む発光管と、 約5.0W/(m・K)以上の熱伝導率を有する透光性
    材料で形成され、前記発光管の外側に配置された透光性
    部材と、 前記発光管から射出される光を反射するための凹面を有
    するリフレクタと、を備えることを特徴とするプロジェ
    クタ。
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