JP2007012777A - 光照射装置 - Google Patents

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和之 森
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宏市 亀井
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Abstract

【課題】 大きな光照射領域が得られると共に、複数の光源ユニットにより形成される発光部の構造が簡素なものである光照射装置、大きな光放射領域が得られると共に、複数の光源ユニットにより形成される発光部の構造が簡素なものであり、かつ冷却機構が設けられてなるものであっても、その構造が簡素なものである光照射装置を提供する。
【解決手段】 光照射装置は、超高圧水銀ランプと、点灯装置と、反射鏡とを備えた光源ユニットが複数配設されてなり、複数の光源ユニットの各々から投射されて重なり合った光が光照射領域に照射され、複数の光源ユニットは、互いに隣り合うもの同士が反射鏡が接触するよう配置され、反射鏡の各々が金属よりなるものであり、この反射鏡にその一端が超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線が接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光照射装置に関し、更に詳しくは、半導体装置の製造工程および液晶表示基板の製造工程などにおける露光処理を行うための光源として用いられる、0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプを備えた光照射装置に関する。
従来、半導体装置の製造工程や液晶表示基板の製造工程においては、露光処理を行うための光源として、主として発光物質として0.01〜0.05mg/mm3 の量の水銀が封入され、消費電力が数kW乃至数10kWである高圧水銀ランプよりなる光源ランプを備えた光照射装置が広く用いられている。
近年、特に液晶表示基板の製造工程に用いられる光照射装置においては、液晶表示基板の大面積化に伴って光照射領域の拡張化が要請されており、この要請に対応するために、光源ランプを大型化することが必要とされているが、光源ランプとしての高圧水銀ランプの大型化は、その構成部材である放電容器や電極材料が大型化されることによって製造コストや製造工程数が大幅に増加してしまうというおそれがある。しかも、大型の高圧水銀ランプにおいては、放電容器における発光管部内の発光空間に配置されている電極に対して大きな電流を供給する必要があるため、特に電極を構成する材料がタングステンである場合には、タングステンが蒸発し、その蒸発したタングステンが発光管部の内壁に付着することに起因して放電容器に黒化が生じやすくなる、という問題がある。従って、光源ランプを要請に応じて大型化することが困難となってきている。
このような問題を解決するために、光源ランプとして、通常、プロジェクター装置の光源ランプとして用いられている、高圧水銀ランプよりも大きな動作圧力で作動する超高圧水銀ランプを用い、この超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプに覆い被さるように配置され、超高圧水銀ランプから放射される光を高い効率で前方に投射するための反射鏡とよりなる光源ユニットを複数備えてなる光照射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような構成の光照射装置の或る種のものとしては、例えば図11および図12に示すように、超高圧水銀ランプ83と、ガラス製の凹状の基材の内表面に誘電体多層膜などよりなる反射面が形成されてなる構成の反射鏡84と、当該反射鏡84の光投射口84Aを塞ぐように設けられた前面ガラス89とを備えた光源ユニット82を複数有し、これらの光源ユニット82が、支持部材86によって個別に支持され、緩やかに湾曲した連続する光源ユニット配置用面に沿って密に配置されてなる発光部81を備えてなる構成のものがある。
この光照射装置によれば、発光部81を構成する複数の光源ユニット82の各々において、当該光源ユニット82を構成する超高圧水銀ランプ83から放射された光が反射鏡84の光投射口84Aから投射されることにより、複数の光源ユニット82の各々から投射された光が、重なり合うようにして発光部81からインテグレータレンズ16に向かって出射され、インテグレータレンズ16に入射されて合成された後、折り返しミラー17によって反射され、この反射光のうちのマスクステージ18に支持されたマスク18Aの光透過部を透過した光のみがワークステージ19上に載置されている光照射対象体1に対して照射される。図11には、発光部81から出射された光が光照射領域に至るまでの光路が示されている。
しかしながら、このような複数の光源ユニット82を備えた光照射装置においては、当該複数の光源ユニット82の各々に超高圧水銀ランプ83を点灯するための点灯装置85が反射鏡84の背面に設けられており、この直流電源28を介して商用電源29に接続された点灯装置85の各々には、超高圧水銀ランプ83における反射鏡84の背面側に接続された給電線87Aと共に、当該超高圧水銀ランプ83における反射鏡84の光投射口84A側に接続された給電線87Bが、当該反射鏡84に形成された貫通孔よりなる給電線導出口84Bを介して反射鏡84の背面に引き回されて接続されているため、このような給電線87Bの引き回し構造や点灯装置85と給電線87A、87Bとの接続構造が複雑になってしまう、という問題がある。
また、複数の光源ユニットを備えた光照射装置には、当該複数の光源ユニットが互いに隣り合うもの同士が隣接した状態で配設されていると共に、これらの光源ユニットを構成する反射鏡が可視域の光および赤外域の光を透過するものであることから、これらの光の作用などによって反射鏡自体と共に超高圧水銀ランプが過熱されてしまうため、この反射鏡と超高圧水銀ランプとの過熱を防止するために個々の反射鏡における外表面の光投射方向後方に冷却フィンが設けられてなる構成のものがあるが、このような場合においては、冷却フィンよりなる冷却機構の構造が複雑になってしまう、という問題もある。
特開2004−361746号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、大きな光照射領域が得られると共に、複数の光源ユニットにより形成される発光部の構造が簡素なものである光照射装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、大きな光放射領域が得られると共に、複数の光源ユニットにより形成される発光部の構造が簡素なものであり、かつ冷却機構が設けられてなるものであっても、その構造が簡素なものである光照射装置を提供することにある。
本発明の光照射装置は、0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプを点灯する点灯装置と、その光軸が超高圧水銀ランプの管軸に略一致し、当該超高圧水銀ランプに覆い被さるように配置された、超高圧水銀ランプから放射された光を反射するための反射鏡とを備えた光源ユニットが複数配設されてなり、この複数の光源ユニットの各々から投射されて重なり合った光が光照射領域に照射される光照射装置であって、
前記複数の光源ユニットは、互いに隣り合うもの同士が反射鏡が接触するよう配置され、当該反射鏡の各々が金属よりなるものであり、この反射鏡にその一端が超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線が接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路が形成されることを特徴とする。
本発明の光照射装置は、0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプを点灯する点灯装置と、その光軸が超高圧水銀ランプの管軸に略一致し、当該超高圧水銀ランプに覆い被さるように配置された、超高圧水銀ランプから放射された光を反射するための反射鏡とを備えた光源ユニットが複数配設されてなり、この複数の光源ユニットの各々から投射されて重なり合った光が光照射領域に照射される光照射装置であって、
前記複数の光源ユニットは、当該光源ユニットを構成する反射鏡が金属製の共通の基体に接触した状態で固定され、当該反射鏡の各々が金属よりなるものであり、この反射鏡にその一端が超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線が接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路が形成されることを特徴とする。
本発明の光照射装置においては、金属製の共通の基体に反射鏡の後方突部を受容するための凹部が形成されており、当該凹部に反射鏡の後方突部が密着した状態で連結されていることが好ましい。
また、本発明の光照射装置においては、金属製の共通の基体が冷却機構を備えていることが好ましい。
このような本発明の光照射装置においては、冷却機構が冷却フィンよりなることが好ましい。
また、このような本発明の光照射装置においては、冷却機構が金属製の共通の基体の内部に形成された冷却流路よりなるものであってもよい。
本発明の請求項1に係る光照射装置によれば、複数の光源ユニットにより発光部が形成されていることから、大きな光照射領域を得ることができ、また、複数の光源ユニットが互いに隣り合うもの同士が、金属製の反射鏡が接触するように配置されていることから、発光部におけるすべての反射鏡によって共通の導電路が形成されることとなり、この導電路を利用することによって点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路を形成することができるため、超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線を、反射鏡の背面に設けられた点灯装置に個別にかつ直接的に接続することなく、反射鏡に接続することのみによって電気的に接続することができることから、発光部が複数の光源ユニットよりなり、当該複数の光源ユニットの各々が個別に点灯装置を備えてなるものであっても、その構造を簡素なものとすることができる。
本発明の請求項2に係る光照射装置によれば、複数の光源ユニットにより発光部が形成されていることから、大きな光照射領域を得ることができ、また、複数の光源ユニットの各々が、金属製の反射鏡が金属製の共通の基体に接触した状態で固定されていることから、この発光部におけるすべての反射鏡が接触している基体によって共通の導電路が形成されることとなり、この導電路を利用することによって点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路を形成することができるため、超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線を、反射鏡の背面に設けられた点灯装置に個別にかつ直接的に接続することなく、反射鏡に接続することのみによって電気的に接続することができることから、発光部が複数の光源ユニットよりなり、当該複数の光源ユニットの各々が個別に点灯装置を備えてなるものであっても、その構造を簡素なものとすることができる。
また、本発明の請求項2に係る光照射装置においては、反射鏡および基体が高い熱伝導性を有するものであり、反射鏡が基体に接触した状態で固定されていることから、複数の光源ユニットを構成する反射鏡の各々を冷却するための冷却機構を、反射鏡自体に個別に設ける必要がなく、すべての反射鏡に共通の部材である基体に設けることができるため、当該冷却機構の構造をも簡素なものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の光照射装置の構成の一例を概略的に示す説明図であり、図2は図1の光照射装置の発光部を冷却風供給手段と共に示す説明用斜視図であり、図3は、図2の発光部の電気回路を示す説明用回路図であり、図4は、図2の発光部を形成する一の光源ユニットの断面を示す説明図である。
この光照射装置(以下、「第1の光照射装置」ともいう。)10は、水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプ21と、反射鏡30とを備えた光源ユニット20を複数(図の例においては30個)有し、これらの光源ユニット20が、連続する光源ユニット配置用面に並んだ状態(図の例においては縦5列、横6行)に配設されてなる発光部11を備えてなる構成のものである。
図1において、16は発光部11から出射された光の光路上に設けられた、光照射領域における照度分布を均一にするための光学素子であるインテグレータレンズであり、17はインテグレータレンズ16から出射された光を光照射領域に反射させる折り返しミラーであり、18は光照射対象体1における光を照射すべき領域に対応した位置のみに光透過部が形成されたマスク18Aを支持するためのマスクステージであり、19は光照射領域に設けられた、光照射対象体1を載置するためのワークステージである。また、同図には、発光部11から出射された光が光照射領域に至るまでの光路が示されている。
また、図2においては、発光部11における冷却風供給手段12によって隠されている部分を便宜上実線で示している。
発光部11を形成する複数の光源ユニット20の各々は、超高圧水銀ランプ21と、この超高圧水銀ランプ21を点灯するための点灯装置27と、超高圧水銀ランプ21が配置される反射空間を形成する反射部30Aおよび当該反射部30Aの後端(図4において左端)に続いて光軸方向後方に伸びる筒状頸部30Bと共に反射部30の前端(図4において右端)において超高圧水銀ランプ21から放射される光を投射するための光投射口31を有し、超高圧水銀ランプ21から放射される光を反射する反射鏡30と、当該反射鏡30の光投射方向に配置された、光投射口31を塞ぐ前面ガラス15とを備えるものである。
ここに、発光部11には、当該発光部11を形成する複数の光源ユニット20の各々に個別に点灯装置27が設けられているため、これらの複数の光源ユニット20のいずれか1個において超高圧水銀ランプ21が故障した場合にも、その悪影響が他の光源ユニット20に及ぶことがない。
光源ユニット20を構成する超高圧水銀ランプ21は、直流点灯型のものであって、例えば発光空間を形成する球状の発光管部22Aと、その両端に続いて管軸方向外方、すなわち光軸方向前方および後方に伸びるロッド状の封止管部22Bとよりなる、例えば石英ガラス製の放電容器22を有してなり、発光空間内には、例えばタングステンよりなる一対の陽極23A、陰極23Bが互いに対向するよう配置されてなる構成を有するものを用いることができる。
図4において、24は、封止管部22Bの外端部から突出し、一対の電極の各々と電気的に接続される状態に設けられた外部リード棒であり、25Aおよび25Bは、各々、その一端が外部リード棒24の各々に電気的に接続されている、例えばニッケル線よりなる給電線である。
この超高圧水銀ランプ21は、発光空間内に、発光物質として0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されているものであり、この水銀の封入量は、特に0.08〜0.3mg/mm3 であることが好ましい。
ここに、第1の光照射装置10を半導体装置の製造工程および液晶表示基板の製造工程などにおける露光処理を行うための光源として用いる場合には、超高圧水銀ランプ21として、発光空間内に、発光物質として0.08〜0.30mg/mm3 の水銀が封入されていると共に、2×10-4〜7×10-3μmol/mm3 のハロゲンと、希ガスとが封入されており、かつ電極間距離が0.5〜2.0mmの範囲内において設定されている構成のものを用いることが好ましい。超高圧水銀ランプ21をこのような構成のものとすることにより、当該超高圧水銀ランプ21は、ハロゲンの作用によって放電容器22の光透過率が黒化や白濁の発生に起因して低下することが抑制され、また、高い輝度が得られると共に、露光処理に必要とされる波長300〜450nmの紫外領域の光を高い効率で放射するものとなる。
光源ユニット20を構成する点灯装置27は、超高圧水銀ランプ21に点灯用の電力を供給をするものであり、反射鏡30の背面に設けられており、交流の商用電源29に電気的に接続され、当該商用電源29からの交流電圧を直流電圧に変換して当該点灯装置27の各々に点灯用の電力を供給するための共通の直流電源28に電気的に接続されている。
光源ユニット20を構成する前面ガラス15は、例えば石英ガラスよりなるものである。
光源ユニット20は、前面ガラス15によって反射鏡30の光投射口31が実質的に塞がれた構成とされていることにより、超高圧水銀ランプ21が破裂した場合においても、破片が飛散することが防止されるため安全である。
そして、光源ユニット20を構成する反射鏡30は、超高圧水銀ランプ21に覆い被さるように配置され、例えばアルミニウムなどの金属よりなる基材32の反射部30Aに係る放物面状の内表面に反射面33が設けられてなるものである。
この反射鏡30を構成する反射面33は、例えば基材32の放物面状の内表面に沿うように設けられた銅製の凹状体33Aと、当該凹状体33Aの内表面に設けられた、銅(Cu)、Ni(ニッケル)、Co(コバルト)およびV(バナジウム)の少なくとも1種を含有する黒色のガラスのコーティング膜からなるガラス膜33Bと、当該ガラス膜33B上に形成された、例えば酸化珪素(SiO2 )層および酸化ジルコニウム(ZnO2 )層が交互に積層されてなる構成の誘電体多層膜33Cとよりなり、誘電体多層膜33Cにおいて波長300〜450nmの紫外領域の光を反射すると共に、ガラス膜33Bにおいて可視領域の光および赤外領域の光などの光照射対象体1の光照射処理に不要な光を吸収し、このガラス膜33Bに吸収された光に由来の熱が凹状体33Aおよび基材32を介して放熱される特性を有するものである。
ここに、反射鏡30は、基材32がアルミニウム製であって凹状体33Aが銅製であることにより、銅がプレス成形加工時において優れた延性が得られると共に、優れた熱伝導性を有するものであり、またアルミニウムが優れた熱伝導性を有するものであることから、反射鏡30自体に優れた熱伝導性が得られ、これにより、当該反射鏡30には高い放熱性が得られる。
反射鏡30の寸法の一例としては、例えば光投射口31が外径50mmの正方形状であって、反射空間の深さが40mmである。
このような構成の反射鏡30は、銅板をプレス成形することによって成形された凹状体33Aを型の一部として基材32の材料であるアルミニウム材をダイキャスト成形することによって基材32を凹状体32Aと一体的に成形し、更にその内表面にガラス膜33Bおよび誘電体多層膜33Cをこの順に形成することによって得られるものである。
また、この反射鏡30により、超高圧水銀ランプ21は、その一方の封止管部22Bの端部が、反射鏡30の筒状頸部30Bに挿通されて開口35から外方に突出しており、その突出部分が反射鏡30の背面に接着剤37Aなどによって装着された、例えばセラミックスよりなるホルダー37に保持された状態で光投射方向(図4における右方)に伸び、当該反射鏡30の反射空間内に、反射鏡30の光軸と当該超高圧水銀ランプ21の管軸とが一致するように略水平に配置されている。
そして、複数の光源ユニット20は、互いに隣り合うもの同士が、当該光源ユニット20を構成する反射鏡30の基体32の側面が接触するように配置されている。
この図の例においては、複数の光源ユニット20の各々は、例えばアルミニウム製のその全体形状が板状の基体13により、当該基体13の一面側(図2おける右方側)に形成された反射鏡30の筒状頸部30Bにより形成されている後方突部に対応した形状を有し、当該後方突部を受容するための貫通孔よりなる凹部13Aに、反射鏡30の後方突部が挿入されて密着した状態で基材13のネジ用孔13Cを挿通したネジ13Bによって連結されるように固定されることにより、保持されている。
また、複数の光源ユニット20の各々においては、当該光源ユニット20を構成する反射鏡30の光投射口31を形成する前方縁部30Cに、その一端が超高圧水銀ランプ21における反射鏡30の光投射口31側、すなわち一方の電極(図の例においては陰極23B)に電気的に接続された外部リード棒24に電気的に接続されている給電線25Aが、前面ガラス15に形成された貫通孔よりなる給電線導出口15Aを介して当該前面ガラス15によって塞がれた反射空間内から引き出され、例えばネジ39などの固定部材により電気的に接続されている。
更に、発光部11を形成する複数の光源ユニット20のうちの1個の光源ユニット20には、当該発光部11を形成するすべての光源ユニット20の各々を構成する点灯装置27のマイナス端子に電気的に接続された共通給電線26が、例えばネジ26Aなどの固定部材により電気的に接続されており、当該点灯装置27の各々のプラス端子には、その一端が超高圧水銀ランプ21における反射鏡30の背面側、すなわち他方の電極(図の例においては陽極23A)に電気的に接続された外部リード棒(図示せず)にホルダー37を介して電気的に接続されている給電線25Bが電気的に接続されている。
また、基体13には、その他面側(図2における左方側)、すなわち複数の光源ユニット20が固定されている面の裏面側に、発光部11の光出射方向後方に突出して伸びる冷却フィン14よりなる冷却機構が設けられている。
この図の例においては、発光部11の上方(図2における上方)に、当該発光部11に対して冷却風を供給するための冷却風供給手段12が設けられている。
以上のような構成の第1の光照射装置10は、発光部11を構成する複数の光源ユニット20の各々において、当該光源ユニット20を構成する超高圧水銀ランプ21が商用電源29から直流電源28を介して点灯用の電力の供給された点灯装置27から電力が供給されることによって点灯されると、この超高圧水銀ランプ21から放射された光のうちの光投射方向に放射された光が反射鏡30の光投射口31から投射されると共に、光投射方向以外の方向に放射された光のうちの反射鏡30によって反射された光が光投射口31から投射され、このようにして複数の光源ユニット20の各々から投射された光が重なり合うようにして発光部11からインテグレータレンズ16に向かって出射され、これらの光のうちのインテグレータレンズ16に入射された光が合成され、この合成された光がインテグレータレンズ16から出射して折り返しミラー17によって反射され、この反射光のうちのマスク18Aの光透過部を透過した光のみがワークステージ19上に載置されている光照射対象体1に対して照射される。
そして、第1の光照射装置10においては、発光部11が複数の光源ユニット20により形成されていることから、大きな光照射領域を得ることができ、また、複数の光源ユニット20が互いに隣り合うもの同士が、金属製の基材32を備えた反射鏡30が当該基材32の側面において接触するように配置されていることから、発光部11におけるすべての反射鏡30によって共通の導電路が形成されることとなり、この導電路を利用することによって超高圧水銀ランプ21に電力を供給するための給電路を形成することができるため、超高圧水銀ランプ21と接続された一端が反射鏡30の反射空間内に位置する給電線25Aを、反射鏡30の背面に設けられた点灯装置27に、反射鏡30の背面に引き回すことによって個別にかつ直接的に接続する必要がなく、反射鏡30における前方縁部30Cに接続することのみにより、一方の外部リード棒24に接続されている陰極23Bを給電線25A、反射鏡30よりなる導電路および共通給電線26をこの順に介して点灯装置27のマイナス端子に接続することができることから、発光部11が複数の光源ユニット20よりなり、当該光源ユニット20の各々が個別に点灯装置27を備えてなるものであっても、その構造を簡素なものとすることができる。
具体的に、第1の光照射装置10においては、発光部11を形成する複数の光源ユニット20の各々において、超高圧水銀ランプ21の一方の外部リード棒24に接続されている陰極23Bが給電線25A、反射鏡30よりなる導電路および共通給電線26をこの順に介して点灯装置27のマイナス端子に接続されると共に、他方の外部リード棒24に接続されている陽極23Aが、一端がホルダー37を介して当該他方の外部リード棒24に電気的に接続された給電線25Bを介して点灯装置27のプラス端子に接続されることにより、点灯装置27から超高圧水銀ランプ21に電力を供給するための給電路が形成されている。
また、第1の光照射装置10においては、発光部11を形成する複数の光源ユニット20を反射鏡30が接触した状態で保持している金属製の基体13に、冷却フィン14よりなる冷却機構が設けられていることから、この冷却フィン14の放熱作用により、反射鏡30からの熱の放射が助長され、その結果、当該反射鏡30が一層効率的に冷却されることとなるため、反射鏡30と共に超高圧水銀ランプ21が過熱されることを確実に防止することができる。
以上、本発明の第1の実施の形態について具体的に説明したが、本発明に係る第1の光照射装置は上記の例に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、第1の光照射装置は、発光部を形成する複数の光源ユニットの各々を構成する反射鏡および超高圧水銀ランプが過熱されることを防止することができることから、複数の光源ユニットがアルミニウムなどの金属製の冷却フィンなどの冷却機構を備えた基体に反射鏡が接触された状態で固定されていることが好ましいが、互いに隣り合う光源ユニット同士が金属製の反射鏡が接触するように配置されてなる構成を有するものであれば、複数の光源ユニットが冷却機構を有さない金属製の基材に固定されていてもよく、また複数の光源ユニットが金属以外の材料よりなる基材に固定されていてもよく、更に複数の光源ユニット自体が互いに隣接するもの同士が適宜の手法により接合されることにより発光部を形成していてもよい。
また、第1の光照射装置においては、光源ユニットを構成する反射鏡は、光投射口の形状が正方形状のものに限定されず、六角形状のものであってもよい。
また、第1の光照射装置においては、光源ユニットを構成する超高圧水銀ランプは、直流点灯型のものに限定されず、交流点灯型のものであってもよい。
〔第2の実施の形態〕
図5は、本発明の光照射装置の構成の他の例における発光部を冷却風供給手段と共に示す説明用斜視図である。
この光照射装置(以下、「第2の光照射装置」ともいう。)は、複数(図5の例においては30個)の光源ユニット41の各々が、反射部43Aの筒状頸部43Bとの接合部分付近における外表面に凹凸部が形成されてなる基材よりなる反射鏡43を備え、かつその全体形状が板状であって、一面側(図5おける右面側)に反射鏡43の反射部43Aの後方部分における基材の凹凸部に由来の形状に対応した凹凸部42Aが形成されてなり、他面側(図5おける左面側)に発光部40の光出射方向後方に突出して伸びる冷却フィン45よりなる冷却機構が設けられている、例えばアルミニウムなどの金属よりなる基体42に保持されて固定されることによって発光部40が形成されており、当該基体42に共通給電線26がネジ26Aよりなる固定部材によって電気的に接続されていること以外は第1の実施の形態に係る第1の光照射装置10と同様の構成を有するものである。
ここに、第2の光照射装置における光源ユニット41は、当該光源ユニット41を構成する反射鏡43が、第1の光照射装置10に係る光源ユニット20を構成する反射鏡30の基材32と、その形状のみが、外表面に凹凸部が形成されている点において異なる基材を備えていること以外は第1の光照射装置10に係る光源ユニット20と同様の構成を有するものである。
図5においては、図1に係る第1の光照射装置10の発光部11の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付し、また、発光部40における冷却風供給手段12によって隠されている部分を便宜上実線で示した。
この第2の光照射装置においては、複数の光源ユニット41は、各々、基体42の一面側に形成された反射鏡43の凹凸部に対応する凹凸部42Aおよび当該反射鏡43の筒状頸部43Bにより形成されている後方突部を受容するための凹部の各々に、反射鏡43の凹凸部が嵌合され、当該反射鏡43の後方突部が挿入されることによって密着した状態でネジによって連結されるように固定されることにより、保持されている。
この図の例においては、複数の光源ユニット41は、互いに隣り合うもの同士が、当該光源ユニット41を構成する反射鏡42の側面が接触するように配置されている。
このような第2の光照射装置によれば、発光部40が複数の光源ユニット41により形成されていることから、大きな光照射領域を得ることができ、また、複数の光源ユニット41の各々が、金属製の基材を備えた反射鏡43の後方突部および凹凸部が金属製の基体42に密着した状態で固定されていることから、発光部40におけるすべての反射鏡43が接触している基体42によって共通の導電路が形成されることとなり、この導電路を利用することによって超高圧水銀ランプ21に電力を供給するための給電路を形成することができるため、超高圧水銀ランプ21と接続された一端が反射鏡43の反射空間内に位置する給電線25Aを、反射鏡43の背面に設けられた点灯装置27に、反射鏡43の背面に引き回すことによって個別にかつ直接的に接続する必要がなく、反射鏡43における光投射口44を形成する前方縁部43Cに接続することのみによって一方の外部リード棒に接続されている陰極を給電線25A、反射鏡43、基体42よりなる導電路および共通給電線26をこの順に介して点灯装置のマイナス端子に接続することができることから、発光部40が複数の光源ユニット41よりなり、当該光源ユニット41の各々が個別に点灯装置を備えてなるものであっても、その構造を簡素なものとすることができる。
具体的に、第2の光照射装置においては、発光部40を形成する複数の光源ユニット41の各々において、超高圧水銀ランプ21の一方の外部リード棒に接続されている陰極が給電線25A、反射鏡43、基体42よりなる導電路および共通給電線26をこの順に介して点灯装置のマイナス端子に接続されると共に、他方の外部リード棒に接続されている陽極が、一端がホルダー37を介して当該他方の外部リード棒に電気的に接続された給電線を介して点灯装置のプラス端子に接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプ21に電力を供給するための給電路が形成されている。
また、第2の光照射装置においては、発光部40を形成する複数の光源ユニット41を反射鏡43が接触した状態で保持している金属製の基体42に、冷却フィン45よりなる冷却機構が設けられていることから、この冷却フィン45の放熱作用により、反射鏡43からの熱の放射が助長され、その結果、当該反射鏡43が一層効率的に冷却されることとなるため、反射鏡43と共に超高圧水銀ランプ21が過熱されることを確実に防止することができ、しかもこのような複数の光源ユニット41の各々における反射鏡43および超高圧水銀ランプ21を個別に冷却するための冷却機構を、反射鏡43に個別に設ける必要がなく、発光部40におけるすべての反射鏡43に共通の部材である基体42に形成することができるため、冷却フィン45よりなる冷却機構の構造をも簡素なものとすることができる。
以上、本発明の第2の実施の形態について具体的に説明したが、本発明に係る第2の光照射装置は上記の例に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、第2の光照射装置は、図6に示すように、発光部50において、複数(図6の例においては30個)の光源ユニット51を構成する各々の反射鏡53が、その反射部53Aの外観形状がV字形状である基材を備えてなるものであると共に、基体52が、その一面側(図6において右面側)に反射鏡53の基材のV字形状に由来の形状に対応したV字形状の凹部52Aが形成され、他面側(図6において左面側)に発光部50の光出射方向後方に突出して伸びる冷却フィン55よりなる冷却機構が設けられてなるものであってもよい。
ここに、図6に係る光源ユニット51は、当該光源ユニット51を構成する反射鏡53が、図5に係る発光部40における反射鏡43の基材と、その形状のみが反射部53Aの外観形状がV字形状である点において異なる基材を備えていること以外は図5に係る光源ユニット41と同様の構成を有するものである。
図6においては、図5に係る第2の光照射装置の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付し、また、発光部50における冷却風供給手段12によって隠されている部分を便宜上実線で示した。
また、第2の光照射装置においては、冷却機構は、冷却フィンよりなるものに限定されず、例えば水などの冷却媒体を流通するための冷却流路よりなるものであってもよい。この場合においても、冷却流路を発光部における反射鏡に個別に設ける必要がなく、発光部におけるすべての反射鏡が接触した状態の共通の部材である基体に形成することができるため、冷却流路よりなる冷却機構の構造を簡素なものとすることができる。
具体的には、図7および図8に示すように、冷却機構は、発光部60を構成する金属製の基体61に、反射鏡30の筒状頸部30Bを受容するための凹部を構成する貫通孔63Aおよびネジ用孔63Bを貫通することなく、当該基体61の縦方向(図においては上下方向)にU字状に伸びるよう形成された複数(図においては5本)の冷却流路62よりなる構成を有するものとすることができる。
図7および図8において、発光部60は、基体61に流入口62Aおよび流出口62Bを有する冷却流路62が形成されており、冷却風供給手段12が設けられていないこと以外は、図3に係る第1の光照射装置における発光部11と同様の構成を有するものであり、図3に係る第1の光照射装置10における発光部11の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付した。図8において、69は給電線25B用の給電線カバーである。
なお、図1〜図4に係る第1の光照射装置は、発光部11を形成する複数の光源ユニット20の各々を構成する反射鏡30が金属よりなる基材32を備え、かつ当該反射鏡30が接触した状態で金属製の基体13に固定されている点で第2の光照射装置に必要とされる構成条件をすべて満たすものであるものである。
また、冷却流路よりなる冷却機構が設けられてなる構成の第2の光照射装置としては、図9および図10に示すように、発光部70において、複数(図の例においては30個)の光源ユニット71を構成する各々の反射鏡73が、その反射部73Aの外観形状がV字形状である基材を備えてなるものであると共に、基体72が、その一面側(図9において右面側)に反射鏡73の基材のV字形状に由来の形状に対応したV字形状の凹部72Aが形成されてなるものであってもよい。この基体72には、反射鏡73の筒状頸部73Bを受容するためのための凹部を構成する貫通孔77Aおよびネジ用孔77Bを貫通することなく、当該基体72の縦方向(図においては上下方向)にU字状に伸びるよう形成された複数(図においては5本)の冷却流路76(図8参照)が形成されている。
図9および図10において、発光部70は、基体72に、冷却機構として冷却フィン55に代えて流入口76Aおよび流出口76Bを有する冷却流路76が設けられていること以外は、図6に係る発光部50と同様の構成を有するものであり、図6に係る発光部50の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付した。
この場合には、図7および図8に係る発光部60を備えた第2の光照射装置に比して、反射鏡73の基体72に対する接触面積が大きくなることから、高い冷却効率が得られるため、反射鏡73と超高圧水銀ランプ21とが過熱されることを一層確実に防止することができる。
また、第2の光照射装置は、発光部を形成する複数の光源ユニットが、金属製の反射鏡の各々が金属製の共通の基体に接触した状態で固定されてなる構成を有するものであれば、互いに隣り合う光源ユニット同士が反射鏡が接触せずに離間した状態で配置されていてもよい。
また、第2の光照射装置においては、光源ユニットを構成する反射鏡は、光投射口の形状が正方形状のものに限定されず、六角形状のものであってもよい。
また、第2の光照射装置においては、光源ユニットを構成する超高圧水銀ランプは、直流点灯型のものに限定されず、交流点灯型のものであってもよい。
以上のような本発明の光照射装置は、例えば半導体装置の製造工程および液晶表示基板の製造工程などにおける露光処理を行うための光源として用いることができ、特に大きな光照射領域が得られることから、大面積を有する液晶表示基板の製造工程において好適に用いることができる。
本発明の光照射装置の構成の一例を概略的に示す説明図である。 図1の光照射装置の発光部を冷却風供給手段と共に示す説明用斜視図である。 図2の発光部の電気回路を示す説明用回路図である。 図2の発光部を形成する一の光源ユニットの断面を示す説明図である。 本発明の光照射装置の構成の他の例における発光部を冷却風供給手段と共に示す説明用斜視図である。 本発明の光照射装置の構成の更に他の例における発光部を冷却風供給手段と共に示す説明用斜視図である。 本発明の光照射装置の構成のまた更に他の例における発光部を示す説明用斜視図である。 図7の発光部を当該発光部の光出射方向後方から見た状態を示す説明用斜視図である。 本発明の光照射装置の構成のまた更に他の例における発光部を示す説明用斜視図である。 図9の発光部において光源ユニットの一部を取り除いた状態を示す説明用斜視図である。 従来の光照射装置の構成の一例を概略的に示す説明図である。 図11の光照射装置における発光部の電気回路の一部を示す説明用回路図である。
符号の説明
1 光照射対象体
10 光照射装置
11 発光部
12 冷却風供給手段
13 基体
13A 凹部
13B ネジ
13C ネジ用孔
14 冷却フィン
15 前面ガラス
15A 給電線導出口
16 インテグレータレンズ
17 折り返しミラー
18 マスクステージ
18A マスク
19 ワークステージ
20 光源ユニット
21 超高圧水銀ランプ
22 放電容器
22A 発光管部
22B 封止管部
23A 陽極
23B 陰極
24 外部リード棒
25A、25B 給電線
26 共通給電線
26A ネジ
27 点灯装置
28 直流電源
29 商用電源
30 反射鏡
30A 反射部
30B 筒状頸部
30C 前方縁部
31 光投射口
32 基材
33 反射面
33A 凹状体
33B ガラス膜
33C 誘電体多層膜
35 開口
37 ホルダー
37A 接着剤
39 ネジ
40 発光部
41 光源ユニット
42 基体
42A 凹凸部
43 反射鏡
43A 反射部
43B 筒状頸部
43C 前方縁部
44 光投射口
45 冷却フィン
50 発光部
51 光源ユニット
52 基体
52A 凹部
53 反射鏡
53A 反射部
55 冷却フィン
60 発光部
61 基体
62 冷却流路
62A 流入口
62B 流出口
63A 貫通孔
63B ネジ用孔
69 給電線カバー
70 発光部
71 光源ユニット
72 基体
72A 凹凸部
73 反射鏡
73A 反射部
73B 筒状頸部
76 冷却流路
76A 流出口
76B 流入口
77A 貫通孔
77B ネジ用孔
81 発光部
82 光源ユニット
83 超高圧水銀ランプ
84 反射鏡
84A 光投射口
84B 給電線導出口
85 点灯装置
86 支持部材
87A、87B 給電線
89 前面ガラス

Claims (6)

  1. 0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプを点灯する点灯装置と、その光軸が超高圧水銀ランプの管軸に略一致し、当該超高圧水銀ランプに覆い被さるように配置された、超高圧水銀ランプから放射された光を反射するための反射鏡とを備えた光源ユニットが複数配設されてなり、この複数の光源ユニットの各々から投射されて重なり合った光が光照射領域に照射される光照射装置であって、
    前記複数の光源ユニットは、互いに隣り合うもの同士が反射鏡が接触するよう配置され、当該反射鏡の各々が金属よりなるものであり、この反射鏡にその一端が超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線が接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路が形成されることを特徴とする光照射装置。
  2. 0.08mg/mm3 以上の水銀が封入されてなる超高圧水銀ランプと、当該超高圧水銀ランプを点灯する点灯装置と、その光軸が超高圧水銀ランプの管軸に略一致し、当該超高圧水銀ランプに覆い被さるように配置された、超高圧水銀ランプから放射された光を反射するための反射鏡とを備えた光源ユニットが複数配設されてなり、この複数の光源ユニットの各々から投射されて重なり合った光が光照射領域に照射される光照射装置であって、
    前記複数の光源ユニットは、当該光源ユニットを構成する反射鏡が金属製の共通の基体に接触した状態で固定され、当該反射鏡の各々が金属よりなるものであり、この反射鏡にその一端が超高圧水銀ランプにおける反射鏡の光投射口側に接続された給電線が接続されることにより、点灯装置から超高圧水銀ランプに電力を供給するための給電路が形成されることを特徴とする光照射装置。
  3. 金属製の共通の基体に反射鏡の後方突部を受容するための凹部が形成されており、当該凹部に反射鏡の後方突部が密着した状態で連結されていることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
  4. 金属製の共通の基体が冷却機構を備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光照射装置。
  5. 冷却機構が冷却フィンよりなることを特徴とする請求項4に記載の光照射装置。
  6. 冷却機構が金属製の共通の基体の内部に形成された冷却流路よりなることを特徴とする請求項4に記載の光照射装置。
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