JP2003178616A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003178616A
JP2003178616A JP2001373898A JP2001373898A JP2003178616A JP 2003178616 A JP2003178616 A JP 2003178616A JP 2001373898 A JP2001373898 A JP 2001373898A JP 2001373898 A JP2001373898 A JP 2001373898A JP 2003178616 A JP2003178616 A JP 2003178616A
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JP
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external electrode
fluorescent lamp
metal
electrode fluorescent
glass bulb
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Withdrawn
Application number
JP2001373898A
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English (en)
Inventor
Eiju Yano
英寿 矢野
Hidehiko Noguchi
英彦 野口
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Toshiba Lighting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コスト低減化、省スペース化可能で信頼
性の高い照明装置の提供。 【解決手段】 内壁面に蛍光体皮膜が形成され、キセノ
ンガスを含む放電媒体が封入されたバルブ、バルブの一
端側に導入線1cを導出して封装された内部電極、及び
バルブ外周面に管軸方向ほぼ全長に亘って配置された外
部電極を有する複数本の外部電極蛍光ランプ1,1′
と、前記蛍光ランプ1,1′を配置・装着する接地可能
な金属製リフレクター2,2′もしくは金属製筐体4
と、前記蛍光ランプ1の内部電極1dに導入線1cを介
して一方の出力が接続され、他方の出力が接地される電
源5,5′と、前記蛍光ランプ1の外部電極1eを金属
製リフレクター2,2′または金属製筐体4に接続する
接続手段9a,9bと、前記接続手段9a,9bで接続
された金属製リフレクター2,2′もしくは金属製筐体
4を接地する接地手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置のバ
ックライト用光源ユニットなどに適する照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばパーソナルコンピューター、液
晶テレビ、ナビゲーションなどに使用される液晶表示装
置は、パーソナルコンピューターなどの普及とともに、
高性能、コンパクト化、低コスト化などが要求されてい
る。そして、それらの構成において、バックライト用光
源ユニットに使用される蛍光ランプの高性能化も進めら
れている。ここで、キセノンガスなどの希ガス放電を利
用したキセノン蛍光ランプは、有害物質である水銀を使
用しないため、廃棄処分の際に環境に与える悪影響が少
ない他、明るさや放電電圧が周囲温度にほとんど影響さ
れず、寿命も長いなどの特長が利用されている。
【0003】ところで、液晶表示装置のバックライト光
源ユニットは、図2(a)に透視平面的に、また、図2
(b)に(a)のA−A線に沿った断面的それぞれ示す
ような構成を採っている。図2(a),(b)におい
て、1,1′は外部電極蛍光ランプ、2a,2bは前記
外部電極蛍光ランプ1,1′を配置・装着するリフレク
ター、3は前記外部電極蛍光ランプ1,1′の光放射側
に配置された導光体、4は前記リフレクター2a,2b
及び導光体3などを収納・装着する筐体、5,5′は前
記外部電極蛍光ランプ1,1′の内部電極及び外部電極
に電圧供給線6a,6bを介して電気的に接続し、点灯
駆動する接地された電源である。
【0004】ここで、外部電極蛍光ランプ1,1′は、
図3(a)で側面的に、また、図3(b)で断面的に、
それぞれ示すような構成を採っている。すなわち、内壁
面に蛍光体皮膜1aが形成され、かつキセノンガスなど
の放電媒体が封入されたガラスバルブ1bと、前記ガラ
スバルブ1bの少なくとも一端側にリード端子(導入
線)1cを導出して封装された内部電極1dと、前記ガ
ラスバルブ1b外周面に管軸方向ほぼ全長に亘って、所
要のピッチで螺旋状に捲装された導電線より成る外部電
極1eと、前記外部電極1eに接続する供電線1fとを
有する構造となっている。
【0005】なお、図3(a),(b)中、1gは外部
電極1e領域面を被覆する熱収縮性樹脂層、1hはガラ
スバルブ1bに絶縁して植設され外部電極1eに接続す
る供電線1fを固定支持する固定用金属棒である。ま
た、外部電極蛍光ランプ1,1′の内部電極1dに導入
線(リード端子)1c及び電圧供給線6aを介して電源
5,5′にそれぞれ電気的に接続されており、さらに、
筐体4は、ノイズ対策として接地処理されている。ここ
で、内部電極1dは、たとえばNi系の一端開口の円筒
体である。そして、導入線1cは、たとえばKOV系の
線ないし棒状体であり、一端部が内部電極1dを形成す
る円筒体の底壁面に溶接により接続し、他端がガラスバ
ルブ1bに気密に封止・導出されている。さらに、外部
電極1eは、たとえばNi線で、遮光部を低減するため
線径0.1mm程度の細線が使用される。
【0006】また、導光体3は、たとえば透光性のアク
リル系樹脂板やポリカーボネート系樹脂板であり、外部
電極蛍光ランプ1,1′の光放射側、換言すると、リフ
レクター2a,2bに対向する光放射面側に、端面を対
向させて配置し、この端面を入射光面として導光して、
一主面側に光放射する構成となっている。そして、この
導光及び光放射作用を効果的に行うため、光放射面側に
は、光拡散シート、レンズシート、保護シート7などが
配置され、裏面側には、反射シート8が配置されてい
る。
【0007】さらに、リフレクター2a,2bは、たと
えば光反射面を鏡面加工した金属製や、あるいはセラミ
ックス類やプラスチックス類を基材として光反射面に鏡
面メッキ加工を施したものなどである。一方、筐体は、
一般的に、金属製であるが、プラスチックス類もしくは
繊維補強プラスチックス類を素材とした成形体である。
【0008】上記照明装置は、外部電極蛍光ランプ1,
1′の内部電極1dに導入線1c及び電圧供給線6aを
介して、また、外部電極1eに供電線1f及び電圧供給
線6bを介して電源5,5′から、たとえば高周波の矩
形波電圧を印加(20〜100KHz、1〜5kVの電
圧を供給)すると、両電極1d,1eによる放電が開始
し、ガラスバルブ1b内で紫外線を放射する。こうして
放射された紫外線が、ガラスバルブ1b内壁面の蛍光体
被膜1aによって、可視光に変換されて放射する。放射
された可視光は、リフレクター2a,2bによって反射
され、導光体3に導かれる。導光体3に入射した水平方
向の光は、反射シート8などにより反射され、鉛直方向
の光へと方向変換されて導光体3が面発光し、バックラ
イトとして機能する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の照明装置
は、用途ないし目的に応じて導光体3の発光面に配置す
る光拡散板、レンズシート、保護シート7などの作用と
相俟って、輝度向上や輝度の均一性向上などによって、
液晶表示装置の性能向上が図られる。しかし、一方で
は、次のような不都合がある。すなわち、各外部電極蛍
光ランプ1,1′は、その内部電極1dが導入線1c及
び電圧供給線6aを介して、また、外部電極1eが供電
線1f及び電圧供給線6bを介して対応する電源5,
5′に接続されている。つまり、各外部電極蛍光ランプ
1,1′は、電極1c,1eに対応して、2本の電圧供
給線6a,6bが接続する構成を採っている。
【0010】この点、さらに言及すると、電圧供給線6
a,6bは、外部電極蛍光ランプが1本の場合、内部電
極用及び外部電極用の2本、外部電極蛍光ランプが2本
の場合、内部電極用及び外部電極用の4本、外部電極蛍
光ランプが4本の場合、内部電極用及び外部電極用の8
本となり、さらに、ノイズ対策としての筐体4の接地
(アース線)用1本が、前記数値に加算される。ここ
で、外面電極蛍光ランプの装着・使用数を増加し、面発
光輝度の向上や発光面の拡大化などを図る場合、電圧供
給線数の必然的な増加は、省スペース化ないし装置のコ
ンパクト化、ユニット化などの点で問題を提起する。
【0011】すなわち、電圧供給線6a,6b及びアー
ス線の増加は、これら電圧供給線6a,6bなどの収納
スペース増大となって、コンパクト化が阻害される。ま
た、電圧供給線6a,6b及びアース線の増加は、照明
装置ないしユニットの組立、あるいは液晶表示装置など
への組み込み・装着に当たり、これら電圧供給線6a,
6bなどの取扱操作が煩雑化するため、ハーネス線の損
傷や断線を生じる恐れがある。さらに、電圧供給線6
a,6b及びアース線の増加は、材料費及び組立工程に
おけるコストアップを招来するなどの問題がある。
【0012】本発明は、上記事情に対処してなされたも
ので、製造コストの低減化、省スペース化が図れた信頼
性の高い照明装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内壁
面に蛍光体皮膜が形成され、かつ少なくともキセノンガ
スを含む放電媒体が封入されたガラスバルブ、前記ガラ
スバルブの一端側に導入線を導出して封装された内部電
極、及び前記ガラスバルブ外周面に管軸方向ほぼ全長に
亘って一体的に配置された外部電極を有する外部電極蛍
光ランプと、前記外部電極蛍光ランプを並列的に配置・
装着する接地可能な金属製リフレクターもしくは金属製
筐体と、前記外部電極蛍光ランプの内部電極に導入線を
介して一方の出力が電気的に接続され、他方の出力が接
地される電源と、前記外部電極蛍光ランプの外部電極を
金属製リフレクターもしくは金属製筐体に電気的に接続
する接続手段と、前記接続手段で接続された金属製リフ
レクターもしくは金属製筐体を接地する接地手段とを有
することを特徴とする照明装置である。
【0014】請求項2の発明は、内壁面に蛍光体皮膜が
形成され、かつ少なくともキセノンガスを含む放電媒体
が封入されたガラスバルブ、前記ガラスバルブの一端側
にリード端子を導出して封装された内部電極、及び前記
ガラスバルブ外周面に管軸方向ほぼ全長に亘って一体的
に配置された外部電極を有する外部電極蛍光ランプと、
前記外部電極蛍光ランプを並列的に配置・装着する金属
製リフレクターと、前記金属製リフレクターを配置・装
着する金属製筐体と、前記外部電極蛍光ランプの内部電
極に導入線を介して一方の出力が電気的に接続され、他
方の出力が接地される電源と、前記外部電極蛍光ランプ
の外部電極を金属製リフレクターを介して金属製筐体に
電気的に接続する接続手段と、前記金属製筐体を接地す
る接地手段とを有することを特徴とする照明装置であ
る。
【0015】請求項3の発明は、請求項1もしくは請求
項2記載の照明装置において、外部電極蛍光ランプの光
放射側に入射光を導光し、一主面側に光放射する導光体
を配設することを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3いずれか一記載の照明装置において、外部電極蛍光ラ
ンプの外部電極領域面が熱収縮性樹脂層で被覆されてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項1ないし4の発明において、外部電
極蛍光ランプは、たとえばキセノンガス、キセノン−ネ
オン混合ガス、キセノン−アルゴン混合ガスなど、キセ
ノンガスを主体とした希ガス類、あるいは前記希ガス類
と水銀との混合系などの放電媒体が封入されたものであ
る。また、発光管を成すガラスバルブは、一般的に、外
径1.2〜10.0mm程度、肉厚0.2〜0.6mm
程度、長さ50〜800mm程であり、その内壁面の蛍
光体被膜は、通常、この種の蛍光ランプで使用されてい
る蛍光体で形成される。ここで、蛍光体被膜は、ガラス
管内全周に形成してあってもよいし、ガラス管軸方向に
一定の幅で蛍光体被膜が削り取られたアバーチャー構造
であってもよい。
【0018】請求項1ないし4の発明において、外部電
極蛍光ランプの内部電極は、たとえばNiもしくはNi
合金などのNi系金属を素材とした円筒体(もしくは円
柱体)を本体としたものである。そして、その寸法や構
造は、一般的に、長さ2〜5mm程度であり、内部電極
は、ガラスバルブの一端側に封装した構造と成ってい
る。なお、前記円筒体もしくは円柱体に対するリード端
子(導入線)の接続は、一般的に、溶接などで行われ
る。また、ガラスバルブ内における内部電極の封装・配
置は、一般的に、ガラスバルブに対して同軸的である。
【0019】請求項1ないし4の発明において、外面電
極蛍光ランプの外周面に螺旋状に捲装・配置する外部電
極は、たとえば径0.05〜0.4mm程度のNi線や
Cu線など、抵抗率2×10―4Ω以下の導電線(金属
線)である。ここで、導電線の断面形状は、たとえば円
形ね楕円形、半円形、矩形、三角形、あるいはそれらに
擬した形状などでもよい。そして、螺旋状に捲装するピ
ッチは、一般的には、ガラスバルブの外径もしくは内径
によって、0.1〜10mm程度のほぼ一定のピッチに
設定されるが、内部電極から離れるほど外部電極の捲装
ピッチを連続的もしくは階段的に小さく設定し、軸方向
の発光分布を一様化することもできる。
【0020】請求項1ないし4の発明において、外部電
極の供電線(支持用リード線)は、一般的に、外径0.
1〜0.5mm程度のNi線、Cu線、Al線、KOV
線、ジュメット線、もしくはこれらの線を芯線などとし
た絶縁被覆線である。また、供電線は、外部電極と同じ
材質、同じ線径として延長された形成でもよい。なお、
供電線は、その一端をガラスバルブ端部に放電媒体と接
触しないよう封着・植設固定化した固定用金属棒に接続
した構成が採られる。
【0021】請求項1ないし4の発明において、リフレ
クター及び筐体は、一般的に、全体が導電性を呈する金
属製であることが望ましいけれど、外部電極側を所要の
接地状態に維持できる形態を採れれば、全体を金属製と
する必要がない。つまり、一部がプラスチックス類ある
いはセラミックス類などで形成された構造であってもよ
い。そして、外部電極蛍光ランプの外部電極と、リフレ
クターもしくは筐体との電気的及び機械的な接続・接合
は、外部電極の供電線を接合支持した固定用金属棒の半
田付けなどで行われる。
【0022】ここで、外部電極蛍光ランプごとにリフレ
クターを備えた構造の場合は、外部電極及び固定用金属
棒の供電線を対応するリフレクターあるいは筐体に、電
気的に接続する一方、リフレクターあるいは筐体を接地
処理(アース接続)する。また、リフレクターを筐体に
装着した構造の場合は、外部電極の供電線及び固定用金
属棒をリフレクターに電気的に接続し、さらに、リフレ
クターと筐体との間を電気的に接続して、この筐体を接
地処理する。つまり、各外部電極蛍光ランプの外部電極
側は、対応するリフレクターを介して筐体によって、共
通の接地処理(アース接続)が行われる。
【0023】請求項3の発明において、導光体は、透光
性のよいガラス類(石英ガラスを含む)、プラスチック
ス類などを素材としたもので、この種の平面照射光形の
照明ユニットで使用されるもので、その材質、厚さ、外
形などは、用途に応じて選ばれる。なお、放射光の輝度
向上などのため、導光体の主面を加工したり、非放射光
面に反射シートを貼着・配置したり、放射光面側に光拡
散シート、レンズシートを配置したり、さらに、放射光
面側に保護シートを配置する構成が採られる。
【0024】請求項4の発明において、螺旋状に捲装・
配置した外部電極を被覆・固定し、保護ないし安全性の
向上を図る熱収縮性樹脂層は、たとえば熱収縮性のポリ
エチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素
樹脂など、適度の耐熱性を有する透光性樹脂を素材とし
たものである。つまり、所要の加熱処理を施すと収縮性
を呈し、被覆されるガラスバルブ面などに、密着的に一
体化する樹脂チューブないしフィルムである。
【0025】請求項1ないし4の発明では、外面電極に
対する電圧供給線を省略される。つまり、外部電極蛍光
ランプは、点灯・動作時、アース処理されている外部電
極側が電源に対して低電圧端子として作用し、一方、内
部電極側が電源に対して高圧端子として作用し、所要の
点灯が行われる。このように、外部電極側をリフレクタ
ーなど介して接地処理することで、電圧供給線を省略・
低減したので、その分を省スペース化でき、また、組立
・装着工程の簡略化、断線発生の排除など図られるた
め、信頼性の向上及び低コスト化ともなる。
【0026】
【発明の実施態様】以下、図1を参照して実施例を説明
する。
【0027】図1は、実施例に係る照明装置の要部構成
を示す透視的な平面図である。図1において、1,1′
は外部電極蛍光ランプ、2,2′は前記外部電極蛍光ラ
ンプ1,1′を配置・装着するリフレクター、3は前記
外部電極蛍光ランプ1,1′の光放射側に配置された導
光体、4は前記リフレクター2,2′及び導光体3など
を収納・装着する筐体、5,5′は前記外部電極蛍光ラ
ンプ1,1′の内部電極に電圧供給線6aを介して電気
的に接続し、点灯駆動する接地された電源である。
【0028】ここで、外部電極蛍光ランプ1,1′は、
前記図3(a)で側面的に、また、図3(b)で断面的
に、それぞれ示すような構成を採っている。すなわち、
内壁面に蛍光体皮膜1aが形成され、かつキセノンガス
などの放電媒体が封入されたガラスバルブ1bと、前記
ガラスバルブ1bの一端側にリード端子(導入線)1c
を導出して封装された内部電極1dと、前記ガラスバル
ブ1b外周面に管軸方向ほぼ全長に亘って所要のピッチ
で螺旋状に捲装された導電線より成る外部電極1eと、
前記外部電極1eに接続する供電線1fとを有する構造
となっており、基本的に同様な構成を採っているので、
ここでは、詳細な説明は省略する。
【0029】また、外部電極蛍光ランプ1,1′の内部
電極1dに、導入線(リード端子)1c及び電圧供給線
6aを介して電源5,5′が電気的に接続されている
点、さらに、筐体4についてノイズ対策として接地処理
が採られている点も、従来の照明装置の場合と同様であ
る(図2参照)。しかし、外部電極蛍光ランプ1,1′
の外部電極1e側と電源5,5′との電気的な接続が省
略されている点で異なっている。すなわち、外部電極1
eに接続する供電線1fは、リフレクター2,2′に電
気的に接続され、このリフレクター2,2′が接続手段
9a,9bを介して筐体4と電気的に接続され、かつ筐
体4が接地された構成を採っている点で特徴つけられ
る。
【0030】さらに言及すると、外部電極蛍光ランプが
1本の場合、内部電極用の電圧供給線6aは1本、外部
電極蛍光ランプが2本の場合、内部電極用の電圧供給線
6aは2本、外部電極蛍光ランプが4本の場合、内部電
極用の電圧供給線6aは4本となり、ノイズ対策として
の筐体4の接地(アース線)用1本を加えても、従来の
照明装置の構成に較べて配線数がほぼ半減する。
【0031】ここで、配線数の低減は、外部電極蛍光ラ
ンプの装着数の増加に伴って、その作用効果が顕著にな
る。すなわち、電圧供給線6aなどの収納スペース低減
による照明装置のコンパクト化、照明装置ないしユニッ
トの組立、液晶表示装置などに組み込み・装着作業の簡
略化、ハーネス線の損傷や断線を生じる恐れの回避、材
料費及び組立工程におけるコストアップの抑制などの利
点をもたらす。
【0032】上記照明装置は、外部電極蛍光ランプ1,
1′の内部電極1dに導入線1cを介して電圧供給線6
aが接続されている。また、外部電極1eが供電線1
f、リフレクター2a(2b)及び筐体4を介して共通
接地(アース処理)されている。つまり、内部電極1d
側は、電源5,5′の高電圧端子に接続し、外部電極1
e側は、前記接地処理によって電源5,5′の低電圧端
子と共通電位となる。
【0033】したがって、電源5,5′の高電圧端子か
ら電圧供給線6aを介して内部電極1dに所要の電圧、
たとえば高周波の矩形波電圧を印加(20〜100KH
z、1〜5kVの電圧を供給)すると、両電極1d,1
eによる放電が開始し、ガラスバルブ1b内で紫外線を
放射する。こうして放射された紫外線が、ガラスバルブ
1b内壁面の蛍光体被膜1aによって、可視光に変換さ
れて放射される。放射された可視光は、リフレクター
2,2′によって反射され、導光体3に導かれる。導光
体3に入射した水平方向の光は、反射シート8などによ
り反射され、鉛直方向の光へと方向変換されて導光体3
が面発光し、バックライトとして機能する。
【0034】上記では、2本の外部電極蛍光ランプ1,
1′を導光体3の対向する端面側に配置・装着した液晶
表示装置のバックライトユニットの構成を例示したが、
導光体3の一端面側に外部電極蛍光ランプ1(1′)を
配置・装着した構成、外部電極蛍光ランプ1,1′の並
列対を配置・装着した構成などを採っても同様に、構造
上のメリットがある。
【0035】また、外部電極蛍光ランプ1,1′は、外
部電極1eを螺旋状に捲装・配設する代わりに、帯状な
いしジグザグ状の導電体を配設した構造であってもよ
い。さらに、一般的な照明装置として、たとえば1個の
リフレクター2,2′に複数本の外部電極蛍光ランプ1
を並列的に配置・装着した構成、あるいはリフレクター
2,2′を省略して、筐体に外部電極蛍光ランプ1,
1′を直接装着した構成などを採ることができる。
【0036】本発明は、上記実施例に限定されるもので
なく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を
採ることができる。たとえば外部電極蛍光ランプの構
成、すなわちガラスバルブの材質、外径、長さ、あるい
は内部電極および外部電極の材質、径などは、目的に応
じて適宜選択できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1ないし4の発明によれば、光源
を成す外部電極蛍光ランプの外部電極に対する電圧供給
線が省略されて、配線構成が大幅に簡略化されている。
つまり、電圧供給線の収納スペース低減・照明装置のコ
ンパクト化、照明装置の組立・実装作業の簡略化などが
図られるとともに、ハーネス線の損傷や断線を生じる恐
れも回避された信頼性の高い照明装置が、低コストで提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るバックライトユニットの要部構成
を透視的に示す平面図。
【図2】従来のバックライトユニットの要部構成例を示
すもので、(a)は透視的な平面図、(b)は(a)の
A−A線に沿った断面図。
【図3】外部電極形蛍光ランプの要部構成例を示すもの
で、(a)は透視的側面図、(b)は横断面図。
【符号の説明】 1,1′……外部電極蛍光ランプ 1c……導入線(端子リード) 1d……内部電極 1e……外部電極(捲装金属線) 1f……供電線 1g……被覆樹脂層 2,2′,2a,2b……リフレクター 3……導光体 4……筐体 5,5′……電源 6a,6b……電圧供給線 7……光拡散シートなど 8……反射シート 9a,9b……接続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 65/00 H01J 65/00 A // F21Y 103:00 F21Y 103:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内壁面に蛍光体皮膜が形成され、かつ少な
    くともキセノンガスを含む放電媒体が封入されたガラス
    バルブ、前記ガラスバルブの一端側に導入線を導出して
    封装された内部電極、及び前記ガラスバルブ外周面に管
    軸方向ほぼ全長に亘って一体的に配置された外部電極を
    有する外部電極蛍光ランプと、前記外部電極蛍光ランプ
    を並列的に配置・装着する接地可能な金属製リフレクタ
    ーもしくは金属製筐体と、前記外部電極蛍光ランプの内
    部電極に導入線を介して一方の出力が電気的に接続さ
    れ、他方の出力が接地される電源と、前記外部電極蛍光
    ランプの外部電極を金属製リフレクターもしくは金属製
    筐体に電気的に接続する接続手段と、 前記接続手段で接続する金属製リフレクターもしくは金
    属製筐体を接地する接地手段と、を有することを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】内壁面に蛍光体皮膜が形成され、かつ少な
    くともキセノンガスを含む放電媒体が封入されたガラス
    バルブ、前記ガラスバルブの一端側に導入線を導出して
    封装された内部電極、及び前記ガラスバルブ外周面に管
    軸方向ほぼ全長に亘って一体的に配置された外部電極を
    有する外部電極蛍光ランプと、前記外部電極蛍光ランプ
    を並列的に配置・装着する金属製リフレクターと、前記
    金属製リフレクターを配置・装着する金属製筐体と、前
    記外部電極形蛍光ランプの内部電極に導入線を介して一
    方の出力が電気的に接続され、他方の出力が接地される
    電源と、前記外部電極蛍光ランプの外部電極を金属製リ
    フレクターを介して金属製筐体に電気的に接続する接続
    手段と、前記金属製筐体を接地する接地手段と、を有す
    ることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】外部電極蛍光ランプの光放射側に入射光を
    導光し、一主面側に光放射する導光体を配設することを
    特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】外部電極蛍光ランプの外部電極領域面が熱
    収縮性樹脂層で被覆されていることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3いずれか一記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007012777A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Ushio Inc 光照射装置
KR101265327B1 (ko) * 2006-06-20 2013-05-20 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛과 이를 이용한 액정표시장치

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