JP2012113268A - 露光装置用光照射装置及び露光装置 - Google Patents

露光装置用光照射装置及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源部の交換時間及び装置のダウンタイムを短縮することができる露光装置用光照射装置及び露光装置を提供する。
【解決手段】光照射装置80は、ランプ71とランプ71から発生された光に指向性をもたせて射出する反射鏡72をそれぞれ含む複数の光源部73と、所定数の光源部73をそれぞれ取り付け可能な複数のカセット81と、複数のカセット81を取り付け可能な支持体82と、を備える。カセット81のランプ押さえカバー84は、複数の光源部73を取り付ける際に、複数のランプ73の光がインテグレータレンズ74の入射面に入射されるように複数のランプ73を支持する支持部材86を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、露光装置用光照射装置及び露光装置に関し、より詳細には、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の大型のフラットパネルディスプレイの基板上にマスクのマスクパターンを露光転写する露光装置に適用可能な露光装置用光照射装置及び露光装置に関する。
従来、フラットパネルディスプレイ装置のカラーフィルタ等のパネルを製造する装置として、近接露光装置、スキャン露光装置、投影露光装置、ミラープロジェクション、密着式露光装置などの種々の露光装置が考案されている。例えば、分割逐次近接露光装置では、基板より小さいマスクをマスクステージで保持すると共に基板をワークステージで保持して両者を近接して対向配置した後、ワークステージをマスクに対してステップ移動させて各ステップ毎にマスク側から基板にパターン露光用の光を照射することにより、マスクに描かれた複数のパターンを基板上に露光転写して、一枚の基板に複数のパネルを製作する。また、スキャン露光装置では、一定速度で搬送されている基板に対して、露光用の光をマスクを介して照射し、基板上にマスクのパターンを露光転写する。
近年、ディスプレイ装置は次第に大型化されつつあり、例えば、分割逐次露光において、第8世代(2200mm×2500mm)のパネルを4回の露光ショットで製造する場合、一回の露光領域は、1300mm×1120mmとなり、6回の露光ショットで製造する場合、一回の露光領域は、1100mm×750mmとなる。従って、露光装置においても露光領域の拡大が求められており、使用される光源の出力も高める必要がある。このため、照明光学系として、複数の光源を用いて、光源全体の出力を高めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。例えば、特許文献2に記載の光照射装置では、ランプの点灯中に、光源ユニットを裏側から取り外し、新しい光源ユニットを取り付け、製造ラインを止めることなくランプ交換を行い、また、光源ユニットを支持体に取り付ける際には光源ユニットの位置決め部を支持体の位置決め角部に押し当て、光軸方向の位置決めを行うことが記載されている。
特開2004−361746号公報 特開2006−278907号公報
ところで、特許文献1では、ランプを交換する際には、ランプを1つずつ交換する必要があり、ランプ交換に時間がかかり装置を停止させる時間(ダウンタイム)が長くなる。ダウンタイムを無くすことを目的とした技術として、特許文献2のような露光運転中にランプを交換できる構成が開示されているが、作業者の交換時間自体は、個別交換であるため長いことに変わりはない。また、ランプごとに冷却ファンを備えた光源ユニットを支持体に取り付けているので、部品点数が大幅に増加するという課題もある。さらに、特許文献1及び2では、ランプを支持する支持体の光出射側の面が球面に沿って形成されているので、ランプの数を増加した場合には、該球面の表面積が増大し、精度の良い曲面加工が困難であるという問題がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源部の交換時間及び装置のダウンタイムを短縮することができる露光装置用光照射装置及び露光装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 発光部と該発光部から発生された光に指向性をもたせて射出する反射光学系をそれぞれ含む複数の光源部と、
前記複数の光源部をそれぞれ取り付け可能なカセットと、
を備え、
前記カセットは、前記複数の光源部を取り付ける際に、前記複数の光源部の光がインテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように前記複数の光源部を支持する支持部材を有することを特徴とする露光装置用光照射装置。
(2) 前記各光源部には、陽極電極及び陰極電極が設けられており、
前記カセットは、前記陽極電極及び陰極電極の少なくとも一方を支持する電極支持部を有することを特徴とする上記(1)に記載の露光装置用光照射装置。
(3) 前記支持部材は、前記陽極電極及び陰極電極の一方を支持する前記電極支持部を構成することを特徴とする上記(2)に記載の露光装置用光照射装置。
(4) 前記カセットは、前記所定数の光源部が支持される光源支持部と、前記光源支持部に支持された前記所定数の光源部を囲った状態で、前記光源支持部に取り付けられるカバー部材と、を有し、
前記支持部材及び前記電極支持部は前記カバー部材に設けられ、
前記カバー部材を前記光源支持部に取り付けることで、前記支持部材は、前記複数の光源部の光がインテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように前記複数の光源部を保持すると共に、前記電極支持部は、前記陽極電極及び陰極電極の少なくとも一方を支持することを特徴とする上記(2)または(3)に記載の露光装置用光照射装置。
(5) 前記カセットを複数備えるとともに、
全ての前記光源部の光が前記インテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように、前記複数のカセットが取り付けられるフレームをさらに備えることを特徴とする上記(1)から(4)のいずれかに記載の露光装置用光照射装置。
(6) 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、
前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
(1)〜(5)のいずれかに記載の前記光照射装置と、該光照射装置の複数の光源部から出射された光が入射されるインテグレータ光学系レンズと、を有する照明光学系と、
を備え、前記基板に対して前記照明光学系からの光を前記マスクを介して照射することを特徴とする露光装置。
本発明の露光装置用光照射装置及び露光装置によれば、複数の光源部と、複数の光源部をそれぞれ取り付け可能なカセットとを備え、カセットは、複数の光源部を取り付ける際に、複数の光源部の光がインテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように複数の光源部を支持する支持部材を有する。従って、複数の光源部を1つのカセットに取り付けユニット化して管理することで、ランプ交換時間及び装置のダウンタイムを短縮することができる。
また、カセットは、光源部の陽極電極及び陰極電極の少なくとも一方を支持する電極支持部を有するので、カセットに複数の光源部を取り付けることで、電気的接触を確実に行うことができる。
さらに、複数のカセットを用いることで、支持体に大きな曲面加工を行うことなく、全ての光源を単一の曲面上に配置することができる。
本発明の第1実施形態に係る分割逐次近接露光装置を説明するための一部分解斜視図である。 図1に示す分割逐次近接露光装置の正面図である。 マスクステージの断面図である。 (a)は、照明光学系の光照射装置を示す正面図であり、(b)は(a)のIV−IV線に沿った断面図であり、(c)は、(a)のIV´−IV´線に沿った断面図である。 (a)は、カセットを示す正面図であり、(b)は(a)のV方向から見た断面図であり、(c)は、(a)のV´方向から見たカセットの断面図をインテグレータレンズとともに示す図である。 (a)は、カセットのカバー部材を示す正面図であり、(b)は、(a)のカバー部材の概略断面図である。 カセットに取り付けられた光源部近傍の拡大断面図である。 ランプ押さえ機構の変形例を示すカセットの断面図である。 カセットが支持体に取り付けられた状態を示す要部拡大図である。 各光源部の出射面からインテグレータレンズの入射面までの距離を示す概略図である。 各光源部の制御構成を示すための図である。 寿命時間検出手段を説明するための図である。 (a)、(b)は、カセットに取り付けられる光源部の配置を示す図である。 図13(a)のカセットが取り付けられた支持体を示す図である。 本発明の支持体の変形例に係る概略断面図である。 本発明の支持体のカセット取り付け部の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の光照射装置、露光装置及び露光方法に係る各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2に示すように、第1実施形態の分割逐次近接露光装置PEは、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを保持する基板ステージ20と、パターン露光用の光を照射する照明光学系70と、を備えている。
なお、ガラス基板W(以下、単に「基板W」と称する。)は、マスクMに対向配置されており、このマスクMに描かれたパターンを露光転写すべく表面(マスクMの対向面側)に感光剤が塗布されている。
マスクステージ10は、中央部に矩形形状の開口11aが形成されるマスクステージベース11と、マスクステージベース11の開口11aにX軸,Y軸,θ方向に移動可能に装着されるマスク保持部であるマスク保持枠12と、マスクステージベース11の上面に設けられ、マスク保持枠12をX軸,Y軸,θ方向に移動させて、マスクMの位置を調整するマスク駆動機構16と、を備える。
マスクステージベース11は、装置ベース50上に立設される支柱51、及び支柱51の上端部に設けられるZ軸移動装置52によりZ軸方向に移動可能に支持され(図2参照。)、基板ステージ20の上方に配置される。
図3に示すように、マスクステージベース11の開口11aの周縁部の上面には、平面ベアリング13が複数箇所配置されており、マスク保持枠12は、その上端外周縁部に設けられるフランジ12aを平面ベアリング13に載置している。これにより、マスク保持枠12は、マスクステージベース11の開口11aに所定のすき間を介して挿入されるので、このすき間分だけX軸,Y軸,θ方向に移動可能となる。
また、マスク保持枠12の下面には、マスクMを保持するチャック部14が間座15を介して固定されている。このチャック部14には、マスクMのマスクパターンが描かれていない周縁部を吸着するための複数の吸引ノズル14aが開設されており、マスクMは、吸引ノズル14aを介して図示しない真空式吸着装置によりチャック部14に着脱自在に保持される。また、チャック部14は、マスク保持枠12と共にマスクステージベース11に対してX軸,Y軸,θ方向に移動可能である。
マスク駆動機構16は、マスク保持枠12のX軸方向に沿う一辺に取り付けられる2台のY軸方向駆動装置16yと、マスク保持枠12のY軸方向に沿う一辺に取り付けられる1台のX軸方向駆動装置16xと、を備える。
Y軸方向駆動装置16yは、マスクステージベース11上に設置され、Y軸方向に伸縮するロッド16bを有する駆動用アクチュエータ(例えば、電動アクチュエータ等)16aと、ロッド16bの先端にピン支持機構16cを介して連結されるスライダ16dと、マスク保持枠12のX軸方向に沿う辺部に取り付けられ、スライダ16dを移動可能に取り付ける案内レール16eと、を備える。なお、X軸方向駆動装置16xも、Y軸方向駆動装置16yと同様の構成を有する。
そして、マスク駆動機構16では、1台のX軸方向駆動装置16xを駆動させることによりマスク保持枠12をX軸方向に移動させ、2台のY軸方向駆動装置16yを同等に駆動させることによりマスク保持枠12をY軸方向に移動させる。また、2台のY軸方向駆動装置16yのどちらか一方を駆動することによりマスク保持枠12をθ方向に移動(Z軸回りの回転)させる。
さらに、マスクステージベース11の上面には、図1に示すように、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを測定するギャップセンサ17と、チャック部14に保持されるマスクMの取り付け位置を確認するためのアライメントカメラ18と、が設けられる。これらギャップセンサ17及びアライメントカメラ18は、移動機構19を介してX軸,Y軸方向に移動可能に保持され、マスク保持枠12内に配置される。
また、マスク保持枠12上には、図1に示すように、マスクステージベース11の開口11aのX軸方向の両端部に、マスクMの両端部を必要に応じて遮蔽するアパーチャブレード38が設けられる。このアパーチャブレード38は、モータ、ボールねじ、及びリニアガイド等からなるアパーチャブレード駆動機構39によりX軸方向に移動可能とされて、マスクMの両端部の遮蔽面積を調整する。なお、アパーチャブレード38は、開口11aのX軸方向の両端部だけでなく、開口11aのY軸方向の両端部に同様に設けられている。
基板ステージ20は、図1及び図2に示すように、基板Wを保持する基板保持部21と、基板保持部21を装置ベース50に対してX軸,Y軸,Z軸方向に移動する基板駆動機構22と、を備える。基板保持部21は、図示しない真空吸着機構によって基板Wを着脱自在に保持する。基板駆動機構22は、基板保持部21の下方に、Y軸テーブル23、Y軸送り機構24、X軸テーブル25、X軸送り機構26、及びZ−チルト調整機構27と、を備える。
Y軸送り機構24は、図2に示すように、リニアガイド28と送り駆動機構29とを備えて構成され、Y軸テーブル23の裏面に取り付けられたスライダ30が、装置ベース50上に延びる2本の案内レール31に転動体(図示せず)を介して跨架されると共に、モータ32とボールねじ装置33とによってY軸テーブル23を案内レール31に沿って駆動する。
なお、X軸送り機構26もY軸送り機構24と同様の構成を有し、X軸テーブル25をY軸テーブル23に対してX方向に駆動する。また、Z−チルト調整機構27は、くさび状の移動体34,35と送り駆動機構36とを組み合わせてなる可動くさび機構をX方向の一端側に1台、他端側に2台配置することで構成される。なお、送り駆動機構29,36は、モータとボールねじ装置とを組み合わせた構成であってもよく、固定子と可動子とを有するリニアモータであってもよい。また、Z-チルト調整機構27の設置数は任意で
ある。
これにより、基板駆動機構22は、基板保持部21をX方向及びY方向に送り駆動するとともに、マスクMと基板Wとの対向面間のギャップを微調整するように、基板保持部21をZ軸方向に微動且つチルト調整する。
基板保持部21のX方向側部とY方向側部にはそれぞれバーミラー61,62が取り付けられ、また、装置ベース50のY方向端部とX方向端部には、計3台のレーザー干渉計63,64,65が設けられている。これにより、レーザー干渉計63,64,65からレーザー光をバーミラー61,62に照射し、バーミラー61、62により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光とバーミラー61,62により反射されたレーザー光との干渉を測定して基板ステージ20の位置を検出する。
図2及び図4に示すように、照明光学系70は、複数の光源部73を備えた光照射装置80と、複数の光源部73から射出された光束が入射されるインテグレータレンズ(インテグレータ光学系レンズ)74と、各光源部73のランプ71の点灯と消灯の切り替えを含む電圧制御可能な光学制御部76と、インテグレータレンズ74の出射面から出射された光路の向きを変える凹面鏡77と、複数の光源部73とインテグレータレンズ74との間に配置されて照射された光を透過・遮断するように開閉制御する露光制御用シャッター78と、を備える。なお、インテグレータレンズ74と露光面との間には、DUVカットフィルタ、偏光フィルタ、バンドパスフィルタが配置されてもよく、また、凹面鏡77には、ミラーの曲率を手動または自動で変更可能なデクリネーション角補正手段が設けられてもよい。さらに、インテグレータ光学系レンズとしては、ロッドレンズやフライアイレンズであってもよい。
図4〜図6に示すように、光照射装置80は、発光部としての超高圧水銀ランプ71と、このランプ71から発生された光に指向性をもたせて射出する反射光学系としての反射鏡72と、をそれぞれ含む複数の光源部73と、複数の光源部73のうち、所定数の光源部73をそれぞれ取り付け可能な複数のカセット81と、複数のカセット81を取り付け可能な支持体82と、を備える。発光部としては、超高圧水銀ランプ71の代わりに、LEDが適用されてもよい。
なお、照明光学系70において、160Wの超高圧水銀ランプ71を使用した場合、第6世代のフラットパネルを製造する露光装置では374個の光源部、第7世代のフラットパネルを製造する露光装置では572個の光源部、第8世代のフラットパネルを製造する露光装置では、774個の光源部が必要とされる。但し、本実施形態では、説明を簡略化するため、図4に示すように、α方向に3段、β方向に2列の計6個の光源部73が取り付けられたカセット81を3段×3列の計9個配した、54個の光源部73を有するものとして説明する。なお、カセット81や支持体82は、光源部73の配置をα、β方向に同数とした正方形形状も考えられるが、α、β方向に異なる数とした長方形形状が適用される。また、本実施形態の光源部73では、反射部72の開口部72bが略正方形形状に形成されており、四辺がα、β方向に沿うように配置されている。
各カセット81は、所定数の光源部73を支持する光源支持部83と、光源支持部83に支持された光源部73を押さえて、該光源支持部83に取り付けられる凹状のランプ押さえカバー(カバー部材)84と、を備えた略直方体形状に形成されており、それぞれ同一構成を有する。
光源支持部83には、光源部73の数に対応して設けられ、光源部73からの光を発光する複数の窓部83aと、該窓部83aのカバー側に設けられ、反射鏡72の開口部72a(又は、反射鏡72が取り付けられる反射鏡取り付け部の開口部)を囲うランプ用凹部83bと、隣接する窓部83aの間や窓部83aの周囲に設けられ、光源支持部83の板厚方向に貫通する複数の空気孔83cと、が形成される。また、該窓部83aの反カバー側には、複数のカバーガラス85がそれぞれ取り付けられている。カバーガラス85は、それぞれのカバーガラス85の対角線上に設けられた座金状のカバーガラス押え100によって押えられている(図5(a)参照)。なお、カバーガラス85の取り付けは任意であり、設けられなくてもよい。
各ランプ用凹部83bの底面は、光源部73の光を照射する照射面(ここでは、反射鏡72の開口面72b)と、光源部73の光軸Lとの交点pが、各α、β方向において単一の曲面、例えば、球面r上に位置するように、平面又は曲面(本実施形態では、平面)に形成される。
図5(c)及び図6に示すように、ランプ押さえカバー84の底面には、光源部73の後部を支持する支持部材86が設けられており、各支持部材86には、モータやシリンダのようなアクチュエータ、ばね押さえ、ねじ止め等によって構成される支持部材としてのランプ押さえ機構87が設けられている。これにより、各光源部73は、反射鏡72の開口部72aを光源支持部83のランプ用凹部83bに嵌合させ、ランプ押さえカバー84を光源支持部83に取り付け、ランプ押さえ機構87によって光源部73の後部を押さえつけることで、カセット81に位置決めされる。
また、各光源部73には、陽極電極72d及び陰極電極72eが設けられており、カセット81のランプ押さえカバー84の支持部材86は、陽極電極72dを支持する電極支持部を構成すると共に、ランプ押さえカバー84は、陰極電極72eを支持する他の電極支持部84bを有する。なお、この他の電極支持部84bは、陰極電極72eを支持する構成であればよく、光源支持部83内に取り入れた空気の流れを遮らないように、複数の孔を有していたり、複数のフレームによって骨組構造に構成されることが好ましい。
従って、図5(c)に示すように、カセット81に位置決めされた所定数の光源部73の光が照射する各照射面から、所定数の光源部73の光が入射されるインテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lの距離が略一定となる。また、光源支持部83とランプ押さえカバー84との間の収納空間内では、他の電極支持部84b以外では、隣接する光源部73の反射鏡72の背面72cは直接対向しており、光源部73、他の電極支持部84b、ランプ押さえ機構87等以外には該収納空間内の空気の流れを遮るものがなく、良好な空気の流動性が与えられる。
なお、ランプ押さえ機構87は、支持部材86毎に設けられてもよいが、図8に示すように、ランプ押さえカバー84の側壁に形成されてもよい。この場合にも、支持部材86は、各光源部73に個々に設けられてもよいが、2つ以上の光源部73の後部に当接するようにしてもよい。
また、支持体82は、図4に示すように、複数のカセット81を取り付ける複数のカセット取り付け部90を有する支持体本体91と、該支持体本体91に取り付けられ、各カセット81の後部を覆う支持体カバー92と、を有する。
図9に示すように、各カセット取り付け部90には、光源支持部83が臨む開口部90aが形成され、該開口部90aの周囲には、光源支持部83の周囲の矩形平面が対向する平面90bを底面としたカセット用凹部(断面L字状の切り欠き)90cが形成される。また、支持体本体91のカセット用凹部90cの周囲には、カセット81を固定するためのカセット固定手段93が設けられており、本実施形態では、カセット81に形成された凹部81aに係合されて、カセット81を固定する。なお、カセット固定手段93としては、カセット81をカセット取り付け部90に挿脱すると同時に固定・解除可能な係合(例えば、爪係合やフック係合)であってもよい。
α方向或いはβ方向に並ぶカセット用凹部90cの各平面90bは、各カセット81の全ての光源部73の光を照射する照射面と、光源部73の光軸Lとの交点pが、各α、β方向において単一の曲面、例えば、球面r上に位置するように(図10参照。)、所定の角度γで交差するように形成される。
従って、各カセット81は、これら光源支持部83を各カセット取り付け部90のカセット用凹部90cに嵌合させて位置決めした状態で、カセット固定手段93をカセット81の凹部81aに係合させることで、支持体82にそれぞれ固定される。そして、これら各カセット81が支持体本体91に取り付けられた状態で、該支持体本体91に支持体カバー92が取り付けられる。従って、図10に示すように、各カセット81に位置決めされた全ての光源部73の光が照射する各照射面と、所定数の光源部73の光が入射されるインテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lの距離も略一定となる。
また、光照射装置80の各光源部73、各カセット81、及び支持体82には、各ランプ71を冷却するための冷却構造が設けられている。具体的に、図5(a)に示すように、光源支持部83には、各カバーガラス85間に、複数の空気孔83cが設けられており、光源支持部83の内部と外部とを連通させる。
更に、図7に示すように、各光源部73のランプ71と反射鏡72が取り付けられるベース部75には、冷却路75aが形成されており、カセット81の各カバーガラス85には、一つ又は複数の空気流通孔である貫通孔85aが形成されている。また、カセット81のランプ押さえカバー84の底面には、複数の排気孔(連通孔)84aが形成され(図5(c)参照。)、支持体82の支持体カバー92にも、複数の排気孔92aが形成されている(図4(c)参照。)。また、各排気孔92aには、支持体82の外部に形成されたブロアユニット(強制排気手段)79が排気管79aを介して接続されている。
従って、ブロアユニット79によって支持体82内のエアを引いて排気することで、カバーガラス85の貫通孔85aから吸引された外部のエアが、矢印で示した方向へランプ71と反射鏡72との間の隙間sを通過し、光源部73のベース部材75に形成された冷却路75aへ導かれる。また、光源支持部83の複数の空気孔83cから吸引された外部のエアが、反射鏡72間の空間を通過し、このエアにより各光源部73の冷却を行っている。
なお、強制排気手段としては、ブロアユニット79に限定されるものでなく、ファン、インバータ、真空ポンプ等、支持体82内のエアを引くものであればよい。また、ブロアユニット79によるエアの排気は、後方からに限らず、上方、下方、左方、右方のいずれの側方からでもよい。
また、ランプ押さえカバー84に形成される排気孔84aは、図5(c)に示すような底面に複数形成されるものに限定されず、底面の中央に1つ形成されてもよいし、長手方向、短手方向の側面に形成されてもよい。また、排気孔84aの他、ランプ押さえカバー84の開口縁から切欠いた連通溝を形成することで、光源支持部83とランプ押さえカバー84との間の収納空間と外部とを連通してもよい。
なお、ランプ押さえカバー84は、複数のフレームにより構成される骨組構造とし、該フレームに連通孔や連通溝が形成されたカバー板を別途取り付けることで、連通孔や連通溝を構成するようにしてもよい。
さらに、図4に示すように、支持体本体91の周縁には、水冷管(冷却用配管)91aが設けられており、水ポンプ69によって水冷管91a内に冷却水を循環させることでも、各光源部73を冷却している。なお、水冷管91aは、支持体本体91内に形成されてもよいし、支持体本体91の表面に取り付けられても良い。また、上記排気式の冷却構造と水冷式の冷却構造は、いずれか一つのみ設けられてもよい。また、水冷管91aは、図4に示すような配置に限定されるものでなく、水冷管91aを全てのカセット81の周囲を通るように配置、又は、全てのカセット81の周囲の一部を通るようにジグザグに配置して、冷却水を循環させてもよい。
また、図11に示すように、各カセット81の光源部73には、ランプ71に電力を供給する点灯電源95及び制御回路96が個々に接続されており、各光源部73から後方に延びる各配線97は、各カセット81に設けられた少なくとも一つのコネクタ98に接続されてまとめられている。そして、各カセット81のコネクタ98と、支持体82の外側に設けられた光学制御部76との間は、他の配線99によってそれぞれ接続される。これにより、光学制御部76は、各ランプ71の制御回路96に制御信号を送信し、各ランプ71に対して点灯と消灯を含め、電圧を調整する電圧制御を行う。
なお、各光源部73の点灯電源95及び制御回路96は、カセット81に集約して設けられてもよいし、カセットの外部に設けられてもよい。また、ランプ押さえカバー84の支持部材86は、各光源部73からの各配線97と干渉しないように形成されている。
さらに、図12に示すように、ランプ71毎にヒューズ94aを含む寿命時間検出手段94を設けて、タイマ96aによって点灯時間をカウントし、定格の寿命時間が来た段階でヒューズ94aに電流を流してヒューズ94aを切断する。従って、ヒューズ94aの切断の有無を確認することで、ランプ71を定格の寿命時間使用しているかどうかを検出することができる。なお、寿命時間検出手段94は、ヒューズ94aを含むものに限定されるものでなく、ランプ交換のメンテナンス時にランプ71の定格の寿命時間が一目でわかるようなものであればよい。例えば、ランプ71毎にICタグを配置して、ICタグによってランプ71を定格の寿命時間使用したかどうか確認できるもの、或いは、ランプ71の使用時間が確認できるようにしてもよい。
また、図11では、点灯電源95及び制御回路96は、各光源部73毎に設けているが、複数の光源部73毎に1つ設けるようにし、カセット81内の光源部73を所定数ずつ纏めて管理するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、説明を簡略化するため、α方向に3段、β方向に2列の計6個の光源部73が取り付けられたカセット81を例に挙げたが、実際にはカセット81に配置される光源部73は8個以上であり、図13(a)及び(b)に示されるような配置で点対称又は線対称でカセット81に取り付けられる。即ち、光源部73をα方向、β方向で異なる数として配置しており、カセット81の光源支持部83に取り付けられた最外周に位置する光源部73の中心を四辺で結んだ線が長方形形状をなす。また、各カセット81が取り付けられる支持体82のカセット取り付け部90は、図14に示すように互いに直交するα、β方向に配置される各個数n(n:2以上の正の整数)を一致させて長方形形状に形成されている。ここで、この長方形形状は後述するインテグレータエレメントの各レンズエレメントの縦横毎の入射開口角比に対応させ、カセットの行数、列数を同数とした場合が最も効率が良いが異数でも良い。
ここで、インテグレータレンズ74の各レンズエレメントのアスペクト比(縦/横比)は、露光領域のエリアのアスペクト比に対応して決定されている。また、インテグレータレンズの各々のレンズエレメントは、その入射開口角以上の角度から入射される光を取り込むことができない構造となっている。つまり、レンズエレメントは長辺側に対して短辺側の入射開口角が小さくなる。このため、支持体82に配置された光源部73全体のアスペクト比(縦/横比)を、インテグレータレンズ74の入射面のアスペクト比に対応した長方形形状の配置とすることで、光の使用効率が良好となる。
このように構成された露光装置PEでは、照明光学系40において、露光時に露光制御用シャッター44が開制御されると、超高圧水銀ランプ71から照射された光が、インテグレータレンズ74の入射面に入射される。そして、インテグレータレンズ74の出射面から発せられた光は、凹面鏡30によってその進行方向が変えられるとともに平行光に変換される。そして、この平行光は、マスクステージ10に保持されるマスクM、さらには基板ステージ20に保持される基板Wの表面に対して略垂直にパターン露光用の光として照射され、マスクMのパターンPが基板W上に露光転写される。
ここで、光源部73を交換する際には、カセット81毎に交換される。各カセット81では、所定数の光源部73が予め位置決めされ、且つ、各光源部73からの配線97がコネクタ98に接続されている。このため、交換が必要なカセット81を支持体82の光が出射される方向とは逆方向から取り外し、新しいカセット81を支持体82のカセット用凹部90bに嵌合させて支持体82に取り付けることで、カセット81内の光源部73のアライメントを完了する。また、コネクタ98に他の配線99を接続することで、配線作業も完了するので、光源部73の交換作業を容易に行うことができる。また、カセット交換の際には装置を止める必要がある。理由としては、カセット81には複数のランプ(9個以上)が配置されており、カセット一つ一つが露光面での照度分布に大きく寄与するためである。しかしながら、前述したように複数のカセット81を交換する場合であっても作業が容易で且つ交換時間自体も短くすることができるため、有用な方法である。
なお、カセット押さえカバー84におけるコネクタ98の取り付け位置は、任意に設定可能である。
また、カセット81の光源支持部83が、所定数の光源部73の光が照射する各照射面と、所定数の光源部の光が入射されるインテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lの距離が略一定となるように形成され、支持体82の複数のカセット取り付け部90は、全ての光源部73の光が照射する各照射面と、全ての光源部73から照射される光のうち、略80%〜100%の光が入射されるインテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lの距離が略一定となるように形成されている。このため、カセット81を用いることで、支持体82に大きな曲面加工を行うことなく、全ての光源部73の照射面を単一の曲面上に配置することができる。
具体的に、支持体82の複数のカセット取り付け部90は、カセット81の光源支持部83が臨む開口部90aと、光源支持部83の周囲に形成された平面部と当接する平面90bと、をそれぞれ備え、所定の方向に並んだ複数のカセット取り付け部90の各平面90bは、所定の角度で交差しているので、カセット取り付け部90が簡単な加工で、所定数の光源部73の光が照射する各照射面と、インテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lの距離が略一定となるように形成することができる。
上記したように、本実施形態の露光装置用光照射装置80によれば、カセット81のランプ押さえカバー84は、複数の光源部73を取り付ける際に、複数のランプ73の光がインテグレータレンズ74の入射面に入射されるように複数のランプ73を支持する支持部材86を有するので、ランプ交換に要する時間を大幅に短縮でき、装置のダウンタイムを削減できるとともに、各ランプ73の光を効率良くインテグレータレンズ74に照射することができる。
また、カセット81のランプ押さえカバー84は、陽極電極72dを支持する電極支持部としての支持部材86と、陰極電極72eを支持する他の電極支持部84bを有するので、ランプ73の交換作業をより効率良く行うことができる。
なお、ランプの陽極電極72dと陰極電極72eの配置は任意であり、電極支持部は、その配置に応じて支持する構成であればよい。また、電極支持部は、陽極電極72dと陰極電極72eの少なくとも一方を支持するものであればよく、例えば、本実施形態においては、陰極電極72eを支持する他の電極支持部84bを有さずに、陽極電極72dを支持する電極支持部としての支持部材86のみを有する構成であってもよい。
さらに、上記のように、ランプ押さえカバー84を光源支持部83に取り付けることで、支持部材86は、複数のランプ73の光がインテグレータレンズ74の入射面に入射されるように複数のランプ73を保持すると共に、各電極支持部86,84bは、陽極電極72d及び陰極電極72eを支持するので、ランプ押さえカバー84を光源支持部83に取り付けるのみで、簡単にカセット81内での各ランプ73の位置合わせを行うことができ、ランプ交換に要する時間を大幅に短縮できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態のランプ押さえカバー84は、凹状のボックス形状としたが、これに限定されず、支持部材によって光源部を位置決め固定できるものであれば、例えば、メッシュ形状であってもよい。また、支持体カバー92の形状も照明光学系70の配置に応じて、任意に設計可能である。
また、カセット81に配置される光源部73を8個以上とし、支持体82に配置される全光源部は8個〜約800個とする。800個程度であれば、実用性及び効率が良くなる。さらに、支持体82に装着されるカセット81の数は全体の光源部73の数の5%以下とすることが好ましく、この場合には、1つのカセット81に配置される光源部73の数が5%以上となる。
さらに、本発明の支持体は、上記実施形態のような支持体本体91と支持体カバー92とを有する支持体82によって構成されることが好ましいが、各カセット81に取り付けられた各光源部73の光がインテグレータレンズ74の入射面に実質的に向くようにアライメントされるものであればよく、支持体本体のみによって構成されてもよいし、また、骨組構造のような枠体からなる支持体本体のみによって構成されてもよい。
例えば、図15に示すように、支持体82は前面を開放するように形成され、支持体82に設けられた各カセット取り付け部90を凹部(カセット81の矩形状の後方縁部と対向する断面L字状の切り欠き)によって形成し、カセット固定手段によって各カセット81を前方から固定するような構造であってもよい。また、この場合において、強制排気手段79によって支持体82内のエアを排気する際には、排気孔84aはランプ押さえカバー84の底面に形成されることが好ましい。
また、支持体のカセット取り付け部90の構成も任意であり、上記実施形態の図9に示すように、開口部90aの周囲に設けられたカセット用凹部90cによって形成されてもよいが、図16に示すように、光源支持部83の前面周囲に設けられた凸状の係合部83eとカセット取り付け部90に周囲に亘って設けられた凹状の被係合部90dとを係合させることによって取り付けるようにしてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、露光装置として分割逐次近接露光装置を説明したが、これに限定されず、本発明は、走査式近接露光装置、ミラープロジェクション式露光装置、レンズ投影式露光装置、密着式露光装置にも適用することができる。また、本発明は、一括式、逐次式、走査式等のいずれの露光方法にも適用することができる。
10 マスクステージ
18 アライメントカメラ
20 基板ステージ
70 照明光学系
71 ランプ
72 反射鏡
72d 陽極電極
72e 陰極電極
73 光源部
74 インテグレータレンズ(インテグレータ光学系レンズ)
80 光照射装置
81 カセット
82 支持体
83 光源支持部
84 ランプ押さえカバー
84b 他の電極支持部
86 支持部材(電極支持部)
87 ランプ押さえ機構
90 カセット取り付け部
91 支持体本体
92 支持体カバー
M マスク
P パターン
PE 逐次近接露光装置(露光装置)
W ガラス基板(被露光材、基板)

Claims (6)

  1. 発光部と該発光部から発生された光に指向性をもたせて射出する反射光学系をそれぞれ含む複数の光源部と、
    前記複数の光源部をそれぞれ取り付け可能なカセットと、
    を備え、
    前記カセットは、前記複数の光源部を取り付ける際に、前記複数の光源部の光がインテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように前記複数の光源部を支持する支持部材を有することを特徴とする露光装置用光照射装置。
  2. 前記各光源部には、陽極電極及び陰極電極が設けられており、
    前記カセットは、前記陽極電極及び陰極電極の少なくとも一方を支持する電極支持部を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置用光照射装置。
  3. 前記支持部材は、前記陽極電極及び陰極電極の一方を支持する前記電極支持部を構成することを特徴とする請求項2に記載の露光装置用光照射装置。
  4. 前記カセットは、前記所定数の光源部が支持される光源支持部と、前記光源支持部に支持された前記所定数の光源部を囲った状態で、前記光源支持部に取り付けられるカバー部材と、を有し、
    前記支持部材及び前記電極支持部は前記カバー部材に設けられ、
    前記カバー部材を前記光源支持部に取り付けることで、前記支持部材は、前記複数の光源部の光がインテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように前記複数の光源部を保持すると共に、前記電極支持部は、前記陽極電極及び陰極電極の少なくとも一方を支持することを特徴とする請求項2または3に記載の露光装置用光照射装置。
  5. 前記カセットを複数備えるとともに、
    全ての前記光源部の光が前記インテグレータ光学系レンズの入射面に入射されるように、前記複数のカセットが取り付けられるフレームをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の露光装置用光照射装置。
  6. 被露光材としての基板を保持する基板保持部と、
    前記基板と対向するようにマスクを保持するマスク保持部と、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の前記光照射装置と、該光照射装置の複数の光源部から出射された光が入射されるインテグレータ光学系レンズと、を有する照明光学系と、
    を備え、前記基板に対して前記照明光学系からの光を前記マスクを介して照射することを特徴とする露光装置。
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