JPWO2011058912A1 - 照明光学系 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2では、プリズムを用いて側方を照明している。しかしながら、具体的な光学系の構成が記載されていまい。また、配光に関して考慮されていないため、側方を適切に照明して観察に用いることができるか否かは不明である。
特許文献4では、照明系の光路を撮影レンズと共通にして小型化を図っている。しかしながら、ハーフミラーを撮影レンズ系の光路に配置しなければならないので、全体的な装置の小型化には不利である。また、配光は撮影レンズの構成に依存するため、配光を適切にコントロールするのは難しい。
本発明の第1の態様は、光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、該プリズムの前段または後段に配置される少なくとも1つのレンズとを備え、前記プリズムが、2つの反射面を有し、該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面である照明光学系である。
このようにすることで、プリズムの形状を簡易にすることができる。
上記第1の態様においては、前記レンズが、正レンズであり、前記プリズムの前段に配置されていることとしてもよい。
このようにすることで、光源からの光がレンズによって一旦収斂されるので、光がプリズム側面から漏れるのを防止して効率的に光を利用することができる。
本発明の第2の態様によれば、プリズムの面を透過した光により前方が照明され、面で反射された光により側方が照明される。これにより、広い範囲を照明して配光特性を向上できる。さらに、少なくとも1つのプリズムの少ない構成で実現されるので、小型化を図ることができる。
このようにすることで、光が、プリズムの内部において側面で反射されたとき、および、光源と反対側の端面で反射されて側面から射出されたときに放射方向にも広がる。これにより、配光のムラを軽減して配光特性をさらに向上することができる。
テーパロッドプリズムは、入射側と射出側の面積が異なり、光源からの光の特性を変化させることが可能である。したがって、光源側からテーパロッド、プリズムの順に配置することにより、入射光軸に対して径方向の寸法を大きくすることなく、配光特性をコントロールすることができる。
本発明の第3の態様によれば、ロッドレンズに入射した光は、その湾曲した内面において反射されることにより放射方向に広がり、入射光軸と交差する方向へ射出される。これにより、入射光軸に対して径方向の寸法の小型化を図りながら、配光特性を向上することができる。
このようにすることで、ロッドレンズの一方の端面を、光源からの光を導光するライトガイドなどの導光部材の先端面と容易に接続することができる。
このようにしても、ロッドレンズの一方の端面を中心軸に対して傾斜して形成したときと同様に、ロッドレンズの中心軸を入射光軸に傾斜させた状態で、ロッドレンズと導光部材とを接続することができる。さらに、ロッドレンズから射出される光には、導光部材の射出時の屈折効果が加わる。したがって、より効果的に配光をコントロールすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明光学系1は、図1に示されるように、光源側に配置されたプリズム2と、該プリズム2の射出面の外側に配置されたレンズ3とを備えている。
プリズム2は、光源側に向けられ光源からの入射光軸と垂直に交差して配置される入射面(透過面)2aと、入射光軸と傾斜して交差する透過反射面2bと、該透過反射面2bと対向する反射面2cとを有している。透過反射面2bは、入射光軸に沿って入射面2aから入射した光を反射面2cに向けて反射し、反射面2cにおいて反射された光を透過させるようにその一部において光を透過させつつ、他の部分において光を反射するように構成されている。
レンズ3が、正レンズの場合、シェープファクタSF1は、0.5≦SF1≦1.25を満たし、さらに好ましくは、0.8≦SF1≦1.05を満たす。ここで、SF1は(R1+R2)/(R1−R2)であり、R1はレンズ3の物体側面3bの曲率半径、R2はレンズ3の光源側面3aの曲率半径である。
本実施形態にかかる照明光学系1は内視鏡の先端部に搭載される。照明光学系1は、内視鏡が備える照明装置、例えば、光源に接続され内視鏡の挿入部内に長手方向に沿って配置されたライトガイドの先端面に、プリズム2の入射面2aを接続して配置される。このときに、本実施形態に係る照明光学系1は、挿入部内に配置されたもう1つのライトガイドおよび挿入部の前方を照明する照明光学系と共に用いられる。
この場合、レンズ3は、正レンズであることが好ましい。このようにすることで、光源からの光をレンズ3により一旦収斂して、プリズム2の側面に光が漏れ出ることを防ぐことができる。
例えば、各照明光学系1の射出方向を半径方向外方に向けて、内視鏡の先端部に周方向に沿って照明光学系1を複数配置する。このようにすることで、例えば円筒の壁面を照明するときなど、周方向に均等に照明することができる。
光路中にプリズム2を配置することにより、光源から光が射出される透過反射面2bまでの光学的距離が大きくなり、レンズ3側面に漏れ出る光が増加する。よって、入射面2aおよび透過反射面2bの一部を除く側面から光が漏れないように、これらの側面に反射作用を持たせることが望ましい。これにより光を効率的に利用して照明効率を向上することができる。
プリズム2の側面に光が当たる場合、その側面の法線方向により反射方向が決まるため、光学面と側面との境界で配光にムラが発生しやすい。そこで、プリズム2側面に拡散作用を持たせることにより、配光のムラを軽減することができる。この場合、側面に拡散作用を持たせるには、側面に砂目加工を施すことが望ましい。
透過反射面2bから射出した光のうち一部がプリズム2の物体側に配置されたレンズ3を通過しない場合がある。したがって、透過反射面2bの一部に反射作用を持たせて、レンズ3に入射しない光をプリズム2内部に戻すことにより、光を有効に使うことができる。
本実施形態に係る照明光学系1は、図3に示されるように、略円柱状のプリズム4を備えている。プリズム4は、一方の端面4aがその中心軸に垂直であり、他方の端面(面)4bがその中心軸に対して斜めに形成されている。
本実施形態に係る照明光学系1は、第1の実施形態と同様にして内視鏡の挿入部の先端部内に配置される。光源からライトガイドにより導光されてきた光は、プリズム4内に入射した後、一部は斜面4bで反射されて側方を照明し、他の少なくとも一部は斜面4bを透過して前方を照明する。これにより、内視鏡の画角が大きくても、前方および側方の広い範囲に配光して視野の十分に広い範囲を照明することができるという利点がある。
また、上記実施形態においては、プリズム4の側面4cの一部が他の部分と異なる曲率を有することとしてもよい。例えば、図5に示されるように、プリズム4の一方の側面4cを、凹面のシリンドリカル形状とする。このときに、他の部分と異なる曲率を有する部分の形状は、凸面でもよく、回転対称の曲面でもよく、非球面でもよい。このようにすることで、配光の微妙な特性をコントロールすることができる。
画面周辺部分の明るさを向上させるためには、テーパロッドプリズム5を射出方向に漸次細くするのが好ましい。その場合には、その入射面積Sinと射出面積Soutが、0.025≦Sout/Sin≦1.0を満たすことが好ましく、0.1≦Sout/Sin≦0.65を満たすことがより好ましい。このようにすることで、周辺部分の明るさを向上することができる。Sout/Sinが1.0を超えると、前方と側方との配光の角度が狭くなり過ぎるため好ましくない。一方、Sout/Sinが0.025を下回ると、必要以上に配光が広がる、または、テーパロッドプリズム5の先端が細くなりすぎて強度が弱くなるため好ましくない。
テーパロッドプリズム5を使用する際、光量損失を少なくするのが望ましい。すなわち、テーパロッドの入射面の形状を光源の射出形状に、また射出面の形状をプリズム4の入射形状にするのが良い。これにより効率的に光を利用することが可能になると同時に、無駄に入射面積および射出面積を増やさなくても良いので寸法が小さくなり、小型化も達成できる。
本実施形態に係る照明光学系1は、図7に示されるように、ロッドレンズ6と、該ロッドレンズ6の後段に配置されるレンズ7とを備えている。ロッドレンズ6の一方の端面は、その中心軸に対して傾斜して形成されている。これにより、一方の端面(以下、入射面という。)6aをライトガイド8の先端面と接続したときに、ロッドレンズ6の中心軸が光源からの入射光軸に対して斜めに配置される。したがって、ロッドレンズ6およびレンズ7を通過した光が、入射光軸に対して側方に射出される。
本実施形態に係る照明光学系1は、第1の実施形態と同様にして内視鏡の挿入部の先端部内に配置される。これにより、光源からの光が、挿入部の前方に対して側方へ照射される。
この場合に、ロッドレンズ6の入射面6aの径寸法Dinと、レンズ7の光源側面の曲率半径R2とは、0.3≦Din/R2≦1.5を満たすことが好ましく、0.5≦Din/R2≦1.2を満たすことがより好ましい。Din/R2が1.5を超えると、負レンズ7の曲率がきつくなりすぎて加工が困難になるため好ましくない。一方、Din/R2が0.3を下回ると、側方への配光の角度が狭くなり過ぎるため好ましくない。
この場合、ロッドレンズ6の入射面6aの径寸法Dinと、2枚の正レンズの面のうち最も曲率が大きい面の曲率半径R3とが、0.3≦Din/R3≦1.5を満たすことが好ましく、0.5≦Din/R3≦1.2を満たすことがより好ましい。Din/R3が1.5を超えると、レンズ7の曲率が大きくなり過ぎて加工が困難になる、または、ふち肉を確保するために光学全長が大きくなり小型化に不利になるため好ましくない。一方、Din/R3が0.3を下回ると、側方への配光の角度が狭くなり過ぎるため好ましくない。
本明細書に記載のレンズの面データおよび参照する図面において、rはレンズの各面の曲率半径、dは各レンズの面間隔、ndはd線に対する屈折率、vdはアッベ数を示し、rまたはdの後ろに付された番号は面番号を表す。r、d等の長さの単位はmmである。
実施例1に係る照明光学系は、図9に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面を有するプリズムと、物体側が平面の正レンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離0.788mm、φ1.2mmの光源に対応している。偏心は、面番号2を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 0.000 1.8830 40.76
3 ∞ 0.000 1.8830 40.76
4 ∞ 0.000 1.8830 40.76
5 ∞ 0.000 1.8830 40.76
6 ∞ 0.200
7 ∞ 0.000
8
0.700 1.500 1.8830 40.76
9 ∞
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
第4面偏心
X 0.000 Y -1.000 Z 2.077
α 90.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -0.500 Z 2.366
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
実施例2に係る照明光学系は、図10に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面を有するプリズムと、物体側が平面の負レンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。第1反射面と第2透過面は、透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離−0.676mm、φ1.6mmの光源に対応している。構成パラメータのうち偏心は面番号2を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面
0.000
2
∞ 0.000 1.6516 58.55
3
∞ 0.000 1.6516 58.55
4
∞ 0.000 1.6516 58.55
5
∞ 0.000 1.6516 58.55
6
∞ 0.000
7
∞ 0.500
8
-0.600 0.300 1.8830 40.76
9
∞
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第4面偏心
X 0.000 Y -1.200 Z 1.512
α 105.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -0.600 Z 2.015
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
実施例3に係る照明光学系は、図11に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面とを有するプリズムと、物体側に凸の負メニスカスレンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離−0.646mm、φ1.6mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号2を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 0.000 1.8830 40.76
3 ∞ 0.000 1.8830 40.76
4 ∞ 0.000 1.8830 40.76
5 ∞ 0.000 1.8830 40.76
6 ∞ 0.000
7 ∞ 0.400
8 -0.500 0.300 1.8830 40.76
9 -5.000
X 0.000 Y 0.000 Z 2.500
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
第4面偏心
X 0.000 Y -1.552 Z 3.802
α 82.500 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 2.500
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -0.776 Z 4.164
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
実施例4に係る照明光学系は、図12に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面とを有するプリズムと、両凸の正レンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離0.630mm、φ1.6mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号2を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 0.000 2.0033 28.27
3 ∞ 0.000 2.0033 28.27
4 ∞ 0.000 2.0033 28.27
5 ∞ 0.000 2.0033 28.27
6 ∞ 0.000
7 ∞ 0.100
8
0.550 1.300 1.8830 40.76
9 -3.500
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -55.000 β 0.000 γ 0.000
第4面偏心
X 0.000 Y -1.128 Z 1.910
α 97.500 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -55.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -0.564 Z 2.305
α -55.000 β 0.000 γ 0.000
実施例5に係る照明光学系は、図13に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面とを有するプリズムと、物体側が平面の正レンズとから構成されている。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。第1透過面、第2反射面、第2透過面は平面で構成され、第1反射面は非回転対称非球面で構成されている。本実施例のスペックは焦点距離1.013mm、φ1.4mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号2を基準とした偏心量を表している。
Z=c1+
c2 x+c3 y+
c4 x^2+c5 x
y+c6 y^2+
c7 x^3+c9 x y^2+c8
x^2 y+c10 y^3+
c11 x^4+c12
x^3 y+c13 x^2 y^2+c14 x y^3+c15 y^4+
c16 x^5+c17
x^4 y+c18 x^3 y^2+c19 x^2 y^3+c20 x y^4+c21 y^5+
c22 x^6+c23
x^5 y+c24 x^4 y^2+c25 x^3 y^3+c26 x^2 y^4+c27 x y^5+c28 y^6+
c29 x^7+c30
x^6 y+c31 x^5 y^2+c32 x^4 y^3+c33 x^3 y^4+c34 x^2 y^5+c35 x y^6+c36
y^7 ・・・(A)
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 0.000 1.6516 58.55
3 ∞ 0.000 1.6516 58.55
4 (非球面) 0.000 1.6516 58.55
5 ∞ 0.000 1.6516 58.55
6 ∞ 0.000
7 ∞ 0.100
8
0.900 1.400 1.8830 40.76
9 ∞
C4 -1.0000E-01
C6 -2.0000E-01
C7 -1.0000E-02
第3面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第4面偏心
X 0.000 Y -1.200 Z 1.512
α 105.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -0.600 Z 2.015
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
実施例6に係る照明光学系は、図14に示されるように、光源側から順に、光源側が平面の正レンズと、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離0.619mm、φ1.0mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 1.500 1.8830 40.76
3 -0.550 0.100
4 ∞ 0.000
5 ∞ 0.000 1.8830 40.76
6 ∞ 0.000 1.8830 40.76
7 ∞ 0.000 1.8830 40.76
8 ∞ 0.000 1.8830 40.76
9 ∞ 0.000
10
∞
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -1.000 Z 2.077
α 90.000 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.500
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
第8面偏心
X 0.000 Y -0.500 Z 2.366
α -60.000 β 0.000 γ 0.000
実施例7に係る照明光学系は、図15に示されるように、光源側から順に、光源側が平面の正レンズと、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面を有するプリズムと、両凹の負レンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離0.254mm、φ0.8mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2 ∞ 1.500 1.8830 40.76
3 -1.200 0.100
4 ∞ 0.000
5 ∞ 0.000 1.6516 58.55
6 ∞ 0.000 1.6516 58.55
7 ∞ 0.000 1.6516 58.55
8 ∞ 0.000 1.6516 58.55
9 ∞ 0.000
10 ∞ 0.500
11 -0.700 0.300 1.8830 40.76
12 5.000
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -1.200 Z 1.512
α 105.000 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 1.300
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
第8面偏心
X 0.000 Y -0.600 Z 2.015
α -50.000 β 0.000 γ 0.000
実施例8に係る照明光学系は、図16に示されるように、光源側から順に、両凸の正レンズと、第1透過面、第1反射面、第2反射面、第2透過面を有するプリズムと、両凹の負レンズとから構成されている。プリズムの各面は平面である。また第1反射面と第2透過面は透過作用と反射作用を併せ持つ光学作用面である。本実施例のスペックは焦点距離0.254mm、φ1.0mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd
1 光源端面 0.000
2
2.000 1.500 1.8830 40.76
3 -1.600 0.100
4 ∞ 0.000
5 ∞ 0.000 1.8830 40.76
6 ∞ 0.000 1.8830 40.76
7 ∞ 0.000 1.8830 40.76
8 ∞ 0.000 1.8830 40.76
9 ∞ 0.000
10
∞ 0.100
11 0.500 1.200 1.8830 40.76
12 5.000
X 0.000 Y 0.000 Z 2.500
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
第6面偏心
X 0.000 Y -1.552 Z 3.802
α 82.500 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 2.500
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
第8面偏心
X 0.000 Y -0.776 Z 4.164
α -65.000 β 0.000 γ 0.000
(実施例9)
実施例9に係る照明光学系は、図17に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2透過面からなる円柱プリズムから構成されている。プリズムは、入射光軸に対する第1反射面の角度が45°であり、中心軸に垂直な方向の断面が円形である位置の径が2mmである。第1透過面から第1反射面までの光軸上距離d1は2mm、第1反射面から第2透過面までの光軸上距離d2は1mmである。硝材はS−LAH58(OHARA)で構成されている。
実施例10に係る照明光学系は、図18に示されるように、光源側から順に、第1透過面、第1反射面、第2透過面からなる円柱プリズムから構成されている。プリズムは、入射光軸に対する第1反射面の角度が60°であり、中心軸に垂直な方向の断面が円形である位置の径が2mmである。第1透過面から第1反射面までの光軸上距離d1は1.3mm、第1反射面から第2透過面までの光軸上距離d2は1.414mmである。また硝材はS−LAH58(OHARA)で構成している。
実施例11に係る照明光学系は、図19に示されるように、光源側から順に、光源側よりも物体側の端面の面積が小さいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムの光源側端面はφ1.2mmの円形であり、物体側端面はφ0.6mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は3mmである。φは直径を表している。プリズムの、第1反射面の入射光軸に対する角度は45°である。第1および第2透過面は、0.707mm(紙面に沿う方向)×0.8mm(紙面に垂直な方向)の矩形形状である。
実施例12に係る照明光学系は、図20に示されるように、光源側から順に、光源側端面よりも物体側端面の面積が小さいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムは、光源側端面がφ1.0mmの円形状であり、物体側端面がφ0.7mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は4mmである。
実施例13に係る照明光学系は、図21に示されるように、光源側から順に、光源側よりも物体側の面積が小さいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムは、光源側端面がφ1.4mmの円形状であり、物体側端面がφ0.5mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は2mmである。
実施例14に係る照明光学系は、図22に示されるように、光源側から順に、光源側端面よりも物体側端面の面積が大きいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムの光源側端面はφ0.6mmの円形状、物体側端面はφ1.3mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は4mmである。
実施例15に係る照明光学系は、図23に示されるように、光源側から順に、光源側端面よりも物体側端面の面積が大きいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムの光源側端面はφ1.1mmの円形状、物体側端面はφ1.4mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は5mmである。
実施例16に係る照明光学系は、図24に示されるように、光源側から順に、光源側端面よりも物体側端面の面積が大きいテーパロッドプリズムと、第1透過面、第1反射面、第2透過面を有するプリズムとから構成されている。テーパロッドプリズムの光源側端面はφ0.4mmの円形状、物体側端面はφ1.6mmの円形状であり、これらの端面の面間隔d1は2.5mmである。
Z=(y2/R)/[1+{1−(1+K)y2/R2}1/2]
+Ay4+By6+Cy8+Dy10+・・・(2)
ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と垂直な方向とする。ここで、Rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A、B、C、D、・・・はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
また、実施例17から実施例23において、ロッドレンズはコア部(中心部)とクラッド部(周辺部)とで異なる光学特性を有している。面データにおいて、nd_coreおよびnd_cladはそれぞれ、ロッドレンズのコア部(中心部)またはクラッド部(周辺部)のd線に対する屈折率、coreφはロッドレンズのコア部の半径である。
実施例17に係る照明光学系は、図25に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の正レンズと、両端面とも平面のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離0.788mm、φ1.4mmの光源に対応している。構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第5面の偏心は面番号4を基準として偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 1.700 1.8830 40.76
3* -0.700 0.040
4 ∞ 4.000 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
5 ∞ 0.000
6 光源端面
K -0.500 A 0.000 B 0.000
第2面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 20.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -20.000 β 0.000 γ 0.000
実施例18に係る照明光学系は、図26に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の負レンズと、両端面とも平面のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離−0.788mm、φ1.4mmの光源に対応している。構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第5面の偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 0.400 1.8830 40.76
3
0.700 0.500
4 ∞ 2.000 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
5 ∞ 0.000
6 光源端面
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 30.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -30.000 β 0.000 γ 0.000
実施例19に係る照明光学系は、図27に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の正レンズと、両凸の正レンズと、物体側の面が物体側に凸のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離0.729mm、φ1.4mmの光源に対応している。構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第7面の偏心は面番号6を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 1.300 1.8830 40.76
3 -2.000 0.040
4
2.000 0.750 1.8830 40.76
5 -2.000 0.050
6
2.000 3.000 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
7 ∞ 0.000
8 光源端面
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 15.000 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -15.000 β 0.000 γ 0.000
実施例20に係る照明光学系は、図28に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の正レンズと、両端面とも平面のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離0.676mm、φ1.4mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第5面の偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
1 ∞ 0.000
2 ∞ 1.800 1.8830 40.76
3* -0.600 0.040
4 ∞ 2.500 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
5 ∞ 0.000
6 光源端面
K -1.000 A 0.200 B 0.000
第2面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 30.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -30.000 β 0.000 γ 0.000
実施例21に係る照明光学系は、図29に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の負レンズと、両端面とも平面のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離−1.169mm、φ1.4mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第5面の偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 0.500 1.7682 71.70
3
0.900 0.500
4 ∞ 3.500 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
5 ∞ 0.000
6 光源端面
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 15.000 β 0.000 γ 0.000
第5面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -15.000 β 0.000 γ 0.000
実施例22に係る照明光学系は、図30に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の正レンズと、両凸の正レンズと、物体側の面が物体側に凸のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離0.784mm、φ1.4mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第7面の偏心は面番号6を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 1.100 1.8830 40.76
3 -3.000 0.040
4
1.500 0.850 1.8830 40.76
5 -3.000 0.050
6
1.800 5.000 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
7 ∞ 0.000
8 光源端面
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 10.000 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.00 0 Z 0.000
α -10.000 β 0.000 γ 0.000
実施例23に係る照明光学系は、図31に示されるように、物体側から順に、物体側が平面の正レンズと、両凸の正レンズと、物体側の面が物体側に凸のロッドレンズとから構成されている。ロッドレンズは入射面と射出面が傾き偏心している。本実施例のスペックは焦点距離0.788mm、φ1.4mmの光源に対応している。また構成パラメータのうち第2面の偏心は面番号1を基準に、第5面の偏心は面番号4を基準とした偏心量を表している。
面番号 r d nd vd nd_core nd_clad coreφ
1 ∞ 0.000
2 ∞ 1.200 1.8830 40.76
3 -1.500 0.040
4
1.600 0.850 1.8830 40.76
5 -2.000 0.050
6
1.350 2.000 (ロッドレンズ) 1.728 1.516 0.72
7 ∞ 0.000
8
光源端面
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α 25.000 β 0.000 γ 0.000
第7面偏心
X 0.000 Y 0.000 Z 0.000
α -25.000 β 0.000 γ 0.000
なお、これらの実施例から以下構成の発明が導かれる。
(付記項1)
光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、該プリズムの前段または後段に配置される少なくとも1つのレンズとを備え、前記プリズムが、2つの反射面を有し、該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面である照明光学系。
前記光源側から順に、前記プリズム、前記少なくとも1つのレンズの順に配置され、前記プリズムが、前記光源からの光線を透過面、前記透過反射面、前記反射面および前記透過反射面の順に通過させる付記項1に記載の照明光学系。
(付記項3)
前記レンズが、正レンズであり、前記プリズムの前段に配置されている付記項1に記載の照明光学系。
(付記項4)
前記プリズムは、前記反射面の法線と前記透過反射面の法線とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項1に記載の照明光学系。
20°≦θ≦45°
(付記項5)
前記プリズムは、前記反射面の法線と前記透過反射面の法線とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項4に記載の照明光学系。
10°≦θ≦30°
前記プリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項1に記載の照明光学系。
1.6≦n≦2.2
ここで、nはプリズムのd線に対する屈折率である。
(付記項7)
前記プリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項6に記載の照明光学系。
1.65≦n≦2.0
(付記項8)
前記プリズムは、前記透過反射面において前記入射光軸と交差する方向に前記一部の光を透過させる付記項1に記載の照明光学系。
(付記項9)
前記プリズムを複数備え、各前記プリズムの前記透過反射面が異なる方向を向いて配置されている付記項1に記載の照明光学系。
前記レンズは、正の焦点距離を有し、前記プリズムの後段に配置され、シェープファクタSF1が下記の条件式を満たす付記項1に記載の照明光学系。
0.5≦SF1≦1.25
ここで、SF1は(R1+R2)/(R1−R2)であり、R1はレンズの物体側面の曲率半径、R2はレンズの光源側面の曲率半径である。
(付記項11)
前記レンズは、前記シェープファクタSF1が以下の条件式を満たす付記項10に記載の照明光学系。
0.8≦SF1≦1.05
前記レンズは、負の焦点距離を有し、前記プリズムの後段に配置され、シェープファクタSF2が以下の条件式を満たす付記項1に記載の照明光学系。
0.6≦SF2≦1.25
ここで、SF2は(R1+R2)/(R1−R2)であり、R1はレンズの物体側面の曲率半径、R2は負レンズの光源側面の曲率半径である。
(付記項13)
前記レンズは、前記シェープファクタSF2が以下の条件式を満たす付記項12に記載の照明光学系。
0.7≦SF2≦1.05
前記レンズは、シェープファクタSF3が以下の条件式を満たす付記項3に記載の照明光学系。
−1.2≦SF3≦0.2
ここで、SF3は(R1+R2)/(R1−R2)であり、R1はレンズの物体側面の曲率半径、R2はレンズの光源側面の曲率半径である。
(付記項15)
前記レンズは、前記シェープファクタSF3が以下の条件式を満たす付記項3に記載の照明光学系。
−1.05≦SF3≦0
前記プリズムが、側面に反射作用を有する付記項1に記載の照明光学系。
(付記項17)
前記プリズムが、側面にミラーコーティングを施している付記項16に記載の照明光学系。
(付記項18)
前記プリズムが、側面に拡散作用を有する付記項1に記載の照明光学系。
(付記項19)
前記プリズムの物体側に配置された拡散作用を有する部材を備える付記項1に記載の照明光学系。
(付記項20)
前記透過反射面が、その一部に反射作用を有する付記項1に記載の照明光学系。
光源からの入射光軸と斜めに交差して配置され、該入射光軸に沿って入射した光の一部を透過して射出し、前記光の他の少なくとも一部を前記入射光軸と交差する方向に偏向して射出させる面を有するプリズムを備える照明光学系。
(付記項22)
前記プリズムは、その中心軸が前記入射光軸の方向に沿って配置された略円柱状であり、前記光源と反対側に配置された端面が、前記中心軸に対して傾斜して形成されている付記項21に記載の照明光学系。
(付記項23)
前記プリズムの前段に、前記入射光軸に沿って配置された錐台状のテーパロッドプリズムを備える付記項21に記載の照明光学系。
前記プリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項21に記載の照明光学系。
1.6≦np≦2.2
ここで、npはプリズムの屈折率である。
(付記項25)
前記プリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項24に記載の照明光学系。
1.7≦np≦2.0
前記プリズムは、その中心軸と前記反射面とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項21に記載の照明光学系。
20°≦θp≦70°
ここで、θpはプリズムの中心軸と反射面とのなす角度である。
(付記項27)
前記プリズムは、その中心軸と前記反射面とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項26に記載の照明光学系。
35°≦θp≦60°
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項23に記載の照明光学系。
1.4≦nt≦1.8
ここで、ntはテーパロッドプリズムの屈折率である。
(付記項29)
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす屈折率を有する付記項28に記載の照明光学系。
1.45≦nt≦1.7
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす長さ寸法を有する付記項23に記載の照明光学系。
1.0≦Din/Lt≦6.0
ここで、Ltはテーパロッドプリズムの中心軸の長さ、Dinはテーパロッドプリズムの両端面のうち大きい方の径寸法または対角長である。
(付記項31)
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす長さ寸法を有する付記項30に記載の照明光学系。
1.2≦Din/Lt≦4.5
前記テーパロッドプリズムが、入射面に対して射出方向に漸次細くなるように配置され、以下の条件式を満たす付記項23に記載の照明光学系。
0.025≦Sout/Sin≦1.0
ここで、Sinはテーパロッドプリズムの入射面の面積、Soutはテーパロッドプリズムの射出面の面積である。
(付記項33)
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす付記項32に記載の照明光学系。
0.1≦Sout/Sin≦0.65
(付記項34)
前記テーパロッドプリズムが、入射面に対して射出方向に漸次太くなるように配置され、以下の条件式を満たす付記項23に記載の照明光学系。
0.025≦Sin/Sout≦1.0
ここで、Sinはテーパロッドプリズムの入射面の面積、Soutはテーパロッドプリズムの射出面の面積である。
前記テーパロッドプリズムが、以下の条件式を満たす付記項34に記載の照明光学系。
0.05≦Sin/Sout≦0.7
(付記項36)
前記プリズムが、側面の一部に平面を有する付記項22に記載の照明光学系。
(付記項37)
前記プリズムが、側面の一部に、他の部分と異なる曲率を有する付記項22に記載の照明光学系。
(付記項38)
前記テーパロッドプリズムは、両端面の形状が異なる付記項23に記載の照明光学系。
その長手方向が光源からの入射光軸に対して傾斜して配置されたロッドレンズを備える照明光学系。
(付記項40)
前記ロッドレンズは、前記光源側の端面が、その長手方向に対して傾斜して形成されている付記項39に記載の照明光学系。
(付記項41)
前記光源と前記ロッドレンズとの間に配置され、前記光源からの光を前記ロッドレンズへ導光する導光部材を備え、該導光部材が、その光軸に対して傾斜して形成された先端面を有する付記項39に記載の照明光学系。
前記ロッドレンズは、前記光源側の端面の法線と前記他方の端面の法線とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項40に記載の照明光学系。
3°≦θr≦40°
ここで、θrは光源側の端面の法線と他方の端面の法線とのなす角度である。
(付記項43)
前記ロッドレンズは、前記光源側の端面の法線と前記他方の端面の法線とのなす角度が以下の条件式を満たす付記項42に記載の照明光学系。
5°≦θr≦30°
前記ロッドレンズは、以下の条件式を満たす長さを有する付記項40に記載の照明光学系。
1.0≦L/Dr≦5.0
ここで、Lはロッドレンズの中心の長さ、Drはロッドレンズの前記光源側の端面の径寸法である。
(付記項45)
前記ロッドレンズは、以下の条件式を満たす長さを有する付記項44に記載の照明光学系。
1.2≦L/Dr≦4.0
ここで、Lはロッドレンズの中心の長さ、Drはロッドレンズの前記光源側の端面の径寸法である。
前記導光部材は、その中心軸と前記先端面のなす角度が以下の条件式を満たす付記項41に記載の照明光学系。
3°≦θLG≦30°
ここで、θLGは導光部材の中心軸と先端面のなす角度である。
(付記項47)
前記導光部材は、その中心軸と前記先端面のなす角度が以下の条件式を満たす付記項46に記載の照明光学系。
5°≦θLG≦20°
前記ロッドレンズは、以下の条件式を満たす長さ寸法を有する付記項41に記載の照明光学系。
1.0≦L/Dr≦5.0
ここで、Lはロッドレンズの中心軸の長さ、DLGは導光部材の先端面の径寸法である。
(付記項49)
前記ロッドレンズは、以下の条件式を満たす長さ寸法を有する付記項48に記載の照明光学系。
1.2≦L/Dr≦4.0
前記ロッドレンズの後段に配置された正レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
0.35≦Din/R1≦1.2
ここで、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法、R1は正レンズの光源側面の曲率半径である。
(付記項51)
以下の条件式を満たす付記項50に記載の照明光学系。
0.5≦Din/R1≦0.9
前記ロッドレンズの後段に配置された正レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
1.5≦Ll/Din≦5.0
ここで、Llはロッドレンズの光源側の端面から正レンズの射出面までの光軸上距離、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法である。
(付記項53)
以下の条件式を満たす付記項52に記載の照明光学系。
2.5≦Ll/Din≦4.5
ここで、Llはロッドレンズの光源側の端面から正レンズの射出面までの光軸上距離、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法である。
前記ロッドレンズの後段に配置された負レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
0.3≦Din/R2≦1.5
ここで、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法、R2は負レンズの光源側面の曲率半径である。
(付記項55)
以下の条件式を満たす付記項54に記載の照明光学系。
0.5≦Din/R2≦1.2
前記ロッドレンズの後段に配置された負レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
1.2≦Ll/Din≦5.0
ここで、Llはロッドレンズの光源側の端面から負レンズの射出面までの光軸上距離、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法である。
(付記項57)
前記ロッドレンズの後段に配置された負レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項56に記載の照明光学系。
1.5≦Ll/Din≦3.5
前記ロッドレンズの後段に配置された2枚の正レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
0.3≦Din/R3≦1.5
ここで、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法、R3は2枚の正レンズの面のうち最も曲率の大きい面の曲率半径である。
(付記項59)
以下の条件式を満たす付記項58に記載の照明光学系。
0.5≦Din/R3≦1.2
前記ロッドレンズの後段に配置された2枚の正レンズを備え、以下の条件式を満たす付記項39に記載の照明光学系。
1.5≦Ll/Din≦7.0
ここで、Llはロッドレンズの光源側の端面から正レンズ射出面までの光軸上距離、Dinはロッドレンズの光源側の端面の径寸法である。
(付記項61)
以下の条件式を満たす付記項60に記載の照明光学系。
2≦Ll/Din≦5.5
2 プリズム
2a 入射面(透過面)
2b 透過反射面
2c 反射面
3 レンズ
3a 光源側面
3b 物体側面
4 プリズム
4a 入射面
4b 斜面(面)
4c 側面
5 テーパロッドプリズム
6 ロッドレンズ
6a 入射面
6b 射出面
7 レンズ
8 ライトガイド
本発明の第1の態様は、光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、前記光源と前記プリズムの入射面との間、または前記プリズムの射出面と被照明物体との間に配置されるレンズとを備え、前記プリズムが、2つの反射面を有し、該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面である照明光学系である。
本発明の第2の態様によれば、プリズムの面を透過した光により前方が照明され、面で反射された光により側方が照明される。これにより、広い範囲を照明して配光特性を向上できる。さらに、少なくとも1つのプリズムの少ない構成で実現されるので、小型化を図ることができる。
テーパロッドプリズムは、入射側と射出側の面積が異なり、光源からの光の特性を変化させることが可能である。したがって、光源側からテーパロッド、プリズムの順に配置することにより、入射光軸に対して径方向の寸法を大きくすることなく、配光特性をコントロールすることができる。
本発明の参考例によれば、ロッドレンズに入射した光は、その湾曲した内面において反射されることにより放射方向に広がり、入射光軸と交差する方向へ射出される。これにより、入射光軸に対して径方向の寸法の小型化を図りながら、配光特性を向上することができる。
このようにすることで、ロッドレンズの一方の端面を、光源からの光を導光するライトガイドなどの導光部材の先端面と容易に接続することができる。
このようにしても、ロッドレンズの一方の端面を中心軸に対して傾斜して形成したときと同様に、ロッドレンズの中心軸を入射光軸に傾斜させた状態で、ロッドレンズと導光部材とを接続することができる。さらに、ロッドレンズから射出される光には、導光部材の射出時の屈折効果が加わる。したがって、より効果的に配光をコントロールすることができる。
本発明の第1の態様は、光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、前記光源と前記プリズムの入射面との間、または前記プリズムの射出面と被照明物体との間に配置されるレンズとを備え、前記プリズムが、2つの反射面を有し、該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面であり、前記プリズムのd線に対する屈折率nが、1.6≦n≦2.2である照明光学系である。
本発明の第2の態様によれば、プリズムの面を透過した光により前方が照明され、面で反射された光により側方が照明される。これにより、広い範囲を照明して配光特性を向上できる。さらに、少なくとも1つのプリズムの少ない構成で実現されるので、小型化を図ることができる。
テーパロッドプリズムは、入射側と射出側の面積が異なり、光源からの光の特性を変化させることが可能である。したがって、光源側からテーパロッド、プリズムの順に配置することにより、入射光軸に対して径方向の寸法を大きくすることなく、配光特性をコントロールすることができる。
本発明の第1の態様は、光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、前記光源と前記プリズムの入射面との間、または前記プリズムの射出面と被照明物体との間に配置されるレンズとを備え、前記プリズムが、2つの反射面を有し、該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面であり、前記プリズムのd線に対する屈折率nが、1.6≦n≦2.2である照明光学系であり、前記光源側から順に、前記プリズム、前記レンズの順に配置され、前記プリズムが、前記光源からの光線を透過面、前記透過反射面、前記反射面および前記透過反射面の順に通過させ、前記レンズが正レンズである場合に、該レンズのシェープファクタSF1が、0.5≦SF1≦1.25であり、前記レンズが負レンズである場合は、該レンズのシェープファクタSF2が、0.6≦SF2≦1.25である照明光学系。但し、前記レンズの物体側面の曲率半径をR1、前記レンズの光源側面の曲率半径をR2としたときに、SF1及びSF2は、何れも(R1+R2)/(R1−R2)で定義される。
Claims (9)
- 光源からの入射光軸上に配置されるプリズムと、
該プリズムの前段または後段に配置される少なくとも1つのレンズとを備え、
前記プリズムが、2つの反射面を有し、
該反射面のうち少なくとも1つが、反射と透過とを兼ねた透過反射面である照明光学系。 - 前記光源側から順に、前記プリズム、前記少なくとも1つのレンズの順に配置され、
前記プリズムが、前記光源からの光線を透過面、前記透過反射面、前記反射面および前記透過反射面の順に通過させる請求項1に記載の照明光学系。 - 前記レンズが、正レンズであり、前記プリズムの前段に配置されている請求項1に記載の照明光学系。
- 光源からの入射光軸と斜めに交差して配置され、該入射光軸に沿って入射した光の一部を透過して射出し、前記光の他の少なくとも一部を前記入射光軸と交差する方向に偏向して射出させる面を有するプリズムを備える照明光学系。
- 前記プリズムは、その中心軸が前記入射光軸の方向に沿って配置された略円柱状であり、前記光源と反対側に配置された端面が、前記中心軸に対して傾斜して形成されている請求項4に記載の照明光学系。
- 前記プリズムの前段に、前記入射光軸に沿って配置された錐台状のテーパロッドプリズムを備える請求項4に記載の照明光学系。
- その長手方向が光源からの入射光軸に対して傾斜して配置されたロッドレンズを備える照明光学系。
- 前記ロッドレンズは、前記光源側の端面が、その長手方向に対して傾斜して形成されている請求項7に記載の照明光学系。
- 前記光源と前記ロッドレンズとの間に配置され、前記光源からの光を前記ロッドレンズへ導光する導光部材を備え、
該導光部材が、その光軸に対して傾斜して形成された先端面を有する請求項7に記載の照明光学系。
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