JPH05142485A - 内視鏡照明光学系 - Google Patents

内視鏡照明光学系

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JPH05142485A
JPH05142485A JP3228643A JP22864391A JPH05142485A JP H05142485 A JPH05142485 A JP H05142485A JP 3228643 A JP3228643 A JP 3228643A JP 22864391 A JP22864391 A JP 22864391A JP H05142485 A JPH05142485 A JP H05142485A
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JP
Japan
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single fiber
light
light guide
lens
light distribution
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JP3228643A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Igarashi
勉 五十嵐
Tokuyuki Tateyama
徳之 立山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的はライトガイドの前に単ファイ
バー負レンズを配置した照明光学系において、配光むら
を除去することにある。 【構成】 ライトガイド側に凹面を向けた単ファイバー
負レンズとライトガイドとからなる光学系で、単ファイ
バー負レンズとライトガイドの間に単ファイバー・ロッ
ドを配置した照明光学系。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広角の観察光学系を有
する内視鏡の先端照明光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡の観察光学系の視野角を1
00°以上にすると、それに応じて照明光学系も広角に
するために特殊なレンズを用いる必要がある。
【0003】例えば、特開昭57−97508号公報に
記載されている照明光学系では、筒状反射体(以後単フ
ァイバーと云う)を用いたレンズが使用されている。こ
の光学系は、図26に記載する通りの構成である。この
従来例は、通常の負レンズを用いた照明系において、図
27に示すように光ファイバー束3の周辺より射出する
光5がレンズ4の周辺で消滅してしまうのにたいし、図
26のように単ファイバーを用いたことにより単ファイ
バー1のコアー1aとクラッド1bとの境界面で反射す
るために視野周辺に到達する光の損失を減少させて広い
配光角が保たれている。このように前記の公報に記載さ
れているように単ファイバーにて形成されているレンズ
を照明光学系に用いることは、広角な内視鏡にとっては
極めて有効である。特に図26に示すように単ファイバ
ーを負レンズにすれば、正レンズよりも加工上曲率半径
を小さくできるため強い発散性のパワーを確保しやすい
ため視野周辺への配光を一層向上させることが可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】負のパワーを有する単
ファイバー・レンズ(単ファイバー負レンズ)を照明光
学系に用いた場合、次のような問題を有する。
【0005】負のパワーの単ファイバー・レンズを有す
る照明光学系は、図28に示すように、コアーとクラッ
ドの間の境界面で反射される光に起因する放射状のすじ
9(配光むらAと呼ぶ)があらわれ観察に支障をきた
す。
【0006】また図29に示すような照明光強度の角度
分布の単ファイバー・レンズのコアーとクラッドとの境
界面での光の屈折に起因するリング状のむら(配光むら
Bと呼ぶ)が視野の中心付近にあらわれる。尚破線は配
光むらBを除いたものである。
【0007】医療用内視鏡において、照明光に上記のよ
うな配光むらがあると生体面に常に特定のパターンが投
影されることになり、病変の発見や診断に支障をきたす
可能性が高い。
【0008】また医療以外の用途に用いられた場合も、
製品の品質としてユーザーに受け入れられなくなる場合
がある。
【0009】本発明は、広角化に対応出来る負のパワー
の単ファイバー・レンズを用いると共に上記の問題点を
解消した内視鏡の先端照明光学系を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡照明光学
系は 例えば図1に示すようなライトガイドと、凹面を
前記ライトガイド側に有する単ファイバー・レンズと、
ライトガイドと単ファイバー・レンズの間に配置された
単ファイバー・ロッドとより構成されている。 内視鏡
照明光学系としてライトガイドと負のパワーの単ファイ
バーレンズとにて構成した場合に前述の配光むらAが生
ずるが、その原因は次の通りである。図2は配光むらA
の原因を理解しやすくするために負のパワーの単ファイ
バーレンズでなく単ファイバー・ロッドを用いたものを
示してあり、この図にもとづいて説明する。
【0011】図において単ファイバー・ロッド10のラ
イトガイド側端面上で、光軸からの高さがhのところに
点光源8を配置し、この光源8からの出射光で単ファイ
バー・ロッド10のコアーとクラッドの境界面で全反射
する光を物体側へ追跡する場合を考える。
【0012】単ファイバー・ロッドのコアー半径をRと
する時、h≒R/2とすると、この点光源8を出射して
コアーとクラッドの境界面で全反射した光の物体平面上
のスポットダイヤグラム9は、図2に示されるようにサ
ジタル断面では結像し、メリディオナル断面では発散す
るためにメリディオナル断面方向に長いすじ状のものに
なる。このサジタル断面での結像関係を示したのが図3
である。単ファイバーは、通常断面が円形であるので、
コアーとクラッドとの境界面は、サジタル断面内におい
ては球面反射鏡と同様にパワーを有する。この場合のサ
ジタル断面内での反射鏡としての焦点距離はR/2とな
り、焦点位置も光軸からR/2の高さの所になる。通常
単ファイバー・レンズの径に比して観察物体は、十分大
きいので、サジタル断面内の結像に関して有限結像を無
視して無限結像のみを考えると、サジタル断面反射鏡の
焦点距離R/2の付近に点光源を配置した時には、物体
面上に図2に示すようにサジタル方向にきれいに結像し
たスポット・ダイヤグラムが得られる。
【0013】図4にはライトガイドの出射端面の様子を
示してある。仮にライトガイドの出射端面が有効径内で
一様な出射光の強度分布を有すると前述のスポット・ダ
イヤグラムの形状は問題にならない。しかし実際のライ
トガイドは、コアーとクラッドよりなる細い光ファイバ
ーを多数束ねたものであるため図4のように各光ファイ
バーのコアー部分が網目状に発光するので、光軸からの
距離hがh=R/2付近に存在するライトガイド端面上
のリング状の部分のコアーの物体面上での像が細いすじ
状となり、それがそのまま残ってしまい障害となる。
【0014】なお、配光むらAの生ずる角度範囲は、単
ファイバー・ロッドの構造に依存し、配光むらAの出始
める角度をθとすると、図2とスネルの法則とからθは
次の式(1)で示される。 θ=sin-1 [n1 sin{tan-1(R/2L)}] ・・・・・(1) ここでn1 は単ファイバー・ロッドのコアーの屈折率で
あり、Lは単ファイバー・ロッドの厚さである。
【0015】上の式(1)からR/Lが小さくなると、
θも小さくなるため、視野内で配光むらAがより一層見
立ちやすくなる。
【0016】次に単ファイバー負レンズについて図5に
もとづき説明する。この単ファイバー・レンズも、基本
原理は、単ファイバー・ロッドと同じであるが、ここで
示す単ファイバー負レンズは、ライトガイド側を凹の球
面としたもので、凹面での屈折の影響が生ずる。
【0017】前述の単ファイバー・ロッドは、点光源を
追跡に用いる実物点としたが、単ファイバー負レンズの
場合、凹面での屈折により生ずる点光源の虚像12が、
光軸から高さR/2程度になるところで物体面上でサジ
タル断面内のピントが最も合いやすい。
【0018】ライトガイド端面上の点光源の高さをhと
すると、虚像12の高さがR/2となる時の高さhは近
軸計算上次の式(2)により求まる。 h=(R/2)[1+|{D(n1-1)}/r2|] ・・・・・(2) ここでDは凹面からライトガイドの端面までの光軸上の
距離、r2 は凹面の曲率半径である。
【0019】ライトガイドの有効半径をHとする時、式
(2)で求められるhが3h<Hになると配光むらAを
生ずる光源が存在し配光むらが発生する。
【0020】図5は、単ファイバー負レンズの凹面側に
ライトガイドの端面をつきあてることを想定したもので
あるが、図6は負の単ファイバー・レンズの凹面からラ
イトガイドの端面を離した場合を想定している。
【0021】式(2)により、凹面とライトガイド端面
の軸上の間隔Dが大になるとhの値も大になり、配光む
らAを形成する点光源は外側に移動する。
【0022】尚、配光むらAの強度に関しては図2の単
ファイバー・ロッドの場合より、図5のような単ファイ
バー負レンズの配光むらAの強度が強くなる傾向があ
る。ライトガイドを出射する光は、一般に高いNAで出
射する光ほど強度が弱くなる。図2のような場合、ライ
トガイドを高いNAで出射する光しかコアーとクラッド
の境界面に到達しない。一方図5のように単ファイバー
負レンズを有する場合、ライトガイドを出射する光は発
散されるので、ライトガイドを低いNAで出射する強い
光がコアーとクラッドの境界面で反射し配光むらAを形
成するために強い光が強まってしまい非常に目立つこと
になる。
【0023】ここで、配光むらAが出始める角度θを、
単ファイバー・ロッドと同様に単ファイバー負レンズに
ついて求めると次の式(3)のようになる。 θ=sin-1 [n1sin{tan-1(R/2L')}] ・・・・・(3) ただしL’は点光源の虚像から負の単ファイバー・レン
ズの物体側の面までの距離であり、n1 は負の単ファイ
バー・レンズのコアーの屈折率である。
【0024】図5は、ライトガイドの端面をレンズにつ
きあてることを想定して点光源をレンズのつきあて面上
に置いてある。この時の点光源は、必ず凹面とその曲率
中心との間にあり、また点光源の虚像も同様であるの
で、点光源とその虚像との距離は非常に小さくなる。そ
のため単ファイバー負レンズの総厚を単ファイバー・ロ
ッドの時と同様にLにて表わすと、L’≒Lと近似で
き、単ファイバー負レンズにライトガイドをつきあてる
場合も、式(3)でなく式(1)を用いることが出来
る。
【0025】以上述べた配光むらAの発生原因および性
質から、本発明では次に述べる構成(A1)〜(A5)
のうちの一つを選んで、配光むらAの除去をはかった。 (A1) 単ファイバー負レンズとライトガイドの間に
図1のように単ファイバー・ロッドを配置する構成にす
る。 (A2) 単ファイバー負レンズとライトガイドとの間
を離した配置にする。 (A3) 単ファイバー負レンズの構成を下記の式
(4)を満足するようにする。 (R/2)[1+{d2(n1-1)}/|r2| ]>H ・・・・・(4) (A4) 単ファイバー負レンズの構成を下記の式
(5)を満足せしめることによって配光むらAが視野内
で目立たないようにする。
【0026】 sin-1[n1sin{tan-1(R/2L)} ]>0.7ω (5) (A5) 単ファイバー負レンズの物体側の面のパワー
が下記の式(6)を満足するようにする。 |r1 /(n1 −1)|<30R ・・・・・(6) 上記の(A1)〜(A3)の構成は、配光むらAを形成
する光をライトガイド出射端面上の高さを高くしてライ
トガイドの有効径外に追い出すようにしたものである。
ライトガイド出射端面での配光むらAを形成する高さh
は、前述の式(2)で求めることが出来る。そのため高
さhとライトガイドの半径Hをh>Hと云う関係にすれ
ば、配光むらAを形成する部分がライトガイドの有効径
内に存在し得なくなり、配光むらAは生じなくなる。こ
の関係を式(2)と合わせて示すと次の式(7)のよう
になる。 (R/2)[1+{D(n1 −1)}/|r2 |]>H ・・・・・(7) 単ファイバー負レンズの構成を、上記の式(7)を満足
するようにすれば、配光むらAは発生しない。ただし各
パラメーターの自由度に関しては、実用上は幾分配慮す
る必要がある。
【0027】式(7)においてRはコアーの半径であ
り、外径上の制約の大きい内視鏡ではそれ程大きな値で
はない。また(n1 −1)/|r2 |は、単ファイバー
負レンズの凹面のパワーの絶対値に相当するもので、こ
の値は、スコープの視野とライトガイドの半径Hにより
ほとんど決まってしまう値であり、自由度は小さい。又
前記の凹面からライトガイド端面までの距離Dは、レン
ズにつきあてる場合は、自由度がほとんどないが、つき
あて面から離せば自由度は増大する。
【0028】以上のことから、式(7)をDに注目して
変形すると次の式(8)のようになる。 D>{|r2 |/(n1 −1)}{(2H/R)−1} ・・・・・(8) 図7をもとに前記の(A2)の構成の光学系について式
(8)を満足させるように凹面からライトガイドの端ま
での距離Dを設定することによって配光むらAを除去し
得る。ここで式(8)の右辺の値は、通常、凹面の深さ
よりも大になるために、負の単ファイバー・レンズのつ
きあて面からライトガイドを離すことになる。
【0029】(A2)に示す構成の光学系は、ライトガ
イドと単ファイバー負レンズとの間隔が離れるので、ラ
イトガイドを出射した光が図8のようにスペーサー13
もしくは本体等の枠の内面にあたりやすくなる。そのた
めライトガイドと負の単ファイバー・レンズの間の枠の
内面は光を有効利用するために反射性のよい状態にする
のがよく、金属の光択面が望ましい。また光択面の色は
なるべく色づきの少ない銀色系とするのが望ましい。
【0030】(A1)の構成の光学系は、ライトガイド
と単ファイバー負レンズの間に単ファイバー・ロッドを
用いたもので、原理上は、ライトガイドと単ファイバー
負レンズとの間を離すのと同じである。しかし中間に単
ファイバー・ロッドを用いたことによって全反射による
光の伝達が可能となり、光量損失がほとんどなくなるメ
リットがある。この構成の場合図9に示すように単ファ
イバー・レンズのコアーの屈折率をn1 、単ファイバー
・ロッドのコアーの屈折率をn3 、その長さをd3 、凹
面の深さをd2 とすると、式(8)におけるDの値を下
記のようにおき代えることによって配光むらAを除去す
るための条件を求めることが出来る。 D=d2 +d3/n3 このDの値を式(8)に代入すればd3 に関する次の条
件が求まる。 d3 >n3 [ {|r2|/(n1-1)}{(2H/R) −1}−d2 ] ・・・・・(9) ここで用いる単ファイバー・ロッドは、側面の全反射が
利用し得るものであればよく必ずしもコアーの側面にク
ラッドを設けた構造を有するものでなくともよく、均質
ロッドの外周を光学接着剤で埋めてクラッドの代りにし
たものでもよい。
【0031】単ファイバー・レンズのつきあて面とライ
トガイド端面を単ファイバー・ロッドでうめた場合は、
式(9)を満足するように単ファイバー・ロッドの長さ
3 を決めればよい。そうでない場合は、単ファイバー
・ロッドの長さを空気換算して求めた等価的なDの値が
式(8)を満足すればよい。これらの式を満足しない場
合には、単ファイバー・ロッドを配置しても配光むらA
が生じ観察上の障害になる。
【0032】尚図20に示すようなくさび状の単ファイ
バーよりなる負レンズ22のように物体側の面が傾いて
いる場合でも配光むらは生ずるので前述の単ファイバー
・ロッドをはさむ等の構成にすれば配光むらAを除去で
きる。
【0033】又(A3)に示した構成の光学系は、単フ
ァイバー負レンズにライトガイドをつきあてる場合を想
定して単ファイバー負レンズの形状そのものに制約を設
けて配光むらAを除去するようにしたものである。
【0034】前述の式(4)での説明のように、R,
(n1 −1)/|r2 |等は、通常自由度が小さいが、
全く選択の余地がないわけではなく、コントロールが可
能な場合もある。
【0035】単ファイバー負レンズにライトガイドをつ
きあてる場合は、D=d2 となるので、これを式(7)
に代入すれば前記の条件(4)のようになる。
【0036】単ファイバー負レンズの形状を、式(4)
を満足するようにすれば配光むらAを除去できるが、こ
の式を満足しないと配光むらAが生じ観察上の障害にな
る。
【0037】次に(A4)に示した構成は、(A1),
(A2)の構成とは異なる原理により配光むらAを除去
するものである。
【0038】配光むらAは、式(1)[式(3)も式
(1)とほぼ同じ値]にて与えられるある特定の角度θ
より外側にしか発生しないことが理論上判明した。その
ために観察光学系の半画角をωとする時、θ>ωであれ
ば、配光むらAが生じても視野内に入らないために問題
にならない。式(1)にこの条件をあてはめると次の式
(10)にて表わされる関係が得られる。
【0039】 sin-1[n1sin{tan-1(R/2L) }]>ω ・・・・・(10) この式(10)を満足するようにR/Lを定めれば内視
鏡観察光学系の視野内には、配光むらAは入らず観察に
支障をきたすことはない。又配光むらAが観察光学系の
視野内に入っても周辺部であれば実用上問題とはならな
い。特に内視鏡の観察光学系は、通常樽型の歪曲収差が
大であり、視野周辺部がつぶれて見えるために、周辺部
であれば配光むらAがあっても目立たなくなる傾向にな
る。これらの点を考慮すると、実用上許容される範囲
は、θ>0.7ω程度であって、したがって前記式
(5)に示す範囲であればよい。
【0040】この条件を満足しないと、配光むらAが視
野の中心に近い部分に生じ目立つようになるので好まし
くない。
【0041】(A5)に示す構成は、配光むらAを形成
するライトガイド側の高さを、物体側での角度毎に分散
させて配光むらAが目立たないようにするためのもので
ある。
【0042】単ファイバー負レンズの物体側の面にパワ
ーを持たせると、物体側空間の光軸から離れたところに
おいてサジタル方向でピントの合う面は、コアーとクラ
ッドの境界面で反射後のコアー媒質空間内で球面にな
る。図10は単ファイバー負レンズの物体側の面を半径
1 の凹面にして負のパワーを持たせた場合で、この場
合ピントの合う面は、半径n1・|r1|/(n1-1) の球面にな
る。単ファイバー・レンズの物体側の面がパワーを持た
ない場合には、物体側のどの角度方向でもライトガイド
側でR/2の高さのところの虚像に集中するが、図10
のように単ファイバー・レンズの物体側の面がパワーを
有する場合は、この物体側の面のパワーの影響により、
物体側での角度によって配光むらAを生ずるライトガイ
ド側での虚像の高さを分散させることが出来、配光むら
Aが目立たないようにすることが可能である。例えば図
10では、(ア)の場合と(イ)の場合とで光軸に対す
る角度が異なり物体側での虚像の高さが異なるために、
コアーとクラッドとの境界面を経由したライトガイド側
で虚像の高さも図11に示すように(ア)と(イ)とで
違いが生じる。そのために物体側の特定の角度方向に対
してサジタル方向でピントの合うライトガイド端面上の
高さが一意に定まる。そのためスポット形状は筋状には
ならず配光むらAが発生しにくくなる。以上の作用は単
ファイバー・レンズの物体側の面が図10に示すような
負のパワーを持つ場合のみでなく、正のパワーを持つ場
合も同様である。この単ファイバー負レンズの物体側の
面につけるパワーは、コアーとクラッドとの境界面のサ
ジタル方向のパワーに比べて弱すぎると、ライトガイド
端面上のサジタル方向のピント位置を分散させるのに十
分な効果が得られなくなる。そのために前記の条件
(6)を満足させる必要がある。
【0043】この条件(6)を満足しないと配光むらA
が目立ち好ましくない。
【0044】尚内視鏡には図12に示すようにアダプタ
ー形式のものがあり、この場合、マスター16側からの
照明光をアダプター15内で伝送するために長めの単フ
ァイバー10がアダプター15内に用いられる。ここで
単ファイバー10の物体側にレンズ17を配置すれば、
(A5)の方法で配光むらAを目立たないようにするこ
とが出来る。この場合は、前述の条件(6)と同じ考え
により、次の条件(11)を満足するレンズ17を配置
することが望ましい。 |f1 |<30R (11) ただしf1 は、レンズ17の焦点距離、Rは単ファイバ
ー10のコアーの半径である。
【0045】この条件(11)を満足しないとレンズ1
7を配置しても配光むらAが目立ち好ましくない。
【0046】以上の説明は、単ファイバー負レンズのラ
イトガイド側の凹面が球面である場合について述べた
が、この凹面を非球面にしても同様である。非球面にし
た場合は、今までの説明で用いた凹面の曲率半径r2
は、非球面の光軸上の曲率半径を用いればよい。また単
ファイバー負レンズは、コアーとクラッドとからなるも
ののみでなく側面での全反射を利用するものであれば、
同様の配光むらAが生じるので、この配光むらAの除去
のために(A1)〜(A5)で述べた構成が有効であ
る。
【0047】次に配光むらBが生ずる原因について述べ
る。
【0048】単ファイバーは、それに固有のNA内の光
は、コアーとクラッドとの境界面で全反射させることに
よって伝搬させることが出来るが、NAをこえる光は、
コアーやクラッドの境界面で全反射せず屈折してクラッ
ドにぬける。この様子を示したのが図13である。この
図で、ライトガイドを出射して負の単ファイバー・レン
ズの凹面で屈折した光は、ライトガイドを出射した時よ
りも光軸に対する角度が大きくなるため、負の単ファイ
バー・レンズのNAをこえ、クラッド内を通過する。通
常の長いファイバーの場合、このような光は、途中の経
路で散乱吸収されてしまうが、図のように長さが短いと
レンズの物体側の面からクラッド1bを通過しそのまま
ぬけてしまう。このぬけ出た光は、光軸に対して角度の
小さい光に変換されたものになり、物体の中心付近に集
まるために視野の中心付近に図29のようなリング状の
配光むらBを生ずる。
【0049】このクラッド内を通過する光の角度を図1
4にもとづいて説明する。
【0050】コアー内を光軸に対して角度αで進む光
が、コアーとクラッドの境界面に入射した場合、n1sin
αが単ファイバーのNAより大きくなると、まずコアー
とクラッドの境界面で屈折し、続いてクラッドの物体側
面と空気との境界面で屈折し、光軸に対し角度βの光線
になる。この角βは、スネルの法則から次の式で表わさ
れる。
【0051】 (12) ここでnb はクラッドの屈折率である。一例としてn1
=1.8、nb =1.52、NA=0.964とした場
合、αとβは次のような関係になる。
【0052】(NA= ) α=32.4°の時β=1.4° α=32.6°の時β=6.0° α=32.8°の時β=8.4° α=33° の時β=10.22° α=34° の時β=16.8° α=35° の時β=21.7° この例でのコアーとクラッドの境界面の全反射限界での
αの値は、32.38°である。この例の場合、凹面に
よる屈折によりαが32.38°をぎりぎりこえる光
(32.38°〜35°程度の光)は、物体面側では0
°〜20°程度の光となり視野中心付近に集まるので、
この光が視野の中心付近に配光むらBが生ずる。
【0053】尚この配光むらBは、図13に示すように
クラッドの外側の面で全反射するものとしないものとの
二つに分類される。
【0054】以上述べた配光むらBの発生原因およびそ
の性質を考慮すると、この配光むらBを除去するために
は、光学系を次のB1〜B6に示すようないずれかの構
成にすることが有効である。 (B1) 図15に示すように光学系中の単ファイバー
負レンズの物体面のうちクラッドの部分を符号19に示
すようにマスキングする。 (B2) 図16に示すように光学系中の単ファイバー
負レンズの物体側面にクラッドの厚さをΔとする時に
0.3Δ以上の大きさの面取りをほどこしたものにす
る。 (B3) 単ファイバー負レンズのコアーの半径をR、
総厚をLとした時、次の条件(13)を満足するように
構成する。 L/R<1.5 (13) (B4) 単ファイバー負レンズのクラッドの厚さΔを
次の条件(13)を満足するようにする。 Δ/R<0.3 (14) (B5) 単ファイバー負レンズのコアーの屈折率をn
1 、クラッドの屈折率をnb とする時次の式を満足する
ように構成する。
【0055】 >0.77 {sin50°=0.77} (15) (B6)単ファイバー負レンズのライトガイド側の凹面
の最大傾き角を65°よりも小さくした構成にする。
【0056】以上述べた構成のうち、(B1),(B
2)に示すものは、単ファイバー負レンズのクラッドの
物体側の部分から物体側へ出射する光をなくすか又は減
少させるようにしたものである。つまり(B1)は図1
5のように単ファイバー負レンズのクラッドの物体側の
部分を遮光することによって配光むらBを除去するもの
である。この遮光膜の形成方法は、蒸着や塗料の塗布等
のようなものでもよい。また膜ではなく金属薄板のはり
つけ等でもよい。この遮光は、クラッド端面全体にわた
って行なうのが望ましいが、実用上は0.3Δ以上の遮
光を行なえば配光むらBの減少の効果が得られる。又
(B2)に示す構成のようにクラッド部分の面取りを行
なっても同様の効果が得られ、クラッド全体を面取りし
てもよいが実用上は0.3Δ以上の面取りを行なえば十
分である。この場合、図17のようにレンズの枠への接
着に遮光性のよい黒色の接着剤21を用いるのが望まし
い。
【0057】(B3)に示す構成の光学系では、コアー
とクラッドとの境界面に到達する光を減少させてクラッ
ド内に抜ける光を減少させることによって配光むらBを
除去するようにしたものである。元々、単ファイバー負
レンズを用いるのは、コアーとクラッドとの境界面での
反射を利用するものであるが、必要以上にレンズの総厚
が厚いと、コアーとクラッドとの境界面に到達する光が
増大して配光むらBが増大する。図18において、単フ
ァイバー負レンズの総厚をLコアーの半径をRとする
時、その相対的な厚みL/Rを前記条件(13)を満足
するようにしてコアーとクラッドとの境界面に無用な光
が入射しないようにして配光むらBを抑制している。
【0058】条件(13)を満足しないと配光むらBの
レベルが高くなり好ましくない。(B4)に示す構成
は、不必要な光の伝搬経路となるクラッドの部分の断面
積を減少させて配光むらBのレベルを低くするようにし
ている。クラッドの厚さΔはコアーの半径Rに対する割
合が小さくなる程、不必要な光の伝搬経路が狭くなり、
不必要な光を減少し得る。実用上は、前記の条件(1
4)の範囲内であれば、配光むらBを問題のないレベル
にまで減少させることが可能である。
【0059】この条件(14)を満足しないと不要光の
伝搬経路が大きすぎ配光むらBが問題となり好ましくな
い。
【0060】(B5)に示す構成は、単ファイバーのN
Aを高くすることによってコアーとクラッドとの境界面
で屈折する光を減少させて配光むらBのレベルを減少さ
せるようにしたものである。ここで単ファイバーのNA
は大きければ大きい程よいが、配光角にして少なくとも
100°以上確保しないと通常の照明光に対してのクラ
ッドを通過する不必要な光の比率が高くなりすぎて配光
村Bが問題になる。そのために条件(15)を満足する
ことが望ましい。
【0061】(B6)の構成は、単ファイバー負レンズ
のライトガイド側凹面の最大傾き角をあるレベル以下に
保つことにより単ファイバーのNAを越えてコアーとク
ラッドの境界面で屈折する光を減少させるようにしたも
のである。図19にコアーの屈折率n1 =1.8として
凹面に、光軸に平行な光を入射させた場合を示す。凹面
の周辺では、面の法線が光線に対して大きく傾くために
入射した平行光は強く屈折させられる。この図では、法
線の光軸に対する傾き角(γ)を65°にしてあり、こ
の場合は、凹面で屈折した光は光軸に対して34.8°
の角度(α)で進み、先の例で示した全反射限界角3
2.38°を少しオーバーするためコアーとクラッドと
の境界面で全反射せずに屈折してしまう。ライトガイド
を光軸に平行に出射する光の強度が強いため、このよう
な光がクラッドを通過して配光むらBを形成すると実用
上許容し得ないものになってしまう。そのための単ファ
イバー負レンズのライトガイド側の凹面の最大傾き角
は、過度の屈折を抑制するため65°以下にする必要が
ある。
【0062】
【実施例】次に本発明の照明装置の各実施例について説
明する。 実施例1 r1 =∞ d1 =0.517 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.07 r2 =1.149 d2 =0.583 r3 =∞ d3 =3.2 n3 =1.728 n3b=1.52 R3 =0.95 r4 =∞ d4 =0 r5 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,L=1.1 ,h=1.45 実施例2 r1 =∞ d1 =0.376 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.07 r2'=0.905 d2'=0.141 r2 =1.149 d2 =0.583 r3 =∞ d3 =3.2 n3 =1.728 n3b=1.52 R3 =0.95 r4 =∞ d4 =0 r5 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,L=1.1 ,h=1.45(r2 ),h' =1.76(r2') 実施例3 r1 =∞ d1 =0.46 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.40 r2'=0.855 d2'=0.19 r2 =1.272 d2 =0.75 r3 =∞ d3 =3 n3 =1.728 n3b=1.52 R3 =1.10 r4 =∞ d4 =0 r5 =∞(ライトガイド端面) H=1.1 ,L=1.4 ,h=1.80,h' =2.46 実施例4 r1 =∞ d1 =0.517 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.07 r2 =1.149 d2 =1.30 r3 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,L=1.1 ,h=1.02 実施例5 r1 =∞ d1 =0.517 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.35 r2 =1.149 d2 =0.583 r3 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,L=1.1 ,h=0.95 実施例6 r1 =∞ d1 =0.367 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.07 r2 =1.149 d2 =0.583 r3 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,L=0.95 ,θ=62.3°,ω=60° 実施例7 r1 =-15 d1 =0.517 n1 =1.805 n1b=1.52 R1 =1.07 r2 =1.149 d2 =0.583 r3 =∞(ライトガイド端面) H=0.885 ,|r1/(n1-1)|/R=17.4 ただしr1 ,r2 ,・・・ は各面の曲率半径、d1 ,d
2 ,・・・ は各面の間隔、n1 ,n3 ,・・・ はコアーのd
線に対する屈折率、n1b,n3b,はクラッドのd線に対
する屈折率、R1 ,R3 はコアーの半径である。
【0063】実施例1乃至実施例3は、前述の(A1)
に示す構成のもので、単ファイバー・レンズとライトガ
イドとの間に単ファイバー・ロッドを配置したものであ
る。これら実施例は、h>Hになるように単ファイバー
・ロッドの長さを設定してある。
【0064】実施例1は図21に示す通りであり、又実
施例2,3は図22に示すように凹面が2段式になった
単ファイバー負レンズを用いている。これら実施例の場
合内側の凹面と外側の凹面の両方に対してh>H,h’
>Hが成立つように単ファイバー・ロッドを設定してあ
る。尚、実施例2,3のデーター中d2'は内側の凹面r
2'の面頂から外側の凹面r2 の面頂(凹面r2 を内側へ
延長して光軸と交わる点)までの距離、d2 は外側の凹
面の面頂から単ファイバー・ロッドの端面r3 までの距
離である。又実施例2の単ファイバー負レンズの内側有
効径は1.56、外側有効径は2、実施例3の内側有効
径は1.48、外側有効径は2.32である。
【0065】実施例4は、図23の通りで(A2)に示
す構成で、単ファイバー負レンズとライトガイドとを離
して配置してある。この実施例は、h>Hとなるように
2 の値を設定している。
【0066】実施例5,6は、図24に示す通り類似す
る断面形状であるが、実施例5が(A3)に示す構成で
あり、実施例6は(A4)に示す構成である。つまり実
施例5は、単ファイバー負レンズのR1 ,r2 ,d2
組合わせにより条件(4)を満足するようにし、データ
ー中に示すようにh>Hになるように設定している。ま
た実施例6は、単ファイバー負レンズの総厚を出来る限
り薄くしてθ>ωになるようにした。
【0067】実施例7は、図25の通りの(A5)に示
す構成であって単ファイバー負レンズの物体側の面に条
件を満足するパワーをつけた。
【0068】
【発明の効果】本発明の照明光学系は、以上述べたよう
な構成にして広角な照明を行なう際に有効な単ファイバ
ー負レンズで生ずる配光むらをなくし良好な照明が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明光学系の基本構成を示す図
【図2】単ファイバー・ロッドによる配光むらAの原因
を説明するための図
【図3】単ファイバー・ロッドによる配光むらAの原因
を説明するためのサジタル断面の結像関係を示す図
【図4】ライトガイドの端面を示す図
【図5】単ファイバー負レンズによる配光むらAの原因
を説明するための図
【図6】単ファイバー負レンズによる配光むらAの原因
を説明するための図
【図7】単ファイバー負レンズとライトガイドとを離し
た構成にした照明光学系の断面図
【図8】図7において単ファイバー負レンズとライトガ
イドとの間に枠を配置した構成の照明光学系の断面図
【図9】単ファイバー負レンズとライトガイドの間に単
ファイバー・ロッドを配置した構成の照明光学系の断面
【図10】単ファイバー負レンズの物体側の面にパワー
を持たせた時の配光むらAの原因を説明する図
【図11】単ファイバー負レンズの物体側の面にパワー
を持たせた時の配光むらAを説明する図
【図12】間に単ファイバー・ロッドを配置した照明光
学系をアダプター形式にしたものの断面図
【図13】単ファイバー負レンズによる配光むらBの原
因を説明する図
【図14】単ファイバー負レンズによる配光むらBの原
因を説明する図
【図15】配光むらBの除去手段をほどこした単ファイ
バー負レンズである(B1)に示す構成の断面図
【図16】(B2)に示す構成の単ファイバー負レンズ
の断面図
【図17】図16に示す単ファイバー負レンズを枠に接
着する状態を示す図
【図18】(B3)および(B4)に示す構成の単ファ
イバー負レンズの断面図
【図19】(B6)の構成を説明するための図
【図20】先端が傾斜した単ファイバー負レンズを用い
た本発明光学系の断面図
【図21】実施例1の断面図
【図22】実施例2,3の断面図
【図23】実施例4の断面図
【図24】実施例5,6の断面図
【図25】実施例7の断面図
【図26】従来の単ファイバー負レンズを用いた照明光
学系
【図27】従来の負レンズを用いた照明光学系
【図28】従来の単ファイバー負レンズを用いた照明光
学系で発生する配光むらAを示す図
【図29】従来の単ファイバー負レンズを用いた照明光
学系で発生する配光むらBを示す図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライトガイドと、ライトガイド側に凹面を
    有する単ファイバー・レンズとよりなる照明光学系にお
    いて、ライトガイドと単ファイバー・レンズとの間に単
    ファイバー・ロッドを配置したことを特徴とする内視鏡
    照明光学系。
JP3228643A 1991-08-14 1991-08-14 内視鏡照明光学系 Pending JPH05142485A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015154935A (ja) * 2015-02-26 2015-08-27 オリンパス株式会社 広角光検出部材を用いた走査型観察装置
JP2015226712A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 オリンパス株式会社 内視鏡
JP2020028469A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 富士フイルム株式会社 内視鏡
JPWO2019230071A1 (ja) * 2018-05-31 2021-06-03 オリンパス株式会社 内視鏡および内視鏡の挿入部

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JPWO2019230071A1 (ja) * 2018-05-31 2021-06-03 オリンパス株式会社 内視鏡および内視鏡の挿入部
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