JPWO2010150400A1 - イソソルビドを含有するゼリー製剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、強い苦みと大量の投与量のために服用しにくいイソソルビドを、服用しやすく、かつ薬物溶出性に優れたゼリー製剤とすることを課題とする。本発明は、製剤総量に対してイソソルビド65〜75質量%と、ιカラギーナン及びκカラギーナンで構成されるカラギーナン0.4〜0.8質量%とを含有することを特徴とする、イソソルビド含有ゼリー製剤を提供する。また、チョコレート風味をつけたイソソルビド含有ゼリー製剤をも提供する。本発明のゼリー製剤は、食感が良く、イソソルビドの苦味がマスクされ、かつ味が良く、薬物溶出性にも優れるため、イソソルビドを服用しやすくさせるものである。また、棒形の袋状容器に封入された場合に取り出しやすい効果も有する。

Description

本発明は、イソソルビドを含有するゼリー剤形の医薬組成物に関する。
メニエール病は30代後半から40歳前半の女性に多くみられる疾患である。主症状としては、変動する難聴と耳鳴りや、反復する回転性のめまい発作があり、時には吐き気や不安感などを伴うこともある。
メニエール病の治療には、イソソルビドが用いられる。イソソルビドは、血清浸透圧を高める作用により利尿効果、脳圧降下効果、眼圧降下効果、内リンパ圧降下効果を示す薬剤である。従来、承認・販売されているイソソルビド(販売名「イソバイド」)は、内用液剤であり、消化管で吸収されやすいため、速やかに薬効を発現できるとされている。
しかしながら、イソソルビドには独特の苦味があり、服用しにくい薬剤であるため、服用に不快感を持つ患者が多い(非特許文献1)。さらに、メニエール病の治療においては、通常成人ではイソソルビドとして1回に21〜28gを1日3回経口投与され、上記液剤としては1回30〜40mLもの服用が必要となる(非特許文献2)。さらに、上記液剤は毎回の大瓶からの計量には手間もかかり、取り扱いも面倒である。
このように、従来のイソソルビドの液剤は患者が服用しにくいものであるため、より服用しやすいイソソルビド製剤が望まれてきた。
イソソルビドの液剤で、甘味料や香料等の添加によりその特有の苦みをマスクしたものが開発されているが(特許文献1〜3)、液剤である故に口腔中に広がりやすく、舌の味蕾細胞に薬剤が接触しやすいために苦味を遮断しにくかったり、口腔内に苦味が残りやすかったりする問題がある。
また、イソソルビドの顆粒製剤も開発されているが(特許文献4)、口腔中で溶解したときの苦味の遮断が不十分であるため、服用しやすいとは言い難い。
他のイソソルビド製剤の剤形としてはゼリー状の製剤が挙げられ、例えば特許文献1にはペクチン、ローカストビーンガム、寒天、カラギーナン等のゲル化剤が例示されている。しかしながら、食感及び口当たりが良好なイソソルビド含有ゼリー製剤を作製するために、ペクチン以外のゲル化剤について含有量や種類等の具体的な検討はされていない。
また、イソソルビドの寒天によるゼリー製剤も開発されており(特許文献5)、既に承認され製造販売されている(販売名「メニレット70%ゼリー20g/30g」)(非特許文献3)。
しかしながら、上記の寒天ゼリー製剤は寒天特有のポソポソした食感で、口当たりは脆く硬く弾力がないため、嚥下し難い。また、複数回の咀嚼を要するため、苦味を口腔中で長く味わってしまう場合がある。かかる問題点から、上記寒天ゼリー製剤は、必ずしも患者から好評とはいえない(非特許文献1)。
また、寒天によるゼリー製剤では、寒天の添加量にもよるが、製剤からのイソソルビドの溶出性が低い特性があるため、医薬品としての弱点もある。
一方、一般にゼリー製剤としては上記の寒天ゼリー製剤以外にも、カラギーナンやペクチン等のゲル化剤を用いたゼリー製剤が開発されており、口当たりが滑らかな服用しやすい製剤も発売されている。具体的には、アシクロビル、シロスタゾールや5−HT3を含有するカラギーナンによるゼリー製剤(特許文献6、7)や、塩酸アンブロキソールのペクチンによる製剤(特許文献8)が挙げられる。
しかしながら、これらの例は1回あたりの薬物量が1グラム以下のゼリー製剤であり、また、製剤における薬剤含有量が製剤全体の30質量%以下の少量である。イソソルビドのように薬物量が多い薬剤は、患者の服用上の負担を軽減するために、ゼリー製剤の体積を極力少量とすることが必要となるが、70質量%もの高濃度のイソソルビドをカラギーナンゼリーに含有させ、しかも味が良く滑らかなゼリー製剤に成功した例はない。
特開2006−193514号公報 特開2006−131625号公報 特開2004−292360号公報 特開2006−117649号公報 国際公開第2006/001344号パンフレット 特開2006−28028号公報 特開2005−82536号公報 特開2004−231566号公報
J. Miyabe, et. al. (2008) Equilibrium Res. 67(4), 30 7-310. 「イソバイド」医療用医薬品添付文書(興和株式会社) 「メニレット70%ゼリー20g/30g」医療用医薬品添付文書(株式会社三和化学研究所)
本発明は、イソソルビドを製剤総量に対して65〜75質量%含有する製剤において、食感及び口当たりが良く、かつ、味が大変良いゼリー製剤を提供することを課題とする。加えて、薬物の溶出性にも優れたゼリー製剤を提供することをも課題とする。更には、包装から取り出しやすい滑らかなゼリー製剤を提供することをも課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねたが、イソソルビドを高濃度に含有しながらも苦味を抑え、食感の滑らかな物性のゼリー状に固めることは極めて困難であった。しかし、検討を重ねた結果、イソソルビドを製剤総量に対して65〜75質量%含有する製剤において、特定の分量でカラギーナンをゲル化剤として含有させると、食感や味の観点から服用しやすい滑らかなゼリー物性となることを見出した。本発明者らはかかる知見に基づき、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)イソソルビド65〜75質量%と、カラギーナン0.4〜0.8質量%とを含有し、前記カラギーナンがι(イオタ)カラギーナン及びκ(カッパ)カラギーナンで構成されることを特徴とする、イソソルビド含有ゼリー製剤。
(2)前記ιカラギーナン及び前記κカラギーナンの含有質量比が2:1〜1:2であることを特徴とする、(1)に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
(3)さらに、グリセリンを1〜10質量%含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
(4)前記カラギーナン以外のゲル化剤及び増粘剤の含有量が0.01質量%以下であることを特徴とする、(1)〜(3)の何れかに記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
(5)さらに、サッカリンナトリウムを0.01〜0.5質量%、カラメルを0.01〜0.5質量%及びチョコレートフレーバーを0.01〜0.5質量%含有することを特徴とする、(1)〜(4)の何れかに記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
(6)プラスチック製の容器、及びこれに封入された(1)〜(5)の何れかに記載のイソソルビド含有ゼリー製剤を含む、容器入りゼリー製剤。
なお、以降の本明細書において、本発明のイソソルビド含有ゼリー製剤を「本発明のゼリー製剤」ということがある。
本発明によれば、イソソルビドを製剤総量に対して65〜75質量%含有するゼリー製剤であって、食感及び口当たりが良く、製剤の味が良いゼリー製剤が提供される。加えて、薬物の溶出性の高いイソソルビド含有ゼリー製剤も提供される。更には包装から出しやすい滑らかなイソソルビド含有ゼリー製剤も提供される。
イソソルビド含有ゼリー製剤の溶出試験結果を示す。黒丸(●):実施例2、黒四角(■):比較例4 本発明の容器入りゼリー製剤の正面図を示す。 本発明の容器入りゼリー製剤の開封状態での斜視図を示す。
以下、本発明のゼリー製剤について、詳細に説明する。
本発明のゼリー製剤におけるイソソルビド含有量は、製剤総量に対して65〜75質量%であり、好ましくは67〜73質量%である。イソソルビドの1回当たりの服用量は21〜28gと多量であるため、味を優先してゼリー製剤中のイソソルビドの含有量を少なくした製剤では、1回に服用すべきゼリー製剤の量が多くなってしまい、携帯性及び服用体積の観点から患者の負担が明らかに大きい。イソソルビドの含有量を製剤総量の70質量%とした場合、服用1回のゼリー製剤全体の体積は40gの比重換算で約32mLとなり、5〜6口程度で服用が可能な適度な量となる。
本発明のゼリー製剤には、ゲル化剤としてカラギーナンを含有させる。寒天と比較して、カラギーナンにより固めたゼリーは食感や口当たりが良く、嚥下しやすい滑らかなゼリー製剤を提供できるからである。カラギーナンは、市販品を用いることができる。
前記カラギーナンの含有量は、製剤総量に対して0.4〜0.8質量%であり、好ましくは0.5〜0.7質量%であり、0.6〜0.7質量%が特に好ましい。このような含有量のカラギーナンにより、飲みやすい柔らかさのゼリー製剤が提供され、ゼリーにより薬剤の味がマスクされる効果も得られる。
カラギーナンの含有量が0.8質量%よりも多いと、ゼリーが硬すぎる状態になり、さらに多いと処方液がゼリー状ではなく粘稠なゾル状(高粘性のジャムのようなペースト状)になってしまうことも研究の結果明らかとなった。また、カラギーナンの含有量が0.4質量%よりも少ないと、高濃度に含まれるイソソルビドのために処方液が固まり難く、服用しやすいゼリー状とならない。例えば実施例に示すように、カラギーナン以外の処方成分は同じ場合でも、カラギーナン0.3質量%ではゆる過ぎるゼリー状(比較例11)、0.4質量%・0.6質量%では適度なゼリー状(実施例11、12)、1.0質量%ではジャム用ペースト状(比較例10)となり、服用に適したゼリー製剤となるためのカラギーナンの含有量の範囲は限られている。
また、本発明に用いるカラギーナンの種類は1種類のみではなく、ι(イオタ)カラギーナンとκ(カッパ)カラギーナンとを組み合わせて用いる。ιカラギーナンはゼリー形成能に劣るものの保水性に優れ、κカラギーナンは強度の高いゼリーを形成できるため、これらを組み合わせることにより適度な柔らかさと弾力性を有する良質なゼリー製剤とすることができる。
上記ιカラギーナンとκカラギーナンの含有質量比は、好ましくは2:1〜1:2で、より好ましくは1.5:1〜1:1.5で、1:1であることが特に好ましい。これにより、服用に適する柔らかさと、製剤の喉越しの良さが実現できる。また、薬剤の溶出性に優れたゼリー物性も提供される。さらに、程よい硬さと滑らかさにより、後述の棒形の袋状容器から簡便に取り出すこともできる。
また、イソソルビドとカラギーナンの含有質量比は、好ましくは70:0.4〜70:0.8で、70:0.5〜70:0.6であることがより好ましい。
本発明のゼリー製剤における溶媒には、水、好ましくは精製水を用いる。製剤総量に占める水の量は、イソソルビド、カラギーナン、その他の処方成分を調製した後の残部であり、具体的には15〜29質量%となる。
水とカラギーナンの含有量率は、特に制限するものではないが、比率を表現するならば48:1〜70:1であることが好ましい。
本発明のゼリー製剤はさらにグリセリンを含有することができ、その含有量は製剤総量に対して1〜10質量%が好ましく、より好ましくは3〜8質量%、4〜5質量%が特に好ましい。
本発明のゼリー製剤は前述のようにイソソルビドを高濃度で含有するため、イソソルビドを加温溶解した後に剤全体を低温とした場合に、イソソルビドの溶解度が低下して、イソソルビドの細い結晶が析出する場合がある。しかし、グリセリンを含有させるとイソソルビドの溶解補助剤として働き、イソソルビドの析出を防止することができる。さらに、他の多価アルコールに比べて、ゼリー製剤の味を悪くする作用もないため、本発明のゼリー製剤に適している。
グリセリンを用いるときの含有量は、カラギーナン含有量が製剤総量の0.4質量%以上0.6質量%未満の場合は、製剤総量の1〜10質量%が好ましく、より好ましくは2〜8質量%、3〜6質量%が特に好ましい。カラギーナン含有量が製剤総量の0.6質量%以上0.8質量%以下の場合は、製剤総量の1〜8質量%が好ましく、より好ましくは2〜6質量%、4〜5質量%が特に好ましい。さらに詳しくは、カラギーナン含有量が製剤総量の0.4質量%以上0.5質量%未満の場合は、製剤総量の1〜10質量%が好ましく、より好ましくは2〜9質量%、3〜6質量%が特に好ましい。カラギーナン含有量が製剤総量の0.5質量%以上0.6質量%未満の場合は、製剤総量の1〜10質量%が好ましく、より好ましくは2〜8質量%、3〜5質量%が特に好ましい。カラギーナン含有量が製剤総量の0.6質量%以上0.7質量%未満の場合は、製剤総量の1〜8質量%が好ましく、より好ましくは2〜6質量%、3〜5質量%が特に好ましい。カラギーナン含有量が製剤総量の0.7質量%以上0.8質量%以下の場合は、製剤総量の1〜6質量%が好ましく、より好ましくは2〜5質量%、2〜3質量%が特に好ましい。
また、イソソルビドとグリセリンの含有質量比は、好ましくは6:1〜80:1で、より好ましくは10:1〜30:1で、14:1〜18:1が特に好ましい。また、水とグリセリンの含有質量は、好ましくは2:1〜30:1で、より好ましくは3:1〜8:1で、5:1〜7:1が特に好ましい。
本発明のゼリー製剤に、必要に応じて、他のゲル化剤・増粘剤を含有することができる。その場合は、製剤総量に対して0.01質量%以下が好ましく、より好ましくは実質的に含有しない。他のゲル化剤・増粘剤としては、λ(ラムダ)カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム、グアーガム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、カゼイン、キサンタンガム、ジェランガム、カードラン、プルラン、グルコマンナン、ペクチン等が挙げられる。
他のゲル化剤・増粘剤をごく少量の含有量とする、又は実質的に含有させないことの理由としては、前述のカラギーナンを特定の含有量及び含有比率とすることによる服用に適した柔らかさと弾力性が、他のゲル化剤・増粘剤を添加することによって崩れてしまい、ゼリー製剤のちょうど良い口当たりが損なわれてしまうからである。上記のうち、λカラギーナンは、タンパク質非存在下では水溶液をゲル化することができないため、本発明には適さない。また、寒天の含有量を0.01質量%以下にしないと、溶出が遅れるなどの現象が現れる。また、ローカストビーンガムについては、ゼリー製剤を白濁させてしまうため、外観上の理由から含有させないことが好ましい。
本発明のゼリー製剤は味、香り、その他の性質を調整する目的で、さらに添加剤を含有することができる。添加剤としては、サッカリンナトリウム等の甘味料、チョコレートフレーバー等の香料、カラメル等の着色剤、クエン酸等の矯味剤、パラオキシ安息香酸プロピル等の防腐剤、無水リン酸水素二ナトリウム等のpH調整剤が挙げられる。上記添加剤は医薬品として添加できるものであれば特に限定されず、内服製剤に対して医薬品添加物として使用実績的に認められている量を添加できる。
なお、本発明のゼリー製剤のpHは、4〜8が好ましく、5〜7がより好ましい。
前述のような添加物を加えた本発明のゼリー製剤として、チョコレート風味づけをした製剤形態を好適に挙げられる。具体的には、本発明のゼリー製剤に、さらにサッカリンナトリウム、カラメル及びチョコレートフレーバーを含有させることにより、チョコレート風味をつけた製剤形態が好ましい。これにより、イソソルビドを高濃度に含有するにも関わらず薬剤の強い苦味がなくなり、かつイソソルビド自体の風味を生かしたチョコレート味の良いゼリー製剤が提供され、薬剤の服用への患者の抵抗感が抑えられるからである。
サッカリンナトリウムを含有させる理由は、ごく少量で強い甘みをもたらし、イソソルビドの苦味をマスクするうえ、後味が良いからである。サッカリンナトリウムの含有量は、製剤総量に対して0.01〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.2質量%で、0.1質量%が特に好ましい。0.01質量%より少ないとイソソルビドの苦味をマスクできず、また0.5質量%より多いと丁度いいチョコレート風味とならないからである。
カラメルを含有させる理由は、チョコレートのような色を醸し出すと共に、ちょうど良いチョコレート風味をもたらすからである。カラメルの含有量は、製剤総量に対して0.01〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.2質量%で、0.17質量%が特に好ましい。0.01質量%より少ないとイソソルビドの苦味と匂いをマスクできず、また0.5質量%より多いと丁度いいチョコレート風味とならないからである。
チョコレートフレーバーを含有させる理由は、イソソルビド自体の風味と相まってちょうど良いチョコレート風味をもたらすからである。チョコレートフレーバーの含有量は、製剤総量に対して0.01〜0.5質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜0.2質量%で、0.1質量%が特に好ましい。0.01質量%より少ないとチョコレートの風味が弱く、また0.5質量%より多いと香りが強くなりすぎるからである。
前記カラメルに対するイソソルビドの含有量は、質量比において1:7000〜1:140が好ましく、1:700が特に好ましい。
前記サッカリンナトリウム、カラメル、チョコレートフレーバーの含有量は、質量比において1:1:1が特に好ましい。本発明においては、イソソルビドにこれら3種類の添加物を適切な含有量及び/又は配合比で組み合わせることにより、イソソルビド自体の強い苦味をマスクしながらも、美味しい絶妙なチョコレート風味とすることができる。
本発明のゼリー製剤は、イソソルビド、カラギーナン及びその他の処方成分を粉末混合した後、精製水に加温攪拌溶解し、容器に分注充填し、冷却により固化させることにより製造できる。イソソルビドの量が多いため、1回又は複数回に分けて添加・溶解させてもよい。溶解時の温度は、75〜95℃が好ましく、80〜90℃がより好ましい。
本発明のゼリー製剤は、プラスチック製の容器に封入され、容器入りゼリー製剤として保存され、流通する。容器の材料は、通常医薬の容器に用いられるプラスチックであればよく、ラミネートフィルムやアルミラミネートもこれに含まれる。容器は、好ましくは、内部に本発明のゼリー製剤を収納するための押圧変形可能な胴部と、該胴部の押圧により前記ゼリー製剤を容器外に排出するための開口部を形成するための開口手段を備える。本発明の容器入りゼリー製剤は、好ましくは以下の形態を有する(符号は図2及び3を参照)。
ヒートシール可能なフィルムで形成される棒形の袋状容器(2)、及びこれに封入された本発明のゼリー製剤(3)を含む容器入りゼリー製剤(1)であって、前記容器は前記ゼリー製剤を封入するための胴部(4)と、該胴部の長手方向の少なくとも一端と側部のそれぞれに設けられたヒートシール部(5a〜c)とを備え、前記ヒートシール部上の前記胴部の長手方向(5c)の何れか一端の近傍には、前記胴部に封入された前記ゼリー製剤を排出するための開口部(8)を形成するためのノッチ(6)又は破断線が設けられている、容器入りゼリー製剤。
ここで、前記胴部には本発明のゼリー製剤が充填されて(気体なしで封入されていて)も良いし(A)、本発明のゼリー製剤と気体(7)とが前記胴部の長手方向で2分割された状態で封入されていても良い(B)。前記胴部に気体も共に封入されている場合、胴部の内気圧が外気圧と等しいか又は外気圧より高く胴部が膨満した状態にあり、また前記ノッチ又は破断線が前記胴部のゼリー製剤が封入された部分側の一端に設けられている。
本発明の容器入りゼリー製剤は、具体的には、特許第3665498号公報、特開2000−256181号公報、特開平11−123231号公報、特開平9−194346号公報等に記載されるような封入形態を有する。
このような包装形態とすることにより、服用する患者又は服用を介助する者にとって、包装された状態及び包装からの取り出し時における利便性が向上する。
以下、本発明について実施例を挙げてさらに詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
<1> ゲル化剤の異なるゼリーの官能評価
(1)イソソルビド含有ゼリー製剤の作製
前述の製造方法に準じて、本発明の容器入りゼリー製剤(実施例1)を作製した。すなわち、イソソルビド20g、カラギーナン0.6g、サッカリンナトリウム水和物0.1g、無水リン酸水素二ナトリウム0.2g、クエン酸水和物0.03g、及びパラオキシ安息香酸プロピル0.015gを粉末混合し、精製水20.055g、グリセリン4gを加え、80℃に加温しながら溶解した。ここにイソソルビド50gを投入し、秤量容器を精製水5gにて洗い込み、80℃にて約1時間加温溶解した。調製した薬液をラミネートフィルムによる棒形の袋状容器(図2A参照)に20gずつ充填して室温にて冷却した。
また、ゲル化剤を変えて、表1の処方に従って比較例1〜3の容器入りゼリー製剤を作製した。すなわち、表1の精製水以外の処方成分を粉末混合し、精製水を加えた後90℃に加温しながら溶解した。調製した薬液をラミネートフィルムによる棒形の袋状容器に20gずつ充填して室温にて冷却した。
Figure 2010150400
(2)味及び食感に関するゼリー製剤の官能評価
3名の被験者により、実施例1、比較例1、比較例2及び比較例3の容器入りイソソルビド含有ゼリー製剤の官能評価を行った。具体的には、各被験者が各容器入りゼリー製剤からゼリー製剤を取り出し、少量を口に含み、数回咀嚼したときの味及び食感・口当たり(舌触り、弾力性、歯ごたえ)について、それぞれ5段階で評価した。
味に関する結果を表2に、食感に関する結果を表3〜5に示す。カラギーナンを用いた実施例1のゼリー製剤では、イソソルビド特有の苦みがマスクされ、かつ食感に優れるという結果となった。また、実施例1のゼリー製剤は、滑らかに容器から滑り出して簡便に取り出すことができた。比較例1はゼリーの粘り気により、容器の壁との摩擦により滑りにくく出にくかった。比較例2はゼリーに弾力性が低いため、崩れやすかった。比較例3は、柔らかい物性で、特に崩れやすい物性であった。
Figure 2010150400
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Figure 2010150400
Figure 2010150400
<2> ゲル化剤の異なるゼリー製剤の溶出性評価
表6の処方に従って、カラギーナンを含有する本発明のゼリー製剤(実施例2)及びジェランガムを含有するゼリー製剤(比較例4)を実施例1と同様に作製した。
Figure 2010150400
棒形の袋状容器に20gずつ充填したゼリー製剤を、室温にて一晩放置冷却し容器から取り出したものを用いて、溶出試験を行った。方法を以下に記す。
試験方法:日局溶出試験法 第二法(パドル法)
試験液:精製水
温度:37℃
パドル回転数:50rpm
サンプリングポイント:5、13、20、30、45、60分の各時点(ゼリーが完全に溶解したことが肉眼で確認できた場合は、その次の時点にて終了とした。また、60分時点で全て溶解しなかった場合は、引き続き試験を続行した)。
サンプリング量: 10 mL
旋光度測定法により、層長100mm、20℃における旋光度を測定し、サンプル中のイソソルビド含有量を求めて、溶出率を算出した。結果を図1に示す(3ベッセルの平均値)。
実施例2のゼリー製剤は、20gすべてが約20分で外観上完全に溶解したため、30分時点のサンプリングで終了した。しかし、比較例4のゼリー製剤は180分時点でもゼリー形状が維持し、6.5時間時点まで試験を続行しても完全には溶解しなかった。
また、実施例2のゼリー製剤の溶出率の立ち上がりは大きく、比較例4に比して極めて速やかにイソソルビドが溶出した。このことは、速効性を期待する医薬品のゼリー製剤にはカラギーナンの適用が特に適していることを示す。
また別途、実施例2の容器入りゼリー製剤からゼリー製剤を取り出し、少量を口に含んだところ、イソソルビド自体の苦味はなく、絶妙なチョコレート風味がし、大変味の良いゼリー製剤であることが分かった。
<3> 異なるカラギーナン配合量のゼリー製剤の性状評価
表7の処方に従って、本発明のゼリー製剤(実施例3〜12)及び比較例5〜11を実施例1と同様に作製した。ただし、調製した薬液は、直径40mmのガラス製円柱状の容器に高さ15mmとなるように入れ、約20℃の恒温槽中で固化させた。
作製したゼリー製剤を、20℃の恒温槽中に約24時間置いてコンディショニングしたのち、破断強度を測定した。測定装置はレオメーター(CR500D;サン科学)を用いた。測定温度は20℃で行い、直径20mmの樹脂製円柱形のプランジャーを用い、圧縮速度30mm/分で検体を10mm圧縮したときの変位−応力曲線を記録した(n=5)。破断強度(g/cm2)は、変位−応力曲線のピーク荷重値(g)をプランジャー断面積で除し、単位面積当たりの数値として算出した。
また、調製した薬液及び固化後の製剤を、肉眼で観察し及び手で触って、物理的性状の評価も行った。
Figure 2010150400
グリセリンの含有量を固定してカラギーナン量を変えると、グリセリンが4〜8質量%の範囲では、カラギーナン濃度を上げると破断強度が上がり、カラギーナン0.8質量%付近で破断強度がピークとなり、さらにカラギーナン濃度を上げると破断強度が下がる。破断強度が50〜300g/cm2であり、固化前のゼリー液の性状が「0〜+」であり、及び固化後の製剤の性状がそれぞれ「0」である場合、良好な物理的性状を有するゼリー製剤であるといえる。
産業上の利用の可能性
本発明により提供される、食感が良く、薬剤の味が和らげられた、かつ薬物溶出性の高いイソソルビド含有ゼリー製剤は、高齢者等の患者におけるイソソルビド服用に対する抵抗感を改善できるため、産業上非常に有用である。
:袋状容器入りイソソルビド含有ゼリー製剤
2:袋状容器
3:イソソルビド含有ゼリー製剤
4:胴部
5a〜c:ヒートシール部
6:ノッチ
7:気体

Claims (6)

  1. イソソルビド65〜75質量%と、カラギーナン0.4〜0.8質量%とを含有し、前記カラギーナンがι(イオタ)カラギーナン及びκ(カッパ)カラギーナンで構成されることを特徴とする、イソソルビド含有ゼリー製剤。
  2. 前記ιカラギーナン及び前記κカラギーナンの含有質量比が2:1〜1:2であることを特徴とする、請求項1に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
  3. さらに、グリセリンを1〜10質量%含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
  4. 前記カラギーナン以外のゲル化剤及び増粘剤の含有量が0.01質量%以下であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
  5. さらに、サッカリンナトリウムを0.01〜0.5質量%、カラメルを0.01〜0.5質量%及びチョコレートフレーバーを0.01〜0.5質量%含有することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤。
  6. プラスチック製の容器、及びこれに封入された請求項1〜5の何れか一項に記載のイソソルビド含有ゼリー製剤を含む、容器入りゼリー製剤。
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