JPWO2010050488A1 - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents
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Abstract
試料表面のパターン形状の良否を短時間で判別することができる欠陥検査装置及び検査方法を提供する。繰り返しパターンが形成された基板(ウェハ10)の欠陥を検査する欠陥検査装置20は、対物レンズ9を含み、この対物レンズ9を介してウェハ10に形成された繰り返しパターンに光源1からの光を照射する照明光学系21と、繰り返しパターンに起因して生じた複数次数の回折光による、対物レンズ9の瞳面の像を検出する検出光学系22と、得られた瞳像からウェハ10の繰り返しパターンの欠陥を検出する検出部23と、を有する。
Description
本発明は、欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
従来、半導体回路素子や液晶表示素子の製造工程では、半導体ウェハや液晶基板(以下「試料」という)の表面のレジスト層に形成されたパターンの欠陥の検査が行われている。例えば、光源からの光の偏光の状態と光学像を形成する0次と高次の回折光の強度を調整して、試料表面の画像を比較する検査方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような検査には、Critical Dimension SEM(測長走査型電子顕微鏡であって、以下、「CD−SEM」という)が使用される。
しかしながら、このCD−SEMを用いた検査方法では、レジストのダメージの問題や、スループットの観点から、ウェハ全面を検査するには不向きであるという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、試料表面に形成されたレジストのパターンやエッチング後のパターン(検査パターン)に関わらず、試料表面のパターン形状の良否を短時間で判別することができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本願発明に係る欠陥検査装置は、繰り返しパターンが形成された基板の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、対物レンズを含み、この対物レンズを介して基板に形成された繰り返しパターンに光源からの光を照射する照明光学系と、繰り返しパターンに起因して生じた複数次数の回折光による、対物レンズの瞳面の像を検出する検出光学系と、得られた瞳像から基板の繰り返しパターンの欠陥を検出する検出部と、を有することを特徴とする。
このような欠陥検査装置において、検出部は、瞳面の像の輝度値を求め、当該輝度値により基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査装置は、良品試料による瞳面の像の輝度値を予め計測して基準値として記憶する記憶部を有し、検出部は、記憶部から基準値を読み出し、当該基準値と、瞳面の像から求められた輝度値と、を比較して、基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、検出部は、瞳面の像から、輝度値を求めるための最適位置を決定し、当該最適位置における輝度値により基板の繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、最適位置は、複数次数の回折光による瞳像のうちのいずれかの次数の回折光による瞳像領域であり、いずれかの次数の回折光による瞳像領域は、基準となる測定手段による、良否の程度が異なる繰り返しパターンが複数形成された評価用基板の測定値と、評価用基板による複数次数の回折光による瞳像の輝度値との相関を次数ごとに求め、当該相関が高い次数の回折光による瞳像領域を決定することが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、照明光学系は、基板に形成された繰り返しパターンに照射される光源からの光の波長域を選択する波長選択部を有することが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、照明光学系は、基板に形成された繰り返しパターンに照射される光源からの光を所定の直線偏光状態に揃える偏光子を有することが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、照明光学系は、瞳面と共役な位置に開口絞りを有し、この開口絞りの開口部は、照明光学系の光軸と直交する面内で位置及び開口径を変化させることができるように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査装置において、照明光学系は、瞳面と共役な位置に開口絞りを有し、この開口絞りの開口部の、照明光学系の光軸と開口部とを結ぶ直線方向の長さをRaとし、開口絞り及び対物レンズの瞳間の結像倍率をβとし、基板に形成された繰り返しパターンに照射される光の波長をλとし、繰り返しパターンの周期をPとし、対物レンズの焦点距離をfとしたとき、次式
Ra ≦ |β|×f×λ/P
の条件を満足するように構成されることが好ましい。
Ra ≦ |β|×f×λ/P
の条件を満足するように構成されることが好ましい。
また、本発明に係る欠陥検査方法は、繰り返しパターンが形成された基板の欠陥を検査する方法であって、対物レンズを介して基板に形成された繰り返しパターンに光源からの光を照射する照明工程と、繰り返しパターンに起因して生じた複数次数の回折光による、対物レンズの瞳面の像を検出する撮像工程と、得られた瞳像から基板の繰り返しパターンの欠陥を検出する検出工程と、を有することを特徴とする。
このような欠陥検査方法において、検出工程は、瞳面の像の輝度値を求め、当該輝度値により基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査方法において、検出工程は、良品試料による瞳面の像の輝度値を基準値として予め計測しておき、当該基準値と、撮像工程で得られた瞳面の像から求められた輝度値と、を比較して、基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査方法において、検出工程は、撮像工程で得られた瞳面の像から、輝度値を求めるための最適位置を決定し、当該最適位置における輝度値により基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成されることが好ましい。
また、このような欠陥検査方法において、最適位置は、複数次数の回折光による瞳像のうちのいずれかの次数の回折光による瞳像領域であり、いずれかの次数の回折光による瞳像領域は、基準となる測定手段による、良否の程度が異なる繰り返しパターンが複数形成された評価用基板の測定値と、評価用基板による複数次数の回折光による瞳像の輝度値との相関を次数ごとに求め、当該相関が高い次数の回折光による瞳像領域を決定することが好ましい。
本発明に係る欠陥検査装置及び欠陥検査方法によれば、試料表面のレジストパターンやエッチング後のパターンに関わらず、この試料表面のパターン形状の良否を短時間で判別することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例である欠陥検査装置20の概要を示す図であり、光軸を通る面内での断面模式図として表している。
欠陥検査装置20は、光源1と、ステージ11上に載置された試料であるウェハ(基板)10に光源1から放射された照明光を、対物レンズ9を介して照射する照明光学系21と、ウェハ10で反射された光を集光する検出光学系22と、この検出光学系22で集光された像のうち、対物レンズ9の瞳像を検出する第1撮像素子17と、ウェハ10の像を検出する第2撮像素子18と、第1撮像素子17で撮像された瞳像からウェハ10の欠陥を検出する検出部23と、を有して構成される。
照明光学系21は、光源1側から順に、コンデンサーレンズ2、干渉フィルタを含む照度均一化ユニット3、開口絞り4、第1視野絞り5、リレーレンズ6、偏光子7、ハーフミラー8、及び、対物レンズ9を有し、光軸上にこの順で並んで配置されている。ここで、この照明光学系21において、光源1から放射された照明光は、ハーフミラー8で反射された後、対物レンズ9を介してウェハ10に導かれるように構成されている。また、この照明光学系21の光軸は、検出光学系22の光軸と略一致するように配置され、ウェハ10を同軸落射照明するように構成されている。また、ステージ11は、この同軸落射照明の光軸をz軸として、z軸に垂直な面内においてこのz軸を通りそれぞれ直交する軸をx軸,y軸とすると、x軸、y軸、z軸方向に移動可能で、かつ、z軸の回りに回転可能に構成されている。
一方、検出光学系22は、ハーフミラー8及び対物レンズ9を照明光学系21と共用し、ウェハ10側から順に、対物レンズ9、ハーフミラー8、検光子12、第1結像レンズ13、ハーフプリズム14、第2結像レンズ15、及び、第2視野絞り16を有し、光軸上にこの順で並んで配置されている。ここで、ウェハ10で反射された光は、ハーフミラー8を透過して第1及び第2撮像素子17,18に導かれるように構成されている。また、第1撮像素子17はハーフプリズム14を透過した光を検出する位置に配置されており、第2撮像素子18はハーフプリズム14で反射された光を検出する位置に配置されている。この検出光学系22において、第1撮像素子17は、対物レンズ9の瞳面の像を検出する位置、すなわち、対物レンズ9の瞳面と共役な位置に配置されており、また、第2撮像素子18は、ウェハ10の像を検出する位置、すなわち、ウェハ10の表面と共役な位置に配置されている。また、第2視野絞り16は、ウェハ10の表面と共役な位置に配置されている。そして、第1撮像素子17側に配置された着脱可能な照明部(不図示)によって、第2視野絞り16を照明することで、ウェハ10から反射してくる第2視野絞り16の像を、第2撮像素子18で撮像することで、第1撮像素子17で検出するウェハ10上の領域を、第2撮像素子18の撮像位置に換算する。この第1及び第2撮像素子17,18で検出された対物レンズ9の瞳面の像およびウェハ10の像は、それぞれ検出部23を介して、モニター19で観察できる。従って、第2撮像素子18により検出した像をモニター19を介して観察すると、ウェハ10上のどの位置に照明光が照射されているかを確認することができる。
なお、照明光学系21に配置された偏光子7及び検出光学系22に配置された検光子12はそれぞれ、この欠陥検査装置20に着脱可能に構成されており、観察対象(ウェハ10)の状態に応じて光軸上に挿抜することができる。以降の説明では、偏光子7及び検光子12は抜き出した状態で使用する。
また、開口絞り4、及び第1視野絞り5の開口部については、それぞれ、その大きさ(特に、光軸とこの開口部とを結ぶ直線方向の径の大きさ)及び光軸に直交する面内での位置を変化させることができる構造となっている。そのため、開口絞り4の開口部の位置を変化させると、ウェハ10に照射される照明光の入射角が変化し、また、第1視野絞り5の開口部の大きさ及び位置を変化させると、ウェハ10の表面に照射される照明領域の大きさ(照明の範囲)と位置を変化させることができる。開口絞り4の開口部の大きさを変化させると、瞳面における回折像の大きさを変化させることができる。
このような構成の欠陥検査装置20において、光源1から放射された照明光は、コンデンサーレンズ2で集光され、照度均一化ユニット3で照度が均一化された後、開口絞り4に照射される。そして、開口絞り4の開口部を通過した照明光は、第1視野絞り5を通過してリレーレンズ6でコリメートされ、ハーフミラー8で反射されて対物レンズ9に導かれる。ここで、開口絞り4及び対物レンズ9の瞳面は、第1リレーレンズ6を挟んで、それぞれこの第1リレーレンズ6の焦点距離の略2倍の位置に配置されている。そのため、開口絞り4の開口部の像が対物レンズ9の瞳面上若しくはその近傍に結像され、さらに、対物レンズ9で集光されてウェハ10に照射される。すなわち、開口絞り4と対物レンズ9の瞳面とは共役関係となっている。
そして、対物レンズ9によりウェハ10に照射された照明光は、このウェハ10の表面で反射して再度対物レンズ9で集光される。このとき、ウェハ10で反射された開口絞り4の開口部の像は、対物レンズ9の瞳面(若しくはその近傍)に結像するが、ウェハ10に形成された繰り返しパターン(以降の方法により検査される検査パターン)による回折光も発生して同様に瞳面に結像する。そのため、例えば、開口絞り4に、図2(a)に示すような円形形状の開口部4aが、この開口絞り4の外周部近傍に形成されている場合、図3(a)に示すように、対物レンズ9の瞳面(図3(a)はこの瞳面の像PIを示す)において、開口部4aの回折像40が、回折次数に応じてこの次数の順で並んで結像される。なお、この回折像40が並ぶ方向は、光軸及び開口絞り4で偏斜された照明光の中心線を含む面と,瞳面とが交差する線上である。そして、回折次数が0次の回折像(反射像)は、対物レンズ9の瞳面上において、開口絞り4の開口部4aに対応する位置(及び範囲)に結像され、1次,2次・・n次の回折像は、上述のように並んで結像される(図3(a))。このとき、0次(反射光による像)〜n次のそれぞれの回折像が重ならないようにするために開口絞り4の開口部4aの径の大きさを調整する。例えば、上述のように、開口絞り4に円形の開口部4aが形成されている場合、この開口部4aの開口径(寸法)Raの大きさを変化させ、瞳面に形成された回折像が互いに重ならないように調整する。
具体的には、開口絞り4の開口部4aの開口径(寸法)Raは、以下の式(1)に示す条件を満たすように設定することにより、瞳面において隣接する回折像が重ならないようにすることができる。ここで、βは開口絞り4と対物レンズ9の瞳との間の結像倍率を示し、Pは検査対象であるウェハ10に形成された繰り返し(検査)パターンの周期を示し、λはウェハ10に照射される照明光の波長(検査波長)を示し、fは対物レンズ9の焦点距離を示している。
Ra ≦ |β|×f×λ/P (1)
ここで、照明光の波長(検査波長)を赤(R),緑(G),青(B)の3波長とした場合は、最も短い波長を有する青い光(λ=440nm)において、式(1)を満足するように開口部4aの寸法Raを設定すれば良い。これは、波長が短くなるに従って回折光による像の間隔も狭くなるので、最も短い波長のもので上記条件を満足するように設定すれば、それよりも長い波長の場合でも満足することができるからである。
なお、開口絞り4に形成する開口部の形状は円形に限定されることはなく、例えば、図2(b)に示す開口部4a′のように矩形形状にしても良い。この場合も上述の円形形状の開口部4aと同様に、図3(b)に示すように回折次数に応じた回折像40′が、この次数の順で対物レンズ9の瞳面(瞳像PI)上に並んで結像される。またこのとき、開口部4a′の、光軸とこの開口部4a′とを結ぶ直線方向に延びる辺の長さSbが次に示す式(2)を満足するように調整することにより、瞳面上に並んで結像された回折像40′が重ならないように調整することができる。
Sb ≦ |β|×f×λ/P (2)
また、このような矩形形状の開口部4a′を有する場合、上記寸法Sbで示す辺と直交する方向に延びる辺の寸法Lbは、寸法Sbより、大きく設定されるのが好ましい。これは、このような形状の開口部4a′の像の輝度は、中心から照明光が試料面に入射する方向と直交する方向に徐々に広がって低くなっていくので、回折像の中心部で得られる輝度の高い範囲を確保するためである。なお、以降では、円形の開口部4aを有する開口絞り4を用いた場合について説明する。
この欠陥検査装置20において、ウェハ10の表面に対して照明光が照射される位置は、ステージ11をxy軸方向に移動させて調整し、照明光が照射される角度は、上述のように開口絞り4及び第1視野絞り5の開口部の位置及び大きさを調整し、検査対象であるウェハ10に形成された繰り返しパターン(検査パターン)の周期方向に対して照射される方向(繰り返しパターンに対する照明光の方位角)はステージ11を回転させて調整する。また、対物レンズ9の焦点上にウェハ10の表面を移動させるときは、ステージ11をz軸方向に移動させて調整する。さらに、照明光の波長域は、照度均一化ユニット3の干渉フィルタにより調整する。
欠陥検査装置20を以上のような構成とすると、対物レンズ9の瞳面(若しくはその近傍)に形成される瞳像PIを第1撮像素子17で撮像することにより、ウェハ10の表面で反射して対物レンズ9の瞳面に結像する開口絞り4の開口部4aの複数次数の回折像を検出することができ、検出部23は、複数次数の回折像を用いて、検査対象であるウェハ10に形成された繰り返しパターン(検査パターン)の良否を判定することができる。すなわち、第1撮像素子17により撮像された良品パターンからなるウェハ(以下、良品なパターンを有するウェハを「良品試料」と呼ぶ。)の瞳像を基準像として検出部23に接続された記憶部24に記憶しておき、検出部23によりこの基準像を読み出し、検査対象であるウェハ10の瞳像を検出像として検出し、検出像と基準像とを比較してその違いを検出することにより、検査対象のウェハ10の欠陥を検出する。なお、この検出部23による欠陥の検査方法としては、例えば、基準像と検出像との画素毎の階調値(瞳像における輝度値は、複数段の階調(デジタル量)として検出されるため、以降の説明では「階調値」と呼ぶ)の差を比較し、ある画素においてその差が所定の閾値を超えたときに欠陥があると判定するようにしても良い。このように、ウェハ10の良否判定は、このウェハ10による対物レンズ9の瞳面の像の輝度値(階調値)を求め、予め計測され記憶された良品試料による基準値と比較することにより行われるので、より短時間で計測が可能となる。
なお、比較する画素は、全画素でなくてもよく、以下に説明するように、所定の画素のみを比較の対象としても良い。まず、比較対象となる瞳面の像PI(所定の位置CPの瞳像)内の検査対象の画素の位置(これを以降の説明では「最適位置」と呼ぶ)の決定方法について説明する。なお、ここで最適位置は、図4に示すように、瞳像PIを予め所定の大きさを有する複数のエリアP(L,M)(L×M分割のエリア)に分割しておき、そのエリアのいずれに該当するのかを示すものとする。最適位置の決定方法としては、評価用基板である良品範囲から不良品範囲まで線幅が異なった繰り返しパターンが存在するウェハ(例えば、ウェハ内に露光量を変えて露光することにより、良品範囲から不良品範囲まで線幅が異なった繰り返しパターンが存在するウェハであって、以下「テストウェハ」と呼ぶ)を用いて、基準となる測定手段により予めテストウェハの上述の良品範囲から不良品範囲まで線幅が異なった繰り返しパターンを含む所定の位置CPを測定して測定値を取得しておく。そして、本実施の形態で示す欠陥検査装置20により、良品範囲から不良品範囲まで線幅が異なった繰り返しパターンが存在するテストウェハ上の、上記所定の位置CPに対応する位置に照明光を照射して、この所定の位置CPの瞳像を撮像して上記エリア毎に階調値(輝度値)を算出し、上述の測定値と各々の階調値(輝度値)との相関を求めてその相関が最も大きいエリアを最適位置とするものである。なお、ここでは、基準となる測定手段として、CD−SEMを用いた場合について説明する(また、このCD−SEMによる測定値を「CD−SEM値」と呼ぶ)。このときテストウェハのCD−SEM値は、予め測定されて記憶部24に記憶されているものとして説明する。
具体的には、欠陥検査装置20のステージ11上にテストウェハを載置し、このテストウェハ上の所定の位置CP(図4に示すウェハ10上のポイントCP)における瞳像PIのエリア毎に、それぞれの階調値(輝度値)を求め、それぞれのエリア毎に、その階調値と、記憶部24に記憶されたテストウェハのCD−SEM値のうち、上述の所定のポイントCPに対応するCD−SEM値との相関を求める。
例えば、テストウェハ面内の検査ポイントCP(No.1〜No.n)毎に、第1撮像素子17で検出した瞳面の像PIを、例えば、45×45のエリアPに分割して設定する。この瞳面の像PIには、テストウェハからの回折光による像が結像しており、第1撮像素子17は、上述で説明した例えば図3(a)のような回折像(瞳像)40として検出される。そして、この設定したエリアP(0,0)〜P(45,45)内における瞳像PIの階調値(輝度値)とCD−SEM値との相関を求める。図5(a)は、テストウェハ面内の検査ポイントCP(No.1〜No.n)におけるCD−SEM値(SEM)と瞳面(像面PI)上の任意のエリアP(L,M)における階調値(輝度値)の対応テーブル100を示しており、この対応テーブル100は、上述の記憶部24に記憶されている。ここで、検査ポイントカラム100aには、テストウェハ面内で設定された各検査ポイントCP(No.1〜No.n)が設定されている。SEMカラム100bは、各検査ポイントCPにおけるCD−SEM値が記憶されている。さらに、階調値Rカラム100cには、検査波長(照明波長)Rを、階調値Gカラム100dには、検査波長(照明波長)Gを、階調値Bカラム100eには、検査波長(照明波長)Bを設定した場合の各検査ポイントCPにおける瞳面上の任意のエリアP(L,M)における階調値(輝度値)がそれぞれ記憶されている。この結果から、各検査波長(照明波長)を使用した場合の検査ポイントCPにおける瞳面上の任意のエリアP(L,M)の階調値とCD−SEM値との相関係数100f(CR(L,M),CG(L,M),CB(L,M))がそれぞれ求められる。
この相関係数は、各検査ポイントCP(No.1〜No.n)について、そのポイントで得られた瞳像を各エリアP(0,0)〜P(N,N)における各検査波長の相関係数CR(L,M),CG(L,M),CB(L,M)として求められ、記憶部24の相関関数テーブル101に記憶される。この相関関数テーブル101は、図5(b)のようなデータ構造を有しており、瞳像上のエリアカラム101aには、そのポイントCPで得られた瞳像PI上のエリアP(0,0)〜P(N,N)が設定され、そのエリアPでの検査波長Rにおける階調値(輝度値)の相関係数が階調値Rカラム101bに記憶される。同様に、検査波長G,Bにおける階調値G,Bの相関係数がそれぞれ階調値Gカラム101c、階調値Bカラム101eに記憶される。
ここで、各検査波長において、瞳面に結像する回折像の位置が変わるので、瞳像PIをどのように分割するかは、波長毎に調整することが好ましい。以上より、図5(b)のように求めた各波長における相関係数から得られる相関値が最大となる瞳面のエリアP(Xf,Yf)を最適位置として決定する。
次に、相関が最大となる瞳像PIのエリアP(Xf,Yf)における階調値と、CD−SEM値との関係を図6に示すようにグラフ化し、CD−SEMにより測定されたテストウェハのCD−SEM値における許容範囲から、本欠陥検査装置20で測定される瞳像の最適位置における階調値における許容範囲を決定する。なお、図6は、ウェハ10に形成された検査パターンがホールパターンであるときの検査例であり、CD−SEM値と階調値とは2次関数で近似される。
以上のような構成とすると、検査対象のウェハ10をステージ11上に載置して第1撮像素子17で瞳像PIを撮像し、検出部23において、この瞳像PIにおける最適位置の階調値(輝度値)を算出し、上述の許容範囲にあるか否かを検査することにより、許容範囲内にあるときは検査対象のウェハ10に形成された繰り返しパターンが良品であると判定し、許容範囲外にあるときは不良品であるかと判定することができる。
なお、ここで、瞳像PIに形成された回折像40の階調値(強度)が飽和しないように光源1の光量を調整することが好ましい。これは、0次から高次の回折光となるに従い、回折光は弱くなり、それに伴い高次の回折像の階調値(輝度値)は低くなっていくため、例えば、0次の回折光に光源1の光量を合わせると高次の回折光が弱いため回折像の階調値が低すぎて、測定することができなくなってしまい、反対に、高次の回折光に光源1の光量を合わせると、0次の回折光が強く、回折像の階調値(輝度値)は飽和してしまい測定することができなくなってしまうからである。このため、最適位置P(Xf,Yf)に応じて、何次の回折光による回折像を使用して検査を行うかにより、光源1の光量を調整して設定することが好ましい。
このように、第1撮像素子17で撮像された瞳面の画像において、輝度値を求めるのに最適な位置を決定し、その位置における輝度値で欠陥を検出することにより、ウェハ10の欠陥検出を短時間で効率良く行うことができる。この最適位置は、基準となる測定手段、例えば、CD−SEMによる測定で求められたテストウェハの測定値と、第1撮像素子17で撮像したテストウェハの瞳像内の複数のエリアにおける輝度値との相関から相関が高い位置(エリア)となっているので、更に、効率良く欠陥検査が可能であり、良否判定を短時間で行うことができる。
以上の欠陥検査装置20においては、照度均一化ユニット3は、光源1から放射されウェハ10に照射される照明光の波長を選択する干渉フィルタを含んで構成されている場合を示しているが、この干渉フィルタを含まないものとして構成してもよい。また、例えば、第1撮像素子17と第2視野絞り16の間に光路分割素子やカラーフィルターなどを配置、かつ、第1撮像素子17を複数の撮像素子で構成すると、R,G,Bの波長域毎に分けて瞳像を観察することができるようになる。
さらに、上述では、光源1からの光に対し偏光処理を特に行わない場合の欠陥検査について説明したが、ウェハ10に照射される照明光としてS偏光成分の光のみ、または、P偏光成分の光のみを使用して検査を行ってもよい。つまり、着脱可能な偏光子7を有しているので、照明光を直線偏光に揃えることも可能である。図7は、光源1からの光に対し、偏光子7を回転させて、ウェハ10に形成されたパターン10′の周期Pの方向に対してP偏光で入射する場合(入射光LP)を示しており、図8は、偏光子7を回転させて、ウェハ10に形成されたパターン10′の周期Pの方向に対してS偏光で入射する場合(入射光LS)を示している。図7の入射光LPに垂直に交わる両端矢印は直線偏光の振動方向PPを表しており、図8の入射光LSに対し、垂直に交わり奥から手前に向かうように示されていのは、直線偏光の振動方向PSである。このように、各偏光成分の光のみを使って検査を行うと、ウェハ10の表面に形成されているパターン10′の更に下側(下地)の影響(ノイズ)を除去することができる。つまり、偏光成分により、下地の影響によるノイズ成分によって、反射の特性が異なるので、これを利用して、下地の影響を除去するような欠陥検査装置および方法とすることもできる。
本実施例では、基準となる測定手段により測定されたテストウェハの測定値と、第1撮像素子17で撮像されたテストウェハによる対物レンズの瞳面の像内の複数の位置の各々における輝度値との相関を求め、相関が高い対物レンズの瞳面の像内の位置の輝度値を計測に用いているが、照明の入射角と偏光成分をパラメータとし、パターンの寸法形状変化と瞳内の階調変化との相関が最も高くなる最適な瞳内の位置を、予めベクトル解析シミュレーションにより求めておき、本実施形態による第1撮像素子17で撮像したテストウェハの瞳像内の複数のエリアにおける輝度値との相関から相関が高い位置(エリア)を短時間で設定可能であることは言うまでもない。
1 光源 4 開口絞り 4a 開口部 9 対物レンズ
10 ウェハ(基板) 20 欠陥検査装置
22 検出光学系 23 検出部 24 記憶部
10 ウェハ(基板) 20 欠陥検査装置
22 検出光学系 23 検出部 24 記憶部
Claims (14)
- 繰り返しパターンが形成された基板の欠陥を検査する欠陥検査装置であって、
対物レンズを含み、前記対物レンズを介して前記基板に形成された繰り返しパターンに光源からの光を照射する照明光学系と、
前記繰り返しパターンに起因して生じた複数次数の回折光による、前記対物レンズの瞳面の像を検出する検出光学系と、
得られた前記瞳像から前記基板の繰り返しパターンの欠陥を検出する検出部と、
を有することを特徴とする欠陥検査装置。 - 前記検出部は、前記瞳面の像の輝度値を求め、当該輝度値により前記基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項1に記載の欠陥検査装置。
- 良品試料による前記瞳面の像の輝度値を予め計測して基準値として記憶する記憶部を有し、
前記検出部は、前記記憶部から前記基準値を読み出し、当該基準値と、前記瞳面の像から求められた前記輝度値と、を比較して、前記基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項2に記載の欠陥検査装置。 - 前記検出部は、前記瞳面の像から、前記輝度値を求めるための最適位置を決定し、当該最適位置における前記輝度値により前記基板の繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項2に記載の欠陥検査装置。
- 前記最適位置は、前記複数次数の回折光による瞳像のうちのいずれかの次数の回折光による瞳像領域であり、前記いずれかの次数の回折光による瞳像領域は、基準となる測定手段による、良否の程度が異なる繰り返しパターンが複数形成された評価用基板の測定値と、前記評価用基板による前記複数次数の回折光による瞳像の前記輝度値との相関を前記次数ごとに求め、当該相関が高い前記次数の回折光による瞳像領域を決定する請求項4に記載の欠陥検査装置。
- 前記照明光学系は、前記基板に形成された繰り返しパターンに照射される前記光源からの光の波長域を選択する波長選択部を有する請求項1〜5いずれか一項に記載の欠陥検査装置。
- 前記照明光学系は、前記基板に形成された繰り返しパターンに照射される前記光源からの光を所定の直線偏光状態に揃える偏光子を有する請求項1〜6いずれか一項に記載の欠陥検査装置。
- 前記照明光学系は、前記瞳面と共役な位置に開口絞りを有し、
前記開口絞りの開口部は、前記照明光学系の光軸と直交する面内で位置及び開口径を変化させることができるように構成された請求項1〜7いずれか一項に記載の欠陥検査装置。 - 前記照明光学系は、前記瞳面と共役な位置に開口絞りを有し、
前記開口絞りの開口部の、前記照明光学系の光軸と前記開口部とを結ぶ直線方向の長さをRaとし、前記開口絞り及び前記対物レンズの前記瞳間の結像倍率をβとし、前記基板に形成された繰り返しパターンに照射される前記光の波長をλとし、前記繰り返しパターンの周期をPとし、前記対物レンズの焦点距離をfとしたとき、次式
Ra ≦ |β|×f×λ/P
の条件を満足するように構成された請求項1〜8いずれか一項に記載の欠陥検査装置。 - 繰り返しパターンが形成された基板の欠陥を検査する欠陥検査方法であって、
対物レンズを介して前記基板に形成された繰り返しパターンに光源からの光を照射する照明工程と、
前記繰り返しパターンに起因して生じた複数次数の回折光による、前記対物レンズの瞳面の像を検出する撮像工程と、
得られた前記瞳像から前記基板の繰り返しパターンの欠陥を検出する検出工程と、
を有することを特徴とする欠陥検査方法。 - 前記検出工程は、前記瞳面の像の輝度値を求め、当該輝度値により前記基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項10に記載の欠陥検査方法。
- 前記検出工程は、良品試料による前記瞳面の像の輝度値を基準値として予め計測しておき、当該基準値と、前記撮像工程で得られた前記瞳面の像から求められた前記輝度値と、を比較して、前記基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項11に記載の欠陥検査方法。
- 前記検出工程は、前記撮像工程で得られた前記瞳面の像から、前記輝度値を求めるための最適位置を決定し、当該最適位置における前記輝度値により前記基板に形成された繰り返しパターンの欠陥を検出するように構成された請求項11に記載の欠陥検査方法。
- 前記最適位置は、前記複数次数の回折光による瞳像のうちのいずれかの次数の回折光による瞳像領域であり、前記いずれかの次数の回折光による瞳像領域は、基準となる測定手段による、良否の程度が異なる繰り返しパターンが複数形成された評価用基板の測定値と、前記評価用基板による前記複数次数の回折光による瞳像の前記輝度値との相関を前記次数ごとに求め、当該相関が高い前記次数の回折光による瞳像領域を決定する請求項13に記載の欠陥検査方法。
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