JPWO2009113657A1 - 発振器 - Google Patents
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Abstract
Description
図16は、一般的な水晶発振器の構成を示す図である。同図を参照すると、水晶発振器は、水晶振動子SSと、それを発振させるための発振回路部CCとから構成されている。発振回路部CCは、水晶振動子SSに並列に接続された増幅器A及び抵抗Rと、増幅器Aの入力側とグランドとの間に接続された負荷容量素子Ca(容量値CCa)と、増幅器Aの出力側とグランドとの間に接続された負荷容量素子Cb(容量値CCb)とを有している。抵抗Rは、帰還抵抗とも呼ばれ、入力と出力のDC動作点を定めるためのものである。
図16の構成を等価回路で表すと、図17のようになる。同図において、水晶振動子側SSSは、水晶直列等価容量成分C1(容量値CC1)、水晶直列等価抵抗成分R1(抵抗値RR1)および水晶直列等価誘導性成分L1(リアクタンス値LL1)と、水晶端子間容量C0(容量値CC0)とが並列接続された構成である。一方、発振回路部側CCSは、抵抗成分Rn(抵抗値RRn)と容量成分CL(容量値CCL)とが直列接続された構成である。抵抗成分Rnはマイナスの値となる負性抵抗成分であり、この負性抵抗成分Rnの抵抗値RRnで抵抗成分R1の抵抗値RR1を打消すことにより、周知のLC発振器を構成することができる。
CCL=(CCa×CCb)/(CCa+CCb) …(1)
式(1)によれば、負荷容量素子Caの容量値CCaが小さく、かつ、負荷容量素子Cbの容量値CCbが小さい場合、発振器等価容量成分CLの容量値CCLが小さくなる。
P=RR1×(CCL+CC0)2×(2πf)2×Vxtal2[W] …(2)
式(2)によると、励振レベルPは、周波数fの2乗に比例する。このため、高周波帯域の水晶振動子を用いた場合には、励振レベルPが大きな値になってしまう。さらに、回路の発振の余裕を示す負性抵抗Rnの抵抗値RRnは式(3)のようになる。
RRn= −gm/{CCa×CCb×(2πf)2} …(3)
電圧制御水晶発振器は、例えば、図18のように構成される。同図においては、負荷容量素子Caおよび負荷容量素子Cbを共に可変容量素子とする。そして、制御電圧によって可変容量素子の容量を制御すれば、周知の電圧制御発振器を構成することができる。すなわち、周波数を下げる場合には容量を増加させ、周波数を上げる場合には容量を減少させる。なお、同図において、負荷容量素子Ca、負荷容量素子Cbには、それぞれ並列に、寄生容量が付加されている(同図中の破線部分)。
f=1/2π{LL1×CC1×(CC0+CCL)/(CC0+CC1+CCL)}1/2…(4)
わかりやすくする為、発振周波数fを比率で表した量をfLと表すと、式(5)のようになる。
fL=(f−fs)/fs …(5)
ここで、式(5)において、周波数fsは水晶振動子SSの直列共振周波数であり、fs=1/2π(LL1×CC1)1/2と表せる。
fL = 〔1/2π{LL1・CC1・(CC0+CCL)/(CC0+CC1+CCL)}1/2 − 1/2π(LL1・CC1)1/2〕/{1/2π(LL1・CC1)}
= {CC1/(CC0+CCL)+1}1/2−1
ここで、多くの場合、CC1<<(CC0+CCL)であるため、
≒1/2・{CC1/(CC0+CCL)} …(6)
ここで、周波数可変範囲について、寄生容量などの可変容量以外の容量が大きいときと小さいときを比べてみる。
同図を参照すると、発振器等価容量成分CLの可変容量以外の容量について、その値が小さい場合は式(1)により容量値CCLも小さいので周波数可変範囲が同図中のΔfL1となり、その値が大きい場合は式(1)により容量値CCLも大きいので周波数可変範囲が同図中のΔfL2、となる。つまり、発振器等価容量成分CLの容量値CCLの可変幅ΔCCLが同じであっても、可変容量以外の容量の値の小さい方が、周波数可変範囲が大となる。このため、可変容量以外の容量の値が大であると、周波数可変範囲を広くすることが難しい。
上記のような高周波における、水晶振動子の励振レベルPと周波数可変範囲の問題を解決するための構成が開示されている(例えば、特開2001−308641号公報を参照。)。この構成について図21を参照して説明する。
同図の回路構成では、クランプダイオードとして接続されたダイオードD1の順方向降下電圧によって水晶電圧振幅Vxtalが決まるので、水晶電圧振幅Vxtalを低減させることができる。ここで、ダイオードD1の順方向降下電圧をVfとすると、式(7)のようになる。
Vxtal=(1/√2)×Vf …(7)
式(2)及び式(7)を参照すると、水晶振動子の励振レベルPを低減させることができる。なお、ダイオードD1の順方向降下電圧Vfは、例えば0.8[V]である。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は高周波の水晶振動子を使った発振器において、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、周波数可変範囲を広くすることができる発振器を提供することである。
前記負荷回路は、少なくとも1つの能動素子を含んでいてもよい。少なくとも1つの能動素子を含んでいる場合でも、振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
前記負荷回路は、前記振動子の少なくとも1つの端子に接続される。振動子の少なくとも1つの端子に負荷回路を接続すれば、電圧変化を規制することができ、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させることができる。
前記負荷回路は、
エミッタが前記振動子の端子に接続され、コレクタに第1の所定電圧が供給されるNPNバイポーラトランジスタと、
第2の所定電圧が一端に供給され、他端が前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗成分と、
前記NPNバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
コレクタが前記振動子の端子に接続され、エミッタに第3の所定電圧が供給されるNPNバイポーラトランジスタと、
前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタとベースとの間に設けられた抵抗成分と、
前記NPNバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
エミッタが前記振動子に接続され、コレクタに第1の所定電圧が供給されるPNPバイポーラトランジスタと、
第2の所定電圧が一端に供給され、他端が前記PNPバイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗成分と、
前記PNPバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有していてもよい。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
コレクタが前記振動子に接続され、エミッタに第3の電圧が供給されるPNPバイポーラトランジスタと、
前記PNPバイポーラトランジスタのコレクタとベースとの間に設けられた抵抗成分と、
前記PNPバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有していてもよい。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
ドレインが前記振動子に接続され、ソースに第4の所定電圧が供給されるMOSトランジスタと、
前記MOSトランジスタのドレインとゲートとの間に設けられた抵抗成分と、
前記MOSトランジスタのソースとゲートとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする。前記MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであってもよい。また、前記MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであってもよい。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
ソースが前記振動子に接続され、ドレインに第5の所定電圧が供給されるMOSトランジスタと、
第6の所定電圧が一端に供給され、他端が前記MOSトランジスタのゲートに接続された抵抗成分と、
前記MOSトランジスタのソースとゲートとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする。前記MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであってもよい。また、前記MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであってもよい。この負荷回路を用いることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる。
前記負荷回路として、上述した負荷回路を2つ組み合わせて設けてもよい。2つの負荷回路を組み合わせて設けることにより、電圧変化の上限および下限を規制し、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態による発振器の構成を示す回路図である。同図において、本実施形態による発振器は、水晶振動子SSおよびそれを発振させるための発振回路部CCからなる発振器の負荷回路として、リミッタ回路LM1が接続された構成になっている。
ここで、図1におけるリミッタ回路LM1に着眼すると、水晶振動子の片方の端子から、発振に起因する電流がリミッタ回路LM1を通り、電圧源(電圧値VH)を介して再び水晶振動子の反対側の片方の端子に戻るかたちになっているので、リミッタ回路LM1は水晶振動子の負荷である。
ここで、増幅器の入力端子の電圧Vaは出力端子の電圧Vbのおよそ逆位相で同じレベルの電圧になっているため、水晶電圧振幅Vxtalは、式(8)のようになる。
Vxtal=(1/√2)×(VT+VH) …(8)
したがって、電圧源の電圧値VHを調整することによって、水晶電圧振幅Vxtalを調整することができる。つまり、N型MOSトランジスタ1のソース端子Sに供給される電圧値VHを調整すれば、水晶電圧振幅Vxtalを抑制することができる。
LLx=(gmx・RRx−1)・CCx/{gmx2+(2πf)2・CCx 2} …(9)
である。このインダクタンスLxの値LLxと負荷容量素子Cbの容量値CCbとの並列回路を容量Cb'とする。
ここで、インダクタンスLLxと角周波数2πfとの積であるリアクタンス2πfLLx値が正であるとき、インダクタンスLxはコイルと等価に見える。すなわち、リミッタ回路LM1がもつリアクタンスが誘導性となる。式(9)において、リミッタ回路LM1がもつリアクタンスを誘導性にするための条件は、RRX>(1/gmx)である。
なお、同図(c)において、負荷容量素子Cb'の容量値CCb'は、
CCb'=CCb−{1/LLx(2πf)2} …(10)
である。つまり、負荷容量素子Cbに対して並列にインダクタンスLxが挿入された形となるため、実質的に、負荷容量素子Cbの容量値CCbよりも少ない値の容量値CCb'に見えることになる。
CCL'=(CCa×CCb')/(CCa+CCb') …(11)
である。このため、小さな容量値の発振器等価容量成分CL'を得ることができる。
また、水晶振動子の励振レベルPは、式(12)のようになる。
P=RR1×(CCL'+CC0)2×(2πf)2×Vxtal'2[W] …(12)
よって、図1の回路構成によれば、水晶電圧振幅Vxtalの抑制と、発振器等価容量成分CLの低減とを行うことができるため、励振レベルPを抑制することができる。
さらに、発振器等価容量成分CLが低減されるため、周波数可変範囲は、図6のようになる。
同図を参照すると、リミッタ回路が付加されていない場合の回路構成においては、同図中の範囲6Aで発振器等価容量成分が変化し、周波数可変範囲はΔfL1の範囲となる。一方、図1のようにリミッタ回路LM1が付加されている場合の回路構成においては、同図中の範囲6Bで発振器等価容量成分CL'の容量値CCL'が変化し、周波数可変範囲はΔfL2の範囲となり、容量値CCL'の可変幅ΔCCL'が同じであっても、ΔfL1の範囲よりも広くなる。したがって、リミッタ回路LM1が付加されることにより、周波数可変範囲を広げることができる。
よって、本実施形態によれば、高周波の水晶発振子SSを使った発振器において、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、周波数可変範囲を広くすることができる。
図7は、本発明の第2の実施形態による発振器の構成を示す回路図である。上述した第1の実施形態は上方向のリミッタ回路(つまり、増幅器Aの出力端子に接続した時に、その出力端子における電圧変化の上限を規制する回路)を付加した構成であるのに対し、本実施形態では下方向のリミッタ回路(つまり、増幅器Aの出力端子に接続した時に、その出力端子における電圧変化の下限を規制する回路)を更に付加した構成を採用している。
Vxtal=(1/√2)×{(VH+VT)−(VL−VT)} …(13)
ここで、電圧値VLおよび電圧値VHは任意に設定することができ、後者は零ボルトでもよい。よって、N型MOSトランジスタ1のソース端子Sに供給される電圧値VH、抵抗素子Rx2を介してN型MOSトランジスタ2のゲート端子Gに供給される電圧値VLを調節することにより、水晶電圧振幅Vxtalのさらなる低減が可能になる。
尚、上述した第2の実施形態は上方向のリミッタ回路LM1、および、下方向のリミッタ回路LM2を付加した構成であるのに対し、電圧Vbの下限のみをクリップする場合は、下方向のリミッタ回路LM2のみを設けた構成を採用してもよい。このとき、水晶電圧振幅Vxtalは、式(14)のようになる。
Vxtal=(1/√2)×(VL−VT) …(14)
ここで、同図(d)において、NPN型バイポーラトランジスタのベースは抵抗素子Rxを介して電圧源(電圧値VH)に接続され、コレクタは正電源に接続されているが、コレクタを正電源に接続する代わりに電圧源(電圧値VH)に接続してもよい。
同様に、同図(b)において、P型MOSトランジスタのゲートは抵抗素子Rxを介して電圧源(電圧値VH)に接続され、ドレインは接地されているが、ドレインを接地する代わりに電圧源(電圧値VH)に接続してもよい。
同様に、図7において、リミッタ回路LM2のN型MOSトランジスタ2のゲートは抵抗素子Rx2を介して電圧源(電圧値VL)に接続され、ドレインは正電源に接続されているが、ドレインを正電源に接続する代わりに電圧源(電圧値VL)に接続してもよい。
ところで、リミッタ回路を水晶振動子の端子間に配置することもできる。例えば、図10のように、上方向のリミッタ回路として、差動リミッタ回路L3を水晶振動子SSの端子間に接続してもよい。ただし、N型MOSトランジスタ1のドレイン端子の電位は、電流源Isによってソース端子よりも高くなるように直流バイアスする必要がある。発振中の電圧VaおよびVbの関係は、電圧Vaが上昇しようとすると電圧Vbが下降し、逆にVaが下降しようとすると電圧Vbが上昇しようとする動作を繰返すようになっている。電圧Vaが下降し、電圧Vbが上昇しようとするときに、電圧Vb−VaがN型MOSトランジスタの閾値電圧値VTを超えると、トランジスタに電流が流れるため、電圧Va−Vbは閾値電圧値VTなる電圧で制限されるので、リミッタ回路LM3が設けられていない場合に比べ、水晶電圧振幅Vxtalを小さくすることができる。
さらに、同図(b)のように、2つの差動リミッタ回路L3、L4を設けてもよい。ただし、その場合には、直流カット用のキャパシターCcutを設ける必要がある。
この場合、水晶電圧振幅Vxtalは式(15)のようになる。
Vxtal=(1/√2)×2VT …(15)
ところで、以上説明したリミッタ回路は、どの位置に設けてもよい。すなわち、図13のように増幅器Aの入力側の位置、増幅器Aの出力側の位置、のどこに配置した場合でも、水晶電圧振幅Vxtalを抑制する効果が生じる。同図において、「上」は電圧の上限についてのリミッタ回路を示し、「下」は電圧の下限についてのリミッタ回路を示している。
したがって、図14(a)のように、増幅器Aの入力側の電圧の上限についてのリミッタ回路LM5と、増幅器Aの出力側の電圧の上限についてのリミッタ回路LM1とを設けた構成を採用してもよい。
また、同図(b)のように、増幅器Aの入力側の電圧の下限についてのリミッタ回路LM6と、増幅器Aの出力側の電圧の下限についてのリミッタ回路LM2とを設けた構成を採用してもよい。
また、水晶振動子を発振させるための発振回路部と上述したリミッタ回路とを一体に集積化しても良く、同一基板上に集積化しても良い。さらに、水晶振動子も加えて一体に集積化しても良く、同一基板上に集積化しても良い。
(まとめ)
以上説明したように、本発明によれば、誘導性を有し、かつ、発振振幅を制限する回路を、振動子の負荷として、備えることにより、水晶振動子の励振レベルの要求を満足させ、かつ、周波数可変範囲を広くすることができる
A 増幅器
Ca、Cb 負荷容量素子
CC 発振回路部
Ccut キャパシター
CL 発振器等価容量成分
Cx、Cx2 容量素子
D1 ダイオード
Is 電流源
LM1、LM2、LM5、LM6 リミッタ回路
LM3、LM4 差動リミッタ回路
Rx、Rx2 抵抗素子
SS 水晶振動子
Claims (20)
- 振動子を発振させるための発振回路を有する発振器であって、前記振動子の負荷として、誘導性であると同時に発振振幅を制限する負荷回路を備えたことを特徴とする発振器。
- 前記負荷回路は、少なくとも1つの能動素子を含むことを特徴とする請求項1に記載の発振器。
- 前記能動素子はトランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の発振器。
- 前記発振振幅の制限は前記トランジスタの閾値電圧によって実現されることを特徴とする請求項3に記載の発振器。
- 前記負荷回路の出力インピーダンスのリアクタンス成分が正であることを特徴とする請求項1に記載の発振器。
- 前記負荷回路は、前記振動子の少なくとも1つの端子に接続されることを特徴とする請求項1に記載の発振器。
- 前記負荷回路は、前記振動子に並列に接続されることを特徴とする請求項1に記載の発振器。
- 前記負荷回路は、
エミッタが前記振動子の端子に接続され、コレクタに第1の所定電圧が供給されるNPNバイポーラトランジスタと、
第2の所定電圧が一端に供給され、他端が前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗成分と、
前記NPNバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記負荷回路は、
コレクタが前記振動子の端子に接続され、エミッタに第3の所定電圧が供給されるNPNバイポーラトランジスタと、
前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタとベースとの間に設けられた抵抗成分と、
前記NPNバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記負荷回路は、
エミッタが前記振動子に接続され、コレクタに第1の所定電圧が供給されるPNPバイポーラトランジスタと、
第2の所定電圧が一端に供給され、他端が前記PNPバイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗成分と、
前記PNPバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記負荷回路は、
コレクタが前記振動子に接続され、エミッタに第3の電圧が供給されるPNPバイポーラトランジスタと、
前記PNPバイポーラトランジスタのコレクタとベースとの間に設けられた抵抗成分と、
前記PNPバイポーラトランジスタのエミッタとベースとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記負荷回路は、
ドレインが前記振動子に接続され、ソースに第4の所定電圧が供給されるMOSトランジスタと、
前記MOSトランジスタのドレインとゲートとの間に設けられた抵抗成分と、
前記MOSトランジスタのソースとゲートとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項12に記載の発振器。
- 前記MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項12に記載の発振器。
- 前記負荷回路は、
ソースが前記振動子に接続され、ドレインに第5の所定電圧が供給されるMOSトランジスタと、
第6の所定電圧が一端に供給され、他端が前記MOSトランジスタのゲートに接続された抵抗成分と、
前記MOSトランジスタのソースとゲートとの間に設けられた容量成分と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。 - 前記MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項15に記載の発振器。
- 前記MOSトランジスタは、P型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項15に記載の発振器。
- 前記負荷回路として、請求項9の負荷回路および請求項10の負荷回路および請求項13および請求項17のうちの少なくとも1つと、請求項8の負荷回路および請求項11の負荷回路および請求項14および請求項16の負荷回路のうちの少なくとも1つとを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。
- 前記負荷回路として、請求項8の負荷回路と請求項9の負荷回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。
- 前記負荷回路として、請求項10の負荷回路と請求項11の負荷回路とを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発振器。
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