JPWO2009081720A1 - エピタキシャルシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents

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Abstract

フッ化水素ガスにより各ピット内面を含むウェーハ表面のシリコン酸化膜を除去するので、エピタキシャル膜の成長時、成膜成分により各ピットが完全に埋まる。よって、生産性を低下させず、ウェーハ平坦度が高まり、ウェーハ表面のマイクロラフネスが改善される。

Description

この発明はエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法、詳しくはウェーハ平坦度特性およびウェーハ表面特性を改善可能なエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法に関する。
エピタキシャルシリコンウェーハの製造プロセスでは、一般にシリコンウェーハの表面を鏡面研磨し、その後、ウェーハ表面にエピタキシャル膜をエピタキシャル成長(成膜)させている。しかしながら、この方法ではエピタキシャル成長時における成長ガス流の変動という理由により、エピタキシャル成長時のエピタキシャル膜の厚さムラが発生していた。しかも、エピタキシャル成長時のソースガスの裏面回り込みにより、シリコンウェーハの裏面デポジションが発生し、表面粗さの変化(ヘイズ値の上昇)を引き起こしていた。そのため、近年では、エピタキシャル成長後にウェーハ表面を研磨することが検討されている。
しかしながら、この方法を採用した場合であって、エピタキシャル成長されるウェーハに鏡面研磨ウェーハを使用したときには、エピタキシャル成長工程の前後に、1回ずつ鏡面研磨が行われることになる。そのため、エピタキシャルシリコンウェーハの生産性が大きく低下するおそれがあった。
そこで、最近では、中間プロセス段階での成膜、ウェーハ表面の研磨量を考慮し、エッチング後、シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜することが検討されている。これに着目して開発された従来技術として、例えば特許文献1が知られている。
日本国特開2002−043255号公報
ところで、エッチング後のシリコンウェーハの表面には、多数のピット(微細な凹み)が存在する。すなわち、酸エッチングの場合には、ラッピングにより得られたシリコンウェーハの表裏面の平坦度が損なわれ、ウェーハ表面にミリメートルオーダーのうねりと凹凸(ピール)とが発生する。また、アルカリエッチングの場合には、局所的に深さが数μmで、大きさが数〜数十μm程度のピット(ファセット)が発生する。しかも、エッチング後のシリコンウェーハの表面には、厚さ5nm程度の自然酸化膜も形成される。もちろん、自然酸化膜は各ピットの内面にも形成される。そのため、自然酸化膜の除去時、HF溶液をシリコンウェーハの表面に接触させても、HF溶液がピットの中まで流れ込みにくく、ピット内面の酸化膜を十分に除去することができなかった。
このような状態で、シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜すれば、ピット内のシリコン酸化膜の影響により、ピットの内面に対するシリコンのエピタキシャル成長が理想的に進行しない。そのため、前記凹みの程度は抑えられるが、成膜後もピット(凹み欠陥)が残るおそれがある。その結果、エピタキシャル成長後、再びシリコンウェーハの表面を鏡面研磨しても、ウェーハ表面にピット状の欠陥が残存するおそれがあった。
そこで、発明者は、鋭意研究の結果、フッ化水素溶液(HF溶液)より流動性が高いフッ化水素ガスに着目した。すなわち、エッチング後からエピタキシャル膜を成膜するまでの間に、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる(気相HF処理)。これにより、ピット内面の自然酸化膜を適切に除去することができ、その結果、エピタキシャル成長時、ソースガスの成分によりピットを適切に埋め込められることを知見し、この発明を完成させた。
そこで、この発明は、ウェーハの表面研磨工程数の増加に伴った生産性の低下を発生させることなく、ウェーハ平坦度を高めることができ、しかもウェーハ表面のマイクロラフネス(表面粗さ)を改善することができるエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、スライスされたシリコンウェーハの外周面を面取りする面取り工程と、該面取り工程後、前記シリコンウェーハの表裏両面にラッピングまたは研削を施し、該シリコンウェーハの表裏面の平坦度を高める平坦化工程と、該平坦化工程後、前記シリコンウェーハをエッチングするエッチング工程と、該エッチング工程後、前記シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる気相HF処理工程と、該気相HF処理工程後、前記シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜をエピタキシャル成長させるエピタキシャル成長工程とを備えたエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法である。
請求項1に記載の発明によれば、エッチング後からエピタキシャル膜をエピタキシャル成長させるまでの間に、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる。これにより、各ピット内面のシリコン酸化膜(自然酸化膜)を含むウェーハ表面全体のシリコン酸化膜を除去することができる。
フッ化水素溶液による酸化膜除去では、溶液の表面張力による影響により、微細な凹部へのケミカル成分の浸透が進行しない。そのため、シリコンウェーハの表面に形成されたピットに対する所望処理が完全に実施できない。これに対して、フッ化水素ガスを使用した気相処理では、化学特性上、ピット(微細領域)へのケミカル成分の浸透が容易となる。そのため、ピット内面のシリコン酸化膜の除去という所望の処理を実施することができる。
その結果、エピタキシャル成長時には、シリコンウェーハの表面の平坦な部分のみではなく、各ピットの内面にもソースガスの成分が接触し、ここでもこの成分が良好にエピタキシャル成長される。そのため、各ピットがその成分により適切に埋め込まれる。よって、ウェーハの表面研磨工程数の増加(エピタキシャル成長の前後2回の表面研磨)を伴う従来のエピタキシャルシリコンウェーハ製造法の課題であった生産性の低下を発生させない。しかも、ウェーハ平坦度が高められ、ウェーハ表面のマイクロラフネスを改善することができる。
シリコンウェーハとしては、単結晶シリコンウェーハ、多結晶シリコンウェーハなどを採用することができる。
平坦化工程では、シリコンウェーハの表裏面に対してラッピングを施しても、研削を施してもよい。
エッチング工程では、シリコンウェーハの表面全体に酸エッチングまたはアルカリエッチングが施される。
フッ化水素ガスをシリコンウェーハの表面に接触させる方法は、フッ化水素ガスにより、ウェーハ表面処理が可能な方法であれば任意である。例えば、フッ化水素ガスが充満された密閉容器(チャンバ)にシリコンウェーハを挿入する方法、ノズルなどを使用してシリコンウェーハの表面のみにフッ化水素ガスを吹き付ける方法などを採用することができる。
フッ化水素ガス中のHF濃度は、0.01ppm〜飽和状態である。0.01ppm未満ではシリコン酸化膜の除去効率が低下する。フッ化水素ガス中の好ましいHF濃度は、0.1〜100ppmである。この範囲であれば、ピット内壁に形成された酸化膜を適切に除去し、かつピット内壁に溶解残存物を残存させにくくなる。
フッ化水素ガスによるシリコンウェーハの処理時間は、例えばフッ化水素ガス中のHF濃度などにより異なるものの4分〜1時間程度である。
エピタキシャル膜の素材は、ウェーハと同じシリコン(単結晶シリコン、多結晶シリコン)を採用することができる。または、ウェーハと異なる例えばガリウム・ヒ素などでもよい。
エピタキシャル膜の厚さは、例えばバイポーラデバイス用で数μm〜数10μm、MOSデバイス用では数μm以下である。
エピタキシャル成長工程では、例えば気相エピタキシャル法、液相エピタキシャル法、固相エピタキシャル法の何れかを採用することができる。このうち、気相エピタキシャル法としては、常圧気相エピタキシャル法、減圧気相エピタキシャル法、有機金属気相エピタキシャル法などを採用することができる。
エピタキシャル成長後、エピタキシャル膜の表面を研磨してもよい。この研磨工程としては、エピタキシャルシリコンウェーハの表裏両面を両面研磨装置により同時に研磨する両面研磨を採用することができる。その他、研磨工程としては、エピタキシャル膜が存在するエピタキシャルシリコンウェーハの表面のみの研磨が可能な片面研磨装置による研磨でもよい。また、研磨方法としては、1枚のエピタキシャルシリコンウェーハのみを研磨する枚葉研磨でも、複数枚のエピタキシャルシリコンウェーハを同時に研磨するバッチ式研磨でもよい。
請求項2に記載の発明は、前記気相HF処理工程では、密閉容器に、前記シリコンウェーハとフッ化水素溶液とを非接触状態で収納し、該フッ化水素溶液からフッ化水素を気化させる請求項1に記載のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法である。
請求項2に記載の発明によれば、密閉容器にシリコンウェーハとフッ化水素溶液とを非接触状態で収納、密閉容器を密閉する。この状態でフッ化水素溶液の液面からフッ化水素が気化(蒸発)する。これにより、フッ化水素ガスが密閉容器内に充満し、フッ化水素ガスがシリコンウェーハの表面(各ピットの内面を含む)と接触する。これにより、シリコンウェーハの表面の平坦な部分のみではなく、各ピットの内面にもソースガスの成分を接触させることができる。その結果、各ピット内面でもこの成分が良好にエピタキシャル成長され、その成分により各ピットが完全に埋められる。
フッ化水素ガスは、密閉容器内でフッ化水素溶液から気化するので、そのガス成分により周辺環境を汚染するおそれがない。しかも、設備コストを低く抑えることができる。
密閉容器の素材(特に容器内壁の素材)としては、フッ化水素溶液に対して耐食性を有する素材が好ましい。例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリエチレン(PE)またはポリ塩化ビニル(PVC)などである。また、密閉容器の形状、その密閉構造などは任意である。
フッ化水素溶液(フッ化水素酸)中のフッ化水素の沸点は、19.51℃である。そのため、気相HF処理中の密閉容器は室温で放置してもよい。また、フッ化水素の気化を速めるため、密閉容器に容器内温度を制御する温度制御装置を搭載してもよい。このときの密閉容器内の調整温度は、15℃〜40℃である。15℃未満では、室温放置のときとほとんど変化がない。また、40℃を超えれば水分が蒸発しやすくなり、蒸発した水分がウェーハ表面に水滴として残存し易くなる。
密閉容器の内部空間は、常圧状態、高圧状態、減圧状態の何れでもよい。
シリコンウェーハとフッ化水素溶液とを非接触状態で密閉容器内に収納する方法は任意である。例えば、密閉容器内の中央部または上部でシリコンウェーハを保持し、フッ化水素溶液を密閉容器の底面に貯液する方法を採用することができる。その他、フッ化水素溶液を収納する部分とシリコンウェーハを収納する部分とを分離し、この2つの部分を連結する連結管を介してフッ化水素ガスをシリコンウェーハ収納部分に導入する方法でもよい。密閉容器内でのシリコンウェーハは、縦置状態でも、横置き状態でもよい。
請求項3に記載の発明は、前記気相HF処理工程では、前記シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスをノズルから吹き付ける請求項1に記載のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法である。
請求項3に記載の発明によれば、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスをノズルから吹き付けるので、請求項2のようなシリコンウェーハを収納する大型の密閉容器が不要となる。しかも、ウェーハ表面(ピット内面を含む)のみのシリコン酸化膜の除去が可能となる。
ノズルの使用本数は1本でも、2本以上でもよい。
ノズルは固定式のものでも、移動式(例えばノズルがウェーハ表面上で往復移動)のものでもよい。その他、回転テーブル上でシリコンウェーハを回転させながら、上方配置されたノズル(固定式または移動式)からウェーハ表面にフッ化水素ガスを吹き付けてもよい。
請求項1に記載の発明によれば、エッチング後からエピタキシャル膜をエピタキシャル成長させるまでの間に、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる。これにより、ウェーハ表面に形成された各ピット内面のシリコン酸化膜を含むウェーハ表面全体のシリコン酸化膜を除去することができる。その結果、エピタキシャル成長時には、各ピットの内面にもソースガスの成膜成分が接触し、その成分により各ピットが完全に埋められる。よって、ウェーハの表面研磨工程数の増加に伴った生産性の低下を発生させることなく、ウェーハ平坦度を高めることができる。しかも、ウェーハ表面のマイクロラフネスを改善することができる。これにより、このような高品質なエピタキシャルシリコンウェーハを低コストで製造することができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、密閉容器内でフッ化水素溶液を気化させ、発生したフッ化水素ガスをシリコンウェーハの表面のピット内面に接触させるので、そのガス成分により周辺環境を汚染するおそれがない。しかも、密閉容器を使用するので、設備コストを抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスをノズルから吹き付けるので、請求項2のようなシリコンウェーハを収納する大型の密閉容器が不要となる。しかも、ウェーハ表面(ピット内面を含む)のみのシリコン酸化膜の除去が可能となる。
この発明に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法のフローシートである。 この発明の実施例1に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法における密閉容器を使用した気相HF処理工程を示す密閉容器の縦断面図である。 この発明に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法の気相HF処理工程を示すフローシートである。 この発明に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法のエピタキシャル成長工程を示す気相エピタキシャル成長装置の要部縦断面図である。 この発明に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法の研磨工程で使用されるサンギヤレス構造の両面研磨装置の斜視図である。 この発明に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法の研磨工程で使用されるサンギヤレス構造の両面研磨装置の要部縦断面図である。 この発明の実施例2に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法におけるガス吹き出しノズルを使用した気相HF処理工程を示す回転テーブルの縦断面図である。
符号の説明
10 エピタキシャルシリコンウェーハ、
11 シリコンウェーハ、
12 エピタキシャル膜、
50 密閉容器、
51 フッ化水素溶液、
52 フッ化水素ガス。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
この発明の実施例1に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法を具体的に説明する。ここでは、シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜が成長されたエピタキシャルシリコンウェーハを作製する。シリコンウェーハは、厚さが725μm、直径が200mm、主表面の軸方位が〈100〉のものである。シリコンウェーハはp型ウェーハである。
シリコンウェーハは、以下の工程を順次行って作製される。すなわち、ボロンが所定量ドープされた坩堝内のシリコンの融液から、CZ法によりシリコン単結晶を引き上げる。その後、シリコン単結晶をブロック切断、外周研削後、ワイヤソーにより多数枚のウェーハにスライスする。そして、各ウェーハに対して順次、面取り、ラッピング、エッチング、気相HF処理、エピタキシャル成長、両面研磨、仕上げ研磨、洗浄、LPD評価が行われる。
以下、図1のフローシートを参照して、このエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法を説明する。
まず、CZ法により引き上げられた単結晶シリコンインゴットからスライスされたシリコンウェーハを準備する(S101)。このシリコンウェーハには、ドーパントとしてボロンが、シリコンウェーハの比抵抗が10mΩ・cmになるまで添加されている。
次に、厚さ約850μm、直径200mmにスライスされたシリコンウェーハは、面取り工程で、その周縁部が面取り用の砥石により面取りされる(S102)。これにより、シリコンウェーハの周縁部は、断面が所定の丸みを帯びた形状となる。
続くラッピング工程では、面取りされたシリコンウェーハが、♯1000のラッピング砥粒を含むスラリーを用いて、ラップ盤によりラッピングされる(S103)。
次いで、エッチング工程では、ラップドウェーハを48モル%のKOHのエッチング液(80℃)に10分間浸漬する(S104)。これにより、ラップ加工での歪み、面取り工程での歪みなどを除去する。この場合、通常片面で20μm、両面で40μm程度をエッチングする。
KOHを使用したアルカリエッチングであるため、エッチング後のウェーハ表面には、局所的に深さが数μm、大きさが数〜数十μm程度のピットが多数発生する。しかも、エッチング後、シリコンウェーハの表面には、厚さ5nm程度の自然酸化膜が形成される。この自然酸化膜は各ピットの内面にも形成される。
その後、シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる気相HF処理工程を施す(S105)。
すなわち、容積が50リットルの密閉容器50にシリコンウェーハ11とフッ化水素溶液51とを非接触状態で収納する(図2)。密閉容器50は、フッ化水素溶液51に対して耐食性を有するポリエチレン(PE)製の容器(ウェーハケース)で、開口した上面が蓋体53によって密閉される。密閉容器50の中央部には、シリコンウェーハ11が表裏面を垂直にした縦置き状態で収納される。その後、密閉容器50が蓋止めされ、室温で5分間放置される。これにより、フッ化水素溶液51の表面からフッ化水素がフッ化水素ガス52として気化し、これが密閉容器50内に充満する。
よって、自然酸化膜11bが形成されたウェーハ表面とフッ化水素ガス52とが接触する。これにより、シリコンウェーハ11の表面の平坦な部分のみでなく、各ピットPの中にもフッ化水素ガス52が円滑に侵入する。その結果、各ピットPの内面に形成された自然酸化膜11bにも、フッ化水素ガス52が接触する(図3(a))。
フッ化水素溶液51による酸化膜除去では、溶液の表面張力による影響により、微細な凹部へのケミカル成分の浸透が進行しない。そのため、シリコンウェーハ11の表面に形成されたピットPに対する所望処理が完全に実施できない。これに対して、フッ化水素ガス52を使用した気相処理では、化学特性上、ピットPへのケミカル成分の浸透が容易となる。そのため、ピットP内面の自然酸化膜11bを除去することができる(図3(b))。
その結果、後述するエピタキシャル成長時には、シリコンウェーハ11の表面の平坦な部分のみではなく、各ピットPの内面にもソースガスの成分(シリコン)が接触する。よって、ここでもシリコンが良好にエピタキシャル成長される(図3(b)の二点鎖線)。そのため、各ピットPがソースガスの成分により適切に埋められる。これにより、従来のように、ウェーハの表面研磨工程数の増加(エピタキシャル成長の前後2回)を原因としたエピタキシャルシリコンウェーハの生産性の低下が生じることがない。しかも、ウェーハ平坦度を高めることができ、これによりウェーハ表面(エピタキシャル膜12の表面)のマイクロラフネスを改善することができる。
また、フッ化水素ガス52は、密閉容器50内でフッ化水素溶液51から気化するので、そのガス成分により周辺環境を汚染するおそれがない。
次に、フッ化水素ガス52による酸化膜除去後、シリコンウェーハ11の表面に自然酸化膜が形成されない条件(例えば、ガスエッチングの直後の反応室への挿入、不活性ガス雰囲気や還元性ガス雰囲気での搬送など)で、シリコンウェーハ11を枚葉式の気相エピタキシャル成長装置の反応室内に配置し、シリコンウェーハ11の表面に、気相エピタキシャル法によりエピタキシャル膜12を成長させる(S106)。
以下、図4を参照して、気相エピタキシャル成長装置を用いたエピタキシャル成長工程を具体的に説明する。
図4に示すように、気相エピタキシャル成長装置60は、上下にヒータが配設されたチャンバ(図示せず)の中央部に、平面視して円形のサセプタ13が水平配置されたものである。サセプタ13の表面の中央部には、シリコンウェーハ11を、その表裏面を水平な横置き状態で収納する凹形状のウェーハ収納部14が形成されている。また、チャンバの一側部には、チャンバの上部空間に、所定のキャリアガス(Hガス)と所定のソースガス(SiHClガス)とを、ウェーハ表面に対して平行に流す一対のガス供給口が配設されている。また、チャンバの他側部には、両ガスの排気口が形成されている。
エピタキシャル成長時には、まず、シリコンウェーハ11をサセプタ13のウェーハ収納部14に、ウェーハ表裏面を水平にして載置する。次に、シリコンウェーハ11の表面にエピタキシャル膜12を成長させる。すなわち、キャリアガスとソースガスとを、対応するガス供給口を通して反応室へ導入する。反応室は炉内圧力が100±20KPaで、ここで1000℃〜1300℃の高温に熱せられたシリコンウェーハ11上に、ソースガスの熱分解または還元によって生成されたシリコンを析出させる。シリコンの反応速度(析出速度)は、1.5〜4.5μm/分である。これにより、シリコンウェーハ11の表面上に厚さ20μmのシリコン単結晶のエピタキシャル膜12が成長される。このとき、上述したようにシリコンウェーハ11の表面において、各ピットPの内面でシリコンがエピタキシャル成長され、各ピットPがシリコンで完全に埋まる。こうして、エピタキシャルシリコンウェーハ10が作製される。
次に、エピタキシャルシリコンウェーハ10をサンギヤレス構造の両面研磨装置内に配置し、エピタキシャルシリコンウェーハ10の表面(エピタキシャル膜12の表面)を鏡面研磨する。これと同時に、エピタキシャルシリコンウェーハ10の裏面を、表面研磨に比べて研磨レートを大きくして研磨する(S107)。ここでは、研磨液として、シリカ濃度が0.3重量%以下のものが採用されている。
以下、図5および図6を参照して、サンギヤレス構造の両面研磨装置の構造を具体的に説明する。
図5および図6に示すように、上定盤120は、上方に延びた回転軸12aを介して、上側回転モータ16により水平面内で回転駆動する。また、上定盤120は軸線方向へ進退させる昇降装置18により垂直方向に昇降する。昇降装置18は、エピタキシャルシリコンウェーハ10をキャリアプレート110のウェーハ保持孔11aに給排する際などに使用される。なお、上定盤120および下定盤130のエピタキシャルシリコンウェーハ10の表裏両面に対する押圧は、上定盤120および下定盤130に組み込まれた図示しないエアバック方式などの加圧手段により行われる。下定盤130は、その出力軸17aを介して、下側回転モータ17により水平面内で回転する。このキャリアプレート110は、そのプレート110自体が自転しないように、キャリア円運動機構19によって、そのプレート110の表面と平行な面(水平面)内で円運動する。
キャリア円運動機構19は、キャリアプレート110を外方から保持する環状のキャリアホルダ20を有している。キャリア円運動機構19とキャリアホルダ20とは、連結構造を介して連結されている。
キャリアホルダ20の外周部には、90度ごとに外方へ突出した4個の軸受部20bが配設されている。各軸受部20bには、小径円板形状の偏心アーム24の上面の偏心位置に突設された偏心軸24aが挿着されている。また、これら4個の偏心アーム24の各下面の中心部には、回転軸24bが垂設されている。これらの回転軸24bは、環状の装置基体25に90度ごとに合計4個配設された軸受部25aに、それぞれ先端部を下方へ突出させた状態で挿着されている。各回転軸24bの下方に突出した先端部には、それぞれスプロケット26が固定されている。各スプロケット26には、一連にタイミングチェーン27が水平状態で架け渡されている。これらの4個のスプロケット26とタイミングチェーン27とは、4個の偏心アーム24が同期して円運動を行うように、4本の回転軸24bを同時に回転させる。
これらの4本の回転軸24bのうち、1本の回転軸24bはさらに長尺に形成されており、その先端部がスプロケット26より下方に突出されている。この部分に動力伝達用のギヤ28が固定されている。ギヤ28は、円運動用モータ29の上方へ延びる出力軸に固定された大径の駆動用のギヤ30に噛合されている。
したがって、円運動用モータ29を回転させれば、その回転力は、ギヤ30,28および長尺な回転軸24bに固定されたスプロケット26を介してタイミングチェーン27に伝達される。タイミングチェーン27が周転することで、他の3個のスプロケット26を介して、4個の偏心アーム24が同期して回転軸24bを中心に水平面内で回転する。これにより、それぞれの偏心軸24aに一括して連結されたキャリアホルダ20、ひいてはこのホルダ20に保持されたキャリアプレート110が、このプレート110に平行な水平面内で、自転をともなわない円運動を行う。すなわち、キャリアプレート110は上定盤120および下定盤130の軸線eから距離Lだけ偏心した状態を保って旋回する。この距離Lは、偏心軸24aと回転軸24bとの距離と同じである。この自転をともなわない円運動により、キャリアプレート110上の全ての点は、同じ大きさの小円の軌跡を描く。これにより、エピタキシャルシリコンウェーハ10の表裏両面が、上下の研磨布15により10μmずつ研磨される。
次に、両面研磨されたエピタキシャルシリコンウェーハ10に対して、一般的な枚葉式の片面研磨装置(図示せず)を用いて、エピタキシャル膜12の表面に仕上げ研磨を施す(S108)。仕上げ研磨の研磨量は1μmである。
片面研磨装置は、上面に仕上げ研磨用の研磨布が展張された研磨定盤と、研磨定盤の直上に配置された研磨ヘッドとを備えている。仕上げ研磨時には、まず研磨ヘッドの下面にキャリアプレートを介してエピタキシャルシリコンウェーハ10を固定する。次に、研磨布に研磨剤を供給しながら、回転中の研磨ヘッドを徐々に下降し、エピタキシャルシリコンウェーハ10を回転中の研磨定盤の研磨布に押し付けて仕上げ研磨する。
その後、洗浄液としてSC1(NHOH/H)溶液ならびにSC2(HCl/H)溶液を使用し、エピタキシャルシリコンウェーハ10の表面(エピタキシャル膜12の表面)を洗浄する(S109)。
洗浄後は、LPD検査装置を用いて、エピタキシャルシリコンウェーハ10のエピタキシャル膜12のLPD評価を行う(S110)。ウェーハ1枚当たり、直径0.10μm以上のLPDが20個以下のウェーハを良品と判定する。
次に、図7を参照して、この発明の実施例2に係るエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法を説明する。
図7に示すように、この実施例2のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法は、気相HF処理工程(S105)として、シリコンウェーハ11の表面にフッ化水素ガス52を吹き出しノズル54から吹き付ける方法を採用したものである。
具体的には、枚葉式の回転テーブル56上に1枚のシリコンウェーハ11を載置し、回転テーブル56を300〜500rpmで回転させる。しかも、回転テーブル56の上方において、1本の吹き出しノズル54を、回転テーブル56の直径方向へ1〜2cm/秒、往復距離120cmで水平に往復移動させる。このとき、吹き出しノズル54からは、フッ化水素ガス52が1〜2リットル/分で4〜5分間供給される。吹き出しノズル54の先端部には、この先端部を外方から覆い、フッ化水素ガス52の吹き出し口を拡大する平面視して円形状の拡径カバー55が固定されている。
このように、吹き出しノズル54から噴出されたフッ化水素ガス52をシリコンウェーハ11の表面に吹き付けるので、実施例1の場合のような大型の密閉容器50が不要となる。しかも、密閉容器50を使用した場合には不可能であった、ピットPの内面を含むシリコンウェーハ11の表面のみのシリコン酸化膜11bの除去が可能となる。
その他の構成、作用および効果は、実施例1と略同じであるので、説明を省略する。
ここで、実施例1の密閉容器50による気相HF処理工程(試験例1)によって得られたエピタキシャルシリコンウェーハと、実施例2の吹き出しノズル54による気相HF処理工程(試験例2)によって得られたエピタキシャルシリコンウェーハと、気相HF処理工程を施さず(比較例1)に得られたエピタキシャルシリコンウェーハとについて、エピタキシャルシリコンウェーハ1枚当たりのLPD数の違いを報告する。
LPDの検査装置としては、KLA−Tencor社製のSP1を採用した。ここでは、直径0.10μmを超えるLPDのみをカウントした。その結果を表1に示す。各数値はエピタキシャルシリコンウェーハを10枚検査した平均値である。
Figure 2009081720
表1から明らかなように、試験例1,2でのLPDの発生率は、比較例1のときの15%未満であった。これにより、シリコンウェーハの表面へのフッ化水素ガスの接触方法に拘わらず、気相HF処理をシリコンウェーハの表面に施すことで、エピタキシャル膜の表面にLPDが少ない良品のエピタキシャルシリコンウェーハが得られることがわかった。
この発明は、MOS製品、ロジック製品などのデバイスを製造する際の基板となるエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法として有用である。

Claims (3)

  1. スライスされたシリコンウェーハの外周面を面取りする面取り工程と、
    該面取り工程後、前記シリコンウェーハの表裏両面にラッピングまたは研削を施し、該シリコンウェーハの表裏面の平坦度を高める平坦化工程と、
    該平坦化工程後、前記シリコンウェーハをエッチングするエッチング工程と、
    該エッチング工程後、前記シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスを接触させる気相HF処理工程と、
    該気相HF処理工程後、前記シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜をエピタキシャル成長させるエピタキシャル成長工程とを備えたエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。
  2. 前記気相HF処理工程では、密閉容器に、前記シリコンウェーハとフッ化水素溶液とを非接触状態で収納し、該フッ化水素溶液からフッ化水素を気化させる請求項1に記載のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。
  3. 前記気相HF処理工程では、前記シリコンウェーハの表面にフッ化水素ガスをノズルから吹き付ける請求項1に記載のエピタキシャルシリコンウェーハの製造方法。
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