JP2006210760A - シリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液及び該エッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents

シリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液及び該エッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】両面同時研磨工程や片面研磨工程の負荷を軽減するとともに、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成し得る。
【解決手段】本発明のシリコンウェーハの製造方法は、シリコン単結晶インゴットをスライスして得られた薄円板状のシリコンウェーハの表裏面を研削又はラッピングする平面化工程13と、アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなるシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液にシリコンウェーハを浸漬してシリコンウェーハの表裏面をエッチングするエッチング工程と、エッチングしたシリコンウェーハの表裏面を同時に研磨する両面同時研磨工程16又はエッチングしたウェーハの表裏面を片面ずつ研磨する片面研磨工程とをこの順に含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面同時研磨工程の負荷を軽減するとともに、高平坦度及び表面粗さの低減の双方を達成し得るシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液及び該エッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法に関するものである。
一般に半導体シリコンウェーハの製造工程は、引上げたシリコン単結晶インゴットから切出し、スライスして得られたウェーハを、面取り、機械研磨(ラッピング)、エッチング、鏡面研磨(ポリッシング)及び洗浄する工程から構成され、高精度の平坦度を有するウェーハとして生産される。ブロック切断、外径研削、スライシング、ラッピング等の機械加工プロセスを経たシリコンウェーハは表面にダメージ層即ち加工変質層を有している。加工変質層はデバイス製造プロセスにおいてスリップ転位等の結晶欠陥を誘発したり、ウェーハの機械的強度を低下させ、また電気的特性に悪影響を及ぼすので完全に除去しなければならない。
この加工変質層を取除くためにエッチング処理が施される。エッチング処理には、酸エッチング又はアルカリエッチングのいずれかの方法が採られる。このエッチング処理では、エッチング液を貯留したエッチング槽に複数枚のウェーハを浸漬させることにより、加工変質層を化学的に除去している。
酸エッチングは、シリコンウェーハに対して選択エッチング性がなく、表面粗さが小さいためミクロな形状精度が向上し、かつエッチング能率の高い利点がある。この酸エッチングのエッチング液には、フッ酸(HF)と硝酸(HNO3)の混酸を水(H2O)或いは酢酸(CH3COOH)で希釈した3成分素によるエッチング液が主として用いられている。酸エッチングで上記利点が得られるのは、上記エッチング液により拡散律速の条件に基づいてエッチングが進行し、この拡散律速の条件下では、結晶表面の面方位、結晶欠陥等に反応速度は依存せず、結晶表面における拡散が主たる効果を持つためと考えられている。しかし、この酸エッチングでは、シリコンウェーハの表面粗さを改善しながら加工変質層をエッチングすることはできるが、酸エッチングが進行するにつれ、ウェーハ外周部がだれて、ラッピングで得られたマクロな形状精度である平坦度が損なわれてしまい、エッチング表面にmmオーダーのうねりやピールと呼ばれる凹凸が発生する問題を有していた。更に薬液のコストが高く、しかもエッチング液の組成を制御しかつ維持することが困難な欠点があった。
アルカリエッチングは、平坦度に優れマクロな形状精度が向上し、かつ金属汚染が少なく、酸エッチングにおけるNOxのような有害副産物の問題や取扱い上の危険性もない特長がある。このアルカリエッチングのエッチング液には、KOHやNaOHが用いられている。アルカリエッチングで上記特長が得られるのは、このエッチングが基本的に表面反応律速の条件に基づいて進行するためであると考えられている。しかし、アルカリエッチングでは、シリコンウェーハの平坦度を維持しながら加工変質層をエッチングすることはできるが、局所的な深さが数μmで、大きさが数〜数十μm程度のピット(以下、これをファセットという。)が発生してしまいウェーハ表面粗さが悪化する問題点があった。
上記アルカリエッチングにおける問題点を解決する方策として、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)水溶液100重量部に対し、過酸化水素を0.01〜0.2重量部の割合で添加したのものを用いるシリコンウェーハのエッチング方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。上記特許文献1に示されるエッチング方法によれば、苛性ソーダ水溶液に所定の割合で過酸化水素を添加することで、苛性ソーダ水溶液によるアルカリエッチングに生じる不具合が解決するとある。具体的には、NaOH水溶液を用いるエッチングに比べて、シリコンウェーハ裏面のエッチピットの大きさが微細化し、また、シリコンウェーハ裏面の微小なエッチピットの発生が抑制され、容易に、広い範囲内において所望のエッチング速度に調整することができ、更にエッチング速度が高まる。
特開平7−37871号公報(請求項1〜4、段落[0021])
しかしながら、上記特許文献1に示される方法をはじめとして従来の方法では、エッチングを終えたウェーハは両面同時研磨工程や片面研磨工程が施されてその表面を鏡面に加工されるが、エッチング工程を終えたシリコンウェーハの表裏面では、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度を維持できておらず、また所望のウェーハ表面粗さも得られていないため、これらのウェーハ平坦度及びウェーハ表面粗さを改善するために、両面同時研磨工程や片面研磨工程において多くの研磨代をとる必要があるため両面同時研磨工程や片面研磨工程に大きな負荷がかかっていた。
本発明の目的は、両面同時研磨工程や片面研磨工程の負荷を軽減するとともに、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成し得るシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液及び該エッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなることを特徴とするシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液である。
請求項1に係る発明では、アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなるエッチング液は、研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、平坦化処理を終えた加工変質層を有するシリコンウェーハに対してこのエッチング液を用いてエッチングすることで、両面同時研磨工程や片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、アルカリ水溶液が40〜50重量%水酸化ナトリウム水溶液であり、アルカリ水溶液に添加されるシリカ粉末の添加割合が水酸化ナトリウムに対して1〜100g/Lであるエッチング液である。
請求項2に係る発明では、上記濃度範囲の水酸化ナトリウム水溶液に所定の割合でシリカ粉末を添加することで、エッチング工程を終えたウェーハ表面粗さとウェーハ平坦度をより低減することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、シリカ粉末の平均粒子径が50〜5000nmであるエッチング液である。
請求項4に係る発明は、図1に示すように、シリコン単結晶インゴットをスライスして得られた薄円板状のシリコンウェーハの表裏面を研削又はラッピングする平面化工程13と、請求項1ないし3いずれか1項に記載のエッチング液にシリコンウェーハを浸漬してシリコンウェーハの表裏面をエッチングするエッチング工程14と、エッチングしたシリコンウェーハの表裏面を同時に研磨する両面同時研磨工程16とをこの順に含むことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法である。
請求項4に係る発明では、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加して調製されたエッチング液を用いたエッチング工程14により、研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、両面同時研磨工程16においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
請求項5に係る発明は、シリコン単結晶インゴットをスライスして得られた薄円板状のシリコンウェーハの表裏面を研削又はラッピングする平面化工程と、請求項1ないし3いずれか1項に記載のエッチング液にシリコンウェーハを浸漬してシリコンウェーハの表裏面をエッチングするエッチング工程と、エッチングしたシリコンウェーハの表裏面を片面ずつ研磨する片面研磨工程とをこの順に含むことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法である。
請求項5に係る発明では、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加して調製されたエッチング液を用いたエッチング工程により、研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
本発明のシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液は、アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなることを特徴とするエッチング液であり、このエッチング液は研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、平坦化処理を終えた加工変質層を有するシリコンウェーハに対してこのエッチング液を用いてエッチングすることで、両面同時研磨工程や片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
また、本発明のシリコンウェーハの製造方法は、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加して調製されたエッチング液を用いたエッチング工程により、研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、両面同時研磨工程や片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
本発明のシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液は、アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなることを特徴とする。このアルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなるエッチング液は、シリカ粉末を添加することにより薬液中の金属不純物などに作用しアルカリエッチング特有の選択性を抑制することにより、研磨前ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、平坦化処理を終えた加工変質層を有するシリコンウェーハに対してこのエッチング液を用いてエッチングすることで、両面同時研磨工程や片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。
本発明のエッチング液は、所定の濃度に調整されたアルカリ水溶液中に所定の割合でシリカ粉末を添加し、この添加液を攪拌して、アルカリ水溶液中にシリカ粉末を均一に分散することにより得られる。本発明のエッチング液に含まれるアルカリ水溶液としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムが挙げられるが、中でも特に、40〜50重量%水酸化ナトリウム水溶液が表面粗さを低減しかつテクスチャサイズを抑制できるため好ましい。またこの40〜50重量%水酸化ナトリウム水溶液に添加されるシリカ粉末の添加割合が水酸化ナトリウムに対して1〜100g/Lの範囲内であると、エッチング工程を終えたウェーハ表面粗さとウェーハ平坦度をより低減することができるため好適である。特に、水酸化ナトリウムに対して5〜10g/Lの範囲内にすることが好ましい。本発明のエッチング液に使用するシリカ粉末は、その平均粒子径が50〜5000nmの範囲内のものが好適である。平均粒子径が50nm未満であるとアルカリ溶液中の金属不純物への作用に不具合を生じ、平均粒子径が5000nm(5μm)を越えるとアルカリ水溶液中に分散させたシリカ粉末が凝集してしまう不具合を生じる。特に好ましいシリカ粉末の平均粒子径は500nm(0.5μm)〜3000nm(3μm)である。
次に本発明のシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法を説明する。
先ず、育成されたシリコン単結晶インゴットは、先端部及び終端部を切断してブロック状とし、インゴットの直径を均一にするためにインゴットの外径を研削してブロック体とする。特定の結晶方位を示すために、このブロック体にオリエンテーションフラットやオリエンテーションノッチを施す。このプロセスの後、図1に示すように、ブロック体は棒軸方向に対して所定角度をもってスライスされる(工程11)。工程11でスライスされたウェーハは、ウェーハの周辺部の欠けやチップを防止するためにウェーハ周辺に面取り加工する(工程12)。この面取りを施すことにより、例えば面取りされていないシリコンウェーハ表面上にエピタキシャル成長するときに周辺部に異常成長が起こり環状に盛り上がるクラウン現象を抑制することができる。
続いて、スライス等の工程で生じた薄円板状のシリコンウェーハ表裏面の凹凸層を平坦化してウェーハ表裏面の平坦度とウェーハの平行度を高める(工程13)。この平坦化工程13では、研削又はラッピングによりウェーハ表裏面を平坦化する。
研削によりウェーハを平坦化する方法としては、図2及び図3に示すような研削装置20により行われる。図2に示すように、シリコンウェーハ21を載置するための被処理体支持部であるターンテーブル22が図示しない駆動機構により鉛直軸回りに回転可能に構成される。またターンテーブル22の上方側には、図3に示すように、ターンテーブル22にチャック22aを介して吸着載置されたシリコンウェーハ21に対して、その研削面を押圧するようにして研削用砥石23を支持するための砥石支持手段24が設けられる。この砥石支持手段24は図示しない駆動機構により研削用砥石23を鉛直軸回りに回転可能に構成される。またシリコンウェーハ上方には研削時にシリコンウェーハ21の表面に研削水を供給するための給水ノズル26が設けられる。このような研削装置20では、各駆動機構により研削用砥石23とシリコンウェーハ21とを相対的に回転させ、更にシリコンウェーハ21の表面において研削用砥石23との接触部位よりも外れた部位に給水ノズル26から研削水を供給し、シリコンウェーハ21の表面を洗浄しながら研削用砥石23をシリコンウェーハ21の表面に押圧して研削する。
またラッピングによりウェーハを平坦化する方法としては、図4に示すようなラッピング装置30により行われる。図4に示すように、先ず、キャリアプレート31をラッピング装置30のサンギア37とインターナルギア38に噛合させ、キャリアプレート31のホルダー内にシリコンウェーハ21をセットする。その後、このシリコンウェーハ21の両面を上定盤32と下定盤33で挟み込むように保持し、ノズル34から研磨剤36を供給するとともに、サンギア37とインターナルギア38によってキャリアプレート31を遊星運動させ、同時に上定盤32と下定盤33を相対方向に回転させることによって、シリコンウェーハ21の両面を同時にラッピングする。このようにして平面化工程13を施したシリコンウェーハは、ウェーハ表裏面の平坦度とウェーハの平行度が高められ、洗浄工程で洗浄されて次工程へと送られる。
次に、図1に戻って、平坦化したシリコンウェーハをエッチング液に浸漬してシリコンウェーハの表裏面をエッチングする(工程14)。ここで使用するエッチング液は前述した本発明のシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液である。このエッチング工程14では、面取り工程12や平坦化工程13のような機械加工プロセスによって導入された加工変質層をエッチングによって完全に除去する。シリカ粉末を添加して調製された本発明の表面形状制御用エッチング液を用いたエッチングを施すことで、ウェーハの表面粗さとテクスチャーサイズの制御をすることができるため、後に続く両面同時研磨工程16や片面研磨工程においてウェーハ表裏面における研磨代をそれぞれ低減しながら、平坦化工程を終えた際のウェーハ平坦度の維持及びウェーハ表面粗さの低減の双方を達成することができる。エッチング工程14におけるエッチング取り代は、片面8〜10μm、ウェーハ表裏面の合計取り代で16〜20μmが好ましい。エッチング取り代を上記範囲とすることで、後に続く両面同時研磨工程や片面研磨工程における研磨代を大きく低減することができる。エッチング取り代が下限値未満ではウェーハ表面粗さが十分に低減されていないため、両面同時研磨や片面研磨の負荷が大きく、上限値を越えると、ウェーハ平坦度が損なわれウェーハ製造における生産性が悪化する。
このエッチング工程14では、図5に示すように、先ず、ホルダ41に複数枚のウェーハ41aを垂直に保持し、このホルダ41を図5の実線矢印で示すように下降して、エッチング槽42に貯留された本発明の表面形状制御用エッチング液42a中に浸漬させてウェーハ表面の加工変質層をエッチング液により取除く。続いて所定時間エッチング液42aに浸漬させたウェーハ41aが保持されたホルダ41を図5の破線矢印で示すように引上げる。次に、エッチングを終えたウェーハ41aが保持されたホルダ41を図5の実線矢印で示すように下降し、リンス槽43に貯留された純水等のリンス液43a中に浸漬させてウェーハ表面に付着しているエッチング液を除去する。続いて所定時間リンス液43aに浸漬させたウェーハ41aが保持されたホルダ41を図5の破線矢印で示すように引上げ、シリコンウェーハを乾燥させる。
次に、図1に戻って、エッチング工程14を終えたウェーハの表裏面を同時に研磨する両面同時研磨を施す(工程16)。
両面同時研磨する方法としては、図6に示すような両面同時研磨装置50により行われる。図6に示すように、先ず、キャリアプレート51を両面同時研磨装置50のサンギア57とインターナルギア58に噛合させ、キャリアプレート51のホルダー内にシリコンウェーハ21をセットする。その後、このシリコンウェーハ21の両面を研磨面側に第1研磨布52aが貼り付けられた上定盤52と研磨面側に第2研磨布53aが貼り付けられた下定盤53で挟み込むように保持し、ノズル54から研磨剤56を供給するとともに、サンギア57とインターナルギア58によってキャリアプレート51を遊星運動させ、同時に上定盤52と下定盤53を相対方向に回転させることによって、シリコンウェーハ21の両面を同時に鏡面研磨する。また、この両面同時研磨工程16では、上定盤52と下定盤53の回転数をそれぞれ制御しながらシリコンウェーハの表裏面を同時に研磨することで、ウェーハの表裏面を目視により識別可能な片面鏡面ウェーハを得ることができる。このように本発明のシリコンウェーハの製造方法を行うことによってウェーハ製造における生産性が大幅に改善される。
なお本実施の形態では、両面同時研磨によってウェーハの表裏面を同時に研磨したが、この両面同時研磨の代わりに、ウェーハの表裏面を片面ずつ研磨する片面研磨によってウェーハを研磨しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1〜4>
先ず、φ200mmシリコンウェーハを複数枚用意し、平坦化工程として、図4に示すラッピング装置を用いてシリコンウェーハ表裏面にラッピングを施した。ラッピング工程における研磨剤は、番手が#1500のAl23を含む研磨剤を使用し、供給する研磨剤流量を2.0L/min、上定盤の荷重を70g/cm2、上定盤回転数を10rpm及び下定盤回転数を40rpmにそれぞれ制御しながらシリコンウェーハの平坦化を行った。次に、エッチング工程として、図5に示すエッチング装置を用いて平坦化を終えたシリコンウェーハにエッチングを施した。エッチング液には51重量%水酸化ナトリウムに平均粒子径が2〜5μmのシリカ粉末を水酸化ナトリウムに対して1g/L、5g/L、10g/L及び100g/Lとなるように混合して調製された4種類のエッチング液を用いた。このエッチング工程では、シリコンウェーハをエッチング液中に15分間浸漬させてエッチングを行った。このエッチングにおけるエッチング取り代はウェーハ片面で10μm、ウェーハ両面で20μmであった。
<実施例5〜8>
エッチング工程におけるエッチング液に使用するアルカリ水溶液を48重量%水酸化ナトリウム水溶液に代えた以外は実施例1〜4と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較例1〜3>
アルカリ水溶液として51重量%水酸化ナトリウム水溶液のみからなる薬液を3種類用意し、この薬液をそのままエッチング工程におけるエッチング液として用いた以外は実施例1と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。即ち、エッチング液にシリカ粉末を添加しなかった。
<比較例4〜6>
アルカリ水溶液として48重量%水酸化ナトリウム水溶液のみからなる薬液を3種類用意し、この薬液をそのままエッチング工程におけるエッチング液として用いた以外は実施例1と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。即ち、エッチング液にシリカ粉末を添加しなかった。
<実施例9〜16>
ラッピング工程におけるラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行った以外は実施例1〜8と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較例7〜12>
ラッピング工程におけるラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行った以外は比較例1〜6と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<実施例17〜24>
ラッピング工程における研磨剤として番手が#1000のAl23を含む研磨剤を使用し、ラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行った以外は実施例1〜8と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較例13〜18>
ラッピング工程における研磨剤として番手が#1000のAl23を含む研磨剤を使用し、ラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行った以外は比較例1〜6と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<実施例25〜28>
ラッピング工程におけるラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行い、エッチング工程におけるエッチング液に使用するアルカリ水溶液を48重量%水酸化カリウム水溶液に代えた以外は実施例1〜4と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<実施例29〜32>
ラッピング工程における研磨剤として番手が#1000のAl23を含む研磨剤を使用し、ラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行い、エッチング工程におけるエッチング液に使用するアルカリ水溶液を48重量%水酸化カリウム水溶液に代えた以外は実施例1〜4と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較例19〜21>
ラッピング工程におけるラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行い、エッチング工程におけるエッチング液に使用するアルカリ水溶液を48重量%水酸化カリウム水溶液に代えた以外は比較例1〜3と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較例22〜24>
ラッピング工程における研磨剤として番手が#1000のAl23を含む研磨剤を使用し、ラッピング装置の上定盤荷重を100g/cm2に制御してシリコンウェーハの平坦化を行い、エッチング工程におけるエッチング液に使用するアルカリ水溶液を48重量%濃度の水酸化カリウム水溶液に代えた以外は比較例1〜3と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。
<比較試験1>
実施例1〜32及び比較例1〜24でそれぞれ得られたシリコンウェーハに対し、非接触表面粗さ計(チャップマン社製)を用いてそのウェーハ表面粗さを測定し、ウェーハ表面性状の基本パラメータであるRa及びRmaxをそれぞれ求めた。高さ方向の振幅平均パラメータである算術平均粗さRaは、図7に示すウェーハ表面において、基準長さをlrとしたとき、次の数式(1)に示すように、この基準長さにおけるZ(x)の絶対値の平均で表される。
Figure 2006210760
また、高さ方向の山・谷のパラメータである粗さ曲線の最大断面高さRmaxは、図8に示すウェーハ表面において、次の数式(2)に示すように、評価長さlnにおける輪郭曲線の山高さZpの最大値と谷深さZvの最大値との和で表される。図8では、山高さZpの最大値はZp2、谷深さZvの最大値はZv4である。
Figure 2006210760
実施例1〜32及び比較例1〜24でそれぞれ得られたシリコンウェーハにおけるRa及びRmaxの結果を表1〜表4にそれぞれ示す。
Figure 2006210760
Figure 2006210760
Figure 2006210760
Figure 2006210760
表1〜4より明らかなように、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加した実施例1〜32と、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加していない比較例1〜24とを比較すると、同様の条件で平坦化処理を施したウェーハ同士では、実施例1〜32のRa及びRmaxの結果がそれぞれ低下していることが判る。この結果からアルカリ水溶液にシリカ粉末を添加したエッチング液を使用することでウェーハ表面粗さ及びウェーハ平坦度がそれぞれ改善され、後に続く両面同時研磨工程での研磨代を大幅に低減できる結果が得られた。また、実施例1〜32の結果を比較すると、アルカリ水溶液に添加するシリカ粉末の添加量が高いほどRa及びRmaxの結果がそれぞれ低下している傾向が得られた。
<実施例33〜35>
先ず、φ200mmシリコンウェーハを複数枚用意し、平坦化工程として、実施例1と同様にしてシリコンウェーハ表裏面にラッピングを施した。次いで、ラッピング上がりのウェーハに対して、図2及び図3に示す研削装置を用いてシリコンウェーハ表面に仕上げ研削を施した。研削条件は、砥石の研削番手を#2000、ダイヤ分布中心粒径を3〜4μm、スピンドル(ホイール)回転数を4800rpm、送り速度を0.3μm/sec、ウェーハ(ウェーハチャック)回転数を20rpm、加工取り代を10μm以下とした。次に、エッチング工程として、図5に示すエッチング装置を用いて平坦化を終えたシリコンウェーハにエッチングを施した。エッチング液には48重量%水酸化ナトリウムに平均粒子径が2〜5μmのシリカ粉末を水酸化ナトリウムに対して1g/L、10g/L及び100g/Lとなるように混合して調製された3種類のエッチング液を用いた。このエッチング工程では、シリコンウェーハをエッチング液中に15分間浸漬させてエッチングを行った。このエッチングにおけるエッチング取り代はウェーハ片面で2.5μm、ウェーハ両面で5μmであった。
<比較例25〜27>
アルカリ水溶液として48重量%水酸化ナトリウム水溶液のみからなる薬液を3種類用意し、この薬液をそのままエッチング工程におけるエッチング液として用いた以外は実施例33と同様にして平坦化工程及びエッチング工程を施した。即ち、エッチング液にシリカ粉末を添加しなかった。
<比較試験2>
実施例33〜35及び比較例25〜27でそれぞれ得られたシリコンウェーハに対し、上記比較試験1と同様にして非接触表面粗さ計(チャップマン社製)を用いてそのウェーハ表面粗さを測定し、ウェーハ表面性状の基本パラメータであるRa及びRmaxをそれぞれ求めた。実施例33〜35及び比較例25〜27でそれぞれ得られたシリコンウェーハにおけるRa及びRmaxの結果を表5にそれぞれ示す。
Figure 2006210760
表5より明らかなように、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加した実施例33〜35と、アルカリ水溶液にシリカ粉末を添加していない比較例25〜27とを比較すると、実施例33〜35のRa及びRmaxの結果がそれぞれ低下していることが判る。この結果からアルカリ水溶液にシリカ粉末を添加したエッチング液を使用することでウェーハ表面粗さ及びウェーハ平坦度がそれぞれ改善され、後に続く両面同時研磨工程での研磨代を大幅に低減できる結果が得られた。また、シリカ粉末の添加量が高いほどRa及びRmaxの結果がそれぞれ低下する傾向が得られた。
本発明のシリコンウェーハの製造方法を示す工程図。 研削装置の平面図。 研削装置の縦断面図。 ラッピング装置の構成図。 エッチング処理工程を示す図。 両面同時研磨装置の構成図。 Raの求め方を説明するためのウェーハ断面図。 Rmaxの求め方を説明するためのウェーハ断面図。
符号の説明
13 平面化工程
14 エッチング工程
16 両面同時研磨工程

Claims (5)

  1. アルカリ水溶液にシリカ粉末が均一に分散してなることを特徴とするシリコンウェーハ表面形状制御用エッチング液。
  2. アルカリ水溶液が40〜50重量%水酸化ナトリウム水溶液であり、
    前記アルカリ水溶液に添加されるシリカ粉末の添加割合が水酸化ナトリウムに対して1〜100g/Lである請求項1記載のエッチング液。
  3. シリカ粉末の平均粒子径が50〜5000nmである請求項1又は2記載のエッチング液。
  4. シリコン単結晶インゴットをスライスして得られた薄円板状のシリコンウェーハの表裏面を研削又はラッピングする平面化工程と、
    請求項1ないし3いずれか1項に記載のエッチング液にシリコンウェーハを浸漬して前記シリコンウェーハの表裏面をエッチングするエッチング工程と、
    前記エッチングしたシリコンウェーハの表裏面を同時に研磨する両面同時研磨工程と
    をこの順に含むことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
  5. シリコン単結晶インゴットをスライスして得られた薄円板状のシリコンウェーハの表裏面を研削又はラッピングする平面化工程と、
    請求項1ないし3いずれか1項に記載のエッチング液にシリコンウェーハを浸漬して前記シリコンウェーハの表裏面をエッチングするエッチング工程と、
    前記エッチングしたシリコンウェーハの表裏面を片面ずつ研磨する片面研磨工程と
    をこの順に含むことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
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