JPWO2009034916A1 - 蒸気放出装置、有機薄膜蒸着装置及び有機薄膜蒸着方法 - Google Patents

蒸気放出装置、有機薄膜蒸着装置及び有機薄膜蒸着方法 Download PDF

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Abstract

蒸発材料の使用効率を向上させるとともに、蒸発材料の経時劣化を防止し、さらに、蒸着時の熱によるマスクの変形を確実に防止することができる有機材料蒸着技術を提供する。本発明の有機材料用蒸発源は、複数の放出口12が面内に配列されたシャワープレート型の放出部11と、放出部11内に設けられ、導入される有機蒸発材料の蒸気を噴出口15を介して放出部11の底部11aに向って放出させて放出部11内に供給する供給管14と、少なくとも放出部11の放出口12側の部位に設けられる冷却手段17とを有する。冷却手段17は、例えば放出部11を全体的に覆うように形成され、放出部11の放出口12と対応する部位に、当該有機蒸発材料の蒸気を通過させる蒸気通過孔17aを有する。

Description

本発明は、例えば有機EL素子の発光層を形成するための有機薄膜蒸着技術に関する。
従来より、有機EL素子の発光層を形成するのには真空蒸着装置が用いられている。このような真空蒸着装置においては、多くの基板に対して効率良く蒸着するため、直線状で長尺の蒸発容器に沿って蒸発口を設け、この容器を水平方向に向けるようにした蒸発源が提案されている。
しかし、このような直線状の容器を用いた蒸発源は、大量の有機材料を連続して蒸発させる必要があるため、蒸発材料の使用効率の低下や、蒸発材料の経時劣化や分解等の問題が生じている。
一方、以下の特許文献1に記載されるようなシャワープレート型の蒸発源も提案されている。
特開2002−249868号公報
本発明は、このような従来の技術の課題を考慮してなされたもので、蒸発材料の使用効率を向上させるとともに、蒸発材料の経時劣化を防止可能な有機材料蒸着技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、有機蒸発材料の蒸気を放出するための複数の放出口が面内に配列され、加熱可能に構成されたシャワープレート型の放出部と、前記放出部内に設けられ有機蒸発材料の蒸気を当該放出部内に供給する供給部であって、前記放出部の内壁に対して前記有機蒸発材料の蒸気を吹き付けるように構成された噴出口を有する供給部と、少なくとも前記放出部の前記放出口側の部位に設けられる冷却手段とを有する蒸気放出装置である。
本発明では、前記発明において、前記冷却手段が、前記放出部を全体的に覆うように形成することもできる。
本発明では、前記発明において、前記冷却手段が、前記放出部の放出口と対応する部位に、当該有機蒸発材料の蒸気を通過させる蒸気通過孔を有することもできる。
本発明は、前記発明において、前記放出部の放出口が当該放出部に設けられたノズル部の先端部に形成されるとともに、当該ノズル部の先端部が前記冷却手段の蒸気通過孔の内側の位置に配置される場合も効果がある。
本発明は、真空中で蒸着対象物に対してマスクを介して有機薄膜を蒸着する有機薄膜蒸着装置であって、蒸着対象物が搬入可能な蒸着用の真空槽と、前記真空槽内に設けられた蒸気放出装置とを備え、前記蒸気放出装置は、有機蒸発材料の蒸気を放出するための複数の放出口が面内に配列され、加熱可能に構成されたシャワープレート型の放出部と、前記放出部内に設けられ有機蒸発材料の蒸気を当該放出部内に供給する供給部であって、前記放出部の内壁に対して前記有機蒸発材料の蒸気を吹き付けるように構成された噴出口を有する供給部と、少なくとも前記放出部の前記放出口側の部位に設けられる冷却手段とを有し、前記蒸気放出装置の放出口が、前記マスクと対向するように配置されている有機薄膜蒸着装置である場合も効果がある。
本発明は、真空中で蒸着対象物に対してマスクを介して有機薄膜を蒸着する有機薄膜蒸着方法であって、複数の放出口が面内に配列されたシャワープレート型の放出部を用い、当該放出部を加熱しつつ、当該放出部内において当該放出部の内壁に対して有機蒸発材料の蒸気を吹き付けて供給する蒸発材料供給工程を有し、前記蒸発材料供給工程の際、前記放出部と前記マスクとの間に冷却手段を介在させて当該放出部から当該マスク方向への熱伝達を遮蔽することもできる。
本発明の場合、放出部内に供給部が設けられ、この供給部の噴出口から放出部の内壁に対して有機蒸発材料の蒸気を吹き付けるようにしたことから、この放出部の内壁に衝突した有機蒸発材料の蒸気は、放出部内において析出せず留まることなく反射されて、面内に配列された複数の放出口から放出される。
その結果、本発明によれば、最適量の有機蒸発材料の蒸気を必要に応じて供給させることができ、これにより長時間連続して蒸着を行う場合であっても、蒸発材料の経時劣化や分解を防止することができる。
また、本発明によれば、放出部内で有機材料を析出させることなく、放出部から放出する蒸気の温度を制御することができる。
しかも、本発明の場合、少なくとも放出部の放出口側の部位に冷却手段を設け、蒸着の際、放出部からマスク方向への熱伝達を遮蔽するようにしたことから、蒸着時の熱によるマスクの変形を防止することができる。
本発明において、冷却手段が、放出部を全体的に覆うように形成されている場合には、放出部からマスク方向への熱伝達量を減少させることができるので、蒸着時の熱によるマスクの変形をより確実に防止することができる。
本発明において、冷却手段が、放出部の放出口と対応する部位に、当該有機蒸発材料の蒸気を通過させる蒸気通過孔を有する場合には、蒸着対象物に対して十分な量の有機材料の蒸気を放出する一方で、蒸着時の熱によるマスクの変形を確実に防止することができる。
この場合、放出部の放出口が当該放出部に設けられたノズル部の先端部に形成されるとともに、このノズル部の先端部が冷却手段の蒸気通過孔の内側の位置に配置されている場合には、蒸着の際、放出部の放出口から放出される有機蒸発材料蒸気が冷却手段の蒸気通過孔の縁部に付着せず、一定量の有機材料蒸気を蒸着対象物に向って円滑に導くことができる。
本発明によれば、蒸発材料の使用効率を向上させるとともに、蒸発材料の経時劣化を防止可能な有機材料蒸着技術を提供することができる。
また、本発明によれば、蒸着時の熱によるマスクの変形を確実に防止することができる。
本発明の有機薄膜蒸着装置の要部を示す概略構成斜視図 同有機薄膜蒸着装置の要部を示す内部構成断面図 同有機薄膜蒸着装置における放出部の放出口と冷却手段の蒸気通過孔との関係を示す平面説明図 同有機薄膜蒸着装置における蒸着動作を示す断面説明図 蒸発室と供給手段を示す内部構成断面図
符号の説明
1…有機薄膜蒸着装置 2…真空槽 3…蒸気供給部 3a、3b、3c…供給手段 10…蒸気放出装置 11…放出部 12…放出口 14…供給管(供給部) 14a…本体部 15…噴出口 16…ヒーター 17…冷却手段 17a…蒸気通過孔 20…基板(蒸着対象物) 21…マスク 50…有機蒸発材料蒸気
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る有機薄膜蒸着装置の要部を示す概略構成斜視図、図2は、同有機薄膜蒸着装置の要部を示す内部構成断面図、図3は、同有機薄膜蒸着装置における放出部の放出口と冷却手段の蒸気通過孔との関係を示す平面説明図、図4は、同有機薄膜蒸着装置における蒸着動作を示す断面説明図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の有機薄膜蒸着装置1は、図示しない真空排気系に接続され蒸気放出装置10を有する真空槽2と、この真空槽2内に有機蒸発材料の蒸気を供給するための蒸気供給部3を有している。
本実施の形態の蒸気供給部3は、複数の供給手段3a、3b、3cと、各供給手段3a、3b、3cに接続され図示しない真空排気系に接続された蒸発室3A、3B、3Cとを有している。
ここで、各供給手段3a、3b、3cは、有機EL装置の有機層を形成するための粒子状の有機蒸発材料を、各蒸発室3A、3B、3Cに所定量ずつ供給する機能を有している。
そして、各蒸発室3A、3B、3Cにて蒸発され得られた有機蒸発材料の蒸気を、バルブ30、31、32、33の切換によって導入管34を介して以下の蒸気放出装置10に導くように構成されている。
なお、各蒸発室3A、3B、3Cから蒸気放出装置10への有機蒸発材料の蒸気の供給は、真空槽2内の圧力を各蒸発室3A、3B、3C内の圧力より低くすることによって行われる。
図2に示すように、真空槽2内には、蒸着対象物である基板20がマスク21と一体になって搬入される。ここでは、マスク21を蒸気放出装置10側に向けて真空槽2内に配置されるようになっている。
本実施の形態の蒸気放出装置10は、例えば、ほぼプレート形状で長方体形状の筐体からなる放出部11を有している。
この放出部11は、例えば金属材料からなるもので、基板20に対向する面に、複数の放出口12が設けられている。
本実施の形態の場合は、放出部11の上部に鉛直上方、即ち基板20に向かう方向に円錐台形状のノズル部13が複数設けられ、各ノズル部13の先端部に例えば円形の放出口12が形成されている。
一方、放出部11の内部には、供給管(供給部)14が設けられている。
この供給管14は、上述した導入管34に連結され、放出部11の内部空間に、例えば図1中X軸方向へ直線状に延びる円筒パイプ状の本体部14aが所定の間隔をおいて複数設けられている。
そして、この供給管14の本体部14aにおける下側部分には、有機蒸発材料の蒸気を放出部11内に導入するための噴出口15が、所定の間隔をおいて複数設けられている。
本実施の形態では、各噴出口15は、供給管14の真下の位置に配設され、これにより各噴出口15が放出部11の底部(内壁)11aに対向するように構成されている。
また、放出部11の外表面部には、例えば抵抗加熱型のヒーター16が設けられている。このヒーター16は、放出部11の外表面部に巻き付けられ、図示しない電源に接続されている。
さらに、このヒーター16の周囲には、断熱材料からなる冷却手段17が設けられている。
この冷却手段17は、図示しない冷却媒体を循環させるように構成されている。そして、冷却手段17は、放出部11を全体的に覆うことによってヒーター16の熱がマスク21に伝わらないようになっている。
また、図2及び図3に示すように、冷却手段17の上(頂)部には、放出部11の放出口12に対応する部分に例えば円形の蒸気通過孔17aが設けられ、蒸発材料の蒸気の円滑な放出を確保するように構成されている。
本実施の形態の場合、蒸気通過孔17aの口径が、それぞれ放出部11の放出口12の口径より大きく形成されている。さらに、各ノズル部13の先端部が冷却手段17の各蒸気通過孔17aの内側で、かつ、各蒸気通過孔17aから突出しない位置に配置されている。
そして、このような構成により、蒸着の際、放出部11の放出口12から放出される有機蒸発材料蒸気50が冷却手段17の蒸気通過孔17aの縁部に付着しないようになっている。
このような構成を有する本実施の形態において基板20上に有機薄膜の蒸着を行う場合には、各供給手段3a、3b、3cから供給され各蒸発室3A、3B、3Cにて得られた所定量の有機蒸発材料蒸気50を、図2及び図4に示すように、導入管34を介して供給管14内に導入する。
そして、供給管14の各噴出口15から、加熱中の放出部11内の底部11aに向って有機蒸発材料蒸気50を例えば鉛直下方に噴出させる。
その結果、放出部11の底部11aに衝突した有機蒸発材料蒸気50は、放出部11の底部11aにおいて析出せず留まることなく反射され放出部11内に充満し、これにより複数の放出口12から放出され、その後、マスク21を介して基板20に到達する。
このような本実施の形態によれば、最適量の有機蒸発材料を必要に応じて蒸発させることができ、これにより長時間連続して蒸着を行う場合であっても、蒸発材料の経時劣化や分解を防止することができる。
特に本実施の形態では、放出部11が加熱されるように構成されるとともに、供給管14の噴出口15から放出部11の底部11aに対して有機蒸発材料蒸気50を吹き付けるように構成されており、放出部11内で有機材料を析出させることなく、放出部11から放出する蒸気の温度を制御することができる。
また、本実施の形態では、供給管14が、パイプ状に形成され、噴出口15から放出部11の底部11a壁面に対して有機蒸発材料蒸気50を吹き付けるように構成されており、広範囲にわたって少量の有機蒸発材料を連続的に供給することができるので、有機蒸発材料蒸気50を放出部11内において均一に分散させることができる。
さらに、本実施の形態の場合、放出部11の放出口12側の部位に冷却手段17を設け、蒸着の際、放出部11からマスク21方向への熱伝達を遮蔽するようにしたことから、蒸着時の熱によるマスク21の変形を防止することができる。
特に、冷却手段17が、放出部11を全体的に覆うように形成されるとともに、放出部11の放出口12と対応する部位に、有機蒸発材料蒸気50を通過させる蒸気通過孔17aを有することから、基板20に対して十分な量の有機蒸発材料蒸気50を放出する一方で、蒸着時の熱によるマスク21の変形を確実に防止することができる。
さらに、本実施の形態においては、放出部11の放出口12がノズル部13の先端部に形成されるとともに、このノズル部13の先端部が冷却手段17の蒸気通過孔17aの内側の位置に配置されていることから、蒸着の際、放出部11の放出口12から放出される有機蒸発材料蒸気50が冷却手段17の蒸気通過孔17aの縁部に付着せず、一定量の有機蒸発材料蒸気50を基板20に向って円滑に導くことができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、本発明は、有機EL素子の発光層を形成するための真空蒸着装置のみならず、種々の有機薄膜を形成する装置に適用することができる。
ただし、本発明は、有機EL素子の発光層を形成するための装置に適用した場合に最も有効となるものである。
また、膜厚の均一化及び蒸発材料の使用効率の向上の観点から、蒸着の際に、マスク21及び基板20と放出部11とを相対的に揺動させることもできる。
特に、上記実施の形態の場合は、例えば図2又は図4に示す駆動機構18によりマスク21及び基板20を、材料供給部14の本体部14aの延びる方向と直交する方向(図1中Y軸方向)に揺動させることが好ましい。これにより、一層均一な成膜を行うことができる。
次に、図5を参照し、蒸発室3A〜3Cと供給手段3a〜3cの一例を説明する。
図5の符号81は加熱槽81を示しており、ここでは、加熱槽81が、内部を隔壁85によって区分けされ、区分けされた一方で蒸発室3A〜3Cが構成され、他方でガス加熱装置80aが構成されている。
ここでは、加熱槽81は真空槽2の外部に配置されているが、加熱槽81は真空槽2の内部に配置することもできる。
蒸発室3A〜3Cの内部には蒸発装置94が配置されている。この蒸発装置94は金属で形成されており、その上部表面である蒸発面98は平滑にされ、水平方向に対して角度θで傾斜されている(0<θ<90°)。
ガス加熱装置80aの内部には、加熱フィルタ82が配置されている。この加熱フィルタ82は、多孔質SiC、網状SiCや金属製網の積層体、その他、気体が透過可能で高温に昇温されても分解したり、気体を放出しない材料で構成されている。
加熱槽81の側面、底面、表面には、ヒータ89が配置されており、加熱電源88によってヒータ89に通電して発熱させると、加熱槽81が昇温するように構成されており、加熱フィルタ82と蒸発装置94は、加熱槽81からの熱伝導及び輻射によって加熱される。加熱槽81の外部に誘導加熱コイルを配置し、交番磁界により、加熱フィルタ82や蒸発装置94を誘導加熱してもよい。
加熱槽81の内部には、ガス加熱装置80aと蒸発室3A〜3Cに亘って接続配管93が配置されている。隔壁85は気体が通過できない材料であり、接続配管93の一端は蒸発室3A〜3C内で開口し、他端はガス加熱装置80a内で開口しており、ガス加熱装置80aと蒸発室3A〜3Cは接続配管93によって接続され、ガス加熱装置80a内のガスは、接続配管93を通って、蒸発室90aに移動できるようにされている。
蒸発室3A〜3Cは真空排気系103に接続されており、蒸発室3A〜3Cを真空排気すると、ガス加熱装置80a内の気体も接続配管93を介して真空排気され、蒸発室3A〜3Cとガス加熱装置80aの内部を真空雰囲気にすることができる。但し、蒸気発生時は、発生した蒸気が排気されないように蒸発室3A〜3Cと真空排気系103は遮断される。
ガス加熱装置80aには、キャリアガス供給系84が接続されている。キャリアガス供給系84からは、有機材料と反応しないArやXe等の希ガスから成るキャリアガスが供給される。(有機材料蒸気が反応する場合は、窒素ガスはキャリアガスには不向きである。)キャリアガス供給系84からガス加熱装置80aにキャリアガスが供給されると、キャリアガスは加熱フィルタ82の微小孔や網目を通って接続配管93の内部に入り、接続配管93内を流れて蒸発室3A〜3C内に導入される。
加熱フィルタ82はヒータ89によって加熱されており、キャリアガスは加熱フィルタ82を通過する間に、有機材料の蒸発温度よりも高温であって分解温度未満の温度に加熱される。
供給手段3a〜3cは、タンク室71と原料供給管72を有しており、蒸発室3A〜3Cの上方に、タンク室71が配置されている。
原料供給管72は、上端がタンク室71の下端に気密に接続され、下端が蒸発室3A〜3Cの内部に気密に挿入されている。タンク室71の内部と蒸発室3A〜3Cの内部は原料供給管72によって接続され、蒸発室3A〜3Cの内部を真空排気すると、タンク室71の内部や原料供給管72の内部も真空排気される。
タンク室71は密閉されており、タンク室71、原料供給管72、蒸発室3A〜3Cが真空排気されるときに大気は侵入しない。
原料供給管72の内部には、側面にネジ山及びネジ溝が形成された回転軸76が配置されている。ここでは、原料供給管72と回転軸76は鉛直に配置されている。
回転軸76のネジ山と原料供給管72の内壁面は接触するか僅かな隙間で近接しており、タンク室71の内部はネジ溝によって蒸発室3A〜3Cに接続されている。ネジ溝の水平方向に対する傾斜角度は小さくなっており、回転軸76が静止した状態では、タンク室71の内部にネジ溝の大きさよりも小さい粉体が配置されても、蒸発室3A〜3C内にはこぼれ落ちない。
タンク室71の内部には上述した有機蒸発材料78が配置されている。有機蒸発材料78は、有機薄膜の母材と発色剤とが混合された粉体であり、各供給手段3a〜3cのタンク室71には、異なる種類(色)の有機蒸発材料78を配置してもよいし、同じ種類の有機蒸発材料78を配置してもよい。
図5の符号79はモータ等を有する回転手段を示しており、回転軸76は回転手段79に接続されている。回転手段79を動作させると、回転軸76はその中心軸線を中心として、原料供給管72内で上昇も下降もせずに回転する。
回転軸76が静止した状態では、タンク室71内の有機蒸発材料78は移動しないが、回転軸76を回転させると有機蒸発材料78はネジ溝を通って原料供給管72の内部に入り、原料供給管72のネジ溝に沿って下方に移動する。
原料供給管72の下端は、蒸発室3A〜3Cの内部に挿入されており、接続配管93に接続され、原料供給管72の内部と接続配管93の内部が連通するように構成されている。
ネジ溝の下端は原料供給管72内で開放されており、回転軸76の回転により下方に移動してネジ溝の下端に到達した有機蒸発材料78は、ネジ溝内から接続配管93の内周面上に落下する。
回転軸76をゆっくり回転させたとき、有機蒸発材料78のネジ溝内での移動量と、回転軸76の回転量とは一対一の関係にあり、回転量と落下量の関係を予め求めておくと、原料供給管72から所望量の有機蒸発材料78を落下させることができる。ゆっくり回転させた場合は少量ずつ連続的に落下させることができる。
接続配管93は、蒸発室3A〜3C内の端部位置と有機蒸発材料78が落下する位置との間の部分は傾けられており、端部を構成する開口96が、落下位置よりも下方になるようにされている。従って、接続配管93の内周面上に落下した有機蒸発材料78は、接続配管93の内周面を開口96に向けて滑り落ちる。
開口96は蒸発装置94の蒸発面98の真上に配置されており、開口96に到達した有機蒸発材料78は、開口96から蒸発面98上に落下する。
蒸発面98上に落下した有機蒸発材料78は、蒸発面98上に散布される。蒸発面98は傾いているから、有機蒸発材料78は拡がった状態で蒸発面98上を滑り落ちる。
蒸発面98上に落下する有機蒸発材料78は、室温では粉体であるが、蒸発温度以上に加熱されると蒸発して、有機蒸発材料蒸気50が生成される。蒸発装置94は、ヒータ89によって、予め有機蒸発材料78の蒸発温度よりも高温に昇温されており、蒸発面98上には、蒸発面98を滑り落ちて下端に到達する前(即ち、滑り落ちる間)に全部蒸発できる量の有機蒸発材料79が供給されるので、有機蒸発材料78は、蒸発面98上に散布された直後から蒸発を開始し、滑落しながら蒸発し、下端に到達することなく蒸発面98上から消滅する。
蒸発面98上に有機蒸発材料78を落下させる際には、真空槽内の真空排気は行なっているが、蒸発室3A〜3Cと真空排気系103との間のバルブは閉じておき、有機蒸発材料78の蒸発によって蒸発室3A〜3C内で生成された有機蒸発材料蒸気50が供給管14を通らずに真空排気されることがないようにしておく。
蒸発室3A〜3Cと供給管14は、導入管34によって接続されている。蒸発面98上に有機蒸発材料78を落下させる際には、落下前からガス加熱装置80aにキャリアガスを供給し、加熱されたキャリアガスが蒸発室3A〜3C内に導入されるようにしておく。
加熱されたキャリアガスが流れる接続配管93の開口96を蒸発面98の有機蒸発材料78が蒸発する部分に向け、その部分に加熱されたキャリアガスを吹き付けると、有機蒸発材料蒸気50と加熱されたキャリアガスは蒸発室3A〜3C内で均一に混合され、その混合ガスが、導入管34を通って蒸気放出装置10に導入される。
キャリアガス供給系84からガス加熱装置80aに供給するキャリアガスの流量を制御することにより、供給管14の内部圧力が、供給管14の内部で混合ガス(キャリアガスと有機材料蒸気の混合ガス)の粘性流が形成される大きさにされており、供給管14の各本体部14aの内部は、根本から先端まで略等しい圧力の混合ガスで充満される。
また、真空槽2の内部は継続して直接真空排気され、供給管14の周囲の圧力は供給管14の内部圧力よりも低圧になっている。その結果、各噴出孔15からそれぞれ等しい流速で混合ガスが放出され、有機蒸発材料蒸気50は、冷却手段17の蒸気通過孔17aとマスク21の貫通孔を通って、基板20表面に均一な単位面積当たりの密度で到達する。
キャリアガスを導入することで、有機蒸発材料蒸気50の導入量が少ない場合でも、供給官14内の圧力を、本体部14a先端から根元部分の間で噴出孔15から均一に蒸気を放出することができる圧力にすることができる。
また、有機蒸発材料蒸気50の発生量を変化させた場合でも、キャリアガスの導入量を変化させることで、供給管14内の圧力を調整することが可能となる。このため、有機蒸発材料蒸気50の発生量を変化させること、すなわち成膜速度の調整が可能となる。
各本体部14aの根本から先端まで基板表面に等量の有機材料蒸気が到達するので、偏りのない有機薄膜が得られる。
加熱槽81の内部には、ガス加熱装置80aと蒸発室3A〜3Cに亘って接続配管93が配置されている。隔壁85は気体が通過できない材料であり、接続配管93の一端は蒸発室3A〜3C内で開口し、他端はガス加熱装置80a内で開口しており、ガス加熱装置80aと蒸発室3A〜3Cは接続配管93によって接続され、ガス加熱装置80a内のガスは、接続配管93を通って、蒸発室3A〜3Cに移動できるようにされている。
キャリアガスを導入することで、有機蒸発材料蒸気50の導入量が少ない場合でも、供給14内の圧力を、本体部14a先端から根元部分の間で噴出孔15から均一に蒸気を放出することができる圧力にすることができる。

Claims (6)

  1. 有機蒸発材料の蒸気を放出するための複数の放出口が面内に配列され、加熱可能に構成されたシャワープレート型の放出部と、
    前記放出部内に設けられ有機蒸発材料の蒸気を当該放出部内に供給する供給部であって、前記放出部の内壁に対して前記有機蒸発材料の蒸気を吹き付けるように構成された噴出口を有する供給部と、
    少なくとも前記放出部の前記放出口側の部位に設けられる冷却手段とを有する蒸気放出装置。
  2. 前記冷却手段は、前記放出部を全体的に覆うように形成されている請求項1記載の蒸気放出装置。
  3. 前記冷却手段は、前記放出部の放出口と対応する部位に、当該有機蒸発材料の蒸気を通過させる蒸気通過孔を有する請求項2記載の蒸気放出装置。
  4. 前記放出部の放出口が当該放出部に設けられたノズル部の先端部に形成されるとともに、当該ノズル部の先端部が前記冷却手段の蒸気通過孔の内側の位置に配置されている請求項3記載の蒸気放出装置。
  5. 真空中で蒸着対象物に対してマスクを介して有機薄膜を蒸着する有機薄膜蒸着装置であって、
    蒸着対象物が搬入可能な蒸着用の真空槽と、
    前記真空槽内に設けられた蒸気放出装置とを備え、
    前記蒸気放出装置は、有機蒸発材料の蒸気を放出するための複数の放出口が面内に配列され、加熱可能に構成されたシャワープレート型の放出部と、
    前記放出部内に設けられ有機蒸発材料の蒸気を当該放出部内に供給する供給部であって、前記放出部の内壁に対して前記有機蒸発材料の蒸気を吹き付けるように構成された噴出口を有する供給部と、
    少なくとも前記放出部の前記放出口側の部位に設けられる冷却手段とを有し、
    前記蒸気放出装置の放出口が、前記マスクと対向するように配置されている有機薄膜蒸着装置。
  6. 真空中で蒸着対象物に対してマスクを介して有機薄膜を蒸着する有機薄膜蒸着方法であって、
    複数の放出口が面内に配列されたシャワープレート型の放出部を用い、当該放出部を加熱しつつ、当該放出部内において当該放出部の内壁に対して有機蒸発材料の蒸気を吹き付けて供給する蒸発材料供給工程を有し、
    前記蒸発材料供給工程の際、前記放出部と前記マスクとの間に冷却手段を介在させて当該放出部から当該マスク方向への熱伝達を遮蔽する有機薄膜蒸着方法。
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