JPWO2008090677A1 - セルロースエステルペレット、セルロースエステルフィルム、セルロースエステルフィルムの製造方法、偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
組み合わせA:下記一般式(1)で表される化合物と下記一般式(2)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせB:下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせC:下記一般式(5)で表される化合物と下記一般式(6)で表される化合物の組み合わせ。
2.前記の組み合わせA及びBを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする前記1に記載のセルロースエステルペレット。
組み合わせA:下記一般式(1)で表される化合物と下記一般式(2)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせB:下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせC:下記一般式(5)で表される化合物と下記一般式(6)で表される化合物の組み合わせ。
6.前記の組み合わせA及びBを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする前記5に記載のセルロースエステルフィルム。
本発明に係るセルロースエステルは、脂肪酸アシル基、置換もしくは無置換の芳香族アシル基の中からいずれかの構造を含む、セルロースの単独または混合酸エステルである。
ステルを含むセルロース樹脂である。なお、アセチル基の置換度と他のアシル基の置換度は、ASTM−D817−96に規定の方法により求めたものである。
式(II) 0≦X≦2.4
式(III) 0.5≦Y≦2.9
この内、特にセルロースアセテートプロピオネートが好ましく用いられ、中でも1.2≦X≦2.1であり、0.6≦Y≦1.4であることが好ましい。アシル基の置換度の異なるセルロースエステルをブレンドして、セルロースエステルフィルム全体として上記範囲に入っていてもよい。上記アシル基で置換されていない部分は通常水酸基として存在しているものである。これらは公知の方法で合成することができる。
装置 :HLC−8220(東ソー(株)製)
カラム :TSKgel SuperHM−M(東ソー(株)製)
カラム温度:40℃
試料濃度 :0.1質量%
注入量 :10μl
流量 :0.6ml/min
校正曲線 :標準ポリスチレン:PS−1(Polymer Laboratories社製)Mw=2,560,000〜580までの9サンプルによる校正曲線を使用した。
以下、本発明に用いられる前記一般式(1)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる前記一般式(2)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる前記一般式(3)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる前記一般式(4)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる前記一般式(5)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる前記一般式(6)で表される化合物について具体例に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下、本発明に係る一般式(1)〜(6)で表される化合物の合成法を具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
(一般式(1)で表される化合物、例示化合物1−1)
(一般式(2)で表される化合物、例示化合物2−1)
(一般式(3)で表される化合物、例示化合物3−1)
(一般式(4)で表される化合物、例示化合物4−1)
(一般式(5)で表される化合物、例示化合物5−1)
(一般式(6)で表される化合物、例示化合物6−1)
本発明においては、セルロースエステルに前記の組み合わせA、B、Cの他、種々の添加剤を添加することができる。
本発明のセルロースエステルペレット及びセルロースエステルフィルムは、フェノール系化合物を含有することが好ましい。フェノール系化合物は既知の化合物であり、パラ−t−ブチルフェノール、パラ−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール等のアルキル基置換フェノールの他、例えば、米国特許第4,839,405号明細書の第12〜14欄に記載の、2,6−ジアルキルフェノール誘導体化合物、所謂ヒンダードフェノール系化合物が挙げられるが、これらの中で、ヒンダードフェノール系化合物が好ましい。
セルロースエステルは、溶融流延製膜が行われるような高温環境下では酸によっても分解が促進されるため、本発明の光学フィルムにおいては劣化防止剤として酸捕捉剤を含有することが好ましい。本発明において有用な酸捕捉剤としては、酸と反応して酸を不活性化する化合物であれば制限なく用いることができるが、中でも米国特許第4,137,201号明細書に記載されているような、エポキシ基を有する化合物が好ましい。このような酸捕捉剤としてのエポキシ化合物は当該技術分野において既知であり、種々のポリグリコールのジグリシジルエーテル、特にポリグリコール1モル当たりに約8〜40モルのエチレンオキシド等の縮合によって誘導されるポリグリコール、グリセロールのジグリシジルエーテル等、金属エポキシ化合物(例えば、塩化ビニルポリマー組成物において、及び塩化ビニルポリマー組成物と共に、従来から利用されているもの)、エポキシ化エーテル縮合生成物、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(即ち、4,4′−ジヒドロキシジフェニルジメチルメタン)、エポキシ化不飽和脂肪酸エステル(特に、2〜22個の炭素原子の脂肪酸の4〜2個程度の炭素原子のアルキルのエステル(例えば、ブチルエポキシステアレート)等)、及び種々のエポキシ化長鎖脂肪酸トリグリセリド等(例えば、エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油等)の組成物によって代表され例示され得るエポキシ化植物油及び他の不飽和天然油(これらはときとしてエポキシ化天然グリセリドまたは不飽和脂肪酸と称され、これらの脂肪酸は一般に12〜22個の炭素原子を含有している)が含まれる。また、市販のエポキシ基含有エポキシド樹脂化合物として、EPON 815Cやその他のエポキシ化エーテルオリゴマー縮合生成物も好ましく用いることができる。
金属不活性剤とは、酸化反応において開始剤あるいは触媒として作用する金属イオン不活性化する化合物を意味し、ヒドラジド系化合物、シュウ酸ジアミド系化合物、トリアゾール系化合物等が挙げられ、例えば、N,N′−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン、2−ヒドロキシエチルシュウ酸ジアミド、2−ヒドロキシ−N−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ベンズアミド、N−(5−tert−ブチル−2−エトキシフェニル)−N′−(2−エチルフェニル)シュウ酸アミド等が挙げられる。
本発明のセルロースエステルペレット及びセルロースエステルフィルムに形成においては、ペレット及びフィルム形成材料中に可塑剤の少なくとも1種を添加することが好ましい。
本発明おいて、ペレット及びフィルム形成材料が、更に紫外線吸収剤を含有することが耐久性を向上させる点で好ましい。紫外線吸収剤は、偏光子や表示装置の紫外線に対する劣化防止の観点から、波長370nm以下の紫外線の吸収能に優れており、かつ液晶表示性の観点から、波長400nm以上の可視光の吸収が少ないものが好ましい。本発明に用いられる紫外線吸収剤としては、例えば、オキシベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物、トリアジン系化合物等を挙げることができるが、ベンゾフェノン系化合物や着色の少ないベンゾトリアゾール系化合物、トリアジン系化合物が好ましい。また、特開平10−182621号、同8−337574号公報記載の紫外線吸収剤、特開平6−148430号、特開2003−113317号公報記載の高分子紫外線吸収剤を用いてもよい。
本発明においては、セルロースエステルに上記で説明した添加剤の他、種々の添加剤を含有することができる。例えば、マット剤、フィラー、シリカやケイ酸塩等の無機化合物、染料、顔料、蛍光体、二色性色素、リターデーション制御剤、屈折率調整剤、ガス透過抑制剤、抗菌剤、生分解性付与剤などが挙げられる。また、上記機能を有するものであれば、これに分類されない添加剤も用いることができる。
本発明に係るフィルムは、滑り性や光学的、機械的機能を付与するためにマット剤を添加することができる。マット剤としては、無機化合物の微粒子または有機化合物の微粒子が挙げられる。
ペレット状の成型物(本発明においては、単に、ペレットと称する。)は、十分に乾燥(例えば80℃〜150℃で0.1時間〜24時間。好ましくは更に減圧下で実施。)させたセルロースエステルと添加剤との混錬物を、好ましくはガラス転移温度〜融点+50℃の温度にて溶融し、単軸または2軸押出し機で多孔ダイから押出し、これを水中で固化してストランド状の固化物を得た後、所望の大きさに裁断、乾燥して得ることができる。
本発明のセルロースエステルフィルムの厚さは10〜500μmが好ましい。特に20μm以上、さらに25μm以上が好ましい。また、150μm以下、さらに120μm以下が好ましい。特に好ましくは25〜90μmが好ましい。また、好ましくはヘイズ値1%未満、より好ましくは0.5%未満である。
本発明のセルロースエステルフィルムは溶融流延製膜により製造されることが好ましい。本発明における溶融流延製膜とは、溶媒を用いずセルロースエステルの流動性を示す温度まで加熱溶融し、その後、流動性のセルロースエステルを流延し、膜を形成することを言う。また、溶融流延製膜をする場合、用いるセルロースエステルの形態は粉体よりもペレットであることが好ましい。ペレット作製は、例えば前述のようにして行うのが好ましい。
本発明における返材とは、熱可塑性樹脂をフィルムに成形したもののうち、何らかの理由で原料として再利用される部分のことを指し、後述のスリットした端部(耳部ともいう)も含まれるが、製造の繰り出し・終端に位置するフィルムの全幅部分、さらには傷やスジなどの外観上の問題で製品として不適合なフィルムなども含まれる。
本発明のセルロースエステルフィルムの製造に際し、延伸の前及び/または後で帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易滑性層、易接着層、防眩層、バリアー層、光学補償層等の機能性層を塗設してもよい。特に、帯電防止層、ハードコート層、反射防止層、易接着層、防眩層及び光学補償層から選ばれる少なくとも1層を設けることが好ましい。この際、コロナ放電処理、プラズマ処理、薬液処理等の各種表面処理を必要に応じて施すことができる。
本発明のセルロースエステルフィルムは偏光板保護フィルムとして用いることができる。偏光板保護フィルムとして用いる場合、偏光板の作製方法は特に限定されず、一般的な方法で作製することができる。本発明のセルロースエステルフィルムをアルカリ処理し、ポリビニルアルコールフィルムを沃素溶液中に浸漬延伸して作製した第1の面及び第2の面を有する偏光子の少なくとも一方の面に貼り合わせる方法があり、該偏光子の両方の面に本発明のセルロースエステルフィルムを張り合わせることも好ましい。
本発明のセルロースエステルフィルムは、寸度安定性が23℃55%RHに24時間放置したフィルムの寸法を基準としたとき、80℃90%RHにおける寸法の変動値が±1.0%未満が好ましく、さらに好ましくは0.5%未満であり、特に好ましくは0.1%未満である。
本発明のセルロースエステルフィルムは、延伸操作により屈折率制御を行うことができる。延伸操作としては、セルロースエステルの1方向に1.0〜2.0倍及びフィルム面内にそれと直交する方向に1.01〜2.5倍延伸することで好ましい範囲の屈折率に制御することができる。
式(ii) Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率、nzはフィルムの厚み方向の屈折率(屈折率は23℃、55%RHの環境下、波長590nmで測定)、dはフィルムの厚さ(nm)を表す。)
光学フィルムの屈折率は、アッベ屈折率計(4T)を用いて、フィルムの厚さは市販のマイクロメーターを用いて、リターデーション値は、自動複屈折計KOBRA−21ADH(王子計測機器(株)製)等を用いて、各々測定することが出来る。
液晶表示装置には通常2枚の偏光板の間に液晶を含む基板が配置されているが、本発明のセルロースエステルフィルムを適用した偏光板保護フィルムはどの部位に配置しても優れた表示性が得られる。例えば、第1の面及び第2の面を有する液晶セルに、本発明の偏光板を該液晶セルの第1の面及び第2の面の少なくとも一方の面に有することが好ましい。特に液晶表示装置の表示側最表面に、該偏光板保護フィルムを用いることが好ましい。また、光学補償層を設けた偏光板保護フィルムや、延伸操作等によりそれ自身に適切な光学補償能を付与した偏光板保護フィルムの場合には、液晶セルと接する部位に配置することが優れた表示性が得る上で好ましい。
〔セルロースエステルペレットの製造〕
下記で説明するセルロースエステルを130℃、4時間減圧下で乾燥を行ったものに、下記表1、表2及び表3に記載の、可塑剤(添加量はセルロースエステルに対する質量%として表中に記載)と本発明における組み合わせA、B、Cの少なくとも一つ(添加量はセルロースエステルに対する質量%として表中に記載)を加え、さらに全水準に、IRGANOX1010(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)を0.50質量%、TINUVIN928(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)を1.5質量%部、シリカ粒子として、アエロジルNAX50(日本アエロジル社製)を0.2質量%部、及びKE−P100(日本触媒社製)を0.02質量%を添加した。
メルトインデックス(MI)は、一定温度で溶融した有機高分子材料を規定の長さと径の円形ダイから一定荷重で押し出すとき、10分間の流量を質量(g単位)で表した数値であり、溶融粘度の指標として使われている。セルロースエステルの場合その数値が大きいほど加工安定性がよく、小さいほど加工安定性が悪いと考えられる。得られた各々のペレットを用いてJIS−K7210に準じてメルトインデックス(MI)を測定した。測定温度は230℃、測定荷重は21.2Nとした。
さらにペレットの着色程度を示すイエローインデックス(YI)、b値を以下の方法で測定し表1、表2及び表3に記載した。いずれも0に近いほど着色が少なく良好である。特にb値はYIより一層着色に敏感である。
ペレットから任意に20回サンプリングし、下記方法に従いYI値を測定し、この中の最大値をYI値とした。
(b値)
ペレットから任意に20回サンプリングし、下記方法に従いb値を測定し、この中の絶対値の最大値をb値とした。
C−1:セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.31、プロピオニル基置換度1.23、分子量Mn=66,000、Mw/Mn=3.0)
C−2:セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.38、プロピオニル基置換度1.30、分子量Mn=86,000、Mw/Mn=2.5)
C−3:セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.67、プロピオニル基置換度0.93、分子量Mn=73,000、Mw/Mn=2.9)
C−4:セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基置換度1.95、プロピオニル基置換度0.73、分子量Mn=91,000、Mw/Mn=2.4)
(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー測定条件)
溶媒 :テトヒドロフラン
装置 :HLC−8220(東ソー(株)製)
カラム :TSKgel SuperHM−M(東ソー(株)製)
カラム温度:40℃
試料濃度 :0.1質量%
注入量 :10μl
流量 :0.6ml/min
校正曲線 :標準ポリスチレン:PS−1(Polymer Laboratories社製)Mw=2,560,000〜580までの9サンプルによる校正曲線を使用した。
〔セルロースエステルフィルムの製造〕
実施例1で得られたセルロースエステルペレットを用い、下記の要領でセルロースエステルフィルムを製造した。
以上のようにして作製した試料について、以下に記載したような評価を行った。その結果を表4に示す。
T型ダイの吐出口から発生する煙の状態及び縦型ポリシングロールの状態を目視で観察し、以下の基準により評価した。
○:発煙がわずかに認められる
△:発煙が多量に認められる
×:発煙が多量に認められ、縦型ポリシングロールの表面に発煙による曇りが認められる。
前記ペレットの着色程度を示すYI値と同様の方法で、フィルムのYI値を算出し、着色を評価した。
得られたセルロースエステルフィルム試料の各々について、幅手方向に1cm間隔で3次元方向の屈折を測定し、下記式より得られたリターデーションの変動係数(CV)で表したものである。測定には自動複屈折計KOBURA・21ADH(王子計測器(株)製)を用いて、23℃、55%RHの環境下で、波長が590nmにおいて、試料の幅手方向に1cm間隔で3次元複屈折率測定を行い測定値を次式に代入して求めた。
厚み方向複屈折Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
ここに、dはフィルムの厚み(nm)、nxはフィルムの面内の最大の屈折率、遅相軸方向の屈折率ともいう、nyはフィルム面内で遅相軸に直角な方向の屈折率、nzは厚み方向におけるフィルムの屈折率である。得られた面内及び厚み方向の複屈折をそれぞれ(n−1)法による標準偏差を求めた。リターデーション分布は以下で示される変動係数(CV)を求め、指標とした。実際の測定にあたっては、nとしては130〜140に設定した。
◎:ばらつき(CV)が1.5%未満
○:ばらつき(CV)が1.5%以上5%未満
△:ばらつき(CV)が5%以上、10%未満
×:ばらつき(CV)が10%以上。
得られたセルロースエステルフィルム試料の各々について、ヘイズ計(1001DP型、日本電色工業(株)製)を用いて測定した結果から、試料の厚さが80μmの場合のヘイズの値に換算して表示した。
○:0.5〜1.0%未満
△:1.0〜1.5%未満
×:1.5〜2.0%未満
××:2.0%以上。
セルロースエステルフィルム試料を、80℃、90%RHの高温高湿雰囲気下で1000時間放置後、セルロースエステルフィルム表面のブリードアウト(結晶析出)の有無を目視観察を行った。
〔返材を利用したセルロースエステルフィルムの製造〕
実施例2で得られたセルロースエステルフィルムの各々に対し、製膜方向に対して両端部分を質量で25%ずつスリットした。得られた返材(フィルムNo.1−1に対して返材No.1−1というように返材No.はフィルムNo.と対応させて付けた。)を5〜10mmに細かく断裁した後、実施例1で得られたセルロースエステルペレットに対して、下記表5に示す組み合わせでそれぞれ質量比1:1で混合した後、窒素雰囲気下、250℃にて加熱溶融した後、T型ダイより溶融押出製膜し、さらに160℃において1.2×1.2の延伸比で延伸した。その結果、膜厚80μmのフィルムを得た。以上のようにして作製した試料について、実施例2と同様な評価を行った。その結果を表5に示す。
〔塗設用組成物の調製〕
以下の「部」は「質量部」を表す。
ポリメチルメタアクリレート(重量平均分子量55万、Tg:90℃) 0.5部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 60部
メチルエチルケトン 16部
乳酸エチル 5部
メタノール 8部
導電性ポリマー樹脂P−1(0.1〜0.3μm粒子) 0.5部
(ハードコート層塗布組成物(2))
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート単量体 60部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート2量体 20部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート3量体以上の成分 20部
ジエトキシベンゾフェノン光反応開始剤 6部
シリコーン系界面活性剤 1部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 75部
メチルエチルケトン 75部
(カール防止層塗布組成物(3))
アセトン 35部
酢酸エチル 45部
イソプロピルアルコール 5部
ジアセチルセルロース 0.5部
超微粒子シリカ2%アセトン分散液(アエロジル:200V)(日本アエロジル(株)製) 0.1部
延伸比率を縦1.2×横2.0とした以外は、実施例1のセルロースエステルフィルム試料1−1と同様にして作製した試料3−1の片面に、カール防止層塗布組成物(3)をウェット膜厚13μmとなるようにグラビアコートし、乾燥温度80±5℃にて乾燥させた。これを試料3−1Aとする。このセルロースエステルフィルムのもう1方の面に帯電防止層塗布組成物(1)を28℃、82%RHの環境下でウェット膜厚で7μmとなるようにフィルムの搬送速度30m/minで塗布幅1mで塗布し、次いで80±5℃に設定された乾燥部で乾燥して乾燥膜厚で約0.2μmの樹脂層を設け、帯電防止層付きセルロースエステルフィルムを得た。これを試料3−1Bとする。
厚さ120μmのポリビニルアルコールフィルムを沃素1質量部、沃化カリウム2質量部、ホウ酸4質量部を含む水溶液に浸漬し、50℃で4倍に延伸し偏光子を作製した。
VA型液晶表示装置であるシャープ(株)製32型テレビAQ−32AD5の偏光板を剥がし、上記作製した偏光板を液晶セルのサイズに合わせて断裁した。液晶セルを挟むようにして、前記作製した偏光板2枚を偏光板の偏光軸が元と変わらないように互いに直交するように貼り付け、32型VA型カラー液晶ディスプレイを作製し、セルロースエステルフィルムの偏光板としての特性を評価したところ、本発明の偏光板1−1〜1−20、2−1〜2−20を用いて作製された液晶表示装置は、比較の偏光板1−21〜1−38、2−21〜2−38を用いて作製された液晶表示装置に比べコントラストも高く、優れた表示性を示した。これにより本発明の液晶表示装置は、液晶ディスプレイ等の画像表示装置用として優れていることが確認された。
Claims (12)
- セルロースエステルと、下記の組み合わせA、B又はCの少なくとも一つとを含有し、かつ該組み合わせA、B又はCの少なくとも一つを該セルロースエステルに対して0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とするセルロースエステルペレット。
組み合わせA:下記一般式(1)で表される化合物と下記一般式(2)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせB:下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせC:下記一般式(5)で表される化合物と下記一般式(6)で表される化合物の組み合わせ。
[式中、R1及びR2は各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R3はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R1及びR2は各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R3はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R4は水素原子、アルキル基またはシクロアルキル基を表し、R5、R6、R7、及びR8は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R4は水素原子、アルキル基またはシクロアルキル基を表し、R5、R6、R7、及びR8は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。R9はアルキル基またはシクロアルキル基を表す。]
[式中、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。R19はアルキル基またはシクロアルキル基を表す。] - 前記の組み合わせA及びBを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のセルロースエステルペレット。
- 前記の組み合わせA及びCを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のセルロースエステルペレット。
- 前記組み合わせA中の一般式(1)及び(2)で表される化合物のR3がアルキル基またはアリール基であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載のセルロースエステルペレット。
- セルロースエステルと、下記の組み合わせA、B又はCの少なくとも一つとを含有し、かつ該組み合わせA、B又はCの少なくとも一つを該セルロースエステルに対して0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とするセルロースエステルフィルム。
組み合わせA:下記一般式(1)で表される化合物と下記一般式(2)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせB:下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物の組み合わせ。
組み合わせC:下記一般式(5)で表される化合物と下記一般式(6)で表される化合物の組み合わせ。
[式中、R1及びR2は各々独立にアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R3はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R1及びR2は各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R3はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R4は水素原子、アルキル基またはシクロアルキル基を表し、R5、R6、R7、及びR8は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R4は水素原子、アルキル基またはシクロアルキル基を表し、R5、R6、R7、及びR8は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。R9はアルキル基またはシクロアルキル基を表す。]
[式中、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。]
[式中、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17及びR18は各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリールオキシ基を表す。R19はアルキル基またはシクロアルキル基を表す。] - 前記の組み合わせA及びBを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記の組み合わせA及びCを、前記セルロースエステルに対し各々0.001質量%〜1.00質量%含有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 前記組み合わせA中の一般式(1)及び(2)で表される化合物のR3がアルキル基またはアリール基であることを特徴とする請求の範囲第5項〜第7項のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルム。
- 請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載のセルロースエステルペレットを溶媒を用いず加熱溶融してセルロースエステル溶融物を得、該溶融物を支持体上に流延する溶融流延製膜法によって製造することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。
- 請求の範囲第5項〜第8項のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムの返材を、溶融組成物の調製に用いることを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。
- 第1の面及び第2の面を有する偏光子と請求の範囲第5項〜第8項のいずれか1項に記載のセルロースエステルフィルムを有する偏光板であって、該セルロースエステルフィルムを該偏光子の第1の面及び第2の面の少なくとも一方の面に有することを特徴とする偏光板。
- 第1の面及び第2の面を有する液晶セルと請求の範囲第11項に記載の偏光板を有する液晶表示装置であって、該偏光板を液晶セルの第1の面及び第2の面の少なくとも一方の面に有することを特徴とする液晶表示装置。
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