JPWO2008023433A1 - レンズ駆動装置、及びレンズ駆動装置の製造方法 - Google Patents

レンズ駆動装置、及びレンズ駆動装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

レンズ駆動装置(150)は、(i)対物レンズ(31)を有すると共に、(ii)駆動制御用のコイル(80、90等)が、側面に取り付けられたレンズホルダ(30)を備えるレンズ駆動装置であって、コイルの接着面、又は、側面は、接着剤が流れる方向を規制する凹凸部(81等)が形成された凹凸面であり、コイルと、レンズホルダとは、この凹凸面を介して接着剤によって一体成形されている。

Description

本発明は、ディスク状の記録媒体に情報を記録したり、記録された情報を読み取るディスクプレーヤのレンズ駆動装置の構造、及び、レンズ駆動装置の製造方法に関する。
光学的に情報を記録したディスクから情報を読み取る際に、読み取りビームをディスク面に集束させるために対物レンズをレンズ光軸方向(フォーカス方向)に駆動させたり、読み取りビームを情報トラックに追従させるため対物レンズをレンズ光軸方向と直角方向(トラッキング方向)に駆動させたり、読み取りビームの光軸をディスク面に対して垂直に照射させるために対物レンズをディスク面のそり方向(チルト方向)に駆動させたりする、レンズ駆動装置が知られている。このようなレンズ駆動装置の一例が、特許文献1等に記載されている。このレンズ駆動装置は、フォーカスコイルとトラッキングコイルをパターンニング及びエッチングして形成した平面状のコイル基板を、対物レンズを内蔵するレンズホルダの両側面に接着剤によって固定したプリントコイルタイプのものである。
特開2001−229557号公報 特開2006−31759号公報
しかしながら、上述したようなレンズ駆動装置において、コイルと、レンズホルダの両側面とを一体成形する際に、接着剤の流れる方向が規制されない場合、コイルの接着面と、レンズホルダの側面との間において、接着剤の流れる方向や、接着剤の分布や、接着剤の厚みにおいてばらつきが発生してしまうという技術的な問題点が生じる。よって、一体成形されたレンズホルダに駆動力が与えられた場合、例えばフォーカス方向に対応したピッチング共振(2次共振)等の振動に対する影響が大きくなってしまい、ひいては、サーボ制御の品質が低下し、ディスク状の記録媒体に対する信号の読み書きの品質が悪化してしまうという技術的な問題点が生じる。
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、コイルと、レンズホルダの側面と一体成形を、より適切に行うことが可能なレンズ駆動装置、及びレンズ駆動装置の製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のレンズ駆動装置は、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置であって、前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方は、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面であり、前記コイルと、前記レンズホルダとは、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形されている。
上記課題を解決するために、請求項8に記載のレンズ駆動装置の製造方法は、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置の製造方法であって、前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方を、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面として形成する凹凸形成工程と、前記コイルと、前記レンズホルダとを、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形する一体成形工程と、を備える。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態としての本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置、及び、レンズ駆動装置の製造方法について順に説明する。
(レンズ駆動装置の実施形態)
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態は、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置であって、前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方は、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面であり、前記コイルと、前記レンズホルダとは、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形されている。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態によれば、一般的に、一対のマグネットを所定の間隔をもって対向配置することにより、一対のマグネットの間に磁界(磁場)が形成される。この磁界内で、対物レンズを有するレンズホルダの側面に取り付けられた、例えばFP(Fine Pattern)コイル等のコイルに通電することにより、レンズ駆動装置の支持部に固定された一対の線状の弾性部材に保持されたレンズホルダが傾斜すると共に、例えばフォーカス方向及びトラッキング方向に移動する。
特に、本実施形態では、コイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方は、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面であり、このコイルと、このレンズホルダとは、この凹凸面を介して接着剤によって一体成形されている。
仮に、対物レンズ駆動装置において、コイルと、レンズホルダの側面とを一体成形する際に、接着剤の流れる方向が規制されない場合、コイルの接着面と、レンズホルダの側面との間において、接着剤の流れる方向や、接着剤の分布や、接着剤の厚みにおいてばらつきが発生してしまう。よって、一体成形されたレンズホルダに駆動力が与えられた場合、例えばフォーカス方向に対応したピッチング共振(2次共振)等の振動に対する影響が大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態では、コイルと、レンズホルダの側面との一体成形に際して、接着剤の流れる方向が規制されているので、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。以上の結果、サーボ制御の品質の向上に加えて、ディスク状の記録媒体に対する信号の読み書きの品質の向上を実現することができる。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の一の態様は、前記凹凸面の凹凸形状パターンは、(i)前記接着剤が注入される位置、(ii)前記接着剤が注入される方向、又は、(iii)前記接着剤が、一体成形される際に流れる方向に基づいて規定される。
この態様によれば、コイルと、レンズホルダの側面との一体成形に際して、接着剤の流れる方向が、上述した凹凸形状パターンに基づいて、規制されている。従って、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記凹凸面の凹凸形状パターンは、前記レンズホルダが駆動するトラッキング方向、フォーカシング方向、又は、チルト方向に基づいて規定される。
この態様によれば、凹凸形状パターンは、例えばトラッキング方向、フォーカシング方向、又は、チルト方向を基準として必要とされる接着剤の分量(即ち、接着力)に基づいて、規定される。従って、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って相対的に長い形状の第1凸部、及び(ii)フォーカシング方向に沿って相対的に長い形状の第2凸部が形成されている。
この態様によれば、コイルと、レンズホルダの側面との一体成形に際して、接着剤の流れる方向が、上述した第1凸部及び第2凸部に基づいて、規制されている。従って、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って相対的に長い形状の第1凸部、及び(ii)当該凹凸面を、前記対物レンズの光軸と略平行にするための第2凸部が形成されている。
この態様によれば、例えば第1凸部と略同一の厚さを有する第2凸部に基づいて、凹凸面を、対物レンズの光軸と平行にさせて、外界からの力が加わっていない状態で、一体成形されたレンズホルダを光軸に対して略垂直に保持することができる。この結果、一体成形されたレンズホルダを光軸に対して、略垂直にするための動力を省力することが可能であり、各種のサーボ制御を行うためにコイルに流す制御電流の消費電力を効果的に抑制することが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って略中央部に位置する凸部、及び(ii)前記凸部を挟んで形成される2つの凹部が形成されている。
この態様によれば、略線対称に配置された、中央部に位置する凸部、及び、左右両側に位置する凹部に基づいて、線対称の位置で注入される接着剤が、無秩序に拡散して流れることを効果的に規制することができる。この結果、レンズホルダを、線対称の位置で注入される接着剤に基づいて、より接着面を大きくさせると共に、接着剤の流れる方向をより高精度に規制させ、一体成形する際の、接着力をより大きくさせることが可能である。
本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態の他の態様は、前記凹凸面は、感光樹脂(フォトレジスト)が2重に塗布された、前記コイルの接着面、又は、前記側面において、照射するレーザ光の位置及び光強度を異ならせるマスキング処理及びエッチング処理に基づいて、形成される。
この態様によれば、感光樹脂が2重に塗布された凹凸面における、マスキング処理及びエッチング処理に基づいて、凹凸部を、より高精度に形成することが可能である。
(レンズ駆動装置の製造方法の実施形態)
本発明のレンズ駆動装置の製造方法に係る実施形態は、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置の製造方法であって、前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方を、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面として形成する凹凸形成工程と、前記コイルと、前記レンズホルダとを、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形する一体成形工程と、を備える。
本発明のレンズ駆動装置の製造方法に係る実施形態によれば、先ず、凹凸形成工程によって、駆動制御用のコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方が、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面として形成される。
次に、一体成形工程によって、駆動制御用のコイルと、レンズホルダとを、上述の凹凸面を介して接着剤によって一体成形される。
この結果、駆動制御用のコイルと、レンズホルダとが、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面を介して接着剤によって一体成形されているレンズホルダを備えるレンズ駆動装置を、簡便且つ適切に製造することが可能となる。
尚、上述した本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態が有する各種態様に対応して、本発明のレンズ駆動装置の製造方法に係る実施形態も各種の態様を採ることが可能である。
本発明のレンズ駆動装置の製造方法に係る実施形態の一の態様は、前記凹凸形成工程は、(i)感光樹脂(フォトレジスト)を2重に塗布する塗布工程、(ii)照射するレーザ光の位置及び光強度を異ならせるマスキング工程、及び、(iii)エッチング工程に基づいて、前記凹凸面を形成する。
この態様によれば、凹凸形成工程は、上述の凹凸面の凹凸形状パターンを形成するために、時系列に沿った、次の3つの工程によって構成されている。即ち、先ず(i)塗布工程によって、駆動制御用のコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方において、感光樹脂(例えばフォトレジスト)が2重に塗布される。次に(ii)マスキング工程によって、例えばフォトマスクの手法に基づいて照射するレーザ光の位置を異ならせると共に、光強度を異ならせ、レーザ光が照射された位置又は領域において、2重に塗布されたフォトレジストのうち外側の2層目のフォトレジストが露光される。次に(iii)エッチング工程によって、現像液に浸されることによって、凹凸面が形成される。
以上の結果、駆動制御用のコイルと、レンズホルダとが、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面を介して接着剤によって一体成形されているレンズ駆動装置を、より簡便且つ高精度に製造することが可能となる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本発明のレンズ駆動装置に係る実施形態によれば、(i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置であって、コイルの接着面、及び、側面のうちいずれか一方は、凹凸面であり、コイルと、レンズホルダとは、この凹凸面を介して接着剤によって一体成形されている。この結果、コイルと、レンズホルダの側面との一体成形に際して、接着剤の流れる方向が規制されているので、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。以上の結果、サーボ制御の品質の向上に加えて、ディスク状の記録媒体に対する信号の読み書きの品質の向上を実現することができる。
また、本発明のレンズ駆動装置の製造方法に係る実施形態によれば、凹凸形成工程、及び、一体成形工程を備える。この結果、駆動制御用のコイルと、レンズホルダとが、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面を介して接着剤によって一体成形されているレンズホルダを備えるレンズ駆動装置を、簡便且つ適切に製造することが可能となる。
本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成を示した平面図(図1(a))、及び側面図(図1(b))である。 本実施例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方に形成された凹凸形状パターンを図式的に示した平面図(図2(a))、並びに、比較例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方を図式的に示した平面図(図2(b))である。 本実施例の変形例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方に形成された凹凸形状パターンを図式的に示した一及び他の平面図(図3(a)、及び、図3(b))である。 本発明のレンズ駆動装置を製造する製造手順を時系列に沿って、図式的に示した模式図である。
符号の説明
10 アクチュエータベース
11、12 マグネット
20 支持ベース
21 支持ワイヤ
22a 引出部
22b 接続部
30 レンズホルダ
80、90 コイル基板
100 可動部
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
(1)基本構成
次に、図1を参照して、本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成について説明する。
(1−1)全体的な構成
先ず、図1を参照しつつレンズ駆動装置150の全体的な構成について説明する。ここに、図1は、本発明の実施例にかかるレンズ駆動装置150の基本構成を示した平面図(図1(a))、及び側面図(図1(b))である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、本発明の実施例によるレンズ駆動装置150においては、板状のアクチュエータベース10上に、磁場形成用のマグネット11又は12を固定した一対のL状のヨーク13が所定の磁気ギャップを設けて対向配置され、アクチュエータベース10に対して複数のネジ14で固定されている。また、アクチュエータベース10上に支持ベース20がネジ14により固定されており、支持ベース20の4本の支持ワイヤ21が可動部100をマグネット11と12に挟まれる位置において、傾斜可能であると共に、上下及び左右方向に移動可能に支持している。
可動部100は、内部に対物レンズ31を収納した略方形状のレンズホルダ30と、マグネット11と対向するレンズホルダ30のジッタ(図中矢印J)方向の側面に接着剤等で固定されたコイル基板80と、マグネット12と対向するレンズホルダ30のジッタ方向の側面に接着剤等で固定されたコイル基板90とを備える。レンズホルダ30のトラッキング(図中矢印T)方向に突出して形成された4本の保持部32a、32bが4本の支持ワイヤ21で支持され、これにより可動部100は、傾斜可能であると共に、フォーカス(図中矢印F)方向及びトラッキング方向に移動可能に支持されている。
支持ワイヤ21は、導電性の棒状又は板状の弾性部材で構成され、一方端が圧延拡大して引出部22aが形成され、支持ベース20の成形時に支持ワイヤ21の一部がアウトサート成形等により、支持ベース20の内部で、一体的に、成形される。また、支持ワイヤ21の他方端は、同様に、圧延拡大されて接続部22bが形成され、レンズホルダ30に設けられた4本の保持部32a、32bに接着剤等で固定される。
マグネット11及び12を所定の間隔をもって対向配置することにより、マグネット11と12の間に磁場(磁界)が形成される。この磁界内で、レンズホルダ30に固定されたコイル基板80及び90上の、チルト制御用、フォーカス制御用、及びトラッキング制御用のコイルに通電することにより、可動部100が傾斜すると共に、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動する。
(2)本実施例に係る詳細構成と、作用及び効果との検討
次に、図2を参照して、本実施例に係る詳細構成と、作用及び効果の検討とについて説明する。ここに、図2は、本実施例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方に形成された凹凸形状パターンを図式的に示した平面図(図2(a))、並びに、比較例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方を図式的に示した平面図(図2(b))である。尚、図2及び後述される図3において、矢印で示されるように、上下側方向はフォーカス方向を示し、左右方向は、トラッキング方向を示す。また、図2及び後述される図3において、一例として、コイル基板の接着面において、凸部81が形成されていてもよいし、レンズホルダ30の側面において、凸部81が形成されていてもよい。
具体的には、図2(a)に示されるように、コイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方に形成された、コの字の形状をしたトラッキング方向に相対的に長い凸部81に基づいて、左右両側の2箇所の、フォーカス方向の上側から下側へ向かって夫々注入される接着剤が、中央部へ向かって無秩序に拡散して流れることが規制される。
仮に、図2(b)に示されるように、対物レンズ駆動装置において、コイルと、レンズホルダの側面と一体成形に際して、接着剤の流れる方向が規制されない場合、コイルの接着面と、レンズホルダの側面との間において、接着剤の流れる方向や、接着剤の分布や、接着剤の厚みにおいてばらつきが発生してしまう。よって、一体成形されたレンズホルダに駆動力が与えられた場合、例えばフォーカス方向に対応したピッチング共振(2次共振)等の振動に対する影響が大きくなってしまう。
これに対して、本実施例では、コイルと、レンズホルダの側面との一体成形に際して、コの字の形状をした凸部81に基づいて、接着剤の流れる方向が規制されているので、フォーカス方向、トラッキング方向、又は、チルト方向の駆動力が、一体成形されたレンズホルダに与えられても、例えばピッチング共振等の振動に影響されることを、より効果的に低減又は解消することが可能である。以上の結果、サーボ制御の品質の向上に加えて、ディスク状の記録媒体に対する信号の読み書きの品質の向上を実現することができる。
(3)変形例
次に、図3を参照して、本実施例の変形例について説明する。ここに、図3は、本実施例の変形例に係るコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方に形成された凹凸形状パターンを図式的に示した一及び他の平面図(図3(a)、及び、図3(b))である。
本実施例の一の変形例においては、図3(a)に示されるように、コイル基板80の接着面に、細長い長方形の形状をした2つの凸部82a及び82bが形成される。従って、この凸部82a及び82bに基づいて、左右両側の2箇所の、フォーカス方向の上側から下側へ向かって夫々注入される接着剤が、略中央部へ向かって無秩序に拡散して流れることを効果的に規制することができる。
特に、フォーカス方向の下側に位置する凸部82bは、フォーカス方向の上側に位置する凸部82aと略同一の厚さをしていることが好ましい。従って、コイルの接着面、及び、レンズホルダの側面を、対物レンズの光軸と平行にさせて、外界からの力が加わっていない状態で、一体成形されたレンズホルダを光軸に対して略垂直に保持することができる。この結果、一体成形されたレンズホルダを光軸に対して、略垂直にするための動力を省力することが可能であり、各種のサーボ制御を行うためにコイルに流す制御電流の消費電力を効果的に抑制することが可能である。
本実施例の他の変形例においては、図3(b)に示されるように、コイル基板80の接着面に形成された、長方形の形状をした複数の凸部83a、83b、83c及び83dがフォーカス方向に略線対称で配置される。従って、この凸部83a、83b、83c及び83dに基づいて、中央部と、左右両側との3箇所において、フォーカス方向の上側から下側へ向かって夫々注入される接着剤が、無秩序に拡散して流れることを効果的に規制することができる。この結果、レンズホルダを、分散された3箇所から注入された接着剤に基づいて、より接着面を大きくさせると共に、接着剤の流れる方向をより高精度に規制させ、一体成形する際の、接着力をより大きくさせることが可能である。詳細には、本願発明者による研究によれば、凹部、又は、凸部とを線対称に配置することで、接着面の隙間を通過する接着剤の流動性に基づいて発生する、毛細管現象を利用し、接着力を増大させることが可能であることも付記しておく。
特に、フォーカス方向の下側に位置する凸部83b、83dは、線対称で配置されていると共に、フォーカス方向の上側に位置する凸部83a、83cと略同一の厚さをしていることが好ましい。従って、コイルの接着面、及び、レンズホルダの側面を、対物レンズの光軸と平行にさせて、外界からの力が加わっていない状態で、一体成形されたレンズホルダを光軸に対して略垂直に保持することができる。
(4)製造方法(製造手順)
次に、図4を参照して、本実施例に係るレンズ駆動装置の製造方法(製造手順)について、その作用と効果との検討を含めて説明する。ここに、図4は、本発明のレンズ駆動装置を製造する製造手順を時系列に沿って、図式的に示した模式図である。
図4に示されるように、先ず、凹凸形成工程によって、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面における凹凸形状パターンを形成するために、先ず、塗布工程によって、駆動制御用のコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方において、感光樹脂(例えばフォトレジスト)が2重に塗布される。詳細には、図4中のステップ1(Step1)に示されるように、1層目として、粘性のある感光樹脂が、滴下され均一な厚さで塗布されると共に、図4中のステップ2(Step2)に示されるように、2層目として、再度、感光樹脂が、滴下され均一な厚さで塗布される。
次に、マスキング工程によって、例えばフォトマスクの手法に基づいて照射するレーザ光の位置を異ならせると共に、光強度を異ならせ、レーザ光が照射された位置又は領域において、2重に塗布されたフォトレジストのうち外側の2層目のフォトレジストが露光される。
次に、エッチング工程によって、現像液に浸されることによって、凹凸面が形成される。詳細には、図4中のステップ3(Step3)に示されるように、例えば電子線や紫外線等のレーザ光が、フォトマスクによって遮断されない領域において、所定のレーザパワーで照射される。そして、図4中のステップ4(Step4)に示されるように、上述したレーザ光が照射された部分は、光エネルギーによりフォトレジストが分子のレベルで結合が切られた状態になるので、現像液に浸されることによって、空間があいた状態となり、凹凸部のうち、凹部が形成される。特に、凹部における大きさは、レーザ光の照射位置の制御、レーザパワーの制御に加えて、レーザ光のビーム径によって決定可能である。また、凹部における深さは、レーザパワーに加えて、フォトレジストの厚さによって決定可能である。尚、レーザパワーは、フォトレジストの感度に適切に対応していることが望ましい。
次に、図4中のステップ5(Step5)に示されるように、一体成形工程によって、駆動制御用のコイルの接着面、及び、レンズホルダの側面のうちいずれか一方と、他方とを、上述した凹部において接着剤が注入されることによって一体成形される。
以上の結果、本実施例によれば、駆動制御用のコイルと、レンズホルダとが、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面を介して接着剤によって一体成形されているレンズ駆動装置を、より簡便且つ高精度に製造することが可能となる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うレンズ駆動装置、及び、レンズ駆動装置の製造方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係るレンズ駆動装置、及び、レンズ駆動装置の製造方法は、例えば光ディスク等の情報記録媒体を再生するためのレンズ駆動装置、及び、レンズ駆動装置の製造方法に利用可能である。

Claims (9)

  1. (i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置であって、
    前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方は、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面であり、
    前記コイルと、前記レンズホルダとは、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記凹凸面の凹凸形状パターンは、(i)前記接着剤が注入される位置、(ii)前記接着剤が注入される方向、又は、(iii)前記接着剤が、一体成形される際に流れる方向に基づいて規定されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記凹凸面の凹凸形状パターンは、前記レンズホルダが駆動するトラッキング方向、フォーカシング方向、又は、チルト方向に基づいて規定されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って相対的に長い形状の第1凸部、及び(ii)フォーカシング方向に沿って相対的に長い形状の第2凸部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って相対的に長い形状の第1凸部、及び(ii)当該凹凸面を、前記対物レンズの光軸と略平行にするための第2凸部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 光軸の方向を基準にして線対称
    前記凹凸面は、(i)トラッキング方向に沿って略中央部に位置する凸部、及び(ii)前記凸部を挟んで形成される2つの凹部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記凹凸面は、感光樹脂が2重に塗布された、前記コイルの接着面、又は、前記側面において、照射するレーザ光の位置及び光強度を異ならせるマスキング処理及びエッチング処理に基づいて、形成されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレンズ駆動装置。
  8. (i)対物レンズを有すると共に、(ii)駆動制御用のコイルが、側面に取り付けられたレンズホルダを少なくとも備えるレンズ駆動装置の製造方法であって、
    前記コイルの接着面、及び、前記側面のうちいずれか一方を、流動性の接着剤が流れる方向を規制する凹凸部が形成された凹凸面として形成する凹凸形成工程と、
    前記コイルと、前記レンズホルダとを、前記凹凸面を介して前記接着剤によって一体成形する一体成形工程と、
    を備えることを特徴とするレンズ駆動装置の製造方法。
  9. 前記凹凸形成工程は、(i)感光樹脂を2重に塗布する塗布工程、(ii)照射するレーザ光の位置及び光強度を異ならせるマスキング工程、及び、(iii)エッチング工程に基づいて、前記凹凸面を形成することを特徴とする請求の範囲第8項に記載のレンズ駆動装置の製造方法。
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