JPWO2008013126A1 - 管体の継手 - Google Patents

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Abstract

軽荷重用の管体、具体的には薄肉鋼管の外周に合成樹脂を接着して薄層に被覆した、外径がφ28乃至φ45程度の樹脂接着被覆鋼管を、平面的若しくは立体的な管体構造物に組み立てる際の接続に好適な、内嵌め型の管体継手を提供する。継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部が中空構造に形成され、差し込み部にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部が形成されている継手本体と、接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブと、および先端部に先細テーパ部を有する止着用のボルトとから成っている。

Description

この発明は、主として軽荷重用の管体、具体的には薄肉鋼管の外周に合成樹脂を接着して薄層に被覆した、外径がφ28乃至φ45程度の樹脂接着被覆鋼管を、平面的若しくは立体的な管体構造物に組み立てる際の接続(又は連結)に好適な、内嵌め型の管体継手の技術分野に属し、更に言えば、管体の接続強度が高く、しかも管体を接続した外観意匠がシンプルで意匠感に優れる管体の継手に関する。
従来、上記したような軽荷重用の管体を平面的若しくは立体的な管体構造物に組み立てる管体接続用の継手としては、例えば下記の特許文献1に開示されたように、管体を継手のソケットへ嵌め込む外嵌め型の継手が公知である。この外嵌め型継手の場合は、同特許文献1のA−A’拡大断面図に見る通り、継手のソケット部が管体の外径よりも大きくて長く露出するので、ソケットと管体の径違い段差の故にソケット(継手)の存在感ばかり目立って管体接続部の外観意匠が武骨になる。しかも、管体は継手のソケットへ嵌め込むだけの単純構造であるため、接着剤を使用して密接に嵌めても、管体の接続強度を物理的に確実に高めることが難しい。その上、前記継手と管体の段差部分には汚れが溜まり易く、洗浄による掃除が難しいので、たとえば食品業界のように衛生上の管理要求が厳しく汚れを嫌う場所や用途に使用する管体構造物には適用できないという問題がある。
次に、下記の特許文献2に開示されたように、管体の内径部へ嵌め込むインナー型継手の場合は、管体の接続部における継手の存在感が薄弱であり、管体接続部の外観意匠は良い。しかし、管体は半割り構造とした継手の差し込み部外周へ嵌め込むだけの単純構造であるため、たとえ接着剤を使用しても、管体の接続強度を物理的に確実に高めることは難しい。
下記の特許文献3に開示されたパイプの接合具は、やはり管体の内径部へ嵌め込むインナー型継手の一種であるが、パイプの内面に圧接して強く固定する山形座金を、ボルト、ナットにより駆動する構成であるから、管体の接続強度を物理的に確実に高めることができると推認できる。しかし、前記ボルトを回転操作するために、継手本体には、前記ボルトの回転用工具を差し込む通孔を複数設ける必要があり、同通孔の存在感が目立って継手の意匠性、ひいては管体接続部の外観意匠が悪いし、汚れも溜まりやすい構造である。また、一旦は強く締めたはずのボルトでも、長い供用期間中には緩んで外れる心配を払拭できない。
日本国意匠登録第8811251号公報 日本国実開平5−36114号公報 日本国特許第2894404号公報
上記の特許文献3について説明したように、従来、ボルトなどを使用して管体の接続強度を物理的に確実に高める継手も種々見聞されるが、長い供用期間中にはボルトが緩んで外れる懸念を内包している。例えば食品業界で使用する場合には、はずれたボルトが食品に異物として混入する心配があるかぎり使用は不可であり、前記の懸念を払拭する改良、工夫が望まれている。
よって、本発明の目的は、管体を接続した場合の外観意匠性に優れた内嵌め型の継手であって、管体接続の強度を物理的に必要充分に確実に高めることができ、更に管体接続にボルトを使用するけれども、長い供用期間中にボルトが緩んでも落下する懸念は皆無であり、食品業界での使用にも適し、一方、管体の接続を解くことも容易に可能であり、リサイクル性にも優れる管体接続用の継手を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部1aへ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12が中空構造に形成されており、前記差し込み部12にはその先端から軸方向に長いスリット状の割り13が周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されており、
前記継手本体11には、前記接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記孔21が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔15が継手本体11の軸線と直交する方向に形成されており、
接続用差し込み部12の中空部へ設定位置までテーパースリーブ2を挿入した上で、この差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部1aへ挿入し、継手本体11の前記ネジ孔15へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記孔21へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込ませ、拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した管体の継手10において、
継手本体11に形成するネジ孔15は、テーパースリーブ2の孔21へ通じる非貫通の孔として形成され、
テーパースリーブ2の前記孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成され、
止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記テーパ孔21へ進入させ芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込むと、継手本体11の外周面より深く沈み込む長さであることをそれぞれ特徴とする。
請求項3に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12が中空構造に形成されており、前記差し込み部12にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されており、
前記接続用差し込み部12には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記孔21が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔16が差し込み部12の軸線と直交する方向に形成されており、
接続用差し込み部12の中空部へ設定位置までテーパースリーブ2を挿入し、同じ接続用差し込み部12のネジ孔16へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3を差し込み部12の外周面よりも沈ませた上で、当該差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けておいた通孔1bを差し込み部12のネジ孔16と芯合わせを行い、管体1の通孔1bから挿入した工具で差し込み部12の止着用ボルト3をねじ込み、先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記孔21へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込ませ、拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体1を接続する構成であることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した管体の継手において、
管体1に予め設けておく通孔1bは、接続用差し込み部12のネジ孔16へねじ込まれた止着用ボルト3を、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aを含む全長が、接続用差し込み部12のネジ孔16の全長と同等ないし少し長い程度に形成され、
テーパースリーブ2の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されていることをそれぞれ特徴とする。
請求項5に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12が中空構造に形成されており、前記差し込み部12にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向にネジ孔22が貫通状態に形成されており、
前記継手本体11には、前記接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記ネジ孔22が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔18が継手本体11の軸線と直交する方向に形成されており、
テーパースリーブ2の前記ネジ孔22へ止着用ボルト3を予めねじ込み、同テーパースリーブ2の外周面から沈ませた上で、当該テーパースリーブ2を接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入し、この差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、継手本体11の前記通孔18から挿入した工具でテーパースリーブ2の前記止着用ボルト3をねじ込み、その先細テーパ部3aを継手本体11の孔18aへ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込ませ、拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体1を接続する構成であることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項5に記載した管体の継手において、
継手本体11に形成する通孔18は、一方の開口端からはテーパースリーブのネジ孔と連通する孔18とされ、同孔の延長線上の孔18aは非貫通で、前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されており、
止着用ボルト3は、先細テーパ部3aを含めた全長がテーパースリーブ2のネジ孔22の全長以内に形成されていることをそれぞれ特徴とする。
請求項7に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12が中空構造に形成されており、前記差し込み部12にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向にネジ孔22が貫通状態に形成されており、
前記接続用差し込み部12には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記ネジ孔22が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔19が差し込み部12の軸線と直交する方向に形成されており、
テーパースリーブ2の前記ネジ孔22へ止着用ボルト3を予めねじ込み、同テーパースリーブ2の外周面から沈ませた上で、当該テーパースリーブ2を接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入し、この差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けておいた通孔1bを前記差し込み部12の通孔19と芯合わせを行い、前記通孔1b、19から挿入した工具でテーパースリーブ2の前記止着用ボルト3をねじ込み、その先細テーパ部3aを差し込み部12の孔19aへ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込ませ、拡径用テーパ部の楔作用で接続用差し込み部12を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体1を接続する構成であることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、請求項7に記載した管体の継手において、
接続用差し込み部12に形成する通孔19は、一方の開口端からはテーパースリーブ2のネジ孔22と連通する孔とされ、同孔の延長線上の孔19aは前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されており、
管体1に予め設けておく通孔1bは、テーパースリーブ2のネジ孔22へねじ込まれた止着用ボルト3を、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
止着用ボルト3は、先細テーパ部3aを含めた全長がテーパースリーブ2のネジ孔22の全長以内に形成されていることをそれぞれ特徴とする。
請求項9に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12’は中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ形状とされている継手本体11と、前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型のスリーブ2’と、内周面を前記接続用差し込み部12’の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体1の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され、軸方向に1本の割り41が形成された割り型スリーブ40と、及び先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’は、その後部にフランジ形状の頭部23が形成され、前部には当該ピン型スリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルトの先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されており、
前記継手本体11には、前記接続用差し込み部12’の中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブ2’の前記孔21が到達する位置に、同ピン型スリーブ2’の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔15が継手本体11の軸線と直交する方向に形成されており、
接続用差し込み部12’の外周面に前記割り型スリーブ40を両者のテーパが合致するように嵌め込み、また、中空部へピン型スリーブ2’を設定位置まで挿入し、その上で、この差し込み部12を接続するべき管体1の内径部へ挿入し、継手本体11の前記ネジ孔15へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の先細テーパ部3aをピン型スリーブ2’の前記孔21へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込ませ、更に割り型スリーブ40を同方向へ進ませてテーパ部の勾配で割り型スリーブ40を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体1を接続する構成であることを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、請求項9に記載した管体の継手において、
継手本体11に形成するネジ孔15は、ピン型スリーブ2’の孔へ通じる非貫通の孔として形成され、
ピン型スリーブ2’の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成され、
止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aをピン型スリーブ2’の前記テーパ孔21へ進入させ芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込むと継手本体11の外周面より深く沈み込む長さであること、
および割り型スリーブ40の内周面のテーパ形状は、差し込み部12’の外周面へはめ込みテーパ形状を合致させた位置において割り型スリーブ40の後端が接続用差し込み部12’の先端よりも突き出る大きさで、且つ芯ずれ相当分だけピン型スリーブにより引き込まれた際に接続用差し込み部12’の付け根に当たらない長さとされていることをそれぞれ特徴とする。
請求項11に記載した発明に係る管体の継手は、
継手本体11から突き出され接続するべき管体1の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12’は中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ状に形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’と、内周面を前記接続用差し込み部12’の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体1の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され、軸方向に1本の割り41が形成された割り型スリーブ40と、及び先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3とから成り、
前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’は、その後端部にフランジ形状の頭部が形成され、前部には当該ピン型スリーブ2’の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されており、
前記接続用差し込み部12’には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブ2’の前記孔21が到達する位置に、同ピン型スリーブ2’の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔16が差し込み部12’の軸線と直交する方向に形成されており、
接続用差し込み部12’の外周面へ割り型スリーブ40を両者のテーパが合致するように嵌め込み、また、中空部へピン型スリーブ2’を設定位置まで挿入し、接続用差し込み部12’のネジ孔16へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の後端が管体1を挿入可能な位置にまで沈ませた上で、当該差し込み部12’を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けておいた通孔1bを前記差し込み部12’のネジ孔16と芯合わせを行い、管体1の通孔1bから挿入した工具で差し込み部12’の止着用ボルト3をねじ込み、その先細テーパ部3aをピン型スリーブ2’の前記孔21へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込ませ、更に割り型スリーブ40を同方向へ進ませてテーパ部の勾配で割り型スリーブ40を拡径させ、管体1を内側から圧着させ固定して同管体1を接続する構成であることを特徴とする。
請求項12に記載した発明は、請求項11に記載した管体の継手において、
管体1に予め設けておく通孔1bは、接続用差し込み部12’のネジ孔16へねじ込まれた止着用ボルト3を、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aを含む全長が、接続用差し込み部12’のネジ孔16の全長と同等ないし少し長い程度に形成され、
ピン型スリーブ2’の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成され、
接続用差し込み部12’のネジ孔16は、当該差し込み部12’の根本に近い位置に寄って形成されていることをそれぞれ特徴とする。
請求項13に記載した発明は、請求項1〜12に記載した管体の継手において、
継手本体11の外形は、管体1と同形、同大に形成されていることを特徴とする。
本発明の継手は、継手本体11から突き出された接続用差し込み部12が、接続するべき管体1の内径部へ挿入する内嵌め型であるから、継手本体11の存在感が小さく、管体1を接続した場合の外観意匠性に優れる。
しかも管体1の接続強度を必要充分に確実に高める手段として、テーパースリーブ2又は2’を引き込む止着用ボルト3を使用するが、請求項3、4或いは請求項5、6、並びに請求項11と12に係る発明の場合は、止着用ボルト3の外径よりも小径の孔1bで止着用ボルト3の抜け外れを100%確実に阻止するから、長い供用期間中に止着用ボルト3が抜け外れて落下する懸念は皆無である。よって、食品に異物が混入する心配を最も嫌う食品業界でも好適に使用することができる。
その一方、前記の止着用ボルト3をレンチ4等のねじ回し工具でゆるめることにより、本発明の継手は、管体1の接続を解くことが容易であり、リサイクル性に優れているのである。
継手本体12から突き出され接続するべき管体1の内径部1aへ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部12が中空構造に形成されており、前記差し込み部12には、その先端から軸方向に長いスリット状の割り13が周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている継手本体11と、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ12と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とで継手10を構成する。
前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されている。
前記継手本体11には、前記接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記孔21が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔15が継手本体11の軸線と直交する方向に形成されている。
接続用差し込み部12の中空部へ設定位置までテーパースリーブ2を挿入した上で、この差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部1aへ挿入し、継手本体11の前記ネジ孔15へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記孔21へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込ませ、拡径用テーパ部20の楔効果で接続用差し込み部12を拡径させ、管体1を内側から圧着させて固定し同管体1を接続する。なお且つ、テーパースリーブ2を引き込ませる結果、止着用ボルト3には、ボルト抜け方向に直角な方向の力と摩擦力が作用することになり、同止着用ボルト3が緩んで抜けることに強い抵抗が働く。
以下に、本発明を図示した実施例に基づいて説明する。
先ず図1〜3は、請求項1、2に係る発明の実施例を示している。この実施例に係る管体の継手10の場合、継手本体11から突き出されて、接続するべき管体1の内径部1aへ挿入される、図1の実施例では三つの接続用差し込み部12が中空構造に形成されている。前記差し込み部12には、その先端から軸方向に、差し込み部12のほぼ全長に近く長いスリット状の割り13が、周方向にほぼ等しいピッチで複数形成され、もって当該差し込み部12に半径方向の可撓性が付与されている。前記差し込み部12の可撓性は、管体1の内径部1aへの嵌め込みを容易にするし、また、後述するテーパースリーブ2の拡径用テーパ部の楔作用による拡径を容易にする上で有用である。前記差し込み部12の中空部には、例えば図3がわかりやすいように、その先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている。一方、前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とで継手10が構成されている。
上記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2には、その後部に、差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ図3のようにほぼぴったり内接する拡径用テーパ部20が形成されている。そして、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが図3のように進入する孔21が形成されている。
上記した継手本体11には、上記接続用差し込み部12の中空部へ設定位置(規定の位置)まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記孔21が到達する位置に(図3の左側部分を参照)、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔15が継手本体11の軸線と直交する方向に形成されている。
上記構成の継手10による管体1の接続方法について、以下説明する。
先ずは接続用差し込み部12の中空部内へ設定位置(規定位置)まで該当するテーパースリーブ2を挿入し、その前部の孔21を継手本体11の上記ネジ孔15と芯合わせをした上で、この差し込み部2を、接続するべき管体1の内径部1a内へ挿入する。しかる後に、継手本体11の上記ネジ孔15へ、先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3を、例えば図1に示したレンチ4のようなねじ回し工具で強くねじ込み、その先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記孔21へ進入させる。すると上記ネジ孔15と孔21の上記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2が引き込まれ、その引き込み量に比例して拡径用テーパ部20が接続用差し込み部12のテーパ部14へ迫り込み、接続用差し込み部12を半径方向外方へ撓ませる楔作用が奏される。要するに接続用差し込み部12の先端部が全体として拡径され、その結果、管体1の内径面を内側から強く圧着して摩擦力により固定するから、同管体1を継手本体11と強固に接続できる。図2は、前記のようにして3本の管体1をそれぞれ継手本体11と接続した姿図を示す。
なお、本実施例1の場合、継手本体11に形成するネジ孔15は、図3のとおり、テーパースリーブ2の孔21へ通じるように、上端のみ開口して中空部へ達する孔として形成されている。したがって、継手本体11には、3本の管体1を接続する必要上、各接続用差し込み部12へ接近した位置に1個ずつ合計3個のネジ孔15を設けて、その開口が視認されるだけであるから、継手としての外観意匠性が良好で、汚れの溜まり易い凹部が少ないという利点がある。
しかも継手本体11の外形は、管体1と同形、同大に形成されている。要するに、継手本体11と管体1との間に径違い段差を生じない構成なので、この点でも管体接続構造の外観意匠性が良好であるし、また、汚れが溜まりにくい接続構造なので、汚れを嫌う食品業界での使用に好適である。
なお、図示した実施例1は、管体1および継手本体11ともに、その外形が円形を基調とした意匠形態であるが、この限りではない。角形、多角形などでも同様に実施することができる。そして、以上の事項は、以下に説明する各実施例にも同様に共通することを念のために申し添える。
次に、本実施例1におけるテーパースリーブ2の上記孔21は、図3の特に左側部分で明らかなように、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣った(つまり、ほぼ同形、同大の意味。)テーパ孔として形成されている。したがって、上述したネジ孔15とテーパ孔21の位置が若干芯ずれしているにもかかわらず、止着用ボルト3の先細テーパ部3aはスムーズにテーパ孔21の中へ進入してゆき、且つ両者は線又は面接触に近い関係で接し、テーパースリーブ2を上記芯ずれ相当分だけ無理なく差し込み部12の中空部内へ引っ張り込み、管体1と継手本体11との強固な接続に寄与する。
その上、止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記孔21へ必要十分に進入させると、図3の右半分に示したように止着用ボルト3の後端(上端)は継手本体11の外周面と面一ないし少し深く沈み込む長さとされている。従って、管体1と継手本体11との接続構造の外観上に目障りでなく、手触りの悪い突起物が生じないから、この意味でも意匠性に優れ、使い心地が良い。
なお、継手本体11の意匠的形態、更に具体的に言えば、継手本体11の基本形態と管体1と接続するべく突き出された接続用差し込み部12の個数および突き出し方向性が種々異なる意匠的形態の主なバリエーションを示すと、図4、図5および図6に例示したとおりである。
先ず図4に示した継手本体11Aは直管形状で、同継手本体11Aの両端にそれぞれ、差し込み部12が合計二つ突き出された形態である。
図5Aに示した継手本体11Bは、ほぼ直角に屈曲されたいわゆるエルボ形状で、この継手本体11Bの両端にそれぞれ、差し込み部12が合計二つ突き出された形態である。
図5Bに示した継手本体11Cは、水平方向にほぼ直角に屈曲されたエルボ形状の部分と垂直下向き(又は上向き)に一つ突き出された3軸形状で、この継手本体11Cの各端部にそれぞれ差し込み部12が合計三つ突き出された形態である。
図6Aに示した継手本体11Dは、水平方向にいわゆるT字形の部分と、更に垂直下向き(又は上向き)に一つ突き出された3軸形状で、この継手本体11Dの各端部にそれぞれ、差し込み部12が合計四つ突き出た形態である。
図6Bに示した継手本体11Eは、水平方向に直交する十字形の部分と、更に垂直下向き(又は上向き)に一つ突き出された3軸形状で、この継手本体11Eの各端部にそれぞれ、差し込み部12が合計五つ突き出た形態である。
もとより、以上の意匠的形態のバリエーションは、継手本体11の基本形態、および継手本体11から突き出された接続用差し込み部12の個数と突き出し方向が異なる形態の具体例を例示したものにすぎず、この限りではない。
そして、同様な意匠的バリエーションは、以下に説明する各実施例についても同様に共通する事項であることを申し添える。
次に、図7は請求項3、4に記載した発明の実施例を示している。
本実施例2(図7)の継手の基本的な構成は、上記の実施例1と多く共通する。即ち、継手本体11から突き出されて、接続するべき管体1の内径部へ挿入される接続用差し込み部12は中空構造に形成されている。前記差し込み部12には、その先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向にほぼ等しいピッチで複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている。前記継手本体11の前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3とで継手が構成されている。
本実施例2の場合も、継手本体11の接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2の後部に、差し込み部12の外径よりも小径で同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成されている。また、テーパースリーブ2の前部(軸部)には、当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向に、前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されている。図7に示した孔21も、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されている。
本実施例2の場合は、前記接続用差し込み部12に、その中空部へ設定位置(規定位置)まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記テーパ孔21が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔16が、差し込み部12の軸線と直交する方向に、その中空部にまで貫通する形態で形成されていることが特徴である。従って、本実施例2の場合は、接続用差し込み部12を管体1へはめ込むと、同管体1によってネジ孔16が覆い隠されるのであり、該ネジ孔16へねじ込まれた止着用ボルト3も管体1で覆い隠されることになる。
そこで前記ネジ孔16内の止着用ボルト3をねじ回す必要のため、一例として図1に示したレンチ4のようなねじ回し工具を通す通孔1bが、管体1の必要箇所に予め設けられている。
以下に、上記構成の継手による管体1の接続方法を説明する。
本実施例2の継手で管体1を接続するには、先ず接続用差し込み部12の中空部へ設定位置(規定位置)までテーパースリーブ2を挿入し、その前部の孔21と接続用差し込み部12のネジ孔16との芯合わせを行う。また、同差し込み部12のネジ孔16へ、先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3をねじ込み、少なくとも同止着用ボルト3の後端が差し込み部12の外周面よりも沈んだ状態とする。その上で当該差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けた通孔1bと前記ネジ孔16との芯合わせを行う(以上、図7の左側部分を参照)。その後に、前記通孔1bを通じてレンチ4を挿入し、差し込み部12の前記ネジ孔16内の止着用ボルト3を回してねじ込み、先細テーパ部3aをテーパースリーブ2の前記テーパ孔21へ進入させる。かくすると、前記芯ずれ相当分だけ止着用ボルト3がテーパースリーブ2を引き込み、その拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12を拡径させて管体1へ内側から圧着させて固定し、同管体1と継手本体11との強固な接続を達成できることは、上記実施例1と同様である。
この実施例2において、管体1に予め設けておく通孔1bは、図7に示したように、接続用差し込み部12のネジ孔16へねじ込まれた止着用ボルト3を、レンチ4のようなねじ回し工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径(たとえば止着用ボルト3の外径が6mm程度である場合に、通孔1bの口径は3mm程度。)に形成するのが好ましい。かくすると、管体1の外観上、通孔1bの存在感が薄弱で意匠性に富むし、通孔1bに汚れが溜まる度合いも少ない。なによりも、止着用ボルト3の外径よりも通孔1bの口径の方が小さいので、仮に止着用ボルト3が緩んで戻るようなことがあっても、同ボルト3の後端は管体1の内径面に突き当たってそれ以上の戻りは機械的に阻止されるから、抜け外れて落ちる心配は100%無い。そのため異物の混入を極端に忌み嫌う食品業界での使用に適する。
本実施例2の止着用ボルト3は、使用上、その先細テーパ部3aを含む全長が、接続用差し込み部12のネジ孔16の全長よりも少し長い程度(図7の左側部分参照))に形成されている。
また、テーパースリーブ2の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されている。その意義については上記実施例1で説明した通りである。
次に、図8は、請求項5、6に記載した発明の実施例を示している。
本実施例3の継手もやはり、基本的構成の多くが上記実施例1、2と共通する。即ち、継手本体11から突き出されて接続するべき管体1の内径部へ挿入される接続用差し込み部12は中空構造に形成されている。この前記差し込み部12にも、その先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている。この継手本体11の前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とで継手が構成されている。
上記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2の後部にも、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向にネジ孔22が貫通状態に形成されている。
また、継手本体11には、上記接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記ネジ孔22が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔18が、継手本体11の軸線と直交する方向に形成されている。
本実施例3の継手で管体1を接続するに際しては、先ずテーパースリーブ2の前記ネジ孔22へ止着用ボルト3を予めねじ込み、同テーパースリーブ2の外周面から沈み込ませた状態とし、このテーパースリーブ2を接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入し、継手本体11の前記孔18とネジ孔22との芯合わせを行う。その上で、当該差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、継手本体11の前記通孔18から例えば図1のレンチ4の如きねじ回し工具を挿入し、テーパースリーブ2の前記止着用ボルト3を回してねじ込み、その先細テーパ部3aを継手本体11の孔18aへ進入させる。かくすると、上記の芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2が引き込まれ、拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12が拡径され、管体1の内側へ圧着して固定するので、同管体1を強固に接続できる。
本実施例3の上記継手において、継手本体11に形成する通孔18は、図8の左側部分がわかりやすいように、上方の開口端からはテーパースリーブ2のネジ孔22と連通する通孔18として形成されるが、同孔18の延長線上に形成される下方の孔18aは非貫通とし、しかも止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔に形成されている。したがって、継手本体11に形成する通孔18の開口は一つで済み、継手本体11の外観意匠性の向上が図れる上に、芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込む作用に優れ、また、汚れの溜まり場を減少できる効果がある。
更に、本実施例3の止着用ボルト3は、先細テーパ部3aを含めた全長が、使用の条件として、図8の左側部分がわかりやすいように、テーパースリーブ2のネジ孔22の全長以内に形成されている。
次に、図9は、請求項7、8に記載した発明の実施例を示している。
本実施例4の継手は、いうなれば上記実施例2と3の折衷案であり、構成の多くがそれらと共通する。即ち、継手本体11から突き出されて接続するべき管体1の内径部へ挿入される接続用差し込み部12は中空構造に形成されている。前記差し込み部12には、その先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部12の中空部には、その先端部から継手本体11に向かって内径が縮小するテーパ部14が形成されている。この継手本体11の前記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2と、および先端部に先細テーパ部3aを有する止着用のボルト3とで継手が構成されている。
上記接続用差し込み部12の中空部へ挿入されるテーパースリーブ2にも、その後部に、前記差し込み部12の外径よりも小径で、同差し込み部12の中空部に形成された前記テーパ部14へ内接する拡径用テーパ部20が形成され、前部には当該テーパースリーブ2の軸線と直交する方向にネジ孔22が貫通状態に形成されている。
上記接続用差し込み部12に、その中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブ2の前記ネジ孔22が到達する位置に、同テーパースリーブ2の挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔19が、差し込み部12の軸線と直交する方向に形成されている。
上記構成の継手と管体1を接続するに際しては、先ずテーパースリーブ2の前記ネジ孔22へ止着用ボルト3を予めねじ込み、図9の左側部分に示したように、同テーパースリーブ2の外周面から止着用ボルト3を完全に沈み込ませた上で、このテーパースリーブ2を接続用差し込み部12の中空部へ設定位置まで挿入し、ネジ孔22と差し込み部12の通孔19との芯合わせを行う。その上で、この差し込み部12を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けた通孔1bを前記差し込み部12の孔19と芯合わせを行う。そして、前記管体1の通孔1bから差し込み部12の孔19を通じて、例えばレンチ4のようなねじ回し工具を挿入し、このレンチ4でテーパースリーブ2の前記止着用ボルト3を回してねじ込み、その先細テーパ部3aを差し込み部12の孔19aへ進入させる。かくすることにより、前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2が引き込まれ、拡径用テーパ部20の楔作用で接続用差し込み部12が拡径され、管体1へ圧着して固定するので、同管体1を強固に接続する目的が達成される。
本実施例4の継手において、接続用差し込み部12に形成する通孔19は、図9の左側部分がわかりやすいように、上方の開口端から中空部まではテーパースリーブ2のネジ孔22と連通する通孔として形成され、同孔の延長線上に形成する下方の孔19aは、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されている。したがって、芯ずれ相当分だけテーパースリーブ2を引き込ませる作用に好適である。
本実施例4の場合、接続用差し込み部12に形成する通孔19、19aは、管体1へ挿入した時点で管体1により覆われ、外部からは見えない。しかも管体1に予め設けておく通孔1bは、テーパースリーブ2のネジ孔22へねじ込まれた止着用ボルト3を、ねじ回し工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成される。よって、管体接続構造の外観に現れる通孔1bの存在感は薄く、意匠性に優れるし、汚れの溜まり場を少なくできる。また、仮に止着用ボルト3が緩んで戻るようなことがあっても、その抜け落ちは管体1により機械的に完全に阻止される。
本実施例4の止着用ボルト3は、図9の左側部分がわかりやすいように、先細テーパ部3aを含めた全長が、テーパースリーブ2のネジ孔22の全長以内に形成されている。
次に、図10、図11は、請求項9、10に記載した発明の実施例を示している。
本実施例5の継手は、図10が象徴的に示しているように、継手本体11から突き出されて接続するべき管体1の内径部へ挿入される二つの接続用差し込み部12’は中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ形状とされていることが特徴である。この継手本体11の前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型のスリーブ2’と、内周面を前記接続用差し込み部12’の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体1の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され(図11を参照)、軸方向には1本の割り41を形成された割り型スリーブ40と、及び先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3とで継手が構成されている。
上記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’は、その後部に単なるフランジ形状の頭部23が形成され、前部には当該ピン型スリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されている。
上記継手本体11には、上記接続用差し込み部12’の中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブ2’の前記孔21が到達する位置に、同ピン型スリーブ2’の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔15が、継手本体11の軸線と直交する方向に形成されている。
本実施例5の継手と管体1を接続するに際しては、先ず接続用差し込み部12’の外周面に、前記割り型スリーブ40を両者のテーパが合致する位置まで嵌め込む。次に、中空部へピン型スリーブ2’を設定位置まで挿入し、その前部の孔21と継手本体11のネジ孔15との芯合わせを行う。その上で、この差し込み部12’を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、継手本体11の前記ネジ孔15へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の先細テーパ部3aを、ピン型スリーブ2’の前記孔21へ進入させる。かくすると前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込み、更には割り型スリーブ40を同方向へ進ませることとなり、テーパ部の勾配で割り型スリーブ40を拡径させるから、管体1を内側から圧着して固定し、同管体1を強固に接続することができる。
本実施例5の継手において、継手本体11に形成するネジ孔15は、図11でわかるように、ピン型スリーブ2’の孔21へ通じる非貫通の孔(中空部に達する半貫通孔)として形成されている。したがって、ネジ孔15の開口は一つである。
また、ピン型スリーブ2’の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されている。よって、芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込む作用をスムーズに確実に行わしめる。
しかも止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aをピン型スリーブ2’の前記テーパ孔21へ進入させて、芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込むと、継手本体11の外周面より深く沈み込む長さであり、継手本体11の外周面には出っ張らないので外観の意匠性が良い。
更に、割り型スリーブ40の内周面のテーパ形状は、差し込み部12’の外周面へはめ込みテーパ形状を合致させた位置において、図11の左側半分に示したように、割り型スリーブ40の後端が接続用差し込み部12’の先端よりも数mm程度の長さmだけ突き出る大きさとされ、しかも上記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’で引き込まれても接続用差し込み部12’の付け根、即ち継手本体11との境界段部には当たらない長さに形成されている。したがって、上記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’で引き込む作用を容易に確実に行わしめる。
次に、図12、図13は、請求項11、12に記載した発明の実施例を示している。
本実施例6の継手は、止着用ボルト3をねじ込むネジ孔16が、継手本体11の接続用差し込み部12’に設けられているが、上記実施例5とは異なる。
即ち、継手本体11から突き出されて、接続するべき管体1の内径部へ挿入される接続用差し込み部12’はやはり中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ状に形成されている。この継手本体11の前記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’と、内周面を前記接続用差し込み部12’の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体1の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され、軸方向には1本の割り41が形成された割り型スリーブ40と、及び先端部に先細テーパ部3aを有する止着用ボルト3とで継手が構成されている。
上記接続用差し込み部12’の中空部へ挿入されるピン型スリーブ2’には、その後端部にフランジ形状の頭部23が形成され、前部には当該ピン型スリーブ2’の軸線と直交する方向に前記止着用ボルト3の先細テーパ部3aが進入する孔21が形成されている。 上記接続用差し込み部12’には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブ2’の前記孔21が到達する位置に、同ピン型スリーブ2’の挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔16が、差し込み部12’の軸線と直交する方向に形成されている。
本実施例6の継手と管体1を接続するに際しては、先ず接続用差し込み部12’の外周面へ割り型スリーブ40を両者のテーパが合致する位置まで嵌め込む。また、その中空部へは設定位置までピン型スリーブ2’を挿入し、該ピン型スリーブ2’の孔21と、接続用差し込み部12’のネジ孔16との芯合わせを行う。その接続用差し込み部12’のネジ孔16へ止着用ボルト3をねじ込み、同止着用ボルト3の後端(外端)が管体1を挿入可能な位置まで沈ませた上で、当該差し込み部12’を、接続するべき管体1の内径部へ挿入し、同管体1に予め設けておいた通孔1bを前記差し込み部12’のネジ孔16と芯合わせを行う。続いて管体1の通孔1bから挿入した上記レンチ4の如きねじ回し工具で差し込み部12’の止着用ボルト3を回してねじ込み、その先細テーパ部3aをピン型スリーブ2’の前記孔21へ進入させる。かくすると前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込み、ひいては割り型スリーブ40を同方向へ進ませるので、テーパ部の勾配により割り型スリーブ40が拡径され、管体1を内側から圧着して固定するので、同管体1を強固に接続することができる。
本実施例6の継手において、管体1に予め設ける通孔1bは、接続用差し込み部12’のネジ孔16へねじ込まれた止着用ボルト3を、レンチ4のごとき工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成する。よって、管体接続構造の外観に現れる通孔1bの存在感は薄く、意匠性に優れる。また、仮に止着用ボルト3が緩んで戻っても、その抜け落ちは管体1により機械的に完全に阻止される。
本実施例6の止着用ボルト3は、その先細テーパ部3aを含む全長が、接続用差し込み部12’のネジ孔16の全長と同等ないし少し長い程度に形成されている。
また、ピン型スリーブ2’の前部の孔21は、止着用ボルト3の先細テーパ部3aに倣ったテーパ孔として形成されている。従って、芯ずれ相当分だけピン型スリーブ2’を引き込ませる作用を容易に確実に行わしめる。
本実施例6の場合、接続用差し込み部12のネジ孔16は、できるだけ当該差し込み部12’の根元に近い位置に寄って形成し、少なくとも割り型スリーブ40の内端よりも内方に露出する構成とされている。
以上に本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、もとより、実施例に限定する意味ではない。いわゆる当業者が必要に応じて行う設計変更その他の変形、応用の範囲を含むものであることを念のため申し添える。
本発明に係る継手の実施例1を分解状態で示した斜視図である。 上記継手による管体の接続状態を示した平面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 継手本体の形態が異なるバリエーションを示す斜視図である。 A、Bは継手本体の形態が異なるバリエーションを示す斜視図である。 A、Bは継手本体の形態が異なるバリエーションを示す斜視図である。 本発明に係る継手の実施例2を使用状態で示した断面図である。 本発明に係る継手の実施例3を使用状態で示した断面図である。 本発明に係る継手の実施例4を使用状態で示した断面図である。 本発明に係る継手の実施例5を分解状態で示した斜視図である。 上記継手による管体の接続状態を示した断面図である。 本発明に係る継手の実施例6を分解状態で示した斜視図である。 上記継手による管体の接続状態を示した断面図である。
符号の説明
10 継手
11 継手本体
1 管体
12 接続用差し込み部
13 割り
14 テーパ部
2 テーパースリーブ
3 止着用ボルト
3a 先細テーパ部
20 拡径用テーパ部
21 孔
15 ネジ孔
2’ ピン型スリーブ
12’ 接続用差し込み部
40 割り型スリーブ

Claims (13)

  1. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部が中空構造に形成されており、前記差し込み部にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部が形成されている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブと、および先端部に先細テーパ部を有する止着用のボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブには、その後部に、前記差し込み部の外径よりも小径で、同差し込み部の中空部に形成された前記テーパ部へ内接する拡径用テーパ部が形成され、前部には当該テーパースリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルトの先細テーパ部が進入する孔が形成されており、
    前記継手本体には、前記接続用差し込み部の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブの前記孔が到達する位置に、同テーパースリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔が継手本体の軸線と直交する方向に形成されており、
    接続用差し込み部の中空部へ設定位置までテーパースリーブを挿入した上で、この差し込み部を、接続するべき管体の内径部へ挿入し、継手本体の前記ネジ孔へ止着用ボルトをねじ込み、同止着用ボルトの先細テーパ部をテーパースリーブの前記孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込ませ、拡径用テーパ部の楔作用で接続用差し込み部を拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  2. 継手本体に形成するネジ孔は、テーパースリーブの孔へ通じる非貫通の孔として形成され、
    テーパースリーブの前記孔は、止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成され、
    止着用ボルトは、その先細テーパ部をテーパースリーブの前記テーパ孔へ進入させ芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込むと、継手本体の外周面より深く沈み込む長さであることをそれぞれ特徴とする、請求項1に記載した管体の継手。
  3. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部が中空構造に形成されており、前記差し込み部にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部が形成されている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブと、および先端部に先細テーパ部を有する止着用のボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブには、その後部に、前記差し込み部の外径よりも小径で、同差し込み部の中空部に形成された前記テーパ部へ内接する拡径用テーパ部が形成され、前部には当該テーパースリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルトの先細テーパ部が進入する孔が形成されており、
    前記接続用差し込み部には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブの前記孔が到達する位置に、同テーパースリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔が差し込み部の軸線と直交する方向に形成されており、
    接続用差し込み部の中空部へ設定位置までテーパースリーブを挿入し、同じ接続用差し込み部のネジ孔へ止着用ボルトをねじ込み、同止着用ボルトを差し込み部の外周面よりも沈ませた上で、当該差し込み部を、接続するべき管体の内径部へ挿入し、同管体に予め設けておいた通孔を差し込み部のネジ孔と芯合わせを行い、管体の通孔から挿入した工具で差し込み部の止着用ボルトをねじ込み、先細テーパ部をテーパースリーブの前記孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込ませ、拡径用テーパ部の楔作用で接続用差し込み部を拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  4. 管体に予め設けておく通孔は、接続用差し込み部のネジ孔へねじ込まれた止着用ボルトを、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
    止着用ボルトは、その先細テーパ部を含む全長が、接続用差し込み部のネジ孔の全長と同等ないし少し長い程度に形成され、
    テーパースリーブの前部の孔は、止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成されていることをそれぞれ特徴とする、請求項3に記載した管体の継手。
  5. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部が中空構造に形成されており、前記差し込み部にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部が形成されている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブと、および先端部に先細テーパ部を有する止着用のボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブには、その後部に、前記差し込み部の外径よりも小径で、同差し込み部の中空部に形成された前記テーパ部へ内接する拡径用テーパ部が形成され、前部には当該テーパースリーブの軸線と直交する方向にネジ孔が貫通状態に形成されており、
    前記継手本体には、前記接続用差し込み部の中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブの前記ネジ孔が到達する位置に、同テーパースリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔が継手本体の軸線と直交する方向に形成されており、
    テーパースリーブの前記ネジ孔へ止着用ボルトを予めねじ込み、同テーパースリーブの外周面から沈ませた上で、当該テーパースリーブを接続用差し込み部の中空部へ設定位置まで挿入し、この差し込み部を、接続するべき管体の内径部へ挿入し、継手本体の前記通孔から挿入した工具でテーパースリーブの前記止着用ボルトをねじ込み、その先細テーパ部を継手本体の孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込ませ、拡径用テーパ部の楔作用で接続用差し込み部を拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  6. 継手本体に形成する通孔は、一方の開口端からはテーパースリーブのネジ孔と連通する孔とされ、同孔の延長線上の孔は非貫通で、前記止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成されており、
    止着用ボルトは、先細テーパ部を含めた全長が、テーパースリーブのネジ孔の全長以内に形成されていることをそれぞれ特徴とする、請求項5に記載した管体の継手。
  7. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部が中空構造に形成されており、前記差し込み部にはその先端から軸方向に長いスリット状の割りが周方向に複数形成され、同差し込み部の中空部にはその先端部から継手本体に向かって内径が縮小するテーパ部が形成されている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブと、および先端部に先細テーパ部を有する止着用のボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるテーパースリーブには、その後部に、前記差し込み部の外径よりも小径で、同差し込み部の中空部に形成された前記テーパ部へ内接する拡径用テーパ部が形成され、前部には当該テーパースリーブの軸線と直交する方向にネジ孔が貫通状態に形成されており、
    前記接続用差し込み部には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記テーパースリーブの前記ネジ孔が到達する位置に、同テーパースリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれした通孔が差し込み部の軸線と直交する方向に形成されており、
    テーパースリーブの前記ネジ孔へ止着用ボルトを予めねじ込み、同テーパースリーブの外周面から沈ませた上で、当該テーパースリーブを接続用差し込み部の中空部へ設定位置まで挿入し、この差し込み部を、接続するべき管体の内径部へ挿入し、同管体に予め設けておいた通孔を前記差し込み部の通孔と芯合わせを行い、前記通孔から挿入した工具でテーパースリーブの前記止着用ボルトをねじ込み、その先細テーパ部を差し込み部の孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけテーパースリーブを引き込ませ、拡径用テーパ部の楔作用で接続用差し込み部を拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  8. 接続用差し込み部に形成する通孔は、一方の開口端からはテーパースリーブのネジ孔と連通する孔とされ、同孔の延長線上の孔は前記止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成されており、
    管体に予め設けておく通孔は、テーパースリーブのネジ孔へねじ込まれた止着用ボルトを、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
    止着用ボルトは、先細テーパ部を含めた全長が、テーパースリーブのネジ孔の全長以内に形成されていることをそれぞれ特徴とする、請求項7に記載した管体の継手。
  9. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部は中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ形状とされている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるピン型のスリーブと、内周面を前記接続用差し込み部の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され、軸方向に1本の割りが形成された割り型スリーブと、及び先端部に先細テーパ部を有する止着用ボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるピン型スリーブは、その後部にフランジ形状の頭部が形成され、前部には当該ピン型スリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルトの先細テーパ部が進入する孔が形成されており、
    前記継手本体には、前記接続用差し込み部の中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブの前記孔が到達する位置に、同ピン型スリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔が継手本体の軸線と直交する方向に形成されており、
    接続用差し込み部の外周面に前記割り型スリーブを両者のテーパが合致するように嵌め込み、また、中空部へピン型スリーブを設定位置まで挿入し、その上で、この差し込み部を接続するべき管体の内径部へ挿入し、継手本体の前記ネジ孔へ止着用ボルトをねじ込み、同止着用ボルトの先細テーパ部をピン型スリーブの前記孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブを引き込ませ、更に割り型スリーブを同方向へ進ませてテーパ部の勾配で割り型スリーブを拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  10. 継手本体に形成するネジ孔は、ピン型スリーブの孔へ通じる非貫通の孔として形成され、ピン型スリーブの前部の孔は、止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成され、
    止着用ボルトは、その先細テーパ部をピン型スリーブの前記テーパ孔へ進入させ芯ずれ相当分だけピン型スリーブを引き込むと継手本体の外周面より深く沈み込む長さであること、
    および割り型スリーブの内周面のテーパ形状は、差し込み部の外周面へはめ込みテーパ形状を合致させた位置において割り型スリーブの後端が接続用差し込み部の先端よりも突き出る大きさで、且つ芯ずれ相当分だけピン型スリーブにより引き込まれた際に接続用差し込み部の付け根に当たらない長さとされていることをそれぞれ特徴とする、請求項9に記載した管体の継手。
  11. 継手本体から突き出され接続するべき管体の内径部へ挿入される一つ又は複数の接続用差し込み部は中空構造に形成され、その外周面は先細テーパ状に形成されている継手本体と、前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるピン型のスリーブと、内周面を前記接続用差し込み部の外周面と等しいテーパ形状とされ、外周面は管体の内径部に内接する外径でほぼ均等径に形成され、軸方向に1本の割りが形成された割り型スリーブと、及び先端部に先細テーパ部を有する止着用ボルトとから成り、
    前記接続用差し込み部の中空部へ挿入されるピン型スリーブは、その後端部にフランジ形状の頭部が形成され、前部には当該ピン型スリーブの軸線と直交する方向に前記止着用ボルトの先細テーパ部が進入する孔が形成されており、
    前記接続用差し込み部には、その中空部へ設定位置まで挿入された前記ピン型スリーブの前記孔が到達する位置に、同ピン型スリーブの挿入方向に少し遠く芯ずれしたネジ孔が差し込み部の軸線と直交する方向に形成されており、
    接続用差し込み部の外周面へ割り型スリーブを両者のテーパが合致するように嵌め込み、また、中空部へピン型スリーブを設定位置まで挿入し、接続用差し込み部のネジ孔へ止着用ボルトをねじ込み、同止着用ボルトの後端が管体を挿入可能な位置にまで沈ませた上で、当該差し込み部を、接続するべき管体の内径部へ挿入し、同管体に予め設けておいた通孔を前記差し込み部のネジ孔と芯合わせを行い、管体の通孔から挿入した工具で差し込み部の止着用ボルトをねじ込み、先細テーパ部をピン型スリーブの前記孔へ進入させることにより前記芯ずれ相当分だけピン型スリーブを引き込ませ、更に割り型スリーブを同方向へ進ませてテーパ部の勾配で割り型スリーブを拡径させ、管体を内側から圧着させ固定して同管体を接続する構成であることを特徴とする、管体の継手。
  12. 管体に予め設けておく通孔は、接続用差し込み部のネジ孔へねじ込まれた止着用ボルトを、工具を挿入して回すことが可能な最少限度の口径で形成され、
    止着用ボルトは、その先細テーパ部を含む全長が、接続用差し込み部のネジ孔の全長と同等ないし少し長い程度に形成され、
    ピン型スリーブの前部の孔は、止着用ボルトの先細テーパ部に倣ったテーパ孔として形成され、
    接続用差し込み部のネジ孔は、当該差し込み部の根本に近い位置に寄って形成されていることをそれぞれ特徴とする、請求項11に記載した管体の継手。
  13. 継手本体の外形は、管体と同形、同大に形成されていることを特徴とする、請求項1〜12に記載した管体の継手。
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