JPWO2007083773A1 - 廃棄機構を備えた分析装置 - Google Patents

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JPWO2007083773A1
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Abstract

分析用具2を装着して使用し、かつ分析の終了後に分析用具2を廃棄するための廃棄機構5を備えた分析装置において、廃棄機構5を、分析用具2の廃棄方向D1とは異なる方向から負荷を入力して分析用具2を廃棄するように構成した。分析用具2の端子に接触させるため端子を有するコネクタ部4を備えた分析装置1においては、廃棄機構4を、コネクタ部4の下方に配置する。

Description

本発明は、分析用具を装着して使用し、かつ分析の終了後に分析用具を廃棄するための廃棄機構を備えた分析装置に関する。
従来より、血糖値を測定する方法としては、分析用具を使用する方法がある。その一例として、持ち運び可能な携帯型の血糖値測定装置に対してユーザが分析用具を装着し、その分析用具に対して血液を点着することにより、血糖値測定装置において自動的に血糖値を測定する方法がある
血糖値を測定するための原理としては、たとえば電気化学的手法を利用するもの、あるいは光学的手法を利用するものがある。血糖値測定において電気化学的手法を利用する場合、分析用具は電圧を印加するための電極を備えたものとして構成される一方で、分析装置測定装置は分析用具の電極に電圧を印加するとともに、そのときの応答電流を測定できるように構成される。これに対して、血糖値測定において光学的手法を利用する場合、分析用具は血糖値の濃度に応じた呈色を示す試薬部を備えたものとされる一方で、血糖値測定装置としては試薬部の呈色の程度を測光するための測光機構を備えたものとされる。
その一方で、血糖値測定装置に装着した分析用具に触れることなく分析用具を取り外すことができるように、血糖値測定装置として、たとえば図27に示したように分析用具を廃棄するための機構を備えたものも提案されている(たとえば特許文献1,2参照)
同図に示した血糖値測定装置9は、分析用具90を用いた電気化学的手法を利用して試料の分析を行なうように構成されたものであり、コネクタ部91および操作ノブ92を備えている。コネクタ部91は、分析用具90を装着するためのものであるとともに、分析用具90の電極(図示略)に電圧を印加するとともに、そのときの応答電流を測定するためのものである。操作ノブ92は、コネクタ部91に装着された分析用具90を廃棄するために利用されるものであり、D1,D2方向にスライド可能とされている。
血糖値測定装置9では、挿入口93を介して分析用具90を装着することにより、コネクタ部91の端子94が分析用具90の電極(図示略)に接触する。この状態においては、コネクタ部91によって分析用具90の電極に対する電圧の印加、および応答電流の測定が可能である。そして、血糖値測定装置9では、先の応答電流に基づいて分析用具90に供給された血液のグルコース濃度(血糖値)を測定することができる。
一方、血糖値の測定が終了した場合には、操作ノブ92をD1方向に移動させることにより、血糖値測定装置9から分析用具90を廃棄することができる。すなわち、操作ノブ92をD1方向に移動させることにより、操作ノブ92の干渉部95が分析用具90の端面96を押圧するため、操作ノブ92のD1方向への移動により、分析用具90がD1方向に押し出される。
しかしながら、血糖値測定装置9では、操作ノブ92の干渉部95によって分析用具90の端面96を押圧する構成を採用しているため、コネクタ部91および筐体98は、干渉部95の移動を許容できる構成としなければならない。
そのため、コネクタ部91には、干渉部95の移動経路を確保するためのスリット97を設ける必要がある。その結果、コネクタ部91として、廃棄機構を備えていない血糖値測定装置におけるコネクタ部を、設計変更することなくそのまま転用するこができす、設計変更を余儀なくされてしまう。また、コネクタ部91にスリット97を設ける場合には、コネクタ部91が大型化する。そればかりか、スリット97を設ける場合には、コネクタ部91の構成要素がレイアウト上の制約を受けるため、この点においても、設計の面で問題があるとともに、コネクタ部91の大型化を招来してしまう。
また、操作ノブにより分析用具を廃棄する構成を、光学的手法を利用した血糖値測定装置に採用する場合には、筐体98に対して、干渉部95の移動を許容するためのスリット99を設ける必要がある。そのため、筐体98のスリット98を介して装置内部に外部光が入射しやすくなり、測光機構での測光結果が外部光の影響を受ける虞がある。このような不具合を防止するためには、スリット98を介しての外部光の入射を制限するための手段を設ける必要があり、装置構成が複雑化するばかりか、装置の大型化およびコスト上昇を招来してしまう。
特開2003−114213号公報 特開2001−33418号公報
本発明は、廃棄機構を設けることによる装置の大型化および製造コストの上昇を抑制しつつ、試料分析を適切に行なえるようにすることを課題としている。
本発明の第1の側面により提供される分析装置は、分析用具を装着して使用し、かつ分析の終了後に上記分析用具を廃棄するための廃棄機構を備えた分析装置であって、上記廃棄機構は、上記分析用具の廃棄方向とは異なる方向から負荷を入力して上記分析用具を廃棄するように構成されている。
本発明の第2に側面により提供される分析装置は、電気化学的手法により試料の分析を行なうことが可能とされた平板状の分析用具を装着するためのものであり、かつ上記分析用具の端子に接触させるため端子を有するコネクタ部と、分析の終了後に分析用具を廃棄するための廃棄機構と、を備えた分析装置であって、上記廃棄機構は、上記コネクタ部の下方に配置されている。この場合の廃棄機構は、分析用具の廃棄方向とは異なる方向から負荷を入力して分析用具を廃棄するように構成するのが好ましい。
廃棄機構は、たとえば分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ待機位置と分析用具を廃棄可能な廃棄位置との間を往復移動可能とされた可動体を備えたものとして構成される。この場合、分析用具は、接触部によって負荷が入力され、かつ可動体が上記待機位置から上記廃棄位置に移動するときに、可動体とともに移動させられる。
廃棄機構は、分析用具を、接触部との間の摩擦抵抗により、接触部が密着した状態で可動体の移動により移動させるように構成される。この場合の接触部は、たとえば弾性部材により構成される。
可動体は、たとえば上記待機位置に位置するときには接触部が分析用具とは接触しない一方で、上記待機位置から上記廃棄位置に移動する過程において、接触部が分析用具に接触するように構成される。この場合の接触部は、たとえば上記待機位置から上記廃棄位置に移動する間に、上方に位置変位するように構成される。
本発明の分析装置は、可動体に係合され、かつ可動体に対して相対動可能な係合部をさらに備えている。この場合、可動体および係合部のうちの一方は、たとえばガイド溝を有しており、それらのうちの他方は、ガイド溝に係合する凸部を有するものとされ、可動体を筐体に対して相対的に往復移動させたときに、ガイド溝の内部を凸部が移動し、接触部が上下方向に変位するように構成される。
本発明の分析装置は、たとえば接触部が上方に変位させられたときに、接触部とともに分析用具を挟み込む押圧部をさらに備えたものとされる。
本発明分析装置は、筐体に対して相対的に往復移動可能とされた操作体と、操作体の往復運動を、可動体の往復運動に変換するためのリンク部材と、をさらに備えたものとして構成することもできる。
操作体および可動体は、たとえば複数の歯を有するラック部を備えたものとされ、リンク部材は、操作体および可動体のラック部の複数の歯に噛合する歯車として構成される。この、場合には、操作体を移動させたときに、可動体が操作体とは反対方向に移動する。
歯車は、水平方向に回転するように構成するのが好ましい。
操作体は、上記待機位置から上記廃棄位置に向かう方向に付勢しておくのが好ましい。この場合、上記分析装置は、操作体を上記待機位置に位置させるためのストッパ部をさらに備えたものとして構成することもできる。
廃棄機構は、分析用具の側面から負荷を入力して分析用具を廃棄するように構成してもよい。この場合の廃棄機構は、たとえば分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ回転可能な回転体を備えたものとされ、分析用具は、接触部によって負荷が入力され、かつ回転体が回転することにより、移動させられるように構成される。
廃棄機構は、たとえば回転体を回転させるために操作される操作体をさらに備えている。廃棄機構はさらに、操作体に入力された負荷を回転体の回転体の回転力として伝達するためのリンク部材をさらに備えていてもよい。
分析用具としては、たとえば接触部を係合させるための係合部を備えたものを使用することができる。
本発明の第3の側面により提供される分析装置は、分析用具を装着して使用し、かつ分析の終了後に上記分析用具を廃棄するための廃棄機構を備えた分析装置であって、上記廃棄機構は、上記分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ待機位置と上記分析用具を廃棄可能な廃棄位置との間を往復移動可能とされた可動体を備えており、上記分析用具は、上記接触部によって負荷が入力され、かつ上記可動体が上記待機位置から上記廃棄位置に移動するときに、上記可動体とともに移動させられるように構成されている。
本発明の第1の実施の形態に係る分析装置を示す全体斜視図である。 図1に示した分析装置の一部を分解して示した斜視図である。 図1に示した分析装置の要部を示す断面図である。 図1に示した分析装置の要部を示す断面図である。 図1に示した分析装置における廃棄機構の分解斜視図である。 図5に示した廃棄機構における可動体を示す平面図である。 図5に示した廃棄機構における固定体の要部を示す断面図である。 図1に示した分析装置に使用するバイオセンサの一例を示す全体斜視図である。 図8のIX−IX線に沿った断面図である。 図8に示したバイオセンサの分解斜視図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための図3に相当する断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための図4に相当する断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための図7に相当する断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための図7に相当する断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための図7に相当する断面図である。 図1に示した分析装置の動作を説明するための要部断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る分析装置を示す全体斜視図である。 図19に示した分析装置の要部を示す斜視図である。 図19に示した分析装置の要部を示す平面図である。 図21のXXII−XXII線に沿う断面図である。 図21のXXIII−XXIII線に沿う断面図である。 図19に示した分析装置の動作を説明するための要部を示す平面図である。 図19に示した分析装置を他の形態の分析用具に適用した例を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る分析装置の要部を示す断面図である。 従来の分析装置における廃棄機構を説明するための要部断面図である。
符号の説明
1,8,8′ 血糖値測定装置(分析装置)
2,2′,2″ バイオセンサ(分析用具)
2A (バイオセンサの)裏面(分析用具の片面)
2B′ 凹部
24A (作用極の)端部(分析用具の端子)
25A (対極の)端部(分析用具の端子)
27 凹部(係合部)
3 筐体
36 ストッパ部
38 (筐体の)フランジ部(押圧部)
4 コネクタ部
40 (コネクタ部)端子
50,85 操作体
52 (操作体の)ラック部
54 (操作体のラック部の)歯
60 可動体
62 (可動体の)ラック部
66 (可動体のラック部の)歯
64 (可動体の)係合ピン
71 歯車(リンク部材)
72 ガイド部(係合部)
76 (ガイド部の)ガイド溝
82 廃棄機構
87 (廃棄機構の)リンクアーム(リンク部材)
88 (廃棄機構の)回転体
88C (回転体の)接触部
80′ 廃棄機構
81′ (廃棄機構の)可動体
83′ (廃棄機構の)接触部
以下、本発明に係る第1ないし第3の実施の形態について、血糖値測定装置を例にとって、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図18を参照しつつ説明する。
図1ないし図4に示した血糖値測定装置1は、バイオセンサ2を用いて電気化学的手法により試料の分析を行うためのものであり、持ち運びが可能な携帯型として構成されている。この血糖値測定装置1は、筐体3、コネクタ部4および廃棄機構5を備えている。
筐体3は、血糖値測定装置1の外観形状を規定するとともにコネクタ部4および廃棄機構5をはじめとする各種の要素を収容するためのものである。この筐体3は、ケーシング30およびカバー31を備えており、これらによって中空に形成されている。
ケーシング30は、上部開口32を有する箱状に形成されており、端部30Aに設けられたステージ33および開口部34、ならびに内底面に設けられた係止片35およびストッパ部36を有している。
ステージ33は、後述する廃棄機構5における固定体70のガイド部73が保持される部分であるとともに、後述するカバー31のフランジ部38が載置される部分である。開口部34は、後述する廃棄機構5における操作体50の移動を許容し、かつ操作体50を露出させるためのものである。この開口部34には、後述する廃棄機構5における操作体50のガイドフランジ51(図5参照)をスライドさせるための切り込み部37が設けられている。
係止片35は、コイルバネ10の端部11を係止するためのものである。ストッパ部36は、後述する操作体50のD1方向への移動を制限するためのものであり、操作体50のフック部53に干渉可能な位置に設けられている。
カバー31は、ケーシング30の上部開口32を閉鎖するためのものであり、全体として板状に形成されている。このカバー31は、ケーシング30のステージ33に密着させるためのフランジ部38を有している。このフランジ部38には、切欠38Aが設けられている。この切欠38Aは、血糖値測定装置1にバイオセンサ2を装着する際に利用される挿入口39を規定するものである。
コネクタ部4は、バイオセンサ2が装着されるものであり、一対の端子40(図面上は1つ)を有している。これらの端子40は、コネクタ部4にバイオセンサ2を装着したときに、バイオセンサ2の作用極24および対極25の端部24A,25A(図8参照)に接触し、これらの電極24,25に電圧を印加するとともに、そのときの応答電流値を測定するためのものである。端子40は、板バネとして構成されており、コネクタ部4にバイオセンサ2を装着したときにバイオセンサ2に押圧力を作用させ、コネクタ部4においてバイオセンサ2を適切に保持させる役割をも果している。
図3ないし図5に示したように、廃棄機構5は、血糖値の測定終了後のバイオセンサ2を血糖値測定装置1から廃棄するためのものであり、コネクタ部4の下方に配置されている。この廃棄機構5は、操作体50、可動体60および固定体70を備えている。
操作体50は、可動体60を移動させるために操作される部分であり、その一部が筐体3(ケーシング30)の開口部34から露出した状態において、筐体3に対してD1,D2方向に往復移動可能とされている。この操作体50は、ガイドフランジ51、ラック部52および一対のフック部53を有している。
ガイドフランジ51は、操作体50の移動経路を規定するためのものであり、筐体3(ケーシング30)における開口部34の切り込み部37にガイドされつつ移動するものである。
ラック部52は、可動体60に動力を伝達するために利用される部分であり、複数の歯54を有している。複数の歯54は、歯車71を介して、後述する可動体60におけるラック部62の歯66に連結されている。
各フック部53は、コイルバネ10の端部12を係止するためものである。コイルバネ10のもう一方の端部11は、上述のようにケーシング30に設けられた係止片35に係止されている。フック部53はまた、ケーシング30のストッパ部36に干渉しうるものである。すなわち、操作体50の待機状態においては、フック部53がストッパ部36に干渉しているとともに、コイルバネ10は自然状態よりも若干伸ばされている。その結果、操作体50は、コイルバネ10によってD1方向に向けて付勢されている。
図3ないし図6に示したように、可動体60は、操作体50の運動に連動してD1,D2方向に移動させられるものであり、D1方向に移動することによってコネクタ部4に装着されたバイオセンサ2を移動させるものである。この可動体60は、押圧部61、ラック部62、および一対の板バネ部63を有している。
押圧部61は、バイオセンサ2を廃棄するときに、コネクタ部4に装着したバイオセンサ2の裏面2Aに接触させるためのものであり、待機状態においてカバー31におけるフランジ部38の直下に位置している一方で、廃棄時に筐体3から完全に突出した位置に移動させられるものである。この押圧部61はさらに、D1,D2方向に移動するときに上下方向に変位可能なように構成されており、係合ピン64およびパッド部65を備えたものとされている。
係合ピン64は、後述する固定体70のガイド溝76に係合されるものであり、可動体60のD1,D2方向への移動により、ガイド溝76の内部を移動するものである(図7参照)。詳細は後述するが、係合ピン64がガイド溝76を移動することにより、押圧部61(パッド部65)が上下方向に変位させられる。
パッド部65は、バイオセンサ2を廃棄するときにバイオセンサ2の裏面2Aに密着させるための部分である。このパッド部65は、待機状態のときに、カバー31のフランジ部38の直下において、フランジ部38との間にバイオセンサ2の厚み寸法よりも大きな隙間を介した状態で配置されている。すなわち、パッド部65は、待機状態において、フランジ部38との間に形成される隙間に、バイオセンサ2を挿通できる位置に配置されている。パッド部65はさらに、弾性変形可能とされており、たとえばエラスマや発泡体によって形成されている。すなわち、パッド部65を上方に変位させた場合、バイオセンサ2がカバー31のフランジ部38に押し付けられてパッド部65が弾性変形する。これにより、パッド部65がバイオセンサ2に密着する(図14(b)参照)。そのため、パッド部65をバイオセンサ2に密着させた状態で可動体60(パッド部65)をD1方向に移動させた場合には、パッド部65とバイオセンサ2との間に生じる摩擦抵抗によりバイオセンサ2を可動体60(パッド部65)とともにD1方向に移動させることができる。
ラック部62は、可動体60を移動させるための負荷を入力するために利用されるものであり、複数の歯66を有している。複数の歯66は、歯車71を介して操作体50の複数の歯54に連結されている。
一対の板バネ部63は、押圧部61とラック部62との間を繋ぐものであり、バネ性を有している。すなわち、各板バネ63がバネ性を有しているために、ラック部62に対する押圧部61の上下方向への変位が許容されている。
固定体70は、歯車71を保持するとともに、可動体60における押圧部61の移動経路を規定するためのものである。この固定体70は、ホルダ部72およびガイド部73を備えている。
ホルダ部72は、歯車71を回転可能に保持するためのものであり、互いに対面する一対の板状部74,75を有している。各板状部74,75は、歯車71の厚み寸法(軸71Aを除く)よりも若干大きな隙間を形成するように、水平方向に広がっている。これらの板状部74,75には、歯車71の軸71Aが挿通される貫通孔74A,75Aが設けられている。このホルダ部72においては、歯車71は、歯71Bがホルダ部72の側方に突出するとともに、水平方向に回転可能なように保持されており、ホルダ部72から突出した部分において、操作体50および可動体60におけるラック部52,62の歯54,66に噛合している。そのため、操作体50を固定体70に対して相対移動させた場合には、可動体60は、操作体50とは反対方向に移動させられる。
図7に示したように、ガイド部73は、可動体60がD1,D2方向に移動するときに押圧部61を上下方向に変位させるためのものであり、ガイド溝76を有している。このガイド溝76は、上述のように、可動体60の係合ピン64を係合させるためのものであり、低位傾斜溝部77、水平溝部78および高位傾斜溝部79を有しており、これらの溝部77,78,79が一連に繋がっている。係合ピン64は、操作体50および可動体60の待機状態においては、低位傾斜溝部77に位置している。その一方で、待機状態から操作体50をD2方向に移動させて可動体60(押圧部61)をD1方向に移動させた場合には、係合ピン64は、低位傾斜溝部77、水平溝部78および高位傾斜溝部79を順次移動する。そのため、係合ピン64の位置は、操作体50のD2方向への移動(可動体60のD1方向への移動)により、上方へ変位する。その結果、押圧部61は、操作体50のD2方向への移動(可動体60のD1方向への移動)により、上方へ変位させられる。先とは逆に、操作体50をD1方向に移動させて可動体60(押圧部61)をD2方向に移動させた場合には、押圧部61は下方へ変位させられる。
一方、図8から図10に示したように、血糖値測定装置1に装着して使用するバイオセンサ2は、使い捨てとして構成されており、全体として平板状の形態に形成されている。このバイオセンサ2は、略長矩形状の基板20に対して、スペーサ21を介してカバー22を接合した構成を有しており、各要素20〜22により規定された基板20の長手方向に延びるキャピラリ23を有している。
スペーサ21は、基板20の上面20Aからカバー22の下面22Aまでの距離、すなわちキャピラリ23の高さ寸法を規定するためのものであり、たとえば両面テープにより構成されている。このスペーサ21には、キャピラリ23の幅寸法を規定するためスリット21Aが設けられている。
カバー22は、キャピラリ23の内部の気体を外部に排気するための排気口22Bを有している。このカバー22は、たとえばビニロンや高結晶化PVAなどの濡れ性が高い熱可塑性樹脂により形成されている。
基板20は、バイオセンサ2を廃棄するときに廃棄機構5における押圧部61(パッド部65)を密着させるバイオセンサ2の裏面2Aを構成するものであり、絶縁樹脂材料によりカバー22よりも大きな形状に形成されている。この基板20の裏面(バイオセンサ2の裏面)2Aは、押圧部61におけるパッド部65を接触させたときの摩擦抵抗が大きくなるように粗面化処理しておくのが好ましい。基板20の上面20Aには、作用極24、対極25、および試薬層26が形成されている。
作用極24および対極25は、キャピラリ23に導入された血液に電圧を印加するためのものであり、端部24A,25Aが、カバー22に覆われずに、基板20の端部20Bにおいて露出している。これらの端部24A,25Aは、バイオセンサ2を血糖値測定装置1に装着したときに、コネクタ部4の端子40(図3参照)に接触させられる部分である。作用極24および対極25の端部24B,25Bは、基板20の短手方向に延びており、その一部がキャピラリ23の内部に位置している。試薬層26は、作用極24および対極25の端部24B,25Bを一連に覆うように設けられており、キャピラリ23の内部に配置されている。この試薬層26は、たとえば電子伝達物質([Ru(NH3)6]Cl3やK3[Fe(CN)6]などの錯体)および酸化還元酵素(グルコースオキシダーゼ(GOD)やグルコースデヒドロゲナーゼ(GDH))を含んでおり、血液に対して容易に溶解する多孔質の固体状に形成されている。
キャピラリ23は、毛細管現象を利用して血液を排気口22Bに向けて移動させるとともに、導入された血液を保持するためのものである。キャピラリ23の内部に血液を導入した場合には、試薬層26が溶解させられ、キャピラリ23の内部に電子伝達物質、酸化還元酵素および血液(グルコース)を含む液相反応系が構築される。
次に、血糖値測定装置1を用いた血糖値測定動作およびバイオセンサ2の廃棄動作について説明する。
図11および図12に示したように、血糖値測定装置1を用いて血糖値測定を行う場合には、まず血糖値測定装置1にバイオセンサ2を装着する。血糖値測定装置1に対するバイオセンサ2の装着は、可動体60のパッド部65とカバー31のフランジ部38との間の隙間を介して、バイオセンサ2をコネクタ部4に差し込むことにより行なわれる。このとき、バイオセンサ2における作用極24および対極25の端部24A,25A(図8参照)がコネクタ部4の端子40と接触し、端子40のバネ性によってバイオセンサ2に対して下方に向けた押圧力が作用させられる。これにより、バイオセンサ2は、コネクタ部4において適切に保持された状態とされる。また、コネクタ部4においては、端子40が作用極24と対極25に接触することにより、それらの電極24,25との間に電圧が印加される。
その一方、バイオセンサ2に対して血液を供給することにより、血糖値測定装置1において血糖値の測定が行なわれる。より具体的には、バイオセンサ2に対する血液の供給により、キャピラリ23が血液によって満たされ、試薬層26が溶解して液相反応系が構築される(図9参照)。このとき、作用極24と対極25との間に電圧が印加されているために液相反応系に対しても電圧が印加される。これにより、酸化還元酵素によって血液中のグルコースが還元され(電子が取り出され)、その電子が電子伝達物質を介して作用極24の端部24Bに供給される。作用極24に供給された電子の量は、コネクタ部4の端子40を介して応答電流として測定される。血糖値測定装置1においては、先の応答電流に基づいて、グルコース濃度(血糖値)を演算される。
血糖値の測定が終了した場合には、バイオセンサ2を廃棄する必要があるが、血糖値測定装置1においては、待機状態にある操作体50に対して、D2方向に向けた負荷を作用させることによりバイオセンサ2が廃棄される。
操作体50をD2方向に移動させた場合には、ラック部52のD2方向への移動により歯車71が回転させられ、可動体60がD2方向へ移動させられる。可動体60をD2方向へ移動させた場合には、押圧部61の係合ピン64がガイド溝76の内部を移動する(図7参照)。
図13に示したように、ガイド溝76においては、まず係合ピン64が低位傾斜溝部77を移動する。この過程においては、係合ピン64が上方変位させられる。これにより、図14に示したように、パッド部65を含めた押圧部61の全体が上方に変位し、パッド部65がバイオセンサ2の裏面2Aに接触させられる。このとき、バイオセンサ2はケース31のフランジ部38に押し付けられるとともに、パッド部65が弾性変形可能とされているために、パッド部65が弾性変形することによってパッド部65がバイオセンサ2の裏面2Aに適切に密着させられる。
次いで、係合ピン64は、図15に示したように水平溝部78を移動する。この過程においては、図16に示したように、係合ピン64ひいてはパッド部65を含めた押圧部61の全体がD1方向に水平に移動し、最終的には、パッド部65が筐体3から完全に突出した状態となる。バイオセンサ2の裏面2Aには、パッド部65が密着させられているために、バイオセンサ2は、パッド部65とバイオセンサ2の裏面2Aに生じる摩擦力によって、パッド部65とともにD1方向に移動させられる。また、バイオセンサ2の裏面2Aを粗面化処理しておけば、バイオセンサ2の裏面2Aとパッド部65との間に生じる摩擦力が大きくなるために、バイオセンサ2をより適切に押圧部61によって移動させることができる。その結果、バイオセンサ2がコネクタ部4の端子40から離脱し、バイオセンサ2に作用していた押圧力が解除され、バイオセンサ2がコネクタ部4に対してフリーな状態となる。
さらに、係合ピン64は、図17に示したように高位傾斜溝部79を移動する。この過程においては、図18に示したように係合ピン64ひいてはパッド部65を含めた押圧部61の全体が、筐体3の外部において上方に変位する。これにより、バイオセンサ2が上方に変位させられる一方で、バイオセンサ2がカバー31のフランジ部38に干渉して回転する。その結果、バイオセンサ2の裏面2Aとパッド部65との密着状態が解除される。
そして、図3および図4から分かるように、操作体50に作用しているD2方向への負荷を解除すれば、コイルバネ10の弾発力によって操作体50がD1方向に移動してもとの位置に復帰する。このとき、操作体50のフック部53が筐体3(ケーシング30)のストッパ部36に干渉することで操作体50のD1方向への移動が制限されるため、操作体50は元の位置に適切に復帰させられる。
その一方で、操作体50がD1方向に移動した場合には、押圧部61を含めた可動体60の全体がD2方向に移動する。このとき、パッド部65を含めた押圧部61が下方に変位しつ可動体60が元の位置に復帰するため、バイオセンサ2とパッド部65との間の接触状態は完全に解除される。その結果、バイオセンサ2は、血糖値測定装置1に対して完全にフリーな状態となるために、たとえばゴミ箱の直上において、血糖値測定装置1を押圧部61が下側位置するようにすれば、バイオセンサ2が血糖値測定装置1から離脱してゴミ箱に収容される。
血糖値測定装置1では、廃棄機構5がコネクタ部4の下方に配置され、バイオセンサ2の裏面2Aから負荷を入力してバイオセンサ2を廃棄するように構成されている。そのため、図27を参照して説明した従来の血糖値測定装置9のように、操作ノブ92の干渉部95の移動を許容するためのスリット97を、コネクタ部4に設ける必要はない。その結果、廃棄機構を備えていない血糖値測定装置における採用されていたコネクタ部を、設計変更することなく、そのまま転用することができる。これにより、設計変更に起因する製造コストの上昇を回避することができる。また、コネクタ部4にスリット97(図18参照)を設ける必要がなくなれば、コネクタ部4が設けるためのスペースをコネクタ部4に確保する必要もなくなり、さらには、コネクタ部4の構成要素がスリット97によってレイアウト上の制約を受けることもないため、コネクタ部4が大型化することを回避することができる。
上述した血糖値測定装置は、先に説明した構成には限定されず、種々に設計変更可能である。たとえば可動体60をD1方向に移動させる構成、あるいは上下方向に変位させる構成は、先に説明した血糖値測定装置1において採用されていた構成には限定されない。
可動体60は、操作体50を介することなく、D1方向に移動することによりバイオセンサ2を廃棄するように構成してもよく、また操作体50から可動体60に対する負荷を入力は歯車71に限らず、カムあるいはロッドなどの回転を利用して行なうようにしてもよい。また、固定体70に係合ピンを設ける一方で、可動体60にガイド溝を設けることにより、押圧部61を上下方向に変位させる構成を採用することもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図19ないし図24を参照しつつ説明する。
図19ないし図21に示した血糖値測定装置8は、バイオセンサ2′を用いて電気化学的手法により試料の分析を行うためのものであり、持ち運びが可能な携帯型として構成されている。この血糖値測定装置8は、筐体80、コネクタ部81および廃棄機構82を備えている。
筐体80は、血糖値測定装置8の外観形状を規定するとともにコネクタ部81および廃棄機構82をはじめとする各種の要素を収容するためのものである。この筐体80は、ケーシング83およびカバー84を備えており、これらによって中空に形成されている。
ケーシング83は、後述する廃棄機構82の操作体85および回転体88を回転可能に支持する役割を有するものである。このケーシング83は、上部開口を有する箱状に形成されており、内底面に設けられたガイド83A、係合部83Bおよびガイド溝83Cを有している。
図22に示したように、ガイド83Aは、後述する廃棄機構82における駆動ベース86の移動経路を規定するためのものである。このガイド83Aは、溝部83Aaおよびフランジ部83Abを有している。溝部83Aaは、後述する駆動ベース86のレール86Aを移動させるための部分であり、フランジ部83Abは、後述する駆動ベース86のフック86Bを係合させるための部分である。
図20および図21に示したように、係合部83Bは、後述する廃棄機構82のコイルバネ89Bの端部を係止するためのものである。
ガイド溝83Cは、後述する廃棄機構82の回転体88のリンク軸88Bの移動経路を規定するためのものである。
図19に示したように、カバー84は、ケーシング83の上部開口を閉鎖するとともに、ケーシング83とともに後述する廃棄機構82の操作体85および回転体88を回転可能に支持する役割を有するものである。ためのものである。
図21および図23に示したように、コネクタ部81は、バイオセンサ2′が装着されるものであり、上述した血糖値測定装置1のコネクタ部4(図2など参照)と同様な機能および構成を有している。
図20、図21および図23に示したように、廃棄機構82は、血糖値の測定終了後のバイオセンサ2′を血糖値測定装置8から廃棄するためのものであり、全体としてコネクタ部81の下方に配置されている。この廃棄機構82は、操作体85、駆動ベース86、リンクアーム87および回転体88を備えている。
操作体85は、回転体88を回転させるために操作される部分であり、その一部が筐体80から露出している。この操作体85は、係合ピン85Aを有しており、係合ピン85Aを中心として、筐体80(ケーシング83およびカバー84)に対して回転可能に固定されている。
駆動ベース86は、操作体85から入力された負荷を回転体88に伝達するためものであり、図中のD1,D2方向に往復移動可能とされている。図22に示したように、駆動ベース86は、レール86Aおよびフック86Bを有している。レール86Aは、ガイド83Aの溝部83Aaを移動する部分であり、フック88Bはガイド83Aのフランジ部83Abに係合する部分である。そのため、駆動ベース86は、ガイド83Aによって移動経路が図中のD1,D2方向に規制されるとともに、フック88Bがフランジ部83Abに係合することによって、ケーシング83から離脱することが抑制されている。
図20および図23に示したように、駆動ベース86は、トーションバネ89Aを介して操作体85に連結されているとともに、コイルバネ89Bを介してケーシング83の係合部83Bに連結されている。
トーションバネ89Aは、操作体85における係合ピン84Aから離れた部位において操作体85に連結されているとともに、リング状部分89Aaにおいて駆動ベース86に固定されている。このトーションバネ89Aは、操作体85に負荷が入力されていない状態において、操作体85に対して外方に向けた力を作用させるように付勢されている。その一方で、操作体85に対して内方に向けた負荷が入力された場合には、トーションバネ89Aの端部が内方に向けて移動するとともに、トーションバネ89Aのリング状部分89Aaが図中のD2方向に移動する。その結果、駆動ベース86は、操作体85に対して内方に向けた負荷が入力された場合にD2方向に移動させられる。
コイルバネ89Bは、駆動ベース86をD1方向に移動させるためのリターンバネとして機能するものである。このコイルバネ89Bは、操作体85に対して内方に向けた負荷が入力されて駆動ベース86がD2方向に移動させられたときに縮まされる。その一方で、コイルバネ89Bは、操作体85へ入力された負荷が解除された場合に、弾発力により駆動ベース86をD1方向に移動させる
リンクアーム87は、駆動ベース86のD1,D2方向への運動にしたがって、回転体88を回転させるためのものである。このリンクアーム87は、貫通孔87Aを介して、駆動ベース86の突起86Cに回転可能に連結されている。
回転体88は、バイオセンサ2′の側面(凹部2B′)に負荷を作用させ、バイオセンサ2′をD1方向に移動させるためのものであり、回転軸88A、リンク軸88Bおよび接触部88Cを有している。
回転軸88Aは、回転体88の回転中心となるものであり、筐体80(ケーシング83およびカバー84)に回転可能に支持されている。
リンク軸88Bは、回転体88とリンクアーム87とをリンクさせるためのものであり、リンクアーム87の貫通孔87Bに挿通されている。このリンク軸88Bはさらに、先端部88Baがケーシング83のガイド溝83Cに挿入されている。そのため、駆動ベースとともにリンクアーム87を移動させた場合には、リンク軸88Bがガイド溝83Cに沿って移動する。このようなリンク軸88Bの移動より、回転体88は、回転軸88Aを中心として回転する。
接触部88Cは、コネクタ部81に装着したバイオセンサ2′をD1方向に移動させる(廃棄する)ときにバイオセンサ2′の側面(凹部2B′)に接触する部分である。接触部88Cはまた、コネクタ部81にバイオセンサ2′を装着し、操作体85に負荷を入力していない状態では、バイオセンサ2′の凹部2B′に対応した位置に配置されている。
一方、図21に示したように、血糖値測定装置9に装着して使用するバイオセンサ2′は、使い捨てとして構成されており、全体として平板状の形態に形成されている。このバイオセンサ2′は、基本的に先に説明したバイオセンサ2(図8から図10参照)に同様な構成とされている。ただし、バイオセンサ2′は、側面2Bに設けられた一対の凹部2B′を有している。凹部2B′は、廃棄機構82によってバイオセンサ2′を廃棄するときに、回転体88の接触部88Cを係合させるためのものである。
以上に説明した血糖値測定装置9における血糖値測定動作は、基本的には先に説明した血糖値測定装置1(図1ないし図3など参照参照)と同様である。すなわち、血糖値を測定する場合には、まず血糖値測定装置9にバイオセンサ2′を挿入してコネクタ部81にバイオセンサ2′を装着する。次いで、バイオセンサ2′に対して血液を供給する。これにより、血糖値測定装置9において、コネクタ部81によって電圧を印加したときの応答電流に基づいて、血糖値の測定が行なわれる。
一方、血糖値測定装置9における廃棄動作は、操作体85に対して内方に向けた負荷を作用させることにより行なわれる。
図24Aに示したように、操作体85に内方に向けた負荷を作用させた場合には、操作体85が係合ピン85Aを中心として回転する。このとき、トーションバネ89Aの先端が内方に向けて移動させられるとともに、トーションバネ89Aのリング状部分89AaがD2方向に移動する。トーションバネ89Aのリング状部分89Aaは、駆動ベース86の係合部83Bに固定されているため、リング状部分89AaのD2方向への移動により、駆動ベース86がD2方向に移動させられる。この駆動ベース86には、リンクアーム87およびコイルバネ89Bが連結されているために、駆動ベース86のD2方向への移動によりリンクアーム87の全体がD2方向に移動するとともに、コイルバネ89Bが縮められる。
図24Bに示したように、リンクアーム87の貫通孔87Aに回転体88のリンク軸88Bが挿通されているため、リンクアーム87の移動により、リンク軸88Bがガイド溝83Cを移動する。これにより、リンク軸88Bが揺動させられるため、回転体88が回転軸88Aを中心として回転する。このとき、回転体88の接触部88Cは、D1方向に沿って回転する。
ここで、回転体88の接触部88Cは、バイオセンサ2′の凹部2B′に対応した位置に配置されている。そのため、接触部88CがD1方向に沿って回転した場合には、接触部88Cがバイオセンサ2′の凹部2B′に係合し、凹部2B′を介してバイオセンサ2′に対してD1方向へ向けた負荷を作用させる。これにより、バイオセンサ2′はコネクタ部81から取り外される。
そして、図24Aから予想できるように、操作体85に作用している内方への負荷を解除すれば、トーションバネ89Aの弾発力によって操作体85が外方に向けて回転し、元の位置に復帰するとともに、駆動ベース86がD1方向に移動させられて元の位置に復帰する。このとき、駆動ベース86には、コイルバネ89Bの弾発力も作用するため、駆動ベース86がD1方向への移動は、適切かつスムースも行なわれる。このような操作体85の回転および駆動ベース86の移動により、図24Bから予想できるようにリンクアーム87および回転体88も元の位置に復帰する。
血糖値測定装置8では、廃棄機構82がコネクタ部81の下方に配置され、バイオセンサ2′の側面(凹部2B′)から負荷を入力してバイオセンサ2′を廃棄するように構成されている。そのため、図27を参照して説明した従来の血糖値測定装置9のように、操作ノブ92の干渉部95の移動を許容するためのスリット97を、コネクタ部4に設ける必要はない。その結果、廃棄機構を備えていない血糖値測定装置における採用されていたコネクタ部を、設計変更することなく、そのまま転用することができる。これにより、設計変更に起因する製造コストの上昇を回避することができる。また、コネクタ部4にスリット97(図18参照)を設ける必要がなくなれば、コネクタ部4が設けるためのスペースをコネクタ部4に確保する必要もなくなり、さらには、コネクタ部4の構成要素がスリット97によってレイアウト上の制約を受けることもないため、コネクタ部4が大型化することを回避することができる。
バイオセンサ2′の凹部2B′の形状は、図示したものには限定されず、他の形状であってもよく、凹部2B′に代えて凸部として係合部を形成してもよい。また、図25に示したように、血糖値測定装置8は、側面に凹部2B′が形成されたバイオセンサ2′に限らず、側面が平坦面とされたバイオセンサ2″についても適用することができる。
本発明に係る分析装置は、バイオセンサなどの分析用具の廃棄時において、廃棄方向とは異なる方向から分析用具に負荷を入力できる構成でさればよく、また平板状以外の形態の分析用具を廃棄する場合にも適用することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図26を参照しつつ説明する。
図26Aおよび図26Bに示した分析装置8′は、廃棄機構を備えたものである。この廃棄機構80′は、可動体81′を備えている。可動体81′は、バイオセンサ2を廃棄するときに移動するものであり、操作部82′、接触部83′および連結アーム84′を有している。
操作部82′は、可動体81′を移動させるために操作される部分である。接触部83′は、バイオセンサ2の裏面に接触する部分であり、バイオセンサ2との間の摩擦抵抗によりバイオセンサ8′を移動させるための部分である。この接触部83′は、挿入口85′の下部に設けられたガイド86′に沿ってD1,D2方向に移動するようになされているとともに、コネクタ部87′にバイオセンサ2が装着されたときに、バイオセンサ2の裏面に密着させられる。連結アーム84′は、操作部82′と接触部83′との間を繋ぐものであり、操作部82′から入力された負荷を接触部83′に伝達し、接触部83′を移動させるものである。
分析装置8′では、コネクタ部87′にバイオセンサ2を装着することによりバイオセセンサ2の裏面が接触部83′に密着する。一方、バイオセンサ8′を廃棄する場合には、操作部82′をD1方向に移動させることにより、接触部82′がD1方向に移動させられる。このとき、接触部8′がバイオセンサ2に密着しているので、バイオセンサ2にはD1方向に向けた力が作用させられ、バイオセンサ2はD1方向に移動させられる。これにより、コネクタ部87′からバイオセンサ2が離脱し、バイオセンサ2を廃棄可能な状態とされる。
先の実施の形態においては、電気化学的手法により血糖値を測定するように構成された分析装置を例にとって説明したが、本発明は、試料として血液以外のものを使用する分析装置、グルコース以外の成分を測定するように構成された分析装置、あるいは光学的手法により試料の分析を行なうように構成された分析装置に対しても適用することができる。
先に説明した廃棄機構5を、光学的手法を利用した分析装置に採用した場合には、図18を参照して説明した従来の血糖値測定装置9のように、筐体98に対して、操作ノブ92における干渉部95の移動を許容するためのスリット99を設ける必要がない。そのため、筐体98のスリット98を介して装置内部に外部光が入射するといった事態が生じず、測光機構での測光結果が外部光によって影響を受ける虞が低減し、適切な測光を行なうことが可能となる。また、スリット98を介しての外部光の入射を制限するための手段を設ける必要がなくなるために、製造コスト上昇および装置の大型化を抑制できるようになる。

Claims (21)

  1. 分析用具を装着して使用し、かつ分析の終了後に上記分析用具を廃棄するための廃棄機構を備えた分析装置であって、
    上記廃棄機構は、上記分析用具の廃棄方向とは異なる方向から負荷を入力して上記分析用具を廃棄するように構成されている、廃棄機構を備えた分析装置。
  2. 電気化学的手法により試料の分析を行なうことが可能とされた分析用具を装着するためのものであり、かつ上記分析用具の端子に接触させるための端子を有するコネクタ部と、
    分析の終了後に分析用具を廃棄するための廃棄機構と、
    を備えた分析装置であって、
    上記廃棄機構は、上記コネクタ部の下方に配置されている、廃棄機構を備えた分析装置。
  3. 上記廃棄機構は、上記分析用具の廃棄方向とは異なる方向から負荷を入力して上記分析用具を廃棄するように構成されている、請求項2に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  4. 上記廃棄機構は、上記分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ待機位置と上記分析用具を廃棄可能な廃棄位置との間を往復移動可能とされた可動体を備えており、
    上記分析用具は、上記接触部によって負荷が入力され、かつ上記可動体が上記待機位置から上記廃棄位置に移動するときに、上記可動体とともに移動させられるように構成されている、請求項1または3に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  5. 上記分析用具は、上記接触部との間の摩擦抵抗により、上記接触部が密着した状態で上記可動体とともに移動させられるように構成されている、請求項4に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  6. 上記接触部は、弾性部材により構成されている、請求項5に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  7. 上記可動体は、上記待機位置に位置するときには上記接触部が上記分析用具とは接触しない一方で、上記待機位置から上記廃棄位置に移動する過程において、上記接触部が上記分析用具に接触するように構成されている、請求項4に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  8. 上記接触部は、上記待機位置から上記廃棄位置に移動する間に、上方に位置変位させられる、請求項7に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  9. 上記可動体に係合され、かつ上記可動体に対して相対動可能な係合部をさらに備えており、
    上記可動体および上記係合部のうちの一方は、ガイド溝を有しており、それらのうちの他方は、上記ガイド溝に係合する凸部を有しており、
    上記可動体を上記筐体に対して相対的に往復移動させたときに、上記ガイド溝の内部を上記凸部が移動し、上記接触部が上下方向に変位するように構成されている、請求項8に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  10. 上記接触部が上方に変位させられたときに、上記接触部とともに上記分析用具を挟み込む上記押圧部をさらに備えている、請求項8に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  11. 筐体に対して相対的に往復移動可能とされた操作体と、
    上記操作体の往復運動を、上記可動体の往復運動に変換するためのリンク部材と、
    をさらに備えている、請求項4に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  12. 上記操作体および上記可動体は、複数の歯を有するラック部を備えており、
    上記リンク部材は、上記操作体および上記可動体のラック部の複数の歯に噛合する歯車であり、かつ、
    上記操作体を移動させたときに、上記可動体が上記操作体とは反対方向に移動するように構成されている、請求項11に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  13. 上記歯車は、水平方向に回転するように構成されている、請求項12に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  14. 上記操作体は、上記待機位置から上記廃棄位置に向かう方向に付勢されている、請求項11に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  15. 上記操作体を上記待機位置に位置させるためのストッパ部をさらに備えている、請求項14に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  16. 上記廃棄機構は、上記分析用具の側面から負荷を入力して上記分析用具を廃棄するように構成されている、請求項1または3に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  17. 上記廃棄機構は、上記分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ回転可能な回転体を備えており、
    上記分析用具は、上記接触部によって負荷が入力され、かつ上記回転体が回転することにより移動させられるように構成されている、請求項16に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  18. 上記廃棄機構は、上記回転体を回転させるために操作される操作体をさらに備えている、請求項17に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  19. 上記廃棄機構は、上記操作体に入力された負荷を上記回転体の回転体の回転力として伝達するためのリンク部材をさらに備えている、請求項18に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  20. 上記分析用具は、上記接触部を係合させるための係合部を備えている、請求項17に記載の廃棄機構を備えた分析装置。
  21. 分析用具を装着して使用し、かつ分析の終了後に上記分析用具を廃棄するための廃棄機構を備えた分析装置であって、
    上記廃棄機構は、上記分析用具に密着させるための接触部を有し、かつ待機位置と上記分析用具を廃棄可能な廃棄位置との間を往復移動可能とされた可動体を備えており、
    上記分析用具は、上記接触部によって負荷が入力され、かつ上記可動体が上記待機位置から上記廃棄位置に移動するときに、上記可動体とともに移動させられるように構成されている、廃棄機構を備えた分析装置。
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