JP2005189033A - 液状物収容体、これを備えた測定用具およびこの測定用具を用いる測定装置 - Google Patents

液状物収容体、これを備えた測定用具およびこの測定用具を用いる測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザに負担をかけることなく、コスト的に有利に、参照液などの液状物を保存し、液状物を目的部位に供給できるようにする。
【解決手段】 液状物Rを収容するための内部空間64を規定する第1および第2空間規定要素61,62を備えた液状物収容体6において、内部空間64に、第1空間規定要素61に押圧力を作用させて開口部61bを形成するための作用部65を設け、開口部61bを介して液状物Rを排出させるように構成した。第1および第2空間規定要素61,62の間には、これらの要素61,62をとともに内部空間64を規定するための枠状スペーサ63が設けるのが好ましい。この場合、作用部65は、たとえば枠状スペーサ63に形成される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、目的部位(たとえば測定用具の参照液保持空間)に液状物(たとえば測定用具に供給する参照液)を供給するための技術に関する。
尿中のナトリウムイオン濃度やカリウムイオン濃度を測定する場合には、図3に示したようなイオン選択プレート5が用いられている(たとえば特許文献1参照)。このイオン選択プレート5は、目的のイオン濃度が既知の参照液およびイオン濃度が未知の試料を供給することにより、これらの液中のナトリウムやカリウムのイオン濃度の相違に相関させて電位差を出力するためのものである。イオン選択プレート5に対する参照液や試料の供給は、たとえばユーザ自身がピペットを用いて行っている。その場合、参照液の管理はユーザに委ねられるため、参照液の保存状態が悪いと、参照液における目的イオンの濃度が変化してしまう。また、ピペットを用いて参照液を供給する場合には、ピペットに装着するチップが必要となり、これが測定コストを増加させる原因ともなる。一方、分析装置やピペットに複数回分の参照液を保持させ、参照液を一定量ずつ使用する方法もあるが、この場合、分析装置やピペットにおいて参照液が濃縮しないよう分析装置やピペットを改良する必要があり、コスト的に不利である。
特開2001−286771号
本発明は、ユーザに負担をかけることなくコスト的に有利に参照液などの液状物を適切に保存でき、かつ液状物を目的部位に適切に供給できるようにすることを課題としている。
本発明の第1の側面により提供される液状物収容体は、液状物を収容するための内部空間を規定する第1および第2空間規定要素を備えた液状物収容体であって、上記内部空間には、上記第1空間規定要素に押圧力を作用させて開口部を形成するための作用部が設けられており、上記開口部を介して上記液状物を排出させるように構成されていることを特徴としている。
ここで、「液状物」とは、低粘性な液体に限らず、本発明の液状物収容体から排出させることができる限りは、比較的粘度の高い粘性体も含むものとする。
第1および第2空間規定要素の間には、これらの要素とともに内部空間を規定するための枠状スペーサを設けるのが好ましい。この場合、作用部は、枠状スペーサに形成することができる。作用部は、枠状スペーサを備えているかあるいは備えていないかに拘らず、第2空間規定要素に設けることもできる。
第2空間規定要素は、第1空間規定要素に比べて伸縮性が大きくなるように形成するのが好ましい。そうすれば、第2空間規定要素から第1空間規定要素に向けて第2空間規定要素に押圧力を作用させたときに、第2空間規定要素を破断させることなく、第1空間規定要素に開口部を形成することが可能となる。同様な理由から、第1空間規定要素に対して、作用部により押圧力を作用させたときに、開口部の形成を容易ならしめるための脆弱部を設けてもよい。
作用部は、第1空間規定要素に向けて突出した突起を有するものとして構成することもできる。そうすれば、第1空間規定要素の特定部分に応力を集中して作用させることが可能となり、より確実に開口部を形成することができるようになる。
本発明の第2の側面においては、試料および参照液を供給するための試料保持空間および参照液保持空間と、本発明の第1の側面に係る液状物収容体であって、上記参照液保持空間に供給するための参照液が収容された液状物収容体と、を備えたことを特徴とする、測定用具が提供される。
本発明の測定用具は、たとえば試料中の目的イオンの濃度と参照液中の目的イオンの濃度と差に相関した電位差を出力可能なように構成される。
本発明の第3の側面においては、本発明の第2の側面に係る分析用具を用いて試料における特定成分の濃度を測定するための測定装置において、試料を吐出させる際に下動させられる操作部を有する吐出装置であって、上記試料保持空間に試料を供給するための吐出装置を保持するための吐出装置ホルダと、上記操作部が下動したときにその動きに連動して下動し、上記液状物収容体の作用部に押圧力を作用させるための押圧機構と、を備えたことを特徴とする、測定装置が提供される。
押圧機構は、たとえば操作部を下動したときに操作部と干渉して下動し、第2空間規定要素に干渉して作用部に押圧力を作用させるための下動部材を備えたものとして構成される。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2(a)に示したように、測定装置1は、測定用具2を装着して使用するものであり、本体部3および液供給ユニット4を備えている。
本体部3は、液供給ユニット4を保持するためのホルダ部30と、測定用具2を装着するための装着部31と、を備えている。ホルダ部30は、後述する液供給ユニット4の支持ブロック40を係止するための段部30aを有している。装着部31は、測定用具2の外形寸法に対応した凹部として形成されている。装着部31の底面31aからは、複数の導体ピン32が上方に向けて突出している。各ピン32は、上方に向けて付勢した状態で保持されており、装着部31に測定用具2を装着したときに、後述する測定用具2の第2導体パッド54Ab〜56Ab,54Bb〜56Bb(図3参照)に接触させるためのものである。
図2(a)および図2(b)に示したように、液供給ユニット4は、本体部3に対して着脱自在とされており、支持ブロック40、ピペット41および押圧機構42を備えている。
支持ブロック40は、ピペット41と押圧機構42とを一体化するとともに、液供給ユニット4をホルダ部30の段部30aに係止するのに利用されるものである。
ピペット41は、後述する測定用具2の試料保持孔58B(図3参照)に試料を供給するためのものであり、操作部41aを操作することによって、試料の吸引・吐出が可能なように構成されている。操作部41aは、たとえばバネなどの弾性体の弾発力によって上方に向けて付勢されている。このピペット41は、着脱自在とされたチップ41bを装着して使用するものであり、操作部41aを下動させてチップ41bの内部の気体を排出させた後、操作部41aを上動させることによってチップ41bの内部に負圧を発生させるように構成されている。したがって、チップ41bの内部の気体を外部に排出させた状態において試料にチップ41bの先端部を接触させ、この状態において操作部41aを上動させることによってチップ41bの内部に試料を吸引・保持することができる。
押圧機構42は、後述する測定用具2の参照液収容体6に押圧力を作用させるためのものである。この押圧機構42は、支持ブロック40に固定されたハウジング42Aに対して、移動体42Bが上下方向に相対動するように構成されている。
ハウジング42Aは、移動体42Bの上下動を規定するものであり、第1開口部42Aaおよび第2開口部42Abを有している。
移動体42Bは、押圧棒42Baおよび干渉フィン42Bbを有している。押圧棒42Baは、参照液収容体6に直接作用する部分であり、第1開口部42Aaを介して上下方向への移動が許容されている。干渉フィン42Bbは、ピペット41の操作部41aと干渉する部分であり、第2開口部42Abを介して上下方向への移動が許容されている。
ハウジング42Aの内部には、干渉フィン42Bbと第1開口部42Aaの間にコイルバネ44が配置されている。これにより、干渉フィン42Bbひいては移動体42Bの全体が上方に向けて付勢されている。したがって、移動体42Bは、ピペット41の操作部41aに対して上方に向けた力を作用させた状態で操作部41aと密着しており、操作部41aの動きに連動して上下動することができる。
ただし、ピペット41と押圧機構42とは、液供給ユニット4として一体化する必要はなく、それらを分離した状態で本体部3に保持させるようにしてもよく、また押圧機構42を本体部30に固定化し、ピペット41のみを本体部3に対して着脱自在としてもよい。
測定用具2は、参照液中の特定成分の濃度と試料中の特定成分の濃度の差に相関した電位差を生じさせるものであり、3種類のイオンの濃度、たとえばナトリウムイオン、カリウムイオンおよび塩化物イオンの濃度を測定できるように構成されている。図3に示したように、測定用具2は、イオン選択プレート5および参照液収容体6を有している。
イオン選択プレート5は、互いに接合された第1ないし第3プレート51,52,53を有している。
第1プレート51には、参照液用の電極部54A,55A,56Aおよび試料用の電極部54B,55B,56Bが形成されている。各電極部54A〜56A,54B〜56Bは、中央部に配置された第1導体パッド54Aa〜56Aa,54Ba〜56Baおよび端部に配置された第2導体パッド54Ab〜56Ab,54Bb〜56Bbを有している。各第2導体パッド54Ab〜56Ab,54Bb〜56Bbは、第1プレート51に形成された貫通孔54a〜56a,54b〜56bを介して露出しており、測定用具2を測定装置1における本体部3の装着部31に装着したときに、対応する導体ピン32に接触するように構成されている(図2(a)および図2(b)参照)。
第2プレート52は、第1導体パッド54Aa〜56Aa,54Ba〜56Baに対応した部位に形成された貫通孔52Aa〜52Ac,52Ba〜52Bcを有している。貫通孔52Aa〜52Ac,52Ba〜52Bcには、特定のイオン種を選択的に透過させるためのイオン選択膜57Aa〜57Ac,57Ba〜57Bcが保持されている。本実施の形態では、たとえばイオン選択膜57Aa,57BaはNa+を選択的に、イオン選択膜57Ab,57BbはK+を選択的に、イオン選択膜57Ac,57BcはCl-を選択的に透過させるように構成されている。
第2プレート52にはさらに、その中央部に参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bが形成されている。参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bは、切欠59を介して相互に繋がっている。この切欠59には、イオンの移動を許容するブリッジ59aが配置されている。このブリッジ59aは、参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bのそれぞれに参照液および試料を保持させたときに、これらの液を液絡するためのものである。
第3プレート53には、受液口53A,53Bおよび空気抜き穴53Cが形成されている。受液口53A,53Bは、参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bに参照液または試料を供給するためのものである。受液口53A,53Bは、測定用具2を測定装置1の装着部31に装着したときに、ピペット4に装着されたチップ41bおよび押圧棒43Baの直下に位置するように形成されている(図2(a)参照)。一方、空気抜き穴53Cは、参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bを外部に連通させるものであり、参照液保持孔58Aおよび試料保持孔58Bに参照液および試料が供給されたときに、これらの保持孔58A,58Bの空気を排出するためのものである。
参照液収容体6は、受液口53Aを介して、参照液保持孔58Aに対して参照液を供給するためのものである。この参照液収容体6は、図4および図5に示したように、第1および第2シート材61,62の間に枠状スペーサ63を介在させた形態を有しており、これらの要素61〜63によって収容空間64が規定されている。収容空間64には、密閉空間とされており、参照液Rが保持されている。
第1および第2シート材61,62は、接着剤を用いて、あるいは超音波融着などの手段によって枠状スペーサ63に固定されている。第1シート材61の中央部には、十字状の溝61aが形成されており、第1シート材61に押圧力が作用したときに、溝61aにおいて破断しやすいように構成されている。第1シート材61は、たとえばアルミニウムなどの金属材料により形成することができる。第2シート材62は、第1シート材61に比べて伸縮性が高く形成されており、図6に示したように押圧機構42の押圧棒43Ba(図2(a)および図2(b)参照)によって下方に向けて押圧力が作用させられたときに破断することなく弾性変形するように構成されている。第2シート材62は、たとえば天然ゴム、半合成ゴム、クロロプレンゴム、プチルゴムの他、公知のエラストマにより形成することができる。
枠状スペーサ63は、内方に向けて突出した作用部65を有している。作用部65には、突起65bが設けられている。突起65bは、作用部65の先端部65a、すなわち第1シート材61における溝61aの直上において、下方に向けて突出している。図5(b)および図6に示したように、作用部65は、バネ性を有するものとして構成されており、先端部65aに押圧力が作用させられたときに突起65bが位置変位するように構成されている。これにより、突起65bを下方に位置変位させて第1シート材61ひいては溝61aに押圧力を作用させ、溝61aを破断させて第1シート材61に開口部61bを形成することができる。その結果、開口部61bを介して、収容空間64に保持された参照液Rを外部に排出することができる。
このような枠状スペーサ63は、たとえば樹脂成形あるいはダイカスト成形により形成することができる。枠状スペーサ63を形成するための材料としては、たとえばポリスチレン、変性PET、ポリアセタールおよびエポキシ樹脂などの樹脂材料の他、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料が挙げられる。
図2(a)および図2(b)に示したように、測定装置1を用いて目的成分の濃度を測定する場合には、まずホルダ部30に液供給ユニット4を保持させるとともに、装着部31に測定用具2を装着する。ただし、液供給ユニット4におけるピペット41には、予めチップ41bが装着され、チップ41bの内部に試料が保持されているものとする。
次いで、ピペット41の操作部41aを下動させる。これにより、チップ41bの内部の試料が吐出され、図7に示したように受液口53Bを介して試料保持孔58Bに試料Sが供給される。
一方、図2(a)および図2(b)に示したように、操作部41aを下動させた場合には、操作部41aの動きに連動して押圧機構42の干渉フィン42Bbが下動する。これにより、押圧棒42Baが下動して、押圧棒42Baが測定用具2の参照液収容体6に押圧力を作用させる。図6および図7に示したように、参照液収容体6においては、押圧棒42Baが第2シート材62に作用し、第2シート材62が弾性変形しつつ、押圧棒42Baからの押圧力が作用部65の先端部65aに作用する。これにより、作用部65が弾性変形して突出部65bが下方に変位し、第1シート材61に対して突出部65bが押圧力を作用させる。その結果、第1シート材61は、溝61a(図4および図5参照)において破断して開口部61bが形成され、開口部61bを介して参照液Rが排出される。この参照液Rは、受液口53Aを介して参照液保持孔58Aに供給される。
参照液保持孔58Aに参照液が供給され、試料保持孔58Bに試料が供給された場合には、イオン選択膜57Aa〜57Ac,57Ba〜57Bcにおいて目的とするイオンが選択的に透過して目的イオンが第1導体パッド54Aa〜56Aa,54Ba〜56Baに到達する。これと同時的に、参照液Rと試料Sとの間がブリッジ59a(図3参照)を介して液絡する。これらの作用により、第2導体パッド54Ab〜56Abと、対応する第2導体パッド54Bb〜56Bb(図3参照)との間に、イオン濃度に応じた電位差が生じる。この電位差は、第2導体パッド54Ab〜56Ab,54Bb〜56Bbに接触する導体ピン32(図2(a)および図2(b)参照)を介して測定される。図1および図2に示した測定装置1においては、導体ピン32を介して測定される電位差に基づいて、目的イオンの濃度が演算される。
以上の説明から分かるように、測定用具2においては、参照液収容体6の内部に密閉状態で参照液が保持され、その内部から使用する直前に参照液が排出される。そのため、ユーザ自身が参照液R(測定用具2)を保存する場合であっても、保存時において参照液の濃度が変化する可能は著しく低くなる。その結果、保存時における参照液の濃度変化に起因した測定精度の低下を抑制することができる。
また、押圧機構42においては、ピペット41の操作部41aを操作することによって、参照液収容体6から参照液Rを排出させ、それを測定用具2に供給することができる。そのため、本発明では、簡易な操作によってイオン選択プレート5に参照液Rを確実に供給でき、使い勝手がよい。そればかりか、参照液Rの供給時に、ユーザの指先などに参照液Rが付着する可能性が低いため、衛生的である。その上、押圧機構42は、極めて簡易な構成とされているため、測定装置2の製造コストをさほど上昇させることなく、上述した効果を得ることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々に変更可能である。たとえば、参照液収容体を測定装置に装着するように構成してもよく、また参照液収容体は矩形板状以外の形状、たとえば円盤状などに形成してもよい。
さらに、図8に示したように、参照液収容体6′は、2部材61,69′により構成することができる。すなわち、先に実施の形態における第2シート材62および枠状スペーサ63(図4参照)を1つの部材(第2空間規定要素)69′により構成することもできる。第2空間規定要素69′は、たとえば樹脂成形によって形成することができる。図9に示したように、作用部65(図4参照)を枠状スペーサ63から分離したものとして形成してもよい。すなわち、第2シート材62″に対して、作用部65″を設けてもよい。このような作用部65″は、第2シート材62″と一体的に形成してもよいし、第2シート材62″とは別体として形成した後に、第2シート材62″に接着してもよい。
本発明に係る測定装置の本体部を示す全体斜視図である。 本発明に係る測定装置の一部を破断した正面図である。 本発明に係る測定用具の分解斜視図である。 本発明に係る参照液収容体の全体斜視図である。 (a)は図4のVa−Va線に沿う断面図であり、(b)は図4のVb−Vb線に沿う断面図である。 液収容体の作用を説明するための断面図である。 図3に示した測定用具に試料および参照液を供給する動作を説明するための要部断面図である。 本発明に係る参照液収容体の他の例を示す分解斜視図である。 本発明に係る参照液収容体のさらに他の例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 測定装置
2 測定用具
30 ホルダ部(吐出装置ホルダ)
41 ピペット(吐出装置)
41a (吐出装置の)操作部
42 押圧機構
43Bb 干渉フィン(下動部材)
58A 参照液保持孔(参照液保持空間)
6 参照液収容体(液状物収容体)
61 (参照液収容体の)第1シート(第1空間規定要素)
61a 溝(脆弱部)
61b 開口部
62,62″ (参照液収容体の)第2シート(第2空間規定要素)
63 (参照液収容体の)枠状スペーサ
64 収容空間(内部空間)
65,65″ (液状物収容体の)作用部
65b (作用部の)突起
69′ 第2空間規定要素
R 参照液(液状物)

Claims (11)

  1. 液状物を収容するための内部空間を規定する第1および第2空間規定要素を備えた液状物収容体であって、
    上記内部空間には、上記第1空間規定要素に押圧力を作用させて開口部を形成するための作用部が設けられており、
    上記開口部を介して上記液状物を排出させるように構成されていることを特徴とする、液状物収容体。
  2. 上記第1および第2空間規定要素の間には、これらの要素とともに上記内部空間を規定するための枠状スペーサが設けられている、請求項1に記載の液状物収容体。
  3. 上記作用部は、上記枠状スペーサに形成されている、請求項2に記載の液状物収容体。
  4. 上記作用部は、上記第2空間規定要素に形成されている、請求項1または2に記載の液状物収容体。
  5. 上記第2空間規定要素は、上記第1空間規定要素に比べて伸縮性が大きい、請求項1ないし4のいずれかに記載の液状物収容体。
  6. 上記第1空間規定要素には、上記作用部により押圧力を作用させたときに、上記開口部の形成を容易ならしめるための脆弱部が設けられている、請求項1ないし5のいずれかに記載の液状物収容体。
  7. 上記作用部は、上記第1空間規定要素に向けて突出した突起を有している、請求項1ないし6のいずれかに記載の液状物収容体。
  8. 試料および参照液を供給するための試料保持空間および参照液保持空間と、請求項1ないし7のいずれかに記載した液状物収容体であって、上記参照液保持空間に供給するための参照液が収容された液状物収容体と、を備えたことを特徴とする、測定用具。
  9. 試料中の目的イオンの濃度と参照液中の目的イオンの濃度の差に相関させて電位差を出力するように構成されている、請求項7に記載の測定用具。
  10. 請求項8または9に記載の分析用具を用いて試料における特定成分の濃度を測定するための測定装置において、
    試料を吐出させる際に下動させられる操作部を有する吐出装置であって、上記試料保持空間に試料を供給するための吐出装置を保持するための吐出装置ホルダと、
    上記操作部が下動したときにその動きに連動して下動し、上記液状物収容体の作用部に押圧力を作用させるための押圧機構と、
    を備えたことを特徴とする、測定装置。
  11. 上記押圧機構は、上記操作部を下動したときに上記操作部と干渉して下動し、上記第2空間規定要素に干渉して上記作用部に押圧力を作用させるための下動部材を備えている、請求項10に記載の測定装置。
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