JPWO2007043241A1 - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

ヒューズブロック23の上側保持部材60は、その凹部31,32が形成されていない部分において、リブ43(下側保持部材)との間で第1端子部13の水平部14を挟み付けることができるので、第1端子部13は、上側保持部材60とリブ43の間で確実に保持される。ケース20外の液体が、上側保持部材60の下面と水平部14の上面との隙間に浸入して毛細管現象によりケース20の内側に向かって移動しても、上側凹部31,32において上側保持部材60の下面と水平部14の上面との隙間が大きく拡大するため、毛細管現象による液体の浸入が凹部31,32で遮断される。同様に、液体がリブ43の上面と水平部14の下面との隙間に浸入しても、下側凹部46により液体の浸入が遮断される。水平部14はケース20の外部に導出されているから、液体がケース20の内部に浸入することを確実に防止できる。

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
自動車に搭載される電気接続箱として、回路構成体をケースに収容した構造のものがある。回路構成体は、回路基板と、回路基板の裏面に沿って配索したバスバーと、回路基板の表面側に実装されるリレー等のスイッチング部材とを備えて構成されている。ケースには、その内面側から外面側へ貫通する貫通路が形成され、バスバーの端部に形成された端子部が貫通路を貫いてケースの外面側に臨んでいる。
尚、電気接続箱としては、特許文献1に開示されているもの等がある。
特開2003−164039公報
(発明が解決しようとする課題)
上記のようにバスバーの端子部が、ケースの貫通路を内面側から外面側へ貫通する形態になっている場合、ケース外の液体が、毛細管現象により、貫通路の内面と端子部の表面との隙間を移動してケースの内部に浸入することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケースにおいて、端子部の貫通部分からの浸水を防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するための手段として、本願の第1の発明に係る電気接続箱は、回路基板を収容するケースと、前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の下方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が下がる方向の力が加えられた時に前記水平部を下方から保持する下側保持部材と、前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の上方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が上がる方向の力が加えられた時に前記水平部を上方から保持する上側保持部材と、前記下側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する下側対向壁面及び前記上側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する上側対向壁面の少なくとも一方又は双方に形成されて、前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備える。
また、本願の第2の発明に係る電気接続箱は、回路基板を収容するケースと、前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の下方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が下がる方向の力が加えられた時に前記水平部を下方から保持する下側保持部材と、前記下側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する下側対向壁面に形成されて前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備える。
また、本願の第3の発明に係る電気接続箱は、回路基板を収容するケースと、前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の上方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が上がる方向の力が加えられた時に前記水平部を上方から保持する上側保持部材と、前記上側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する上側対向壁面に形成されて前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備える。
(発明の効果)
第1〜第3の発明によれば、ケース外の液体が、バスバーと、下側保持部材又は上側保持部材との間の隙間に浸入して毛細管現象によりケースの内側に向かって移動しても、下側保持部材又上側保持部材に形成された凹部において、バスバーと、下側保持部材又は上側保持部材との隙間が大きく拡大するため、毛細管現象による液体の浸入が凹部により遮断される。
図1は実施形態1の斜視図である。 図2は縦断面図である。 図3はヒューズブロックとカバーとによって形成される貫通路の形状を現す部分拡大縦断面図である。 図4はヒューズブロックの下方から視た斜視図である。 図5は端子部の貫通路をあらわす部分拡大縦断面図である。 図6はヒューズブロックの形状をあわらす部分拡大縦断面図である。 図7は端子部の貫通路をあらわす底面図である。 図8は端子部及びカバーの外面の形状をあらわす斜視図である。 11…回路基板 12…バスバー 14…水平部 15…ヒューズ端子 17…幅狭部 20…ケース 23…ヒューズブロック 29…ヒューズ装着部 31…上側第1凹部 32…上側第2凹部 36…誘導部 38…突出部 40…位置決め部 41…切欠部 42…傾斜面 43…リブ(下側保持部材) 46…下側凹部 60…上側保持部材 61…上側対向壁面 62…下側対向壁面
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。本実施形態の電気接続箱は、自動車に搭載され、バッテリ(図示せず)とランプ、オーディオ等の電装品(図示せず)との間に介設され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給の切り替え等の制御を行うものである。図1においては、電気接続箱を表面(正面)側が上向きとなるように描いているが、自動車に搭載された状態では、電気接続箱は、図2,3,5,6に示すように、ヒューズブロック23の本体部27が上側に位置する向きとなる。以下、上下左右の向きについては、自動車に搭載された状態を基準として説明する。
電気接続箱は、回路構成体10と、回路構成体10を収容するケース20とを備えて構成される。
回路構成体10は、板面を鉛直方向に向けた回路基板11と、回路基板11の裏面(図2における右面)に沿って配索した複数のバスバー12と、回路基板11の表面側(図2における左面側)に実装されるリレーなどのスイッチング部材19とを備えて構成されている。バスバー12は回路基板11の裏面に接着されており、バスバー12の上端部に形成した第1端子部13が回路基板11の上端縁から突出されているとともに、同じくバスバー12の下端部に形成した第2端子部18が回路基板11の下端縁から突出されている。
第1端子部13は、バスバー12の上向きの上端部63から直角に前方へ水平方向に突出する板状の水平部14と、水平部14の前端から直角に上方へ突出する板状のヒューズ端子15とからなり、ヒューズ端子15はヒューズ(図示せず)との接続のために二股に分岐した形状をなしている。水平部14には、その左右両側縁を縦長方形に切欠した形態の一対の逃がし部16が形成され、水平部14のうち逃がし部16が形成されている領域は、それよりも前方領域及び後方領域よりも幅寸法の小さい幅狭部17となっている。この幅狭部17は、後述する上側第1凹部31の後端部と上側第2凹部32の前端部とに対応する領域に亘って形成されている。
ケース20は、合成樹脂等の絶縁材料からなるとともに回路基板11の周縁に沿って回路構成体10を全周に亘って連続して包囲する略方形の枠状をなすフレーム21と、フレーム21に対しその裏側の開口を塞ぐように固着される金属製の放熱板22と、フレーム21に対しその上側から組み付けられる合成樹脂製のヒューズブロック23と、フレーム21に対しその表面側(放熱板22とは反対側)の開口を塞ぐことでフレーム21内に収容されている回路基板11とスイッチング部材19を覆い隠すように組み付けられる合成樹脂製のカバー24と、ヒューズブロック23に組み付けられる合成樹脂製の第1ハウジング25と、フレーム21の下縁部に組み付けられる合成樹脂製の第2〜第4ハウジング26とを備えて構成される。
ヒューズブロック23は、フレーム21の上縁部の前面(正面)に沿って配される横長の本体部27と、この本体部27の左右両端部から下方へ片持ち状に延出する形態の一対のアーム部28とからなる。本体部27の上面には、ヒューズ(図示せず)を収容するためのヒューズ装着部29が、本体部27の上面よりも上方へ方形ブロック状に突出し、且つ上面側へ開放された形態で形成されている。また、ヒューズ装着部29内には、上下に貫通する形態の収容溝30が形成されており、収容溝30内には、第1端子部13のヒューズ端子15が収容されるようになっている。
ヒューズをヒューズ装着部29の上方から装着すると、ヒューズ端子15に対して下向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として水平部14が下がる方向の力が加わるようになっている。また、ヒューズをヒューズ装着部29から引き抜く際には、ヒューズ端子15に対して上向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として水平部14が上がる方向の力が加わるようになっている。
本体部27の後端部のうち、本体部27の下壁の外面は、バスバー12に対して水平部14が上がる方向に力が加えられた時に水平部14を上方から当接して保持する上側保持部材60とされる。上側保持部材60の下面には、水平部14と対向して上側対向壁面61が形成されている。上側対向壁面61には、左右方向に細長い方形断面の上側第1凹部31と上側第2凹部32が、前後方向(貫通路48における水平部14の貫通方向)に並び、且つ本体部27の下面のみに開口する形態で形成されている。この2つの上側凹部31,32は収容溝30よりも後方に位置し、収容溝30と上側第1凹部31との間の部分は、左右方向に長い板状をなすとともに下向きに突出する形態の第1壁部33となっており、上側第1凹部31と上側第2凹部32との間の部分は、左右方向に長い板状をなすとともに下向きに突出する第2壁部34となっており、本体部27の後面壁と上側第2凹部32との間の部分は、左右方向に長い板状をなすとともに下向きに突出する第3壁部35となっている。
また、本体部27の下面には、上側第1凹部31の天井面から第2壁部34の前面に沿って下方へ突出する形態の複数の誘導部36が形成されている。第1端子部13は、本体部27の下面に沿って左右方向に並ぶように配置されるが、誘導部36は、隣り合う第1端子部13の間を仕切るように配置された壁状をなしている。誘導部36の前端縁は収容溝30の前側(ケース20外からの液体がケース20内に浸入するときの浸入方向における手前側)の内面に連なっており、誘導部36の後端縁は上側第1凹部31の後側(液体浸入方向における奥側)の内壁面(第2壁部34の前面)に連なっている。また、誘導部36の左右方向の厚さ寸法については、略前半部分が幅狭の薄壁部37となっている。さらに、誘導部36の後端部には、その外側面から外側へ方形に突出するとともに、上側第1凹部31の後側の内壁面に連なる形態の左右一対の突出部38が形成されている。かかる誘導部36の下端部は、第1端子部13の水平部14よりも下方へ突出されている。
さらに、本体部27の下面には、上側第2凹部32の天井面から下方へ突出する形態の複数の仕切壁39が形成されており、この仕切壁39は、隣り合う第1端子部13の間を仕切るように配置されている。仕切壁39の前端縁は上側第2凹部32の前側の内面に連なっており、仕切壁39の後端縁は上側第2凹部32の後側の内壁面に連なっている。かかる仕切壁39の下端は本体部27の下面と同じ高さとされているが、この仕切壁39には、本体部27の下面(水平貫通部の上面)よりも下方へ突出した形態であって、仕切壁39と同じ幅寸法の位置決め部40が形成されている。位置決め部40は、前後方向(液体浸入方向と平行な方向)に細長く延びており、仕切壁39からの下方への突出寸法は、第1端子部13の水平部14の板厚とほぼ同じ寸法とされている。また、前後方向における位置決め部40の形成範囲は、第2壁部34の後面(上側第2凹部32の前側の内壁面)よりも少し後方の位置から、第3壁部35の後面に至る領域とされている。
さらに、各位置決め部40と、上記した誘導部36とは前後方向に並ぶような位置関係となっている。詳しくは、位置決め部40は、誘導部36よりも後方(液体浸入方向における奥側)に位置し、誘導部36の後端と位置決め部40の前端との間には、切欠部41が形成されている。
カバー24は、全体として回路基板11とほぼ相似形であって、回路基板11よりも一回り大きい形状をなす。カバー24の上端部外面は、前下がりの勾配を有する傾斜面42となっており、この傾斜面42には、複数のリブ43(本発明の構成要件である下側保持部材)が左右方向に所定のピッチで上向きに突出する形態で形成されている。また、カバー24には、傾斜面42の上端縁から上方へ鉛直方向に立ち上がる支持壁44が形成されており、支持壁44の上端縁からは、前方へ庇部45が突出して形成されている。リブ43の後端縁は支持壁44と庇部45に連なっている。かかるリブ43の上端縁には水平部14と対向する下側対向壁面62が形成されている。この下側対向壁面62には、その上端縁を方形に切欠した形態の下側凹部46が形成されている。下側凹部46の後面は庇部45の前端面に対して面一状に連なっている。下側凹部46の下面には、上方に向かって幅狭となるような稜線状をなす左右一対のテーパ面47が形成されている。また、庇部45の上面は、リブ43の上端面と同じ高さとなっていて、リブ43の上端面とともに後述する貫通路48の下面を構成している。
本体部27の後端部下面とカバー24の上端部とによって上下に挟まれた空間は、ケース20の周縁部(上縁部)をその内面側から外面側へ水平(前後方向)に貫通する形態であって、上記第1端子部13の水平部14を前後方向に貫通させた状態で収容するための水平な貫通路48となっている。貫通路48の後端は、フレーム21と回路基板11とカバー24によって囲まれたケース20内のスイッチング部材19を収容する空間に連通している。一方、貫通路48の前端は、ヒューズ装着部29の収容溝30の下端に連通し、この収容溝30はケース20の外部へ上向きに開放されている。貫通路48の上面は、ヒューズブロック23の本体部27の下面に形成された上側保持部材60によって構成されている。一方、貫通路48の下面は、カバー24の外面から上方に立ち上がって形成されたリブ43によって構成されている。
水平部14は、貫通路48の後端において、ケース20内のスイッチング部材19を収容する空間から外部に導出されている。貫通路48のうち、ひさし部45よりも前方の領域においては、貫通路48の下面はケース20の外面に形成されたリブ43により構成されている。図7に示すように、リブ43の幅寸法は水平部14の幅寸法よりも狭く形成されている。このため、水平部14の下面のうち、各リブ43の左右両側の領域(隣り合うリブ43の間)はケース20の外部空間に臨んでおり、水平部14はケース20の外部に導出された状態になっている。
貫通路48内に収容された第1端子部13の水平部14の上方には、上側保持部材60の第1壁部33、第2壁部34及び第3壁部35が位置するようになっている。また、水平部14の下方には、リブ43が位置するようになっている。
上述したように、ヒューズをヒューズ装着部29から引き抜く際には、ヒューズ端子15に対して上向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として、水平部14が上がる方向の力が加わるようになっている。このとき第1〜第3壁部33、34、35の下面は、水平部14の上面と上方から当接することで、水平部14を正規位置に保持するようになっている。なお、第1〜第3壁部33、34、35の下面と、水平部14の上面とは、常に当接していてもよいし、また、バスバー12に対し水平部14が上がる方向の力が加わらないときには離間しているがバスバー12に対し水平部14が上がる方向の力が加わったときには当接する構成としてもよい。
また、上述したように、ヒューズをヒューズ装着部29の上方から装着すると、ヒューズ端子15に対して下向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として、水平部14が下がる方向の力が加わるようになっている。このときリブ43の上面は、水平部14の下面と下方から当接することで、水平部14を正規位置に保持するようになっている。なお、リブ43の上面と、水平部14の下面とは、常に当接していてもよいし、また、バスバー12に対し水平部14が上がる方向の力が加わらないときには離間しているがバスバー12に対し水平部14が下がる方向の力が加わったときには当接する構成としてもよい。
本態様においては、貫通路48内に収容された第1端子部13の水平部14は、その上面に対して第1壁部33、第2壁部34及び第3壁部35の下面が当接されているとともに、下面に対してリブ43の上面が当接された状態となっている。つまり、貫通路48の上面を構成する本体部27は、その凹部31,32が形成されていない部分(壁部33,34,35)において、貫通路48の下面を構成するリブ43との間で第1端子部13の水平部14を挟み付けることができるので、第1端子部13は確実に保持される。
第1〜第3壁部33,34,35は、水平部14の全幅に亘って連続して当接し、リブ43は、水平部14の幅方向における中央位置のみに当接している。第1壁部33は、リブ43の上端面における下側凹部46よりも前側の領域と対応し、この部分で水平部14が上下に挟まれている。第2壁部34は、下側凹部46と対応するように位置している。第3壁部35は、リブ43の上端面における下側凹部46よりも後側の領域及び庇部45の上面と対応している。
また、貫通路48の下面のうち各リブ43の左右両側の領域(隣り合うリブ43の間)は、貫通路48をケース20の外部に連通される開口部49となっている。そして、誘導部36の下端部は、この開口部49からリブ43と接触又は干渉しないように下方へ突出され、カバー24の傾斜面42の上方に位置している。さらに、上側第1凹部31内に臨む誘導部36の側面は、その幅狭の薄壁部37を除いて水平部14の側面に接触又は近接した状態となっており、誘導部36の後端の突出部38が逃がし部16の前端部に嵌合されている。換言すると、誘導部36は、水平部14の側縁に沿って水平部14よりも下方へ延びた形態となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
ヒューズブロック23の収容溝30内に第1端子部13のヒューズ端子15を収容する際、ヒューズ端子15が収容溝30の内壁面に引っ掛かると、バスバー12の上向きの上端部63を支点として第1端子部13の水平部14が下方に撓み変形し、ヒューズ端子15が収容溝30内の正規位置に収容されないことが懸念される。上記の点に鑑み本態様においては、バスバー12に対して、水平部14を下げる方向の力が加えられたときには、リブ43の上面が水平部14の下面と下方から当接することで、水平部14を正規位置に保持するようになっている。これにより、ヒューズ端子15を収容溝30内の正規位置に収容することができる。
また、ヒューズをヒューズ装着部29の上方から装着すると、ヒューズ端子15に対して下向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として、水平部14が下がる方向の力が加わる。するとリブ43の上面が水平部14の下面と下方から当接することで、水平部14を正規位置に保持することができる。
更に、ヒューズをヒューズ装着部29から引き抜く際には、ヒューズ端子15に対して上向きの力が加わる。これによりバスバー12に対しては、バスバー12の上向きの上端部63を支点として、水平部14が上がる方向の力が加わる。すると、第1〜第3壁部33、34、35の下面が水平部14の上面と上方から当接することで、水平部14を正規位置に保持することができる。
その上、貫通路48内に収容された第1端子部13の水平部14は、その上面に対して第1壁部33、第2壁部34及び第3壁部35の下面が当接されているとともに、下面に対してリブ43の上面が当接された状態となっている。つまり、貫通路48の上面を構成する本体部27は、その凹部31,32が形成されていない部分(壁部33,34,35)において、貫通路48の下面を構成するリブ43との間で第1端子部13の水平部14を挟み付けることができるので、第1端子部13を確実に保持できる。
また、ケース20外の液体が、ヒューズ装着部29の収容溝30から貫通路48の内面と第1端子部13の水平部14の表面との隙間に浸入し、毛細管現象によって貫通路48内をケース20の内側(後側)に向かって移動しても、本体部27の両凹部31,32において貫通路48の上面(内面)と水平部14の上面(表面)との隙間が大きく拡大するため、毛細管現象による液体の浸入が凹部31,32で遮断される。しかも、上面側の上側第1凹部31と上側第2凹部32は、水平部14の貫通方向(液体浸入方向)において間隔を空けた2位置に形成されているので、液体が、その浸入方向における手前側の上側第1凹部31を通過しても、浸入方向奥側に位置する上側第2凹部32において、液体の浸入を確実に遮断することができる。また、リブ43の下側凹部46においても貫通路48の下面(内面)と水平部14の下面(表面)との隙間が大きく拡大するため、毛細管現象による液体の浸入が下側凹部46で遮断される。これにより、ケース20内への液体の浸入が防止されている。
また、貫通路48の下面を構成するリブ43は、カバー24(ケース20)の外面側に設けられ、このリブ43に形成されている下側凹部46の上端の開口が貫通路48に臨んでいる。つまり、下側凹部46はケース20(カバー24)の外部空間に連通されている。したがって、毛細管現象によって下側凹部46に達した液体は、下側凹部46の前側の内面と、リブ43の左右外側面を伝い、カバー24の傾斜面42に至る経路に沿って、貫通路48の外部へ排出される。しかも、下側凹部46の下面は稜線状をなしていて、下側凹部46の下面に達した液体がテーパ面47の勾配にしたがって、リブ43の左右外側面側へ流れ落ちるようになっているので、液体が下側凹部46の下面に溜まる虞はない。さらに、傾斜面42に達した液体は、その勾配に従って下方へ流れ落ちるので、液体がカバー24の外面上に溜まることがなく、排水性能に優れている。これにより、ケース20内への液体の浸入を確実に防止することができる。
また、本体部27の下面には、上側第1凹部31に臨むとともに、水平部14の側縁に沿って水平部14よりも下方へ延びた形態の誘導部36が形成されているので、水平部14の上面において上側第1凹部31に達した液体の少なくとも一部は、毛細管現象により、水平部14の側面と誘導部36の表面との隙間に吸い込まれ、誘導部36の表面を伝うことによって水平部14よりも下方へ流れ落ちる。これにより、ケース20の内部への浸水が抑えられる。
また、水平部14には、その側縁部のうち上側第1凹部31と誘導部36の後端部との対応領域を切欠した形態の幅狭部17を形成し、誘導部36には、幅狭部17の側縁に沿った形態の突出部38を形成した。これにより、上側第1凹部31において端子部の幅狭部17の上面に達した液体は、突出部38の表面を伝って水平部14の下方へ流れ落ちる。上側第1凹部31では水平部14の幅が狭くなっているので、水平部の幅が狭くなっていない形態のものに比べると、水平部14の上面に達した液体が誘導部36の突出部38に接触し易くなっている。
また、貫通路48の下面を構成するリブ43は、ケース20の外面から突出する形態とされていて、水平部14よりも下方の空間のうちリブ43と非干渉の領域は、ケース20の外部空間となっている。そして、貫通路48の下面の一部(リブ43以外の領域)は、ケース20の外部に連通する開口部49とされ、誘導部36の下端部は、この開口部49を貫いてケース20の外部に配置されている。したがって、誘導部36の表面を伝って流れた液体は、確実にケース20の外へ排出される。
また、誘導部36は、上側第1凹部31の内壁面のうち、ケース20外からの液体浸入方向における奥側(後側)に位置する内壁面に沿って形成されているので、上側第1凹部31に到達した液体が、液体浸入方向奥側に位置する上側第2凹部32の内壁(第2壁部34)の下面と水平部14の上面との隙間に吸い込まれようとしたとき、その直前で、液体の少なくとも一部が水平部14の側面と誘導部36の表面との隙間に吸い込まれるようになり、液体のケース20内への浸入を抑えることができる。
また、複数の水平部14が左右方向に並列され、隣り合う水平部14の間には、貫通路48の上面から下向きに突出する位置決め部40と、誘導部36とが配置されているのであるが、このように隣り合う水平部14の間に位置決め部40が配置されている場合は、毛細管現象により位置決め部40の側面と水平部14の側面との隙間に液体が浸入することが懸念される。しかし、本実施形態では、位置決め部40が誘導部36よりも液体浸入方向奥側(後側)に配置され、位置決め部40と誘導部36とが切欠部41によって区画されて非連続の形態とされているので、液体が、位置決め部40に到達する前に、誘導部36に沿って水平部14の下方へ吸い出されるようになり、液体が位置決め部40と端子部との隙間に浸入するのを抑えることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では上側保持部材に2つの凹部を形成したが、本発明によれば、上側保持部材に形成する凹部の数は、1つだけでもよく、3つ以上でもよい。
(2)上記実施形態では下側保持部材を壁状のリブとしたが、本発明によれば、下側保持部材を端子部の全幅に亘って当接するブロック状としてもよい。
(3)上記実施形態では端子部の左右両側縁部を切欠することによって幅狭部を形成したが、本発明によれば、幅狭部は、端子部の左右いずれか一方の側縁のみを切欠した形態としてもよい。
(4)上記実施形態では誘導部を凹部間の壁部に連なる形態としたが、本発明によれば、誘導部を、凹部の天井面から壁部に連ならない形態で垂下する形態としてもよい。
(5)上記実施形態では下側保持部材の上面と上側保持部材の下面の双方に凹部を形成したが、本発明によれば、凹部は、下側保持部材の上面のみ又は上側保持部材の下面のみに形成してもよい。
(6)上記実施形態では上側の保持部材に誘導部を形成したが、本発明によれば、誘導部を形成しない構成としてもよい。
(7)上記実施形態では誘導部が、凹部の内壁面のうち、ケース外からの液体浸入方向における奥側に位置する内壁面に沿って形成されている形態としたが、本発明によれば、液体浸入方向における奥側の内壁面以外の内壁面に形成してもよい。
(8)上記実施形態では位置決め部を誘導部よりも液体浸入方向奥側に配置したが、本発明によれば、位置決め部を誘導部よりも液体浸入方向手前側に配置してもよい。
(9)上記実施形態では上側保持部材の下面に、位置決め部と誘導部とを区画する切欠部を形成したが、本発明によれば、このような切欠部を形成せず、位置決め部と誘導部が連続する形態としてもよい。
(10)上記実施形態では位置決め部を液体浸入方向において最も奥側に位置する壁部から手前側へ延出する形態としたが、本発明によれば、位置決め部を液体浸入方向において最も奥側に位置する壁部から更に奥側へ延出する形態としてもよい。
(11)上記実施形態では液体浸入方向における手前側に位置する凹部が上側の保持部材の下面のみに開口する形態としたが、本発明によれば、液体浸入方向における手前側に位置する凹部が、上側の保持部材の下面と前面の両面に開口する形態としてもよい。
(12)上記実施形態では誘導部が壁部の前面よりも前方(液体浸入方向手前側)へ突出する形態としたが、本発明によれば、誘導部の後端部(液体浸入方向奥端部)が壁部の下面から下方へ延出する形態としてもよい。

Claims (20)

  1. 回路基板を収容するケースと、
    前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、
    前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、
    前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の下方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が下がる方向の力が加えられた時に前記水平部を下方から保持する下側保持部材と、
    前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の上方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が上がる方向の力が加えられた時に前記水平部を上方から保持する上側保持部材と、
    前記下側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する下側対向壁面及び前記上側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する上側対向壁面の少なくとも一方又は双方に形成されて、前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備えた電気接続箱。
  2. 回路基板を収容するケースと、
    前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、
    前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、
    前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の下方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が下がる方向の力が加えられた時に前記水平部を下方から保持する下側保持部材と、
    前記下側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する下側対向壁面に形成されて前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備えた電気接続箱。
  3. 回路基板を収容するケースと、
    前記回路基板と電気的に接続され、且つ、前記ケースの外部に導出されるバスバーと、
    前記バスバーのうち前記ケースの外部に導出された領域に水平方向に延びて形成された水平部と、
    前記ケースのうち前記バスバーの前記水平部の上方の位置に形成されて、前記バスバーに対して前記水平部が上がる方向の力が加えられた時に前記水平部を上方から保持する上側保持部材と、
    前記上側保持部材のうち前記バスバーの前記水平部と対向する上側対向壁面に形成されて前記水平部との間の空隙を設ける凹部とを備えた電気接続箱。
  4. 前記下側保持部材は、前記ケースの外面から上方に立ち上がって形成されたリブであり、前記リブの上端縁に前記凹部が形成されている請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記ケースの前記外面は傾斜面とされている請求の範囲第4項に記載の電気接続箱。
  6. 前記ケースには、前記バスバーの前記水平部の上方の位置に、上方に開口してヒューズを装着可能なヒューズ装着部を有するヒューズブロックが設けられており、
    前記水平部の端部は上方に曲げ形成されて前記ヒューズ装着部内に導入されてヒューズ端子とされており、
    前記上側保持部材は、前記ヒューズブロックの下壁の外面に設けられていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の電気接続箱。
  7. 前記凹部は、前記水平部の延びる方向に、間隔を隔てて複数位置に形成されている請求の範囲第6項に記載の電気接続箱。
  8. 前記上側保持部材には、前記凹部に臨むと共に、前記水平部の側縁に沿って前記水平部よりも下方へ延びた形態の誘導部が形成されている請求の範囲第7項に記載の電気接続箱。
  9. 前記水平部には、その側縁部を切欠した形態の幅狭部が形成され、
    前記誘導部には、前記幅狭部の側縁に沿った形態の突出部が形成されている請求の範囲第8項に記載の電気接続箱。
  10. 前記誘導部は、前記凹部の内壁面のうち、前記ケース外からの液体浸入方向における奥側に位置する内壁面に沿って形成されている請求の範囲第9項に記載の電気接続箱。
  11. 複数の前記水平部が並列されており、
    隣り合う前記水平部の間には、前記ヒューズブロックの下壁の外面から下向きに突出する位置決め部と、前記誘導部とが配置されており、
    前記位置決め部が、前記誘導部よりも液体浸入方向奥側に配置され、
    前記ヒューズブックの下壁には、前記位置決め部と前記誘導部とを区画する切欠部が形成されている請求の範囲第10項に記載の電気接続箱。
  12. 前記ケースには、前記バスバーの前記水平部の上方の位置に、上方に開口してヒューズを装着可能なヒューズ装着部を有するヒューズブロックが設けられており、
    前記水平部の端部は上方に曲げ形成されて前記ヒューズ装着部内に導入されてヒューズ端子とされており、
    前記上側保持部材は、前記ヒューズブロックの下壁の外面に設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
  13. 前記凹部は、前記水平部の延びる方向に、間隔を隔てて複数位置に形成されている請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
  14. 前記上側保持部材には、前記凹部に臨むと共に、前記水平部の側縁に沿って前記水平部よりも下方へ延びた形態の誘導部が形成されている請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
  15. 前記水平部には、その側縁部を切欠した形態の幅狭部が形成され、
    前記誘導部には、前記幅狭部の側縁に沿った形態の突出部が形成されている請求の範囲第14項に記載の電気接続箱。
  16. 前記誘導部は、前記凹部の内壁面のうち、前記ケース外からの液体浸入方向における奥側に位置する内壁面に沿って形成されている請求の範囲第14項に記載の電気接続箱。
  17. 複数の前記水平部が並列されており、
    隣り合う前記水平部の間には、前記ヒューズブロックの下壁の外面から下向きに突出する位置決め部と、前記誘導部とが配置されており、
    前記位置決め部が、前記誘導部よりも液体浸入方向奥側に配置され、
    前記ヒューズブックの下壁には、前記位置決め部と前記誘導部とを区画する切欠部が形成されている請求の範囲第14項に記載の電気接続箱。
  18. 前記下側保持部材は、前記ケースの外面から上方に立ち上がって形成されたリブであり、前記リブの上端縁に前記凹部が形成されている請求の範囲第2項に記載の電気接続箱。
  19. 前記ケースの前記外面は傾斜面とされている請求の範囲第18項に記載の電気接続箱。
  20. 前記ケースには、前記バスバーの前記水平部の上方の位置に、上方に開口してヒューズを装着可能なヒューズ装着部を有するヒューズブロックが設けられており、
    前記水平部の端部は上方に曲げ形成されて前記ヒューズ装着部内に導入されてヒューズ端子とされており、
    前記上側保持部材は、前記ヒューズブロックの下壁の外面に設けられていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の電気接続箱。
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