JPH01150417A - ローラーレベラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はローラーレベラーに関するものである。

［従来の技術〕 従来のローラーレベラーとしては、例えば発明協会公開
技報（分枝番号８７（０７８２）に開示されるものがあ
る。該ローラーレベラーは第７図及び第８図に示すよう
に、複数の下レベラーロール１を有した下軸箱２をレベ
ラーフレーム３のウィンド部４内に支持せしめ、又複数
の上レベラーロール５を有した上軸箱６を前記レベラー
フレーム３のウィンド部４に設けた圧下スクリュウ７の
下端に着脱自在に連結して、ウィンド部４内を昇降可能
とする。又締結体８を用いて一体化させた下軸箱２と上
軸箱６を押し上げるためのシリンダ等で構成されるリフ
ター９を前記レベラーフレーム３内に取付けている。

尚、ｌＯはレールである。

ローラーレベラーの下レベラーロール１及び上レベラー
ロール５を交換する場合には、圧下スクリュウ７を下降
して上軸箱Ｂを下軸箱２上に僅かな間隔を置いた状態に
保持し、締結体８を用いて上軸箱６と下軸箱２を一体化
した後、圧下スクリュウ７を上軸箱６から切離して圧下
スクリュウ７を単独で上昇させる。

その後リフター９を上昇して一体化した上軸箱６と下軸
箱２を持上げ、下軸箱２の下面とレベラーフレーム３間
の空間部にレールＩＯを挿入し、リフター９を下降して
上下軸箱２，６をレールｌＯ上に載せ、図示しないウィ
ンチ等の引出装置によりレベラーフレーム３のウィンド
部４から上下軸箱２．６を図中手前に引出すことにより
行っていた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら上記従来のローラーレベラーでは、リフタ
ー９がレベラーフレーム３内部に取付けられていたため
、リフター９の点検を行うためにはローラーレベラーの
稼動を停止して上下レベラーロール１，５を引出さなけ
ればならず、生産性が悪くしかも手間が掛っていた。

又、レール１０は、ローラーレベラーの稼動中には外部
に取出されているものであるため、外部で保管しなけれ
ばならず取扱いが不便であった。

本発明は上述の実情に鑑み、稼動中でもリフターの点検
を行い得ると共に、レール部分を内部に収納し得るよう
にしたローラーレベラーを提供することを目的とするも
のである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、レベラーフレームの下軸箱下部位置に、昇降
用のリフターを取付けた移動テーブルをライン方向と直
角の方向に引出し収納可能に設はローラーレベラーとし
たものである。

［作　　　用］ 従って本発明では、リフターを取付けた移動テーブルを
単独でレベラーフレームから引出すことにより、稼動を
停止することなくリフターの点検を行うことができる。

又、移動テーブルは稼動中はレベラーフレーム内に収納
可能なので取扱いが容易である。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図及び第４図は本発明の一実施例の説明図であり、
第７図と同一部分には同一符号が付しである。

下軸箱２．２のそれぞれの下面の両側部に位置するレベ
ラーフレーム３の一部に切欠き部１１゜１２を形成し、
該切欠き部ｔｉ、ｕ間及び１２．１２間をライン方向と
直角に延びるガイド材１３により連続せしめてガイド部
１４を形成し、該ガイド部１４内に、上面が下軸箱２下
面より僅に低く、且つ一端部にガイド部１４に沿って転
勤するローラ１５を有すると共に、他端部に脚１６を介
して基礎上のガイド溝１７に沿って転勤するローラ１８
を有する。移動テーブル１９をライン方向と直角に引出
し収納可能に設け、該移動テーブル１９下面にラック２
０を設けると共にレベラーフレーム３にラック２０に噛
合するピニオン２１等の駆動手段を設け、移動テーブル
１９の下軸箱２下部位置にシリンダ等で構成される軸箱
２．６昇降支持用のリフター２２を取付ける。

尚、２８は下軸箱２に取付けられた上軸箱６との間隔を
一定に保持するピストンである。

下レベラーロール１及び上レベラーロール５を交換する
場合には、ピストン２８を下降することにより上軸箱８
を下軸箱２上に載せ、圧下スクリュウ７を上軸箱６から
離す。

その後リフター２２を上昇させて上軸箱６の上面が圧下
スクリュの下端に、当接しない範囲で下軸箱２を持上げ
支持し、ピニオン２１を駆動して移動テーブル１９をラ
イン方向と直角の方向に移動して、移動テーブル１９上
のリフター２１で支持された上軸箱６と下軸箱２をウィ
ンド部４から引出し、上レベラーロール５及び下レベラ
ーロール１の交換を行った後、上記とは反対の手順で上
レベラーロール５及び下レベラーロール１を組付ける。

リフター２２の点検を行う場合には、リフター２２を下
降させた状態のままピニオン２１を駆動してリフター２
２の取付けられている移動テーブル１９を単独でウィン
ド部４から引出す。

第５図は本発明の他の実施例の説明図であり、第１図乃
至第４図と略同様の構成において、バックアップロール
２３を備えたローラーレベラーに対し、基礎上のガイド
溝１７に沿って転動するローラ２４　、２５を備えた移
動テーブル２６をレベラーフレーム３に引出し収納可能
に設けて、バックアップロール２３を取付けた軸箱支え
２７ごとレベラーロール１を引出し得るンうにしたもの
であり、同様に稼動停止することなくリフター２２の点
検を行うことができる。この場合には移動テーブル２６
は自走式にしても良く、又第１図乃至第４図と同様、ラ
ック・ピニオン式その他の駆動手段を設けても良い（特
に図示せず）。

第６図は本発明の更に他の実施例の説明図であり、第５
図の移動テーブル２６のローラ２４，２５にリフター２
２を取付け、移動テーブル２６自体を昇降可能として同
様に稼動を停止することなくリフター２２の点検を行う
ことができるようにしている。

尚、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
第６図と同様に第１図の移動テーブル自体を昇降可能と
してもよいこと、その他車発明の要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更を加え得ることは勿論である。

［発明の効果］ 上記したように本発明のローラーレベラーによれば、リ
フターを取付けた移動テーブルをレベラーフレームに対
し引出し収納可能に設けているので、稼動を停止するこ
となく移動テーブルを単独でレベラーフレームから引出
すことによりリフターの点検を行うことができ、又移動
テーブルは稼動中もレベラーフレーム内に収納しておく
ことができるので、外部での保管が不要となり取扱いが
容易となり、またロールの交換作業が容易になる等の種
々の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図は第１図の
■−■矢視図、第３図は第１図の作動説明図、第４図は
第３図の次の段階の作動説明図、第５図は本発明の他の
実施例の説明図、第６図は本発明の更に他の実施例の説
明図、第７図は従来例の説明図、第８図は第７図の作動
説明図である。 図中１は下レベラーロール、２は下軸箱、３はレベラー
フレーム、４はウィンド部、１１．１２は切欠き部、１
９．２８は移動テーブル、２２はリフターを示す。 第１図 第２図 １７　　　　箱 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）レベラーフレームの下軸箱下部位置に、昇降用のリ
   フターを取付けた移動テーブルをライン方向と直角の方
   向に引出し収納可能に設けたことを特徴とするローラー
   レベラー。