JPH0736429Y2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH0736429Y2 JPH0736429Y2 JP1988045235U JP4523588U JPH0736429Y2 JP H0736429 Y2 JPH0736429 Y2 JP H0736429Y2 JP 1988045235 U JP1988045235 U JP 1988045235U JP 4523588 U JP4523588 U JP 4523588U JP H0736429 Y2 JPH0736429 Y2 JP H0736429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- junction box
- wiring board
- board assembly
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車等の配線に用いられる電気接続箱に関
する。
する。
従来の技術 この種の電気接続箱は、第4図に示す如く、複数のブス
バー1と絶縁板2とから成る配線板組立体3を上部ケー
ス4と下部ケース5に収納して構成される。両ケース内
には、図示しないヒューズ、リレーやワイヤーハーネス
等を結合するためのコネクタハウジング6と共に、補強
用のリブ7が格子状に形成されている。そして、配線板
組立体3を両ケース4,5内に収納することにより、ブス
バー1の雄タブ1aが前記ハウジング6の収容室6aに装着
されると共に、第5図に示す如く、補強用のリブ7が配
線板組立体3の最外層のブスバー1を押圧し、上下から
挾持する構造をもつ。なお、絶縁板2には、ブスバー1
のパターンに対応する突条2aで区画される配索溝2bが形
成されている。
バー1と絶縁板2とから成る配線板組立体3を上部ケー
ス4と下部ケース5に収納して構成される。両ケース内
には、図示しないヒューズ、リレーやワイヤーハーネス
等を結合するためのコネクタハウジング6と共に、補強
用のリブ7が格子状に形成されている。そして、配線板
組立体3を両ケース4,5内に収納することにより、ブス
バー1の雄タブ1aが前記ハウジング6の収容室6aに装着
されると共に、第5図に示す如く、補強用のリブ7が配
線板組立体3の最外層のブスバー1を押圧し、上下から
挾持する構造をもつ。なお、絶縁板2には、ブスバー1
のパターンに対応する突条2aで区画される配索溝2bが形
成されている。
考案が解決しようとする課題 上記構造の電気接続箱は通常その上部ケースに防水カバ
ーを被せて使用するが、高圧水の噴射により洗車を行う
とき、防水カバーのロック部等から箱内に少量の水が浸
入する場合がある。
ーを被せて使用するが、高圧水の噴射により洗車を行う
とき、防水カバーのロック部等から箱内に少量の水が浸
入する場合がある。
そして、一旦水が浸入すると、第5,6図に示す如く、リ
ブ7がブスバー1と突条2aに接触しているから、その接
触部分に水Wが溜りやすく、これによって隣合うブスバ
ーひいては同一層内のブスバー間にリーク電流が発生
し、リレー等の誤作動を引き起こすという欠点があっ
た。
ブ7がブスバー1と突条2aに接触しているから、その接
触部分に水Wが溜りやすく、これによって隣合うブスバ
ーひいては同一層内のブスバー間にリーク電流が発生
し、リレー等の誤作動を引き起こすという欠点があっ
た。
本考案の課題は、かかる欠点を解消し、たとえ水が浸入
してもブスバー間にリーク電流が生じにくい構造の電気
接続箱を提供することにある。
してもブスバー間にリーク電流が生じにくい構造の電気
接続箱を提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案は、前記目的を達成するために、ブスバーと絶縁
板とから成る配線板組立体をケースに収納すると共に、
ケースに形成した格子状のリブにより前記配線板組立体
のブスバーを前記絶縁板に形成された配索溝内に押圧挟
持する構造をもつ電気接続箱において、前記リブには、
隣接するブスバーと対応する位置に溜水防止用の切欠を
設けたことを特徴とするものである。
板とから成る配線板組立体をケースに収納すると共に、
ケースに形成した格子状のリブにより前記配線板組立体
のブスバーを前記絶縁板に形成された配索溝内に押圧挟
持する構造をもつ電気接続箱において、前記リブには、
隣接するブスバーと対応する位置に溜水防止用の切欠を
設けたことを特徴とするものである。
切欠7aは、例えば第2図に拡大して示す如く、絶縁板2
の表面の隣合うブスバー1A,1B間、1B,1C間、および裏面
のブスバー1D,1E間のように、単層または複数層に積層
される配線板組立体において、その最外層の隣接するブ
スバー間に所望の数だけ設けられる。切欠7aの大きさは
特に制限されないが、その表面張力により切欠7aに膜を
張らず、速やかに流下するように、リブ7の強度に影響
しない範囲で出来るだけ大きくする。
の表面の隣合うブスバー1A,1B間、1B,1C間、および裏面
のブスバー1D,1E間のように、単層または複数層に積層
される配線板組立体において、その最外層の隣接するブ
スバー間に所望の数だけ設けられる。切欠7aの大きさは
特に制限されないが、その表面張力により切欠7aに膜を
張らず、速やかに流下するように、リブ7の強度に影響
しない範囲で出来るだけ大きくする。
作用 第2図に示すように、リブ7に少量の水Wが付着して
も、切欠7aによりブスバー1A,1B間や1B,1C間にブリッジ
を組んで溜るようなことがなく、毛細管現象等によりブ
スバーの配索溝2b内に吸収される。
も、切欠7aによりブスバー1A,1B間や1B,1C間にブリッジ
を組んで溜るようなことがなく、毛細管現象等によりブ
スバーの配索溝2b内に吸収される。
従って、隣合うブスバー間および同一層内におけるブス
バー間にリーク電流が流れるのを防止し、誤作動等を予
防することができる。
バー間にリーク電流が流れるのを防止し、誤作動等を予
防することができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、電気接続箱内に
少量の水が浸入しても、ブスバー間のリークやリレー等
の誤動作がなく、安定な品質の電気接続箱を提供するこ
とができる。
少量の水が浸入しても、ブスバー間のリークやリレー等
の誤動作がなく、安定な品質の電気接続箱を提供するこ
とができる。
第1図は本考案の電気接続箱の分解斜視図、 第2図は同上の要部の断面図、 第3図は同じく要部の拡大斜視図、 第4図は従来の電気接続箱の分解斜視図、 第5図は同上の要部の断面図、 第6図は第5図のVI-VI線断面図である。 1……ブスバー、2……絶縁板、3……配線板組立体、
4……上部ケース、5……下部ケース、7……リブ、7a
……切欠。
4……上部ケース、5……下部ケース、7……リブ、7a
……切欠。
Claims (1)
- 【請求項1】ブスバーと絶縁板とから成る配線板組立体
をケースに収納すると共に、ケースに形成した格子状の
リブにより前記配線板組立体のブスバーを前記絶縁板に
形成された配索溝内に押圧挟持する構造をもつ電気接続
箱において、前記リブには、隣接するブスバーと対応す
る位置に溜水防止用の切欠を設けたことを特徴とする電
気接続箱。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988045235U JPH0736429Y2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 電気接続箱 |
US07/328,419 US4963099A (en) | 1988-03-25 | 1989-03-24 | Electrical junction box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988045235U JPH0736429Y2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150417U JPH01150417U (ja) | 1989-10-18 |
JPH0736429Y2 true JPH0736429Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31271550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988045235U Expired - Lifetime JPH0736429Y2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-04-05 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736429Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2752008B2 (ja) * | 1991-06-04 | 1998-05-18 | 矢崎総業株式会社 | ブスバー回路板用絶縁基板 |
US7760511B2 (en) * | 2005-10-14 | 2010-07-20 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Electrical connection box |
JP2016007125A (ja) * | 2014-05-26 | 2016-01-14 | シャープ株式会社 | 太陽電池モジュール用の端子ボックス、太陽電池モジュール及び太陽電池アレイ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016110A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-26 | 住友電気工業株式会社 | ワイヤリングハ−ネスの相互接続装置 |
JP2613871B2 (ja) * | 1985-07-10 | 1997-05-28 | 矢崎総業株式会社 | 自動車用電気接続装置 |
JPH0321145Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1991-05-08 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP1988045235U patent/JPH0736429Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01150417U (ja) | 1989-10-18 |
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