JPH0237210Y2 - - Google Patents

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JPH0237210Y2
JPH0237210Y2 JP1356685U JP1356685U JPH0237210Y2 JP H0237210 Y2 JPH0237210 Y2 JP H0237210Y2 JP 1356685 U JP1356685 U JP 1356685U JP 1356685 U JP1356685 U JP 1356685U JP H0237210 Y2 JPH0237210 Y2 JP H0237210Y2
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JP
Japan
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insulating plate
wiring section
waterproof
bus bars
junction block
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JP1356685U
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JPS61129418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車等に配設されるワイヤハーネ
スに組み入れるべき分岐回路を、バスバーによつ
て集中的に形成し、そのワイヤハーネスの中間部
分に取付けられるワイヤハーネス用ジヤンクシヨ
ンブロツク(以下、単にジヤンクシヨンブロツク
という)に関するものである。
「従来の技術」 従来のジヤンクシヨンブロツクは、第3図の様
に絶縁板2を積み重ね(図示は2枚)、その板間
と上面ならびに下面にバスバー3を配列して所要
の分岐回路を集中的に形成した配線部1が要部と
成つており、配線部1の上面と下面には、ヒユー
ズ、リレー等の電気部品、或はワイヤハーネスの
引き出し電線と接続するタブ状端子7A7Bがバ
スバー3の端部を曲成して立設してある。
そして、配線部1は下面に突設したタブ状端子
7Bの貫挿孔11を有する箱体状のロアケース6
に収納され、その上からは配線部1の上面に立設
したタブ状端子7Aを群分け収容する電気部品挿
着部8を有するアツパーケース5が覆着される。
そして、そのアツパーケース5の上方には、ロア
ケース6の上縁に嵌め込まれるアツパーカバー4
が覆蓋される様に成つている。
なお、図中の10はワイヤハーネスからの引き
出し電線、9はタブ状端子7Bに接続した引き出
し電線10のコネクタ、13はタブ状端子7Aと
電気部品のタブ状端子間に取付けた中継端子であ
る。
「考案が解決しようとする問題点」 以上の従来構造のジヤンクシヨンブロツクによ
ると、配線部1に覆着するアツパーケース5は、
その周縁を下方に折り曲げた縁部を絶縁板2の周
縁にのせてロアケースに収納されており、アツパ
ーケース5とロアケース6の周壁間には遊隙があ
る。そして、絶縁板2の周縁に露出したバスバー
3を配列しているので、走行時のタイヤのはね上
げ水、或は洗車水等がアツパーカバー4の電線挿
通孔14等からアツパーケース5の上部に浸水す
ると、その浸水は前記の遊隙から配線部1に浸水
し、絶縁板2の上下に配列されたバスバー3間、
或は同一絶縁板2上のバスバー3間が短絡し、バ
スバー3や絶縁板2を溶損することがある。
本考案は以上の従来問題の解消を図るのが目的
であり、充分な防水性を有する新規のジヤンクシ
ヨンブロツクを提供するものである。
「問題点を解決するための手段」 以上の目的を達成する本考案は「絶縁板を積み
重ねてバスバーを配設し、所要の分岐回路を形成
した配線部と、前記配線部に覆着するアツパーケ
ースをロアケースに収納するるジヤンクシヨンブ
ロツクにおいて、前記絶縁板には、周縁を囲繞す
る防水堤と、同一絶縁板上のプラス側とマイナス
側のバスバーを隔離する防水堤が隆設してあり、
前記防水堤は同一絶縁板上のバスバーの板厚より
高く形成された構造」から成つている。
「実施例」および「作用」 以下、実施例によつて構成ならびに作用を詳し
く説明する。その一実施例を示す第1,2図にお
いて、本考案のジヤンクシヨンブロツクは、絶縁
板2を積み重ねて(図示は2枚)その板間と板上
面ならびに板下面にバスバー3を配設し、所要の
分岐回路を集中的に形成した配線部1から成り、
配線部1の上面と下面には、配列されたバスバー
3の端部を曲成したタブ状端子7A7Bが立設し
てある。そして配線部1のそれぞれの絶縁板2の
上面には、絶縁板2の周縁を囲繞する防水堤15
Aが連続して一体に隆設されると共に、絶縁板2
の上面に配列したバスバー3のプラス側とマイナ
ス側を隔絶する防水堤15Bが隆設してある。そ
して、防水堤15A15Bは一様な高さHを有す
ると共に、その高さHは同一絶縁板2上に配列し
たバスバー3の板厚Tより高くしてある。
即ち、防水堤15Aは配線部1の側縁にある絶
縁板2間の間隙から浸水防止を意図して設けたも
ので、絶縁板2を積み重ねたとき、第1図Bの様
に、上部絶縁板2′は周縁を防水堤15Aによつ
て枠囲し、配線部1の側縁からの浸水防止を図る
と共に、下部絶縁板2″は防水堤15Aの上端が
上部絶縁板2′の下面に当接して中空部を形成し、
該中空部にバスバー3を内包して防水保護する様
にしてある。また、防水堤15Bは防水堤15A
をオーバーして絶縁板2上に浸水しても、プラス
側マイナス側間における短絡を防水するために、
マイナス側バスバーをグループ化して防水堤15
Bで枠囲いし、プラス側バスバーと隔絶してあ
る。
以上の構成の配線部1は、第2図の様に底板
6′にタブ状端子7Bの貫通孔11を有する箱体
状のロアケース6に収納されると共に、その上に
は配線部1の上面に立設したタブ状端子7Aを群
分け収容する電気部品挿着部8を有するアツパー
ケース5が覆着され、さらに、アツパーケース5
の上には蓋体状のアツパーカバー4がロアケース
6の側壁上縁にはめ込まれ、覆蓋される様に成つ
ている。
そして、以上のジヤンクシヨンブロツクには、
リレー、ヒユーズ等の電気部品20が電気部品挿
着部8に挿着され、ワイヤハーネスからの引き出
し電線10のコネクタ9が、ロアケース6の底板
6′から突き出しているタブ状端子7Bにそれぞ
れ接続され、配線部1が有する分岐回路がワイヤ
ハーネスへ組み入れ接続される。
以上の本考案のジヤンクシヨンブロツクによる
と、配線部1のそれぞれの絶縁板2は、その周縁
を防水堤15Aによつて囲繞されており、絶縁板
間に配列されるバスバー3は防水堤15Aによつ
て側方を閉鎖した中空部に内包されているのでア
ツパーケース5を覆着した配線部1の側縁は、隙
間なく閉鎖され当該部位の防水性が維持される。
従つて、洗車水等がアツパーケース5内に浸水
しても、それ等の浸水は配線部1とロアケース6
の周壁との間隙から下方に流下して放散された配
線部1への浸水は阻止される。そして、若し防水
堤15Aと絶縁板2下面との当接部位等から微量
浸水が生じても、絶縁板2上の防水堤15Bによ
つてプラス側マイナス側間の短絡が阻止されるの
で、従来構造の様にバスバー3や絶縁板2の溶損
事故を生ずる危険はない。
さらに、本考案のジヤンクシヨンブロツクによ
ると、絶縁板2の防水堤15Aが囲繞してあり、
配列したバスバー3が防水堤15Aより側方へは
み出すことがないので、配線部1をロアケース6
へ挿入し易くなる利点がある。
「考案の効果」 以上の様に、本考案のジヤンクシヨンブロツク
は充分な防水性を有し、バスバー間の短絡、溶損
事故を防止してワイヤハーネスへの分岐回路組み
入れ機能を安定させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例のワイヤハーネス用ジ
ヤンクシヨンブロツクを示し、Aはその構成部材
の斜視図、、Bはその配線部の拡大断面図、第2
図:第1図実施例の組立状態を示す横断面図、第
3図:従来構造のワイヤハーネス用ジヤンクシヨ
ンブロツクを示す横断面図。 主な符号、1:配線部、2:絶縁板、3:バス
バー、4:アツパーカバー、5:アツパーケー
ス、6:ロアケース、7A7B:タブ状端子、
8:電気部品挿着部、11:端子用貫通孔、15
A15B:防水堤、20:電気部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁板を積み重ねてバスバーを配設し、所要の
    分岐回路を形成した配線部と、前記配線部に覆着
    するアツパーケースとをロアケースに収納するジ
    ヤンクシヨンブロツクにおいて、前記絶縁板には
    周縁を囲繞する防水堤と、同一絶縁板上のプラス
    側とマイナス側のバスバーを隔離する防水堤が隆
    設してあり、前記防水堤は同一絶縁板上のバスバ
    ーの板厚より高く形成された構造を特徴とするワ
    イヤハーネス用ジヤンクシヨンブロツク。
JP1356685U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0237210Y2 (ja)

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JP1356685U JPH0237210Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1356685U JPH0237210Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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Publication Number Publication Date
JPS61129418U JPS61129418U (ja) 1986-08-13
JPH0237210Y2 true JPH0237210Y2 (ja) 1990-10-09

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0750830Y2 (ja) * 1989-09-15 1995-11-15 住友電装株式会社 ジャンクションボックスの水抜き構造
JPH0739299Y2 (ja) * 1990-02-21 1995-09-06 矢崎総業株式会社 電気接続箱の防水構造
JP2014027797A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Yazaki Corp 電気接続箱

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Publication number Publication date
JPS61129418U (ja) 1986-08-13

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