JP2512667Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2512667Y2
JP2512667Y2 JP1988067449U JP6744988U JP2512667Y2 JP 2512667 Y2 JP2512667 Y2 JP 2512667Y2 JP 1988067449 U JP1988067449 U JP 1988067449U JP 6744988 U JP6744988 U JP 6744988U JP 2512667 Y2 JP2512667 Y2 JP 2512667Y2
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JP
Japan
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female
seat
terminal
insulating
relay terminal
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JP1988067449U
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JPH01171522U (ja
Inventor
嘉久 夏目
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車などの電装回路に用いられる電気接
続箱に関し、とくにリレーやヒューズなどの外部端子と
内部端子との接続部分からの浸水によるブスバー間のリ
ークを防止できるようにしたものである。
従来の技術 第4図乃至第6図は従来の電気接続箱および内部端子
と外部端子の接続構造を示す。1は複数のブスバー2と
絶縁板3からなる配線板であって、上部ケース4と下部
ケース5に収納されている。ケース4,5にはヒューズ
(またはリレー)キャビティ6やコネクタ挿着部7など
の絶縁ハウジングが形成されている。8はブスバー2に
起立連成されたタブ状の接触子であって、上記絶縁ハウ
ジングに収容、配列されて、雌−雌中継端子9を介して
ヒューズ10のブレード端子11と接続される。接触子8に
は最上層の絶縁板3から立上るものと、下層から絶縁板
3の孔3aを貫通して立上るものとの二種があるから、そ
の立上り基部には雌−雌中継端子9に対する受座12を設
けて、該端子9の装着時に高低差が生じないようにして
ある。
しかし、ヒューズキャビティ(絶縁ハウジング)6の
下部枠6aと最上層の絶縁板3との間には、第5,6図のよ
うにクリアランスCがあるから、ブレード端子11のよう
な外部端子の差込孔6bから一旦水が浸入すると、雌−雌
中継端子9と受座12の着座部分に水がたまり、隣り合う
端子間でリークやショートが発生し、制御回路の誤作動
を引き起こす原因となる。
考案が解決しようとする課題 本考案の課題は、上記のような電気接続箱における内
部端子と外部端子との接続部分から水が浸入しても隣接
の端子間にリークやショートが生じない構造の電気接続
箱を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案においては、タブ
状の接触子を起立連成したブスバーと絶縁板とからなる
配線板を下ケースに収納し、複数の該接触子を上ケース
の内側に形成した複数の絶縁ハウジングに個別的に対向
して位置せしめると共に該絶縁ハウジング内に収容され
る雌−雌中継端子を介して外部端子と接続させ、該絶縁
板には該接触子の立上り基部に位置して該雌−雌中継端
子に対する受座が設けられ、該受座を囲む囲い壁が前記
絶縁ハウジングから上ケースの基板を貫通して一体に垂
下形成され、該基板を貫通した該囲い壁の下半部に可撓
弾性をもたせると共に下端の内縁に該受座と整合する実
施例 テーパが形成されていることを特徴とする電気接続箱の
構成を採用した。
本考案の電気接続箱は、第1図乃至第3図に示すよう
に、タブ状の接触子8を起立連成したブスバー2と絶縁
板3とからなる配線板1を上部ケース4および下部ケー
ス5に収納し、前記接触子8を前記上部ケース4に形成
したヒューズキャビティ6、リレーキャビティ6′、サ
ーキットブレーカ挿着部6″などの絶縁ハウジング内に
位置せしめると共に雌−雌中継端子9を介してヒューズ
10のブレード端子11のような外部端子と接続させる電気
接続箱において、絶縁板3における接触子8の立上り基
部に位置して前記雌−雌中継端子9に対する受座12が設
けられると共に、この受座を囲む囲い壁13が前記絶縁ハ
ウジング(6,6′,6″)から一体に垂下形成されてい
る。
囲い壁13は各絶縁ハウジングに位置する受座12ごと
に、すなわち接触子8とブレード端子11とを接続する雌
−雌中継端子9とその受座12とを囲んで隣接する端子と
隔絶するように設ける。
囲い壁13は上部ケース4の基板4aを貫通して一体に垂
下形成され、基板4aを貫通した下半部13bを薄肉にして
可撓弾性をもたせ、更に下半部13bの下端部内縁にテー
パ13aを設けて上、下のケースの組み合わせ時における
受座12との整合を容易にし、絶縁板3ないし受座12に密
接するようにする。
上、下のケースの組み合わせ状態において、上記下半
部13bが介在することにより基板4aと絶縁板3との間に
排水間隔Gが形成され、該排水間隔Gにより水が滞留す
るのを防いで、水の滞留によるリーク事故を未然に防止
している。
第1図において、下部ケース5の底部には複数の孔5a
が設けられており、その裏面に形成されたコネクタ挿着
部(図示せず)に前記接触子8が貫通、突出するように
してある。
作用 第2,3図に示すように、各ヒューズキャビティ6の雌
−雌中継端子9とその受座12は囲い壁13により隣接端子
と隔絶遮断されているから、ブレード端子11の差込孔6b
から水Wが浸入してもリークやショートが防止される。
ヒューズ以外のリレー、サーキットブレーカ、ワイヤ
ーハーネス端末のコネクタなどの外部端子との接続部分
についても同様であるから、誤作動などの心配もなくな
る。
考案の効果 本考案は上記した如くに、タブ状の接触子を起立連成
したブスバーと絶縁板とからなる配線板を下ケースに収
納し、複数の該接触子を上ケースの内側に形成した複数
の絶縁ハウジングに個別的に対向して位置せしめると共
に該絶縁ハウジング内に収容される雌−雌中継端子を介
して外部端子と接続させ、該絶縁板には該接触子の立上
り基部に位置して該雌−雌中継端子に対する受座が設け
られ、該受座を囲む囲い壁が前記絶縁ハウジングから上
ケースの基板を貫通して一体に垂下形成され、該基板を
貫通した該囲い壁の下半分に可撓弾性をもたせると共に
下端の内縁に該受座と整合するテーパが形成されている
ものであるから、電気接続箱の組み立て時において、雌
−雌中継端子の絶縁ハウジングに連設された囲い壁がそ
の下端に形成されたテーパを介して直ちに接触子の立上
り基部に設けられた受座を囲むと共に該囲い壁の有する
弾性により該受座に密着してシール性能を高め、内部端
子と外部端子の接続部分から水が浸入しても、上部ケー
スの基板と絶縁板との間に囲い壁が介在して排水間隔が
形成されていることとあいまって、隣接端子相互間にお
けるリークやショートを確実に防止し、誤作動などがな
い安定した品質の電気接続箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接続箱の代表例を示す分解斜視
図、 第2図および第3図は同上の組立時におけるII−II線お
よびIII−III線に沿う部分拡大断面図、 第4図は従来の電気接続箱を示す一部切欠斜視図、 第5図および第6図は第4図のV−V線およびVI−VI線
に沿う部分拡大断面図である。 1…配線板、2…ブスバー、3…絶縁板、4…上部ケー
ス,4a…基板,5…下部ケース、6,6′,6″…絶縁ハウジン
グ、7…コネクタ挿着部、8…接触子、9…雌−雌中継
端子、10…ヒューズ、11…ブレード端子、12…受座、13
…囲い壁、13a…テーパ、13b…下半部b

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブ状の接触子を起立連成したブスバーと
    絶縁板とからなる配線板を下ケースに収納し、複数の該
    接触子を上ケースの内側に形成した複数の絶縁ハウジン
    グに個別的に対向して位置せしめると共に該絶縁ハウジ
    ング内に収容される雌−雌中継端子を介して外部端子と
    接続させ、該絶縁板には該接触子の立上り基部に位置し
    て該雌−雌中継端子に対する受座が設けられ、該受座を
    囲む囲い壁が前記絶縁ハウジングから上ケースの基板を
    貫通して一体に垂下形成され、該基板を貫通した該囲い
    壁の下半部に可撓弾性をもたせると共に下端の内縁に該
    受座と整合するテーパが形成されていることを特徴とす
    る電気接続箱。
JP1988067449U 1988-05-24 1988-05-24 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2512667Y2 (ja)

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JPH01171522U JPH01171522U (ja) 1989-12-05
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2563313Y2 (ja) * 1990-08-06 1998-02-18 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5863826U (ja) * 1981-10-22 1983-04-28 トヨタ自動車株式会社 めす−めす端子用キヤビテイを備える分岐接続箱
JPS59119689A (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 日産自動車株式会社 コネクタ
JPS634116A (ja) * 1986-06-24 1988-01-09 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入薬液の製造方法
JPH058745Y2 (ja) * 1986-06-25 1993-03-04

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JPH01171522U (ja) 1989-12-05

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