JPH0570123U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0570123U
JPH0570123U JP828192U JP828192U JPH0570123U JP H0570123 U JPH0570123 U JP H0570123U JP 828192 U JP828192 U JP 828192U JP 828192 U JP828192 U JP 828192U JP H0570123 U JPH0570123 U JP H0570123U
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wiring board
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rib
ribs
circuit
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康仁 鈴木
正弘 和田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はワイヤハーネスの相互接続などに用い
る電気接続箱に関し、その内部回路を構成するブスバー
配線板におけるアース回路用ブスバーの結露によるリー
クを防止することを目的とする。 【構成】 電気接続箱は、複数のブスバー4と絶縁基板
3とを重ねてなる配線板a〜dをケース1,2内に収容
すると共に、少なくとも最上層または最下層のブスバー
4は絶縁基板3に該ブスバーのパターンに沿って突設し
たリブ14により区画形成された溝15に配設し、ケー
ス1,2の内面に配線板に対する支持用リブ16を突設
して成る。ケースの内面には、最上層または最下層の配
線板a,dに配設された複数のブスバー4のなかのアー
ス回路用ブスバー40 を収容する溝15のリブ14と対
向して水の架橋防止用リブ17を設ける。これにより、
アース回路用ブスバー40 を水の架橋防止用リブ17と
前記配線板のリブ14とで密閉状態とし、他の回路用ブ
スバー4と隔絶する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスの相互接続などに用いられる電気接続箱に関し、そ の内部回路を構成するブスバー配線板におけるアース回路用ブスバーの結露によ るリークを防止するように改良を施したものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気接続箱は、一般に、ケース内に複数のブスバーとこれらを支持す る絶縁基板とからなるブスバー配線板を積層して収容すると共に、ケース外面に ヒューズ用コネクタ、リレー用コネクタ、外部のワイヤハーネス接続用コネクタ などの各種のコネクタ(ハウジング)を設け、各コネクタに前記ブスバーと導通 するタブ状の接続端子を収容して構成される。
【0003】 図4は従来の電気接続箱を示す要部の分解斜視図、図5はその組立状態の断面 図である。図において、21は電気接続箱の本体を形成する下部ケースであって 、その底壁21aの内面には最下層の配線板Aを支持する複数のリブ22が格子 状に突設してある。配線板Aは、絶縁基板23の両面(または下面)に複数のブ スバー24を配設してなり、各ブスバーに分岐して設けた接続端子25群は絶縁 基板23の端子挿通孔26などを貫通して前記コネクタに導出される。絶縁基板 23の板面には各ブスバー24のパターンに沿って突設したリブ27群により溝 28が区画形成され、該溝28にブスバー24が没するように配設されている。
【0004】 最下層の配線板Aの下面には符号240 で示されるアース回路用ブスバーが配 設してある。これは、図5に示すように、他の回路用ブスバー24と同様に複数 のリブ27群による溝28内に収容されると共に、配線板Aの全体がケース内面 のリブ22によって支持され、ブスバー24,240 間はリブ27により隔絶さ れ、リーク防止を図るようになっている。
【0005】 しかし、従来の電気接続箱では、配線板Aのリブ27とケース内面のリブ22 が必ずしも対向して整合するようにはなっていない。したがって、車内の温度変 化により電気接続箱内に結露すると、その水滴Dがリブ27をまたいで両側のブ スバー24と240 に付着してリーク電流が流れ、電気機器の誤作動を引き起こ すというおそれがあった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題点に着目してなされたもので、アース回路用ブスバーを含 む電気接続箱において、他の回路用ブスバーとの短絡や電気機器の誤作動が生じ ないようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を達成するため、本考案は請求項1に記載したように、複数のブス バーと絶縁基板とを重ねてなる配線板をケース内に収容すると共に、少なくとも 最上層または最下層のブスバーは絶縁基板に該ブスバーのパターンに沿って突設 したリブにより区画形成された溝に配設し、ケースの内面に配線板に対する支持 用リブを突設して成る電気接続箱において、 前記ケースの内面に、最上層または最下層の配線板に配設された複数のブスバ ーのなかのアース回路用ブスバーを収容する溝のリブと対向して水の架橋防止用 リブを設け、アース回路用ブスバーを水の架橋防止用リブと前記配線板のリブと により他の回路用ブスバーを隔絶させる構成を採用した。
【0008】 本考案によれば、電気接続箱内の最上層または最下層の配線板におけるアース 回路用ブスバーが絶縁基板の板面上のリブとケース内面の水の架橋防止用リブと により囲まれて密閉状となり、他の回路用ブスバーと隔絶されるから、たとえ箱 内に結露などによる水滴が生じても両ブスバー間が短絡したり、短絡によって電 気機器が誤作動するというおそれがなくなる。
【0009】
【実施例】 図1は本考案による電気接続箱の分解斜視図を示す。図において、1は合成樹 脂製の上部ケース、2は同じく下部ケースであって、この中に第1層の配線板a 、以下順次第2〜第4層の配線板b〜dを積層して収容する。
【0010】 各層の配線板a〜dは、絶縁基板3に所望のパターンを有する複数のブスバー 4を配設して成り、ブスバー4には入出力用の接続端子5が上または下向きに起 立連成されており、また、各絶縁基板3には下層の接続端子5に対する端子挿通 孔6が穿設されている。なお、第4層の配線板dは、絶縁基板3の表裏両面にブ スバーを配設する両面配線板として構成されている。
【0011】 配線板a〜dの積層状態において、最上層または最下層から端子挿通孔6を貫 通して突出した複数の接続端子5はグループ分けされて電極群8を構成し、一部 には雌−雌中継端子7を嵌挿する。電極群8は、それぞれ上部ケース1または下 部ケース2に形成したコネクタハウジング9、ブレード型ヒューズ10のヒュー ズ用コネクタ内に収容され、あるいはリレー12、サーキットブレーカ等の電子 部品と接続される。
【0012】 各層の絶縁基板3のブスバー配設面には、図2,図3に示すように、ブスバー 4のパターンに沿って両側にリブ14を突設することによりブスバー収容用の溝 15を区画形成し、これらの溝15に各ブスバー4が没っするように配設すると 共に、下部ケース2(および上部ケース1)の底壁2aの内面には配線板支持用 のリブ16を格子状に設けてある。
【0013】 以上は従来の電気接続箱と同様の構成であるが、本考案にあっては、図2にお けるアース回路用ブスバー40 と対向する下部ケース2の内面に、該ブスバー4 0 のパターンに沿って水の架橋防止用リブ17,17を平行に突設してある。各 リブ17は、図3に示すように、アース回路用ブスバー40 を収容する溝15の リブ14と整合するように形成する。また、リブ17,17の両端には、ブスバ ー40 の端部の接続端子5に対応して通気孔17aを有する封鎖部17bを設け る。
【0014】 上記構成において、各層の配線板a〜dを積層してこれを下部ケース2に収容 すると、図3に示すように、最下層におけるアース回路用ブスバー40 は、絶縁 基板3の下面のリブ14,14とケース内面の水の架橋防止用リブ17,17と によって上下から囲まれて密封状態となり、他の回路用ブスバー4とは完全に隔 絶される。従って、結露などによって水滴D1 ,D2 が別々に生じても両者がブ スバー4,40 にまたがって接触する可能性はきわめて少なく、短絡やこれに伴 なう電気機器の誤作動も防止される。なお、アース回路用ブスバー40 が最上層 の配線板aに含まれる場合には、上部ケース1の内面に水の架橋防止用リブ17 を設ければよい。また、アース回路用ブスバー40 の部分が通電により加熱され て温度が上昇しても、前記通気孔17aにより換気されて遂次放熱され、水滴も ある程度たまれば該孔17aから排出される。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ケース内壁に設けられる配線板支持用 のリブの一部を変形して、アース回路用ブスバーのパターンに沿って水の架橋防 止用リブを設けることにより、絶縁基板におけるブスバー収容のためのリブと協 働して他の回路用ブスバーとの短絡およびこれによる電気機器の誤作動を防止す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気接続箱の分解斜視
図である。
【図2】同上の要部の拡大斜視図である。
【図3】図2の組立状態の断面図である。
【図4】従来の電気接続箱の要部の分解斜視図である。
【図5】図4の組立状態の断面図である。
【符号の説明】
a〜d (ブスバー)配線板 1 上部ケース 2 下部ケース 3 絶縁基板 4 ブスバー 40 アース回路用ブスバー 14 リブ 15 溝 16 (配線板支持用)リブ 17 水の架橋防止用リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブスバーと絶縁基板とを重ねてな
    る配線板をケース内に収容すると共に、少なくとも最上
    層または最下層のブスバーは絶縁基板に該ブスバーのパ
    ターンに沿って突設したリブにより区画形成された溝に
    配設し、ケースの内面に配線板に対する支持用リブを突
    設して成る電気接続箱において、 前記ケースの内面に、最上層または最下層の配線板に配
    設された複数のブスバーのなかのアース回路用ブスバー
    を収容する溝のリブと対向して水の架橋防止用リブを設
    け、アース回路用ブスバーを水の架橋防止用リブと前記
    配線板のリブとにより他の回路用ブスバーを隔絶した構
    造をもつことを特徴とする電気接続箱。
JP828192U 1992-02-25 1992-02-25 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2570337Y2 (ja)

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JP2570337Y2 JP2570337Y2 (ja) 1998-05-06

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330044A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd 高電圧ジャンクションボックス
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