JPH0514664Y2 - - Google Patents

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JPH0514664Y2
JPH0514664Y2 JP13222687U JP13222687U JPH0514664Y2 JP H0514664 Y2 JPH0514664 Y2 JP H0514664Y2 JP 13222687 U JP13222687 U JP 13222687U JP 13222687 U JP13222687 U JP 13222687U JP H0514664 Y2 JPH0514664 Y2 JP H0514664Y2
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circuit
busbar
circuits
insulating substrate
case
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の電装回路の配線に使用する
電気接続箱に関し、とくにその内部回路を構成す
るブスバー配線板について絶縁基板上のブスバー
回路本数を削減して配設効率を向上させると共に
配線板の板数の削減により小型軽量化を図るよう
にしたものである。
〔従来の技術〕 電気接続箱は、一般に所望の回路パターンを有
するブスバーとその絶縁基板とからなるブスバー
配線板を単層または複数積層してケースに収容
し、ブスバーの端部に起立連成したタブをケース
に設けたヒユーズケースやコネクタ(ハウジン
グ)内に電極群として突出させ、ヒユーズやワイ
ヤハーネス末端のコネクタと結合する構成を有す
る。そして、ブスバーには、単に前記ケース上の
コネクタの一方から他方に抜けるスルー回路と、
1個以上の分岐部を有しあるいはヒユーズやリレ
ーが介装される分岐回路の二種がある。
第4図は従来の電気接続箱における内部回路、
第5図は同じくブスバーの配設を示す要部の分解
斜視図である。
第4図において、aは電気接続箱、bはヒユー
ズ、c,d,e,f1およびf2はケースに設けられ
たワイヤハーネスなどの外部回路との接続用コネ
クタ(またはハウジング)、g1は分岐のない小電
流用スルー回路(またブスバー)、g2は同じく分
岐のない大電流用スルー回路(またはブスバー)、
hは分岐部Jをもちまたはヒユーズbと接続され
る分岐回路(またはブスバー)を示す。また、第
5図において、i1,i2は第1、第2層の絶縁基板、
jは上記ブスバーg1,g2,hなどを配設する位置
決め用のリブ、kは各ブスバーの端部に起立連成
されたタブ、rは電気接続箱aの上部ケースを示
す。
第4図から明らかなように、分岐のないスルー
回路g1,g2群はいずれもコネクタeとd、f2
c、およびf1とdで結線される。同様に、分岐回
路hもコネクタc,d,e,f1,f2間で結線され
ている。これらの回路g1,g2およびhを結線する
ためのコネクタc〜f1,f2はいずれもそのコネク
タピツチがランダムに決定され、しかも第5図に
示すように一枚の配線板たとえば第1層の絶縁基
板i1には一種類の配列パターン(タブk群の配
列)しか組み込めない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように、従来のブスバー配線板では、各
回路を構成するブスバーが複雑な形状をしている
から一層当りの回路本数がブスバー配線板の外形
すなわち絶縁基板上の配設スペースにより決定さ
れ、回路数の増加はブスバー配線板の層数の増加
を来たし、これに付随してブスバー形成用の金型
コストも増大し、電気接続箱全体が大型化する。
本考案の目的は、上記の問題を解決し、ブスバ
ーの回路パターンの単純化により、ブスバー回路
本数を削減して配設効率を高め、配線板の枚数削
減により小型軽量化できる電気接続箱を提供する
にある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 前記の目的を達成するため、本考案は、ブスバ
ーにより形成されたスルー回路と分岐回路を絶縁
基板に配設してなるブスバー配線板を単層または
複数積層してケースに収容し、各回路のブスバー
に起立連成されたタブを前記ケースの外面に設け
た複数のハウジング内に突出させて外部回路との
接続用コネクタを形成してなる電気接続箱におい
て、 前記スルー回路の一部または全部を分岐回路と
分離し、分離されたスルー回路を所定長のブスバ
ーの両端にタブを起立連成した所定の寸法および
形状に規格形成し、前記複数のハウジングから選
ばれる少なくとも二つのハウジングを前記分離ス
ルー回路の両端のタブのピツチに合わせて形成す
ると共に最上層または最下層の絶縁基板には分離
スルー回路に対する支持台を設け、分離スルー回
路を前記支持台を介して前記分岐回路に対して架
設したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、スルー回路を形成するブスバ
ーが、所定の寸法および形状に、すなわち前述し
た小電流用および大電流用スルー回路g1,g2のよ
うな種別はあるが、その種別毎に同一の寸法、形
状に規格化して形成される。
従つて、絶縁基板に対しては同一形状のブスバ
ーが多数使用されるから、これらを集中的に配設
することによつて、その配設スペースを最小に抑
えると共に、これらのブスバー群を収容、突出さ
せるためのハウジング群を電気接続箱のケースに
同一ピツチで設けることができ、ケースの形状も
単純化される。また、単一の金型で同一のブスバ
ーを量産できるので、コスト低下が図れる。
更に、スルー回路は上記支持台によつていわば
空中配設されるから、絶縁基板上に分岐回路と混
在していたスルー回路がなくなり、配設形態が簡
素化され、ブスバーの配設効率(密度)が向上
し、絶縁基板すなわちブスバー配線板の積層数を
削減することができ、電気接続箱全体の小型軽量
化が可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例を示す図面に基いて具体
的に説明する。
第1図に本考案の電気接続箱の平面図、第2図
に同上の要部分解斜視図、第3図に第2図の上部
ケースの裏面図を示した。なお、従来と同様の構
成部分には同一の符号を付してある。
第1図において、電気接続箱aの上部カバーr
の同一面上には外部回路との接続用コネクタハウ
ジングc,d,e,f1およびf2が設けられ、従来
例を示す第4図に対応してハウジングeとハウジ
ングdの一側間、ハウジングf2とハウジングc間
はそれぞれ小電流用ブスバーg1の長さxと同一ピ
ツチに、また、ハウジングdの他側とハウジング
f1間は大電流用ブスバーg2の長さyと同一ピツチ
に配置されている。
第3図において、lは分岐部のないスルー回路
用のブスバー(上記ブスバーg1,g2を代表したも
の)であつて、両端にタブkをもち、中間部両側
に爪qが突設されている。sは上部カバーrの裏
面に突出して形成された前記ハウジングd,eの
下半部であつて、該下半部sにはリブtおよびタ
ブ挿入口u1が形成されている。また、vはブスバ
ー固定台であつて、爪挿入口wをもつ。
第2図において、iは絶縁基板であつて、該基
板上には前述した分岐部をもちあるいはヒユーズ
と接続される分岐回路用のブスバーmを設置する
ためのリブoと前記ブスバーlを支える支持台p
が形成されており、リブoに配設されたブスバー
m群と絶縁基板iが従来の構造のブスバー配線板
nを形成している。
次に電気接続箱の組立について説明する。
電気接続箱aの上部ケースrには、規格化され
た同一形状をもつスルー回路用ブスバーl(g1
g2)に対応して各ハウジングc,d,e,f1,f2
が一定のピツチで設けられている(第1図)。
従つて、ブスバーlの配設は、第3図のよう
に、両端のタブkを各ハウジングの下半部sのタ
ブ挿入口u1に差し込んでリブtに設置することに
より簡単に行うことができ、その際に爪qがブス
バー固定台vの爪挿入口wに嵌挿され安定化す
る。
次いで、上部カバーrを予め組立てたブスバー
配線板nに被せると、各ブスバーlの中間部は絶
縁基板i上の支持台pで支えられる。一方、ブス
バーmは従来と同様に絶縁基板i上のリブoに収
容、配置される。
このように、分岐部のないスルー回路用のブス
バーl群と、分岐回路用のブスバーm群とは同一
の絶縁基板iの上で支持台pによりそれぞれ分離
して段差を有して配設される。
考案の効果 以上説明したように、本考案の電気接続箱はス
ルー回路用のブスバーを所定の寸法、形状に規格
化し、分岐回路用のブスバーとは分離し、支持台
を用いて分岐回路用のブスバーに対して架設する
ようにしたから、各ブスバーの回路パターンが単
純化され、絶縁基板上に直接配設されるブスバー
回路数の減少と共に配設効率が向上し、併わせて
ブスバー配線板の削減による小型軽量化に役立
ち、電気接続箱の組立コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接続箱の一実施例を示す
平面図、第2図は同上の要部分解斜視図、第3図
は第2図の上部ケースの裏面図、第4図は従来の
電気接続箱における内部回路図、第5図は同じく
ブスバーの配設を示す要部の分解斜視図である。 a……電気接続箱、c,d,e,f1,f2……外
部回路との接続用コネクタ(ハウジング)、g1
g2,l……(スルー回路用の)ブスバー、h,m
……(分岐回路用の)ブスバー、i,i1,i2……
絶縁基板、k……タブ、n……ブスバー配線板、
p……支持台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブスバーにより形成されたスルー回路と分岐回
    路を絶縁基板に配設してなるブスバー配線板を単
    層または複数積層してケースに収容し、各回路の
    ブスバーに起立連成されたタブを前記ケースの外
    面に設けた複数のハウジング内に突出させて外部
    回路との接続用コネクタを形成してなる電気接続
    箱において、 前記スルー回路の一部または全部を分岐回路と
    分離し、分離されたスルー回路を所定長のブスバ
    ーの両端にタブを起立連成した所定の寸法および
    形状に規格形成し、前記複数のハウジングから選
    ばれる少なくとも二つのハウジングを前記分離ス
    ルー回路の両端のタブのピツチに合わせて形成す
    ると共に最上層または最下層の絶縁基板には分離
    スルー回路に対する支持台を設け、分離スルー回
    路を前記支持台を介して前記分岐回路に対して架
    設したことを特徴とする電気接続箱。
JP13222687U 1987-09-01 1987-09-01 Expired - Lifetime JPH0514664Y2 (ja)

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JP13222687U JPH0514664Y2 (ja) 1987-09-01 1987-09-01

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JP13222687U JPH0514664Y2 (ja) 1987-09-01 1987-09-01

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JPS6440225U JPS6440225U (ja) 1989-03-10
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JP5223591B2 (ja) * 2008-10-28 2013-06-26 住友電装株式会社 電気接続箱
JP5644223B2 (ja) * 2009-11-09 2014-12-24 株式会社オートネットワーク技術研究所 電気接続箱

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JPS6440225U (ja) 1989-03-10

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