JPWO2007026660A1 - アームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シート - Google Patents

アームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シート Download PDF

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Abstract

【課題】アームレスト使用時は十分な肘置き面積を確保し、適切な支持位置を維持するとともに、収納時にスペースをとらず、十分なウォークスルー間隔を確保でき、しかも収納状態からワンアクションで使用状態とすることができるアームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シートを提供する。【解決手段】車両の着座シートSのシートバック20の側部に配設されるアームレスト10であって、アームレスト本体11と、このアームレスト本体11をシートバック20側で保持する軸部材12とを備え、アームレスト本体11は軸部材12を介してシートバック20の側部に回動可能に配設され、軸部材12は、基部側から先端に向けて着座シートSの幅方向の水平軸xに対して車両後方側に所定角度θ1をもって配設されている。【選択図】図2

Description

本発明はアームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シートに係り、特に、シートバックに対して起立及び前倒させることが可能な可倒式のアームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シートに関する。
従来より、自動車等の車両の着座シートに用いられるアームレストとして、例えば図7に示すように、不使用時にはシートバック120の側部に起立させておくことにより、乗員の邪魔にならないようにした可倒式のアームレスト110が用いられている。
一般に、ワゴンタイプの車両では、前列席と後列席との間の移動は、左右席間のウォークスルーによって行っている。このような車両において、左右席間の間隔が狭い場合に、アームレストが通行の邪魔になり、ウォークスルーがスムーズに行えないという問題があった。
上記問題を解決するために、アームレストの収納スペースを小さくして車内空間を確保するように構成したアームレストが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のアームレストは、使用時には乗員の肘を好適に支持するとともに、不使用時にはアームレストをシートバック側に折りたたみ、さらにシートバックの側部に起立収納することにより、収納スペースを小さくすることが可能である。このため、一般的なワゴンタイプの車両に用いられた場合などにおいて、左右席間のウォークスルー空間を確保することが可能となる。
特開2001−314277号公報(第7−8頁、第2−4図)
このように、特許文献1のアームレストによれば、アームレストの収納スペースを小さくすることが可能である。しかし、使用するときに水平に倒す動作と、アームレストを回転させる二つの動作が必要であり、この点において改善の余地があった。
本発明の目的は、アームレスト使用時は十分な肘置き面積を確保し、適切な支持位置を維持するとともに、収納時にスペースをとらず、十分なウォークスルー間隔を確保でき、しかも収納状態からワンアクションで使用状態とすることができるアームレストを提供することにある。
本発明の他の目的は上記アームレストを備えた車両の着座シートを提供することにある。
上記課題は、本発明のアームレストによれば、車両の着座シートのシートバックの側部に配設されるアームレストであって、アームレスト本体と、該アームレスト本体を前記シートバック側で保持する軸部材と、を備え、前記アームレスト本体は前記軸部材を介して前記シートバックの側部に回動可能に配設され、前記軸部材は、基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して車両後方側に所定角度をもって配設されていることにより解決される。
このように、本発明のアームレストは、アームレスト本体が軸部材を介して前記シートバックの側部に固定され、軸部材が基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して車両後方側に所定角度傾斜して設けられている。したがって、アームレスト本体をシートバックの側部で回動させたときに、使用状態ではアームレスト本体は基部側から先端側に向けてシートバックから離れるように位置され、不使用時には、先端側がシートバック側部に近づきながら起立されて収納される。
上記構成により、アームレスト本体は、不使用時にはシートバックにより近い位置に収納され、これにより、左右席間の距離を確保し、ウォークスルーのためのスペースを確保することが可能となる。
また、使用時には、アームレスト本体が着座位置に近寄り過ぎることがなく、乗員の腕を適切な位置で支持することが可能となる。
より具体的には、前記シートバックの側部は、前部から後部にかけて車両前後方向の水平軸に対して内側に所定角度をもって傾斜した傾斜面を備え、前記軸部材は、前記アームレストを起立させたときに前記アームレストの内側が前記傾斜面と略平行となるように、前記傾斜面に所定角度をもって配設されていると好適である。
上記構成により、アームレスト本体を起立させたときに、アームレスト本体はシートバックの背裏方向に移動して、傾斜面に密着して起立され、アームレスト本体の収納時に車内のスペースをより広くとることが可能となる。
また、軸部材と傾斜面とのなす角度を調整することにより、アームレスト本体の使用時の横方向への移動量と、収納時のシートバックとの位置関係を調整することができる。
また、前記軸部材の軸線と前記傾斜面とのなす角度が略90度とされていると、アームレスト本体とシートバックとの密着性を確保でき好適である。
また、上記課題は、本発明のアームレストによれば、車両の着座シートのシートバックの側部に配設されるアームレストであって、アームレスト本体と、該アームレスト本体を前記シートバック側で保持する軸部材と、を備え、前記アームレスト本体は前記軸部材を介して前記シートバックの側部に回動可能に配設され、前記軸部材は、基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して垂直方向上方に所定角度をもって配設されることにより解決される。
このように、本発明のアームレストは、アームレスト本体が軸部材を介して前記シートバックの側部に固定され、軸部材が基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して垂直方向上方に所定角度傾斜して設けられている。したがって、アームレスト本体をシートバックの側部で回動させたときに、使用状態ではアームレスト本体は基部側から先端側に向けてシートバックから離れるように位置され、不使用時には、先端側がシートバック側部に近づきながら起立されて収納される。
また、前記アームレストは、前記シートバックの側部に起立されたときに、前記シートバックとは反対側に、車両の床面に対して略鉛直になる面と、該略鉛直になる面の上部で、前記シートバック側に向けて傾斜する面とを備えていると好適である。このように構成すると、アームレストをシートバック側部に収納したときに、アームレストが車内スペースに膨出することなく、十分なウォークスルースペースを確保することが可能となる。
また、前記シートバックの側部は正面視において略中央部から上方にかけて内側に向けて傾斜し、前記アームレストの内側は前記シートバックの側部形状に沿うように傾斜して形成されていると好適である。このように構成すると、アームレスト本体をシートバックの側部に起立させて収納するときに、アームレスト本体がシートバックの傾斜面に密着して起立され、十分なウォークスルースペースを確保することが可能となる。
また、上記課題は、本発明のアームレストを備えた車両の着座シートによれば、上記各構成のアームレストと、該アームレストが配設されるシートバックと、を備えることにより解決される。
本発明のアームレスト及びアームレストを備えた車両の着座シートによれば、アームレスト本体を配設するシートバック側の軸部材を傾斜させるという簡単な構成で、アームレスト本体をシートバック側部に起立して収納するときに、シートバックにより近い位置に収納することができ、これにより車両内の左右席間の距離を確保し、車内ウォークスルーに十分なスペースを確保することが可能となる。
また、使用時にはアームレスト本体が外側に拡開するため、アームレスト本体が着座位置に近寄り過ぎることがなく、十分な肘置き面積を確保し、乗員の腕を適切な位置で支持することが可能となる。
また、本発明のアームレストによれば、上記のように省スペースを実現する構成でありながら、使用時にはアームレスト本体を倒し、不使用時にはアームレスト本体を起立させるだけで良い。このように、ワンアクションで使用状態と収納状態を切り替えることができ、乗員にとって使い易いアームレストを提供することが可能となる。
また、部品点数が少なく組付性が向上するので、工数及びコストを削減することができる。
本発明のアームレスト及び着座シートの説明図である。 図1のA−A線断面図である。 不使用状態のアームレスト及び着座シートの正面図である。 不使用状態のアームレスト及び着座シートの平面図である。 使用状態及び不使用状態のアームレスト及び着座シートを示す説明図である。 他の実施形態を示す図1のB−B線断面図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
10 アームレスト
11 アームレスト本体
12 ピボット軸(軸部材)
12a 軸部材
12b ナット
13 フレーム
14 パッド材
15 貫通孔
16 面
17 支持面
20 シートバック
21 バックフレーム
22 パッド材
23 ブラケット
24 傾斜面
30 着座部
40 ウォークスルースペース
S 着座シート
x 着座シートの幅方向の水平軸
y 車両前後方向の水平軸
θ1,θ3 着座シートの幅方向の水平軸とピボット軸のなす角度
θ2 車両前後方向の水平軸とシートバックの傾斜面のなす角度
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1乃至図5は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はアームレスト及び着座シートの説明図、図2は図1のA−A線断面図、図3は不使用状態のアームレスト及び着座シートの正面図、図4は不使用状態のアームレスト及び着座シートの平面図、図5は使用状態及び不使用状態のアームレスト及び着座シートを示す説明図、図6は他の実施形態を示す図1のB−B線断面図である。
図1は、本発明に係るアームレスト10を備えた着座シートSを示すものであり、着座シートSを側面側から見た図である。図1において、アームレスト10は収納状態となっている。なお、符号30は着座シートSの着座部である。
本例のアームレスト10は、自動車の着座シートSのシートバック20の側部に配設されている。
アームレスト10は、アームレスト本体11と、軸部材としてのピボット軸12を備え、アームレスト本体11はピボット軸12を介して、シートバック20に回動可能に配設されている。
図2は図1のA−A線断面図であり、着座シートS及びアームレスト10をA−A線で切り、上方から見た図である。図2には、本例のアームレスト10の構成と、シートバック20への配設状態が示されている。
アームレスト本体11は、フレーム13と、フレーム13に一体に配設されたパッド材14と、を備えて構成されている。なお、図2には図示していないが、パッド材14の外側は表皮材で被覆されている。
フレーム13及びパッド材14には、貫通孔15が設けられている。貫通孔15は、ピボット軸12に係合可能な大きさに形成されている。
アームレスト本体11は、ピボット軸12を介して、シートバック20に取り付けられている。
シートバック20は、バックフレーム21と、パッド材22と、アームレスト取付用のブラケット23と、を備えて構成されている。なお、図2には図示していないが、パッド材22の外側は表皮材で被覆されている。
ピボット軸12は、上記ブラケット23に固定されており、ブラケット23から突出して配設されている。
ピボット軸12の先端には、アームレスト本体11の貫通孔15に嵌合する軸部材12aが設けられている。軸部材12aは樹脂からなり、アームレスト本体11がピボット軸12の周りをスムーズに回転摺動するように構成されている。軸部材12aの先端には、ナット12bがねじ止めされ、ピボット軸12からアームレスト本体11が抜けないように固定している。
図2では、図面下側が車両前部側となっている。図示されているように、シートバック20の側部は、前部から後部にかけて車両前後方向の水平軸yに対して所定角度θ2をもって傾斜した傾斜面24を備えている。
また、ピボット軸12は、アームレスト10を起立させたときにアームレスト10の内側が傾斜面24と略平行となるように、傾斜面24に所定角度をもって配設されている。なお、本例のピボット軸12は、傾斜面24に対して略90度となるように配設されている。
着座シートSとピボット軸12の位置関係を見ると、ピボット軸12は、基部側から先端に向けて着座シートSの幅方向の水平軸xに対して車両後方側に所定角度をもって配設される。なお、本例では、ピボット軸12が水平軸xに対して水平方向に角度θ1で傾斜するように配設されている。
このように、本例のアームレスト本体11は、シートバック20の側部に取り付けられるものであるが、シートバック20の側部の傾斜面24に合わせて、ピボット軸12が傾斜して配設されている。このような構成により、アームレスト本体11をシートバック20の側部に起立させて収納するときに、アームレスト本体11はシートバック20の背裏方向に移動して、傾斜面24に密着して起立される。
なお、ピボット軸12の傾斜面24に対する角度は、上記した90度に限らず、他の角度であっても良い。ピボット軸12の角度を調整することにより、アームレスト本体11の使用時の横方向への移動量と、収納時のシートバック20との位置関係を調整することができる。
ピボット軸12と傾斜面24とのなす角度が鋭角になるにしたがって、すなわち、角度θ1の値が大きくなるにしたがって、アームレスト本体11は、使用時にはより拡開した状態となり、着座シートSからの距離が大きくなる。また、収納時にはシートバック20により近づいて起立される。
また、ピボット軸12と傾斜面24とのなす角度が鈍角になるにしたがって、すなわち、角度θ1の値が小さくなるにしたがって、アームレスト本体11は、使用時には着座シートSにより近づいた状態となり、収納時にはシートバック20から離れて起立される。
図3乃至図5に、本例のアームレスト10の使用状態と、不使用状態を示す。
図3は、アームレスト10を使用していない状態であり、アームレスト本体11をシートバック20の側部に起立させて収納した状態を示すものである。図3は、アームレスト10及び着座シートSを車両前部側から見たものである。
図示されているように、正面視においてシートバック20の側部は、略中央部から上方にかけて内側に向けて傾斜し、アームレスト本体11の内側はシートバック20の側部形状に沿うように傾斜して形成されている。これにより、アームレスト本体11は、収納時にシートバック20の側部に密着して起立する。
アームレスト本体11は、シートバック20の側部に配設されたときに、シートバック20とは反対側の面16が、車両の床面に対して略鉛直になるように形成されている。これにより、アームレスト本体11をシートバック20の側部に収納したときに、アームレスト本体11が車内スペースに膨出することなく、十分なウォークスルースペースを確保することが可能となる。また、本例のアームレスト本体11は、シートバック20の側部に配設されたときに、上述した略鉛直になる面16の上部が、シートバック20の外側形状に合わせてシートバック20側に向けて傾斜するように形成されている。
図4は、アームレスト本体11をシートバック20の側部に収納した状態を、着座シートSの上方から見たものである。
アームレスト本体11の幅wが、アームレスト10の使用時において、乗員の腕を乗せる支持面の幅となるものである。
よって、シートバック20の傾斜面24の傾斜を大きくすれば、すなわち、角度θ2の値をより大きくすれば、アームレスト10の支持面の幅wをより大きくとることが可能となる。
図5は、車内でのアームレスト10の使用状態及び不使用状態を示す説明図である。
図5では、後部側の座席でアームレスト10が使用状態となっており、前部側の座席でアームレスト10が不使用状態となっている。
本例の着座シートSは、シートバック20に傾斜面24を備えており、この傾斜面24に基部側から先端に向けて着座シートSの幅方向の水平軸に対して車両後方側に所定角度をもってピボット軸12が配設され、このピボット軸12を介してアームレスト本体11が回動可能に取り付けられている。これにより、使用時にはアームレスト本体11が外側に拡開するように配置され、アームレスト本体11が着座位置に近寄り過ぎることがなく、適切な位置で、乗員の腕を支持することが可能となる。
なお、図5の符号17は、アームレスト10の使用時に、乗員の腕が乗せられる支持面17である。アームレスト本体11は、アームレスト10の使用時に、この支持面17が水平になるように形成されている。
また、アームレスト10を使用しないときには、アームレスト本体11はシートバック20の側部に起立されるが、このとき、アームレスト本体11は、基部側から先端に向けて着座シートSの幅方向の水平軸に対して車両後方側に所定角度をもって配設されたピボット軸12に回動可能に取り付けられているので、アームレスト本体11はシートバック20の背裏方向に移動すると共に、シートバック20側部に密着して収納される。
また、アームレスト本体11は、シートバック20の側部に配設されたときに、シートバック20とは反対側の面16が、車両の床面に対して略鉛直になるように形成されているので、収納時に車内スペースに膨出することがない。これにより、シートバック20の全幅を抑えることができ、十分なウォークスルースペース40を確保することが可能となる。
図5に示すように、本例では、着座部30の中心からアームレスト本体11の側面までの距離が、アームレスト10の使用状態においては331mm(矢印a)、アームレスト10がシートバック20の側部に収納された状態においては277mm(矢印b)となっている。このように、本例のアームレスト10は、使用状態と比較して54mmコンパクトに収納することができ、左右両席のアームレスト10を使用状態にした場合と、収納状態にした場合とでは、ウォークスルースペース40を108mm広く確保することができる。
図6は他の実施形態であり、本例では前記した実施形態と同様部材・配置等には同一符号を付してその説明を省略する。
図は図1のB−B線断面図であり、着座シートS及びアームレスト10をB−B線で切り、前方から見た図である。
前記した実施形態では、ピボット軸12が基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸xに対して水平方向に角度θ1で傾斜するように配設された例を示したが、本実施形態では、ピボット軸12が基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸xに対して垂直方向上方に所定角度で傾斜するように配設された例を示すものである。
すなわち、本例のピボット軸12は、水平軸xに対して角度θ3で傾斜するように配設されており、使用時にはアームレスト本体11が外側に拡開するように配置される。そして、収納時にはアームレスト本体11がシートバック20に近づいて起立し、シートバック20の側部に密着して収納される。
また、本例では、アームレスト本体11を起立させたときにアームレスト本体11がシートバック20の側部に干渉しないように、シートバック20の側部を正面視において略中央部から上方にかけて内側に向けて傾斜する形状とする。
なお、上記実施例では、シートバック20の側部に傾斜面24が設けられた例や正面視においてシートバック20の側部が略中央部から上方にかけて内側に傾斜する例を示したが、シートバック20はこのような傾斜面が設けられていないものであっても良い。この場合、アームレスト本体11の形状を、アームレスト本体11を起立させたときに、シートバック20の側部に干渉しない形状とする。

Claims (7)

  1. 車両の着座シートのシートバックの側部に配設されるアームレストであって、
    アームレスト本体と、該アームレスト本体を前記シートバック側で保持する軸部材と、を備え、
    前記アームレスト本体は前記軸部材を介して前記シートバックの側部に回動可能に配設され、
    前記軸部材は、基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して車両後方側に所定角度をもって配設されていることを特徴とするアームレスト。
  2. 前記シートバックの側部は、前部から後部にかけて車両前後方向の水平軸に対して内側に所定角度をもって傾斜した傾斜面を備え、
    前記軸部材は、前記アームレストを起立させたときに前記アームレストの内側が前記傾斜面と略平行となるように、前記傾斜面に所定角度をもって配設されていることを特徴とする請求項1に記載のアームレスト。
  3. 前記軸部材の軸線と前記傾斜面とのなす角度が略90度とされたことを特徴とする請求項2に記載のアームレスト。
  4. 車両の着座シートのシートバックの側部に配設されるアームレストであって、
    アームレスト本体と、該アームレスト本体を前記シートバック側で保持する軸部材と、を備え、
    前記アームレスト本体は前記軸部材を介して前記シートバックの側部に回動可能に配設され、
    前記軸部材は、基部側から先端に向けて着座シート幅方向の水平軸に対して垂直方向上方に所定角度をもって配設されていることを特徴とするアームレスト。
  5. 前記アームレストは、前記シートバックの側部に起立されたときに、前記シートバックとは反対側に、車両の床面に対して略鉛直になる面と、該略鉛直になる面の上部で、前記シートバック側に向けて傾斜する面とを備えていることを特徴とする請求項1又は4に記載のアームレスト。
  6. 前記シートバックの側部は正面視において略中央部から上方にかけて内側に向けて傾斜し、前記アームレストの内側は前記シートバックの側部形状に沿うように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1又は4に記載のアームレスト。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のアームレストと、該アームレストが配設されるシートバックと、を備えたことを特徴とするアームレストを備えた車両の着座シート。
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