JPWO2006112153A1 - 光ピックアップ装置及び情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

装置の小型化と製造コストの低減化を実現しつつ、光ディスクの複数の記録フォーマットに対応して光ビームの収差を補正することが可能な光ピックアップ装置及び情報記録再生装置を提供する。BDに対応する光軸上にはコリメータレンズ161を配置し、このコリメータレンズ161が光軸に平行な方向に移動することによりBDに応じて球面収差を補正し、CD及びDVDに対応する光軸上にはコリメータレンズ162を配置し、このコリメータレンズ162が光軸に平行な方向に移動することによりCD及びDVDに応じて球面収差を補正し、レンズホルダ163がこれらのコリメータレンズを一体的に保持し、コリメータレンズ161及び162が光軸に平行な方向に移動するようにステップモータ164がレンズホルダ163を移動させる。

Description

本願は、光ディスク等の光学式記録媒体に対する情報の記録及び再生に用いる光ピックアップ装置及び情報記録再生装置の技術分野に関する。
近年、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)といった光ディスクの分野においては急速な記録密度の向上が図られ、最近では青色のレーザ光(波長405nm)を用いてデータの記録及び再生を行う光ディスク(例えば、BD(Blue-ray Disc)や「HDDVD(登録商標)」)が規格化されるに至っている。その一方において、新たな記録フォーマットを有する光ディスクが出現したとしても光ディスクの完全なる切換には未だ相当の時間を要することが想定され、今後もCDやDVDは広く流通することが予想される。係る現状に鑑みた場合、これら複数の記録フォーマットに対応した光ディスク(例えばCDとDVD及びBD)に対し如何にして1台の装置にて情報の記録再生を行うか、すなわち、如何にしてコンパチビリティ(互換性)を実現するかが大きな課題となる。
ここで、係るコンパチビリティを備えた情報記録再生装置(所謂、コンパチブルレコーダ)の実現方法としては各記録フォーマット毎に別個独立した光ピックアップ装置を設け、情報の記録再生対象となる光ディスクの種別に応じて利用する光ピックアップ装置を切り換えるという手法も考えられる。しかし、このような方法は、装置の製造コストの上昇と装置の大型化という弊害を招来しかねず、現実的な選択肢であるということはできない。
係る観点から、従来、例えば、特許文献1に記載の光ピックアップ装置のように、情報の記録再生対象となる光ディスクに応じて2つの光源のいずれかから出射した光ビームを、同一可動部上に支持された2つの対物レンズのいずれかにより光ディスクの記録面に集光して、各種記録フォーマットに対応した光ディスクに対する情報の記録再生を実現する方法が提案されている。
特開2000−048373号公報
ところで、対物レンズにより光ビームが光ディスクの記録面に集光される際に対物レンズの中心部を通る光と周辺部を通る光との収束位置の光軸上におけるずれ、すなわち球面収差が発生する。この球面収差により、光ビームの集光スポット径が拡大すると共に当該スポット上の単位面積あたりにおける光ビームのエネルギー量が減少し、光ディスクに対する情報の適切な記録及び再生が阻害される。また、球面収差は、光ビームが通過する光ディスクの基盤ないし保護層の厚み誤差に応じて変動するため、仕様上の特定の厚みに対応して球面収差が補正されるように光学系を構成したとしても、厚み誤差に対して動的に補正するようにしなければこれを抑えることはできない。ところが、上記特許文献1に記載の光ピックアップ装置は球面収差を動的に補正する機構を備えていない。その理由として、当該光ピックアップ装置が対象としている記録フォーマットが、現在普及しているCD及びDVDであることが挙げられる。つまり、球面収差の変動量は対物レンズが有する開口数の4乗に比例するところ、CD及びDVDにおいては基盤の厚み誤差による球面収差の変動が問題となる程の大きい開口数を必要としないのである。
しかしながら、光ディスクにおける記録密度と転送速度の向上を図るためには(例えば、上記BD)、従来のDVDやCDといった光ディスクと比較して光ディスク上に形成するピットサイズを小径化すると共に光ディスクの回転速度を向上させることが必要となってくる。また、近年では、光ディスクに対する記録スピードの向上も至上命題となってきている。このような状況の下では光ピックアップ装置に搭載される対物レンズの開口数を向上させて光ディスク上に照射される光ビームの集光スポット径を縮小すると共に、当該スポット上における光ビームのエネルギー量を向上させることが不可欠となる。従って、対物レンズの開口数の向上に伴い、球面収差を動的に補正することも必須となる。
また、片面2層記録技術の開発等によりDVDの記録密度も向上し、これに対する記録スピードを向上させることを想定すると、今後、DVDに対しても開口数の大きい対物レンズを使用することが望ましく、コンパチブルレコーダに搭載される光ピックアップ装置においても、複数の記録フォーマットに対応して球面収差を補正しなければならない状況が招来することが予測されるのである。
そこで、本願は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その課題の一例としては、装置の小型化と製造コストの低減化を実現しつつ、光ディスクの複数の記録フォーマットに対応して光ビームの収差を補正することが可能な光ピックアップ装置及び情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本願の一つの観点では、光源から出射された光ビームを、光学式記録媒体における異なる複数種類の光学的構造夫々に応じて当該光学式記録媒体の記録面に集光させる集光手段と、前記記録面からの反射光を受光する受光手段と、を備える光ピックアップ装置において、各前記種類毎に夫々設けられた前記光ビームの光軸上に夫々配置され且つ当該各光軸に平行な方向に移動することにより前記種類毎に収差を夫々補正する光学手段と、各前記光学手段を一体的に保持する保持手段と、各前記光学手段が各前記光軸に平行な方向に移動するように前記保持手段を移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本願の他の観点では、前記光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装置を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御することにより、前記光学式記録媒体に対する情報の記録及び再生を制御する制御手段と、前記光ピックアップ装置における受光結果に対応した信号を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示す上面図である。 第1実施形態の変形例1に係る情報記録再生装置RP2の構成例を示す上面図である。 第2実施形態に係る情報記録再生装置RP3の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の変形例に係る情報記録再生装置RP4の構成例を示すブロック図である。 第3実施形態に係る情報記録再生装置RP5の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
RP、RP2、RP3、RP4、RP5・・・情報記録再生装置
SP・・・信号処理部
C・・・制御部
D・・・駆動回路
PU、PU2、PU3、PU4、PU5・・・光ピックアップ装置
AS・・・アクチュエータサーボ回路
SS・・・ステップモータサーボ回路
P・・・再生部
SM・・・スピンドルモータ
DK・・・光ディスク
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、CD、DVD、更には、BDの各記録フォーマットに対応した光ディスクに対するデータの記録及び再生を行う情報記録再生装置に本願を適用した場合の実施の形態である。
[1]第1実施形態
[1.1]第1実施形態の構成
以下、図1及び図2を参照しつつ、本実施形態に係る情報記録再生装置RPの全体構成及び動作概要について説明する。なお、図1は第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示すブロック図であり、図2は第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示す上面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報記録再生装置RPは、大別して信号処理部SPと、制御部Cと、駆動回路Dと、光ピックアップ装置PUと、アクチュエータサーボ回路ASと、ステップモータサーボ回路SSと、再生部Pと、により構成される。
信号処理部SPは、入力端子を有しており、この端子を介して外部から入力されたデータに信号処理を施して制御部Cに出力する。この信号処理部SPにおいて行う具体的な処理内容については任意であり、例えば、入力されたデータをMPEG(Moving Picture Experts Group)等の圧縮方式にて圧縮した後、当該データを制御部Cに出力するようにしても良い。
制御部Cは、主としてCPU(Central Processing Unit)により構成され、情報記録再生装置RPの各部を制御する。例えば、光ディスクDKに対してデータを記録する場合、制御部Cは信号処理部SPから入力されたデータに対応した記録用の駆動信号を駆動回路Dに出力する一方、光ディスクDKに記録されているデータの再生を行う場合には、再生用の駆動信号を駆動回路Dに出力する。
駆動回路Dは主として増幅回路により構成され、制御部Cから入力された駆動信号を増幅した後、光ピックアップ装置PUに供給する。この駆動回路Dにおける増幅率は制御部Cにより制御され、光ディスクDKにデータを記録する場合には、光ピックアップ装置PUから記録パワー(具体的には、相変化型の光ディスクDK(例えば、DVD-RW)及び色素変色型の情報記録媒体(例えば、DVD-R)において相変化若しくは色素変色を生じるエネルギー量)にて光ビームが出力されるように増幅率が制御される。一方、光ディスクDKに記録されているデータを再生する場合、光ピックアップ装置PUから再生パワー(すなわち、光ディスクDKにおいて色素変色等の変化が生じないエネルギー量)にて光ビームが出力されるように増幅率が制御される。
光ピックアップ装置PUは、駆動回路Dから供給される制御信号に基づいて複数の記録フォーマットに対応した光ディスクDK(すなわち、BD、DVD、CD)に対して光ビームを照射し、光ディスクDKに対するデータの記録及び読み出しを行うために用いられる。係る機能を実現するため、本実施形態において、光ピックアップ装置PUは、例えば、BD用の光ビーム(波長405nm)を出力するLD(Laser diode)11と、CD用及びDVD用の2波長(780nm及び660nm)に対応した光ビームを出力する光モジュール13と、PBS(Polarized Beam Splitter)14と、収差補正機構16と、立ち上げミラー17及び18と、λ/4板19及び20と、対物レンズ211及び212を備えたアクチュエータ部21と、エラー検出レンズ22と、OEIC(opto-electronic integrated circuit)23と、を有し、LD11から出力された光ビームをBD用の対物レンズ211に導光する一方、光モジュール13から出力された光ビームをCD、DVD互換用の対物レンズ212に導光する構成が採用されている。
LD11は、レーザダイオードにより構成されており、駆動回路Dから供給される駆動信号に基づき波長405nmの光ビームを出力する。なお、本実施形態においては、次述するようにPBS14により往路(すなわち、光源から出力された光ビームを光ディスクDKに導光する方向)及び復路(すなわち、光ディスクDKにおける反射光をOEIC23に導光する方向)の分離を行う必要性があるため、LD11から出力される光ビームとしては、所定方向に直線偏光(例えば、P偏光)された光ビームを用いることが必要となる。
光モジュール13は、例えば、レーザダイオード、フォトダイオード、PBSにより構成され、駆動回路Dから供給される駆動信号に基づき波長780nm及び660nmの光ビームを出力すると共に、コリメータレンズ162を透過した反射光を受光して、受光信号を制御部C、再生部P、アクチュエータサーボ回路AS及びステップモータサーボ回路SSに出力する。
PBS14は、所定方向に直線偏光(例えば、P偏光)された光ビームを透過する一方、当該光ビームとπ/2だけ異なる方向に直線偏光(例えば、S偏光)された光ビームを反射する。
収差補正機構16は、LD11及び光モジュール13側から入射される光ビーム及び光ディスクDKからの反射光に対して収差補正を行うために設けられた要素であり、PBS14を透過して入射される光ビームを平行光に変換するためのコリメータレンズ161と、光モジュール13から入射される光ビームを平行光に変換するためのコリメータレンズ162と、これらのコリメータレンズを一体的に固定するためのレンズホルダ163と、ステップモータ164と、を有している。この収差補正機構16を構成するレンズホルダ163は、コリメータレンズ161及び162の光軸が平行となるように、これらのコリメータレンズを固定している。そして、レンズホルダ163は、主軸165及び副軸166により光軸方向に対して平行移動可能な状態にて支持されており、ステップモータサーボ回路SSから供給される駆動信号に基づいてステップモータ164が回転駆動されるのに伴いレンズホルダ163が光軸方向に平行移動するように構成されている。係る機構に基づきコリメータレンズ161及びコリメータレンズ162が移動し、コリメータレンズ161及びコリメータレンズ162の射出光束が拡散、収束光となり対物レンズ211及び対物レンズ212に入射されることで球面収差補正機能が実現される。
λ/4板19及び20は、直線偏光、円偏光間の相互変換を行う。係るλ/4板19及び20の機能により、往路復路間において偏光方向がπ/2だけ変化し、PBS14による往路及び復路の分離が行われる。
アクチュエータ部21は、対物レンズ211及び212、両対物レンズが固定される対物レンズホルダ213、更には、この対物レンズホルダ213を一体的に可動させる可動機構214と、を有し、アクチュエータサーボ回路ASから供給される補正信号に基づいて対物レンズの位置を変更させ、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを実現する。また、本実施形態においては、図2に示すように、対物レンズ211及び212が光ディスクDKの半径方向に沿って配置されている。
エラー検出レンズ22は、PBS14により反射された光ディスクDKからの反射光をOEIC23に集光させる。OEIC23は、例えば、フォトダイオードにより構成され、エラー検出レンズ22から照射される光ビームを受光して、受光信号を制御部C、再生部P、アクチュエータサーボ回路AS及びステップモータサーボ回路SSに出力する。
次に、再生部Pは、例えば、加算回路及び増幅回路を有し、光モジュール13及びOEIC23から供給される受光信号に基づいて再生RF信号を生成する。そして、再生部Pは、当該再生RF信号に対して所定の信号処理を施した後、出力端子OUTに出力する。
アクチュエータサーボ回路ASは、演算回路により構成され、光ピックアップ装置PUの光モジュール13及びOEIC23から供給される受光信号に基づいて補正信号(具体的にはトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号)を生成してアクチュエータ部21に出力する。この結果、アクチュエータ部21においては、当該補正信号に基づいて対物レンズホルダ213の位置が変更されトラッキングサーボ及びフォーカスサーボがなされることとなる。
なお、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを実現するための具体的な方式については任意である。例えば、トラッキングサーボの方式としてはDPP方式(差動プッシュプル方式)やヘテロダイン方式、更には3ビーム方式を用いることが可能である。3ビーム方式を採用する場合、光モジュール13及びOEIC23に対して副ビーム(±1次光)を受光するための受光部を設けると共に、LD11とPBS14の間や光モジュール13内にグレーティングを設け、このグレーティングにより対物レンズ211及び212から照射される光ビームを3ビーム(0次光及び±1次光)とするようにすれば良い。また、フォーカスサーボの方式としては、例えば、非点収差法やスポットサイズ法を採用することが可能であり、非点収差法を採用する場合には検出レンズ22としてシリンドリカルレンズを用いれば良く、スポットサイズ法を採用する場合には検出レンズ22にホログラムレンズを用いて反射光を2分割するようにすれば良い。
ステップモータサーボ回路SSは、図示せぬ演算回路や記録メモリにより構成され、センサSEに設けられた各種センサ(例えば、コリメータ151の位置情報や初期位置を検出する位置センサ)からの検出信号、OEIC20や信号処理部SPから供給される球面収差補正を行うために必要な信号(例えば、エンベロープ信号や球面収差エラー信号、ジッター等)に基づいてステップモータ164を駆動する。係るステップモータサーボ回路SSの機能により、本実施形態に係る情報記録再生装置RPにおいては、光ピックアップ装置PUの光路上において発生する収差の補正が実現される。
なお、このステップモータサーボ回路SSが実際にステップモータ164を駆動する際に採用する方法については任意であり、例えば、センサSEからの検出信号値及びエンベロープ信号の信号値に対応する補正量を図示せぬメモリ上にテーブル化して保持させ、このテーブルに基づいてステップモータ164を駆動するようにしても良い。
[1.2]第1実施形態の動作
次いで、以上のような構成を有する本実施形態に係る情報記録再生装置RPの具体的な動作について説明することとするが、同情報記録再生装置RPにおける動作は、(1)BDを光ディスクDKとして用いた場合と、(2)CD及びDVDを光ディスクDKとして用いた場合、とで動作内容が異なるため以下においては、両パターンに場合分けして説明を行うこととする。
(1)BDを光ディスクDKとして用いた場合
情報記録再生装置RPに対して光ディスクDKとしてBDが挿入された場合、図示せぬディスク判別回路により再生対象となる光ディスクがBDであることが検出される。この状態において、ユーザが図示せぬ操作部に対して当該光ディスクDKに対して情報を記録し、或いは、再生する旨の入力操作を行う。すると、制御部Cは、当該入力操作に応じて駆動回路Dに対する駆動信号の供給を開始する。この際、当該操作が情報の記録を指示するものであった場合、制御部Cは、信号処理部SPから供給される信号に対応した駆動信号を駆動回路Dに供給すると共に駆動回路Dにおける増幅率を記録パワーに対応した値に設定する。また、当該操作が情報の再生を指示するものであった場合、制御部Cは、再生用の駆動信号を駆動回路Dに供給すると共に駆動回路Dにおける増幅率を再生パワーに対応した値に設定する。
このようにして制御部Cから駆動信号が供給されると駆動回路Dは、LD11に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、LD11から405nmの波長を有する光ビーム(例えば、P偏光)が出力され、当該光ビームは、PBS14を透過して収差補正機構16のコリメータレンズ161に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ161により平行光に変換された後、立ち上げミラー17により紙面上方に反射される。次いで、この光ビームは、λ/4板19を透過することにより円偏光に変化し、対物レンズ211に入射されて、光ディスクDKの記録面上に照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として対物レンズ211を透過した後、再度、λ/4板19を透過することにより、往路とπ/2だけ偏光方向が変化し、例えば、往路においてP偏光されていた光ビームが復路においてS偏光された状態となる。この結果、λ/4板19を透過した反射光は、立ち上げミラー17により紙面左方に反射され、コリメータレンズ161を透過し、PBS14にて反射されエラー検出レンズ22によりOEIC23へと集光される。
このようにして集光された反射光を受光すると、OEIC23は、当該反射光に対応した受光信号を再生部Pや制御部C、更には、アクチュエータサーボ回路AS、ステップモータサーボ回路SSに出力する。この結果、例えば、再生時には再生部Pから光ディスクに記録された情報に対応する信号が出力される。また、例えば、制御部Cにより駆動回路Dの増幅率が制御されLD11から出力される光ビームの光量が制御されると共に、アクチュエータサーボ回路ASによってアクチュエータ部21が駆動されてトラッキング及びフォーカスの各サーボが実現され、更には、ステップモータサーボ回路SSによりステップモータ164が駆動されて収差補正が実現されることとなる。
(2)CD及びDVDを光ディスクDKとして用いた場合
一方、再生対象となる光ディスクDKがCD若しくはDVDである場合、駆動回路Dは、制御部Cから供給される駆動信号に基づいて光モジュール13に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、光モジュール13から660nm或いは780nmの波長を有する光ビーム(例えば、S偏光)が出力され、当該光ビームは、収差補正機構16のコリメータレンズ162に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ162により平行光に変換された後、立ち上げミラー18により紙面上方に反射される。次いで、この光ビームは、λ/4板20を透過することにより円偏光に変化し、対物レンズ212に入射されて、光ディスクDKの記録面上に照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として対物レンズ212を透過した後、再度、λ/4板20を透過することにより、往路とπ/2だけ偏光方向が変化し、立ち上げミラー18において紙面右方に反射され、コリメータレンズ162により光モジュール13へと集光される。この結果、当該反射光が光モジュール13により受光されて、トラッキングサーボ等が実現されることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報記録再生装置RPにおいては、BDに対応する光軸上にはコリメータレンズ161を配置し、このコリメータレンズ161が光軸に平行な方向に移動することによりBDに応じて球面収差を補正し、CD及びDVDに対応する光軸上にはコリメータレンズ162を配置し、このコリメータレンズ162が光軸に平行な方向に移動することによりCD及びDVDに応じて球面収差を補正し、レンズホルダ163がこれらのコリメータレンズを一体的に保持し、コリメータレンズ161及び162が光軸に平行な方向に移動するようにステップモータ164がレンズホルダ163を移動させる構成となっている。この構成により、BDとCD及びDVDに対応した収差補正を1つのステップモータにより実現することが出来るため、装置の小型化と製造コストの低減化を実現しつつ、光ディスクの複数の記録フォーマットに対応して光ビームの収差を補正することが可能となる。
また、BDに照射される光ビームの周辺強度及び利用効率はコリメータレンズ161の焦点距離により決定され、CD及びDVDに照射される光ビームの周辺強度及び利用効率はコリメータレンズ162の焦点距離により決定されるため、光ビームの周辺強度及び利用効率に関し、複数の記録フォーマットに対して最適な条件を個別に設定することが可能となる。
例えば、BDのような記録密度の高い光ディスクDKに対して高速に情報の記録再生を行うためには、光ディスクDKに照射される光ビームの強度を高めると共に、この光ビームの強度分布を可能な限り均一に保つことが望ましい。ところが、LDから出射される光ビームの強度は光軸を中心とするガウス分布となっているため、光ビームの強度を高めるためにガウス分布しているエネルギー曲線の裾の部分まで光ビームを取り込むと、周辺部分の光強度が低くなる。そこで、LD11の出力を上げると共にコリメータレンズ161の焦点距離を長く設定することにより、光ディスクDKに照射される光ビームを絞り込んで光ビームの周辺強度を高めることが可能となる。一方、CD及びDVDに対しては光ビームの周辺強度よりも利用効率を高めることが望ましい。そこで、コリメータレンズ162の焦点距離をコリメータレンズ161の焦点距離よりも短くすることにより光ビームを多く取り込むことが可能となる。
また、本実施形態に係る情報記録再生装置RPにおいては、コリメータレンズ161及び162の光軸が平行となるようにコリメータレンズ161及び162をレンズホルダ163が保持しているため、ステップモータ164としては、レンズホルダ163を紙面左右方向にのみ移動させることによりコリメータレンズ161及び162において球面収差を補正することが可能となるので、簡易な駆動方式を採用することが可能となる。
また、本実施形態においては、対物レンズ212及び213が光ディスクDKの半径方向に沿って配列されているため、トラッキングサーボを実現するにあたり、簡易な制御方式を採用することが可能となる。例えば、トラッキングサーボに3ビーム方式を採用した場合、対物レンズが光ディスクDKの半径方向から離れると、光ディスクDKの内外周におけるトラックの進行方向の差異に起因して対物レンズにより照射された光ビームの±1次光の軸ずれが発生するため、これを制御する機構が必要となるのであるが、本実施形態においては、対物レンズ212及び213いずれにおいても半径方向に沿って配置されているため、このような軸ずれが発生せず、簡易な制御方式を採用することが可能となる。
なお、上記第1実施形態においては、BD、DVD及びCDのコンパチブルレコーダを実現する場合を例に説明を行ったが、例えば、HDDVD(登録商標)、DVD及びCDのコンパチブルプレーヤ等、記録フォーマットの異なる各種光ディスクDKに対する情報の記録及び再生を行う情報記録再生装置RPについても、上記実施形態と同様の構成により実現することが可能である。
また、上記第1実施形態においては、BD、DVD及びCDの3つの記録オーマットに対応した光ディスクDKに対する情報の記録再生を行うコンパチブルレコーダを例に説明を行ったが、例えば、2つの記録フォーマットに対応した光ディスクDK(BDとCD、或いは、BDとDVD、更には、DVDとCD)に対して情報の記録再生を行うコンパチブルレコーダについても同様の構成により実現可能である。
また更に、上記第1実施形態に係る情報記録再生装置RPにおいては、制御部C及び駆動回路Dを光ピックアップ装置PUと別体のCPU等の装置により構成した例について説明したが、これらは光ピックアップ装置PUと一体的に構成するようにしても良い。
[1.3]第1実施形態の変形例1
次に、本願に係る第1実施形態の変形例1について図3を用いて説明する。なお、図3は、この変形例に係る情報記録再生装置RP2の構成例を示す上面図であり、同図において上記図2と同様の要素については同様の符号を付してある。
上述した第1実施形態においては、対物レンズ212及び213を光ディスクDKの半径方向に沿って配列していたが、これに限られるものではなく、図3に示すように対物レンズ212及び213を光ディスクDKにおける接線方向いずれかに平行となるように配置しても良い。
なお、他の構成及び動作は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
このように、本構成例によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することが可能となると共に、対物レンズ212及び213のいずれも光ディスクDKの最内周へ移動させることが容易となる。
[1.4]第1実施形態の変形例2
次に、本願に係る第1実施形態の変形例2について説明する。
上述した第1実施形態に係る収差補正機構16においては、レンズホルダ163をステップモータ164の回転によるネジ送りにて移動させていたが、これに限られるものではなく、レンズホルダを物理的に移動させることが可能な他の方式を採用することも可能である。
例えば、レンズホルダ163を板バネあるいはサスペンションワイヤー等によって光ピックアップ装置PUの筐体部に固定し、ムービングコイル型モータで発生させた電磁力によりレンズホルダ163を移動させ、コリメータレンズ161及び162が光軸方向に対して平行に移動することにより収差を補正するように構成することも可能なのである。
[2]第2実施形態
[2.1]第2実施形態の構成及び動作
次に、本願の第2実施形態に係る情報記録再生装置RP3について図4を参照しつつ説明する。なお、図4は、第2実施形態に係る情報記録再生装置RP3の構成例を示すブロック図であり、同図において上記図1と同様の要素については同様の符号を付してある。
上述した第1実施形態においては、コリメータレンズ161及び162に入射される光ビームの進行方向が反対方向となる構成としていたが、以下に説明する第2実施形態においては、コリメータレンズ161及び162に入射される光ビームの進行方向が一致する構成としている。また、第1実施形態においては、CD及びDVDに対しては光モジュール13により光ビームを出射すると共に反射光を受光する構成としていたが、本実施形態においては、CD及びDVDに対してLD12により光ビームを出射すると共にBD、CD及びDVDに対してOEIC23により反射光を受光する構成としている。
LD12は、2つのレーザダイオードにより構成されており、波長780nm及び660nmの光ビームを出力する。なお、往路復路の分離を行うため、LD12から出力される光ビームとしても、所定方向に直線偏光された光ビームを用いることが必要となる。
PBS15は、PBS14と同様に、所定方向に直線偏光された光ビームを透過する一方、当該光ビームとπ/2だけ異なる方向に直線偏光された光ビームを反射する。
λ/2板28は、直線偏光された光ビームの偏光方向を、S偏光からP偏光に、あるいはP偏光からS偏光に変換する。係るλ/2板28の機能により、LD12から出射された光ビームは復路においてPBS14を透過し、OEIC23により受光されることとなる。
本実施形態に係る収差補正機構16のレンズホルダ163は、コリメータレンズ161及び162に入射される光ビームの進行方向が一致するようにコリメータレンズ161及び162を固定している。
以上のような構成を有する本実施形態に係る情報記録再生装置RP3の具体的な動作について説明する。
(1)BDを光ディスクDKとして用いた場合
まず、再生対象となる光ディスクDKがBDである場合、駆動回路Dは、制御部Cから供給される駆動信号に基づいてLD11に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、LD11から405nmの波長を有する光ビーム(例えば、P偏光)が出力され、当該光ビームは、PBS14を透過して収差補正機構16のコリメータレンズ161に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ161により平行光に変換された後、λ/4板19を透過することにより円偏光に変化し、対物レンズ211に入射されて、光ディスクDKの記録面上に照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として対物レンズ211を透過した後、再度、λ/4板19を透過することにより、例えば、往路においてP偏光されていた光ビームが復路においてS偏光された状態となる。この結果、λ/4板19を透過した反射光は、コリメータレンズ161を透過し、PBS14にて反射されエラー検出レンズ22によりOEIC23へと集光され、OEIC23により受光される。
(2)CD及びDVDを光ディスクDKとして用いた場合
一方、再生対象となる光ディスクDKがCD若しくはDVDである場合、駆動回路Dは、制御部Cから供給される駆動信号に基づいてLD12に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、LD12から660nm或いは780nmの波長を有する光ビーム(例えば、P偏光)が出力され、当該光ビームは、PBS15を透過して収差補正機構16のコリメータレンズ162に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ162により平行光に変換された後、λ/4板20を透過することにより円偏光に変化し、対物レンズ212に入射されて、光ディスクDKの記録面上に照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として対物レンズ212を透過した後、再度、λ/4板20を透過することにより、例えば、往路においてP偏光されていた光ビームが復路においてS偏光された状態となる。この結果、λ/4板20を透過した反射光は、コリメータレンズ162を透過し、PBS15にて紙面右方に反射される。そして、λ/2板28を透過することにより、例えば、S偏光された反射光がP偏光された状態となる。この結果、λ/2板28を透過した反射光は、PBS14を透過し、エラー検出レンズ22によりOEIC23へと集光され、OEIC23により受光される。
以上説明したように、本実施形態に係る情報記録再生装置RP3においては、第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの動作による効果に加え、コリメータレンズ161及び162に入射される光ビームの進行方向が一致するように構成しているので、光ディスクDKがBDである場合の反射光とCD及びDVDである場合の反射光との光路を同一とすることが容易となる。これにより、複数の記録フォーマットに対してエラー検出レンズ及びOEICを夫々1つにより構成することが可能となり、更なる装置の小型化と製造コストの低減化を実現することが可能となる。
なお、上記第2実施形態においては、BDとCD及びDVDの夫々に対応した2つの光源(LD11及び12)により光ビームを出射していたが、1つ光源により、BD、CD及びDVDに対応した3波長の光ビームを出射するように構成することも可能である。この場合、例えば、光源からPBS15までの光路上にダイクロイックミラーを配置し、450nm以上の光ビームを透過させてPBS15に導く一方、当該波長以下の光ビームを紙面右方に反射させ、この反射された光ビームをミラーにより紙面上方に反射させてPBS14に導くように構成すれば良い。
[2.2]第2実施形態の変形例
次に、本願に係る第2実施形態の変形例について図5を用いて説明する。図5は、この変形例に係る情報記録再生装置RP4の構成例を示すブロック図であり、同図において上記図4と同様の要素については同様の符号を付してある。
上記第2実施形態においては、コリメータレンズ161及び162を移動させることにより収差補正を行う方法を採用していたが、これに限られるものではなくビームエキスパンダによる収差補正を行う方法を採用することも可能である。
この変形例に係る収差補正機構16には、光ピックアップ装置PU4の筐体部に対して不動状態にて固着されたレンズホルダ1632及び1633が設けられると共に、主軸165及び副軸166により光軸方向と平行に移動可能に支持され、且つ、ステップモータ164の回転駆動に応じて可動されるレンズホルダ1631が設けられている。また、このレンズホルダ1632及び1633には、凹レンズである第1レンズ1611及び1621が夫々固定されている一方、レンズホルダ1631には、第1レンズ1611及び1621と所定距離だけ離れて、凸レンズである第2レンズ1612及び1622が固定されている。
この情報記録再生装置RP4においては、LD11から出射される光ビームがコリメータレンズ24により平行光に変換された後に、レンズ1611に入射される構成が採用されているが、第1レンズ1611に入射された平行光としての光ビームは第1レンズ1611及び第2レンズ1612の作用により断面積が伸張されて出射されることとなる(換言するならば、これら第1レンズ1611及び第2レンズ1612は、所謂、ビームエキスパンダとして機能するのである)。そして、係る構成下において、この第2レンズ1612の固定されたレンズホルダ1631を光軸方向に平行移動させて、両レンズ1611及び1612間の距離を可変させれば、平行光である射出光を発散光から収束光まで連続して変化させることが可能となり、この結果、両レンズ1611及び1612による収差補正機能が実現されることとなる。また、LD12から出射される光ビームに関してもLD11の場合と同様に収差補正が行われる。
なお、この図5に示す構成例においては、エラー検出レンズ220に入射される光ビームが収束光ではなく、平行光となるため、エラー検出レンズ220には、上記第1実施形態と異なり、コリメータレンズを設ける必要がある点に留意する必要性がる。また、他の構成については、上記第1実施形態と同様であるため詳細は省略する。
このように、本構成例によれば、収差補正機構16にビームエキスパンダを採用した場合であっても、上記第2実施形態と同様の効果を奏することが可能となる。
また、収差補正機構16により光ビームの断面積が伸長されるため、第1レンズ1611及び1621に入射される光ビームを小径化することにより、光源からビームエキスパンダまでにおける光路上の部品を小型化することが可能となる。
更にまた、光ビームの周辺強度及び利用効率はコリメータレンズ24または25の焦点距離により決定され、球面収差の補正感度(ここで補正感度とは、第2レンズ1612または1622の一定移動量に対して収差を補正する量をいう。)は収差補正機構16の第1レンズ1611の倍率と対物レンズ211の開口数、または第1レンズ1621の倍率と対物レンズ212の開口数により決定されるため、周辺強度及び利用効率とは独立して球面収差の補正感度を自由に調整することが可能となり、製品設計における柔軟性が向上する。
なお、以上説明した本構成例においては、ビームエキスパンダを用いて球面収差を補正する場合について説明したが、これとは逆に、第1レンズによりビームの断面積を縮小させた後に第2レンズにより平行光とする構成としても、本構成例と同様に、球面収差の補正を行うことが可能である。
[3]第3実施形態
[3.1]第3実施形態の構成及び動作
次に、本願の第3実施形態に係る情報記録再生装置RP5について図6を参照しつつ説明する。なお、図6は、第3実施形態に係る情報記録再生装置RP5の構成例を示すブロック図であり、同図において上記図4と同様の要素については同様の符号を付してある。
上述した第2実施形態においては、光ディスクDKがBDである場合には対物レンズ211により光ビームを集光し、光ディスクDKがCD若しくはDVDである場合には対物レンズ212により光ビームを集光する構成としていたが、以下に説明する第3実施形態においては、導光部26により2本の光路を同一光路として光ビームを互換対物レンズ2110に導き、1つの互換対物レンズを用いて光ビームを集光する構成としている。
係る機能を実現するため、導光部26はミラー261と、ダイクロイックミラー262と、を有している。
これらの要素中、ダイクロイックミラー262は、収差補正機構16のコリメータレンズ162からλ/4板までの光路上に設けられ、例えば、所定波長(例えば、450nm)以上の光ビームを透過させる一方、当該波長以下の光ビームを反射させる。
互換対物レンズ2110は、BDとCD及びDVDに対応した対物レンズであり、LD11から出射された光ビームがレンズの外周部まで通過することにより開口数0.85の対物レンズとして機能し、LD12から出射された光ビームに対してはレンズの内周部を通過することにより開口数0.6の対物レンズとして機能する。
以上のような構成を有する本実施形態に係る情報記録再生装置RP5の具体的な動作について説明する。
(1)BDを光ディスクDKとして用いた場合
まず、再生対象となる光ディスクDKがBDである場合、駆動回路Dは、制御部Cから供給される駆動信号に基づいてLD11に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、LD11から405nmの波長を有する光ビーム(例えば、P偏光)が出力され、当該光ビームは、このPBS14を透過し、収差補正機構16のコリメータレンズ161に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ161により平行光に変換された後、ミラー261により紙面左方に反射された後、ダイクロイックミラー262により紙面上方に反射される。次いで、この光ビームは、λ/4板19にて円偏光に偏光されて、互換対物レンズ2110を介して光ディスクDKに照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として互換対物レンズ2110を透過した後、λ/4板16を透過して往路とπ/2だけ偏光方向が変化した状態(例えば、S偏光)に移行する。次いで、この光ビームは、ダイクロイックミラー262により紙面右方に反射された後、ミラー261により紙面下方に反射され、コリメータレンズ161を透過してPBS14に入射される。その後、当該反射光は、PBS14において反射され、位置合わせ用のグレーティング27を透過した後、エラー検出レンズ22によりOEIC23に集光されることとなる。
(2)CD及びDVDを光ディスクDKとして用いた場合
一方、再生対象となる光ディスクDKがCD若しくはDVDである場合、駆動回路Dは、制御部Cから供給される駆動信号に基づいてLD12に対して所定の駆動信号を出力する。この結果、LD12から660nm或いは780nmの波長を有する光ビーム(例えば、P偏光)が出力され、当該光ビームは、PBS15を透過し、収差補正機構16のコリメータレンズ162に入射される。そして、この光ビームは、コリメータレンズ162により平行光に変換された後、ダイクロイックミラー262を透過する。次いで、この光ビームは、λ/4板19にて円偏光に偏光されて、互換対物レンズ2110を介して光ディスクDKに照射される。
このようにして、光ディスクDKの記録面上に照射された光ビームは、当該記録面において反射され、反射光として互換対物レンズ2110を透過した後、λ/4板16を透過して往路とπ/2だけ偏光方向が変化した状態(例えば、S偏光)に移行する。次いで、この光ビームは、ダイクロイックミラー262、コリメータレンズ162を透過し、PBS15にて紙面右方に反射される。そして、λ/2板28を透過することにより、例えば、S偏光された反射光がP偏光された状態となる。この結果、λ/2板28を透過した反射光は、PBS14及び位置合わせ用のグレーティング27を透過した後、エラー検出レンズ22によりOEIC23に集光されることとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る情報記録再生装置RP5においては、第2実施形態に係る情報記録再生装置RP3の動作による効果に加え、導光部26により収差補正機構16のコリメータレンズ161及び162を通過した光ビームの光軸を同一として互換対物レンズ2110に導くと共に、反射光をコリメータレンズ161及び162に導くため、1つの互換対物レンズ2110を用いた場合でも光ディスクの複数の記録フォーマットに対応して光ビームの収差を補正することが可能となり、更なる装置の小型化と製造コストの低減化を実現することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
また、2005年3月30日に出願された明細書、特許請求の範囲、図面、要約を含む日本の特許出願(No. 2005-096609)の全ての開示は、その全てを参照することよって、ここに組み込まれる。
【0003】
対物レンズを使用することが望ましく、コンパチブルレコーダに搭載される光ピックアップ装置においても、複数の記録フォーマットに対応して球面収差を補正しなければならない状況が招来することが予測されるのである。
[0008]
そこで、本願は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その課題の一例としては、装置の小型化と製造コストの低減化を実現しつつ、光ディスクの複数の記録フォーマットに対応して光ビームの収差を補正することが可能な光ピックアップ装置及び情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
[0009]
上述した課題を解決するために、本願の一つの観点では、光源から出射された光ビームを、光学式記録媒体における異なる複数種類の光学的構造夫々に応じて当該光学式記録媒体の記録面に集光させる集光手段と、前記記録面からの反射光を受光する受光手段と、を備える光ピックアップ装置において、各前記種類毎に夫々設けられた前記光ビームの光軸上に夫々配置され且つ当該各光軸に平行な方向に移動することにより前記種類毎に収差を夫々補正する光学手段と、各前記光学手段を一体的に保持する保持手段と、各前記光学手段が各前記光軸に平行な方向に移動するように前記保持手段を移動させる移動手段と、を備え、各前記種類夫々における光学的構造が相対的に記録密度が高い構造であるほど、当該各種類に夫々に対応する各前記光学手段の焦点距離は相対的に長いことを特徴とする。
[0010]
上記の課題を解決するために、本願の他の観点では、前記光ピックアップ装置と、前記光ピックアップ装置を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御することにより、前記光学式記録媒体に対する情報の記録及び再生を制御する制御手段と、前記光ピックアップ装置における受光結果に対応した信号を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
[0011]
[図1]第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示すブロック図である。
[図2]第1実施形態に係る情報記録再生装置RPの構成例を示す上面図である。
[図3]第1実施形態の変形例1に係る情報記録再生装置RP2の構成例を示す上面図である。
[図4]第2実施形態に係る情報記録再生装置RP3の構成例を示すブロック図である。
[図5]第2実施形態の変形例に係る情報記録再生装置RP4の構成例を示すブロック

Claims (10)

  1. 光源から出射された光ビームを、光学式記録媒体における異なる複数種類の光学的構造夫々に応じて当該光学式記録媒体の記録面に集光させる集光手段と、前記記録面からの反射光を受光する受光手段と、を備える光ピックアップ装置において、
    各前記種類毎に夫々設けられた前記光ビームの光軸上に夫々配置され且つ当該各光軸に平行な方向に移動することにより前記種類毎に収差を夫々補正する光学手段と、
    各前記光学手段を一体的に保持する保持手段と、
    各前記光学手段が各前記光軸に平行な方向に移動するように前記保持手段を移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    各前記光学手段の少なくともいずれか一つは、入射される前記光ビームを平行光に変換するコリメータレンズであることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    各前記光学手段の少なくともいずれか一つは、
    入射される前記光ビームの断面積を増加または減少させる第1光学手段と、
    前記第1光学手段により断面積が増加または減少された前記光ビームを平行光に変換する第2光学手段と、
    を有し、
    前記保持手段は、前記第1光学手段または前記第2光学手段のいずれか一方を保持し、
    前記移動手段は、前記一方の光学手段が前記光軸に平行な方向に移動するように前記保持手段を移動させ、
    前記一方の光学手段が前記光軸に平行な方向に移動することにより前記種類に応じて前記収差を補正することを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記光源は、前記種類毎に夫々対応した波長の前記光ビームを夫々出力することを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記保持手段は、各前記光学手段自体の光軸が平行となるように当該各光学手段を保持することを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 請求項5に記載の光ピックアップ装置において、
    前記保持手段は、各前記光学手段を通過する前記光ビームの進行方向が一致するように当該各光学手段を保持することを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記光学式記録媒体の形状はディスク形状であって、
    前記集光手段は、各前記種類に夫々対応する対物レンズを有し、
    各前記対物レンズは、前記光学式記録媒体の半径方向に沿って配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記光学式記録媒体の形状はディスク形状であって、
    前記集光手段は、各前記種類に夫々対応する対物レンズを有し、
    各前記対物レンズは、前記光学式記録媒体における接線方向のいずれかに平行となるように配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
    前記夫々の光学手段を通過した各前記光ビームの光軸を同一として当該光ビームを前記集光手段に導くと共に、前記反射光を各前記種類に夫々対応する当該光学手段に導く導光手段を更に備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光ピックアップ装置と、
    前記光ピックアップ装置を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御することにより、前記光学式記録媒体に対する情報の記録及び再生を制御する制御手段と、
    前記光ピックアップ装置における受光結果に対応した信号を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録再生装置。
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