JP2006120306A - 光ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

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みどり 金谷
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克利 佐藤
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紀彰 西
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Abstract

【課題】
DVD、CD、BDのいずれの記録再生時にもトラッキングサーボが正常に掛かるようにすること。
【解決手段】
光ピックアップの筐体38に、CD及び/又はDVD対物レンズ24をその移動方向(図中水平方向)が光ディスク100の半径方向でスピンドルの中心を通る線上に一致するように配置する。BD用対物レンズ23を、前記CD及び/又はDVD対物レンズ24の移動方向線上からオフセットした位置に配置する。さらに、BDを記録または再生する時は、1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPPのいずれか一つの方式のトラッキングサーボを採用して、いずれの種類のディスクを記録再生する場合でもトラッキングサーボが掛かりにくくなる問題が生じることを回避して、トラッキングサーボを正常に掛けることができるとともに、両対物レンズとも、光ディスク100の最内周の記録又は再生領域にアクセスすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CD(Compact Disk)とDVD(Digital Versatile Disk)及び次世代光ディスク(Blu−ray Disk(登録商標)等,以降BDと略する。)の3種類のディスクを記録又は再生可能な光ピックアップ及び光ディスク装置に係り、特に、CD及びDVD兼用対物レンズとBD専用対物レンズの配置に関する。
近年、映像情報や音楽情報を記録再生するCDやDVDが普及しているが、さらなる記録密度の向上及び大容量化の要求に応えるため、青色波長域の波長407nmのレーザ光を用いるBlu−ray Diskなどの次世代光ディスクが登場してきた。
これに伴い、CD、DVD及びBDの3種類のディスクを記録再生する光ディスク装置が開発されて製品化されている。このような光ディスク装置では、CD、DVDを兼用の光ピックアップとBD専用の2個の光ピックアップを搭載するか、CD、DVD、BDを記録及び/又は再生できる1個の光ピックアップを搭載すれば良いが、スペース性などからCD、DVD、BDを1個で記録再生できる光ピックアップを搭載することが極めて自然である(例えば、特許文献1参照)。
このCD、DVD、BDを1個の光ピックアップで記録再生する場合、ピックアップの小型化及び軽量化を図ると共に、記録の高倍速化にも対応しなくてはならない。それに伴い、光ディスクにレーザ光を受光すると共に光ディスクからの反射光を受光する対物レンズは、CDとDVD兼用のものと、BD専用のものを配置する必要性がでてくる。
特開平2003−323735号公報 (第9頁、第1図)
通常、光ディスクに近接配置される対物レンズは、ピックアップの半径方向の移動に伴って、光ディスクの半径方向上に移動して、回転する光ディスクの任意のアドレスにアクセスしてデータの記録再生を行う。そのため、上記のようにCDとDVD兼用の対物レンズ1とBD専用の対物レンズ2をひとつの光ピックアップに搭載する場合に、2個の対物レンズ1、2をその移動方向が図4(A)のように光ディスク3の半径方向に一致するように並べて配置すると、光ピックアップが光ディスク3の最内周に移動した時、外側に配置された対物レンズ2は光ディスク3の最内周に位置する記録データや記録領域にアクセスできないという不具合が生じる。
そこで、両方の対物レンズ1、2が光ディスク3の最内周に位置する記録データや記録領域にアクセスできるように、図4(B)に示すように、1個の対物レンズ1は従来通り光ディスク3の半径方向上に、もうひとつの対物レンズ2は光ディスク3の半径方向に直交する方向に並べて配置すれば、対物レンズ1、2は両方とも光ディスク3の最内側に位置する記録データや記録領域にアクセスできる位置に配置されることになる。しかし、対物レンズ2は光ディスクの半径方向上から若干ずれて配置されているため、例えば、DPP方式や3ビーム方式によってトラッキングサーボを行って、ピックアップを所望のトラック位置に配置しても、対物レンズ2は最適な位置からずれているため、サイドビームからの反射光を受光して得られる信号の振幅のずれ量が光ディスク3の内周と外周とで大きくなり、結局、DPP方式や3ビーム方式によるトラッキングサーボの精度が悪化する、あるいは、トラッキングサーボが掛からないという問題が生じる。
また上述したように、光ディスクドライブにおいては、CDとDVDの2種類の光ディスクに対して記録や再生を行い得るようになされたものや、CDやDVDと共にBDも使用できるようになされた3波長対応の光ディスクドライブも実用化されている。
ところが、上述したようにブルーレイディスク用のレーザー光は波長が405[nm]であり、CD用やDVD用のレーザー光とはその波長が大きく異なるため、これら3波長共用の対物レンズを設計することは困難である。このため3波長対応の光ディスクドライブでは、ブルーレイディスク用とCD/DVD用の2つの対物レンズを光ピックアップに設けるのが現実的である。
ここで、ブルーレイディスク用の光路とCD/DVD用の光路とを完全に分離した構造にすれば装置設計は容易になるものの、光ピックアップのサイズが大きくなってしまうという問題がある。このため3波長対応の光ピックアップにおいて、ブルーレイディスク用及びCD/DVD用の2つの対物レンズを一つの2軸アクチュエータに搭載し、ブルーレイディスク用及びCD/DVD用それぞれの光路から供給されるレーザー光を、対応する対物レンズに導入することが考えられる。
この場合でも、レーザー光を対物レンズに導入するための立ち上げミラーはブルーレイディスク用及びCD/DVD用の2つが必要となる。ところが実際上、2軸アクチュエータはレンズ支持機構や駆動用コイル等からなる複雑な構造を有しているため、当該2軸アクチュエータに対するレーザー光の導入範囲は限られる。特に、ノートパソコンに搭載される薄型構造の光ディスクドライブ(いわゆるスリムドライブ)では装置全体の厚さが制限されることからレーザー光の導入範囲もさらに限定され、これにより光ピックアップ自体の薄型化が困難であるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、DVD、CD、BDのいずれの記録又は再生時にもトラッキングサーボが正常に掛かり、且つ、各光ディスクの最内周の記録再生領域にアクセスすることができ、これにより、いずれのディスクに対しても信号を円滑に記録再生することができる薄型構造の光ピックアップ及びこの光ピックアップを用いた光ディスク装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、第1のレーザ光源から出射された第1のレーザ光を第1のディスクに集光し、当該第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の光学系と、第1のレーザ光よりも波長の長い第2のレーザ光を出射する第2のレーザ光源から当該第2のレーザ光を第2のディスクに集光し、当該第2のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第2の光学系と備え、第2のディスクにレーザ光を集光すると共に当該第2のディスクからの反射光を受光する第2の対物レンズを第2のディスクの中心を通る半径方向に移動するように配置し、第1のディスクにレーザ光を集光すると共に当該第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の対物レンズを第2のディスクの中心を通る半径方向からオフセットした位置に第2の対物レンズに近接して配置するようにした。
そして、第2のディスクに対して記録又は再生する際にはDPP方式又は3ビーム方式によるトラッキングサーボを行い、第1のディスクに対して記録又は再生する際には1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPP法のいずれか一つの方式によるトラッキングサーボを行うようにした。
また、第1のレーザ光を第1のレーザ光源から第1の対物レンズに導く第1の光路の一部と、第2のレーザ光を第2のレーザ光源から第2の対物レンズに導く第2の光路の光路の一部を光路合成手段で合成するとともに、当該光路合成手段によって合成された合成光路を、光路分離手段によって第1及び第2の対物レンズの前段で分離するようにした。
CD又はDVD兼用対物レンズを、その移動方向が、スピンドルモータの回転中心、あるいは光ディスク(CD又はDVD)の中心を通る半径方向上に一致するように配置し、BD用の対物レンズを、CD又はDVD兼用対物レンズの移動方向線上からずれた位置に配置することにより、CD又はDVD兼用対物レンズとBD専用対物レンズの光ディスクの回転中心からの距離をほぼ同一として、両対物レンズとも光ディスクの最内周の記録再生領域にアクセスすることを可能としている。また、CD又はDVD兼用対物レンズはその移動方向が光ディスク(CD又はDVD)の半径方向上に一致するように配置しているため、サイドビームからの反射光を受光して得られる信号の振幅のずれ量が光ディスクの内周と外周とで大きくなり、DPP方式や3ビーム方式によるトラッキングサーボの精度が悪化する、あるいは、トラッキングサーボが掛からないという問題を防ぐことができる。
また、BD専用対物レンズからの戻り光から得られる信号に対しては、1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPP法のいずれか一つの方式のトラッキングサーボを掛けることにより、トラッキングサーボの精度が悪化する、あるいは、トラッキングサーボが掛からないという問題が生じることを回避することができる。これにより、DVD、CD、BDのいずれの記録再生時にもトラッキングサーボが正常に掛かり、且つ、各光ディスクの最内周の記録再生領域にアクセスすることができ、これにより、いずれのディスクに対しても信号を円滑に記録再生することができる。
また、第1のレーザ光を第1のレーザ光源から第1の対物レンズに導く第1の光路の一部と、第2のレーザ光を第2のレーザ光源から第2の対物レンズに導く第2の光路の光路の一部を光路合成手段で合成するとともに、当該光路合成手段によって合成された合成光路を、光路分離手段によって第1及び第2の対物レンズの前段で分離するようにしたことにより、レーザ光の導入範囲が限られる薄型構造の2軸アクチュエータを用いて、薄型かつ3波長対応型の光ピックアップを構成することができる。
本発明によれば、CD又はDVD兼用対物レンズをその移動方向が光ディスク(CD又はDVD)の半径方向上に一致するように配置し、BD用対物レンズを、前記CD又はDVD兼用対物レンズの移動方向線上からずれた位置に配置することにより、いずれの種類のディスクを記録再生する場合でも、光ディスクの内外周でトラッキングエラー信号の振幅にずれが生じてしまう問題の影響を少なくすることができ、トラッキングサーボを正常に掛けることができ、且つ、各光ディスクの最内周の記録再生領域にアクセスすることができる。これにより、いずれのディスクに対しても信号を円滑に記録再生し得る光ピックアップ及び光ディスク装置を実現できる。
また、第1のレーザ光を第1のレーザ光源から第1の対物レンズに導く第1の光路の一部と、第2のレーザ光を第2のレーザ光源から第2の対物レンズに導く第2の光路の光路の一部を光路合成手段で合成するとともに、当該光路合成手段によって合成された合成光路を、光路分離手段によって第1及び第2の対物レンズの前段で分離するようにしたことにより、薄型かつ3波長対応の光ピックアップ及び光ディスク装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1−1)光ディスク装置の全体構成
図7は、全体として本発明を適用した光ディスク装置1を示し、箱形の筐体2に対し、ディスクトレイ部3が収納及び排出自在に取り付けられている。ディスクトレイ3には、光ディスク100を装着するチャック4と、当該チャック4を介して光ディスク100を回転駆動するスピンドルモータ(図示せず)と、光ディスク100の記録面にレーザ光を照射するとともにその反射光を受光する光ピックアップ10と、当該光ピックアップ10全体を光ディスク100の半径方向に往復移動させるスレッド機構(図示せず)とを有している。
この光ディスク装置1は3波長対応型でなり、CD、DVD及びブルーレイディスクの3種類の光ディスクに対して記録や再生を行うようになされている。またこの光ディスク装置1は、いわゆるスリムドライブと呼ばれる薄型構造のディスクドライブであり、これにより筐体の厚さに限りがあるノートパソコン等にも搭載可能になされている。
(1−2)光ピックアップの構成
図8は3波長対応型の光ピックアップ110を示し、ベース111上に各種光学素子等が載置されて構成される。この光ピックアップ10における光学系は、CD及びDVDに対する記録再生を行うためのCD/DVD光学系120、ブルーレイディスクディスク(以下、BDと略す)に対する記録再生を行うためのBD光学系光学系と呼ぶ)140、CD、DVD及びBDの3者に対して共通使用される共通光学系160で構成される。
(1−3)CD/DVD光学系の構成
CD/DVD光学系120においては、第1のレーザ光源としてのCD/DVD用レーザダイオード121から出射されたレーザ光を、第1のレーザ光としてのCD/DVD用出射光としてカップリングレンズ122、ミラー123、グレーティング124及びビームスプリッタ125を順次介してコリメータレンズ126に入射する。コリメータレンズ126はCD/DVD用出射光を平行光に変換し、共通光学系160に入射する。
共通光学系160の光路合成用ビームスプリッタ161は、CD/DVD用出射光の一部を直角に反射して、レーザーパワー検出用のフロントフォトダイオード127に入射する。また共通光学系60は、詳しくは後述するが、CD/DVD用出射光の残りをCD/DVD用対物レンズ162を介して光ディスク100の記録面に照射するとともに、その反射光をCD/DVD用入射光としてCD/DVD用対物レンズ162で受光し、CD/DVD光学系120に入射する。
そしてCD/DVD光学系120は、CD/DVD用入射光をコリメータレンズ126を介してビームスプリッタ125に入射する。ビームスプリッタ125はCD/DVD用入射光を直角に反射し、シリンドリカルレンズ128及びホログラム129を介して検出用のPDIC(Photo Detector IC)130に入射する。PDIC130はCD/DVD用入射光を光電変換し、再生信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等の各種信号を出力する。
(1−4)BD光学系の構成
一方BD光学系140においては、第2のレーザ光源としてのBD用レーザダイオード141から出射されたレーザ光を、第2のレーザ光としてのBD用出射光として、波長板、グレーティング、若しくはこれらの複合素子でなる偏光手段142によって偏光面を回転させた後、ビームスプリッタ143に入射する。
ビームスプリッタ143はBD用出射光の一部を透過し、コリメータレンズ144を介してレーザーパワー検出用のフロントフォトダイオード145に入射する。またビームスプリッタ143はBD用出射光の残りを反射し、ビームスプリッタ146及びミラー147を順次介してコリメータレンズ148に入射する。コリメータレンズ148はBD用出射光を平行光に変換し、共通光学系160に入射する。
共通光学系160の光路合成用ビームスプリッタ161は、BD用出射光を直角に反射し、BD用対物レンズ163を介して光ディスク100の記録面に照射するとともに、その反射光をBD用入射光としてBD用対物レンズ163で受光し、BD光学系140に入射する。
BD光学系140は、BD用入射光をコリメータレンズ148及びミラー147を順次介してビームスプリッタ146に入射する。ビームスプリッタ146はBD用出射光を透過し、ホログラム149及びカップリングレンズ150を介して検出用のPDIC151に入射する。PDIC151はBD用入射光を光電変換し、再生信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等の各種信号を出力する。
(1−5)共通光学系の構成
次に、本願発明の特徴である共通光学系160の構成について詳細に説明する。この共通光学系160においては、CD/DVD用対物レンズ162及びBD用対物レンズ163が同じ2軸アクチュエータ168に搭載されているとともに、当該CD/DVD用対物レンズ162及びBD用対物レンズ163の下方には、BD用立ち上げミラー166及びCD/DVD用立ち上げミラー167からなる立ち上げミラー部165が設けられている。
すなわち図9に示すように、CD/DVD用対物レンズ162の下方にはCD/DVD用立ち上げミラー166が設けられているとともに、BD用対物レンズ163の下方にはBD用立ち上げミラー167が設けられており、光路合成用ビームスプリッタ161、BD用立ち上げミラー167及びCD/DVD用立ち上げミラー166は一直線上に配置されている。
上述したように共通光学系160においては、CD/DVD用出射光及びBD用出射光はいずれも光路合成手段としての光路合成用ビームスプリッタ161に入射される。共通光学系160は、光路合成用ビームスプリッタ161を透過したCD/DVD用出射光及びBD用出射光を、球面収差補正用の液晶素子164を介して、光路分離手段としてのBD用立ち上げミラー167に入射する。
このBD用立ち上げミラー167は波長選択性ビームスプリッタでなり、ブルーレイディスク用の波長405[nm]の青紫色レーザ光のみを90°反射するようになされている。このためBD用立ち上げミラー167は、入射した出射光がBD用出射光である場合、当該BD用出射光を反射して上方に立ち上げ、BD用対物レンズ163を介して光ディスク100(この場合ブルーレイディスク)に照射するとともに、BD用対物レンズ163を介して受光したBDからの反射光を、液晶素子164及び光路合成用ビームスプリッタ161を介してBD光学系140に入射する。
これに対し、入射した出射光がCD/DVD用出射光である場合、BD用立ち上げミラー167は当該CD/DVD用出射光を透過してCD/DVD用立ち上げミラー66に入射する。CD/DVD用立ち上げミラー66はCD/DVD用出射光を反射して上方に立ち上げ、CD/DVD用対物レンズ162を介して光ディスク100(この場合CD又はDVD)に照射するとともに、CD/DVD用対物レンズ162を介して受光したCDまたはDVDからの反射光を、BD用立ち上げミラー167、液晶素子164及び光路合成用ビームスプリッタ161を介してCD/DVD光学系120に入射する。
以上の構成において、この光ピックアップ110では、CD/DVD用対物レンズ162及びBD用対物レンズ163を同じ2軸アクチュエータ168に搭載するとともに、CD/DVD光学系120から出射されるCD/DVD用出射光及びBD光学系140から出射されるBD用出射光を、共に共通光学系160の光路合成用ビームスプリッタ161を介して立ち上げミラー部165に入射するようにした。そして、波長選択性ビームスプリッタでなるBD用立ち上げミラー167によってCD/DVD用出射光とBD用出射光とを分離し、対応する対物レンズ162又は163を介して出射するようにした。
このように、立ち上げミラー部165に入射する際のCD/DVD用出射光及びBD出射光の光路を光路合成用ビームスプリッタ161によって合成することにより、対物レンズ162及び163を保持する2軸アクチュエータ67に対するCD/DVD用出射光及びBD出射光の光路を共通化した。これにより、レーザ光の導入範囲が限られる薄型構造の2軸アクチュエータ167を用いて、3波長対応型の光ピックアップ110を構成することができる。
以上の構成によれば、CD/DVD用及びBD用の光路の一部を光路合成用ビームスプリッタ161によって共通化し、さらに、立ち上げミラー部165においてCD/DVD用及びBD用の光路を分離して対応する対物レンズ162及び163に入射するようにしたことにより、レーザ光の導入範囲が限られる薄型構造の2軸アクチュエータ167を用いて、薄型かつ3波長対応型の光ピックアップ110を構成することができ、かくして複数波長に対応した薄型構造でなる光ディスク装置1を実現することができる。
なお上述の実施の形態においては、CD/DVD用及びBD用の2つの光路の一部を光路合成用ビームスプリッタ161で共通化するようにしたが、本発明はこれに限らず、CD用、DVD用及びBD用それぞれの光路を別個に設け、これら3つの光路の一部を光路合成用ビームスプリッタで共通化し立ち上げミラー部165に導入するようにしても良い。また、光ディスクドライブ1の使用対象となる光ディスクもCD、DVD及びBDに限らず、種々の光ディスクに適用することができる。
また、図9における共通光学系160の構成に対して図10のように、CD/DVD用対物レンズ162及びBD用対物レンズ163を互いに逆の位置に配置し、当該CD/DVD用対物レンズ162の下方に、CD/DVD用立ち上げミラー166を設けるとともに、BD用対物レンズ163の下方にはBD用立ち上げミラー167を設ける構成としてもよい。また、この場合においても、光路合成用ビームスプリッタ161、BD用立ち上げミラー167及びCD/DVD用立ち上げミラー166は一直線上に配置されるようにしてもよい。
つまり、図10のように、CD/DVD用対物レンズ及びBD用対物レンズを配置して、光路合成用ビームスプリッタ161を透過したCD/DVD用出射光又はBD用出射光を、光路分離手段としてのCD/DVD用立ち上げミラー166に入射するように構成する。
このCD/DVD用立ち上げミラー166は波長選択性ビームスプリッタでなり、ブルーレイディスク用の波長405[nm]の青紫色レーザ光を透過するようになされている。このためCD/DVD用立ち上げミラー166は、入射した出射光がBD用出射光である場合、当該BD用出射光を透過させて、BD用立ち上げミラー167に入射する。当該BD用立ち上げミラー167はBD用出射光を出射光を反射して上方に立ち上げ、BD用対物レンズ163を介して光ディスク100(この場合ブルーレイディスク)に照射するとともに、BD用対物レンズ163を介して受光したBDからの反射光を、液晶素子164及び光路合成用ビームスプリッタ161を介してBD光学系140に入射する。
これに対し、入射した出射光がCD/DVD用出射光である場合、CD/DVD用立ち上げミラー166は当該CD/DVD用出射光を90°反射して、上方に立ち上げ、CD/DVD用対物レンズ162を介して光ディスク100(この場合CD又はDVD)に照射するとともに、CD/DVD用対物レンズ162を介して受光したCDまたはDVDからの反射光を、BD用立ち上げミラー167、液晶素子164及び光路合成用ビームスプリッタ161を介してCD/DVD光学系120に入射する。
図10に示す構成において、BD用対物レンズ163がCD/DVD用対物レンズ162に比して重い材質のもので形成された場合、アクチュエータ168の重心が固定部側に位置するようになるため、アクチュエータ168の特性が向上するという効果が得られる。例えば、BD用対物レンズ163をガラスで形成し、CD/DVD用対物レンズ162がプラスチックで形成した場合、上記のような効果が得られる。
(2)第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップの構成を示したブロック図である。本実施の形態の光ピックアップのBD用レーザダイオード11から出射した407nmのレーザ光は、1/2波長板12、ビームスプリッタ13、グレーティング16、ビームスプリッタ17、ミラー18、コリメータレンズ19、3波長用ビームスプリッタ20、1/4波長板22、BD専用対物レンズ23を通してBD(不図示)に集光される構成を有する。その際、BD用レーザダイオード11から出射したレーザ光の一部は、ビームスプリッタ13をそのまま透過し、集光レンズ14によりフロントモニター用フォトダイオードIC15に集光される構成を有する。BDからの反射光は、BD専用対物レンズ23、1/4波長板22、3波長用ビームスプリッタ20、コリメータレンズ19、ミラー18、ビームスプリッタ17、ホログラム素子(HOE)25を通り、マルチレンズ26によりフォトダイオードIC27に集光される。以上が本実施の形態の光ピックアップに搭載されるBD専用の光学系の構成である。
また、本実施の形態の光ピックアップのCD及び/又はDVD用レーザダイオード28から出射したCD又はDVD用の780又は650nmのレーザ光は、カップリングレンズ29、ミラー30、グレーティング31、2波長用ビームスプリッタ32、コリメータレンズ33、3波長用ビームスプリッタ20、1/4波長板22、DVD/CD用対物レンズ24を通してDVD(不図示)に集光される構成を有する。その際、CD/DVD用レーザダイオード28から出射したレーザ光の一部は、ビームスプリッタ20により90度光路を変更され、フロントモニタ用フォトダイオードIC21に集光される構成を有する。CD又はDVDからの反射光は、CD/DVD用対物レンズ24、1/4波長板22、3波長用ビームスプリッタ20、コリメータレンズ33、2波長用ビームスプリッタミラー32、シリンドリカルレンズ34、ホログラム素子(HOE)35を通って、フォトダイオードIC36に集光される。以上が本実施の形態の光ピックアップに収納されるCD/DVD兼用の光学系であるが、CD又はDVD用及びBDの記録再生に対応するため、CD/DVD用の2波長のレーザダイオード28とBD専用のレーザダイオード11を有し、3波長ビームスプリッタ20により光路を切り換えてCD、DVD、BDを一つの光ピックアップで記録再生できるようにしている。上記のような光学系は光ピックアップの筐体38内に収納され、この筐体38は固定軸39を摺動可能に取り付けて、光ディスク100の半径方向に移動可能になっている。
CD又はDVDを記録又は再生する際、例えばCD(CD−R,CD−RW,CD−ROM)を記録又は再生する場合、レーザダイオード28からCD用の780nmのレーザ光が出射され、DVD(DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM,DVD−ROM)を記録又は再生する場合、レーザダイオード28からDVD用の650nmのレーザ光が出射され、いずれも上記したCD/DVD兼用の光学系を通してDVDに照射される。尚、レーザダイオード28はCD専用の1波長レーザダイオード、DVD専用の1波長レーザダイオード、CD/DVD2波長レーザダイオード何れでもよい。
ここで、筐体38は上述したように図中水平方向に移動可能になっており、また、光ディスク100は回転するため、光ピックアップに搭載されたCD/DVD用対物レンズ24またはBD用対物レンズ23は光ディスク100の任意の記録再生領域にアクセスすることができる。例えば、図2(A)に示すように、CD/DVD用対物レンズ24の移動方向は光ディスク100の半径(これは光ディスク100を回転させるスピンドルの中心を通る線上にある)60上にある。また、CD/DVD用対物レンズとBD用対物レンズのピックアップ上での配置の他の例として、図2(A)の配置方法に変えて、図2(B)のように配置してもよい。
しかし、BD用対物レンズ23は半径60と直交する方向でCD/DVD用対物レンズ24に並べて配置されていため、その移動方向は光ディスク100の半径方向からはずれていることになる。しかし、CD/DVD用対物レンズ24とBD用対物レンズ23の光ディスク100の回転中心からの距離はほぼ同一のため、両対物レンズとも光ディスク100の最内周にある記録再生領域にアクセスすることができる。
本実施の形態によれば、CD/DVD用対物レンズ24はその移動方向が光ディスク100の半径60上にあるため、トラッキングサーボが掛かりにくくなる等の問題は生ぜず、例えば、DVDに信号を記録する際には、DPP法によるトラッキングサーボを精度良く掛けることができ、円滑な記録を行うことができる。また、例えば、DVD−ROMを再生する際には、DPD方式によるトラッキングエラー方式を採用し、この場合においても、トラッキングサーボを精度よくトラッキングサーボを掛けることができる。
一方、BD用対物レンズ23はその移動方向が光ディスク100の回転半径60上に対してずれてるため、このままではトラッキングサーボが掛かりにくくなる等の問題が発生する。ところで、トラッキングサーボ方式としての1ビーム法は元々トラッキングエラー信号としてメインビームからの戻り光によって生成されるメインプッシュプル信号(MPP)しか使用しないのでトラッキングサーボが掛かりにくい等の問題は発生しない。
また、位相シフトDPP法は、図5に示すように、CD/DVD用対物レンズを光ディスクの中心を通る半径上60からΔdオフセットした位置に、BD用の対物レンズを配置した場合、ディスク半径位置R(=Δd*1/(θ1+θ2)/2,θ1=tan-1(Δd/r1),θ2=tan-1(Δd/r2)ここで、r1は最内周位置における半径、r2は最外周位置における半径)におけるメインビームとサイドビームが光ディスクのトラックの接線方向に、ほぼ並ぶように、接線となす角度が例えば、±1度程度の誤差となるように、グレーティングの調整を行うことにより、サイドビームから得られる信号の変調を略0に出来るため、光ディスク100の半径方向におけるトラッキングエラー信号の振幅ずれの影響を小さくことができる。
また、5SpotDPP法は、図6に示すように、ビームが配置され、この場合の、グレーティングの調整も、位相シフトDPP方式の際と同様に行う。そこで、本実施の形態ではBDの記録又は再生には上記の問題が発生しにくい1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPP法のいずれかのトラッキングサーボ方式を採用することにより、BDに対しても光ディスクに対するトラッキングサーボが掛かりにくくなる等の問題を発生することなく、円滑な記録再生を行うことができる。
(3)第2の実施の形態
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装置の要部の構成を示したブロック図である。光ディスク装置は、DVD±R/RWやCD−R/RW、又はBDのようなディスク型のディスク202に対して光ピックアップ204によりアクセスし、データを記録再生するものであり、ディスク202を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモータ203と、ディスク202に対してデータの読み書きを行う光ピックアップ204と 、この光ピックアップ204をディスク202の半径方向に移動する駆動手段としての送りモータ205と、装置全体の制御などを行うシステムコントローラ207と、プリアンプ220から出力信号に基づく復調及び誤り訂正処理等の所定の処理を行う信号処理部208と、スピンドルモータ203及び送りモータ205を制御するサーボ制御部209と、光ピックアップ204から出力される各種の信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、RF信号などを生成するプリアンプ220と、信号処理部208と外部コンピュータ230を接続するインターフェース211と、光ピックアップ204内のレーザ光源を駆動するレーザ制御部221と、ディスク202に記録された信号を再生信号として受け取ると共に、データを信号処理部208により変調してレーザ制御部221に出力して光ピックアップ204内のレーザ光源を駆動する外部コンピュータ230と、信号処理部208からの信号をD/A変換し或いは、オーディオ・ビジュアル処理部213からの信号をA/D変換するD/A、A/Dコンバータ212と、記録又は再生オーディオ・ビデオ信号を処理するオーディオ・ビジュアル処理部213を有して構成される。ここで、光ピックアップ204は図1に示した第1の実施の形態の光学系を収納している。
光ピックアップ204には、例えばディスク202上の所定の記録トラックまで移動させるための送りモータ205が接続されている。スピンドルモータ203の制御、送りモータ205の制御、光ピックアップ204の対物レンズを保持する二軸アクチュエータのフォーカシング方向及びトラッキング方向の制御は、それぞれサーボ制御部209がプリアンプ220から入力されるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号に基づいて行われる。また、レーザ制御部221は、光ピックアップ204内のレーザダイオード11、28を制御するものであり、レーザダイオード11、28の出力パワーを記録モード時と再生モード時で可変制御する。
本実施の形態によれば、CD/DVD用対物レンズ24は、光ディスクの中心を通る半径方向線上に配置されているため、トラッキングサーボが掛かりにくくなる等の問題は生ぜず、例えば、DVDに信号を記録する時には、DPP法によるトラッキングサーボを精度良く掛けることができ、円滑な記録を行うことができる。また、BD用対物レンズ24はその移動方向が光ディスク100の回転中心を通る半径方向60からずれているので、BDの記録又は再生には1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPP法のいずれかのトラッキングサーボ方式を採用することにより、BDに対してもトラッキングサーボが掛かりにくくなる等の問題を発生することなく、円滑な記録再生を行うことができる。その上、両対物レンズ23、24とも、光ディスク100の回転中心からほぼ同一距離にあるため、いずれのディスクの記録又は再生時でも光ディスク100の最内周の記録再生領域にアクセスすることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光ピックアップの構成を示した略線図である。 図1に示したCD/DVD用対物レンズとDVD用対物レンズの配置関係の例及び他の例を示す略線図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装置の要部の構成を示したブロック図である。 2個の対物レンズの配置の説明に供する略線図である。 CD又はDVD光学系におけるグレーティングの調整を説明する図である。 BD光学系におけるグレーティングの調整を説明する図である。 光ディスク装置の外観構成を示す略線図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。
符号の説明
11、28、60、91……レーザダイオード、12……1/2波長板、13、17、20、32、52……ビームスプリッタ、14……集光レンズ、15、21、27、36……フォトダイオードIC、16、31……グレーティング、18、30、54……ミラー、19、33、51、92……コリメータレンズ、22……1/4波長板、23……BD用対物レンズ、24……CD/DVD用対物レンズ、25、35……エイチオーイー(HOE)、26……マルチレンズ、29……カップリングレンズ、34……シリンドリカルレンズ、53、55、93……対物レンズ、56……BD、57……DVD、94……ディスク、204……光ピックアップ。

Claims (7)

  1. 第1のレーザ光源から出射された第1のレーザ光を第1のディスクに集光し、この第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の光学系と、
    上記第1のレーザ光よりも波長の長い第2のレーザ光を出射する第2のレーザ光源からこの第2のレーザ光を第2のディスクに集光し、この第2のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第2の光学系と
    を具え、
    上記第2のディスクにレーザ光を集光すると共に上記第2のディスクからの反射光を受光する第2の対物レンズを上記第2の中心を通る上記半径方向に移動するように配置し、
    上記第1のディスクにレーザ光を集光すると共に上記第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の対物レンズを上記第2のディスクの中心を通る上記半径方向からオフセットした位置に上記第2の対物レンズに近接して配置する
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 上記第1のレーザ光源はBD用の光源であり、上記第2のレーザ光源は、CD及び/又はDVD用の光源であって、上記第1の対物レンズはBD用の対物レンズであり、上記第2の対物レンズはCD及び/又はDVD用の対物レンズである
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 上記第1の対物レンズを、上記第2の対物レンズの移動方向に直交する方向に上記第2の対物レンズに近接して配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  4. 上記第1のレーザ光を上記第1のレーザ光源から上記第1の対物レンズに導く第1の光路の一部と、上記第2のレーザ光を上記第2のレーザ光源から上記第2の対物レンズに導く第2の光路の光路の一部を合成する光路合成手段と、
    上記光路合成手段によって合成された合成光路を、上記第1及び第2の対物レンズの前段で分離する光路分離手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  5. 第1のレーザ光源から出射された第1のレーザ光を第1のディスクに集光し、この第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の光学系と、上記第1のレーザ光よりも波長の長い第2のレーザ光を出射する第2のレーザ光源からこの第2のレーザ光を第2のディスクに集光し、この第2のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第2の光学系とを有する光ピックアップを具え、
    上記光ピックアップは、上記第2のディスクにレーザ光を集光すると共に上記第2のディスクからの反射光を受光する第2の対物レンズを上記第2のディスクの中心を通る半径方向に移動するように配置し、
    上記第1のディスクにレーザ光を集光すると共に上記第1のディスクからの反射光を受光して受光素子に導く第1の対物レンズを上記第2のディスクの中心を通る上記半径方向からオフセットした位置に上記第2の対物レンズに近接して配置する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 上記第2のディスクに対して記録又は再生する際にはDPP方式又は3ビーム方式によるトラッキングサーボを行い、
    上記第1のディスクに対して記録又は再生する際には1ビーム法、位相シフトDPP法、5SpotDPP法のいずれか一つの方式によるトラッキングサーボを行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 上記第1のレーザ光を上記第1のレーザ光源から上記第1の対物レンズに導く第1の光路の一部と、上記第2のレーザ光を上記第2のレーザ光源から上記第2の対物レンズに導く第2の光路の光路の一部を合成する光路合成手段と、
    上記光路合成手段によって合成された合成光路を、上記第1及び第2の対物レンズの前段で分離する光路分離手段と
    を具えることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
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