JP2006172611A - 光ピックアップ装置、および光ピックアップ装置の制御方法 - Google Patents

光ピックアップ装置、および光ピックアップ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 球面収差補正が必要な2つの光学系を有する光ピックアップ装置を小型化する。
【解決手段】 第1の光学系においては、CDまたはDVDに対応する波長のレーザ光が、エキスパンダレンズ104aおよび104bを通過し、ミラー303により光ディスク1に垂直な方向に立ち上げられ、対物レンズ4aにより集光されて、光ディスク1に照射される。また、第2の光学系においては、BDに対応する波長のレーザ光が、エキスパンダレンズ204aおよび204bを通過し、ミラー304により光ディスク1に垂直な方向に立ち上げられ、対物レンズ4bにより集光されて、光ディスク1に照射される。レンズモータ76は、第1または第2の光学系の球面収差を補正するように、エキスパンダレンズ104aおよび204aを光軸方向に移動させる。本発明は、例えば、2つの光学系を有する光ピックアップ装置に適用できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ピックアップ装置、および光ピックアップ装置の制御方法に関し、特に、球面収差補正が必要な2つの光学系を有する光ピックアップ装置を小型化することができるようにする光ピックアップ装置、および光ピックアップ装置の制御方法に関する。
近年、CD(Compact Disk),DVD(Digital Versatile Disk)、またはBD(Blu-ray Disk)などの様々な光ディスクのディスクドライブ装置が登場している。
CD,DVD、またはBDそれぞれのディスクドライブ装置では、照射されるレーザ光の波長、光ディスクの厚さ、対物レンズのN.A.(開口数)などが異なる。例えば、CDに照射されるレーザ光の波長は、785nmであり、DVDに照射されるレーザ光の波長は660nmであり、BDに照射されるレーザ光の波長は405nmである。
CDおよびDVD用の2波長互換の1つの対物レンズを用いて、1台でCDおよびDVDの2種類の光ディスクに対して記録または再生可能なディスクドライブ装置がある。
1台でCD,DVD、およびBDの3種類の光ディスクに対して記録または再生可能なディスクドライブ装置を考えた場合、CD,DVD、およびBD用の3波長互換の1つの対物レンズを用いた光ピックアップ装置は、不可能ではないものの、対物レンズや光ピックアップ装置が大型化するという問題や、製造コストが高くなるという問題などがある。
そこで、光ピックアップ装置において、2つの対物レンズを使用して、CD,DVD、およびBDの3種類の光ディスクに対して記録又は再生を行なうようにすることが考えられる。即ち、上述したように、CDおよびDVDの2波長互換の対物レンズは、既に実用化されているので、例えば、一方の対物レンズをCDおよびDVD用の対物レンズとし、他方の対物レンズをBD用の対物レンズとして光ピックアップ装置に搭載する。
この場合、CDおよびDVDに対応する第1の光学系と、BDに対応する第2の光学系のいずれに対しても、球面収差やコマ収差などについて、厳しい精度が要求される。
光ピックアップ装置において球面収差を補正する方法として、2枚のレンズで構成されるエキスパンダ(レンズ)ユニット(Expander(Lens)Unit)を用いる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
エキスパンダユニットを備える光ピックアップ装置では、エキスパンダユニットの2枚のレンズのうちの一方のレンズをモータによって光軸方向に移動させ、球面収差を補正する。
特開2004−185797号公報
しかしながら、光ピックアップ装置に搭載される対物レンズを2つにした場合、光学系が2つとなり、1光学系のエキスパンダユニットそれぞれに対してレンズを移動させるモータを装備した場合、光ピックアップ装置が大型化し、所定のスペースに入らないなどの問題が生じる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、球面収差補正が必要な2つの光学系を有する光ピックアップ装置を小型化することができるようにするものである。
本発明の光ピックアップ装置は、1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および対物レンズを少なくとも有する第1および第2の光学系と、第1および第2の光学系の、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズを光軸方向に移動させる移動手段とを備えることを特徴とする。
第1の光学系のコリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、第2の光学系のコリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および移動手段のうちの、いずれか2つがフォーカス方向の上下に並べて配置され、残りの1つが上下に並べて配置された2つの中間の高さであって2つの隣の位置に段違いに配置されるようにすることができる。
第1および第2の光学系の、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズは、球面収差を補正するように、移動手段により光軸方向に移動させることができる。
本発明の光ピックアップ装置の制御方法は、1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および対物レンズを少なくとも有する第1および第2の光学系の、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズを光軸方向に移動させることを特徴とする。
本発明においては、1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および対物レンズを少なくとも有する第1および第2の光学系の、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズが光軸方向に移動するようになされる。
本発明によれば、球面収差補正が必要な2つの光学系を有する光ピックアップ装置を小型化することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の光ピックアップ装置は、
1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源(例えば、図4のレーザダイオード101または201)、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ(例えば、図5のエキスパンダレンズ104aまたは204a)、および対物レンズ(例えば、図5の対物レンズ4aまたは4b)を少なくとも有する第1および第2の光学系と、
前記第1および第2の光学系の、前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズを光軸方向に移動させる移動手段(例えば、図5のレンズモータ76)と
を備えることを特徴とする。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
初めに、図1を参照して、本実施の形態における軸方向の呼称について説明する。
図1に示すように、光ディスク(CD,DVD、またはBD)1は、不図示のディスクドライブ装置内のスピンドルモータ2上に載置され、スピンドルモータ2により回転駆動されるようになされている。
光ディスク1の下方に、2つの対物レンズ4a及び4bを搭載したボビン3が配置される。ボビン3は、レーザ光が対物レンズ4aまたは4bで集光され、光ディスク1のディスク面で光スポットを形成するように駆動される。
図1において、光ディスク1のディスク面に垂直な方向をフォーカス方向(F方向)、光ディスク1の半径方向(トラッキング方向)をラジアル方向(Rad方向)、ラジアル方向と垂直な方向をタンジェンシャル方向(Tan方向)という。
図2は、本発明を適用したディスクドライブ装置の斜視図を示している。なお、図1と対応する部分については同一の符号を付してある。
図2のディスクドライブ装置11は、CD,DVD、およびBDの3種類の光ディスクに対して記録又は再生が可能な3波長対応のディスクドライブ装置である。
ディスクドライブ装置11は、固定プレート21によって、パーソナルコンピュータやAV(Audio and Visual)機器などの主装置(不図示)に取り付けられる。また、固定プレート21の上面には、装置本体22が固定されている。
装置本体22は、スピンドルモータ2、ボビン3、対物レンズ4aおよび4b、キャリッジ24、スクリュー25、およびトラッキングモータ26等で構成されている。
CD,DVD、またはBDである光ディスク1は、スピンドルモータ2によって所定の速度(角速度)で回転駆動される。光ディスク1の下方には、キャリッジ24が配置され、キャリッジ24は、ボビン3、並びに2つの対物レンズ4aおよび4b等を収納している。
CD,DVD、またはBDに対応する、785nm(CD),660nm(DVD)、または405nm(BD)の波長のレーザ光は、対物レンズ4aまたは4bを通って光ディスク1に照射される。そして、ボビン3が、光ディスク1のそりなどに追従するように、図示せぬ3軸アクチュエータにより、フォーカス方向、ラジアル方向、およびラジアルチルト方向の3軸方向に駆動(制御)される。ここで、ラジアルチルト方向とは、光ディスク1のディスク面に対する、ボビン3のラジアル方向の傾きを表す。
トラッキングモータ26は、スクリュー25を回転駆動させ、スクリュー25に対して摺動可能となされているキャリッジ24をラジアル方向の広い範囲(光ディスク1の内周側乃至外周側)で移動させる。
装置本体22の前面(図2中右側)には、前面パネル41が固定プレート21および装置本体22に固定されている。
前面パネル41の取り出しボタン42をユーザが押下することにより、主装置に格納されているディスクドライブ装置11が主装置から引き出され、光ディスク1を装着または取り出すことができるようになっている。
また、ユーザが光ディスク1に記録されている音楽(オーディオデータ)を再生した場合、前面パネル41に設けられているヘッドフォンジャック43にヘッドフォンプラグを差込み、ボリュームつまみ44でボリュームを調整することにより、ユーザは、再生されている音楽をヘッドフォンで聴くことができるようになされている。
図3は、ディスクドライブ装置11の制御に関する機能的なブロック図である。なお、図2と対応する部分については、同一の符号を付してある。
対物レンズ4aおよび4bや、ボビン3(図2)などで構成される光ピックアップ部(光ピックアップ装置)70は、光ディスク1に所定の波長のレーザ光を照射し、光ディスク1から反射して返ってくる反射光をフォトディテクタ(PD)で検出し、その検出した反射光を電気信号に変換して、PD信号として演算回路71に出力する。
光ピックアップ部70の3軸アクチュエータ75は、制御回路73の制御の下、光ディスク1に照射されるレーザ光が光ディスク1のそりなどに追従するようにボビン3を駆動する。レンズモータ76は、制御回路73の制御の下、対物レンズ4aを含む第1の光学系、および対物レンズ4bを含む第2の光学系の球面収差を補正するように所定のレンズ(後述するエキスパンダレンズ104aおよび204a)を移動させる。
演算回路71は、光ピックアップ部70から供給されるPD信号から、情報再生用のデータ検出信号(RF信号)、フォーカスエラー信号、およびトラッキングエラー信号を算出し、データ検出信号を再生回路72に出力するとともに、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を制御回路73に出力する。
再生回路72は、演算回路71から供給されたデータ検出信号をイコライズした後、2値化し、さらに、エラー訂正しながら復調した信号を、再生信号として主装置に出力する。
制御回路73は、入力装置74から供給されるユーザの操作に対応した操作信号に応じて、ディスクドライブ装置11の各部を制御する。
例えば、制御回路73は、入力装置74から供給される光ディスク1の再生開始を表す操作信号に対応して、スピンドルモータ2を制御し、光ディスク1を所定の速度(角速度)で回転駆動させる。また、制御回路73は、光ピックアップ部70が光ディスク1の所定のトラッキング位置となるようにトラッキングモータ26および3軸アクチュエータのラジアン方向(トラッキング方向)を制御する。
さらに、制御回路73は、3軸アクチュエータ75を制御し、ボビン3をフォーカス方向に駆動させ、対物レンズ4aおよび4bを通過するレーザ光を光ディスク1上で集光させる。また、制御回路73は、レンズモータ76を制御し、対物レンズ4aを含む第1の光学系、および対物レンズ4bを含む第2の光学系の球面収差を補正させる。
図4は、光ピックアップ部70の第1および第2の光学系の構成例を示している。
第1の光学系は、対物レンズ4a、レーザダイオード101、コリメータレンズ102、BS(ビームスプリッタ)103、エキスパンダレンズ104aと104bとで構成されるエキスパンダユニット104、コリメータレンズ105、シリンドリカルレンズ106、フォトディテクタ(PD)107、およびフロントフォトディテクタ(FPD)108により構成されている。
また、第2の光学系は、対物レンズ4b、レーザダイオード201、コリメータレンズ202、BS(ビームスプリッタ)203、エキスパンダレンズ204aと204bとで構成されるエキスパンダユニット204、コリメータレンズ205、マルチレンズ206、フォトディテクタ(PD)207、およびフロントフォトディテクタ(FPD)208により構成されている。
第1の光学系において、レーザダイオード101は、CDまたはDVDに対応する785nmまたは660nmの(2種類の)波長のレーザ光をコリメータレンズ102に出射する。コリメータレンズ102は、レーザダイオード101から入射されるレーザ光を平行光に整え、BS103に入射させる。
BS103は、コリメータレンズ102から入射されるレーザ光を透過させ、エキスパンダユニット104に入射させる。エキスパンダユニット104は、BS103から入射されるレーザ光(平行光)の径を変換し、対物レンズ4aに入射させる。また、エキスパンダユニット104のエキスパンダレンズ104aを光軸方向に移動することにより、第1の光学系の球面収差が補正される。
対物レンズ4aは、エキスパンダユニット104から入射されるレーザ光を集光し、CDまたはDVDの光ディスク1の記録面に光スポットを形成させる。また、対物レンズ4aには、光ディスク1に反射して返ってくるレーザ光(以下、反射光という)も入射される。対物レンズ4aに入射した反射光は、エキスパンダユニット104を介して、BS103に入射する。
BS103に入射した反射光は、BS103の2つのプリズムの接合面で反射し、約90度に折り曲げられてコリメータレンズ105に入射する。そして、反射光は、コリメータレンズ105およびシリンドリカルレンズ106によって非点収差が与えられ、フォトディテクタ107の受光面で収束する。フォトディテクタ107は、上述したように、受光面に入射した反射光を検出し、電気信号に変換して、PD信号として演算回路71(図3)に出力する。
なお、フロントフォトディテクタ108は、レーザダイオード101が出射するレーザ光の出力を直接モニタし、高精度に出力を制御する場合に設けられる。この場合、レーザダイオード101から出射されたレーザ光の一部が、BS103の2つのプリズムの接合面で反射され、フロントフォトディテクタ108に入射する。
第2の光学系において、レーザダイオード201は、BDに対応する405nmの波長のレーザ光をコリメータレンズ202に出射する。コリメータレンズ202は、レーザダイオード201から入射されるレーザ光を平行光に整え、BS203に入射させる。
BS203は、コリメータレンズ202から入射されるレーザ光を透過させ、エキスパンダユニット204に入射させる。エキスパンダユニット204は、BS203から入射されるレーザ光(平行光)の径を変換し、対物レンズ4bに入射させる。また、エキスパンダユニット204のエキスパンダレンズ204aを光軸方向に移動することにより、第2の光学系の球面収差が補正される。
対物レンズ4bは、エキスパンダユニット204から入射されるレーザ光を集光し、BDの光ディスク1の記録面に光スポットを形成させる。また、対物レンズ4bには、光ディスク1に反射して返ってくるレーザ光(反射光)も入射される。対物レンズ4bに入射した反射光は、エキスパンダユニット204を介して、BS203に入射する。
BS203に入射した反射光は、BS203の2つのプリズムの接合面で反射し、約90度に折り曲げられてコリメータレンズ205に入射する。そして、反射光は、コリメータレンズ205およびマルチレンズ206によって、非点収差が与えられ、フォトディテクタ207の受光面で収束する。フォトディテクタ207は、上述したように、受光面に入射した反射光を検出し、電気信号に変換して、PD信号として演算回路71(図3)に出力する。
なお、フロントフォトディテクタ208は、レーザダイオード201が出射するレーザ光の出力を直接モニタし、高精度に出力を制御する場合に設けられる。この場合、レーザダイオード201から出射されたレーザ光の一部が、BS203の2つのプリズムの接合面で反射され、フロントフォトディテクタ208に入射する。
以上のように、レーザダイオード101または201から出射されたレーザ光が、光ディスク1で反射され、その反射光が、フォトディテクタ107または207で検出される。なお、図4に示した第1および第2の光学系には、ディスクドライブ装置11内の配置により、図5に示すように、必要に応じてミラーなどが追加される。
即ち、図5は、図4に示した第1および第2の光学系がディスクドライブ装置11内に配置されたときの光ピックアップ部70の一部の構成例を示している。
図5Aは、光ディスク1下方に配置された光ピックアップ部70をラジアル方向から見た構成を示しており、図5A中の横方向(左右方向)は、タンジェンシャル方向を表している。
一方、図5Bは、光ディスク1下方に配置された光ピックアップ部70をタンジェンシャル方向から見た構成を示しており、図5B中の横方向は、ラジアル方向を表している。
なお、図5Aおよび図5Bともに、図中の縦方向(上下方向)は、フォーカス方向を表している。
図5Aでは、第1の光学系において、エキスパンダレンズ104aおよび104bを通過したレーザ光は、ミラー303により光ディスク1に垂直な方向に立ち上げられ、対物レンズ4aにより集光されて、光ディスク1に照射される。
また、対物レンズ4aから出射されたレーザ光は、光ディスク1に反射して反射光となって再度対物レンズ4aに入射し、ミラー303により90度に反射して、エキスパンダレンズ104aおよび104bに入射する。
また、第2の光学系においても同様に、エキスパンダレンズ204aおよび204bを通過したレーザ光は、ミラー304により光ディスク1に垂直な方向に立ち上げられ、対物レンズ4bにより集光され、光ディスク1に照射される。
対物レンズ4bから出射されたレーザ光は、光ディスク1に反射して反射光となって再度対物レンズ4bに入射し、ミラー304により90度に反射して、エキスパンダレンズ204aおよび204bに入射する。
対物レンズ4aおよび4bを搭載したボビン3は、図示せぬベース板に固定されている固定部材302とサスペンションワイヤ301a乃至301cで連結されている。即ち、サスペンションワイヤ301a乃至301cの一端は、ボビン3に固定され、他端は、固定部材302に固定されている。なお、ボビン3および固定部材302の、サスペンションワイヤ301a乃至301cが固定されている面と対向する面には、サスペンションワイヤ301a乃至301cと同様に3本のサスペンションワイヤが固定されており、ボビン3は、6本のサスペンションワイヤにより遊動自在に支持され、3軸アクチュエータ75(図3)により、フォーカス方向、ラジアル方向、およびラジアルチルト方向の3軸方向に駆動されるようになされている。
レンズモータ76は、スクリュー305を回転駆動することにより、レンズ固定部材306をタンジェンシャル方向(光軸方向)に移動させる。レンズ固定部材306には、第1の光学系のエキスパンダレンズ104aと第2の光学系のエキスパンダレンズ204aとが固定されている。従って、レンズモータ76がスクリュー305を回転駆動させると、エキスパンダレンズ104aと204aとがタンジェンシャル方向に移動する。これにより、第1の光学系または第2の光学系の球面収差が補正(調整)される。
エキスパンダレンズ104aと204aとは、図5Bに示すように、フォーカス方向に上下に並んで配置されている。これにより、光ディスク1の上方から見た場合の、光ピックアップ部70が配置されている面積(敷地面積)を小さくすることができる。換言すれば、エキスパンダレンズ104aと204aとを、ラジアル方向に(横に)並べて配置させた場合に比べて、ラジアル方向の幅を狭くすることができ、光ピックアップ部70のラジアル方向のスペースを有効に利用することができる。
また、図5Bに示すように、フォーカス方向(高さ方向)において、エキスパンダレンズ104aと204aとの間にT型のレンズ固定部材306が挿入され、そのレンズ固定部材306と接続するように、エキスパンダレンズ104aおよび204aの中間の位置にレンズモータ76が配置されている。
レンズ固定部材306は、第1の光学系のエキスパンダレンズ104aを下側から固定し、第2の光学系のエキスパンダレンズ204aを上側から固定する。これにより、1つのレンズモータ76によって、レンズ固定部材306に固定されている2つのエキスパンダレンズ104aおよび204aをタンジェンシャル方向に移動させることができる。なお、(CDまたはDVDの記録または再生のための)第1の光学系と(BDの記録または再生のための)第2の光学系とを同時に使用することはないので、レンズモータ76は、その時点で使用されている第1または第2の光学系のいずれか一方の球面収差を補正するように、エキスパンダレンズ104aおよび204aを移動させる。
以上のように、レンズモータ76を、第1および第2の光学系の球面収差を補正するための、エキスパンダレンズ104aおよび204aをタンジェンシャル方向に移動させるモータとして共用し、さらに、エキスパンダレンズ104aおよび204aを上下に配置させ、その中間の高さに段違いとなるようにレンズモータ76を配置させることにより、光ピックアップ部70を構成する部品点数を少なくさせ、さらに、光ピックアップ部70の小型化(省スペース化)および低コスト化を可能とすることができる。
なお、レンズ固定部材306は、接着などしてエキスパンダレンズ104aおよびエキスパンダレンズ204aを直接固定しても良いし、レンズホルダ等を介して固定してもよい。
ところで、球面収差を補正する方法としては、上述したような、エキスパンダユニットを使用する方法以外に、(エキスパンダユニットを設けずに)コリメータレンズを光軸方向に移動させる方法もある。
そこで、図6は、図4に示した第1および第2の光学系からエキスパンダユニット104および204を省略し、レンズモータ76がコリメータレンズ102および202を移動させるようにして球面収差を補正する光学系の光ピックアップ部70の一部の構成例を示している。なお、図5Aおよび図5Bと対応する部分については同一の符号を付してあり、その説明を省略する。
即ち、図6Aでは、上述したように、エキスパンダレンズユニット104および204が省略(除去)されており、BS103または203を通過したレーザ光は、それぞれ、ミラー303または304に直接入射するようになされている。
レンズモータ76は、スクリュー305を回転駆動することにより、レンズ固定部材306をタンジェンシャル方向(光軸方向)に移動させる。レンズ固定部材306には、第1の光学系のコリメータレンズ102と第2の光学系のコリメータレンズ202とが固定されている。従って、レンズモータ76がスクリュー305を回転駆動させると、コリメータレンズ102と202とがタンジェンシャル方向に移動する。これにより、第1の光学系または第2の光学系の球面収差が補正(調整)される。
コリメータレンズ102と202とは、図6Bに示すように、フォーカス方向に上下に並んで配置されている。これにより、光ディスク1の上方から見た場合の、光ピックアップ部70が配置されている面積(敷地面積)を小さくすることができる。換言すれば、コリメータレンズ102と202とを、ラジアル方向に(横に)並べて配置させた場合に比べて、ラジアル方向の幅を狭くすることができ、光ピックアップ部70のラジアル方向のスペースを有効に利用することができる。
また、図6Bに示すように、フォーカス方向(高さ方向)において、コリメータレンズ102と202との間にT型のレンズ固定部材306が挿入され、そのレンズ固定部材306と接続するように、コリメータレンズ102および202の中間の位置にレンズモータ76が配置されている。
レンズ固定部材306は、第1の光学系のコリメータレンズ102を下側から固定し、第2の光学系のコリメータレンズ202を上側から固定する。これにより、1つのレンズモータ76によって、レンズ固定部材306に固定されている2つのコリメータレンズ102および202をタンジェンシャル方向に移動させることができる。なお、(CDまたはDVDの記録または再生のための)第1の光学系と(BDの記録または再生のための)第2の光学系とを同時に使用することはないので、レンズモータ76は、その時点で使用されている第1または第2の光学系のいずれか一方の球面収差を補正するように、コリメータレンズ102および202を移動させる。
以上のように、レンズモータ76を、第1および第2の光学系の球面収差を補正するための、コリメータレンズ102および202をタンジェンシャル方向に移動させるモータとして共用し、さらに、コリメータレンズ102および202を上下に配置させ、その中間の高さに段違いとなるようにレンズモータ76を配置させることにより、光ピックアップ部70を構成する部品点数を少なくさせ、さらに、光ピックアップ部70の小型化(省スペース化)および低コスト化を可能とすることができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、ディスクドライブ装置11の光ピックアップ制御処理について説明する。
制御回路73は、入力装置74から供給されるユーザの操作に対応した操作信号に応じて、ディスクドライブ装置11に装着されている光ディスク1の再生を開始させる。そして、ステップS1において、光ピックアップ部70は、光ディスク1にレーザ光を照射し、光ディスク1に反射して返ってきた反射光をフォトディテクタ(PD)で検出し、電気信号に変換して得られた信号をPD信号として演算回路71に出力して、ステップS2に進む。
ステップS2において、演算回路71は、光ピックアップ部70から供給されるPD信号から、情報再生用のデータ検出信号(RF信号)、フォーカスエラー信号、およびトラッキングエラー信号を算出し、データ検出信号を再生回路72に出力するとともに、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を制御回路73に出力して、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御回路73は、演算回路71から供給されるフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号に基づいて、スピンドルモータ2、トラッキングモータ26、または3軸アクチュエータ75を制御する(駆動させる)。また、ステップS3では、制御回路73は、CD,DVD、またはBDそれぞれの光ディスク1に対応する第1または第2の光学系のいずれか一方の球面収差を補正するようにレンズモータ76を制御する(駆動させる)。そして、光ディスク1の再生の終了とともに、光ピックアップ制御処理が終了される。
上述した例では、第1または第2の光学系の球面収差を補正するために、第1および第2の光学系のエキスパンダレンズ104aおよび204aをタンジェンシャル方向(光軸方向)に移動させる実施の形態(図5に示した実施の形態)と、第1および第2の光学系のコリメータレンズ102および202をタンジェンシャル方向に移動させる実施の形態(図6に示した実施の形態)とについて説明したが、球面収差を補正するために移動させる第1と第2の光学系のレンズは、必ずしも同種のレンズでなくてもよい。即ち、レンズモータ76は、第1の光学系の球面収差を補正するためには、エキスパンダユニット104のエキスパンダレンズ104aを移動させ、第2の光学系の球面収差を補正するためには、コリメータレンズ202を移動させてもよいし、その逆でもよい。
また、上述した例では、第1の光学系のエキスパンダレンズ104a(コリメータレンズ102)、第2の光学系のエキスパンダレンズ204a(コリメータレンズ202)、およびレンズモータ76のうち、エキスパンダレンズ104aと204a(コリメータレンズ102と202)とをフォーカス方向の上下に並べて配置し、レンズモータ76を、エキスパンダレンズ104aと204a(コリメータレンズ102と202)の中間の高さであって、その隣の位置に段違いに配置するようにしたが、エキスパンダレンズ104a(コリメータレンズ102)、エキスパンダレンズ204a(コリメータレンズ202)、およびレンズモータ76のうちのどの2つをフォーカス方向の上下に並べて配置してもよい。例えば、エキスパンダレンズ104a(コリメータレンズ102)とレンズモータ76とをフォーカス方向に上下に並べて配置し、エキスパンダレンズ204a(コリメータレンズ202)をその中間の高さであって隣の位置に段違いに配置するようにしてもよい。
即ち、第1の光学系のコリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、第2の光学系のコリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、およびレンズモータ76のうちの、いずれか2つがフォーカス方向の上下に並べて配置され、残りの1つが上下に並べて配置された2つの中間の高さであって、その2つの隣の位置に段違いに配置されていればよい。これにより、光ディスク1と平行な平面上における、光ピックアップ部70が占める面積(敷地面積)を小さくすることができる。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
対物レンズの駆動方向について説明する図である。 本発明を適用したディスクドライブ装置の斜視図である。 図2のディスクドライブ装置の機能的なブロック図である。 光ピックアップ部70の第1および第2の光学系の構成例を示す図である。 光ピックアップ部70の一実施の形態を示す図である。 光ピックアップ部70のその他の実施の形態を示す図である。 ディスクドライブ装置11の光ピックアップ制御処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク, 4a,4b 対物レンズ, 70 光ピックアップ部, 75 3軸アクチュエータ, 76 レンズモータ, 101 レーザダイオード, 102 コリメータレンズ, 104a,104b エキスパンダレンズ, 201 レーザダイオード, 202 コリメータレンズ, 204a,204b エキスパンダレンズ, 305 スクリュー, 306 レンズ固定部材

Claims (4)

  1. 1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および対物レンズを少なくとも有する第1および第2の光学系と、
    前記第1および第2の光学系の、前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズを光軸方向に移動させる移動手段と
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記第1の光学系の前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、前記第2の光学系の前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および前記移動手段のうちの、いずれか2つがフォーカス方向の上下に並べて配置され、残りの1つが上下に並べて配置された前記2つの中間の高さであって前記2つの隣の位置に段違いに配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記第1および第2の光学系の、前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズは、球面収差を補正するように、前記移動手段により光軸方向に移動される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 1種類以上の波長のレーザ光を出射する光源、コリメータレンズまたはエキスパンダレンズ、および対物レンズを少なくとも有する第1および第2の光学系の、前記コリメータレンズまたはエキスパンダレンズを光軸方向に移動させる
    ことを特徴とする光ピックアップ装置の制御方法。
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