JPWO2006101133A1 - ハンドピース及びそのサックバック防止方法 - Google Patents

ハンドピース及びそのサックバック防止方法 Download PDF

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Abstract

簡単な構造によってサックバックを防止するハンドピース及びその駆動方法を提供する。ハンドピース10は、術者により把持されるグリップ部11と、グリップ部の先端部に設けられたヘッド部15と、ヘッド部に形成された内空部に回転自在に収容された翼車55と、翼車に向けて空気を供給するための給気口25及び翼車に供給された空気を排出するための排気口28と、翼車の回転によって遠心力が与えられた空気が送り込まれて加圧状態で蓄積される一つ又は複数の緩衝空間47と、緩衝空間に蓄積された加圧空気を翼車と共に回転する工具の周囲から大気に放出するための通路66,67,68,34と、排気口と上記翼車の間にあって翼車から排気口に移動する空気に抵抗を与える側壁部44を有する。

Description

本発明は、ハンドピース及びそのサックバック防止方法に関する。特に、本発明は、加圧された空気を利用して切削用工具を回転する、医療用及び歯科用(これらを総称して、以下「医用」という。)の空気駆動式ハンドピース及びそのサックバック防止方法に関する。
従来から広く利用されている、回転切削工具を備えた空気駆動式ハンドピースでは、ハンドピースの先端ヘッドに回転自在に収容されている翼車に加圧空気を吹き付けることで、翼車及び該翼車に保持されている切削工具を回転している。このような空気駆動式ハンドピースでは、加圧空気の供給を停止した後も、翼車は慣性によって回転を維持する。このとき、給気口からの空気の供給は停止されているので、翼車と共に回転移動する空気は排気口に送り込まれる。従って、ヘッド内の一部又は全体が負圧状態となる。その結果、切削工具上に付着している異物及び工具の周囲に存在する異物(例えば、患者の唾液や血液、歯牙等の切削粉)が、ヘッドと工具の隙間を通じてヘッド内に吸い込まれて排気口に送られ、ハンドピースの内部及び供給チューブの内側に蓄積されるおそれがある。このことは、サックバックとして当業者に知られていることである。
そこで、サックバックを防止するために、様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2には、ハンドピースの停止時に低圧空気をハンドピースへ供給して該ハンドピースの内部を正圧に維持するハンドピース汚染防止装置が開示されている。しかし、これらの装置は、ハンドピースの内部構造でサックバックを解消するものではない。
次に、特許文献3には、ハンドピースの内部に可動式のバルブを設け、翼車の停止時にバルブで排気を遮断する構成が開示されている。しかし、可動部材であるバルブは、ハンドピースを何度も滅菌処理すると、正常に動作しなくなり、所期のサックバック防止効果が得られなくなる可能性がある。
続いて、特許文献4には、翼車の回転方向に関して排気口の上流側に、排気口に加圧空気が放出されるのを防止する突起を形成したハンドピースが開示されている。しかし、この装置では、排気口が翼車に対向しているため、翼車の惰性回転によって排気口が負圧になることは防止できず、そのためにサックバックを完全に防止することができない。
その他、特許文献5には、ハンドピース内に進入した切削屑等の異物を遠心力によって異物排出路を通じて外部に排出するハンドピースが開示されている。また、特許文献6には、ハンドピースの内部に切削屑等の異物が侵入するのを防止する部材を軸受けに取り付けたハンドピースが開示されている。しかし、これらの装置では、汚染された微小粒子を含む唾液や血液及びそれらのミストの進入を完全に防止することができない。
実公平6−20492号公報 特開平9−122146号公報 特開平9−108239号公報 特開2000−60870号公報 特公平6−28086号公報 特開2000−126203号公報
そこで、本発明は、簡単な内部構造によってサックバックを完全に且つ長期的に防止し得るハンドピース及びその駆動方法を提案するものである。
この目的を達成するために、本発明に係るハンドピースは、術者により把持されるグリップ部と、上記グリップ部の先端部に設けられたヘッド部と、上記ヘッド部に形成された内空部に回転自在に収容された翼車と、上記ヘッド部に形成されており、上記翼車に向けて空気を供給するための給気口及び上記翼車に供給された空気を排出するための排気口とを備えたハンドピースにおいて、上記ヘッド部に形成されており、上記翼車の回転によって遠心力が与えられた空気が送り込まれて加圧状態で蓄積される一つ又は複数の緩衝空間と、上記緩衝空間に蓄積された加圧空気を上記翼車と共に回転する工具の周囲から大気に放出するための通路と、上記排気口と上記翼車の間にあって上記翼車から上記排気口に流れる空気に抵抗を与える周方向に存在する側壁部を有することを特徴とする。
本発明に係るハンドピースの他の形態1では、上記緩衝空間が、上記翼車の回転方向に対向する方向に向けて開口されている。
また、本発明に係るハンドピースの他の形態2では、上記緩衝空間が、上記翼車の外周端の輪郭円の接線の外側で該接線と約30〜60°の角度を為す方向に形成されている。
さらに、本発明に係るハンドピースの他の形態3では、上記側壁部が上記排気口と上記翼車が対向する領域のほぼ全部を占めている。
さらにまた、本発明に係るハンドピースの他の形態4では、上記翼車の回転方向に関して、上記排気口の上流側近傍に上記緩衝空間が形成されている。
そして、本発明に係るハンドピースの他の形態5では、上記ヘッド部が、外側ハウジングと、上記外側ハウジングの内側に着脱自在に分離可能に装着されており、上記翼車を収容するための内空部を形成する内側ハウジングとに別体として構成され、上記緩衝空間と上記側壁部が上記内側ハウジングに形成されている。
また、本発明に係るサックバック防止方法は、
術者により把持されるグリップ部の先端部に設けられたヘッド部に翼車を回転自在に収容し、
給気口から噴射された空気によって上記翼車とこれに保持された工具を回転し、
上記翼車と共に回転移動する空気を排気口から排出するハンドピースにおいて、
上記給気口から上記翼車への空気の噴射を停止した後上記翼車が惰性回転する間、
上記翼車と上記排気口との間に介在する側壁部によって上記翼車から上記排気口に向かって移動する空気の流れを阻害し、
上記翼車と共に回転する空気を、上記空気に与えられた遠心力に基づいて、上記翼車の外側に形成された緩衝空間に加圧状態で蓄積し、
上記蓄積された空気を上記ヘッド部に形成された通路を介して上記工具の周囲から大気に放出することを特徴とする。
このような構成を有する本発明に係るハンドピース及びサックバック防止方法によれば、空気の供給が停止された後に翼車が惰性で回転している状態にあっても、緩衝空間が加圧状態に維持され、その加圧された空気が大気に放出されるので、駆動空気の供給を停止し、翼車が惰性回転している時でも、工具に付着している異物や工具の周囲に存在する異物がハンドピースの内部に吸引されることがない。したがって、ハンドピース及び供給チューブの内部を常時清潔な状態に維持できる。
また、形態1及び形態2に係るハンドピースによれば、緩衝空間が翼車の回転方向に対向する方向に向けて開口されているので、緩衝空間に効率良く空気を送り込んで高圧状態に保つことができる。
さらに、形態3に係るハンドピースでは、側壁部が排気口と翼車が対向する領域の全部を占めているので、翼車の惰性回転時、翼車と共に回転移動する空気が排気口に押し込まれることがなく、逆に、排気口から翼車に向かう空気の流れを形成できる。
さらにまた、形態4に係るハンドピースでは、翼車の回転方向に関して排気口の上流側近傍に緩衝空間が形成されているので、翼車に供給された空気が十分に加速された状態で緩衝空間に押し込まれるので、緩衝空間の内部を十分に加圧された状態に維持できる。
そして、本発明に係るハンドピースの他の形態5では、緩衝空間及び側壁部を容易に形成することができる。
本発明に係るハンドピースの側面図。 図1に示すハンドピースの一部を拡大した断面図。 図1に示すハンドピースの一部を拡大した横断面図。 内側ハウジングの斜視図。 内側ハウジングの平面図。 内側ハウジングの側面図。 内側ハウジングの縦断面図。 ロータの斜視図。 図2のA−A線断面図。
符号の説明
10:ハンドピース、11:グリップ部、12:接続部、13:供給チューブ、14:ネック部、15:ヘッド部、16:軸部、17:外側ハウジング、18:中心軸、19:回転軸、20:切削工具、21:切削工具回転機構、22:断面縮小部、23:給気路(給気ノズル)、24:空気供給管、25:給気口、26:排気路、27:内部空間、28:排気口、30:内側ハウジング、31:上部開口部、32:下部開口部、33:工具支持部収容空間、34:下部軸受収容空間、35:翼車収容空間、36:上部軸受収容空間、37:ハウジング部分、38:大径空間部、39:小径空間部、40:環状薄肉部、41:給気口連通孔、42:環状厚肉部、43:弧状凹部、44:側壁部、45:開口部、46:開口部、47:緩衝空間、48:内周面、50:工具支持部、51:工具支持孔、52:下部軸受部、53:上部軸受部、54:軸受ハウジング、55:ロータ(翼車)、56:貫通孔、57:上段タービンブレード部、58:下段タービンブレード部、60、61:固定リング、62:キャップ、63:ばね、66:隙間(通路)、67:隙間(通路)、68:開口部(通路)。
以下、添付図面を参照して本発明に係るハンドピース及びそのサックバック防止方法を説明する。なお、以下の説明で用いる複数の図面において、同一の符号は同一の部材を示す。
(1)概略の構成:
図1は、本発明に係るハンドピースの全体構成を示す側面図である。この図において、ハンドピース10は、術者が治療する際に手に持つ部分であるグリップ部11を有する。グリップ部11の一端には、空気や水などの媒体を供給する複数の可撓管(図示せず)を内蔵した供給チューブ13が接続される接続部12を有し、他端には、後述するヘッド部15が接続されるネック部14を備えている。
ヘッド部15は、ネック部14の先端に、軸部16と、後述する切削工具回転機構21(図2参照)を収容する筒状外側ハウジング17を一体的に備えている。実施の形態において、軸部16の中心軸18に対し、外側ハウジング17の中心軸(後述する切削工具20の回転中心軸に相当するもので以後「回転軸」と言う。)19が直交方向又はほぼ直交方向に向けられている。
(2)ヘッド部の軸部:
図2に示すように、ヘッド部15の軸部16は、グリップ部11の先端に挿入固定できる大きさと形に加工した断面縮小部22を有する。図3に示すように、軸部16には、切削工具回転機構21に対して動力用の空気を供給するための複数の給気路(給気ノズル)23が形成されている。これら給気路23の一端(図の右側端部)は一つの空気供給管24に接続されており、この空気供給管24が供給チューブ13に内蔵されている空気供給管(図示せず)に接続されている。また、各給気路23の他端側は切削工具20の回転方向(図3の時計回り方向)に向けられており、各給気路23の給気口25から噴出された空気が切削工具20の回転に対して効率良く利用されるようにしてある。図2に戻り、軸部16にはまた、切削工具回転機構21から排出される空気を排出するための排気路26が形成されている。排気路26の一端(図の右側端部)は、ハンドピース10の内部空間27とハンドピース10に形成されている排気孔(図示せず)を介して、大気に連通されている。また、排気路26の他端側(図の左側端部)にある排気口28は、給気口25の下方で、切削工具回転機構21に対向している。
(3)内側ハウジング:
外側ハウジング17の内側には、切削工具回転機構21を収容する内側ハウジング30が装着されている。内側ハウジング30は、図4〜図7に詳細に示すように、上部と下部の開口部31,32において開放された円筒体からなり、内側には下から順番に、複数の円筒空間部、すなわち、工具支持部収容空間33、下部軸受収容空間34、翼車収容空間35、上部軸受収容空間36が、同軸的に形成されている。また、図7に示すように、翼車収容空間35の下部領域及びその近傍領域を形成しているハウジング部分37は、上部の大径空間部38と下部の小径空間部39を有する。そして、上部大径空間部38の輪郭を形成している環状薄肉部40に、その内周面と外周面を貫通する給気口連通孔41が形成されている。また、下部小径空間部39の輪郭を形成している環状厚肉部42を外側から所定深さだけ切削することにより、周方向に所定の長さを有し且つ外側から径方向内側に向かって窪んだ弧状の凹部43と、大径空間部38の径方向内側端部の輪郭を定義する弧状の側壁部44が形成されている。さらに、弧状凹部43の上部は開口部45を介して大径空間部38に連通しており、弧状凹部43の下部は側壁部44の下にある開口部46を介して小径空間部39に連通している。図2のA−A線断面図である図9に示すように、弧状凹部43の下部は、側壁部44の下にある開口部46を介して、小径空間部39の下部タービンブレード部58周囲の空間に連通していることがわかる。このように、外側ハウジング17内に内側ハウジング30が装着された状態で、小径空間部39の下部タービンブレード部58周囲の空間が、排気路26に連通している。
図4,5に示すように、環状厚肉部42において、側壁部44の反時計回り方向側(工具回転方向とは逆の方向)に位置する部分には、内周面と外周面を貫通する複数の溝状の貫通孔からなる緩衝空間47が形成されており、その上部は大径空間部38に開放されている。実施の形態では2つの緩衝空間47が形成されている。また、実施の形態において、各緩衝空間47の中心線L1と下部小径空間部39の内周面48の接線L0が、内周面48の径方向外側で且つ中心線L1の時計回り方向側(工具回転方向下流側)に、所定の鋭角α(例えば30〜60°)をもって交差するように、各緩衝空間47が方向付けられている。このように構成された内側ハウジング30は、図2に示すように、外側ハウジング17の内部に装着される。装着された状態で、給気口連通孔41は、ヘッド部15の複数の給気口25に対向する。また、弧状凹部43と側壁部44が、ヘッド部15の排気口28に対向する。そして、内側ハウジング30と外側ハウジング17との間には複数のシールリング(Oリング)47aが配置され、それらの間をシールしている。なお、緩衝空間47は、図2において、緩衝空間47の位置が、図4,5と異なり、内部ハウジング30において、給気連通口41と対向する箇所に設けられている。これは、便宜的に、図2を利用して緩衝空間47における空気の動きを図示するためである。当然、図4,5に示す位置に緩衝空間47を設ける代わりに、図2に示す位置に緩衝空間47を設けても構わないし、図4,5に示す2つの緩衝空間47以外に、図2に示す緩衝空間47をさらに設けても構わない。
(4)工具回転機構:
図2に示すように、内側ハウジング30に収容されている切削工具回転機構21は、回転軸19に沿って切削工具20を支持する工具支持部50を有する。工具支持部50は、下端部から所定の深さの穴(工具支持孔)51と、工具支持孔51に挿入された切削工具20を保持するチャック機構(図示せず)を備えており、下部を工具支持部収容空間33に挿入した状態で、下部軸受収容空間34と上部軸受収容空間36に配置されている下部軸受部52と上部軸受部53によって、回転軸19を中心に回転自在に支持されている。実施の形態では、上部軸受部53は、環状の軸受ハウジング54に内装されており、この軸受ハウジング54を介して内側ハウジング30に固定されている。そして、このように支持された工具支持部51に対し、下部の開口部32を介して切削工具20が着脱自在に装着できる。
下部軸受部52と上部軸受部53の間には、給気口25から噴射される加圧空気を利用して、工具支持部50、さらに該工具支持部50を介して切削工具20に回転を伝達するためのロータ(翼車)55が設けてある。ロータ55は、図8に詳細に示すように、概略リング状の部材からなり、中央の貫通孔56に工具支持部50が挿入されて固定されている。実施の形態において、ロータ55には、上段に大径のタービンブレード部57を有し、下段に小径のタービンブレード部58を有する、いわゆる二段式ロータが使用されており、上段のタービンブレード部57が大径空間部38(図7参照)に収容され、下段のタービンブレード部58が小径空間部39(図7参照)に収容されている。また、図2に示すように、内側ハウジング30に収容された状態で、上段のタービンブレード部57は給気口連通孔41と給気口25に対向しており、下段のタービンブレード部58は、内側ハウジング30に形成されている緩衝空間47と側壁部44に対向している。側壁部44との関係についてさらに具体的に説明すると、下部タービンブレード部58は、その上端から下端までの領域の円周部が全て側壁部44に対向しており、下部タービンブレード58と排気口28との対向領域Hの全て又はほぼ全てに側壁部44が占めており、下部タービンブレード58と共に回転移動する空気が、その回転移動によって付与される遠心力に基づいて、直接的に排気口28に押し込まれないようにしてある。
内側ハウジング30の上で外側ハウジング17の内側には、軸受ハウジング54を囲むように、環状の外側固定リング60と内側固定リング61が装着されており、これら2つの固定リング60,61によって、工具回転機構21の上部を覆うキャップ62が保持されている。キャップ62はその下に配置されたばね63によって上方に付勢されており、ばね63の付勢力に対抗してキャップ62を押圧することにより上述したチャック機構をアンロックして切削工具20を交換することができ、またキャップ62を離した状態で切削工具20をロックするようにしてある。
(5)ハンドピースの動作
以上のように構成されたハンドピース10を用いて歯牙の切削を行なう場合、目的の作業に適した切削工具20が選択されて、工具支持部50にその下方から装着される。次に、図示しない加圧空気供給源から供給された加圧空気が複数の給気路23から給気口25及び給気口連通孔41を介して噴射され、ロータ55の上段タービンブレード部57に当てられる。その結果、ロータ55は、図3〜図5に示す矢印65方向に向かう回転力が与えられて回転する。
図2に示すように、上段タービンブレード部57に当てられた加圧空気は、ロータ55の回転と共に回転移動しながら、下段タービンブレード部58に供給され、この下段タービンブレード部58を介してロータ55に再び回転力を与える。その後、加圧空気は、弧状の側壁部44の下に形成された開口部46を通じて弧状凹部43に入り、そこから排気口28から排気路26を経由して、ハンドピース10の内部空間27に排出された後、ハンドピース10に形成されている排気孔(図示せず)から大気に放出される。一方、下段タービンブレード部58と共に回転移動する加圧空気の一部は、この空気に作用する遠心力に基づいて、内側ハウジング30に形成されている緩衝空間47に押し込まれる。このとき、各緩衝空間47の中心線L1と下部小径空間部39の内周面48の接線L0が鋭角α(例えば30〜60°)をもって交差するように緩衝空間47が方向付けられているので、下段タービンブレード部58と共に移動する空気が効率良く緩衝空間47に押し込まれて加圧される。その結果、緩衝空間47の内部空間は加圧状態となる。また、緩衝空間47の加圧空気は、下部タービンブレード部58の下を通り、下部軸受部52の隙間(通路)66、さらに内側ハウジング30と工具支持部50の隙間(通路)67を介して、外側ハウジング17の下端開口部(通路)68及び/又は工具支持部収容空間33(図7に図示)から切削工具20の周囲に放出する。
(6)サックバック防止:
加圧空気の供給を停止すると、給気口25からロータ55に新たな加圧空気が供給されることはない。しかし、回転中のロータ55は慣性によって引き続き回転を維持する。その結果、ロータ55と共に回転移動する空気は、遠心力の作用に基づいて緩衝空間47に押し込まれ、この緩衝空間47の内部を加圧状態にする。上述のように緩衝空間47はロータ55と共に回転移動する空気が効率良く押し込まれるように方向付けられているので、惰性回転時にあっても緩衝空間47は十分な加圧状態に保たれる。そして、緩衝空間47の加圧空気は、ロータ55の下に回り込み、隙間66,67を介して、外側ハウジング17の下端開口部68及び/又は工具支持部収容空間33から切削工具20の周囲に放出される。したがって、上述した空気の流れにより、切削工具20に付着している異物及び工具の周囲に存在する異物(例えば、唾液や血液、歯牙等の切削粉)が下端開口部68及び/又は工具支持部収容空間33を通じてハウジング17の中に進入することが防止される。
ところで、側壁部44が無ければ、ロータ55と共に回転移動する空気は、排気路26に押し込まれることになり、下部開口部68及び/又は工具支持部収容空間33から隙間66,67を介して排気路26に向かう空気の流れを形成し、これが切削工具20に付着している異物及び工具の周囲に存在する異物(例えば、唾液や血液、歯牙等の切削粉)をハウジング17の中に引き込むことになる。しかし、本発明に係るハンドピース10では、排気口28とロータ55が対向する領域Hに側壁部44が存在しているので、ロータ55と共に回転移動する空気が側壁部44によって抵抗を受けて排気路26に押し込まれず、ヘッド外部へと放出される。そのため、ロータ55の惰性回転中及び回転が完全に停止した時点でヘッド内の一部又は全体が負圧になるということがない。つまり、ロータ55の回転中は勿論、ロータ55が完全に停止した状態でも、排気路26は無圧又は正圧状態に保たれる。
したがって、通常の滅菌処理(ハンドピースを分解しない状態での滅菌処理)でハンドピース10は清潔な状態に保たれるし、滅菌が困難な供給チューブ13の内部もサックバックにより引き込まれた異物が付着することもなく、常に清潔な状態が保たれる。また、切削粉等の異物がハウジング17に進入して工具支持部50のチャック機構や軸受部52,53に蓄積されることがないので、これらチャック機構や軸受部を長期に亘って安定的に使用することができる。さらに、軸受部への異物の侵入は転動面の精度を低下させ、不快な騒音の原因にもなるが、そのような問題もない。さらにまた、本発明は、可動部分を使わず、固定部(側壁部44,緩衝空間47,大気に放出するための通路66,67,68,34)によってサックバックを防止しているので、長期に亘って信頼性の高いサックバック防止効果を得ることができる。
具体的に、上述した本発明のハンドピース10と、側壁部と緩衝空間の無い従来の複数のハンドピースを用い、加圧空気の供給を停止直後、すなわち、ロータの惰性回転時における排気路の圧力を測定した。その結果、本発明に係るハンドピース10では排気路に負圧が発生しなかったが、従来のハンドピースではいずれも排気路に負圧(約10〜400mmaq)の発生することが確認できた。この実験からも明らかなように、本発明に係るハンドピースによれば効果的にサックバックを防止できる。
(7)他の形態:
上述の実施形態では、ロータ55と排気口28の対向領域Hの全域に側壁部44を介在させたが、側壁部44は全ての対向領域Hに介在している必要はなく、上述のように、ロータ55の惰性回転時にサックバックを防止できる範囲で、ロータ55と排気口28の一部を直接対向させてもよい。
また、上述の実施形態では、ロータ55として二段式ロータを用いたが、一つのタービンブレード部のみを備えた一段式ロータを使用することもできるし、内側ハウジング30と外側ハウジング17とが一体に構成されたヘッド部を使用することもできる。

Claims (7)

  1. 術者により把持されるグリップ部と、
    上記グリップ部の先端部に設けられたヘッド部と、
    上記ヘッド部に形成された内空部に回転自在に収容された翼車と、
    上記ヘッド部に形成されており、上記翼車に向けて空気を供給するための給気口及び上記翼車に供給された空気を排出するための排気口とを備えたハンドピースにおいて、
    上記ヘッド部に形成されており、上記翼車の回転によって遠心力が与えられた空気が送り込まれて加圧状態で蓄積される一つ又は複数の緩衝空間と、
    上記緩衝空間に蓄積された加圧空気を上記翼車と共に回転する工具の周囲から大気に放出するための通路と、
    上記排気口と上記翼車の間にあって上記翼車から上記排気口に流れる空気に抵抗を与える周方向に存在する側壁部を有することを特徴とするハンドピース。
  2. 上記緩衝空間は、上記翼車の回転方向に対向する方向に向けて開口されていることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  3. 上記緩衝空間は、上記翼車の外周端の輪郭円の接線の外側で該接線と約30〜60°の角度を為す方向に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のハンドピース。
  4. 上記側壁部が上記排気口と上記翼車が対向する領域のほぼ全部を占めていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハンドピース。
  5. 上記翼車の回転方向に関して、上記排気口の上流側近傍に上記緩衝空間が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハンドピース。
  6. 上記ヘッド部が、外側ハウジングと、上記外側ハウジングの内側に着脱自在に分離可能に装着されており、上記翼車を収容するための内空部を形成する内側ハウジングとに別体として構成され、上記緩衝空間と上記側壁部が上記内側ハウジングに形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のハンドピース。
  7. 術者により把持されるグリップ部の先端部に設けられたヘッド部に翼車を回転自在に収容し、
    給気口から噴射された空気によって上記翼車とこれに保持された工具を回転し、
    上記翼車と共に回転移動する空気を排気口から排出するハンドピースにおいて、
    上記給気口から上記翼車への空気の噴射を停止した後上記翼車が惰性回転する間、
    上記翼車と上記排気口との間に介在する側壁部によって上記翼車から上記排気口に向かって移動する空気の流れを阻害し、
    上記翼車と共に回転する空気を、上記空気に与えられた遠心力に基づいて、上記翼車の外側に形成された緩衝空間に加圧状態で蓄積し、
    上記蓄積された空気を上記ヘッド部に形成された通路を介して上記工具の周囲から大気に放出することを特徴とするサックバック防止方法。
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