JPH0412746A - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース

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JPH0412746A
JPH0412746A JP2111737A JP11173790A JPH0412746A JP H0412746 A JPH0412746 A JP H0412746A JP 2111737 A JP2111737 A JP 2111737A JP 11173790 A JP11173790 A JP 11173790A JP H0412746 A JPH0412746 A JP H0412746A
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貫司 松谷
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正俊 福田
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    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/05Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with turbine drive
    • A61C1/052Ducts for supplying driving or cooling fluid, e.g. air, water
    • A61C1/055Ducts for supplying driving or cooling fluid, e.g. air, water through the working tool, e.g. hollow burr
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、歯科用バーによって歯またはクラウン等を
切削するに際し、その歯科用バーが取り付けられる歯科
用ハンドピースに関するものである。
[従来の技術] 本出願人は多くの歯科用ハンドピースを開発しており、
その一つが特開平1−99550号公報に開示されてい
る。第6図はこの歯科用ノ\ンドピースの縦断面図であ
る。
この歯科用ハンドピースでは、本体ヘッド部50の内部
に形成された収納部51に保持体52が回転自在に設け
られた構造をなしている。保持体52は回転体53とこ
の回転体53に保持されたコレットチャック54とから
構成されている。回転体53は本体ヘッド部50の収納
部51に固定された軸受け55.56によって回転自在
に支持され、回転体53の外周面に設けた羽根57に空
気供給孔58から噴き出される圧縮空気を吹き付けるこ
とによって、回転体53は回転駆動されるようになって
いる。又、この回転体53の中央部には中心線に沿って
延びる貫通孔59が形成されており、この貫通孔59の
奥部にコレットチャック54が収納されている。コレッ
トチャック54はその先端部に中心線に沿って延びる取
付孔60を有しており、この取付孔60に歯科用バーA
のシャンク部Bが挿入され、歯科用バーAは保持される
。尚、コレットチャック54の先端部は径方向に拡縮可
能なように、軸線方向に沿って延びる複数のスリット6
1によって周方向に複数に分割されている。又、コレッ
トチャック54はその後端部に上記取付孔60に連なる
流入孔62を有している。流入孔62の内面には突条6
3が螺旋状に設けられている。この突条63は保持体5
2の回転方向と同方向へ進むにしたがって上記取付孔6
0から離反する方向に延びている。又、上記本体ヘッド
部50に螺合する本体キャップ部64の内面の中心部に
は、先端が上記流入孔62に挿入された突起65が設け
られている。この突起65の先端面に、本体キャップ部
64及び本体アーム部66の内部に形成された冷却水用
通路67の一端が開口している。
尚、本体キャップ部64に設けられた押しボタン68は
歯科用バーAをコレットチャック54に対して着脱する
際に使用するものであり、押しボタン68を下方へ押し
込むとコレットチャック54が下方に押動され、その結
果、コレットチャック54の先端部が拡開して、コレッ
トチャック54の取付孔60に対して歯科用バーAのン
ヤンク部Bが挿脱可能となるようになっている。
上記歯科用ハンドピースにおいては、保持体53を回転
駆動して歯科用バーAを回転させ刃部Cで患部の切削を
行うが、これと同時に、冷却水が歯科用バーAの先端か
ら噴出され、切削部を冷却するようになっている。即ち
、冷却水は本体キャップ部64の突起65から放出され
、コレットチャック54の流入孔62を介して歯科用バ
ーAの冷却水用孔りに流入し、歯科用バーAの先端面の
開口から切削部に噴出される。
ところで、上記冷却水が流入孔62から溢流して軸受け
に55入り込むと軸受け55が錆付き、ひいては保持体
52の回転が阻害される虞れがある。これを防止するた
めには、冷却水用通路67と流入孔62とを完全なシー
ル状態で接続するのが望ましいが、コレットチャック5
4は30万回転(r、 p、 m)程度の高速で回転す
るため、これを実現させるのは極めて困難である。そこ
で、この歯科用ハンドピースでは、軸受け55にシール
部材69を設けて冷却水の侵入を防止している。しかし
ながら、この場合も軸受け55が高速回転するので、完
全なシール状態にすることはできない。
そこで、この歯科用ハンドピースでは更に別のシール構
造を併設することによってシールの完全を期している。
この別のシール構造はコレットチャック54の流入孔6
2の内面に設けた前記突条63から構成されている。即
ち、フレットチャック54が回転すると螺旋状の突条6
3がポンプ作用をなし、流入孔62に流入した冷却水を
積極的に取付孔60内へ送り込むというものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述シール構造では予想していたシール
性能が得られなかった。
上記流入孔62の内面に設けた突条63がポンプ作用を
なすためには、流入孔62に流入した冷却水とフレット
チャック54の突条63との間に相対回転があるのが前
提であり、又、その相対回転数が大きければ大きい程、
より大きなポンプ作用が得られることは明らかである。
ところが、上述構成の歯科用ハンドピースでは、コレッ
トチャック54が回転するとコレットチャック54が流
入孔62内の冷却水を同方向へ回転せしめるため、上記
相対回転数が著しく減少することとなった。
したがって、上述シール構造では予想していた程のポン
プ作用が得られず、この部位における/−ル性能を低下
させた。その結果、冷却水が流入孔62から溢流して軸
受け55に侵入する虞れが生じた。
この発明は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、シール性に優れた
歯科用ハンドピースを提供しようとするところにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するためになされたもので、
−その要旨は、 本体の内部に、回転駆動される保持体がその回転軸線方
向の先端部を本体の先端開口部側に位置させて回転自在
に設けられ、この保持体に、本体の上記先端開口部から
差し込まれた歯科用バーのシャンク部が挿入される取付
孔が、その中心線を保持体の回転軸線と一致させて形成
されてなる歯科用ハンドピースにおいて、 上記保持体にはその回転軸線方向の後端部に上記取付孔
に連なり入口径よりも内部径か太きいポンプ室が設けら
れ、上記本体にはその中心線を保持体の回転軸線とほぼ
一致させて保持体に接近する方向へ延びるノズル部が設
けられ、このノズル部が上記ポンプ室の入口からポンプ
室内に挿入され、ポンプ室に挿入された上記ノズル部に
はその外周に保持体の回転方向と同方向へ進むにしたが
って上記取付孔に接近するように延びる螺旋状の突条が
設けられ、この突条の少なくとも一部の外径が上記ポン
プ室の入口径よりも大きく、又、本体の内部には、一端
が上記ポンプ室における上記ノズル部で開口し他端が冷
却水供給源に接続される冷却水用通路が形成されている
ことを特徴とすルtm 材用ハンドピースにアル。
[作用] 保持体が回転すると、ポンプ室を画成する保持体内壁と
ポンプ室に流入した冷却水との間に生ずる摩擦によって
、この冷却水が保持体の回転方向と同方向に高速回転せ
しめられる。一方、螺旋状の突条は本体のノズル部に設
けられているので回転不能である。したがって、ポンプ
室内の冷却水と突条とは高速で相対回転する。その結果
、冷却水は大きなポンプ作用を受けて保持体の取付孔へ
積極的に送り込まれる。これによって、冷却水がポンプ
室から溢流するのを抑制ないしは阻止することができる
[実施例] 以下、この発明の実施例を第1図から第5図までの図面
に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る第1実施例の歯科用ハンドピー
スの一部を省略して示す縦断面図である。
図中符号1は装置本体であり、装置本体1は本体アーム
部2と本体ヘッド部3と本体キャップ部4とを備えてい
る。本体アーム部2は術者によって把持される部分で棒
状をなしており、本体アーム部2の先端に本体ヘッド部
3が一体的に設けられている。この本体ヘッド部3には
下面から上面まで貫通する収納孔5が形成されている。
この収納孔5の上端部に上記本体キャップ部4が螺合固
定されている。本体キャップ部4には上端が閉塞し下端
が開口する凹部6が形成されている。
上記本体ヘッド部3の収納孔5の下端部にはポールベア
リングからなる軸受け7が固定され、本体キャップ部4
の凹部6の下端部にはポールベアリングからなる軸受け
8が固定されている。これら二つの軸受け7,8の軸線
は一致している。そして、これら二つの軸受け7,8に
挟まれて収納孔5の下端部に下部空間9が形成され、軸
受け8と本体キャップ部4に囲まれて凹部6の上端部に
上部空間10が形成されている。
又、上記軸受け7.8によって保持体11が回転自在に
支持されている。保持体11は略円筒状をなす回転体1
2を備えている。回転体12の内部には、中心線を保持
体11の回転軸線と一致させて下端面から上方に向かっ
て延びる取付孔13が形成されている。この取付孔13
は下端側の大径孔部14と上端側の小径孔部15とから
構成されている。大径孔部14には、弾性材からなる把
持部材16が挿入固定されている。この把持部材16は
筒状をなし、その内径は小径孔部15の内径よりも若干
小径に形成されている。そして、小径孔部15とほぼ同
径にされた歯科用バーAの/ヤンク部Bが、小径孔部1
5に嵌合することによって位置決めされるとともに、把
持部材16によって把持固定されている。
尚、歯科用バーAは、その先端部に砥粒層からなる刃部
Cが形成されるとともに、その内部に後端面から先端面
まで延びる冷却水用孔りが形成されている。そして、後
述するように、この冷却水用孔りから冷却水が噴出する
ようになっている。
又、回転体12の上端部は上部空間10内に突出してお
り、この上端部には上端面から下方に向かって延び漸次
縮径するテーバ孔17が形成されている。テーバ孔17
はストレート孔18を介して上記小径孔部15に連なっ
ている。
更に、保持体11は、上記回転体12の上端部に固定さ
れた略円筒状のキャップ19を備えている。そして、こ
のキャップ19の内壁とテーバ孔17の内面とに画成さ
れてポンプ室20が形成されている。
又、前記下部空間9内に位置する上記回転体12の中間
部外周面には多数の羽根21が設けられている。この羽
根21に高圧空気を吹き付けて保持体11を回転駆動す
るために、本体アーム部2及び本体ヘッド部3の内部に
は、一端が高圧空気供給源(図示せず)に接続され、他
端が下部空間9を区画する収納孔5の内周面に開口する
高圧空気供給通路22が形成されている。又、この高圧
空気供給通路22から下部空間9に供給された高圧空気
を外部へ排出するために、本体アーム部2及び本体ヘッ
ド部3の内部には排出通路23が形成されている。
又、本体キャップ部4の天井部の中央には、その中心線
を保持体11の回転軸線と一致させて保持体11に接近
する方向へ延びるノズル部24が設けられている。ノズ
ル部24の先端部は保持体11のキャンプ19に設けら
れた孔19aを貫通してポンプ室20内に位置している
。上記孔19aの内径はノズル部24の外径よりも若干
大きくされており、孔19aの内周面とノズル部24の
外周面との間に若干の隙間が形成されるようになってい
る。又、上記孔19aの内径はポンプ室20の内径に比
べると充分に小さくされている。ポンプ室20内に位置
するノズル部24には、その外側にスクリュウ部材25
が取り付けられている。
スクリュウ部材2′5は、内部にノズル部24が挿入固
定される円筒部26と、円筒部26の外周面に設けられ
た螺旋状の突条27から構成されている。突条27は、
第2図に示すように保持体11の回転方向と同方向へ進
むにしたがって回転体12の取付孔13に接近するよう
に形成されており、又、保持体11の回転方向と同方向
へ進むにしたがって円筒部26の外周面からの突出寸法
が小さくなるようにされている。更に、ポンプ室20を
画成するテーバ孔17の内面及びキャップ19の内壁と
、上記突条27との間には僅かな隙間が形成されている
一方、装置本体1には冷却水用通路28が形成されてい
る。冷却水用通路28は、本体アーム部2及び本体ヘッ
ド部3に形成された通路29と、本体キャップ部4に形
成された通路30とからなり、通路29が冷却水供給源
(図示せず)に接続され、通路30がノズル部24を通
りスクリュウ部材25の先端面に開口している。そして
、冷却水供給源から供給された冷却水が通路30の開口
部からストレート孔18に流入し、歯科用バーAの冷却
水用孔りを通ってその先端開口部から噴出するようにな
っている。
又、装置本体1には上部空間10と排出通路23とを結
ぶ連通路31が形成されている。連通路31は、本体ア
ーム部2及び本体ヘッド部3に形成された通路32と、
本体キャップ部4に形成された通路33とからなってい
る。
更に、軸受け8の上部空間10に臨む部分にリング状を
なすシール部材34が設けられている。
このシール部材34の内周部は軸受け8の内輪8aに固
定されている。一方、シール部材34の外周部は、鋼球
8cを越えて外輪8bまで延びており、外輪8bをそれ
から若干離間した状態で覆っている。
尚、図中符号35.36は補助的に用いられる冷却水用
通路と圧縮空気用通路である。
上述構成の歯科用ハンドピースを用いて歯又はクラウン
等を切削する場合には、保持体11の取付孔13に歯科
用バーAを取り付ける。次に、高圧空気供給源から下部
空間9内に高圧空気を供給して保持体11を回転させる
。この後、冷却水供給源から冷却水を供給する。冷却水
は冷却水用通路28を通ってスクリュウ部材25の先端
から放出され、ストレート孔18を介して歯科用バーA
の冷却水用孔りに流入し、歯科用バーAの先端開口部か
ら噴出される。
このように、スクリュウ部材25から放出された冷却水
は、その大部分が歯科用バーAの冷却水用孔りに流入す
ることになるが、残る一部がポンプ室20内に流れ込み
、このポンプ室20内を上昇してキャップ19の孔19
aから上部空間10内に溢流しようとする。しかしなが
ら、この歯科用ハンドピースの場合にはスクリュウ部材
25の突条27がポンプ作用をなし、上記溢流を抑制な
いし阻止する。詳述すると、保持体11か回転すると、
ポンプ室20を画成するテーパ孔17の内面及びキャッ
プ19の内壁と、ポンプ室20内に流入した冷却水との
間に生ずる摩擦によって、ポンプ室20内に侵入した冷
却水が保持体11の回転方向と同方向に高速回転をする
。一方、スクリュウ部材25は本体キャップ部4のノズ
ル部24に固定されているので回転不能である。この固
定系のスクリュウ部材25の突条27は保持体11の回
転方向と同方向に進むにしたがって取付孔13に接近す
るように形成されているので、冷却水がスクリユつ部材
25の周りを回転すると、冷却水は突条27によって取
付孔13に接近する方向へ送り出されることになる。こ
れがポンプ作用である。したがって、ポンプ室20内に
流入した冷却水がキャップ19の孔19aから上部空間
10内に溢流することは殆どあるいは全くない。
又、万一、冷却水がポンプ室20から上部空間10に溢
流した場合にも、この冷却水は連通路31を通って排出
通路23内に吸引され、排出空気とともに外部へ排出さ
れる。
更に、軸受け8の内輪8aに7一ル部材34が固定され
ているので、内輪8aと外輪8bとの間から下部空間9
内へ侵入しようとする冷却水は、シール部材34の遠心
力によって弾き飛ばされ、上述同様に連通路31から排
出される。したがって、冷却水が内輪8aと外輪8bと
の間に入り込むのを防止することができるとともに、内
輪8aと外輪8bとの間を通って下部空間9内に侵入す
るのを防止することができる。
尚、下部空間9内に吹き出された高圧空気の一部は軸受
け7の内輪7aと外輪7bとの間を通って上部空間10
内に吹き出されるので、冷却水が下部空間9内に侵入す
るのをより一層確実に防止することができる。
第3図及び第4図はスクリュウ部材25の他の実施例の
正面図と平面図である。第1実施例のスクリュウ部材2
5では、−本の連続的な突条27か円筒部26の回りを
ほぼ一周していたが、このスクリュウ部材25の場合に
は、円筒部26の回りをほぼ半周する二本の突条27,
27を具備し、これら突条27,27が円筒部26を間
に挟んで対向するように配置されている。このスクリュ
ウ部材25でも第1実施例のものと同様にポンプ作用が
ある。
又、第5図はこの発明に係る歯科用ハンドピースの他の
実施例である。この歯科用ハンドヒースの基本的な構成
は前述のものと同様であり、第1実施例の歯科用ハンド
ピースと同一態様部分には同一符号を付してその説明を
省略し、相違する点についてのみ以下に説明する。
前述第1実施例の歯科用ハンドピースの場合には、本体
ヘッド部3あるいは本体キャップ部4に軸受け7あるい
は8が直接取り付けられた構造になっているので、消耗
品である軸受け7,8を使用者側(歯科医師側)におい
て交換するということは非常に難しく非現実的であり、
製造元に修理を依頼せざるを得なかった。この第5図に
示す歯科用ハンドピースでは、軸受け7,8が消耗した
時に、使用者側においてこれを簡単に修復することがで
きるように工夫されている。
この歯科用ハンドピースの装置本体1は、本体アーム部
2と、本体ヘッド部3と、本体ヘット部3の収納孔5内
に挿脱自在に収納された上部インナーケース40及び下
部インナーケース41と、本体ヘッド部3の上端部に螺
合固定された固定環42とから構成されている。上部イ
ンナーケース40と下部インナーケース41は本体ヘッ
ド部3と固定環42とにより挟み込まれて固定されてい
る。上部インナーケース40は前述第1実施例の本体キ
ャップ部4に対応するものであり、上部インナーケース
40に、冷却水用通路28の一部をなす通路30とノズ
ル部24が設けられるとともに、スクリュウ部材25と
軸受け8が取り付けられている。下部インナーケース4
1は筒状をなし、その下端開口部に軸受け7が固定され
、上端開口部が上部インナーケース40の下端開口部に
嵌合固定されている。軸受け7,8に支持された保持体
11は上部インナーケース40と下部インナーケース4
1の内部空間に収容されている。そして、上部インナー
ケース40と下部インナーケース41と軸受け7,8と
保持体11は分離不能に一体化されていて、カートリッ
ジユニット43にされている。この歯科用ハンドピース
において、消耗した軸受け7,8を交換したい場合には
、上記カートリッジユニット43をそっくり交換する。
その作業は、固定環42を本体ヘッド部3から取り外し
、装着されていたカートリ、シュニット43を本体ヘッ
ド部3から取り出し、新しいカートリッジユニット43
を挿入し、再び固定環42を螺合させるだけであるので
、非常に簡単である。したがって、予備のカートリッジ
ユニ、トを用意しておけば、使用者側においても簡単に
交換することができる。尚、この歯科用ハンドピースに
おいてもスクリュウ部材25が優れたポンプ作用をなす
ことに変わりはない。
この発明は上述実施例に制約されず種々の態様か採用可
能である。
例えば、従来と同様に保持体にコレットチャックを装備
し、コレットチャックで歯科用バーのシャンク部を把持
するようにしてもよく、又、このコレットチャックから
歯科用バーを取り外すために従来と同様の押しボタンか
らなる解除機構を設けてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、螺旋状の突条
を本体のノズル部に設けて固定系としたことによって、
ポンプ室内の冷却水が保持体と同方向へ回転した時に、
上記突条が冷却水に対して極めて効果的なポンプ作用を
なし、冷却水を取付孔に接近する方向へ積極的に送り込
むので、ポンプ室のシール性が極めて向上し、ポンプ室
からの冷却水の溢流を抑制あるいは阻止することができ
る。したがって、軸受は部分への冷却水の侵入を防止す
ることができ、軸受は部分が錆付くのを防止することが
できるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までの図面はこの発明の実施例を示す
ものであり、第1図は歯科用ハンドピースの一部省略縦
断面図、第2図はスクリュウ部材の正面図、第3図、第
4図はスクリュウ部材の他の実施例を示す正面図及び平
面図、第5図は歯科用ハンドピースの他の実施例の一部
省略縦断面図である。 又、第6図は従来の歯科用ハンドピースの一部省略縦断
面図である。 1・・・本体、  11・・・保持体、  13・・・
取付孔、20・・・ポンプ室、 24・・・ノズル部、
27・・・突条、 28・・・冷却水用通路、A・・歯
科用バー  B・・・シャンク部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本体の内部に、回転駆動される保持体がその回転軸線方
    向の先端部を本体の先端開口部側に位置させて回転自在
    に設けられ、この保持体に、本体の上記先端開口部から
    差し込まれた歯科用バーのシャンク部が挿入される取付
    孔が、その中心線を保持体の回転軸線と一致させて形成
    されてなる歯科用ハンドピースにおいて、 上記保持体にはその回転軸線方向の後端部に、上記取付
    孔に連なり入口径よりも内部径が大きいポンプ室が設け
    られ、上記本体にはその中心線を保持体の回転軸線とほ
    ぼ一致させて保持体に接近する方向へ延びるノズル部が
    設けられ、このノズル部が上記ポンプ室の入口からポン
    プ室内に挿入され、ポンプ室に挿入された上記ノズル部
    にはその外周に保持体の回転方向と同方向へ進むにした
    がって上記取付孔に接近するように延びる螺旋状の突条
    が設けられ、この突条の少なくとも一部の外径が上記ポ
    ンプ室の入口径よりも大きく、又、本体の内部には、一
    端が上記ポンプ室における上記ノズル部で開口し他端が
    冷却水供給源に接続される冷却水用通路が形成されてい
    ることを特徴とする歯科用ハンドピース。
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